All language subtitles for Dou Suru Ieyasu E46-HDTV-1080p-H264-AAC-DramaClub
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1
00:00:08,136 --> 00:00:10,939
(阿茶局)面白き道具ですな。➡
2
00:00:10,939 --> 00:00:13,739
按針様の土産で?
3
00:00:15,477 --> 00:00:19,814
(徳川家康)ぺんすう。 墨が要らん筆じゃ。
4
00:00:19,814 --> 00:00:25,314
はあ~。 絵を描くのも面白そう。
5
00:00:27,956 --> 00:00:33,456
お千は 絵を描くのが好きじゃった…。
6
00:00:35,163 --> 00:00:41,336
あの子にくれてやったら
喜んだろうに…。
7
00:00:41,336 --> 00:00:47,675
[ 回想 ]
そなたはな わしの孫 徳川の姫じゃ。
8
00:00:47,675 --> 00:00:52,981
何かあれば
このじいが いつでも駆けつけよう。
9
00:00:52,981 --> 00:00:58,786
(千姫)まことでございますね?
ああ まことじゃ。
10
00:00:58,786 --> 00:01:21,286
♬~
11
00:01:23,478 --> 00:01:29,951
(大野治長)そろそろ
騒ぎ始める頃かもしれませぬ。
12
00:01:29,951 --> 00:01:33,821
(豊臣秀頼)どう出てくるであろう?
13
00:01:33,821 --> 00:01:40,021
(大野)どう出てくるにしろ
我らが望むところ。
14
00:01:41,696 --> 00:01:45,433
(秀頼)もし そうなったら…。
15
00:01:45,433 --> 00:01:48,970
この時を待っていたと➡
16
00:01:48,970 --> 00:01:54,970
多くの者が 秀頼様のもとへ集いまする。
17
00:01:56,611 --> 00:02:00,915
何の話でございます?
18
00:02:00,915 --> 00:02:07,689
(茶々)もうすぐ
豊臣の世がよみがえるという話じゃ。
19
00:02:07,689 --> 00:02:10,689
お千。
20
00:02:12,660 --> 00:02:18,333
豊臣の威信をかけて
秀頼が建立した大仏殿。
21
00:02:18,333 --> 00:02:25,173
その梵鐘に刻んだ文字が 徳川に
大きな波紋を投げかけておりました。
22
00:02:25,173 --> 00:02:31,973
(林 羅山)「国家安康」
家康を首と胴に切り分け…。
23
00:02:33,815 --> 00:02:40,615
「君臣豊楽」 豊臣を主君とする世を楽しむ。
24
00:02:42,490 --> 00:02:45,827
(羅山)明らかに呪詛の言葉でございます。
25
00:02:45,827 --> 00:02:49,831
徳川を憎む者たちは
これに快哉を叫び➡
26
00:02:49,831 --> 00:02:52,967
豊臣の世を 更に望むことでしょう。
27
00:02:52,967 --> 00:02:56,270
(金地院崇伝)それは
言いがかりというもの。 言葉どおり➡
28
00:02:56,270 --> 00:03:02,143
国家の安康と
君臣共に豊楽なる世を願うものであって➡
29
00:03:02,143 --> 00:03:07,782
他意はございませぬ
と豊臣は申すでしょう…。
30
00:03:07,782 --> 00:03:11,619
(羅山)大御所様の名が刻まれていることに
気付かないわけはない!
31
00:03:11,619 --> 00:03:16,791
あくまで 大御所様をお祝いする意図で
刻みました。
32
00:03:16,791 --> 00:03:19,460
と豊臣は申すでしょう。
33
00:03:19,460 --> 00:03:22,363
(徳川秀忠)崇伝!
お前は どっちの味方なんじゃ。
34
00:03:22,363 --> 00:03:28,169
(本多正信)要するに
これを見逃せば 幕府の権威は失墜し➡
35
00:03:28,169 --> 00:03:35,009
豊臣は ますます力を増大させていく。
されど処罰すれば➡
36
00:03:35,009 --> 00:03:40,648
卑劣な言いがかりをつけてきたと
見なされ 世を敵に回す。
37
00:03:40,648 --> 00:03:44,485
う~ん 実に見事な一手。
38
00:03:44,485 --> 00:03:48,356
(本多正純)褒めてる場合ではござらぬ。
うん?
39
00:03:48,356 --> 00:03:52,660
(正信)腹をくくられるほか
ないでしょうな。
40
00:03:52,660 --> 00:03:56,631
おとなしくしておられれば
豊臣は安泰であろうに…。
41
00:03:56,631 --> 00:04:00,902
(秀忠)何故 こうまでして
天下を取り戻そうと…。
42
00:04:00,902 --> 00:04:04,202
倒したいんじゃろう…。
43
00:04:08,776 --> 00:04:11,576
このわしを。
44
00:04:14,282 --> 00:04:20,282
神の君 最後の戦が迫っておりました。
45
00:04:21,923 --> 00:07:03,618
♬~
46
00:07:03,618 --> 00:07:11,259
加藤清正ら 豊臣恩顧の古参家臣たちは
相次いで この世を去り➡
47
00:07:11,259 --> 00:07:15,129
今や この片桐且元のみが➡
48
00:07:15,129 --> 00:07:20,601
辛うじて
徳川と豊臣の仲をつないでおりました。
49
00:07:20,601 --> 00:07:25,473
(片桐)全て 私の不手際。
鐘は直ちに鋳潰しまする!
50
00:07:25,473 --> 00:07:27,909
(正純)それで済む話でございますまい。➡
51
00:07:27,909 --> 00:07:33,781
度重なる徳川への挑発
もはや看過できませぬ。
52
00:07:33,781 --> 00:07:39,654
秀頼公には
大坂を退去し 国替えしていただく。➡
53
00:07:39,654 --> 00:07:46,627
もしくは ほかの大名と同様
江戸に屋敷を持ち 参勤していただく。
54
00:07:46,627 --> 00:07:49,463
もしくは➡
55
00:07:49,463 --> 00:07:56,163
茶々様を江戸へ
人質に差し出していただく。
56
00:07:59,273 --> 00:08:04,578
(正純)いずれかを お選びいただく。
57
00:08:04,578 --> 00:08:12,086
穏やかに収めとうございます。
千姫様も お心を痛めておりますし➡
58
00:08:12,086 --> 00:08:15,890
秀頼様とも 仲むつまじく…。
59
00:08:15,890 --> 00:08:23,597
3つの求めのうち いずれかをのむよう
説き聞かせよ。
60
00:08:23,597 --> 00:08:25,533
ははっ。
61
00:08:25,533 --> 00:08:30,104
さような求め
どれ一つ受け入れられるわけがない!
62
00:08:30,104 --> 00:08:33,007
(大野)これは 徳川の謀略である。➡
63
00:08:33,007 --> 00:08:37,778
祝いの言葉を
呪いであると言いがかりをつけ➡
64
00:08:37,778 --> 00:08:41,615
豊臣を潰す企てにほかならぬ。
65
00:08:41,615 --> 00:08:44,652
古狸の悪辣なる仕打ち➡
66
00:08:44,652 --> 00:08:47,288
断じて許すべからず!
67
00:08:47,288 --> 00:08:49,488
修理!
68
00:08:52,460 --> 00:08:56,330
こうなると分かって
あの文字を刻んだな…!
69
00:08:56,330 --> 00:09:00,067
(大野)片桐殿が頼りにならんので。
70
00:09:00,067 --> 00:09:04,067
戦をして 豊臣を危うくする気か!
71
00:09:07,575 --> 00:09:12,246
徳川に尻尾を振って
豊臣を危うくしておるのは➡
72
00:09:12,246 --> 00:09:14,281
お手前であろう!
(大野家臣)そうじゃ そうじゃ!
73
00:09:14,281 --> 00:09:17,084
(大野家臣)そうじゃ 徳川の犬め!
(片桐家臣)おのれ 無礼がすぎるぞ!
74
00:09:17,084 --> 00:09:19,120
何も間違ったことは
言っておらんだろうが!
何じゃと!?
75
00:09:19,120 --> 00:09:21,820
控えよ!
76
00:09:28,429 --> 00:09:37,429
秀頼様。 引き続き 徳川様との取り次ぎ
私に務めさせてくださいませ!
77
00:09:44,278 --> 00:09:48,916
無論 頼りにしておる。➡
78
00:09:48,916 --> 00:09:54,455
ひとまずは 屋敷にて十分に休むがよい。
79
00:09:54,455 --> 00:09:56,955
ははっ。
80
00:10:08,636 --> 00:10:13,941
あれはもう 狸にからめ捕られております。
81
00:10:13,941 --> 00:10:18,641
害しようとする者も現れますでしょう。
82
00:10:20,314 --> 00:10:24,014
面白うないのう。
83
00:10:33,828 --> 00:10:37,331
♬~
84
00:10:37,331 --> 00:10:41,836
(千姫)あれは 片桐殿を…➡
85
00:10:41,836 --> 00:10:44,836
亡き者にすると…。
86
00:10:47,508 --> 00:10:50,845
戦になるのですね。
87
00:10:50,845 --> 00:11:02,790
♬~
88
00:11:02,790 --> 00:11:05,490
お千。
89
00:11:08,129 --> 00:11:16,637
余は 徳川から天下を取り戻さねばならぬ。
90
00:11:16,637 --> 00:11:20,941
それが正しきことなのだ。
91
00:11:20,941 --> 00:11:24,145
分かってほしい。
92
00:11:24,145 --> 00:11:38,692
♬~
93
00:11:38,692 --> 00:11:48,669
案ずるな。 そなたのおじじ様や父上が
そなたに手出しできようか?
94
00:11:48,669 --> 00:11:51,972
そなたは安全じゃ。
95
00:11:51,972 --> 00:12:07,488
♬~
96
00:12:07,488 --> 00:12:13,127
あなた様は➡
97
00:12:13,127 --> 00:12:19,427
本当に 戦をしたいのですか?
98
00:12:21,468 --> 00:12:25,268
本当のお気持ちですか?
99
00:12:28,809 --> 00:12:31,812
余は…➡
100
00:12:31,812 --> 00:12:35,583
豊臣秀頼なのじゃ。
101
00:12:35,583 --> 00:12:44,083
♬~
102
00:12:48,829 --> 00:12:55,169
まあ やることになったとしても
兵力の差は歴然じゃ。➡
103
00:12:55,169 --> 00:13:00,669
少し懲らしめてやれば 向こうも
こっちの求めを受け入れるじゃろう。
104
00:13:03,877 --> 00:13:10,284
ならば 殿が
この戦の総大将をお務めになっては?➡
105
00:13:10,284 --> 00:13:14,984
大御所様には お休みいただいて。
106
00:13:19,460 --> 00:13:24,160
そうなさいませ。 ねっ?
107
00:13:31,939 --> 00:13:35,239
お千のことを案じておるのか?
108
00:13:39,680 --> 00:13:50,658
♬~
109
00:13:50,658 --> 00:13:54,328
見捨てる覚悟はしております。
110
00:13:54,328 --> 00:13:57,598
しておりますが…。
111
00:13:57,598 --> 00:14:04,104
♬~
112
00:14:04,104 --> 00:14:10,978
父上は 孫を殊の外かわいがってくださる。
113
00:14:10,978 --> 00:14:14,278
ひどい仕打ちはせんさ。
114
00:14:17,117 --> 00:14:20,921
そうでしょうか…。
115
00:14:20,921 --> 00:14:27,221
戦となれば 鬼となれるお方では?
116
00:14:29,129 --> 00:14:36,003
姉も一歩も引かぬたち…。
何が起きても不思議はありませぬ。
117
00:14:36,003 --> 00:14:39,773
あなたが お指図なさいませ。
118
00:14:39,773 --> 00:14:45,679
♬~
119
00:14:45,679 --> 00:14:52,353
(茶々)皆の者。
気兼ねなく大いに飲みなされ。
120
00:14:52,353 --> 00:14:56,290
着々と戦の準備を進める豊臣は➡
121
00:14:56,290 --> 00:15:01,428
かつて大軍を指揮した武将たちを
集めておりました。
122
00:15:01,428 --> 00:15:08,202
関ヶ原の生き残り
長宗我部盛親や 毛利吉政➡
123
00:15:08,202 --> 00:15:15,776
また 今は出家して 織田常真と名乗る
この方も その一人。
124
00:15:15,776 --> 00:15:19,446
気付かれぬように堀を掘って
そこから出陣し➡
125
00:15:19,446 --> 00:15:23,317
長久手にて敵を討ったわけじゃ!
(一同)お~!
126
00:15:23,317 --> 00:15:29,123
太閤殿下に あれほど見事に勝ったのは
後にも先にも わしくらいじゃろうなあ。
127
00:15:29,123 --> 00:15:32,993
ハハハハハッ。
ああ あん時は徳川も ようやったが➡
128
00:15:32,993 --> 00:15:36,864
総大将は わしであったわ!
129
00:15:36,864 --> 00:15:54,148
♬~
130
00:15:54,148 --> 00:16:01,955
(すすり泣き)
131
00:16:01,955 --> 00:16:11,432
お~ これはこれは 千姫様。
あ~ 厠 厠… ああ あっちか。 ハハハ…。
132
00:16:11,432 --> 00:16:14,632
戦は避けましょう。
133
00:16:16,603 --> 00:16:23,303
あなたのおじい様には世話になった。
ハハ… やりとうない。
134
00:16:25,112 --> 00:16:30,984
わしの最も得意とする兵法をご存じかな?
フフフッ。
135
00:16:30,984 --> 00:16:37,284
和睦でござる。 ヘヘヘヘヘヘ…!
136
00:16:41,295 --> 00:16:44,798
大丈夫。 うん。
137
00:16:44,798 --> 00:16:48,998
わしと片桐で なんとかします。
138
00:16:59,880 --> 00:17:03,417
片桐殿は…➡
139
00:17:03,417 --> 00:17:08,589
恐らく明日…➡
140
00:17:08,589 --> 00:17:11,589
大野殿に…。
141
00:17:13,760 --> 00:17:16,060
≪御免。
142
00:17:19,266 --> 00:17:22,903
しとめたのか?
143
00:17:22,903 --> 00:17:28,103
片桐に… 感づかれたようで…。
144
00:17:31,645 --> 00:17:34,281
し損なったのか!
145
00:17:34,281 --> 00:17:37,317
片桐が大坂から離れた?
146
00:17:37,317 --> 00:17:40,787
だまし討ちにされるところを
織田常真殿が危機を知らせ➡
147
00:17:40,787 --> 00:17:43,457
間一髪で助かったとのこと。
148
00:17:43,457 --> 00:17:47,127
お二人とも 今は伏見におられます。
149
00:17:47,127 --> 00:17:51,999
京の五徳殿が手助けなさったようで。
150
00:17:51,999 --> 00:18:00,240
これで我らと話し合える者が
豊臣には いなくなった。
151
00:18:00,240 --> 00:18:03,076
(正純)これが豊臣の返答。
152
00:18:03,076 --> 00:18:06,880
大坂の町は
既に牢人どもで埋め尽くされており➡
153
00:18:06,880 --> 00:18:14,621
その数およそ3万。 更に 秀頼の率いる兵
銭で雇った兵を加えると➡
154
00:18:14,621 --> 00:18:21,895
豊臣の兵は
10万にも及ぶとの知らせが…。
155
00:18:21,895 --> 00:18:26,266
とうとう始まるのですね…。
156
00:18:26,266 --> 00:18:32,439
♬~
157
00:18:32,439 --> 00:18:39,780
諸国の大名に 大坂攻めの触れを出せ。
158
00:18:39,780 --> 00:18:41,980
(正純)はっ。
159
00:18:43,617 --> 00:18:48,455
正純。
はっ。
160
00:18:48,455 --> 00:18:51,955
大筒の用意もじゃ。
161
00:18:54,127 --> 00:18:56,096
はっ。
162
00:18:56,096 --> 00:19:07,674
♬~
163
00:19:07,674 --> 00:19:11,974
本多佐渡守殿 お見えでございます。
164
00:19:25,425 --> 00:19:32,299
年寄りが こんなものを着けて
笑われんかのう。
165
00:19:32,299 --> 00:19:37,437
重さで腰が折れんよう気を付けなされ。
166
00:19:37,437 --> 00:19:40,107
お前も出るんじゃぞ。
167
00:19:40,107 --> 00:19:44,778
う~ん…。
168
00:19:44,778 --> 00:19:49,282
わしとて あちこち痛いわ。
169
00:19:49,282 --> 00:19:51,782
ふん。
170
00:19:54,121 --> 00:20:01,862
秀忠様は ご自分が総大将として
全軍を率いると仰せでございます。
171
00:20:01,862 --> 00:20:10,662
されど 本音は
お千様のことを案じておられるものと。
172
00:20:13,140 --> 00:20:18,840
秀忠様にお任せしてみては?
173
00:20:21,314 --> 00:20:26,486
秀忠は 戦を知らん。
174
00:20:26,486 --> 00:20:33,160
(正信)我らがついておる。
そうではない。
175
00:20:33,160 --> 00:20:36,960
知らんでよいと言っておる。
176
00:20:39,332 --> 00:20:43,332
人殺しのすべなど…。
177
00:20:48,508 --> 00:20:51,808
覚えんでよい。
178
00:21:02,622 --> 00:21:06,493
この戦は➡
179
00:21:06,493 --> 00:21:12,632
徳川が汚名を着る戦となる…。
180
00:21:12,632 --> 00:21:21,141
信長や秀吉と同じ地獄を背負い
あの世へ行く…➡
181
00:21:21,141 --> 00:21:28,482
それが 最後の役目じゃ。
182
00:21:28,482 --> 00:21:36,356
♬~
183
00:21:36,356 --> 00:21:39,659
某も➡
184
00:21:39,659 --> 00:21:43,330
お供いたしますかの。
185
00:21:43,330 --> 00:21:48,668
こっちは もともと
汚れ切っておりますもんで。
186
00:21:48,668 --> 00:21:53,974
♬~
187
00:21:53,974 --> 00:21:58,274
嫌な連れじゃな。
でしょうな。
188
00:21:59,780 --> 00:22:05,919
(笑い声)
189
00:22:05,919 --> 00:22:50,430
♬~
190
00:22:50,430 --> 00:22:52,666
わしが家康の首をあげる!
191
00:22:52,666 --> 00:22:55,502
え~い!
192
00:22:55,502 --> 00:22:57,771
徳川は どう出るであろうか。
193
00:22:57,771 --> 00:23:02,442
徳川への恨みを忘れたことはない!
(口々に)そうじゃ そうじゃ!
194
00:23:02,442 --> 00:23:07,614
徳川の世は もうごめんじゃ!
何としても武功を挙げねば!
195
00:23:07,614 --> 00:23:11,451
(長宗我部)一同! 静かにせよ!
196
00:23:11,451 --> 00:23:20,651
(大野)我らの殿 秀頼様 ならびに
おふくろ様 千姫様がお見えである!
197
00:23:34,808 --> 00:23:39,145
豊臣に忠義を尽くしてきた皆々➡
198
00:23:39,145 --> 00:23:46,820
苦しく ひもじく 恥辱に耐える日々を
送ってきたことであろう。➡
199
00:23:46,820 --> 00:23:51,958
よくぞ ここに集ってくれた。
心より礼を言う!
200
00:23:51,958 --> 00:23:55,161
(一同)はっ!
201
00:23:55,161 --> 00:24:01,861
(大野)あれなるは
大谷刑部の息子 吉治にございます。
202
00:24:03,436 --> 00:24:09,776
大谷吉治。 我が父 刑部少輔吉継の無念を
晴らしに参りました。
203
00:24:09,776 --> 00:24:14,614
黒田家に仕えた暴れ馬。
後藤殿!
204
00:24:14,614 --> 00:24:16,814
(一同)おお…。
205
00:24:18,451 --> 00:24:21,922
後藤又兵衛正親!
206
00:24:21,922 --> 00:24:25,792
卑劣なる古狸を退治致しまする!
207
00:24:25,792 --> 00:24:31,298
(大野)関ヶ原の武功の者!
明石殿!
208
00:24:31,298 --> 00:24:33,800
明石全登!
209
00:24:33,800 --> 00:24:37,137
秀頼様の御為 大暴れいたしまする!
210
00:24:37,137 --> 00:24:43,643
そして 一度ならず二度までも
徳川に勝利したる者!
211
00:24:43,643 --> 00:24:45,679
真田殿!
212
00:24:45,679 --> 00:24:48,949
(真田信繁)真田信繁にございます。
213
00:24:48,949 --> 00:24:54,821
我が真田家が
武田信玄より受け継ぎし兵法の全て➡
214
00:24:54,821 --> 00:24:57,424
お見せいたしまする。
215
00:24:57,424 --> 00:24:59,759
頼りにしておる。
216
00:24:59,759 --> 00:25:01,959
はっ。
217
00:25:03,596 --> 00:25:08,268
♬~
218
00:25:08,268 --> 00:25:14,140
世を欺いて
天下をかすめ取った卑しき盗人が➡
219
00:25:14,140 --> 00:25:17,978
言いがかりをつけ 豊臣を潰しに来た。
220
00:25:17,978 --> 00:25:22,782
かような非道 許されてよいものか。
221
00:25:22,782 --> 00:25:30,123
♬~
222
00:25:30,123 --> 00:25:35,462
そなたらは皆 我が息子である。
223
00:25:35,462 --> 00:25:40,333
豊臣の子らよ 天下を一統したのは誰ぞ!
224
00:25:40,333 --> 00:25:42,335
(一同)太閤殿下!
225
00:25:42,335 --> 00:25:46,806
正しき天下の主は誰ぞ!
(一同)秀頼様!
226
00:25:46,806 --> 00:25:54,481
今この時 徳川家康を討ち滅ぼし
天下を我らの手に取り戻そうぞ!
227
00:25:54,481 --> 00:25:57,250
(一同)お~!
228
00:25:57,250 --> 00:26:05,892
♬~
229
00:26:05,892 --> 00:26:16,102
亡き太閤殿下の夢は 唐にも攻め入り
海の果てまでも手に入れることであった。
230
00:26:16,102 --> 00:26:19,439
余は その夢を受け継ぐ。
231
00:26:19,439 --> 00:26:21,474
共に夢を見ようぞ!
232
00:26:21,474 --> 00:26:30,784
(喚声)
233
00:26:30,784 --> 00:26:37,457
お千や。 そなたも豊臣の家妻として
皆を鼓舞せよ。
234
00:26:37,457 --> 00:26:59,245
♬~
235
00:26:59,245 --> 00:27:06,586
豊臣のために…➡
236
00:27:06,586 --> 00:27:09,489
励んでおくれ!
237
00:27:09,489 --> 00:27:16,262
(喚声)
238
00:27:16,262 --> 00:27:27,273
♬~
239
00:27:27,273 --> 00:27:30,176
慶長19年 冬。
240
00:27:30,176 --> 00:27:40,787
徳川方は 総勢30万に及ぶ大軍勢をもって
天下一の城塞都市 大坂へ進軍。
241
00:27:40,787 --> 00:27:43,690
対する豊臣は10万。
242
00:27:43,690 --> 00:27:50,690
14年ぶりの大戦
大坂の陣の始まりでございます。
243
00:27:57,270 --> 00:28:02,876
神の君は 大坂城の南 1里ほどにある➡
244
00:28:02,876 --> 00:28:06,746
茶臼山に本陣を構えておりました。
245
00:28:06,746 --> 00:28:16,089
そして 豊臣のもとを離れた片桐を
徳川方に迎え入れていたのでございます。
246
00:28:16,089 --> 00:28:20,260
この度は お助けくださり
御礼申し上げます。
247
00:28:20,260 --> 00:28:26,900
この命 徳川様の御為 尽くしまする。
248
00:28:26,900 --> 00:28:29,769
片桐。
249
00:28:29,769 --> 00:28:38,478
大坂の内側 大いに教えてもらいたい。
期待しておる。
250
00:28:38,478 --> 00:28:40,778
はっ!
251
00:28:44,784 --> 00:28:49,122
こたび 戦が初めての若い兵が
多ございますゆえ➡
252
00:28:49,122 --> 00:28:53,993
渡辺守綱殿に 若いやつらを
仕込んでいただいております。
253
00:28:53,993 --> 00:28:58,398
(渡辺半蔵守綱)近頃の若いのは
どうしようもないわ。
254
00:28:58,398 --> 00:29:03,269
戦を知らんくせに
血気盛んで 言うことを聞かん!
255
00:29:03,269 --> 00:29:07,874
おまけに 礼儀を知らん!
256
00:29:07,874 --> 00:29:12,078
お前に言われたら世話はないわ。
257
00:29:12,078 --> 00:29:23,256
皆々 この守綱じいはな 若い頃
わしの頭を思い切りぶったたいたんじゃ。
258
00:29:23,256 --> 00:29:27,427
顔くらい洗え あほたわけ!
259
00:29:27,427 --> 00:29:32,098
あ… それでも 殿はお許しくださった➡
260
00:29:32,098 --> 00:29:35,902
お優しい…!
一度たりとも許した覚えはない。
261
00:29:35,902 --> 00:29:38,771
えっ?
262
00:29:38,771 --> 00:29:40,971
あ…。
263
00:29:42,609 --> 00:29:45,609
ぶったたいてくだせえ!
264
00:29:48,281 --> 00:29:52,452
ハッハハハハ… 守綱。
265
00:29:52,452 --> 00:29:55,121
はっ。
266
00:29:55,121 --> 00:30:02,862
そなたのような兵が わしの宝であった。
267
00:30:02,862 --> 00:30:09,469
その全てを 若い兵に伝えてやれ。
268
00:30:09,469 --> 00:30:12,138
ははっ!
269
00:30:12,138 --> 00:30:29,322
♬~
270
00:30:29,322 --> 00:30:31,958
父上。
271
00:30:31,958 --> 00:30:34,158
うん。
272
00:30:36,829 --> 00:30:41,701
(秀忠)前方には
伊達 前田 藤堂らを配しております。
273
00:30:41,701 --> 00:30:45,538
東には上杉を 北の備えには片桐を。
274
00:30:45,538 --> 00:30:49,676
四方から取り囲んで…。
秀忠。
はっ。
275
00:30:49,676 --> 00:30:55,348
指図は全て このわしが出す。
276
00:30:55,348 --> 00:30:58,618
そなたは それに従え。
277
00:30:58,618 --> 00:31:01,118
よいな。
278
00:31:05,124 --> 00:31:07,324
はっ。
279
00:31:08,995 --> 00:31:16,195
この戦の責めは 全て わしが負う。
280
00:31:18,671 --> 00:31:20,940
おのおの陣へ!
281
00:31:20,940 --> 00:31:27,146
(喚声)
282
00:31:27,146 --> 00:31:29,649
大坂城の周辺で➡
283
00:31:29,649 --> 00:31:35,521
徳川勢と豊臣勢の局地戦が
繰り広げられたのでございます。
284
00:31:35,521 --> 00:31:39,826
ひるむな! 前へ!
285
00:31:39,826 --> 00:31:42,161
前へ!
286
00:31:42,161 --> 00:31:45,064
(喚声)
287
00:31:45,064 --> 00:31:47,834
(喚声と銃声)
288
00:31:47,834 --> 00:31:58,444
(喚声)
289
00:31:58,444 --> 00:32:01,481
ここは持ちこたえられん!
290
00:32:01,481 --> 00:32:04,917
(喚声)
291
00:32:04,917 --> 00:32:07,787
引け! 引け~!
292
00:32:07,787 --> 00:32:14,293
その全てで 数に勝る徳川勢が
勝利を収めていきました。
293
00:32:14,293 --> 00:32:22,034
されど 豊臣が話し合いに応じることは
なかったのでございます。
294
00:32:22,034 --> 00:32:26,806
何も案ずることはない。
この大坂は難攻不落。
295
00:32:26,806 --> 00:32:33,679
我が父が築いた天下一の名城。
籠城すれば 落ちることはない。
296
00:32:33,679 --> 00:32:37,150
仰せのとおり。➡
297
00:32:37,150 --> 00:32:40,186
備前島に大筒を並べておるが➡
298
00:32:40,186 --> 00:32:44,824
あんな こけおどしに頼るようでは
徳川も落ちたものよ。
299
00:32:44,824 --> 00:32:48,327
それに 敵は大軍といえども➡
300
00:32:48,327 --> 00:32:53,499
長らくの太平を貪ってきた
飼いならされた犬。
301
00:32:53,499 --> 00:33:02,308
翻って 我らの兵は この時のために
鍛錬を積んできた 手柄に飢えた虎よ。
302
00:33:02,308 --> 00:33:05,508
負けるわけがない。
303
00:33:07,613 --> 00:33:10,516
(せきこみ)
304
00:33:10,516 --> 00:33:13,419
大御所様。
305
00:33:13,419 --> 00:33:18,925
大丈夫じゃ。 いかがした?
306
00:33:18,925 --> 00:33:24,725
前田勢ら合わせて数千が
討ち死にいたしました。
307
00:33:27,934 --> 00:33:30,303
あの出丸で。
308
00:33:30,303 --> 00:33:35,942
(銃声)
309
00:33:35,942 --> 00:33:44,650
立ちはだかるは 今は亡き真田昌幸の息子
信繁が籠もる真田丸。
310
00:33:44,650 --> 00:33:46,586
(銃声)
311
00:33:46,586 --> 00:33:50,523
♬~
312
00:33:50,523 --> 00:33:56,262
この真田丸より先
一歩も城に近づけるな~!
313
00:33:56,262 --> 00:33:59,562
(一同)おう!
(信繁)構え!
314
00:34:01,133 --> 00:34:05,771
放て~!
(銃声)
315
00:34:05,771 --> 00:34:08,971
(銃声)
うわあ!
316
00:34:10,610 --> 00:34:13,112
構え!
317
00:34:13,112 --> 00:34:15,781
放て~!
(銃声)
318
00:34:15,781 --> 00:34:19,118
(喚声と銃声)
319
00:34:19,118 --> 00:34:21,053
うあっ!
320
00:34:21,053 --> 00:34:32,298
♬~
321
00:34:32,298 --> 00:34:35,134
引け! 引け~!
322
00:34:35,134 --> 00:34:37,937
(銃声)
引け~!
323
00:34:37,937 --> 00:34:40,640
(銃声)
324
00:34:40,640 --> 00:34:42,942
(信繁)乱世を泳ぐは…。
325
00:34:42,942 --> 00:34:44,877
[ 回想 ]
(真田昌幸)乱世を泳ぐは…。
326
00:34:44,877 --> 00:34:46,812
(信繁)愉快なものよ。
327
00:34:46,812 --> 00:34:49,482
愉快なものよ。
328
00:34:49,482 --> 00:34:51,417
(銃声)
329
00:34:51,417 --> 00:34:56,289
秀頼様! 秀頼様!
真田の息子 やりおりますわ!
330
00:34:56,289 --> 00:35:01,427
(吉政)敵は堀を掘って進んでおりまするが
顔を出せば 真田の鉄砲の餌食。
331
00:35:01,427 --> 00:35:05,264
面白いように死んでおりまする。
332
00:35:05,264 --> 00:35:12,064
家康は 再三 和議を申し入れてきておるが
応じることはありませぬ。
333
00:35:13,773 --> 00:35:17,273
我らは戦い続ける!
334
00:35:19,645 --> 00:35:23,282
家康に死が訪れる その日まで!
335
00:35:23,282 --> 00:35:25,618
(一同)おう!
336
00:35:25,618 --> 00:35:42,935
♬~
337
00:35:42,935 --> 00:35:45,935
正信。
338
00:35:50,643 --> 00:35:53,943
あれを使うことにする。
339
00:35:57,249 --> 00:36:00,753
あれ…。
340
00:36:00,753 --> 00:36:05,953
父上
あれは脅しのために並べておるのでは?
341
00:36:08,494 --> 00:36:11,764
本丸には届かんでしょう。
342
00:36:11,764 --> 00:36:14,767
秀頼を狙う。
343
00:36:14,767 --> 00:36:19,271
さ… されど そうなれば…。
344
00:36:19,271 --> 00:36:25,911
戦が長引けば より多くの者が死ぬ。
345
00:36:25,911 --> 00:36:33,786
これが 僅かな犠牲で終わらせるすべじゃ。
346
00:36:33,786 --> 00:36:39,458
♬~
347
00:36:39,458 --> 00:36:43,796
主君たるもの…➡
348
00:36:43,796 --> 00:36:50,670
身内を守るために
多くの者を死なせてはならぬ。
349
00:36:50,670 --> 00:36:56,170
♬~
350
00:37:05,885 --> 00:37:08,385
(正純)かかれ。
351
00:37:10,756 --> 00:37:17,630
(片桐)今頃ならば 秀頼は本丸の主殿に。
おなごは その奥にいるかと存じます。
352
00:37:17,630 --> 00:37:21,430
が… 届きますかな。
353
00:37:25,104 --> 00:37:28,140
大坂城本丸に狙いを定め!
354
00:37:28,140 --> 00:37:31,440
本丸に狙いを定め~!
355
00:37:43,122 --> 00:37:45,624
放て~!
356
00:37:45,624 --> 00:38:04,410
(砲撃音)
357
00:38:04,410 --> 00:38:06,746
(悲鳴)
358
00:38:06,746 --> 00:38:10,583
大筒じゃ~! 大筒じゃ~!
359
00:38:10,583 --> 00:38:12,618
(悲鳴)
360
00:38:12,618 --> 00:38:17,256
何事じゃ!
申し上げます!
361
00:38:17,256 --> 00:38:20,092
敵の砲撃にございます。
362
00:38:20,092 --> 00:38:22,762
卑劣なやつらめ。
363
00:38:22,762 --> 00:38:25,264
女たちを天守へ逃がせ!
(家臣たち)はっ!
364
00:38:25,264 --> 00:38:29,101
(悲鳴)
365
00:38:29,101 --> 00:38:31,137
(砲撃音)
キャ~!
早う!
366
00:38:31,137 --> 00:38:34,607
(悲鳴)
367
00:38:34,607 --> 00:38:36,642
早うせえ!
368
00:38:36,642 --> 00:38:39,779
(砲撃音と悲鳴)
369
00:38:39,779 --> 00:38:43,579
早うせえ!
(砲撃音と悲鳴)
370
00:38:46,919 --> 00:38:51,219
恐らく天守へ向かって逃げるでしょう。
371
00:38:52,792 --> 00:38:55,294
放て~!
372
00:38:55,294 --> 00:39:01,400
(砲撃音)
373
00:39:01,400 --> 00:39:03,435
(悲鳴)
落ち着け!
374
00:39:03,435 --> 00:39:07,573
まやかしの脅かしにすぎぬ! 落ち着け。
375
00:39:07,573 --> 00:39:11,076
(砲撃音と悲鳴)
上へ! 上へ早う!
376
00:39:11,076 --> 00:39:15,948
(悲鳴)
377
00:39:15,948 --> 00:39:18,250
千…。
378
00:39:18,250 --> 00:39:24,757
♬~
379
00:39:24,757 --> 00:39:27,760
(砲撃音)
380
00:39:27,760 --> 00:39:31,630
父上…➡
381
00:39:31,630 --> 00:39:35,267
やめてくだされ。
382
00:39:35,267 --> 00:39:37,770
≪(砲撃音)
383
00:39:37,770 --> 00:39:40,606
父上…!
384
00:39:40,606 --> 00:39:46,478
♬~
385
00:39:46,478 --> 00:39:51,317
やめろ! こんなの戦ではない!
386
00:39:51,317 --> 00:39:56,088
父上! もうやめろ!
387
00:39:56,088 --> 00:40:00,793
(すすり泣き)
388
00:40:00,793 --> 00:40:03,696
これが戦じゃ。
389
00:40:03,696 --> 00:40:08,300
≪(砲撃音)
390
00:40:08,300 --> 00:40:12,638
この世で最も愚かで…。
391
00:40:12,638 --> 00:40:15,941
≪(砲撃音)
392
00:40:15,941 --> 00:40:18,811
醜い…。
393
00:40:18,811 --> 00:40:31,156
♬~
394
00:40:31,156 --> 00:40:35,027
人の所業じゃ…!
395
00:40:35,027 --> 00:40:49,227
♬~
396
00:40:52,444 --> 00:40:57,316
(砲撃音と悲鳴)
397
00:40:57,316 --> 00:40:59,616
はっ…。
398
00:41:06,625 --> 00:41:09,625
ああ… あっ…。
399
00:41:37,323 --> 00:41:39,623
あ…。
400
00:41:42,161 --> 00:41:48,834
は… 義母上。 義母上? 義母上!
401
00:41:48,834 --> 00:41:51,834
誰か… 誰か!
402
00:41:55,908 --> 00:42:18,130
♬~
403
00:42:18,130 --> 00:42:21,033
義母上!
404
00:42:21,033 --> 00:42:25,804
義母上…。 義母上…!
405
00:42:25,804 --> 00:42:28,807
共に乱世の夢を見ようぞ!
406
00:42:28,807 --> 00:42:32,678
家康!
(一同)お~!
407
00:42:32,678 --> 00:42:36,148
徳川を 倒しましょう!
408
00:42:36,148 --> 00:42:38,083
豊臣を守ってくりゃ~せ。
409
00:42:38,083 --> 00:42:40,019
何で私が…。
410
00:42:40,019 --> 00:42:42,654
2人で茶々姉様に説いて聞かせましょう。
411
00:42:42,654 --> 00:42:50,329
乱世の生き残りを根こそぎ引き連れて
滅ぶ覚悟にございます。
412
00:42:50,329 --> 00:42:52,829
次回 どうする。
413
00:42:57,736 --> 00:43:02,574
徳川と豊臣の最後の戦い 大坂の陣。
414
00:43:02,574 --> 00:43:07,312
徳川軍は
30万の軍勢で大坂城を囲みますが➡
415
00:43:07,312 --> 00:43:09,948
三方を川に阻まれているため➡
416
00:43:09,948 --> 00:43:15,487
唯一 陸続きである
南側から攻める必要がありました。
417
00:43:15,487 --> 00:43:21,660
そこで家康は
大坂城の南 茶臼山に本陣を構えます。
418
00:43:21,660 --> 00:43:30,335
その家康の前に立ちはだかったのが
真田信繁が築いた真田丸です。
419
00:43:30,335 --> 00:43:37,843
正面に空堀を築き 敵を左右に散らしつつ
攻撃する鉄壁の要塞でした。
420
00:43:37,843 --> 00:43:44,516
防御に優れ 攻撃にも手を緩めない
徹底した戦術が生かされています。
421
00:43:44,516 --> 00:43:48,987
家康の本陣の正面に築かれた真田丸。
422
00:43:48,987 --> 00:43:55,194
徳川軍は
真田の鉄砲隊の集中砲火に大苦戦します。
423
00:43:55,194 --> 00:43:57,629
惨状を目にした家康は➡
424
00:43:57,629 --> 00:44:03,802
大坂城の北側 備前島に配置した
大筒の使用を決断しました。
425
00:44:03,802 --> 00:44:08,640
大筒の中には
堺の鉄砲鍛冶が作ったという➡
426
00:44:08,640 --> 00:44:12,945
国内最大級のものもあったと
いわれています。
427
00:44:12,945 --> 00:44:18,317
放たれた砲弾は
大坂城を直撃し 形勢は一転。
428
00:44:18,317 --> 00:44:22,817
豊臣軍敗北の足音が
迫ってくるのです。
34690