All language subtitles for Dou Suru Ieyasu E34-HDTV-1080p-H264-AAC-DramaClub_Track03

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(徳川家康)もうよい! 15 00:01:35,830 --> 00:01:38,130 もうよい。 16 00:01:44,505 --> 00:01:48,843 去った者のことは忘れよ。 17 00:01:48,843 --> 00:01:52,313 今後のことを考えるんじゃ。 18 00:01:52,313 --> 00:01:55,683 (本多正信)まさしく 難儀なのは今後…。 19 00:01:55,683 --> 00:02:00,021 何せ あのお人が敵についたということは➡ 20 00:02:00,021 --> 00:02:06,460 我が方の子細 裏の裏まで何もかも 秀吉に渡ったと見るべきでござる。➡ 21 00:02:06,460 --> 00:02:11,960 今度こそ 秀吉は 迷うことなく攻めてまいりましょう。 22 00:02:13,634 --> 00:02:18,834 (正信)これでも なお 戦えますかのう…。 23 00:02:20,408 --> 00:02:24,145 やつが先鋒かもしれませんぞ。 24 00:02:24,145 --> 00:02:27,982 守りを固め 戦に備えよ。 25 00:02:27,982 --> 00:02:31,819 (正信)とりあえず 我が方の陣立ても全て改めるべきかと。 26 00:02:31,819 --> 00:02:36,819 この際 武田の軍法を倣っては? 27 00:02:38,492 --> 00:02:41,162 私に お任せを。 28 00:02:41,162 --> 00:02:44,832 直ちに取りかかれ。 はっ! 29 00:02:44,832 --> 00:03:03,618 ♬~ 30 00:03:03,618 --> 00:03:08,918 私にも… 何も告げずに…。 31 00:03:11,959 --> 00:03:14,795 残念でござる。 32 00:03:14,795 --> 00:03:23,504 ♬~ 33 00:03:23,504 --> 00:03:26,140 於愛。 34 00:03:26,140 --> 00:03:29,143 それは何じゃ? 35 00:03:29,143 --> 00:03:34,282 (於愛の方) 数正殿の屋敷にあったものでございます。 36 00:03:34,282 --> 00:03:37,151 拙くて かわいい仏様。➡ 37 00:03:37,151 --> 00:03:40,988 数正殿が 手ずから お彫りになったものじゃないかしら。➡ 38 00:03:40,988 --> 00:03:44,292 不器用な お方だったから…。 そんなものを持ち込むな。 39 00:03:44,292 --> 00:03:46,360 燃やしてしまえ。 40 00:03:46,360 --> 00:03:50,665 あ… 仏様でございますよ。 41 00:03:50,665 --> 00:04:02,943 ♬~ 42 00:04:02,943 --> 00:04:11,252 上洛か 戦か… 神の君は 決断を迫られておりました。 43 00:04:11,252 --> 00:06:53,252 ♬~ 44 00:07:12,299 --> 00:07:20,441 ♬~ 45 00:07:20,441 --> 00:07:22,943 数正…。 46 00:07:22,943 --> 00:07:25,779 帰ってきたのか? 47 00:07:25,779 --> 00:07:29,650 ♬~ 48 00:07:29,650 --> 00:07:32,653 なぜ わしを裏切った…。 49 00:07:32,653 --> 00:07:36,123 ♬~ 50 00:07:36,123 --> 00:07:38,923 なぜ わしを置いて…! 51 00:07:43,998 --> 00:07:53,474 ♬~ 52 00:07:53,474 --> 00:07:57,674 数正 おめえさんがやりゃ~。 53 00:07:59,280 --> 00:08:01,280 はっ…。 54 00:08:04,084 --> 00:08:06,284 はあ…。 55 00:08:08,956 --> 00:08:13,761 また悪い夢でも? ああ…。 56 00:08:13,761 --> 00:08:18,232 風に当たってくる。 お供します。 57 00:08:18,232 --> 00:08:20,935 あ…。 58 00:08:20,935 --> 00:08:25,239 殿 しっかりなさいませ。 59 00:08:25,239 --> 00:08:29,944 (燭台が揺れる音) 60 00:08:29,944 --> 00:08:40,120 ♬~ 61 00:08:40,120 --> 00:08:44,992 天正十三年11月29日 夜半。 62 00:08:44,992 --> 00:08:49,797 日ノ本を巨大地震が襲いました。 63 00:08:49,797 --> 00:08:54,969 いわゆる天正地震でございます。 64 00:08:54,969 --> 00:09:07,214 (泣き声) 65 00:09:07,214 --> 00:09:09,714 それは こっちじゃ。 66 00:09:13,020 --> 00:09:15,422 於愛様。 はい。 67 00:09:15,422 --> 00:09:18,092 こちらは いかがいたしましょう? 68 00:09:18,092 --> 00:09:22,429 ♬~ 69 00:09:22,429 --> 00:09:25,766 あ… よい。 70 00:09:25,766 --> 00:09:31,639 ♬~ 71 00:09:31,639 --> 00:09:36,439 はあ~ 殿に見つからなくてよかった。 72 00:09:42,783 --> 00:09:45,119 於愛。 はい。 73 00:09:45,119 --> 00:09:48,455 各地を見回ってまいる。 奥のことは頼む。 74 00:09:48,455 --> 00:09:51,755 あっ はい お気を付けて! 75 00:09:53,327 --> 00:09:57,631 何を隠した? えっ? 何も? 76 00:09:57,631 --> 00:09:59,931 何じゃ。 77 00:10:03,504 --> 00:10:06,340 浜松に持ち帰ります。 78 00:10:06,340 --> 00:10:09,840 仏様は ないがしろにしてはいけませぬ。 79 00:10:13,480 --> 00:10:15,480 はあ…。 80 00:10:19,153 --> 00:10:22,990 さあ 片づけましょう。 はい。 81 00:10:22,990 --> 00:10:42,309 ♬~ 82 00:10:42,309 --> 00:10:51,518 されど より甚大なる被害が出たのが 秀吉の治める畿内周辺でございました。 83 00:10:51,518 --> 00:10:53,554 (豊臣秀長)あ… 兄様。➡ 84 00:10:53,554 --> 00:10:58,859 死人の数は どれほどになるか… 計り知れんわ。 85 00:10:58,859 --> 00:11:00,894 (寧々)諸国の様子は? 86 00:11:00,894 --> 00:11:03,130 (秀長)どっこも ひでえありさま。 87 00:11:03,130 --> 00:11:05,966 (寧々)なんとまあ気の毒に…。 88 00:11:05,966 --> 00:11:08,001 (秀長)ちなみに兄様…➡ 89 00:11:08,001 --> 00:11:14,975 徳川との戦に備えとった大垣城も 焼け落ちてまったわ。 90 00:11:14,975 --> 00:11:20,647 もはや 戦どころではないわ。 民を救うのが先でごぜえますじょ。 91 00:11:20,647 --> 00:11:25,819 速やかに立て直さねば 我らの足元が崩れてまう。 92 00:11:25,819 --> 00:11:28,319 分かっとるわ。 93 00:11:32,693 --> 00:11:40,393 つくづく… 運のええ男…。 94 00:11:42,669 --> 00:11:48,369 家康… っちゅうんは。 95 00:11:50,010 --> 00:11:52,846 (織田信雄) そなたにとっては 天の助けじゃ。➡ 96 00:11:52,846 --> 00:11:56,717 関白は まさに 兵を差し向ける寸前であった。 97 00:11:56,717 --> 00:12:00,417 そなたは命拾いしたんじゃ。 98 00:12:03,490 --> 00:12:06,393 上洛なされ。 99 00:12:06,393 --> 00:12:09,630 今しかない!➡ 100 00:12:09,630 --> 00:12:14,802 もう負けを認めるべきじゃろう。 天下は関白のものじゃ。 101 00:12:14,802 --> 00:12:19,973 数正は賢かったと思うぞ。 元はと言えば どなたのせいか。 102 00:12:19,973 --> 00:12:24,973 信雄様が勝手に和睦をしたせいで…。 (忠次)殿! 103 00:12:27,648 --> 00:12:34,154 信雄様。 我らは関白を信用できませぬ。 104 00:12:34,154 --> 00:12:39,660 上洛すれば 殺されぬとも限りませぬ。 105 00:12:39,660 --> 00:12:48,001 ♬~ 106 00:12:48,001 --> 00:12:50,671 では…➡ 107 00:12:50,671 --> 00:12:56,310 関白が人質を出せば 上洛するか? 108 00:12:56,310 --> 00:13:00,848 ♬~ 109 00:13:00,848 --> 00:13:03,750 上洛するんじゃな? 110 00:13:03,750 --> 00:13:07,454 ♬~ 111 00:13:07,454 --> 00:13:13,327 そりゃあ 戦をせずに済むのは 結構でごぜえますが➡ 112 00:13:13,327 --> 00:13:16,964 誰を人質に差し出すので? 113 00:13:16,964 --> 00:13:20,664 我らには子がおりませぬがね。 114 00:13:23,136 --> 00:13:25,936 身内はおるでよ。 115 00:13:28,008 --> 00:13:30,308 ≪(秀長)兄様。 116 00:13:37,284 --> 00:13:39,784 連れてきたに。 117 00:13:44,491 --> 00:13:47,828 まあ… 旭殿。 118 00:13:47,828 --> 00:13:50,497 何故? 119 00:13:50,497 --> 00:13:59,006 家康にゃ正室がおらんで… 関白の妹なら文句あるめえと 兄様が…。 120 00:13:59,006 --> 00:14:01,441 こし入れさせるんきゃ?➡ 121 00:14:01,441 --> 00:14:04,945 されど 旭殿には旦那様が…。 122 00:14:04,945 --> 00:14:06,880 別れさせる。 123 00:14:06,880 --> 00:14:10,617 (寧々)そんな…。 (秀吉)ええな?➡ 124 00:14:10,617 --> 00:14:13,120 旭。➡ 125 00:14:13,120 --> 00:14:16,790 おめえが うまくやらんと 次は➡ 126 00:14:16,790 --> 00:14:21,461 かか様を送りつけることになりかねんに。 127 00:14:21,461 --> 00:14:25,332 これくれえ役に立ちゃ~せ。 128 00:14:25,332 --> 00:14:30,137 (忠次)まさか 応じてくるとは 思いませんでしたな。➡ 129 00:14:30,137 --> 00:14:34,141 されど 秀吉としては この上ない歩み寄り。➡ 130 00:14:34,141 --> 00:14:39,479 よほど 地震の後始末に 手を焼いておるのでしょう。 131 00:14:39,479 --> 00:14:43,350 わしはもう 正室はとらんと決めておる。 132 00:14:43,350 --> 00:14:47,354 この話 何としても断れ! 133 00:14:47,354 --> 00:14:51,554 何か知恵を貸せ。 おい かずま…。 134 00:14:57,497 --> 00:15:00,400 正信。 135 00:15:00,400 --> 00:15:03,103 (正信)ありませんな。➡ 136 00:15:03,103 --> 00:15:06,106 正室とはいえ 形ばかりのこと。 137 00:15:06,106 --> 00:15:09,609 もらえるものは もらっておけばよろしいのでは? 138 00:15:09,609 --> 00:15:13,947 秀吉の妹ならば 利用する値打ちは大いにありましょう。 139 00:15:13,947 --> 00:15:17,947 上洛するか否かは また別のこと。 140 00:15:21,254 --> 00:15:27,627 天正14年5月 豊臣秀吉の妹 旭姫が➡ 141 00:15:27,627 --> 00:15:30,263 神の君のご正室として➡ 142 00:15:30,263 --> 00:15:34,968 浜松に おこし入れになったのでございます。 143 00:15:34,968 --> 00:16:04,768 ♬~ 144 00:16:10,437 --> 00:16:14,608 きぃ~! あ~! 145 00:16:14,608 --> 00:16:16,943 あ~! はあ~。 146 00:16:16,943 --> 00:16:22,816 徳川様が鬼瓦みたいなお方だったら どうしよまいとビクビクしとりましたが➡ 147 00:16:22,816 --> 00:16:26,953 お顔を拝すりゃあ 何だしゃん 優しそうな色男で➡ 148 00:16:26,953 --> 00:16:29,256 まっ ホッとしましたがね! ハハハッ。 149 00:16:29,256 --> 00:16:31,792 もっとも殿は こんな年増を押しつけられて➡ 150 00:16:31,792 --> 00:16:34,828 往生こいてまうでしょ~がね~! ハハハハハ…! 151 00:16:34,828 --> 00:16:38,665 そんなことは…。 (旭の笑い声) 152 00:16:38,665 --> 00:16:41,501 うん うみゃ~! 153 00:16:41,501 --> 00:16:46,339 (大久保忠世)まさに 秀吉の妹だわ…。 (鳥居元忠)えらいのを押しつけられて➡ 154 00:16:46,339 --> 00:16:49,643 殿も お気の毒に…。 おい。 おい。 おい。 155 00:16:49,643 --> 00:16:51,578 (旭)殿。 早くご上洛なさって 兄様に…。 (本多忠勝)おい。 (原康政)おい。 156 00:16:51,578 --> 00:16:53,878 おい。 うん? おい。 157 00:16:55,515 --> 00:16:59,286 ≪(旭)旭にごぜえます。 おつとめに参りました。 158 00:16:59,286 --> 00:17:01,755 (戸が開く音) 159 00:17:01,755 --> 00:17:11,055 ♬~ 160 00:17:12,766 --> 00:17:15,802 いえいえ お構えなく! 161 00:17:15,802 --> 00:17:19,002 形ばかり 形ばかり! 162 00:17:27,314 --> 00:17:30,183 アハ… 前のご正室は➡ 163 00:17:30,183 --> 00:17:33,453 麗しいお方だったそうで…。➡ 164 00:17:33,453 --> 00:17:39,153 こんなもんが代わりで 申し訳なく思っとります。 165 00:17:58,478 --> 00:18:04,217 う~ん! おいしゅうございます! 166 00:18:04,217 --> 00:18:06,417 於愛も。 167 00:18:08,088 --> 00:18:10,590 うん! (旭)それから➡ 168 00:18:10,590 --> 00:18:15,428 これは京で評判のおしろいでよ。 20は若くなるって。➡ 169 00:18:15,428 --> 00:18:18,098 於大様のような美しい方なら➡ 170 00:18:18,098 --> 00:18:20,767 ますます美しゅうなってまって えらいこっちゃ! 171 00:18:20,767 --> 00:18:23,236 おおっ! 172 00:18:23,236 --> 00:18:26,139 (於愛)義母上様 塗り過ぎでは…。 173 00:18:26,139 --> 00:18:28,108 えっ。 174 00:18:28,108 --> 00:18:33,246 私でも ほれ このとおり…。 175 00:18:33,246 --> 00:18:38,084 (笑い声) 殿方が びっくらこいて逃げてまうきゃ? 176 00:18:38,084 --> 00:18:42,255 (笑い声) 177 00:18:42,255 --> 00:18:46,793 まことに 愉快な方で ようございましたなあ 於愛。 178 00:18:46,793 --> 00:18:49,696 (於愛)はい。 お仕えしていて 楽しゅうございます。 179 00:18:49,696 --> 00:18:52,666 (笑い声) (旭)呼んだきゃ? 180 00:18:52,666 --> 00:18:56,503 なかなか楽しそうなお方様ですな。 181 00:18:56,503 --> 00:19:03,210 (平岩親吉)まあ あのようなおなごで 殿のお命の保証となるのかどうか…。 182 00:19:03,210 --> 00:19:05,145 はあ~。 183 00:19:05,145 --> 00:19:07,581 (正信)殿。 184 00:19:07,581 --> 00:19:10,917 何じゃ 正信。 あ~ 老婆心ながら➡ 185 00:19:10,917 --> 00:19:15,088 それとな~く探らせておりまして… 大坂周りを。 186 00:19:15,088 --> 00:19:17,090 うん? 187 00:19:17,090 --> 00:19:19,960 例の裏切り者でござる。 188 00:19:19,960 --> 00:19:25,232 秀吉のもとで いかなる悪だくみを 謀っておるかと思いましてな。 189 00:19:25,232 --> 00:19:28,768 興味がおありなら。 190 00:19:28,768 --> 00:19:32,439 (忠世)別に… 放っておけばよいのではないのか。 191 00:19:32,439 --> 00:19:35,942 うん? ああ? せっかくじゃ 申してみよ。 192 00:19:35,942 --> 00:19:37,877 秀吉のもとで何をしておる? 193 00:19:37,877 --> 00:19:41,248 な~んにも。 (忠世)何も? 194 00:19:41,248 --> 00:19:47,120 これといった働きは 何一つ聞こえてきませぬ。 195 00:19:47,120 --> 00:20:02,135 ♬~ 196 00:20:02,135 --> 00:20:06,973 (正信)それなりの屋敷をあてがわれ それなりの暮らしをしておるようですが➡ 197 00:20:06,973 --> 00:20:11,645 どうも 屋敷から出ることも めったにない様子。 198 00:20:11,645 --> 00:20:15,482 これは いわゆる飼い殺しですな。 199 00:20:15,482 --> 00:20:18,518 (親吉)飼い殺し…。 200 00:20:18,518 --> 00:20:21,154 飼い殺しか。 201 00:20:21,154 --> 00:20:24,658 秀吉のねらいは 殿から やつを奪うことであって➡ 202 00:20:24,658 --> 00:20:30,158 初めから重用する気はなかった… ということだろうな。 203 00:20:35,368 --> 00:20:39,839 (直政)私は… あの方が好きではなかった。 204 00:20:39,839 --> 00:20:42,676 (康政)私も好きではなかった。 205 00:20:42,676 --> 00:20:47,847 ああ。 好きではなかったが…➡ 206 00:20:47,847 --> 00:20:50,647 好きではなかったが…。 207 00:20:54,621 --> 00:20:57,421 敬っておりました。 208 00:20:59,192 --> 00:21:01,392 (康政)うん。 209 00:21:12,272 --> 00:21:15,141 はあ~。 210 00:21:15,141 --> 00:21:18,144 [ 回想 ] (石川数正)決して お忘れあるな。➡ 211 00:21:18,144 --> 00:21:22,015 私は どこまでも➡ 212 00:21:22,015 --> 00:21:25,015 殿と一緒でござる。 213 00:21:34,994 --> 00:21:37,297 ♬~ 214 00:21:37,297 --> 00:21:40,667 (秀長)家康は 何のかんのと いちゃもんをつけて➡ 215 00:21:40,667 --> 00:21:43,169 上洛せんつもりだて。 216 00:21:43,169 --> 00:21:46,506 役立たずな妹だわ…。 217 00:21:46,506 --> 00:21:50,844 家康が何を言おうが関わりねえ。 218 00:21:50,844 --> 00:21:54,180 もう一人 送りつけたる。 219 00:21:54,180 --> 00:21:58,184 関白の母親が人質なら ま~ 断れん。 220 00:21:58,184 --> 00:22:01,621 かか様は… 「うん」とは言わんに。 221 00:22:01,621 --> 00:22:05,125 (秀吉)う~ん… 寧々 説き聞かせたってちょう。 222 00:22:05,125 --> 00:22:08,625 私だって できませぬわ。 223 00:22:10,263 --> 00:22:13,133 秀長! 224 00:22:13,133 --> 00:22:19,272 弟よ これが最後だわ 家康に告げよ。 225 00:22:19,272 --> 00:22:24,978 かか様が着いた その日に上洛せえ。 さもなくば…➡ 226 00:22:24,978 --> 00:22:29,816 天下こぞっての大軍を差し向けると。 227 00:22:29,816 --> 00:22:33,686 何だしゃん 私のことを 雌猿と思ったんだわ! 228 00:22:33,686 --> 00:22:37,991 (於大)アハハハハッ! 人の殿方には一向にモテんのに➡ 229 00:22:37,991 --> 00:22:41,294 猿には モテモテだわ。 (笑い声) 230 00:22:41,294 --> 00:22:44,197 旭様。 アハハッ ハハッ 於愛殿。 231 00:22:44,197 --> 00:22:47,167 珍しい南蛮菓子があるに 食べてきゃ~せ。 232 00:22:47,167 --> 00:22:53,039 母上様が 大政所様が こちらへ参られます。 233 00:22:53,039 --> 00:22:55,175 かか様が? 234 00:22:55,175 --> 00:22:57,677 (於大)ようございましたなあ。➡ 235 00:22:57,677 --> 00:23:01,177 お会いできるのが 楽しみでございましょう。 236 00:23:05,785 --> 00:23:07,821 そうじゃな。 237 00:23:07,821 --> 00:23:13,259 楽しみだて! やっかましいのが増えて 皆は大変じゃろうがなあ!➡ 238 00:23:13,259 --> 00:23:17,059 アッハハハ…! 239 00:23:18,798 --> 00:23:22,298 (旭)うん! フフフフ…。 240 00:23:37,183 --> 00:23:41,654 (於愛)殿 少々よろしいでしょうか。 あとにしてくれ。 241 00:23:41,654 --> 00:23:44,157 これから大事な評定じゃ。 242 00:23:44,157 --> 00:23:47,994 ご上洛なさるのですか? 243 00:23:47,994 --> 00:23:49,929 まさか。 244 00:23:49,929 --> 00:23:53,229 では 戦を? 245 00:23:57,170 --> 00:24:03,170 あちらは妹君に加えて 老いたる母君まで差し出すのに? 246 00:24:06,846 --> 00:24:10,250 秀吉にひざまずけと申すか。 247 00:24:10,250 --> 00:24:14,621 お二人が不憫なだけでございます。 248 00:24:14,621 --> 00:24:18,124 要らんおなごを押しつけとるんじゃ。 249 00:24:18,124 --> 00:24:20,793 ここを姥捨て山とでも思っとるらしい。 250 00:24:20,793 --> 00:24:26,132 殿! あまりにも ひどい言いようでございます。 251 00:24:26,132 --> 00:24:29,802 旭様は あのように振る舞っておられますが➡ 252 00:24:29,802 --> 00:24:33,139 内心では どのような思いか…。 253 00:24:33,139 --> 00:24:37,644 長年連れ添った旦那様と 無理やり離縁させられて➡ 254 00:24:37,644 --> 00:24:40,280 来たくもない国へ来て 殿のご正室になられた…。 255 00:24:40,280 --> 00:24:44,980 わしの正室は一人じゃ! 猿の妹ではない。 256 00:24:47,987 --> 00:24:54,861 人を思いやれるところが そなたの取り柄と思うておったがの。 257 00:24:54,861 --> 00:24:58,298 思いやりなんぞで 国を守れるものか。 258 00:24:58,298 --> 00:25:02,101 これは わしと秀吉の駆け引きじゃ! 259 00:25:02,101 --> 00:25:05,801 おなごは男の駆け引きの道具ではない! 260 00:25:08,875 --> 00:25:11,778 母上らしくない物言いですな。 261 00:25:11,778 --> 00:25:15,248 ご自身こそ さんざん そのような目に…。 262 00:25:15,248 --> 00:25:20,119 だからこそ せめて ないがしろにされる者を➡ 263 00:25:20,119 --> 00:25:24,119 思いやれる心だけは失うなと 申しておる。 264 00:25:28,461 --> 00:25:32,131 旭様の侍女に聞きました。 265 00:25:32,131 --> 00:25:38,004 離縁した旦那様は 行方知れずだそうでございます。 266 00:25:38,004 --> 00:25:54,387 ♬~ 267 00:25:54,387 --> 00:26:20,087 (泣き声) 268 00:26:21,781 --> 00:26:26,252 (元忠)既に 秀吉の使者が 岡崎に向かっております。➡ 269 00:26:26,252 --> 00:26:32,058 この場が最後の話し合いになるかと…。➡ 270 00:26:32,058 --> 00:26:35,461 畿内も地震から立ち直りつつあり➡ 271 00:26:35,461 --> 00:26:41,134 拒めば 今度こそ 戦かと…。 272 00:26:41,134 --> 00:26:45,805 (忠勝)それでも よいではござらんか。➡ 273 00:26:45,805 --> 00:26:52,478 何年でも戦い続けて 領国を守り抜く。 274 00:26:52,478 --> 00:26:57,984 (直政)さよう。 初めから そのつもりであったはず。 迷うに及ばず! 275 00:26:57,984 --> 00:27:04,684 (忠次)それは本心か? 平八郎 直政。 276 00:27:07,226 --> 00:27:10,526 本当に戦えると思うか? 277 00:27:12,098 --> 00:27:15,598 (忠次)どんな勝ち筋があるというんじゃ。 278 00:27:17,770 --> 00:27:20,270 殿。 279 00:27:24,444 --> 00:27:29,644 殿も 本当は分かっておられるはず。 280 00:27:31,951 --> 00:27:37,151 我らは 負けたのだと。 281 00:27:41,961 --> 00:27:49,469 それを認めることが おできにならんのは…➡ 282 00:27:49,469 --> 00:27:55,969 お心を… とらわれているからでございましょう。 283 00:27:57,643 --> 00:28:02,482 とらわれているとは 何に? 284 00:28:02,482 --> 00:28:05,384 今は亡き➡ 285 00:28:05,384 --> 00:28:10,584 お方様と… 信康様。 286 00:28:16,763 --> 00:28:20,233 (忠次)そうでござろう? 悪いか? 287 00:28:20,233 --> 00:28:25,772 ♬~ 288 00:28:25,772 --> 00:28:30,243 もう誰にも何も奪わせぬ! 289 00:28:30,243 --> 00:28:33,112 わしが…➡ 290 00:28:33,112 --> 00:28:37,112 わしが 戦なき世を作る。 291 00:28:39,452 --> 00:28:43,956 2人に そう誓ったんじゃ。 292 00:28:43,956 --> 00:28:47,627 殿を➡ 293 00:28:47,627 --> 00:28:54,133 秀吉にひざまずかせたら…➡ 294 00:28:54,133 --> 00:28:57,833 お方様に顔向けできん! 295 00:29:00,006 --> 00:29:02,942 我らは 数正とは違う。 296 00:29:02,942 --> 00:29:06,078 思いがある!➡ 297 00:29:06,078 --> 00:29:08,778 心がある! 298 00:29:10,416 --> 00:29:15,588 その心を捨ててまで…➡ 299 00:29:15,588 --> 00:29:18,925 生き延びようとは思わん。 300 00:29:18,925 --> 00:29:23,429 殿を天下人にし 戦なき世を作る。 301 00:29:23,429 --> 00:29:28,601 それが 平八郎と私の夢だ。 302 00:29:28,601 --> 00:29:34,473 ♬~ 303 00:29:34,473 --> 00:29:37,243 評定のさなかぞ。 304 00:29:37,243 --> 00:29:44,116 ♬~ 305 00:29:44,116 --> 00:29:48,988 私には難しいことは分かりません。 306 00:29:48,988 --> 00:29:51,288 なれど…。 307 00:29:53,826 --> 00:29:58,965 お方様が目指した世は…➡ 308 00:29:58,965 --> 00:30:03,265 殿が なさなければならぬものなので ございますか? 309 00:30:05,838 --> 00:30:10,676 ほかの人が戦なき世を作るなら➡ 310 00:30:10,676 --> 00:30:13,813 それでも よいのでは…。 311 00:30:13,813 --> 00:30:20,987 ♬~ 312 00:30:20,987 --> 00:30:25,291 数正には…➡ 313 00:30:25,291 --> 00:30:29,491 それが見えておったのかもしれんな…。 314 00:30:34,967 --> 00:30:39,305 自分が出奔すれば➡ 315 00:30:39,305 --> 00:30:43,843 戦は もうしたくてもできぬ。 316 00:30:43,843 --> 00:30:46,679 それが 殿を➡ 317 00:30:46,679 --> 00:30:49,181 皆を➡ 318 00:30:49,181 --> 00:30:53,681 ひいては 徳川を守ることだと。 319 00:30:56,322 --> 00:31:03,629 (正信)だから 誰も巻き込まず 己一人で間者となった。➡ 320 00:31:03,629 --> 00:31:08,968 罪を全て一人で背負った。 321 00:31:08,968 --> 00:31:14,668 殿の ご迷惑にならぬように。 322 00:31:23,816 --> 00:31:28,988 私 ずっと考えておりました。 323 00:31:28,988 --> 00:31:34,488 なぜ数正殿が 仏様を置いていかれたのか。 324 00:32:01,454 --> 00:32:05,791 (正信)何じゃ? (元忠)花… 全部 押し花だわ。 325 00:32:05,791 --> 00:32:08,461 (直政)どうして こんなもんが…。 326 00:32:08,461 --> 00:32:11,263 (於愛)私にも分かりませぬ…。 327 00:32:11,263 --> 00:32:17,470 でも… もしかしたら…。 328 00:32:17,470 --> 00:32:27,646 ♬~ 329 00:32:27,646 --> 00:32:31,484 (於愛)今はなき あの場所を➡ 330 00:32:31,484 --> 00:32:37,356 数正殿は ここに閉じ込めたのではありませんか? 331 00:32:37,356 --> 00:32:51,871 ♬~ 332 00:32:51,871 --> 00:32:56,709 (於愛)いつも… 築山に➡ 333 00:32:56,709 --> 00:33:00,846 手を合わせておられたのでは ありませんか? 334 00:33:00,846 --> 00:33:44,290 ♬~ 335 00:33:44,290 --> 00:33:47,993 よい香りだ。 336 00:33:47,993 --> 00:33:54,667 懐かしい… 築山の香りだわ…。 337 00:33:54,667 --> 00:33:58,170 (すすり泣き) なんとも…➡ 338 00:33:58,170 --> 00:34:02,441 不器用なお方じゃな…。 339 00:34:02,441 --> 00:34:08,141 (忠次)それが… 石川数正よ。 340 00:34:16,622 --> 00:34:18,922 殿。 341 00:34:22,128 --> 00:34:26,799 お心を縛りつけていた鎖➡ 342 00:34:26,799 --> 00:34:32,299 そろそろ 解いてもよろしいのでは? 343 00:34:34,540 --> 00:34:37,276 これ以上…➡ 344 00:34:37,276 --> 00:34:40,646 己を苦しめなさるな。 345 00:34:40,646 --> 00:34:43,646 はあ…。 346 00:34:46,986 --> 00:34:49,686 (はなをすする音) 347 00:34:55,661 --> 00:34:58,497 平八郎…➡ 348 00:34:58,497 --> 00:35:00,997 小平太。 349 00:35:08,774 --> 00:35:12,111 わしは➡ 350 00:35:12,111 --> 00:35:18,450 天下を取ることを…➡ 351 00:35:18,450 --> 00:35:21,954 諦めてもよいか? 352 00:35:21,954 --> 00:35:29,261 ♬~ 353 00:35:29,261 --> 00:35:32,164 直政…➡ 354 00:35:32,164 --> 00:35:34,664 皆…。 355 00:35:37,636 --> 00:35:40,673 秀吉に…。 356 00:35:40,673 --> 00:35:50,816 ♬~ 357 00:35:50,816 --> 00:35:56,488 秀吉に➡ 358 00:35:56,488 --> 00:36:03,295 ひざまずいても…➡ 359 00:36:03,295 --> 00:36:06,098 よいか? 360 00:36:06,098 --> 00:36:19,645 ♬~ 361 00:36:19,645 --> 00:36:22,948 (忠勝)数正のせいじゃ…。 362 00:36:22,948 --> 00:36:26,785 ♬~ 363 00:36:26,785 --> 00:36:35,794 そうじゃ… 数正が裏切ったから… やむをえん! 364 00:36:35,794 --> 00:36:41,467 やつのせいで わしらは戦えなくなった! 責めるなら数正である! 365 00:36:41,467 --> 00:36:46,639 数正のせいじゃ! 殿は悪くない! 全て数正じゃ! 裏切り者め! 366 00:36:46,639 --> 00:36:49,475 (忠次)数正の薄情者! 数正のたわけ! 367 00:36:49,475 --> 00:36:52,144 数正のあほたわけ! (直政)あほたわけ! 368 00:36:52,144 --> 00:36:55,047 数正が! あほたわけ! 369 00:36:55,047 --> 00:37:01,954 ♬~ 370 00:37:01,954 --> 00:37:05,090 あほたわけ…! 371 00:37:05,090 --> 00:37:19,938 ♬~ 372 00:37:19,938 --> 00:37:28,138 (鍋)私は あなた様と のんびりできて うれしゅうございます。 373 00:37:33,485 --> 00:37:37,356 (鍋)あなた様の方こそ…➡ 374 00:37:37,356 --> 00:37:42,156 このような処遇に遭うと 分かっていながら…。 375 00:37:46,799 --> 00:37:51,637 (鍋)まことに 殿がお好きでございますな。 376 00:37:51,637 --> 00:37:53,672 シ~ッ。 377 00:37:53,672 --> 00:37:56,508 あほたわけ。 378 00:37:56,508 --> 00:38:04,808 (笑い声) 379 00:38:10,756 --> 00:38:13,056 はあ~。 380 00:38:23,235 --> 00:38:30,442 (足音) 381 00:38:30,442 --> 00:38:33,112 あっ 殿。 382 00:38:33,112 --> 00:38:36,782 かか様がござらっせるみて~だわ。 383 00:38:36,782 --> 00:38:43,122 また やっかましいのが増えてまって 災難でごぜ~ますな。 384 00:38:43,122 --> 00:38:45,922 もうよい。 385 00:38:47,626 --> 00:38:50,926 もう おどけなくてよい。 386 00:38:52,798 --> 00:38:55,701 つらい気持ちを押し隠し➡ 387 00:38:55,701 --> 00:39:02,474 両家の間を取り持とうと 懸命に明るく振る舞ってくれたのに…➡ 388 00:39:02,474 --> 00:39:06,445 老いた母君まで来させることとなり➡ 389 00:39:06,445 --> 00:39:09,645 まことに申し訳ない。 390 00:39:11,283 --> 00:39:13,983 このとおりじゃ。 391 00:39:28,233 --> 00:39:31,233 わしは 上洛する。 392 00:39:37,910 --> 00:39:42,748 そなたのおかげで…➡ 393 00:39:42,748 --> 00:39:47,953 我が家中が少しだけ明るくなった…。 394 00:39:47,953 --> 00:39:50,856 礼を言うぞ。 395 00:39:50,856 --> 00:39:58,464 そなたは わしの大事な妻じゃ。 396 00:39:58,464 --> 00:40:17,649 ♬~ 397 00:40:17,649 --> 00:40:36,001 (泣き声) 398 00:40:36,001 --> 00:41:27,986 ♬~ 399 00:41:27,986 --> 00:41:34,493 関白秀吉が 天下を預けるにふさわしい人物か否か➡ 400 00:41:34,493 --> 00:41:37,396 この目で確かめてくる。 401 00:41:37,396 --> 00:41:44,670 そして 関白を操り この世を浄土とする。 402 00:41:44,670 --> 00:41:50,842 それが これからのわしの夢じゃ。 403 00:41:50,842 --> 00:41:53,745 手伝ってくれ。 404 00:41:53,745 --> 00:41:56,014 はい。 405 00:41:56,014 --> 00:42:04,514 ♬~ 406 00:42:08,260 --> 00:42:12,464 (秀吉)上洛…。➡ 407 00:42:12,464 --> 00:42:14,399 ハッ。 408 00:42:14,399 --> 00:42:31,149 ♬~ 409 00:42:31,149 --> 00:42:34,486 わしらは もう 一つの家だわ! 410 00:42:34,486 --> 00:42:38,290 この家康 殿下に陣羽織は着させませぬ。 411 00:42:38,290 --> 00:42:41,660 ありゃ わしの息子なんかのう? 412 00:42:41,660 --> 00:42:45,530 我らは 徳川殿を信用できぬということ。 413 00:42:45,530 --> 00:42:50,836 この世から戦がなくなることは ねえ。 414 00:42:50,836 --> 00:42:53,171 石田治部少輔三成でございます。 415 00:42:53,171 --> 00:42:55,674 気が合いそうでござるなあ。 416 00:42:55,674 --> 00:42:58,174 次回 どうする。 417 00:43:05,017 --> 00:43:13,317 天正18年 石川数正は 秀吉の命により 松本城の築城を始めました。 418 00:43:16,495 --> 00:43:23,695 当時 資材不足から 柱は 神社などからも集めたといわれています。 419 00:43:25,504 --> 00:43:27,839 遠征先から数正は➡ 420 00:43:27,839 --> 00:43:31,677 城の工事の 進捗の報告をしてくれた家臣へ➡ 421 00:43:31,677 --> 00:43:35,477 わざわざ感謝の書状を送っています。 422 00:43:37,182 --> 00:43:41,482 城下の整備にも着手した数正。 423 00:43:43,055 --> 00:43:50,755 城の鬼門の地には 領内の安泰を願い 社を建てたと伝わっています。 424 00:43:53,632 --> 00:43:57,569 衰退していた兎川寺を再興させるため➡ 425 00:43:57,569 --> 00:44:02,569 数正は 領地などを保証する 文書を出しました。 426 00:44:04,276 --> 00:44:08,814 境内には 城の完成を見ずに亡くなった数正が➡ 427 00:44:08,814 --> 00:44:12,514 妻と並んで供養されています。 428 00:44:14,619 --> 00:44:19,991 数正の城造りへの思いは 息子 康長へと引き継がれ➡ 429 00:44:19,991 --> 00:44:23,491 現在の松本市となったのです。 34184

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