All language subtitles for Dou Suru Ieyasu E47-HDTV-1080p-H264-AAC-DramaClub_Track03

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(一同)お~! 埋めろ~! 84 00:10:10,526 --> 00:10:13,963 (明石全登)徳川 卑怯なり! クソ狸が~! 85 00:10:13,963 --> 00:10:16,766 (大野)やめい!➡ 86 00:10:16,766 --> 00:10:19,635 埋めたければ 埋めさせてやれ。 87 00:10:19,635 --> 00:10:22,471 あとから掘り返せばよい。 88 00:10:22,471 --> 00:10:29,645 徳川が卑怯なことをすればするほど 我らの味方が どんどん増える。 89 00:10:29,645 --> 00:10:33,149 諸国の同志が集まってこようぞ! 90 00:10:33,149 --> 00:10:36,652 (高台院)和議が相成った上は➡ 91 00:10:36,652 --> 00:10:43,652 もう あらがう意思はないと 徳川に しかと示すべきだに。 92 00:10:45,361 --> 00:10:49,365 (高台院)牢人たちは 召し放った方がええわ。➡ 93 00:10:49,365 --> 00:10:55,665 あの者たちは 己の食いぶちのために 集まっとるに過ぎん。 94 00:10:57,506 --> 00:11:02,278 (高台院)秀頼を 見事な将に育ててくれたこと➡ 95 00:11:02,278 --> 00:11:06,749 そなたには感謝しとる。 96 00:11:06,749 --> 00:11:15,758 なれど 今の豊臣家が 徳川に代わって 天下を治められると思うか?➡ 97 00:11:15,758 --> 00:11:19,058 また乱世に戻ってまう。 98 00:11:20,630 --> 00:11:26,502 豊臣の正室であらせられるお方の 物言いとは思えませぬ! 99 00:11:26,502 --> 00:11:30,973 そなたは豊臣のためにやっとるのか?➡ 100 00:11:30,973 --> 00:11:37,173 何のためにやっとる? そなたの野心のためではないのか? 101 00:11:38,714 --> 00:11:46,155 その野心を捨てれば 豊臣は生き残れる。 102 00:11:46,155 --> 00:11:50,793 秀頼を➡ 103 00:11:50,793 --> 00:11:54,664 豊臣を守ってくりゃ~せ。 104 00:11:54,664 --> 00:11:57,864 このとおりだわ。 105 00:12:02,271 --> 00:12:05,608 私は…➡ 106 00:12:05,608 --> 00:12:12,608 世のため この国の行く末のために やっております。 107 00:12:17,219 --> 00:12:24,519 (槍を振る音) 108 00:12:27,296 --> 00:12:32,496 (真田信繁)ハア ハア ハア…。 109 00:12:34,170 --> 00:12:39,475 徳川と豊臣の一触即発の状況は続き➡ 110 00:12:39,475 --> 00:12:47,975 その危うい間柄を和らげようと 初が 君のもとを訪ねてまいりました。 111 00:12:50,486 --> 00:12:54,323 丹波の小豆でこしらえた ぼた餅でして。 112 00:12:54,323 --> 00:12:59,023 まあ 大層なものを。 113 00:13:01,430 --> 00:13:03,365 あ…。 114 00:13:03,365 --> 00:13:06,936 お見えになったようで。 115 00:13:06,936 --> 00:13:09,605 (江)あっ 姉上! 116 00:13:09,605 --> 00:13:11,607 お江! 117 00:13:11,607 --> 00:13:15,411 (歓声) 118 00:13:15,411 --> 00:13:17,346 (常高院)何故こちらに? 119 00:13:17,346 --> 00:13:19,749 大御所様がお招きくださったんです。 120 00:13:19,749 --> 00:13:24,049 姉上にお会いしたかろうと。 フフッ。 121 00:13:25,621 --> 00:13:29,425 そのような理由で? 122 00:13:29,425 --> 00:13:36,198 (正信)大坂は鎮まるどころか 一層 危うくなっとるようで。➡ 123 00:13:36,198 --> 00:13:39,468 あ~あ。 124 00:13:39,468 --> 00:13:42,138 相変わらず 兵糧を集めており➡ 125 00:13:42,138 --> 00:13:46,308 10万の牢人は減るどころか 一層増えております。➡ 126 00:13:46,308 --> 00:13:50,479 戦を飯の種にしおって。➡ 127 00:13:50,479 --> 00:13:53,149 不届き千万! 128 00:13:53,149 --> 00:13:57,653 飯を食うために戦をするやつは まだいい。 129 00:13:57,653 --> 00:14:01,590 米を与えてやればよい。 130 00:14:01,590 --> 00:14:05,394 まことにやっかいなのは…➡ 131 00:14:05,394 --> 00:14:12,594 ただ ひたすら 戦うことそのものを求める輩じゃ。 132 00:14:15,738 --> 00:14:22,278 100年にわたる乱世が生み出した…➡ 133 00:14:22,278 --> 00:14:25,778 恐るべき生き物…。 134 00:14:27,616 --> 00:14:31,120 今や わしも➡ 135 00:14:31,120 --> 00:14:34,620 その一人なんじゃろう。 136 00:14:38,994 --> 00:14:45,968 それが滅ばぬ限り 戦はなくならぬ。 137 00:14:45,968 --> 00:14:52,141 ♬~ 138 00:14:52,141 --> 00:14:54,176 御免! 139 00:14:54,176 --> 00:15:12,094 ♬~ 140 00:15:12,094 --> 00:15:14,597 都より知らせが参りまして➡ 141 00:15:14,597 --> 00:15:19,435 牢人どもが 京の町に火を放ち 死人が だいぶ出たそうでござる。 142 00:15:19,435 --> 00:15:26,308 (正信)やはり起きましたな。 あ~あ。 143 00:15:26,308 --> 00:15:32,508 ♬~ 144 00:15:35,451 --> 00:15:41,251 これは 和議を反故にしたと見なすほかない。 145 00:15:45,628 --> 00:15:51,967 我が軍勢をもって➡ 146 00:15:51,967 --> 00:15:55,771 豊臣を攻め滅ぼす。 147 00:15:55,771 --> 00:16:00,609 お待ちくださいませ。 牢人どもが 勝手にやっていることと存じます。 148 00:16:00,609 --> 00:16:05,080 ならば 直ちに牢人どもを召し放ち➡ 149 00:16:05,080 --> 00:16:12,588 大坂を出て 大和伊勢辺りの大名となり➡ 150 00:16:12,588 --> 00:16:19,088 我が配下となることを 受け入れてもらわねばならぬ。 151 00:16:23,232 --> 00:16:27,937 説き聞かせまする。 私が。 152 00:16:27,937 --> 00:16:33,108 大御所様。 私も姉と一緒に行かせてくださいませ。 153 00:16:33,108 --> 00:16:35,044 お江…。 154 00:16:35,044 --> 00:16:39,882 姉上。 2人で 茶々姉様に説いて聞かせましょう。➡ 155 00:16:39,882 --> 00:16:42,682 それしかありませぬ。 156 00:16:46,121 --> 00:16:48,958 大御所様。 157 00:16:48,958 --> 00:16:53,658 そのために 私をお呼びになられたので ございましょう? 158 00:16:55,831 --> 00:17:06,131 大御所様。 千姫様の母君が 同席するとなれば 説得にも好ましいかと。 159 00:17:08,711 --> 00:17:14,917 これが➡ 160 00:17:14,917 --> 00:17:19,088 最後の通達であるぞ。 161 00:17:19,088 --> 00:17:21,991 ありがとう存じます。 162 00:17:21,991 --> 00:17:36,438 ♬~ 163 00:17:36,438 --> 00:17:39,274 [ 回想 ] (高台院)豊臣を守ってくりゃ~せ。 164 00:17:39,274 --> 00:17:45,147 その野心を捨てれば 豊臣は生き残れる。 165 00:17:45,147 --> 00:17:51,620 ♬~ 166 00:17:51,620 --> 00:17:54,523 慶長二十年四月。 167 00:17:54,523 --> 00:18:01,897 神の君率いる徳川幕府軍は 戦に備え 京へ。 168 00:18:01,897 --> 00:18:06,235 我らの求めに応じてもらう。 169 00:18:06,235 --> 00:18:14,943 それが 豊臣が生き残る最後の機会。 170 00:18:14,943 --> 00:18:21,250 寧々様にも お力添え願えれば…。 171 00:18:21,250 --> 00:18:28,450 私にできることは もうありゃしませぬ。 172 00:18:30,726 --> 00:18:37,499 茶々に伝えるべきことは 伝えましたに。➡ 173 00:18:37,499 --> 00:18:44,940 世のためにやっとると あの子は言いましたわ。➡ 174 00:18:44,940 --> 00:18:53,615 なれど 心の中は揺れ動いとるんでは ねえかと思っとります。➡ 175 00:18:53,615 --> 00:19:05,227 頭のええ子だで 再び戦うことが 何を意味するか 全て分かっとるはず。➡ 176 00:19:05,227 --> 00:19:12,901 自分はともかく 秀頼を死なせたいと思っとるはずもない。 177 00:19:12,901 --> 00:19:19,901 本音では この間の戦で 気が済んどるんではねえかと…。 178 00:19:23,078 --> 00:19:26,715 なれど…➡ 179 00:19:26,715 --> 00:19:33,589 あの子の中の何かが それを許せんとおるんだわ。 180 00:19:33,589 --> 00:19:36,725 何か…? 181 00:19:36,725 --> 00:19:41,597 (高台院)思い返してみれば 豊臣に来た時から➡ 182 00:19:41,597 --> 00:19:47,597 何を考えとるんか よう分からん子でごぜ~ましたわ。 183 00:19:49,304 --> 00:19:57,613 (高台院)親の仇の男にめとられ 喜々として その男を喜ばせ➡ 184 00:19:57,613 --> 00:20:03,485 その子を産み 家を乗っ取り…➡ 185 00:20:03,485 --> 00:20:09,324 天下を取り返すことを諦めようとせぬ…。 186 00:20:09,324 --> 00:20:15,324 私のような者にゃあ 思いが及ばん。 187 00:20:18,634 --> 00:20:25,434 分かるとしたら お二人でごぜ~ましょう。 188 00:20:28,143 --> 00:20:34,643 あるいは 大御所様かの。 189 00:20:37,319 --> 00:20:45,119 ともかく 私の役目は終わりましたに。 190 00:20:48,931 --> 00:20:57,231 あの人と2人で 何もねえところから作り上げた豊臣家…。 191 00:20:59,675 --> 00:21:05,380 まことに夢のごとき…➡ 192 00:21:05,380 --> 00:21:09,251 楽しき日々でごぜ~ましたわ。 193 00:21:09,251 --> 00:21:28,637 ♬~ 194 00:21:28,637 --> 00:21:36,837 ずっと お話ししてよいものかどうか 分からずにおりましたが…。 195 00:21:41,984 --> 00:21:44,784 申してくれ。 196 00:21:51,994 --> 00:21:58,333 姉には ずっと心に…➡ 197 00:21:58,333 --> 00:22:03,033 憧れの君がおわしました。 198 00:22:04,606 --> 00:22:09,111 (江)あの年… 本能寺のことがあって➡ 199 00:22:09,111 --> 00:22:16,618 その方も お命を狙われて お逃げになっていると聞いた時も…。 200 00:22:16,618 --> 00:22:24,293 ♬~ 201 00:22:24,293 --> 00:22:28,463 ご無事でありますように…。 ご無事でありますように…。➡ 202 00:22:28,463 --> 00:22:31,500 ご無事でありますように…。 203 00:22:31,500 --> 00:22:37,773 ♬~ 204 00:22:37,773 --> 00:22:42,644 (初)茶々姉様! ご無事だそうでございます! 205 00:22:42,644 --> 00:22:47,944 (江)ご無事でした! 姉上の憧れの君は ご無事でした! 206 00:23:01,930 --> 00:23:08,130 私はただ 母上がお喜びになるだろうと 思うただけじゃ。 207 00:23:10,439 --> 00:23:16,111 いずれ 我らを助けに来てくださるお方だ と信じておいでなのでな。 208 00:23:16,111 --> 00:23:18,046 そうなのですね! 209 00:23:18,046 --> 00:23:21,616 信じる者を決して裏切らず➡ 210 00:23:21,616 --> 00:23:28,957 我が身の危険も顧みずに人を助け 世に尽くす。 211 00:23:28,957 --> 00:23:34,830 そのようなお方であれば それこそ…➡ 212 00:23:34,830 --> 00:23:39,468 まことの天下人にふさわしきお方だと 思わぬか? 213 00:23:39,468 --> 00:23:45,974 ♬~ 214 00:23:45,974 --> 00:23:52,314 それは… 姉の中で勝手に膨れ上がっていた➡ 215 00:23:52,314 --> 00:23:57,652 幻のようなものだったのでしょう。➡ 216 00:23:57,652 --> 00:24:00,489 それが裏切られ…。 217 00:24:00,489 --> 00:24:04,926 やはり お見えになりませんでしたな。➡ 218 00:24:04,926 --> 00:24:09,126 徳川殿は 嘘つきということでございます。 219 00:24:10,732 --> 00:24:15,437 茶々は あの方を恨みます。 220 00:24:15,437 --> 00:24:24,946 (常高院)母が死んだ時 憧れは深い憎しみとなりました。 221 00:24:24,946 --> 00:24:35,290 ♬~ 222 00:24:35,290 --> 00:24:40,162 (常高院)秀頼様を見ていると つくづく思います。 223 00:24:40,162 --> 00:24:47,162 ああ… これは 姉の憧れの君だと。 224 00:24:49,304 --> 00:24:56,104 (常高院)姉は 己の手で作り上げたのだと。 225 00:24:58,313 --> 00:25:02,083 (常高院)姉は信じているのです。➡ 226 00:25:02,083 --> 00:25:11,083 偽者の天下人を 秀頼様が倒すことこそが 世のためだと。 227 00:25:13,795 --> 00:25:19,501 姉を止められるお人があるとすれば➡ 228 00:25:19,501 --> 00:25:23,271 私たちではないと存じます。 229 00:25:23,271 --> 00:26:28,436 ♬~ 230 00:26:28,436 --> 00:26:31,106 牢人ども召し放ちの上➡ 231 00:26:31,106 --> 00:26:37,612 豊臣家は 大和伊勢の一大名となり➡ 232 00:26:37,612 --> 00:26:41,612 江戸に参勤せよとのことにございます。 233 00:26:43,285 --> 00:26:51,785 徳川殿の申し出は承知した。 熟慮の上 追って返答いたす。 234 00:26:53,762 --> 00:26:57,632 姉上。 これが最後の…。 235 00:26:57,632 --> 00:26:59,968 分かっておる。 236 00:26:59,968 --> 00:27:04,706 2人とも大儀であった。 237 00:27:04,706 --> 00:27:08,406 お江殿はお帰りになるがよい。 238 00:27:10,512 --> 00:27:13,081 姉上。 239 00:27:13,081 --> 00:27:20,581 実は 大御所から ご自筆の文を預かってございます。 240 00:27:27,596 --> 00:27:30,596 お納めくださいませ。 241 00:28:10,572 --> 00:28:15,872 お千に申したきことあれば 許す。 242 00:28:18,913 --> 00:28:49,277 ♬~ 243 00:28:49,277 --> 00:28:55,083 達者なようで 母は安心しました。 244 00:28:55,083 --> 00:29:06,394 ♬~ 245 00:29:06,394 --> 00:29:11,232 このくしは 母からじゃ。 246 00:29:11,232 --> 00:29:16,571 それからな 大御所様から 格別なる贈り物で➡ 247 00:29:16,571 --> 00:29:20,075 ぺんすうなる筆だそうじゃ。 248 00:29:20,075 --> 00:29:30,585 ♬~ 249 00:29:30,585 --> 00:29:33,488 お千や。 250 00:29:33,488 --> 00:29:39,928 徳川家の姫として 両家の仲を取り持って➡ 251 00:29:39,928 --> 00:29:44,228 秀頼様と よう お話…。 母上。 252 00:29:46,267 --> 00:29:52,941 千は➡ 253 00:29:52,941 --> 00:29:56,941 豊臣の妻にございます。 254 00:30:09,958 --> 00:30:13,758 大御所様にお返しくださいませ。 255 00:30:22,470 --> 00:30:25,170 お達者で。 256 00:30:29,978 --> 00:31:00,608 ♬~ 257 00:31:00,608 --> 00:31:12,754 (江の泣き声) 258 00:31:12,754 --> 00:31:15,456 (秀忠)お江。 259 00:31:15,456 --> 00:31:20,956 (江の泣き声) 260 00:31:22,630 --> 00:31:26,501 「茶々殿。➡ 261 00:31:26,501 --> 00:31:30,972 赤子のあなたを抱いた時のぬくもりを➡ 262 00:31:30,972 --> 00:31:35,972 今も鮮やかに覚えております」。 263 00:31:37,846 --> 00:31:39,981 (赤ちゃんの泣き声) 264 00:31:39,981 --> 00:31:44,786 (お市の方)我が娘 茶々と申します。 茶々姫。 265 00:31:44,786 --> 00:31:49,286 お市様に よう似ておいでじゃ。 266 00:31:51,326 --> 00:31:58,499 「そのあなたを 乱世へ引きずり込んだのは➡ 267 00:31:58,499 --> 00:32:01,799 私なのでしょう」。 268 00:32:03,471 --> 00:32:11,079 「今更 私を信じてくれとは申しませぬ。➡ 269 00:32:11,079 --> 00:32:20,822 ただ 乱世を生きるは 我らの代で十分。➡ 270 00:32:20,822 --> 00:32:28,630 子供らに それを受け継がせてはなりませぬ。➡ 271 00:32:28,630 --> 00:32:35,830 私とあなたで 全てを終わらせましょう」。 272 00:32:39,474 --> 00:32:45,974 「私の命は もう尽きまする」。 273 00:32:48,182 --> 00:32:57,482 「乱世の生き残りを根こそぎ引き連れて 滅ぶ覚悟にございます」。 274 00:32:59,327 --> 00:33:08,937 「されど 秀頼殿は これからの世に残すべきお人。➡ 275 00:33:08,937 --> 00:33:12,740 いかなる形であろうとも➡ 276 00:33:12,740 --> 00:33:20,040 生き延びさせることこそが 母の役目であるはず」。 277 00:33:22,750 --> 00:33:29,290 「かつて あなたの母君が そうなさったように」。 278 00:33:29,290 --> 00:34:20,490 ♬~ 279 00:34:51,472 --> 00:34:54,472 秀頼。 280 00:34:56,644 --> 00:35:02,444 母はもう… 戦えとは言わぬ。 281 00:35:04,385 --> 00:35:08,585 徳川に下るも またよし。 282 00:35:11,159 --> 00:35:14,359 そなたが決めよ。 283 00:35:18,599 --> 00:35:23,099 そなたの本当の心で決めるがよい。 284 00:35:26,274 --> 00:35:35,574 我ら 殿がお決めになったことに 従いまする。 285 00:35:43,458 --> 00:35:51,258 千も 殿の本当のお心に従いまする。 286 00:35:57,305 --> 00:36:00,341 お千。 287 00:36:00,341 --> 00:36:07,541 前に そなたは 私の本当の心が知りたいと申したな? 288 00:36:10,251 --> 00:36:15,423 私は あれから ずっと考えていた。 289 00:36:15,423 --> 00:36:19,727 ずっと母の言うとおりに生きてきた この私に➡ 290 00:36:19,727 --> 00:36:23,727 本当の心はあるのだろうかと。 291 00:36:35,743 --> 00:36:39,947 我が心に問い続け➡ 292 00:36:39,947 --> 00:36:43,647 今 ようやく分かった気がする。 293 00:36:51,626 --> 00:36:59,300 ♬~ 294 00:36:59,300 --> 00:37:02,270 (毛利吉政)秀頼様だ! 295 00:37:02,270 --> 00:37:05,573 皆の者! 控えよ! 296 00:37:05,573 --> 00:37:18,085 ♬~ 297 00:37:18,085 --> 00:37:21,085 皆よう聞いてくれ。 298 00:37:23,724 --> 00:37:27,428 余のまことの心を申す。 299 00:37:27,428 --> 00:37:34,735 ♬~ 300 00:37:34,735 --> 00:37:37,605 信じる者を決して裏切らず…。 301 00:37:37,605 --> 00:37:40,608 信じる者を決して裏切らず。 302 00:37:40,608 --> 00:37:45,947 我が身を顧みずに人を助け 世に尽くす…。 303 00:37:45,947 --> 00:37:52,453 我が身の危険も顧みずに人を助け 世に尽くす。 304 00:37:52,453 --> 00:37:56,253 それが まことの秀頼である。 305 00:37:57,959 --> 00:38:09,659 今 余は生まれて初めて この胸の内で 熱い炎が燃えたぎるのを感じておる! 306 00:38:12,573 --> 00:38:19,273 余は 戦場で この命を燃やし尽くしたい! 307 00:38:21,082 --> 00:38:23,582 秀頼…! 308 00:38:25,920 --> 00:38:32,693 皆の者! 天下人は断じて家康ではなく➡ 309 00:38:32,693 --> 00:38:41,736 この秀頼であることこそが 世のため この国の行く末のためである。 310 00:38:41,736 --> 00:38:48,442 余は 信長と秀吉の血を引く者。 311 00:38:48,442 --> 00:38:56,442 正々堂々 皆々と共に戦い 徳川を倒してみせる! 312 00:39:00,154 --> 00:39:06,694 余は 決して皆を見捨てぬ! 313 00:39:06,694 --> 00:39:10,398 共に乱世の夢を見ようぞ! 314 00:39:10,398 --> 00:39:12,700 (喚声) 315 00:39:12,700 --> 00:39:18,072 乱世の夢じゃ~! 皆の者 奮え~! 316 00:39:18,072 --> 00:39:22,710 秀頼様のために 戦おうぞ! 317 00:39:22,710 --> 00:39:26,914 (喚声) 318 00:39:26,914 --> 00:39:29,914 異論ござらんな。 319 00:39:31,786 --> 00:39:37,286 よくぞ 申した。 320 00:39:43,264 --> 00:39:49,564 徳川を… 倒しましょう! 321 00:39:55,843 --> 00:40:02,116 ♬~ 322 00:40:02,116 --> 00:40:06,620 エイエイ…! (一同)オ~! 323 00:40:06,620 --> 00:40:09,957 エイエイ…! (一同)オ~! 324 00:40:09,957 --> 00:40:12,993 (秀頼)エイエイ…! (一同)オ~! 325 00:40:12,993 --> 00:40:17,131 (秀頼)エイエイ…! (一同)オ~! 326 00:40:17,131 --> 00:40:38,431 ♬~ 327 00:40:43,791 --> 00:40:50,331 ♬~ 328 00:40:50,331 --> 00:40:53,000 エイエイ…! (一同)オ~! 329 00:40:53,000 --> 00:40:55,669 エイエイ…! (一同)オ~! 330 00:40:55,669 --> 00:40:58,005 エイエイ…! (一同)オ~! 331 00:40:58,005 --> 00:41:00,040 (秀頼)エイエイ…! (一同)オ~! 332 00:41:00,040 --> 00:41:02,743 (秀頼)エイエイ…! (一同)オ~! 333 00:41:02,743 --> 00:41:10,951 ♬~ 334 00:41:10,951 --> 00:41:17,458 共に行こうぞ 家康! 335 00:41:17,458 --> 00:41:20,361 申し上げます。 336 00:41:20,361 --> 00:41:27,861 大和郡山城 大野修理ら豊臣勢によって 落とされましてございます。 337 00:41:29,637 --> 00:41:33,140 これが秀頼の返答か。 338 00:41:33,140 --> 00:41:38,312 どうやら 豊臣秀頼こそ➡ 339 00:41:38,312 --> 00:41:45,512 乱世が生み出した最後の化け物… なのかもしれませんな。 340 00:41:49,657 --> 00:41:52,159 父上。 341 00:41:52,159 --> 00:42:10,444 ♬~ 342 00:42:10,444 --> 00:42:14,281 乱世の亡霊よ…。 343 00:42:14,281 --> 00:42:21,622 ♬~ 344 00:42:21,622 --> 00:42:24,622 さらば…。 345 00:42:30,631 --> 00:42:33,634 殿のおかげでございます。 346 00:42:33,634 --> 00:42:35,769 ありがとうございました。 347 00:42:35,769 --> 00:42:39,139 ありがとうございました。 ありがとう存じます。 348 00:42:39,139 --> 00:42:42,176 お礼を申し上げまする。 349 00:42:42,176 --> 00:42:44,478 ありがとうございました。 350 00:42:44,478 --> 00:42:48,649 とうとう終わるんですな…➡ 351 00:42:48,649 --> 00:42:55,155 長い長い… 乱世が。 352 00:42:55,155 --> 00:42:57,655 次回 どうする。 353 00:43:02,963 --> 00:43:10,704 秀頼と千姫を前に 大坂城と 運命を共にすることを選んだ茶々。 354 00:43:10,704 --> 00:43:16,004 そんな茶々の面影を感じられる所は 僅かです。 355 00:43:17,778 --> 00:43:21,649 かつて大坂城の近くにあった東光院。 356 00:43:21,649 --> 00:43:29,390 古くから萩の寺として知られ 茶々は何度も訪れたといいます。 357 00:43:29,390 --> 00:43:33,260 そして 萩の茎で作った筆を使い➡ 358 00:43:33,260 --> 00:43:37,260 写経をしたり 歌を詠んだりしました。 359 00:43:39,199 --> 00:43:49,710 1594年 茶々が 亡き父 浅井長政の 供養のために創建したのが養源院です。 360 00:43:49,710 --> 00:43:54,348 大坂の陣の後 寺は一度焼失。 361 00:43:54,348 --> 00:43:56,684 その後 反対も見られた中➡ 362 00:43:56,684 --> 00:44:01,522 1621年に 妹の江の希望により再建。 363 00:44:01,522 --> 00:44:05,292 長政と共に 茶々 秀頼➡ 364 00:44:05,292 --> 00:44:10,130 そして 母 市の位牌も祭ったのです。 365 00:44:10,130 --> 00:44:15,430 その年は 茶々と秀頼の七回忌でした。 366 00:44:17,004 --> 00:44:19,640 家族を弔いたい。 367 00:44:19,640 --> 00:44:24,940 姉妹の強い絆と思いを 今に伝えています。 30641

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