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♪~
(長谷川) 五味係長は休憩中でしょうか?
(川相) どうした?
(長谷川) 過去の捜査資料を 整理するよう頼まれまして。
不要なものがないか 相談したいんです。
この署が一番長いのは お2人ですから。
まぁ… 出世できるわけないからな 俺らは。
(長谷川) あっ いや…。
(長谷川) すいません そういうつもりじゃ…。
(川相) たばこじゃないか? あっ… 分かりました。
♪~
(森) あの…。
刑事課の五味さんですよね?
(森) 私 こういう者です。
(五味) 記者さんが何の用?
>> 2017年に起きた 灰川邸事件について→
お聞きしたいことがあるんです。
理由は 話すと長くなるんですけど…。
(五味) 話さないよ。
>> え?
(五味) 話したくない。
あんな終わり方した事件のこと。
♪~
♪~
(鈴木) お~い 起きてください。
蓮水さ~ん。
♪~
(鈴木) それとも→
花音姉さんって呼ぶべきかな?
あんまり無駄なことは しない方がいいですよ。
ここからは 体力勝負になると思いますから。
ねぇ。
(鈴木) 蒼佑兄さん。
(花音) 蒼佑…。
(蒼佑) お前は誰なんだよ 何なんだよ 一体。
(鈴木) それなら 僕じゃなく 彼女に聞いてください。
わざわざ真相を突き止めて 自分から会いに来てくれたんで。
(蒼佑) え…?
(花音) この人は お父さんの…。
灰川十三の実の息子。
それに→
灰川邸の子供たち 13人を殺した真犯人。
♪~
(赤ん坊の泣き声)
(職員) よしよし 泣かないで。
よしよし。
よしよしよし。
「JUNE」?
(職員) 潤君 ここにいた。
あっちで みんなと遊ばない?
(鈴木) ねぇ 先生。
お父さんとお母さんは 僕がいらなかったのかな?
そんなことないよ。
だって 毎年 潤君の誕生日には お花が届くでしょ?
(職員) 今年の誕生日にも きっと届くはずだよ。
(バイクが近づく音)
(バイクが停車した音)
あの!
僕のお父さん… だよね?
えっ! ちょっと待って!
お父さん! お父さん! お父さん!
お父さん! お父さん!
ハァ ハァ… お父さん。
お父さん!
(花音) \お父さん/
これ 健流が引っ張って壊した。
(健流) 俺のせいじゃ ない。
(健流) 元々 ボロかったんだよ。
(灰川) 貸しなさい 直しておこう。
(灰川) これは リッカのマーク。
この屋敷で暮らす 家族の証しだ。
(花音) じゃあ このマークを知らない人は→
家族じゃないの?
自分と 血のつながっている人でも?
(灰川) ああ そうだ 家族じゃ ない。
血のつながりなんて そんなものは無意味だ。
俺の家族は お前たちしかいない。
絶対に何があっても。
(物音)
(鈴木) お父さん!
あのね 僕 ここ…。
(突き飛ばす音)
俺は お前の父親じゃ ない。
二度と俺に近づくな。
(足音)
(蒼佑) お前が みんなを…。
何で そんなこと…。
(鈴木) 分からないですか? 僕の苦しみが。
僕は ずっと飢えてたんです。
父の愛に。
偽者である あなたたちが 父を独占する間→
愛への飢餓感で 気が狂いそうになるほどだった。
(花音) だから…。
餓死させた。
(鈴木) 僕の苦しみを 少しでも 味わってもらいたかったんです。
まぁ 水すら与えなかったんで→
せいぜい5日ほどの苦しみで 済んだと思いますけど。
お前!
じゃあ お2人とも あと5日間→
家族水入らずで ごゆっくり。
(階段を上がる音)
(玄関のチャイム)
(インターホン:冴木) 蓮水さん。
(ドアをたたく音) (インターホン) 蓮水さん。
(ドアをたたく音) 蓮水さん!
📱(操作音)
📱(振動音)
(冴木) はい。
📱(由香) ごめんね 仁君 今 大丈夫?
(冴木) どうかしました?
📱 蒼佑 そっちに行ってない?
(冴木) え?
📱 あしたが引っ越しなのに まだ帰ってこなくて。
📱 連絡もつかないから心配で…。
(山崎) 灰川邸事件の関係者である 瀧本蒼佑と蓮水花音の行方が→
昨夜から分からなくなっている。
(山崎) こいつが 2人を拉致した可能性もある。
(山崎) この男の捜索に 当たっていた人員は→
一時的に2人の捜索に回れ 以上!
\気を付け!/
\敬礼!/
(五味) 川相さん 昨日 報告した通り→
灰川邸に飾ってあった絵を 購入したのは 鈴木でした。
それに 灰川が書いたと思われる 日記には→
「ジュン」という息子がいたと。
(冴木) 灰川邸事件の犯人は 鈴木 潤です。
恐らく 蒼佑と蓮水さんを拉致したのも。
今すぐ身柄を 確保するべきじゃないですか?
>> ジュンなんて名前は珍しくない。
偶然の一致ということもあるだろ。
(冴木) ですが…。
(山崎) 刑事が殺人犯だなんて そんなこと…。
とにかく 確実な裏付けが取れるまで→
鈴木の件は伏せる。
(川相) 管理官。
でしたら 鈴木のことは 我々に任せてくれませんか?
\お~ 元気になった?/
(鈴木) はい おかげさまで ご迷惑おかけしました。
\大変だったな/ (鈴木) ありがとうございます。
\また頑張れよ/ (鈴木) はい。
あっ 五味係長 冴木さん!
(五味) 鈴木~ 久しぶりじゃん 元気だった?
>> ちょっと~ やめてくださいよ。
(五味) ごめん ごめん 中入って。
(冴木) コーヒーでいいか? >> はい ありがとうございます。
(鈴木) ずっと休ませてもらって すいません。
でも あの日のことを思い出すと どうしても体がこわばって…。
(五味) 鈴木は 養護施設の出身でした。
生後 間もなく 門の前に 置き去りにされてたそうです。
>> じゃあ この日記の続きに 書かれている内容は…。
(五味) 恐らく事実かと。
ただ鈴木は そのことを知らず 灰川に恨みを募らせた。
>> いずれにせよ 灰川と鈴木の血のつながりを→
確実に証明する必要があるな。
(モニタ)(鈴木) 僕に話を聞きたいなんて→
灰川邸事件に 何か進展があったんですか?
(モニタ) 僕たちを襲った男が 捕まったとか?
(冴木) 灰川邸に飾ってあった この絵を買ったのは→
お前だよな?
>> え?
(冴木) 店主の証言は取れてる。
>> えっ いや ちょ… ちょっと待ってください。
これって まさか 僕が疑われてるんですか?
(冴木) 質問に答えろ。
>> 確かに…→
この絵を買ったのは僕です。
でも 灰川邸に飾ったのは 僕じゃありません。
(冴木) どういうことだ?
>> この絵は→
盗まれたんです。
灰川邸事件発覚の数日前に。
あっ もしかしたら 空き巣に入ったのが→
僕たちを襲った 男なんじゃないですか?
あの男が 灰川十三の共犯者っていう線で→
本部は調べてるんですよね? (冴木) 落ち着け。
俺たちは 何があったか知りたいだけだ。
じゃあ その 空き巣に 入られた時のことを教えてくれ。
>> 分かりました…。
♪~
な~んてね。
見くびらないでくださいよ。
こう見えて 僕も刑事の端くれなんで→
やり口は分かってます。
皆さんが欲しいのは…。
(モニタ) 僕のDNA… ですよね?
相手の同意なく 強制的 あるいは詐欺的手段を用いて→
DNAを採取するのは違法ですよ。
というわけで コーヒーは結構です。
ちなみに これって任意ですよね?
だったら 僕はこれで失礼します。
(冴木) 2人は どこだ?
>> え?
(冴木) 蓮水さんと蒼佑だよ。
>> えっ 行方不明なんですか?
それは心配ですね!
令状もなければ 緊急逮捕 できるほどの嫌疑もないのに→
被疑者の意思に反して 退去を妨げるのは→
任意捜査の範囲を逸脱した 違法行為ですよ!
では。
(ドアを開ける音)
お疲れさまでした。
(五味) いいんですか? このまま行かせて。
>> 鈴木が事件に関与しているなら これで動きを見せるかもしれん。
そうなれば 張り付かせている 捜査員によって即確保する。
(冴木) でも 蒼佑と蓮水さんは…。 (川相) 焦るな。
灰川邸事件の被害者13人は 全て餓死させられている。
犯人が その殺害方法に 執着しているなら→
まだ2人は生きているはずだ。
今は→
どうやって 鈴木と灰川の血縁を 確かめるかが問題だ。
(五味) 川相さん。
これ 使っちゃダメですかね? (冴木) それ…。
(五味) 念には念をと思ってさ。
〔鈴木~ 久しぶりじゃん 元気だった?〕
>> 〔ちょっと~ やめてくださいよ〕
(五味) 〔ごめん ごめん 中入って〕
(冴木) 〔コーヒーでいいか?〕 >> 〔はい ありがとうございます〕
〔ドアの開閉音〕
(五味) まぁ 違法であることには 違いないんですけど。
>> すぐに鑑定に持ち込め 責任は俺が取る。
(五味) はい! 行くよ。 (冴木) はい。
>> 何で灰川は→
俺たちみたいに息子のことを 育てなかったんだろうな。
一緒に暮らすことも できたはずなのに。
(花音) 血がつながってるからだと思う。
(花音) 実の親子だからこそ→
遠ざける必要があったんだよ。
(花音) でも こんなところで終わるんだね 人生って。
>> え?
(花音) こんなふうに死ぬつもりじゃ なかったのに。
>> 死なないよ 絶対。
死んだら やり直せないだろ。
何があっても生きてなきゃダメだ。
兄貴が昔 教えてくれた。
(杉村) 瀧本蒼佑が この道に入った10分後に→
このワゴンが出てきます。
(杉村) これを見てください。
(捜査員たちのざわめき)
\鈴木だ…/
(ドアが開く音)
(川相) 失礼します。
DNA型鑑定の結果→
鈴木 潤と 灰川十三は 親子だと認定されました。
(捜査員たち) えっ!
鈴木 潤の逮捕状を請求する!
他の捜査員は 鈴木のマンション周辺を包囲し→
別命があるまで待機!
(捜査員たち) はい!
(足音)
(サイレン)
(五味) 鈴木の様子は?
(久野) 家に戻ってから 一度も外に出ていません。
(五味) じゃ 行きますか。 (冴木) はい。
(ドアをたたく音) 鈴木!
(ドアをたたく音) 開けろ!
合鍵は?
(鍵を開ける音)
♪~
(冴木) 五味さん。
>> うぅ… うっ…。
(五味) どういうこと?
>> うっ… うぅ…。
うっ… うっ…。
(冴木) あの男だ。
あの男は?
(井上) え? (冴木) デリバリーの配達員。
♪~
(井上) あぁ… えっと あっちの方に。
(冴木) はぁ…。
♪~
(五味) まさか 正面から 堂々と逃げられるとはね。
>> 申し訳ありませんでした! (五味) はぁ…。
>> 入ってくる時は ちゃんと 素顔を確認したんですが…。
(五味) まずいな これ。
自分の逮捕が近いって 分かってるとしたら あいつ→
拉致した2人に何するか…。
(五味) 冴木!
冴木!
(エンジンの始動音) (五味) 冴木!
(録画開始ボタンを押す音)
餓死させるんじゃなかったのかよ。
安心してください 苦しんで死ぬのは同じですから。
それに お2人の死にざまも→
ご家族のために ちゃんと記録しておきます。
(鈴木) でも 惜しいな~。
僕 きっとクビですよ。
せっかく あなたたち全員を殺すために→
頑張って警察官になったのに。
(鈴木) 〔君は 依央菜ちゃんだよね?〕
〔お巡りさんね 君のお父さんから→
君を捜してきてって 頼まれたんだ〕
(鈴木) 〔あ… 違う違う〕
〔お父さんっていっても 本当のお父さんじゃなくて→
もう1人の灰川十三さんの方〕
(依央菜) 〔ホント?〕
〔ウソだと思うなら→
お巡りさんと一緒に 会いに行ってみる?〕
♪~
〔灰川さんが来るまで→
しばらく この中に隠れておいてくれる?〕
〔昔も 何かあったら ここに みんなで隠れてたんでしょ?〕
(依央菜) 〔分かった〕
〔床がきしむ音〕
〔虫の羽音〕
〔何かを踏む音〕
(鈴木) 〔じゃあね〕
〔依央菜ちゃん〕
(依央菜) 〔開けて! 開けて!〕
〔出して! 出して!〕
〔開けて! 怖いよ!〕
〔出して! 助けて!〕
〔お巡りさん! 出して! 出して!〕
(子供) 〔怖いよ!〕 (子供) 〔誰か開けてよ!〕
(子供) 〔暗いよ!〕 (子供) 〔出して!〕
(子供) 〔お父さん! 助けて!〕 (子供) 〔ここから出して…〕
大変でしたよ。
13人 1人ずつ こつこつと捜し出して→
飢え死にさせるの。
2年もかかっちゃいました。
でも 既に大人になっている 残りの6人は見つけられなかった。
(花音) だから あなたは…。
>> はい 僕 目的のためなら→
努力は 苦にならないタイプなんです。
自分が刑事になってから 事件を明らかにすれば→
残りの6人の情報は 捜査資料として→
簡単に手に入りますから。
(花音) じゃあ あの男は?
>> あの男?
(花音の声) 私たちを襲った男。
あいつは誰?
>> さぁ?
あいつとは何の接点もないし どこの誰かも知りません。
急に現れて 捜査をかく乱してくれたのは→
助かりましたけど。
ちょっと話し過ぎました 作業に戻りますね。
(鈴木) いつもと やり方は違うけど→
時間もないし致し方ないです。
偽者に親を奪われて→
息ができないほど苦しかったのも 事実ですから。
(杉村) すいません!
鈴木が瀧本蒼佑を拉致した際に 使用していた車が→
Nシステムにヒットしました。
周辺の防犯カメラ映像です。
場所は 灰川邸がある 河渕湖周辺の別荘地です。
♪~
(無線) 捜査本部から各捜査員宛て。
(無線) マルヒは 河渕湖周辺の別荘地に→
潜伏しているとの情報あり。
(無線) 至急 捜索に当たられたい。
やっと分かったよ。
はい?
お前が 灰川十三の息子だって知って→
やっと分かった。
何で あの人が…。
父さんが自分から捕まったのか。
父さんは 灰川邸事件の 容疑者として捕まることで→
お前が犯した罪をかぶろうとした。
命を懸けて 息子を守ろうとしたんだ。
守ろうとした?
そうだよ。
自ら命を絶ってまで。
フフ。
フッ。
自ら命を絶ったか…。
それが事実なら 感動的だったんですけどねぇ。
(花音) え?
>> 灰川十三を殺したのも…。
僕です。
(風の音)
(鈴木) 僕は お前たち偽者には できないことをした。
父親殺しができるのは→
本当の子供である僕だけだ。
〔足音〕
〔殺された 子供たちのことを思うと→
眠れない?〕
〔久しぶり〕
〔お父さん〕
〔潤だよ〕
〔あんたの息子の〕
〔鍵を開ける音〕
〔どんな気分?〕
〔大事に育てた子供たちを 殺したのが→
実の息子だって分かった時って〕
〔自分が罪をかぶれば→
犯行は止まると思った?〕
〔まさか〕
〔残りの6人も全員殺すよ〕
〔さっきから何の話をしてる?〕
〔俺に息子はいない〕
〔何だよ それ…〕
〔俺が…〕
〔どんな思いで…〕
〔何度でも言う 俺に息子はいない〕
〔用が済んだなら出ていけ〕
〔うっ…〕
(花音) じゃあ それが→
お父さんの愛だったんだ。
>> は?
(花音) お父さんは そう簡単に→
誰かに殺されたりするような 人じゃ ない。
でも あなたのために わざと殺された。
実の息子の望みをかなえるために。
>> そんなわけない。
(花音) あなたは 認めたくないだけでしょ?
お父さんが本当は→
あなたを愛していたこと。
>> あいつが僕を愛してた?
そんなわけない。
だったら 何で僕を捨てた!?
(花音) 守るため。
(花音) 日記には そう書いてあった。
(赤ん坊の泣き声)
(創) ジュン!
ジュン。
ジュン…。
(創) 深雪…。
深雪!
深雪! 深雪! 深雪…。
(深雪の夫) うちの嫁が 随分 世話になったみたいで。
(創) お前…!
(夫) 返してもらえますか?
こいつも その子も 俺のなんで。
あんたの過去も知ってるんですよ。
(ジュンの泣き声)
(夫) あんたは その子の父親でも 何でもない。
ただの人殺しだろ。
(ジュンの泣き声)
(深雪) 逃げて!
あっ…。
その子を守って!
私は もう…。
逃げて~!?
(夫) 離せ!
(花音の声) あなたを→
自分の息子として 手に入れようとする男から→
守るため。
♪~
(花音の声) そして→
あなたが殺人犯の息子として 育つことから→
守るため。
♪~
(花音の声) だから お父さんは→
再び現れた あなたのことも 拒絶した。
自分と関わることで→
あなたが苦しむことがないように。
それは…。
愛でしょ?
♪~
>> 黙れ…。
黙れ 黙れ 黙れ!?
(撃鉄を起こす音)
(銃声)
(ガラスの破片が落ちる音)
全部 あいつが勝手にした 自分本位な行動だ!
それのどこが愛なんだよ!?
ハァ ハァ ハァ…。
ハァ ハァ…。
もういい。
(蒼佑) おい やめろ! おい やめろ! やめろ!
じゃあ…。
さよなら。
待て! おい 待て!
(花音) うっ… うっ…。
うっ…。
>> 何やってんの。
(花音) うっ!
(花音) うっ… うっ…。
何があっても 生きてなきゃダメなんでしょ?
(花音) うっ…。
♪~
>> さすが冴木さん。
思ったより到着が早くて ビックリですよ。
(花音) うっ…。
蒼佑 今 そっち…。
(花音) 蒼佑…。
蒼佑 しっかりして!
蒼佑!
(花音) 蒼佑。
(冴木) 鈴木 諦めろ。
もうすぐ ここも包囲される。
>> じゃあ あと数分→
このまま じっと… しててくれませんか?
そしたら→
ちゃんと逮捕されてあげます。
(花音) 蒼佑…。
(花音) 行くよ。
せ~の…。
(花音) 蒼佑…。
(冴木) 分かった。
>> おっ 意外と素直ですね。
(弾が落ちた音)
(銃を突き付ける音)
じっとしとくのは お前だ。
(ドアを開けようとする音)
(ドアが開く音)
(冴木) 蒼佑 しっかりしろ!
蒼佑!
(冴木) 蒼佑!
(せき込み)
ハァ… 兄貴…。
(冴木) あぁ よかった…。
(鈴木) ホントに よかったと思います?
(冴木) どういう意味だ?
>> 僕… 知ってるんですよ。
あなたたち兄弟は→
父親と同じように 暴力に取り憑かれてるって。
(鈴木) 暴力を受けて育った子供が→
また 暴力を振るうようになるなら→
そんな負の連鎖→
断ち切った方が いいんじゃないですか?
死ぬことで。
そうすれば→
不幸は そこで終わります。
生きてること自体が間違ってる!
あっ。
僕が→
虐待を受けていた 灰川邸の子供たちを殺したのも→
ある意味→
社会貢献だったのかも しれませんね。
♪~
(手錠の鍵を開ける音)
(鈴木) やっと分かってくれましたね。
僕が正しいって。
ダメだ… 兄貴…。
(殴る音)
(殴る音)
Can't find what you're looking for?
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