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(仏上) 分かってますよ 勝ち目のない戦なんでしょ
(梶木) 何かの治療痕ですかね
(星夜) このままじゃ済まさねぇからな
(水島麗) 私は 生まれたときから 取り憑かれてる
(篠田)「手重ね」って 聞いたことないですか
(栞) 今度は お父さんも 帰って来なくなっちゃって
(広川誠司) 奥さんが→
手重ねっていう民間療法に はまってるって
(橋本) 煌臨会って知ってるか?
🔈(律子) 私たちと 手を重ねましょう
(菜々美の母) 〔お父さん やめて!〕
(六道菜々美) 〔意味 分かんないんだけど〕
〔家族に 興味なんかないくせに!〕
\(犬の鳴き声)
♪~
(雨音)
(ゴミ袋を置く音)
(自転車のブレーキ音)
(久子) おはようございます (広川) おはようございます
(久子) エエー アッ
(ゴミ袋をあさる音)
(和美) 今日も ゆっくりしていけるんでしょ?
(麗) これから 人と会わなきゃいけないんだよね
(和美) エエー 人って誰?
(麗) お義兄さん >> なんだ
じゃあ お母さんも行こうかな~
(麗) ハハハッ エッ なんで?
今後のこととか いろいろ 話 したいし
(麗) 今日 大学の打ち合わせなの
だから また今度ね
>> そう… (麗) うん
アッ そうだ お洋服 買っておいたから
麗に すっごく似合いそうなの 見つけちゃったの
ほ~ら かわいい (麗) アッ… ありがとう
(広川) どうしたの? (麗) ん?
(広川) さっきから ぼんやりして
(麗) ああ… ごめん
アアー 何?
(広川) お義母さん 元気そうだった?
(麗) アッ… 変わんないよ
それよりね うちの学生たちが→
統計 取ってくれてるの
現段階で 仏上先生を支持する学生は→
全体の25%だって
でもね まだまだ伸びしろあると思う
(広川) ふ~ん
(麗) 学生たちも みんな頑張ってくれてるし
私も もっとアピールしてくつもり フフッ…
(広川) 頼もしいね
(麗) アッ それで→
話があるって言ってたけど 何?
(広川) アア…
いや 実は 引っ越そうかなって考えてて
緋冴が亡くなって 1か月がたって
ずっと あの家に 一人で暮らしてるのもさ→
広すぎるし
もともと あそこに引っ越したのも→
緋冴の体にいいかなと思って 決めたことだし
どっか安いマンション 借りようかなって
(麗) そう… フフッ
(医師) 遺体の足にあった 古い傷痕は→
液体窒素か何かで→
皮膚を治療した際に出来る 陥没痕だと分かりました
おそらく 魚の目の治療か何かでしょう
(橋本) 魚の目か~ 痛ぇんだよな
俺も若いときに 経験があるよ (梶木) 自分らみたいに→
足を使う仕事をしてた可能性は ありますね
(野村) 行方不明者リスト 調べてみましょうか?
(橋本) そうだな
とりあえず 皮膚科の受診歴があるかどうか→
1人ずつ当たってみます
♪~
(律子) どうぞ
(律子) 広いお部屋でしょ? 今日から ここが 栞さんのお部屋
お母さんの病気がよくなるのを ここで待つの
お母さんの病気 治りますか?
心配いらない 至高の手重ねは→
どんな病気も治しちゃうんだから
お父さんは 手重ねなんて 効果がないって言ってました
(律子) そのお父さんは→
お母さんの病気を 治すことができた?
至高の手重ねは→
特別な人しか受けられないの
お母さんが 昔から 私たちの会で→
たくさん お手伝いしてくれたから そのご褒美
お父さんも ここにいるんですか?
うん… でも→
今は忙しいから 会えないって
フフッ…
疑っちゃダメ
手重ねは 信じる心に効くんだから
お母さんと 一緒に帰りたいんでしょう?
はい
(律子) 必ず 元気になるから
それまで ここで 一緒に頑張りましょう
(女子学生) 父が 交通事故に遭って→
一時は 大学をやめる覚悟をしたんです
そしたら 仏上先生が→
1年間の学費支払い猶予と→
期限が過ぎた臨時奨学金制度に 申し込めるように→
学校に掛け合ってくれたんです
本当に感謝してます
(麗) もしかしたら 今回の選挙の結果が→
日本の教育の在り方自体を 変えられるかもしれないよね
本来 大学は 学生のためにあるものだから
話してくれてありがとう
(拍手)
(麗) じゃあ 次に 何か… (石田) 彼女は→
学生の心をつかむのが 抜群にうまいよ
うちに引き込んで 正解だった
そろそろ 次の一手に移ろうか
(菜々美) はい… はい
お電話ありがとうございました
(受話器を置く音)
(田畑) 六道さん (菜々美) はい
(田畑) ひどいことしますね
ホストたちの仕業ですかね?
(菜々美) たぶん
(田畑) 今のマンションは危険ですね
しばらく うちの寮に来ませんか 手配しておきますよ
気乗りしません?
(菜々美) いえ とてもありがたいんですけど
なんか そこまで お世話になっちゃって→
いいのかなって
(田畑) 全然 かまいません
六道さんには これから→
看護師としてのスキルを 生かせるセクションに→
異動していただくつもりですし (菜々美) えっ?
(田畑) 団体の施設で 働いてもいいという→
許可が下りたんです
(菜々美) 施設? (田畑) 人助けのお仕事です
誰かに助けてもらった分 お返ししていかないとね
(菜々美) はい
♪~
(田畑) こちらです
こんにちは (スタッフ) こんにちは
こんにちは (菜々美) こんにちは…
(田畑) 持ち物のチェックを 受けてください
(スタッフ) 中身を拝見します こちらへどうぞ
♪~
(スタッフ) 携帯電話は 預からせていただきます
(菜々美) なんでですか?
(田畑) ここに 救いを求めに 来ている会員の方々には→
外とのつながりを 断っていただいてるんです
スタッフだけ特別というわけには いかないんです
ごめんなさい
(スタッフ) こちらに お願いします
♪~
(ロッカーの鍵を掛ける音)
♪~
(田畑) この建物には 居住スペースと病室があります
病室を案内しますね (菜々美) はい
♪~
(患者) ゴホッ…
(患者) ゴホッ
(田畑) 六道さんには ここで 働いてもらうことになります
(患者) ゴホッ… ンンッ…
♪~
(菜々美) あの先は なんですか?
(田畑) あれは 特に重篤な患者さんが→
隔離されているエリアなので→
一部のスタッフしか 入ることができません
♪~
(麗) 今朝 こんな怪文書が 学内でまかれました
ハァ…
(園田) 「文学部の仏上健治郎教授は→
学生への奨学金援助と称して 集めた支援金を→
学生から こっそり還元させ 自分の住宅を購入するなど→
私的に流用しています」
(麗) 事実無根にも 程があります
すぐに 学生の力を借りて→
これを ばらまいた人物を 特定しました
やっぱり 法学部→
田島陣営のスタッフです
こんな卑劣なやり方 もう許せません
すでに 対策は講じています
向こうのやり方を 逆手に取って 必ず たたき潰してやります!
(三橋) 女を敵にまわすと 恐ろしいぞ ハハハッ
(麗) あの~ すみません それ セクハラです
この大事な時期 言動には 十分 気をつけてください
(仏上) どうやら 私には→
優秀な選挙参謀が 付いているようだ
(教授たち) ハハハッ
(石田) ほかに 何かありますか?
(広川) すみません
突然で申し訳ないんですが→
私も 総長選挙に立候補します
(教授たち) エッ!? (石田) 急に→
何を言いだすんですか? (麗) 今 ここで→
文学部が分裂して どうするんです?
一致団結して 法学部と戦わないと!
(広川) 総長選挙は 戦争ではないでしょう
相手を たたき潰すとか→
過激な発言を繰り返す 水島先生のことを→
よく思わない人もいるんです
(麗) いきなり造反するような方に 意見されたくありません
(仏上) まあ 落ち着きましょう
(麗) この大学の総長として ふさわしいのは→
ここにいる 仏上先生しかいません
私は 自分の職を賭しても 戦うつもりです
♪~
(三橋) せっかく まとまってきたってのに→
余計なことをするもんですね (園田) まったく
(田島の声) ここに来て 内部分裂か
(教授) 年が若いし→
そもそも 柄じゃないだろ 広川さんは
(田島) いや その若さが 武器になるときもある
しがらみのなさや 学生目線を全面に→
アピールするつもりでしょう
(教授) 一応 対策を講じておきますか?
(田島) そうですね 仏上さんを潰す材料は→
1つ 手に入ったし→
広川さんのリサーチを 開始しましょう
(教授) はい
♪~
(男子生徒) ゴミの分別 始めるか! (女子生徒) イエーイ
(男子生徒) しゃっ! (女子生徒) イエーイ
(男子生徒) なんで 俺 生ゴミなんだよ~
(男子生徒) はい これ燃えな~い (女子生徒) 抵抗しないの
はい 燃える~ (男子生徒) 燃やしちまえ ほんと
(女子生徒) アッ 見っけ! アハハッ!
(みすず) やめて! (女子生徒) はい 燃えな~い
燃えな~い (みすず) アッ!
(女子生徒) これ 燃える! (女子生徒) ハハハッ
(みすず) ンッ! (女子生徒) アハハッ!
燃える~ (みすず) ねえ→
やめてよ (女子生徒) 生ゴミ~!
臭っ! 嫌ぁ キャアー!
ねえ 誰か捨ててよ! (みすず) やめて…
(栞) ねえ… (みすず) やめて…
(栞) ねえ! (男子生徒) 燃やして 燃やして…
(栞) やめようよ
(真菜) そうだね やめよう
みんな 行こう
栞… ありがとね 気づかせてくれて
ううん
(みすず) ウウッ…
ウッ ウウ… ウウッ…
ごめんね
(みすず) ウウッ…
(菜々美) 92から54です
(患者) ありがとうございます
(理央) 六道さん (菜々美) はい
(理央) こちらの方も お願いします (菜々美) はい
(患者) ハァ…
先生を呼んでください… ハァ ハァ…
至高の手重ねを… お願いします
♪~
(患者) ゴホゴホッ… (菜々美) すみません…
♪~
(梓) アッ 来たんだ… (栞) うん
(梓) 学校 ちゃんと行ってるの?
行ってるよ 律子先生が→
学校に 事情 話してくれて ここから通ってる
(梓) ああ そう…
もうすぐ お母さんの順番が来るから
よくなったら 一緒に家に帰ろうね
うん
(梓) お父さんは?
仕事 忙しいみたい
(梓) そう
ンッ… ンンッ ゴホゴホッ!
大丈夫? (梓) ゴホゴホッ…
(栞) お母さん? 大丈夫?
♪~
(理央) 篠田さん 大丈夫ですか? (梓) ゴホッ…
(理央) すぐ楽になりますからね
(梓) ンンーッ ゴホゴホッ…
まだですか? ゴホゴホッ…
至高の手重ねを… 早く…
ハァ… ハァ… (理央) 注射できるよね?
(菜々美) はい
(理央) 篠田さん すぐ楽になりますからね
(梓) ハァ ハァ… ゴホッ…
♪~
(梓) ハァ ハァ… ゴホゴホッ
ハァ… ハァ…
♪~
ハァー ハァ…
\(ノック)
(戸の音)
(菜々美) いい? >> はい
(菜々美) この部屋に 一緒に住むことになった→
六道菜々美です >> 篠田栞です
(菜々美) よろしく >> よろしくお願いします
あの… 聞いてもいいですか?
(菜々美) 何?
至高の手重ねって なんですか? もうすぐ→
うちのお母さんの順番が まわってくるそうなんです
すごく楽しみにしてて…
(菜々美) ごめん 私も ここに来たばかりだから→
よく分からないけど→
至高の手重ねのおかげで 健康になった人→
今まで たくさんいるみたいだよ
>> 本当ですか? (菜々美) うん
じゃあ 大丈夫ですよね
お母さんの病気 きっと よくなりますよね?
(菜々美) うん
よかった
(菜々美) 家族の写真? >> はい
(菜々美) へえ~
お父さんは お家?
律子先生は ここに来てるって 言ってたんですけど→
まだ 会ってません (菜々美) そう…
🔈(田島) 以上が 新校舎のイメージです
高層化することによって→
学生や 職員の移動の負担を減らし→
さまざまな無駄を省けます
🔈(広川) 田島先生は→
人文社会系学科も無駄の一つと お考えですか
🔈(田島) 難しいご質問ですが→
大学は 世の中とともに進むべきです
社会が求める人材を 優先して輩出するのも→
大学の使命です
🔈(広川) 文学や哲学を学ぶ人間は 世の中に必要がないと
🔈(田島) いや そうは言ってません
ただ 少子化が進む 現在の日本においては→
国や社会において 即戦力となる人材の育成に→
予算を集中して 投下していくことが→
必要ではないでしょうか 🔈(広川) 私は いわゆる 即戦力が→
この社会を 支えているとは思いません
長い時間をかけて培われる→
豊かな想像力や独創性こそが→
人類の進歩を 導いていると信じています
🔈(田島) オオー それは…→
先日 退任された西本先生と 同じご主張ですね
そういえば 西本先生は どうされたんでしたでしょうかね
(ざわめき)
🔈(田島) 人文社会系学科が 必要だと力説されるなら→
それを 目に見えるかたちで 証明してみせてくださいよ
失礼ですが→
仏上先生 🔈(仏上) はい
🔈(田島) 先生は 文学を教えられて 何年になられますか?
🔈(仏上) 40年… でしょうか
🔈(田島) あなたの学問的業績は?
国際的に認められた論文は?
🔈 ここで 申し上げられる ようなことは→
何もございません (田島) フッ…
🔈 広川先生
いいですか?
社会に余裕がある時代なら→
夢を見るだけで 一生を過ごす人間が→
いくらいてもよかった
これからの日本に その余裕がありますか
🔈(広川) 先生の考え方は あまりにも偏っています
人間性そのものを否定している
🔈(仏上) 二宮金次郎
実は 私 子供の頃 そう呼ばれてましてね
子供の頃から 本が好きでしてね
学校の登下校や 家の仕事を手伝ってる最中も→
本ばっかり読んでました
そして 将来は 文学を学び→
文学を教えることが 私の夢だったんです
法律でも 文学でも→
人は 学びたいものを学ぶのです
(モニタ) 私は すべての 学びたいという願い→
志を守るために立候補しました
我々先人は 学びたいという若い世代の心に→
常に 寄り添うべきではないでしょうか
(拍手)
🔈(広川) 今のお話には賛同いたします
ただし 精神論だけでは 学校経営は成り立たないんですよ
仏上先生
大学の総長という立場は→
経営者の視点も 持ち合わせなければなりません
私が 総長になった暁には→
OBの人脈を通じて 海外の大学と→
国境を越えた 経営統合も視野に入れた→
関係強化を 図りたいと考えています
(どよめき) 🔈(広川) グローバル化こそが→
学院が生き残る道です
まだ若い私だからこそできる 改革だと思いませんか?
(拍手)
🔈 アアー 広川先生には→
恩師と呼べる人は いらっしゃいますか?
🔈(広川) どういう意味ですか?
🔈(仏上) アア… まあ 広川先生だけでなく→
田島先生も
今日 ここに集まられた ほかの先生方も
今 なぜ→
それぞれの分野のプロフェッサーとして ここにいられるんですか?
あなた方の先人たちが→
教えを導いてくれたからでは ないですか?
私の恩師も そうでした
何もない田舎青年の私に→
教育が 自分に力を与えてくれることを→
教えてくれたんです
その出会いには感謝しています
🔈(仏上) 私は 本校を→
先人たちには 敬意を払い→
若者たちには あらゆる可能性を示す→
そういう大学にしたいと 考えています
我々は 経営者である前に→
教育者であるべきなんだ!
(拍手)
(学生たちの歓声)
(拍手)
🔈 おっしゃっていることは ご立派ですが→
仏上先生
あなた 学費免除で 便宜を図ってあげた学生から→
不正に 金銭を 受け取っていたそうじゃないですか
(どよめき)
🔈 アッ いや ちょっと待って それはですね…
🔈 そう証言している学生が いるんですよ!
(ざわめき)
(麗) ちょっと待ってください
田島先生
今のお話ですが 証言したのは→
(麗) 彼女ですか?
🔈 そうですよ
(麗) 彼女を問いただしました
もう一度 話して
(女子学生) すみません…
全部 うそです
(ざわめき)
(麗) 理由は?
田島先生に 気に入られたら→
単位が取りやすくなると思って
ウウッ… ウゥ… ウッ ウウ…
(麗) 正直に話してくれてありがとう (女子学生) ウウッ…
(麗) どうやら ちゃんと お調べにならなかったようですね
ご自身が この大学の総長にふさわしいと→
思われてるのであれば→
自分に都合がいい情報ばかり 飛びつかず→
真実は何かを しっかりと見極めることが→
必要ではないでしょうか
(女性) そうだ そうだ (女性) 適当に言わないでよ
(男性) 適当に言うな! (男性) そのとおりだ!
(麗) どなたになろうとも この大学の総長には→
人間として尊敬できる人に なっていただきたい
私は そう願います
(拍手)
♪~
(石田) いや~ 一時はビビった
広川 お前 本気で 総長 目指しはじめたのかと思ったよ
(広川) そんなわけないでしょう
〔そろそろ 次の一手に移ろうか〕
〔広川 急で申し訳ないんだけど→
お前も 総長選に立候補してくれ〕
(広川)〔えっ?〕
〔ここで 若いお前が立候補すれば 学内はもちろん→
対外的にもインパクトがある〕
〔文学部が内部分裂したと思って 油断もするだろうし→
何より 法学部のマークが お前に移る〕
(広川)〔いや むちゃ言わないでください〕
〔たまには 正面から スポットライトを浴びてみろ〕
〔自分の中に眠ってる→
名誉欲や支配欲が 開花すっから〕
〔気持ちいいぞ〕
(広川) 仏上先生のスピーチも 石田さん考えたんですか?
(石田) あれは アドリブだよ 俺は 何もしてない
すぐに 水島先生が 乱入する予定だったけど→
なかなかやるよ あの人も
(広川) 俺は なんにせよ もう これで辞退します
無理させて悪かったな
📱(マナーモード)
さっきから 反響の電話が鳴りやまないよ
ハイボール おかわり下さい
\(店員) はい かしこまりました!
(麗) お疲れさまでした
(広川) いや ほんと疲れたよ (麗) フフッ
でも なんか 少し残念そう
ほんとは 総長に なりたくなったんじゃない?
(広川) フフッ (麗) フフフッ
(広川) でも 悪い気分じゃなかったかな
(麗) ハハハッ やっぱり…
♪~
(生徒たちの話し声)
(栞) おはよう
おはよう
(真菜) 担任に 真菜ちゃんは いい子だから→
安心ねって言われたよ~ (栞) おはよう
(女子生徒) おはよう (真菜たち) おはよう
(真菜) なんかね さっきからね…
(女子生徒) おはよう (女子生徒たち) おはよう
(女子生徒) ハハハッ (真菜) どう思う?
(女子生徒) 気になるもんね そういうの 女の子としてさ
(女子生徒) おはよう (男子生徒) おはよう
(女子生徒) おはよう (真菜たち) おはよう
♪~
そういうことか…
♪~
(女子学生) ほんと 信じたくないんだよね
絶対 だって 合成だと思いたいんだけどさ
(男子学生) これ見てみ
(男子学生) エッ! 何? これ (男子学生) いや これ→
絶対 そうだよな? (男子学生) やばくね
📱(マナーモード)
(広川) はい 📱(石田) 緊急事態だ
今すぐ 会議室に来れるか
(広川) どうしたんですか?
見せるべきかどうか迷ったけど→
一応 お前は身内だしな (操作音)
💻(動画再生) ンン… ハァ ハァ ハァ…
(石田) 無料の動画サイトに 上がっていたのを→
学生が見つけたらしい
ものすごい勢いで拡散してる
💻(動画再生) ハァ ハァ… アア…
ンンッ ハァ ハァ… アアッ…
(広川) 誰が こんなこと…
分からん
💻(動画再生) ンンッ… ハァ ハァ ハァ…
アアッ… ンンッ ンン…
(広川) 水島先生は?
今朝 一度 ここに来たけど→
事態を知って すぐに帰ったよ
♪~
(野村) 行方不明者リスト 当たってみましたけど→
皮膚科の受診歴があったのが 12名
誰も 液体窒素の治療は→
受けてません (橋本) うん そうか
📱(マナーモード)
(野村) 誰ですか? (橋本) 元嫁
(野村) 出た方が いいんじゃないですか?
(橋本) いいよ どうせ金の無心だよ 慰謝料 振り込めって
(野村) 振り込んでないんですか?
(橋本) ハァ… ないものは振り込めない
(野村) いいかげん ギャンブル やめた方がいいんじゃないですか
(橋本) アッ! そういや 昔 娘が 蕁麻疹なってな
あんとき 確か 内科で診てもらったんだよな
(野村) ウワッ 話 変えたよ (梶木) フフフッ
魚の目の治療やった病院→
皮膚科とはかぎらんかもしれんぞ
(野村) もう一度 全員の病院歴 見直した方がいいですかね?
そうだな
\(鍵を開ける音)
♪~
(広川) ンッ!
📱(呼び出し音)
📱(マナーモード)
(刑事) 本日 逮捕状を 取りたいと思っておりますので→
よろしくお願いします
📱(実況) 9番メジロシンオーには届かない
今 ゴールイン! 1着 コスモタキオン→
2着 メジロシンオー 馬連は6-9…
📱(マナーモード)
はい
うん… うん…
ええっ?
ハァ… 分かった 行ってみるよ
うん… はい
(操作音)
(梶木) どうしたんですか?
(橋本) 元嫁
娘と連絡が取れないらしい (梶木) 心配っすね
(橋本) ちょっと 様子見てくるわ
すぐ戻る (梶木) はい
(大家) 貼り紙が 貼られていたこともあったんで→
何かのトラブルに 巻き込まれたんじゃないかって→
思ってたんです (橋本) はあ…
(鍵を開ける音)
(大家) どうぞ (橋本) 失礼します
ハァ…
(靴を脱ぐ音)
ンンー…
フゥ…
(引き出しを引く音)
♪~
(菜々美の母) 〔お父さん やめて!〕
(橋本)〔門限を守れないヤツは 出てけ!〕
(菜々美)〔ちょっと遅れただけじゃん!〕
〔意味 分かんないんだけど 突然 帰って来て怒りだして!〕
〔俺の家だ 帰って来んの当たり前だろ!〕
(菜々美)〔家族に 興味なんかないくせに!〕
〔家なんか帰って来ないで→
競馬でもなんでも ずっと行ってればいいじゃん!〕
♪~
(広川) これだ…
(緋冴)〔ねえ 火災警報器→
各家庭に 設置が 義務付けられてるんだって〕
〔工事 申し込んでおいていい?〕
(広川)〔アッ いいよ〕
「平成21年より すべての住宅に 火災警報器の設置が→
義務付けられました」
「設置に関するお問い合わせは 以下までお願いいたします。」
♪~
(梶木) 橋本さん 煌臨会ありましたよ
(橋本) おう
(梶木) 会を調べていた ジャーナリストが→
5年前 遺体で発見されています
もともと 持病があったみたいで→
病死として 片づけられたようですけど
(橋本) なんか こないだの遺体に ちょっと似てるな
(梶木) 一応 代表の土田律子も調べました
何者?
(梶木) いくつかの大手企業で 顧問弁護士をしています
その中の1つに 法林ホームっていう→
不動産会社があります (橋本) 法林ホーム?
(梶木)「いこいタウン」を 管理している会社です
♪~
(ドアの音)
(橋本) おう なんかあったか?
(野村) あったっていうか なかったっていうか
変死体の事件前に自殺した 八多君枝の件なんですが→
病院に入院していた記録が どこにも見つからないんです
ええっ? (野村) 更に→
八多君枝の遺体を 引き取りに来た親戚の連絡先が→
まったくのデタラメでした
本当に あれ 親戚だったんですかね
\(扉の音)
♪~
(菜々美) もしかして 篠田さんですか?
(篠田) ああ…
ハァ ハァ ハァ…
♪~
(女性) 何してるの? ここで (菜々美) ハッ!?
♪~
(広川) 一体 何が目的なんですか?
私は こんなことを引き起こすために→
立候補したんじゃありません
(真菜) 消毒 ゴミは ばい菌だらけだから
(橋本) 大事な家族を奪われる痛み あんたなら分かるだろう!
(菜々美) 私が なんとかするから ここから逃げ出して
(麗) できるだけ早く あの町を出た方がいい
(広川) ウワッ! この町は→
煌臨会の会員を 増やすために作られた…
(橋本) ここにいるのか 菜々美!
これより 至高の手重ねをいたします
♪~
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