All language subtitles for Beach Boys_S01E09_Episode 9.ja.closedcaptions

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Original subtitles

(車のエンジンをかける音)

(和泉(いずみ)真琴(まこと))ちょ… もう 何? 何なの この車

ほら ボロいし 暑いし 遅いし!

もう遅刻だよ 初日から 遅刻!

(桜井(さくらい)広海(ひろみ))お前な それが送ってもらってる態度か

こいつだって頑張ってんだから

(鈴木(すずき)海都(かいと))こいつが一生懸命 走ってるのは分かるけど

ちゃんと前を見る ちゃんと前を

(真琴)ほら 自転車で 行けばよかったじゃん

自転車のほうが速いじゃん もう 使えないな もう!

-(広海)言ったね -(真琴)言ったよ

(広海)言いましたね (エンジンがかかる音)

(広海)あっ かかった

言ったな

-(真琴)もう 早く -(海都)いいよ いいよ

(真琴)よし 行け!

(海都)ランプついてる 何か赤いのが

ハア… よかった 間に合って

あっ おはよう 久しぶり

(広海)ったく

ねえ この辺でいいよ

-(広海)いいよ 遠慮すんなよ -(真琴)えっ

ちゃんと学校の中まで 送ってやるよ

えっ いいよ

-(広海)いや いい… いいって -(真琴)いいって

いいって 止めて!

(真下(ました)裕子(ゆうこ))いいな 真琴 いいな~

(教師)ホント

(真琴)もう いいってば!

-(広海)到着しました お嬢様 -(海都)ハハハ…

バカ

(海都) いってらっしゃい 真琴ちゃん

-(広海)じゃあね -(海都)バイバーイ

いってきます ありがとうございました

(広海)真琴 ちゃんと勉強すんだよ

もう しーっ

帰り 迎えに来てやろうか

いいから もう

皆さん 真琴を どうぞ よろしくお願いします

-(真琴)おはよう -(女子生徒)おはよう

(前田(まえだ)春子(はるこ))おはよう

(和泉 勝(まさる))おう

(春子)真琴 学校行った?

(勝)うん 大騒ぎしてな

何だよ

よかったね

-(春子)真琴 東京 帰さないで -(勝)ん?

もし そうしてたら 寂しかったと思うよ 今日なんか

うん かもな

あっ 正直だね

9月1日か

幼稚園とかも始業式なのかな

(殿村(とのむら)公三(こうぞう))ハルちゃん ハルちゃん いる?

(公三)あっ いた ハルちゃんさ

ハルちゃんの待ってた手紙って これかな?

(春子)えっ?

(公三)よう

ただいまさん あっ 春子ちゃん おはよう

(海都)おはよう

春子ちゃん?

♪~

~♪

(海都)この手紙 春樹(はるき)君からじゃなかったんですか?

(勝)その父親だ

いい手紙だといいんですけどね

(海都)うん

あんなに待ってたんだもんな

(広海)うん

(ため息)

ありがとうな

えっ?

いや 春子のことを 心配してくれてよ

何 言ってんですか 社長

そうですよ 水くさい 水くさい アンド 年寄りくさい

何だって お前

いや 聞き逃さないですね ハハハ…

(春子)うい~っす

何 どうしたの?

(広海)ううん

あのさ 今日 吉永(よしなが)って名前で 予約 入ってる?

(海都)うん 2名

何時に来るって?

(広海)あっ 確か… あっ そろそろだね

-(広海)うん -(海都)うん

-(春子)そう -(広海)うん

(教師)というわけで 秋の最初の行事は

(ため息)

進路についての三者面談

進路についての三者面談

(ため息)

夏休み気分から 一気に受験地獄に落ちるわけね

夏休み気分から 一気に受験地獄に落ちるわけね

(内藤(ないとう)祐介(ゆうすけ)のため息)

(教師)お願いですから

面談の席での親子ゲンカは やめてください

先生 やってられません

分かりましたか?

(生徒たち)は~い

はい それじゃあ お疲れさま

(生徒たちのため息)

というわけで 彼と春樹 今日 来るから

じゃあ その予約が?

(春子)ううん 泊まるのは あたしと春樹

(広海)えっ?

(春子)彼が そうしてくれたんだ

よかったじゃん …って それって よかったんだよね?

(春子)うん

あっ あたし 初めてだよ ここの客室 お泊まりすんの

そうか そうだな

うん

でも 何だか 随分 突然なんだね

-(春子)ん? -(海都)いや だから…

ああ 彼の仕事

彼のお父さんの会社の名前 何つったっけな

その仕事で シンガポール 行くんだって 春樹 連れて

えっ?

もう ずっと行っちゃうんだって だから

そういうこと

あっ それからさ 春樹には新しいお母さん いるから

その人のこと ホントのお母さんだと思ってるから

そこんとこよろしくね

ちょっと待ってよ 春子ちゃん “そこんとこよろしく”って…

よろしく

ねっ

ねえ 言っとくけど あたし 客だからね

分かってる

(クラクション) (真琴)えっ?

(クラクション) (真琴)えっ ちょっと 何…

止まってよ 何 嫌~ ちょっと…

ちょっと~!

(蓑田(みのだ)利夫(としお))ウハハハ お客 どうぞ

(真琴)いらっしゃいませ

ああ~ こんにちは どうぞ

(真琴)ただいま!

(広海)何だよ 脅かすなよ

何だって お客さんです どうぞ

(広海)いらっしゃいませ

(真琴)ん?

久しぶり

(吉永一樹(かずき))うん

こんにちは

(吉永春樹)こんにちは

お利口だね

誰? このおばちゃん

春樹君 おばちゃんは ないんじゃないかな

お姉ちゃんでしょ?

春樹君って?

-(広海)真琴 ちょっといいかな -(真琴)何?

-(勝)さあ どうぞ -(一樹)はい

-(勝)どうぞ -(一樹)あっ すいません

(広海)だからさ 分かった?

(真琴)分かんないよ あんたの説明じゃ

いいよ 海都さんに聞いてくる

真琴

だって なんで?

なんで春子さん 母親なのに

他人のふりなんか しなきゃいけないの?

そんなの おかしいよ

春子さんが かわいそうだよ

(一樹)ごめん こんなことぐらいしかできなくて

(春子)ううん ありがとう

(一樹)いや

やっぱり…

やっぱり 覚えてないんだね

1歳だったもんね 当たり前だよね

(一樹)ごめん

ううん

僕は向こうのホテルに泊まるから

あした 夕方 迎えに来る

うん 分かった

(足音)

(一樹)春樹 パパはお仕事だから あした 迎えに来る

来年 1年生だ 1人で待てるよな?

はい

この…

この人が一緒にいてくれるから

大丈夫だよ

あした パパが ちゃんと迎えに来るから

(春樹)うん

じゃあ よろしく

はい

-(海都)送りますよ -(一樹)えっ

ホテルまで送ります どうぞ

じゃあな

じゃあ 何して遊ぼうか

シンガポールですか

ええ 向こうに 支社を作ることになりまして

そこを任されます だから 当分は

そうですか

実は僕も仕事で ちょっと行ったことあるんですよ

へえ~

でも あのときは とにかく仕事のことしか頭になくて

ホテルとオフィスしか 覚えてないんですよ

(一樹)ふ~ん

もっと いろんなもの見てくれば よかったんですけどね

-(広海)2 -(春子)2

-(春樹)1 2 -(広海)よし 俺の番だ

5!

(広海・春樹)1 2 3 4 5

1回休みだ 真琴 お前の番だよ

あっ ごめん

マコト?

うん? そうだよ

男?

-(広海)プッ フフフ… -(春子)フフッ

(真琴)春樹君 見たら分かるでしょ?

う~ん… 女?

う~んって… なや… 悩まないでよ

-(広海)ハハハ… -(真琴)ちょっと ウケすぎ

いいこと言うね ジュース飲みな たくさん あげるから

何がいいことなのよ そういうこと教えないでよ バカ

-(広海)何だよ バカって -(真琴)だってバカなんだもん

ねえ 春樹君 海 好き?

(春樹)うん

そう

そっか 好きか

おばちゃんはね この辺で生まれて育ったんだよ

ふ~ん

(春子)あれ? 次 あたしの番?

-(広海)あっ そうだ そうだ -(真琴)違う あたし やってない

いや お前 いいんだよ お前 いいんだよ

は~い いいんだよ

そんじゃ いくよ それ

(広海・春子)6!

(春樹)すご~い

(春子)1 2 3 4 5… 追い越した

(一樹)すいません 付き合わせて

(海都)いえ どうせ暇ですから

-(一樹)そうですか -(海都)はい

でも驚いたな 総和(そうわ)物産 辞めてしまわれるなんて

そうですか?

そういえば 総和さん

サウジアラビアの 新交通システム

うまくいってる らしいじゃないですか

えっ

ああ そうですか うまくいってますか

(一樹)ええ あれは うちの負けでした

嫌だったんですか? 仕事が

えっ?

僕は この仕事 好きです

楽しくてしかたない

この仕事 続けたくて⸺

春子を 裏切ったようなものなんですよ

情けないと思われるでしょうけど

僕は 親の言いなりになりました

最低ですよね

(海都)いや そんなことは

ただね 正直 言って

春子を選ぶか この仕事を選ぶか

選択を迫られたとき 悩みました

でも…

必ず後で後悔する気がしたんです 春子を選んだら

それは春子にも悪い気がして

春子ちゃんは…

分かってくれました

そうですか

(一樹)ハア… やっぱり最低ですね

身勝手な理屈です

あの…

はい

もし 春子ちゃんが

自分は春樹君の母親だって

自分が産んだんだって そう名乗ったら…

-(春子)6? -(春樹)やった~!

-(広海)パンパカパーン… -(春子)あ~!

(春樹・春子)やった~!

春子には その権利があります

だから それは春子に任せます

えっ

そう 手紙にも書きました

そうですか

でも…

それを春子ちゃんに決めさせるのは 酷なんじゃないですか

-(真琴)よし 春樹君の番 -(勝)次

(真琴)落としちゃダメだよ そ~っと そ~っと

-(真琴)おかえりなさい -(勝)ご苦労さん

ただいま

あっ 春子ちゃん

どうも ありがとう

いや とんでもない

(春樹)白を…

春樹君 今 ごはん できるからね

おばちゃんの作ったオムライスは おいしいよ

あっ 好き?

うん

よかった

(広海)おっ おお~ 遊んでるね

春樹 花咲かじいさん いんだろ ずるするぞ 気を付けな

-(春樹)はい -(広海)なっ

-(春樹)うん -(広海)うん フッ

(春樹)おなか すいた

おなか すいたか… あっ

今ね ほら おばちゃんが すっごいの作ってるから

もうちょっと待ってろ なっ

-(真琴)よし やろう -(春樹)うん

(海都)よし じゃあ ごはんができるまで

俺も入れてもらおうかな

ん?

(広海)ううん

春樹さ ケチャップの味 大好きだったんだ

1歳のとき 私の作ったオムライス すごくうれしそうに食べてた

今でも変わらず 好きでいてくれたみたい

じゃあ ほら すっごいおいしいのさ 作ってあげようよ

うん

最後の夕食だしね

うん

(春子)よっこいしょ

あっ かわいいね このパジャマ

トーマスだよ ママが買ってくれた

そっか かわいいね トーマスっていうんだ?

(春樹)知らないの?

ごめんね

よし ベッドに入ろう

(春樹)うん

(春樹)ねえ

何?

おばちゃんは だーれ?

(真琴)春子さんさ…

かわいそうだよね

-(広海)なあ -(海都)ん?

何とかなんないのかね

何とかって?

真琴の言うとおり やっぱ 春子ちゃん つらすぎるよ

春子ちゃんの子供だぜ

ずっと来るはずもない手紙 待ってるぐらい思っててさ

それなのに自分が母親だって 言えないなんてさ

そんなの つらすぎるね

名乗りたいだろ 春子ちゃんだってさ

こう抱き締めたりしたいだろ

しかも あした いなくなっちゃうんだよ

もう ずっと会えないんだよ

冗談じゃねえよな ったくよ

(海都) 春子ちゃんが決めることだよ

いや でもさ

あの男 ホントぶん殴ってやりたいね

(海都)やめろよ そういうこと言うの

そういう問題じゃないだろ

分かってるよ うん 分かってんだよ

(海都)だったら そういうこと言うな

残念だけどさ

何もしてやれないんだよ 俺たちは

何にもしてやれないんだよ

そういうことだってさ あるんだよ そうだろ?

分かってるよ 俺だって そんなことは

でも なんで そういう考え方しか できないわけ

何だよ それ

エリート同士 気持ちが分かったりするわけ?

どういう意味だよ

エリートって冷たいんだな

丸め込まれたりしたの?

いいかげんにしろよ 何だよ どういう意味だよ

俺はさ あんたみたいに 何でも口 突っ込めば

解決する問題じゃないってことを 言ってんだよ

そんな簡単じゃないんだよ

だからって何もしないのは…

やめてよ! ケンカなんかしないでよ

座れ!

座れって言ったんだよ

(広海)ごめん

(海都)ごめん 真琴ちゃん

春子ちゃん 自分で決めてるんだよ

名乗らないって

母親だってことを 言う 言わないの判断は

春子ちゃんに任せる

あの人 言ってた

それが正しいのか どうかなんていうのは

俺には言えないけどさ

春子ちゃんは

自分で決めてるんだよ

(階段を下りる足音)

寝た

(勝)うん そうか

(春子)うん

春子さんは

ホントに このままでいいの?

あたしは母親だよ

自分がどうしたいとか どうしてほしいとか

そんなこと関係ない

どうでもいいの

あの子にとって 何が一番いいのか

それしか考えてないの

分かった?

聞こえたよ

あたしのことでケンカすんならさ

あたしを取り合うときに してくんない?

フッ 春子ちゃん…

あした 帰っちゃうんだね

(春子)うん

でもさ あのぐらいの年じゃさ

ここのことなんか すぐ忘れちゃうんだろうね

自分が5歳のときのことなんて そんなに覚えてないもんね

あした 何するんだって?

砂遊び

(海都)砂遊びか…

懐かしいな 子供のとき よくやったね

何が作りたいんだって?

お城 シンデレラ城とか どう?

お前に聞いてない

なんで そういうこと言うの

お船だって

船?

(海都)ふ~ん

よし じゃあさ ほら

大人になっても忘れないぐらい すっごいの

みんなで ほら 作ろうよ

いいね

俺 結構 得意ジャンルかな

-(真琴)あたしも -(春子)真琴は学校

(勝のせきばらい)

ああ~ 社長は足手まとい…

何だって?

(広海たちの笑い声)

できた!

-(海都)ウソ もうできたの? -(広海)うんうん

(海都)じゃあ ちょっと見せて

ジャーン

フフフ 何これ

えっ 何これって 宇宙戦艦ヤマト

ほら ここにさ ほら 波動砲あったりして

あのさ あの子が 知ってるわけないじゃん

でも ほら 船っていえば

それにさ ねっ 好きなのは分かるんだけどさ

どうして あんたは 覚えてないんだろうね

ちゃんと物事っていうものを

何が?

波動砲っていうのは ここじゃなくて

もうちょっと ここの上

こっからさ プープープープー プルルル プシュー 出るんだよ

ああ~ ひょっとしてオタク?

違うんだよ そういうことじゃないんだよ

詰めが甘いっていうんだよ あんたは

えっ?

それに もう1つ 言わしてもらうとですね

設計図というものは こうやって描くの

(広海)ワオ

(海都)あんたのは ただの漫画なんだよ

こんなの見て どうやって作るんだよ

少し考えろよ そういうの

あのさ… 今日は あんたの勝ちってことにしとくよ

まあ いつも いつもじゃ あんたも あれだしね

何だよ “いつも いつも”って 何だよ

いつも いつも負けてるってこと

(海都)何だよ いつもって あっ 悔しいんだ

そういうの 何ていうか知ってる?

(広海)大丈夫 聞いてない 大丈夫

(海都) “負け惜しみ”って言うんだよ

-(広海)何が負け惜しみだ -(海都)何だよ これ 大体

(広海の鼻歌)

(海都)あ~! ダメダメ 入んない 入んない 入んない

(春子)何 これ

(海都)船の下絵

-(広海)ええ~ -(海都)何?

(広海)こんなでっかいの?

そうだよ やっぱ これだけ大きくないとね 春樹

-(春樹)うん -(真琴)いってきます

後でね 春樹君

すぐ帰ってくるからね バイバイ

(春樹)バイバーイ

いってらっしゃい

はい! じゃあ しっかりやる

-(春樹)はい! -(海都)頑張ろう

できんのかな あいつら

(広海)おりゃっ よいしょ

おおっ すっげえ大変 これ

-(海都)えっ? -(広海)すっげえ大変

-(海都)何 何? -(広海)すっげえ…

(海都)あんた それでもホントに 水泳の選手だったの?

(広海)やってみせましょうか やってみせましょうか

(海都)何? しっかりやる 腰 入れて 腰

(広海)はいはいはい

あっ!

はい?

キャプテン!

何だ?

(公三)重いな

-(公三)何やってんの よいしょ -(利夫)よいしょ

(勝)ほらほら もたもたすんな

(春子・春樹)せ~の

(春子)バシャーン

(春樹)石があった

おい 設計図 見ながら ニヤニヤすんなよ 気持ち悪(わり)いな

えっ?

で どうすんの? ほら このあと

どうするって 設計図をちゃんと見ろよ

ちゃんと教えてよ ちゃんと

あんた 頭いいかもしんないけど ほら 教えるの すげえ下手

人のせいにしないでくれる

今日中に完成させなきゃ いけないんだからさ もう

まずいな このままじゃ時間 足りねえな

えっ まいったな

-(広海)よしっ -(海都)えっ?

(公三・利夫)あれ?

おい どこ行くんだよ おい!

(教師)“野分(のわき)立ちて にはかに肌寒き夕暮のほど…”

(真琴)うわっ すご~い

(裕子)本気 うわっ

(海都)みんな 学校は?

(真琴)帰ってきちゃったよ

(祐介)どうしたんすか 海都さん 大の大人が こんな

じゃあ もう いいから ちょっと みんな 手伝って

-(海都)手伝って -(祐介)はい

(裕子)はい うわっ

あっ

(真琴)ちょっと なんで そういうことすんの

-(裕子)やってない -(真琴)やる気?

(勝)何やってんだ

うっ…

ほお~

ちょっと 祐介 時間ないから そこの…

あっちい!

(真琴)何 サボってんの 早く

あっ

(真琴たち)あ~!

(真琴)ちょっと もう!

(せき込み)

-(広海)よっしゃ! -(真琴)イエーイ

春樹~

(一同)せ~の ジャーン!

わあ~

すっご~い

すっご~い

上 見せてあげようか

-(春樹)うん -(広海)よっ

-(広海)見えるか? -(春樹)うん 見える 見える

ほら そこが煙突か

で こっち来て あそこが船長さん 立つとこね

-(春樹)うん -(広海)うんうん

(広海)で こっちに来ると

あの ほら ここで恋人同士が 語り合うっつうの? 分かる?

(春樹)う~ん 分かんない

(広海)分かんねえよな で こっちに来ると…

ほら 家族がさ みんなで楽しむわけよ

-(広海)分かる? -(春樹)分かる 分かる

(広海)そうそう でね 全体的に船を見るだろ

そうすると いろんな人を乗せて 夢を与えてるわけよ 船は

こうやってね 船を見ると 船は すごいだろ

ねっ はい これで おしまいっと

はい

よかったね

うん!

忘れないでね

うん

うん

あっ パパ

あれ 見て

おばちゃんたちと みんなで作ったんだよ

あそこの所 僕も手伝った

そっか よかったな

ねえ 帰りさ フェリーで帰ろう 船 乗りたい

(一樹)うん

おばちゃんか…

(海都)あの… お仕事 頑張ってください

(一樹)ありがとうございます

お世話になりました

バイバイ

うん 元気でね

バイバイ 春樹

バイバイ…

(広海) あんたの言うとおりだったね

(海都)ん?

何もできなかったな 俺たち

おじいちゃん

(勝)ん?

お母さん 今頃 何やってんのかな

(グラスが割れる音)

春子ちゃん

お願い

(海都)おい おい

春樹~!

お母さんは…

お母さんは

あなたのこと ずっと…

ずっと 思ってるから

お母さんは

いつだって

どこにいたって

あなたのこと思ってるから

お母さんは

お母さんは…

(泣き声)

(汽笛)

バイバーイ

バイバーイ

♪~

♪~

♪~

バイバイ 春樹

バイバイ 春樹

バイバイ

いろいろお世話になりました

いえいえ

どういたまして

あのさ 飲み行こっか

いいね

渚(なぎさ)?

やだ そんなの

あっ じゃあさ ほら たまには どっか違う店 行こう

(春子)いいね

-(広海)よし 決まり 行こう -(海都)よし 行こう

(春子)よしっ

(真琴)あ~ 何やってたの? 捜してたんだよ

あっ 真琴 俺たちさ ほら アダルトチームだけで

ちょっと 飲みに行ってくるから

-(真琴)あたしも行く -(広海)ダメ

真琴ちゃん あした 学校だもんね

子供は かわいそうだね

ごめんね 真琴

-(真琴)やだ 絶対 行く -(広海)ダメ

-(真琴)やだ -(広海)ダメ

-(真琴)行く! -(広海)ダメ

ダメ~ 行きますか

-(海都)行きますか -(春子)うん

待ってよ! ちょっと…

~♪

(祐介)おふくろさん 呼ぶの?

真琴です

慶子(けいこ)

(和泉慶子)おかえりなさい

俺にとっての会社も

あんたにとっての 水泳もさ

そうじゃ なかったんだよな

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