All language subtitles for Beach Boys_S01E04_Episode 4.ja.closedcaptions

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Original subtitles

(桜井(さくらい)広海(ひろみ))パッ ハア…

何 そんな朝から 不機嫌な顔してんの?

(鈴木(すずき)海都(かいと))眠れないんだよ ここに来てから

ダメだね よくないね いい?

せっかく海の近くで 暮らしてんだから

もっとさ 自然のリズムに 体 合わせないと

日が昇ったら起きて 日が沈んだら寝る

基本でしょ 基本

(海都のあくび)

ダメだね まだ都会生活 抜けてないね

(海都)あんたのいびきのせい…

そんな! ごめん ごめんごめん…

んなもん いいかげん慣れなきゃ

(海都)大体 なんで 慣れなきゃいけないんだよ

治せばいいだろ

あれ?

ここで働きだしたの どっちが先だっけ?

どっちが先輩だっけ?

さあね

言っとくけど

あんた 後輩だからね 俺 先輩 分かる? ねえ

あっ 俺 今日 信用金庫 行ってくっから

君 まき割り 頼むわ

(海都)なんで俺が まき割り やんなきゃいけないんだよ

だから そういうもんでしょ ほら

それに信用金庫 行くのも 結構 大変なの 分かる?

(海都)そうかね?

そうなの

-(和泉(いずみ)真琴(まこと))あのさ -(広海)何?

(真琴)洗濯するんだけど 何か洗濯物ある?

あるんだったら 今 出してよ 二度手間になるの やだから

お前 生活に疲れた主婦みたいだよ

うるさいな ないの?

(海都)あっ 真琴ちゃん 俺 出しといたから よろしくね

はい

-(真琴)あのさ -(広海)え?

(真琴)それ ずっと 洗ってないんじゃないの?

え? えっと…

1日 2日 3日 4日…

汚いな うちは客商売なんだからね

そんなんで接客しないで はい 脱いで 脱いで

(広海)何だよ お前 かみさんかよ お前

ったく もう しょうがねえな

(真琴)ちょっと ここで脱がないでよ

あっそ チッ!

ったく もう…

何が おかしいんですか?

いや 真琴ちゃん

いいお嫁さん なるんじゃないかなと思ってさ

え? そうですか?

うん

よろしく

-(真琴)バカ -(広海)あ?

バーカ

バーカ!

言ったな あのガキは ホントに

-(広海)はい 付いてますよ -(海都)何?

あっ 歯磨き…

(真琴の歌声)

♪ タタタタ

(鼻歌)

くう~ ホント 汚いな

もう なんで あたしが こんなんしなきゃいけないの?

(前田(まえだ)春子(はるこ))よっ キューピッド

(殿村(とのむら)公三(こうぞう))ああ ハルちゃん

(春子) その顔は… あたしにはないか

じゃっ

(公三)あのさ ハルちゃん 1つ 聞いてもいいかな?

ダメ

ハア…

(クラクション)

あんあ~ん

(大崎俊介(おおさきしゅんすけ))海 海! お兄ちゃん 海が見えるよ

-(大崎祥吾(しょうご))海! 海だ! -(大崎の妻)祥吾!

(大崎の妻) こら 俊介 危ない こら!

(広海)いらっしゃいませ お泊まりですか?

(大崎)ああ

(広海)遠かったですよね

-(蓑田利夫(みのだとしお))よろしく -(広海)はい すいません

-(広海)こちらへ どうぞどうぞ -(海都)いらっしゃいませ

部長

(大崎)よお

部長?

♪~

~♪

(和泉 勝(まさる))どうした?

いや ほら あいつの 上司だった人らしいんですよ

(勝)ふ~ん

連れ戻しに来たんですかね

(勝)え~ お前 まさか 子供じゃあるまいしよ

そうですよね でも 何しに来たんだろう?

あっ あいつ 会社で 宣伝でもしたのかな?

-(勝)いや 俺はな -(広海)はい

分かんない

分かんないなら分かんないって 最初から言えばいいのに

-(勝)何か言ったか? -(広海)いえ

(広海)真琴 何やってんの?

うん? 何でもない

お客さん どうかした?

何でもない

あの… 部長?

-(大崎)いいとこじゃないか -(海都)え?

いいとこだ 2~3泊するにはな

部長 でも 僕は…

見に来たんだよ

部下が商社マン生活が これからだっていうときに

急に辞めると言いだす

まあ 聞けば民宿で働くと言う

まあ 元上司としては 見ておく必要があるというか

見てみたいじゃないか

曲がりなりにも一流商社だ

それをスパッと辞めさせる所が どんな所なのか

見てみたいじゃないか

だから 見に来た

あっ すいません

いいよ

それにな 部下が辞めるというのは

上司の責任を 問われる問題でもあるんだよ

はい すいません

あっ 仕事 いや 仕事しなくていいのか?

ああ はい じゃあ ごゆっくりどうぞ

そんなにはできないよ 分かってるじゃないか

はい

何しに来たんだって?

え? ああ 見に来たって言ってたよ

-(広海)はい -(海都)ああ

何?

-(広海)あのさ… -(海都)ん?

ほら やだったら 接客すんの代わろうか?

別に やじゃないけど あっ それとも まき割りする?

-(広海)信用金庫 行ってこう -(海都)あ~ 行け行け 行け行け

なあ

え?

うまくなった? 俺

どっちだよ

(広海の鼻歌)

(広海)よう

-(春子)おう -(広海)何やってんの?

-(春子)いくつだって? -(広海)何が?

あの男の子

(広海)ああ 確かね えっと… 5歳と11歳っつったかな?

へえ~ かわいいね

あ~ いいね ここ 涼しくてさ

うちなんか ほら あんま大きい声で 言えないんだけど

社長がケチでね クーラー 弱(じゃく)って決まってんの

(行員)お待たせしました 民宿ダイヤモンドヘッド様

(広海)えっ もう終わっちゃった?

ゆっくりでいいのに

あっ すいません これ もう1杯 頂けますか?

-(行員)は? -(広海)いや“は?”じゃなくて

これ もう1杯 頂けますか?

(広海)お出かけですか?

ああ

君 確か うちの会社へ来たよね?

(広海)ええ はい でも ほら すごい建物ですよね あれ

俺なんか あんなとこ行ったの 初めてなんですよ

ハハハ そうか…

君に影響されちまったのかな あいつ

え?

それで将来を棒に振ったわけだ

(広海)ただいまさ~ん…

あっ 社長

はい 信用金庫 行ってきましたよ

はい ご苦労さん はい よこせ お前 大事なんだぞ

-(真琴)ねえ ちょっと -(広海)何?

(真琴)ちょっと

リンチしないでよ

(広海)何 何? 何? 何?

何だよ お前 恋の告白? ラブラブ アッチッチ

-(真琴)これ -(広海)あっ…

あっ ぴっ…

-(真琴)どういうこと? -(広海)え?

おじいちゃんに頼まれたんでしょ?

そうなんでしょ?

いや でも ほら いいじゃんかよ もう ねえ

やっぱ そっか

真琴 でも ほら 社長はな…

いい もういいよ

ハア…

(春子)お待たせ トロピカルジュース

(寺尾(てらお)はづき) ありがとうございます

(春子)ちょっと待ってね すぐ片付けるから

(内藤(ないとう)祐介(ゆうすけ))こんちは~

-(春子)いらっしゃ~い -(祐介)どうも こんちは

(真下(ました)裕子(ゆうこ))あれ? 真琴 まだですか?

(春子)うん

(裕子)あっ あたしも これ ください

(祐介)あっ 俺もください これ

(春子)OK あっ ちょっと祐介 ごめん

(祐介)はいはいはい よし

(裕子)遅~い

(真琴)ごめん あっ

-(真琴)こんにちは -(はづき)こんにちは

あのね この間 彼女 手伝ってくれたんだよ

ほら 真琴が東京 行った日

あっ そうだったんだ ごめんなさい

手伝うなんて そんなんじゃ…

(裕子)そう この前ひどい目に遭ったよ

-(裕子)ねえ 祐介 ねえ -(祐介)そうだよ ホントに

この間…

春子さん 見て これ

-(祐介)何 それ? -(春子)ん?

お母さんちの住所

ああ…

おじいちゃんが あの人に頼んだんだよ

でもさ 広海君は 連れてかなかったんでしょ?

そうだけど…

やり方がやだ

あたしのことだもん あたしが決めるべきでしょ?

そうだよね?

-(裕子)うん -(祐介)まあ…

でしょ?

なのにさ 勝手にこんなことして

許せないよ おじいちゃん

あたしの気持ち 全然 分かってないもん

ひきょうだよ こんなの

真琴

何?

勝さんは あんたのことだけ 考えてるわけじゃないよ

え?

慶子(けいこ)さんは 勝さんの娘なんだよ

分かってるよ そんなの

でもさ こんなのってずるいじゃん

あたしの気持ちはどうなるの?

春子さんだって

あたしの好きなように したほうがいいって

言ってくれたでしょ?

何か 春子さん 今日おかしいよ なんで分かってくんないの?

(祐介)春子さん

何?

母親が…

子供に会いたいのは 当たり前だよ

(祐介・裕子)真琴!

(広海)もうちょっとだから ちょっと待っててね

(裕子)待ってよ 真琴!

花火するんじゃないの?

(真琴) ごめん 今日は やめとく

(勝)さあ 食べましょうか

(広海)そうですね どうぞ 食べてください

(俊介)焼き肉!

(海都)祥吾君 イカ 祥吾君 イカ 焼けてるよ イカ

(広海)おい

ちょっと お前ら

(勝)そうか

ハア…

真琴 呼んできてくれるか?

(広海)はい

(ノック音)

何?

真琴

悪かったな

でもな 春子には謝れ

なんで?

お前 春子がずっと 手紙 待ってんの 知ってるな?

男の人からのでしょ?

男には違いないがな…

5歳のな

え?

5歳って…

あいつの子供だ

(広海)春子ちゃんの?

(海都)どういうことですか?

あいつはな

東京で好きな男の 子供を産んで

向こう側の両親に 引き離されて

ここへ帰ってきたんだよ

(海都)それで それっきりなんですか? その子とは

(勝)ああ

それでもな あいつは…

来る当てなんかのない 子供からの手紙を

ずっと待ってんだよ

そんな…

そんなのって…

(勝)真琴

だって 春子さん…

あたしの好きなようにしろって…

好きなようにしろって 言ってくれたんだよ

悪いのは親だから

あたしが ここに いたいんだったらって

それなのに なんで?

そういうヤツなんだ

そういうヤツなんだよ あいつは

(広海)全然そんなふうには 見えなかったけどね

(海都)ああ

見せなかった

でもさ そういうのってさ

何かさ すごいっていうか 強いっていうか

何か… ねえ

強い

強い

-(海都)なあ -(広海)ん?

“渚(なぎさ)”行ってこいよ

俺が?

いや 俺 こういうとき ほら

クソ真面目なことしか 言えないから

あんたのほうがいいよ

どういう意味?

どういうって…

バカなヤツのほうが いいってこと?

-(海都)そう -(広海)先輩だよ?

だってだってだって ほら ヒモだったことあんだろ?

慣れてるんじゃないかなと 思ってさ

何 言ってんのよ 慣れてるわけないじゃん んなの

お願いしますよ 先輩

そう? そうね

まあ 後輩の頼みだったら しかたないね

いい… いいから 早く行ってこい

-(海都)痛(いて)っ! -(広海)よろしくね 先輩だからね

(海都)部長

すいません 何か ゴタゴタしちゃって

こんなことするために 辞めたのか?

え?

いや 別に くだらない仕事とは言わない

でもな 鈴木 お前 こんなとこにいる男じゃないだろ

部長

今からでも遅くない 考え直せ

今なら俺の力で何とかなる

山崎(やまざき)君はどうするんだ?

彼女は…

分かってくれたか

ええ

かわいそうだと思わないか?

将来のことも考えられず 東京に置いてきて

どうなるんだよ 彼女は

民宿のかみさんにでも するつもりか?

ちょっと待ってくださいよ 部長 そんな言い方…

じゃあ ほかに どんな言い方があるんだよ

お前のことを思って 言ってるんだよ 鈴木

あした 帰る

それまでに返事くれ

これがラストチャンスだ

いい返事 待ってる

-(春子)どうしたの? -(広海)いや…

-(春子)何? -(広海)いや…

いや 何てことないんだけど…

うん 社長から聞いた

あっ そう

で 慰めに来たんだ

(広海)うん まあ…

じゃあ 慰めてよ

え? どんなふうに?

う~ん 優しく抱き締めるとか

いや… いや でも それはさ…

あんな話 聞くと 女としては見れないか もう

んなことない ほら 春子ちゃん いい女だよ

-(春子)そう? -(広海)うん

だったら…

そ… そうね… そうね

冗談

勘弁してよ

真琴…

真琴 気にしてた?

うん

悪いことしちゃったな

あっ あのさ…

母乳なの?

-(春子)はあ? -(広海)いやいや何でもない

俺 つい 余計なこと ベラベラしゃべっちゃうんだよね

こういうときって

-(春子)バーカ -(広海)はい

-(春子)母乳だよ -(広海)ウソ ホントに?

-(春子)どういう意味? -(広海)いやいやいや…

あのね 大きさより 質なんだよね 問題は

あっ なるほど 俺も そうだな

何が?

いや いや また ほら…

つい うっかり余計なこと 言っちゃうんだよね

フウ…

そうなんだ

いや だから忘れてくれ っつってんじゃん

や~だね アハハ…

-(広海)飲もっか -(春子)うん

(携帯電話の着信音)

(山崎 桜(さくら))もしもし

ああ 俺だけど

どうしたの?

うん…

どうもしないんだけどさ

そう?

どう? そっちの生活 慣れた?

うん

あのさ どうして 反対しなかったの? 桜は

どうしたの? 急に 何か あった?

(海都)いや 別にないよ

反対したら やめてた?

いや…

俺…

間違ってんのかな?

間違ってないって言ってほしい?

(海都)いや そういうわけじゃ…

間違ってるよ 誰がどう考えたって間違ってる

うん

(桜)でも… やってみたかったんでしょ?

ああ

あたしね 引っ越したんだよ

(海都)え?

(桜)海 見えるの ここ

海都の見てる海と つながってるんだよね

うん

決めたんだったら頑張って

あたしなら平気だから

ありがと

(桜)また遊びに行ってもいい?

どうぞ どうぞ

お待ちしております

(桜)ありがとう

じゃあ また電話する

(海都)おやすみ

おやすみ

何やってんの?

(海都)うん? 見て分かんない?

朝メシの支度

はあ~ 珍しいね

すっごい うまい朝食を 食べさせてやりたいと思ってさ

-(広海)うん まあ頑張って -(海都)え?

あっ ちょっと待って待って待って 何 言ってんの これ

-(広海)何これ? -(海都)市場で買い出し 頼む

俺が?

ほら 食材 選ぶのとか やっぱ先輩には かなわないし

-(広海)おちょくってない? 俺を -(海都)いや とんでもない

朝から すごいね

よろしく

おはよう! 早いね

おはようございます

(広海)ねえ ねえ ねえ ちょっと付き合わない?

いや 早く

-(女性)おはよう -(店主)いらっしゃい

うわっ!

驚いた?

おばちゃん これ… おばちゃん! これ

4匹も買うんですか?

-(広海)いくら? -(店主)5800円

-(広海)5800円? まけてよ -(店主)まけらんないよ

-(広海)まけろよ -(店主)新鮮だからね

(広海)悪いね ほら 後輩が張り切っちゃってさ

-(はづき)後輩? -(広海)うん もう1人いたでしょ

(はづき)後輩なんですか?

(広海)うん そう 今 逆に見えるって思ったでしょ

(はづき)はい あっ いえ…

(広海)アハハハ…

(広海)危ないよ!

(はづき)私 心臓 弱いんです そうは見えないでしょ

(広海)うん

(はづき)これでも バレーボールの選手だったんですよ

国体まで行ったんです

(広海)国体か すごいじゃ~ん

そう すごかったんです

でも できなくなっちゃった

それ以来 何もする気なくなっちゃって

何もすることなくて

それで 今に至りました

-(広海)お… 俺もさ -(はづき)え?

いや…

でも あれだよね ほら

はづきちゃんってさ ほら スポーツ選手だった割には

文学なんかしてそうじゃん ほら

麦わら帽子なんか かぶっちゃってさ

できなくなってからは

そっか そっか ごめん

うっ くっ マジで重てえ これ

-(広海)痛っ -(海都)危ない危ない危ない

-(広海)ハア~ よいしょ -(海都)重たい

あ~ 終わった

うるせえな ガタガタ ガタガタ もう

-(広海)おはよう 社長 -(海都)おはようございます

何だ これは

えっと… これが領収書です

-(勝)あ? -(広海)よろしくお願いします

あ~ 喉 渇いた

それにしても多くないか? これ

いいの ほら ほかにも食わしたい人いるし

おはよう

おはよう 真琴 あっ! ちょっと 春子ちゃん 呼んでこいよ

え?

ほら たまには朝メシ 一緒に食おうって なあ?

なあ ほら 早く なあ

みんなで朝ごはん 一緒に食べないかって

ホントに?

何かね 今日の朝ごはん すごいの ごちそう

ふ~ん

じゃあ 行こっか

ごめんなさい あたし…

真琴は悪くないよ

こっちこそ ごめん

2人ともさ…

ん?

この海で つながってるんだよね

あたしのお母さんも 春樹(はるき)君も

(春子)そうだね

社長 邪魔ですよ そんなとこ座って…

あっ ごめんなさい

まったくなあ ホントにもう

(勝)1万8…

(広海)奥ね 奥ね

(海都)分かった ちょっ… ちょっとすいません

何だと こんなに…

(海都)あっ おはようございます

おはよう

今日 お立ちですよね

朝食 作ったんです 召し上がってってください

そういうことか

はい

無駄だったか

はい

(広海)うまい

社長 なんで そんな 領収書なんか数えてんの?

ホントに…

-(春子)ねえ どう? おいしい? -(祥吾)はい

(俊介)おいしい

よかったね~ ねえ また おいでね

-(祥吾)はい -(俊介)はい

(春子)じゃあ げんまん しようぜ

(祥吾・春子)おう!

(春子)指切りげんまん! イエーイ!

それにしてもさ すごい豪華だね

(真琴)うん

(勝)これ見ろ そりゃそうだ

(広海)社長 サザエ もらっていい?

こういうときじゃないと 食べれないじゃん?

いつも食わしてもらってないから

-(大崎)あの 少し… -(勝)あっ はい

少し帰る時間まで 釣りさせてもらってもいいですか?

ああ もちろんですよ

とっておきの場所があるんですから お教えしますから

ああ そうですか ありがとう

(広海)ほら あんたも 食べたほうがいいよ 早く

(大崎)おっ 来た来た

(広海)うわっ すげえ す…

(海都)やりますね 部長 お~ すごい すごい すごい

(大崎)これは すごい

大体 俺 海辺の生まれだからな お前らとは年季が違うんだよ

-(俊介)パパ すごい -(大崎)だろ?

(祥吾)お兄ちゃんたち 全然 ダメだね

(広海)何? ビシビシ ビシビシ!

(俊介)ママに見せてくる

(祥吾)うん じゃあ 行こう 俊介

(広海) 何か すごい悔しいんですけど

(海都)ああ

(大崎の妻)あの人⸺

いつかペンションやりたいって 思ってたんです

だから どっかで うらやましいんだと思います

(勝)そうだったんですか

-(俊介)ママ ママ 見て見て! -(大崎の妻)ん?

(俊介)ほら!

パパ すごいんだよ

(大崎の妻)うわ~ ホント そうよ パパはね すごいの ウフフ

-(大崎)鈴木 -(海都)はい

誰でもな

みんな お前みたいに やりたいと思うんだよ

思うんだ でもな…

できないんだよ 現実には

あっ 俺 ちょっと行きますよ

ああ かまわないからさ いてよ

将来のことや家族のこと いろんなことがあってな

できないんだよ

年 取ったら今度こそ って思うけど…

そんときには 大したこと できなくなっちまうんだろうな

俺は人生なんて そんなもんだと思う

思うことにした

ええ

やれよ 好きにやれよ

部長…

それで失敗しろ

うんと後悔しろ

あんなバカなマネ するんじゃなかったって

会社 辞めるなんてバカだったって

ボロボロの人生 送って うんと後悔しろ

俺の人生が間違ってなかったって

お前が間違ってたんだってこと 見してくれよ

そんとき また見に来るよ

-(大崎)もう1人の彼 -(広海)え? はい

(大崎)失礼なこと言って 悪かったな

いえいえ

さっきから言おうかどうか 迷ってたんだけどな

何ですか?

餌 取られてるぞ

え? あっ…

(大崎)ありがとう

楽しかったよ

(広海)シュー

-(祥吾)さよなら -(俊介)バイバーイ

-(春子)バイバーイ 元気でね -(真琴)バイバイ

(大崎) どうも お世話になりました

(勝)ありがとうございました

部長

もう部長じゃないだろ

はい ありがとうございました

また いらしてください あの…

今度 来たときは 釣り 負けませんから

ああ

-(広海)なあ -(海都)ん?

いいおっさんだったね

ああ

まいったね でも ほら

あれだけ言われると ちょっと こたえるね

うん

あんたさ…

(海都)何?

後悔してないの?

(海都)何が?

ほら 将来 棒に振ってさ

それ 心配して あの人も来たんだろ?

するかもね 後悔

-(広海)え? -(海都)あとでさ

♪~

♪~

それも楽しいじゃん

♪~

そんとき あんたを恨むよ

あのとき 車 助けさえしなかったらってさ

全部 あんたのせいにするよ

たまんないね!

たまんないね

(勝)こりゃ たまらん

(ため息)

(真琴)どうしたの? おじいちゃん

(真琴)何? おじいちゃん

いいか あんな朝メシ 作ってたらな

いっぺんに潰れちまうんだよ

お前らの勝手には もう我慢できねえんだ

あ? これから負けたほうがな 帳簿 つけてもらうよ

赤字は自己負担だよ

-(広海)え? -(海都)そ… そんな…

あんたが買ってこいって 言ったんだからな

何 言ってんの?

俺が頼んだの お客さんの分だけだよ

あんなバカみたいに買ってきたの そっちだろうが

だから それは…

春子ちゃんの分は分かったよ

でも なんで自分の分まで 買うんだ?

使えねえ… んなこと言ったってさ

あっ あんた商社マンだったんなら ほら 帳簿とか得意じゃん

会社 辞めてまで そんなことしたくないんだよ

やかましい いくぞ

どうして いつも こうなるかな?

あんたといると いっつも こうだよ

(広海)あ~ また 俺のせいにしやがって

(海都)だって そうなんだから しょうがないじゃん

(広海)何 言ってんのよ ったくよ…

社長さ わざと苦手なこと 押しつけようとしてんだよ

社長っていうのは そういうもんなんだよ

あ~ そうですか

(勝)ほら いつまで ごちゃごちゃ しゃべってんだ

いくぞ いいか?

Ready Go!

~♪

(女子高生たちの歓声)

(勝)行ってこい 行って⸺

ちゃんと ゼロにしてこい

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