Afrikaans
Akan
Albanian
Amharic
Arabic
Armenian
Azerbaijani
Basque
Belarusian
Bemba
Bihari
Bosnian
Breton
Bulgarian
Cambodian
Catalan
Cebuano
Cherokee
Chichewa
Chinese (Simplified)
Corsican
Croatian
Czech
Danish
Dutch
Esperanto
Estonian
Ewe
Faroese
Filipino
Finnish
French
Frisian
Ga
Galician
Georgian
Greek
Guarani
Gujarati
Haitian Creole
Hausa
Hawaiian
Hebrew
Hindi
Hmong
Hungarian
Icelandic
Igbo
Indonesian
Interlingua
Irish
Italian
Japanese
Javanese
Kannada
Kazakh
Kinyarwanda
Kirundi
Kongo
Korean
Krio (Sierra Leone)
Kurdish
Kurdish (Soranî)
Kyrgyz
Laothian
Latin
Latvian
Lingala
Lithuanian
Lozi
Luganda
Luo
Luxembourgish
Macedonian
Malagasy
Malay
Malayalam
Maltese
Maori
Marathi
Mauritian Creole
Moldavian
Mongolian
Myanmar (Burmese)
Montenegrin
Nepali
Nigerian Pidgin
Northern Sotho
Norwegian
Norwegian (Nynorsk)
Occitan
Oriya
Oromo
Pashto
Persian
Polish
Portuguese (Portugal)
Punjabi
Quechua
Romanian
Romansh
Runyakitara
Russian
Samoan
Scots Gaelic
Serbian
Serbo-Croatian
Sesotho
Setswana
Seychellois Creole
Shona
Sindhi
Sinhalese
Slovak
Slovenian
Somali
Spanish (Latin American)
Sundanese
Swahili
Swedish
Tajik
Tamil
Tatar
Telugu
Thai
Tigrinya
Tonga
Tshiluba
Tumbuka
Turkish
Turkmen
Twi
Uighur
Urdu
Uzbek
Vietnamese
Welsh
Wolof
Xhosa
Yiddish
Yoruba
Zulu
(荷車の音)
(女)あはは…
(女)痩せようかなと思って
あら 郵便屋さん ちょっと これ―
出しといて 出しといて
(女)ねえ それで どうやって痩せたって?
(女)え? (女)あんた痩せらんないじゃん
(女)何で? だって うちの父ちゃんが―
“太ってんのがいい”とか 言うんだけども やっぱり…
(女)あらあ
(女)やだあ 何すんの? あんた スケベだねえ
あんた
(郵便局員)沢木(さわき) これも頼むわ
(沢木)201号室
“野口(のぐち)修二(しゅうじ)”
(押す音)
すみません
すみません 郵便屋です
すみませーん
あっ
郵便屋です
(野口) そんなもん 頼んでねえよ
(沢木)野口
港(みなと)高校の…
沢木か?
(沢木)やっぱり
入れよ
(沢木)大丈夫か お前
顔色 悪いぞ
お前…
ふっ 大丈夫 大丈夫
麻酔 打ってっからよ 痛くねえんだよ
でも… お前…
すごい血だぞ
えっ?
あっ ほんとだ
まあ ゆっくりしていけよ
おう
(野口の舌打ち)
(沢木)意外と広いんだな
ああ 物がねえからな
お前 何やってんの?
ヤクザだ
で 俺に何か用か?
(沢木)ああ これ
そっか お前 郵便屋だもんな
毎日 こんな時間まで 配達してんのか?
大変だな 郵便屋も
うん まあな
(野口)楽しいか? 郵便屋
いや でも仕事だから
楽しいぞ ヤクザは
指詰めて…
痛い思いして楽しいのか?
お前 最近 興奮したか?
え?
ガキのころみてえに 胸がドキドキすることあるか?
30過ぎて興奮したり 胸がドキドキするなんて―
そうザラにあるもんじゃねえよ
でもな ヤクザにはそれがある
毎日が緊張の連続だよ
この先 胃に穴が開くまで コツコツ働いて何が残る?
バカみてえにペコペコ頭下げて こび売って生きて何が残る?
俺は名前を残すぜ
裏街道にな
じゃあ 俺 帰るわ
ああ まだ こんなに 配達 残ってんのか 大変だな
ああ
(野口)ふっ
また ゆっくり来いよ
(沢木)ああ
(竹林(たけばやし))今 男が自転車に乗って そちらに向かいました どうぞ
(警察官)了解
服装はダークグリーンのスーツ上下 同じ色の帽子を着用 赤いネクタイ
赤色の自転車に乗っています どうぞ
(警察官)了解 そっちは引き続き 容疑者の監視をお願いします
(竹林)了解
(飯田(いいだ))こんな時間に 郵便配達なんて 怪しいな
大体 配達中の郵便屋が いちいち 人の家に上がり込むか?
間違いないな
運び屋だ
(土門(どもん))でかいヤマになりそうだな
(前田(まえだ))え?
におうんだよ
キナ臭い犯罪のにおいがな
(落合(おちあい))部長の勘に間違いない
直感ってやつさ
(藤村(ふじむら))あっ 来ました
(落合)まるで郵便屋だな
大胆な野郎だ
(土門)身元の確認をしろ
はい
(野口)ガキのころみてえに―
胸がドキドキすることあるか?
んな…
ただのヤクザもんじゃねえかよ
ああっ!
金 下ろすの忘れた
はぁ
ふー
(電車の走行音)
(ゲップ)
んん…
50パーセント… オフ!
オフ!
オフ!
オフ!
オフ!
オフ!
オフ!
1人で飲む量じゃないな
ええ 中に 仲間が いるのかもしれませんね
警部に連絡しろ
はい
前田ですが―
大量の酒を買い込んで 今 アパートに入りました
中に仲間がいる可能性あり どうぞ
いいか 必ず誰かと接触するはずだ
引き続き監視を続けてくれ
俺たちは 一旦 署に戻って作戦を立て直す
以上だ
(前田)了解
仲間か
(沢木)おう
なになに?
ん?
“前略”
“1年は夢と過ぎ去り―”
“歳末大売り出しに 街の ざわめくころ―”
“後ろ髪引かれる思いに 涙する―”
“シンガポールの街の朝”
むかつく!
ん…
ん?
女の字だ
ん?
“拝啓”
“この手紙が届くころには―”
“もう私は いないかもしれません”
別れの手紙か?
ふっ… ん?
“何度か お便りを 差し上げましたが―”
“お返事がなく心配しています”
“お元気なのでしょうか?”
捨てられたのねえ
ま よくあるパターンだ
“どうしても 最後に一言 お詫びが言いたくて”
“今まで 無理なお願いをして すみませんでした”
“いくら おば様…”
おば様?
“おば様以外に―”
“身寄りがないとはいえ―”
“お金のお願いをするなど―”
“過ぎた甘えを お許しください”
ああ…
金銭トラブルか
“でも その必要は なさそうです”
“実は 私の命は そう長くはありません”
“ガンだそうです”
“お医者様からは―”
“もう治療はしなくていいと 言われました”
(電車の走行音)
あーあ
“グリーンハイツ210号”
“北川(きたがわ) 美津子(みつこ)様”
お引っ越し
何してんですかねえ?
分からん
だが やつが ヤクの運び屋だってことに―
間違いはない
野口以外に まだ売人が いるのかもしれませんね
“12号室 小夜子(さよこ)”
はぁ
〝港町中央(みなとまちちゅうおう) 8…〞
(沢木)すみません
この人 この病院にいませんか
(看護師)さあ?
(沢木)あっ
すみません
すみませんね
(男性患者) この手紙 出しといてくれる?
(沢木)え?
(男性患者)じゃあ
(沢木)はあ
(飯田)分かった
例の郵便屋は 病院を渡り歩いてるそうです
(竹林)なるほど 考えたな
それで郵便屋の格好してるのか?
病院を渡り歩いても 怪しまれずに済む
(土門)それに病人ってやつは ほとんどが犯罪者に見えるからな
野口はどうした?
今朝早く アパートを出て―
やつの所属する港一家の 事務所に入っていきました
(土門)誰か付いてるのか
私服が張り付いてます (土門)うん
野口は ただのチンピラだ
締め上げたところで 何も知らないだろう
やはり あの郵便屋ですね
郵便屋か
(看護師)面会ですか?
(沢木)ああ…
(看護師)北川さーん あら?
いないわねえ
北川さん どこにいるか知らない?
(看護師)あ 小夜子さんなら さっき屋上にいましたよ
(沢木)ああ どうも
(走る足音)
(小夜子)あっ
(沢木)はっ
すいません
手紙 書いたんだけど―
出す相手がいなくて
(殺し屋ジョー)おい
看護婦さん 捜してたぞ
(小夜子)あっ 忘れてた
(看護師)北川さん (小夜子)はい
あっ 手紙!
あっ うん だ… 出しとくよ
え?
3時は 点滴の時間なんだ
ああ…
あなたは受けなくていいんですか?
俺は打っても 大して意味がないかな
郵便屋ってモテるんだな
俺も郵便屋になればよかった
何してるんですか?
殺し屋だ
殺し屋が入院しちゃったんですか?
そう
どこが悪いんですか?
細胞
細胞…
そう
俺の体の中に 殺し屋が現れた
ガン細胞ってやつさ
殺し屋が殺し屋に殺される
早口言葉みたいだな
(政治家)それじゃ これで (男)どうも
(銃声)
(警護)しまった!
(沢木)へえ 殺し屋かあ
ほんとにいるんだ
(殺し屋ジョー) 殺し屋も大変なんだよ
いい仕事やっても 表彰されるわけじゃないし―
俺たちは名前も過去も ねえんだからなあ
(沢木)あっ そうか
(殺し屋ジョー)それに仕事なんて そう あるもんじゃねえからな
1年に どれくらいあるんですか?
(殺し屋ジョー)あるときで 2~3回ってとこかな
(沢木)へえ
そんなもんなんだ
(殺し屋ジョー)今 日本に 殺し屋は どれぐらい いると思う?
(沢木)さあ?
800人だ
800人?
だから大変なんだよ 仕事なくって
ないときは どうしてるんですか?
みんなアルバイトしてるよ
コックの見習いだとか そば屋の出前だとか
それに 仕事入ったときのために 練習もしなきゃなんねえだろ
練習って?
出前で 客に気付かれないように そっと そば持っていったり…
休憩中に路地裏にいる犬や猫を 撃ってみたり
(猫の鳴き声)
まあ―
そういうやつらは エージェントに 入ってないやつらなんだけどね
エージェント?
自分で“殺し屋ジョー”なんて 書いた名刺 持って―
“仕事ありませんか”なんて ヤクザ事務所にでも行ってみろ
逆に ぶっ殺されるぞ
ちゃんとマネージメントを してくれる―
事務所ってもんがあるんだよ
何ていう事務所ですか?
エース
エースかあ
エースには何人ぐらい 所属してるんですか?
この間 ニューフェースが 入ったから 30人ぐらいかな
じゃあ 今は休養中なんですね
いや…
オーディションの結果待ちなんだ
オーディション?
“全国殺し屋選手権大会”
(ドアが開く音)
(案内係) それでは第3次オーディション―
最終選考を行います
皆さんも ご存知だとは思いますが 優勝者には賞金5千万円と―
本場イタリアでの殺し屋体験ツアー および世界殺し屋連盟より―
キング・オブ・キラーの認定書が 授与されます
では1番 レオンさん
オーディション会場のほうへ よろしくお願いします
(レオン)Oui(ウイ)
では準備がよければ よろしくお願いします
ウイ
(有馬)うん うん
ありがとうございました それでは写真を1枚
(シャッター音)
それではブリジット・ランさん
オーディション会場のほうへ よろしくお願いします
(審査員たち)ほお
(有馬)おお ええやないか
(案内係)あっ 写真を
(シャッター音)
(シャッター音)
(案内係) それでは エースのジョーさん
オーディション会場のほうへ
(足音)
(有馬)ジョー
早撃ちのジョー
長いつきあいやのう
(殺し屋ジョー)はい
(園堂)分かっているな?
年齢制限は45だ
(殺し屋ジョー)はい
(園堂)正直 我々は君に―
このキング・オブ・キラーの認定書を あげたいと思っている
(殺し屋ジョー) ありがとうございます
(鮫島)いよいよだな
(殺し屋ジョー)はい
(鮫島) 健康診断の結果なんだが―
あんまり良くないようだ
健康状態も審査の対象になる
一度じっくり 医者に診てもらえ
はい
しっかりな
(案内係) では そろそろ実技のほうに―
移らせていただきたいと思います
(銃声)
(沢木)で…
結果はどうだったんですか?
(殺し屋ジョー)3発とも命中した
ど真ん中にですか?
まあな
じゃあ 優勝じゃないですか
いや…
まだ合格通知のハガキが 届いてねえんだよ
でも きっと優勝ですよ
それに…
それに 健康状態が 審査の対象に入るって言ったろ?
俺の体はもう…
はぁ
じゃあな
(落合)“おしゃべりジョー”
おしゃべりジョー?
3~4年前に ジョウトウ商事の 覚醒剤密輸事件っての あったろ
ええ
その事件に潜入していた 捜査4課のサカガミに―
“俺は殺し屋”だの “会長の命を狙ってる”だの―
取引場所から黒幕まで何から何まで すっかり しゃべったらしいんだ
でも その会長は 殺されたんですよね?
ああ
やつが しゃべってくれたおかげで 事件の全貌は つかめたんだが―
会長は あっさり殺されちまった
じゃあ やったのは…
さあな 何の証拠も残ってないんだ
あの野郎―
ただの運び屋じゃねえな
(女)ううっ 私も殺し屋になる!
無理だ
どうして?
殺し屋になるのに一番必要なものが 何だか分かるか?
え?
リズム感だ
何それ
お前みたいな音痴に リズム感があるわけねえだろ
だから無理だ
ううっ
殺し屋ってのは常に頭の中で 音楽が流れてなきゃいけねえんだ
ジャズにバラード そしてロック
そのときに流れてる音楽で 殺し方が決まる
殺すほうも殺されるほうも リズムってもんがあるんだ
分かるか?
リズム感と殺しなんて 関係ないわよ
バカ
ただ拳銃ぶっ放してるようなやつは 殺し屋とは言わねえ
音楽に乗って現れ 音楽に乗って消える
大事なのはスタイルだ 美意識ってやつさ
(すすり泣き)
美意識?
そう 美意識だ
殺し屋ってのは 殺されるやつが 最後に見る人間なんだ
だから身に付けるもの 髪型一つまで配慮が必要なんだ
お前だって 鼻毛出した ステテコおやじに殺されるより―
アル・パチーノみたいな紳士に 殺されるほうがいいだろ?
俺だったら…
ブロンドにトレンチコートを着た 淑女に殺されたい
分かったら諦めろ
(女の泣き声)
(ドアの開閉音)
(飯田)警部!
郵便屋が接触しました
相手は殺し屋ジョーです
(土門)何? (竹林)殺し屋ジョーか
(藤村)港一家の野口 それに殺し屋ジョー
何かありますね
竹林 お前はどう思う?
ジョーは 殺しのプロフェッショナルです
やはり 殺しの依頼じゃないでしょうか
(藤村)郵便屋は 港一家の野口に 殺し屋を紹介してもらい―
そして依頼したということか?
でも殺し屋ジョーといえば 大リーグ級の殺し屋だ
あの郵便屋に そんな 殺し屋を雇う金があると思うか?
払うんじゃなく入るんだとしたら?
保険金か
(野口の荒い息)
(黒川(くろかわ)) “詰めた指 なくした”て お前…
笑かしてんのか? (野口の荒い息)
(板倉)ほんまやで 指持ってこな あかんがな 指 よう
(相原)ほんまは あとで ひっつけよう思うてんのちゃうんか
(野口の荒い息)
正直に言うてみ?
あ… ああ… ほんとに ちゃんと詰めました
うっ
(板倉)大体 己が シャブに手え出すさかい―
こんなことになっとんのやないか 分かっとるか?
はい
(黒川)組長が帰ってくるまでに ちゃんと捜しとけ
はい
逃げても無駄やさかいな 分かっとんな?
はい
あっ
(戸が開く音)
(看護師)はい
(戸が閉まる音)
(小夜子) やなことなんて 何一つないの
全てが大切なの
最初に病気のこと聞かされたとき 私 ひどかったんだ
何で私ばっかりって
死のうと思った
それで死ぬつもりで ここへ来たの
そしたらね―
“あ ラーメンが食べたい”って 思ったの
“駄目駄目”
“今から死のうってときに 何がラーメンだ”って―
忘れようとするんだけど どうしても忘れられなくて…
“もうこうなったら ラーメン食べてから―”
“死んでやろう”って―
病院 抜け出して ラーメン食べに行ったの
いっぱい汗かいて はな すすりながら食べたの 2杯
(沢木)はは
(小夜子)人って 生きていると 必ず何かに つまづくと思うの
間違いもするし
でも それって 前進している証拠でしょ?
立ち止まって何もしない人よりは ずっとマシよね
今が大切なの
過去にも未来にも 苦しむ必要はないでしょ?
過去は もう存在しないし―
未来は まだ存在しない
私には―
あしたの約束なんて できないから
今日できること あしたに 持ち越したりなんか しないの
(藤村)ご苦労さん
(竹林)あの病院の患者の中に―
多額の保険に入ってる者は 1人もいませんでした
(土門)保険金目当てじゃねえのか
(藤村) 個人的な恨みかもしれませんね
(土門) 郵便屋が連れ回してる女は?
(飯田)北川 小夜子 末期ガンの患者です
(土門)怪しいな
(藤村)そんな女 連れ回して―
何をカモフラージュ してるんですかね
(竹林)慎重なやつだ
(土門)カモフラージュ?
おい 藤村 (藤村)はい
郵便屋の仕事内容 言ってみろ
(藤村)はい えー
ハガキとか手紙の配達 (土門)それと?
(藤村)あとは小包とか
それだ!
(藤村)小包 爆弾… 爆弾テロ!
ビンゴ!
(飯田)それで女を利用して 人混みの中を?
(竹林)郵便屋は小包持っていても 怪しまれませんからね
(土門)竹林 飯田 (飯田)はい
(土門)すまんが 郵便屋の アパートの部屋の中を調べてこい
(竹林)はい
(土門)バックに でかい組織があるかもしれん
慎重に行動しろ!
(竹林・飯田)はい
お前の中の殺し屋を ぶっ殺してやる
撃って
もっと撃って
殺して
殺して
殺して 殺して
殺して
(沢木)約束… しよう
あした3時に迎えに行くから
約束
約束
約束
約束っ!
約束
約束
約束!
約束!
約束!
約束ーっ! 約束ーっ!
約束!
約束!
約束!
約束
(シャッター音)
(竹林)ひでえなあ
(飯田)やっぱり金が目当てだ (竹林)ああ
(竹林)おい (飯田)ん? どうした?
シャブだ (飯田)ほらな
やっぱりシャブの運び屋だ (竹林)ああ
なあ (竹林)おう
(飯田)よし 引き揚げるぞ (竹林)おう
(踏んだ音)
どうした?
指だ
(殺し屋ジョー)よう 郵便屋
実家に帰ることにしたよ
(沢木)殺し屋に 実家があるなんて知らなかった
(殺し屋ジョー) テレビとか映画の見過ぎなんだよ
過去なんて そう簡単に 消せるもんじゃねえよ
そんなことしてたら 殺し屋になる前に―
両親から親戚から―
俺の知り合い全部 殺さなくちゃなんないじゃないか
(沢木)この間 聞いたときは 過去も名前もないって言ってたのに
(殺し屋ジョー) あれは決まり文句なんだよ
(沢木)テレビとか映画の 見過ぎなんじゃないの?
(沢木と殺し屋ジョーの笑い声)
どうして帰るんですか?
殺し屋が病院のベッドで 死ぬわけにはいかねえだろ
みんな元気かなあ
ジョーって 本名 何ていうの?
コバヤシ ツネオ
え?
コバヤシ ツネオ?
常識の“常”に“雄(おす)”
ふふふ くくくっ
おかしいか? (沢木)ふふふ あはは…
殺し屋常雄(つねお)じゃ かっこ悪いだろ (沢木)あはは…
そんなに おかしいか? (沢木)くくく…
ああ 俺 こっちだから
あ それと…
あの子には お前しかいないんだ
しっかり守ってやれよ
じゃあな
(藤村) 今回も警部の勘が当たりましたね
部屋に残されていたのは 小指だけです
他の部分は どうしたんでしょうね
裏庭にでも埋めたんだろう
小指だけ埋め忘れた
ありえますね
間違いなく バラバラ殺人だ
精神異常者が覚醒剤まで 使用してるとなると―
かなり危険ですね
あとは 殺し屋ジョーが どう絡んでるかですね
(電話の着信音)
はい うん うん
分かった
郵便屋は殺し屋ジョーと 接触したあと―
アパートに帰ったそうです
落合と前田は?
郵便屋に張り付いてます
よし
あしただ あした 決着をつけるぞ
今夜は ゆっくり休め
(竹林・飯田・藤村)はい
(電話の着信音)
(沢木)はい
(野口)沢木か? 野口だ
野口?
どうした?
(野口)俺の小指 知らねえか?
え?
(野口)俺の小指 知らねえか?
小指って… あの…
この間の?
(野口)ねえんだよ
ないって…
だって 詰めたんじゃないの
(野口) そういう意味じゃねえんだよ
詰めた小指がねえんだよ
だから―
詰めたからじゃないの?
もう駄目だ 殺される
殺されるよ
殺されるって どうして?
詰めた小指 なくしちまったんだよ
(沢木)なくした?
小指は組に… 組長に 差し出さなきゃなんねえんだよ
差し出すって―
提出するってことか?
はぁ もう駄目だ
おい
小指なくしたくらいで 何で殺されるんだよ?
(野口)もし あったら 港一家の事務所に…
おい 野口
おい 野口
(電話の不通音)
(電話の不通音)
(電話の不通音)
おい
(電話の不通音)
(踏んだ音)
うそ
うわあ… 指…
“キング・オブ・キラー”?
“コバヤシ常雄殿”
ジョーのだ
ジョー!
24日?
あと2日だ
(前田)あっ
(落合)郵便屋 動きました
先に港一家 行ったほうが早いな
しまった!
(刑事) 一体 何のつもりなんですか?
(刑事) これの どこがバラバラ殺人なんだ え? 言ってみろ!
(松平)おい 土門!
(刑事たちの怒号)
どけっ! (刑事)隊長!
どけ どけ!
順番が違うんじゃねえのか?
逮捕状も出てねえのに 何が対策本部だ!
てめえ 頭おかしいんじゃねえのか!
今 説明するから―
黙って聞いてろよ タコ!
このクソ野郎!
容疑者の名前は沢木龍一 33歳
覚醒剤所持および本人も覚醒剤を 使用しているものと思われる
それから 沢木の行動範囲から 推測されるのだが―
小包を使った爆弾テロという 見方も考えられる
沢木の行動は 都市ゲリラの戦法に よく似ており―
新・権力体制設立の基盤を作り出す えー まあ そういったような…
だから!
だから それのどこが バラバラ殺人と関係があるんだ!
(刑事たち)そうだ!
タコは引っ込んでろ!
何だと 貴様!
やるのか この野郎
上等じゃねえか
(飯田)あっ!
警部
博士が見えました
あ 先生 こちらです どうぞー
先生?
えー 紹介します え こちらは―
心理学的プロファイリングと 呼ばれる技術を用いて―
捜査に協力してくださる 篠原(しのはら)先生だ
じゃあ 先生 ここにいるバカに 説明してやってください
ん!
(篠原) プロファイリングというのは 人物素描のことを言い―
犯人の動機や行動パターンを 心理学的立場から推理し―
割り出していく方法を言います
一般的に殺人犯というのは―
秩序型と無秩序型 この2つのタイプに分類されます
秩序型というのは―
ある程度 筋道の通った 行動を示すタイプを言います
一方 無秩序型は 通常の基準から見て―
まるで倫理的でない行動を 取るタイプを言います
では 容疑者 沢木龍一は―
どちらのタイプに属するのか?
このポラロイド写真に 注目してください
手紙やハガキが散乱しています
これは容疑者の混乱した 精神状態を示しており―
彼の妄想を反映した 衝動的で 象徴的な要素が現れてます
そして この切断された 指ですが―
セックスが絡んでいると言って まず間違いはないでしょう
この指は 容疑者が犯行時の興奮を よみがえらせるために―
持ち帰ったものだと考えられます
したがって 容疑者 沢木龍一は―
無秩序型の殺人犯であると 考えられます
この顔写真を見ても 分かりますように―
容疑者は痩せ形タイプの人間です
痩せ形の男性は―
内向型の精神分裂病になる 傾向があると言われています
この散乱した部屋の 状況から見て―
容疑者は 妄想型分裂病では ないかと思われます
妄想型分裂病は 精神病の中でも 一番一般的なものです
妄想型分裂病患者で―
暴力的な傾向のある者は 極めて少なく―
大多数は 他人に何の危害も 加えないといった統計が出ています
しかし… しかし 沢木は犯行に走った
なぜか?
原因は…
覚醒剤です
覚醒剤を使用したことによって―
症状が さらに悪化したものと 思われます
妄想型分裂病は 思春期に発病することが多く―
平均的発病年齢は15歳
このようなセックス殺人を 犯すまでに―
病気が進行するには 8年から10年は かかります
この15歳に10年を加えると―
犯人の年齢は 25歳ということになります
沢木は現在33歳
この25歳から33歳の8年の間―
沢木は数々の犯行を 重ねてきたものと推測されます
今回が初めてじゃないというのか?
はい
ですから―
バラバラ殺人事件ではなく―
連続バラバラ殺人事件と言って まず間違いは ないでしょう
(藤村)沢木が逃走しました!
(半田)ああ で 指ないんか?
はい
お前 その包帯の中に あるんちゃうやろな?
いや 違います
ほな 何で ないんや?
ちょっと 何で っていうか…
お前 わしを おちょくってんのんか?
いや―
違います
はっきりせんかい!
沢木です!
沢木? 誰や それ?
(野口)と… 友達です
お前の指盗んで どないすんのや?
あいつが持ってるんです
ほうか まあ 怪しいけど信じたる
黒川
(黒川)はい
右手の小指 ちょん切ったれ (黒川)はい
道具 持ってこい (チンピラたち)はい
え?
(相原)さあ (野口)ちょっと…
(相原)ほら (板倉)へへへ
(野口)あっ!
あっ う… ひぃ…
どこ行きやがった?
港のほうじゃないか?
ええか? スパッといくで スパッと
あ ちょ ちょ ちょっと 待ってください
何や?
自分で…
自分でやりますから
組長 どないします?
(せきこみ)
やらしたれい
今度は なくすなよ
(チンピラたちの笑い声)
すいません
サアッと やらんかい
値打ち下がるで (野口)はい
スパッといけよ スパッと (野口)はい
なくさんように ちゃんと見てたるがな
(チンピラたちの笑い声)
(板倉) はよ やれっちゅうてんねん はよう
(相原)勢いだ 勢い ほら いけいけ いけいけ
(板倉)スパッと いかんかい! (野口)う… はい…
(板倉)何や それ (野口)あ… あ…
(相原)はよ 力 入れんかい
(野口)うう… あ… あ… (板倉)こすれ こすれ
こすって頑張れ
勢いじゃ 勢い (野口)ううう… うう…
(板倉)さっさと やらんかい お前 男やろ やれ はよう
こすれ こすれ もっと もっと こすれ
へへへ いってまえ いってまえ (チンピラたち)やれ ほら
(野口をあおるチンピラたちの声)
(ドアが閉まる音)
(黒川)おい こらこらこら どこ行くんじゃ われ
何や それ?
野口の小指です
(半田)あ…
沢木
まだ配達が残ってるから
じゃあな
(ドアが閉まる音)
(パトカーのサイレン)
(警察官)逃走中の 沢木龍一らしき男が―
指定暴力団 港一家の事務所から 出てきたとの情報が入りました
住所は港中町(みなとなかまち)1丁目5の37
繰り返します 逃走…
近いな
(パトカーのサイレン)
沢木! (竹林)沢木!
ちっくしょう
逃走中の沢木を発見 場所は港町通りを北上中
沢木を発見!
(竹林)港町通りを北上中
よし やつは正面から来るぞ
はい
来ました!
(落合)今だ!
あっ! (落合)クソッ!
また路地に逃げ込みやがった
よし 先回りだ
(前田と落合のかけ声)
(竹林)動くな! (落合)よっしゃ
(落合・前田)あっ
違いますよ 沢木じゃありませんよ
ううう… 何やってんだ てめえ
(郵便局員)郵便配達です
(自転車のベル)
(花田(はなだ))ツネ?
ツネだろ?
ツネ
俺だよ 花田だよ
花ちゃん? (花田)おうよ
俺だよ
久しぶりだなあ
ツネ 元気か?
ああ
うん
花ちゃん 元気? (花田)おうよ
お前 何やってんだ? こんなとこで
え?
ああ
花ちゃんが結婚したなんて 知らなかったよ
おうよ ひひひ 若いの もらっちゃったのよ
(みよ子) うふふ はい どうぞー
おっ はい できた できた
すみません (みよ子)いいえ
店の残り物だから 魚ばっかりなんですけどね
魚屋だからね
へへへ でも生きは いいのよ うん (みよ子)ふふふ
はい どうぞ
あっ
いいなあ
あん?
いい人もらって よかったな 花ちゃんには もったいないよ
そうよ 俺には もったいないのよ
あ そうでもないんですよ 私 1度 失敗してるんですよ
何だ お前バラすなよ ははは (みよ子)あはは
おうよ 俺がよ 前の亭主からな 奪っちゃったのよ
(一同の笑い声)
あ 食え食え食え… (みよ子)どうぞ食べてください
遠慮なんかするなよ うん
(息を吐く音)
うまいな
だろ? いっぱいあっからよ どんどん食えよ
お前 顔色 悪いぞ
うん
なあ ツネ 覚えてるか? 殺し屋ごっこ
(殺し屋ジョー)うん
殺し屋ごっこ? (花田)うん
あの ほら ぼろっちい桟橋があんだろ?
(みよ子)ん? (花田)貝殻山の裏だよ
ああ ああ ああ うん
あそこがな 俺たちの基地でよ―
通りがかる じいさん ばあさんをよ―
ピシッ 水鉄砲で撃つんだよ ひひひ (みよ子)うふふ…
こいつが また下手でよ (殺し屋ジョー)ははは
いっつも見つかっちゃうんだよ
ははは (みよ子)あはは ふふふ
あ ツネさん お仕事 何なさってるんですか?
殺し屋です
(花田)おう ははは (みよ子)うふふ…
(沢木)おおっ おおおっ
沢木は港一家から 何かを持ち出したはずだ
やつは自転車ですからね―
そう遠くへは行ってないと思います
(土門)このエリア内か?
(すすり泣き)
ジョー
郵便屋
郵便でーす
まだ間に合うから じゃあ
郵便屋!
(沢木)急がないと 点滴が始まっちゃうから
(落合)おい
殺し屋だ
どうします?
やつに吐いてもらうか?
ん… ちちちゅっと ひひひ…
ん… んー ん? ん?
ん?
(半田の舌打ち)
(半田)何だ こりゃ… よし
ん?
何や こりゃ
(舌打ち)
うっ
(吐く音)
警察だ
立て
ゆっくりとだ
拳銃持ってるはずだ 調べろ (前田)はい
何にもありません
(殺し屋ジョー)何の容疑だ?
(落合)沢木どこだ?
(殺し屋ジョー)沢木?
(落合)郵便屋だ
殺し屋のあんたと一緒にいた 郵便屋だよ
あいつに手え出してみろ―
殺すぞ
どう殺すんだ?
言ってみ…
(銃声)
(銃声)
(沢木の鼻歌)
よっしゃ
よっしゃー
何で やったんだ?
(殺し屋ラン)殺し屋だから
これは 俺がやったんだ
お前は殺し屋なんかならなくていい
はあっ…
ん… ううっ
あーん?
(沢木の鼻歌)
おう
何だ 何だ 何だあ?
よっ こんなとこで 抱き合っちゃってよ
(殺し屋ジョー)花ちゃん
花ちゃん ちょっと頼みがあるんだ
(花田)おう
何でも頼んでくれよ
その自転車―
貸してくんねえか?
おう
持ってけよ
悪いな
(花田)おう
それから…
こいつのこと―
頼んでいいかな?
(花田)おう
任せとけよ
じゃあな
(花田)おう
ツネ!
ちゃんと… 自転車 返しに来いよ!
(殺し屋ジョー)おうよ!
(泣き声)
(沢木の鼻歌)
(刑事)落合 前田が…
射殺されました!
(土門)沢木だ!
あの野郎…
港一家から 拳銃 持ち出しやがったのか
マスコミに流せ!
全国に指名手配だ!
(男性アナウンサー) 臨時ニュースです
港町市警は警察官殺害の容疑で―
港町郵便局員 沢木龍一 33歳を―
全国に 指名手配しました
容疑者のアパートでは―
切断された小指が 見つかったことから―
連続バラバラ殺人事件の 可能性もあり…
(英語のニュース音声)
(英語のニュース音声)
(半田)おい
(英語のニュース音声)
この顔 見たことあるなあ?
何言うてんねん?
(相原)これ 英語でしょ?
(女性アナウンサー) 警察官殺害および―
連続バラバラ事件の容疑で―
全国に指名手配された 沢木龍一 33歳は依然逃走中で―
容疑者のアパートの部屋で 変形した人間の小指と―
覚醒剤が発見されたことが―
決め手となり 港市警では―
連続バラバラ事件 合同 対策本部を設置し―
連続バラバラ事件 合同 対策本部を設置し―
沢木…
警察官500…
見ててくれよ 健(けん)さん
(刑事)どうだ?
(刑事) こっちには いないっすね
(刑事)こっちです
待ってろよ… 沢木!
(刑事)お前 沢木だな (郵便局員)いえ 違います
(刑事) じゃあ 沢木はどこにいるんだ?
(郵便局員) 知らないっすよ そんなこと
(刑事)お前も…
お前 向こう!
(警察官)あっ あいつだ!
逃走中の沢木を発見
現在 港街道を 港中央方向に向かっています
よし
早く仕事しろ
(郵便局員)ひええ
あ…
(パトカーのサイレン)
はい
竹林が… やられました
はぁ
あの野郎
病院…
やつが向かってるのは 病院かもしれませんね
例のあの病院か?
はい
竹林がやられた脇道を まっすぐ抜けると―
あの病院に ぶち当たります
あの病院に 何かあるのかもしれませんね
その脇道の道幅は?
車が やっと通れるほどです
やつは自転車ですからね
おい
はい
うちに競輪でオリンピックに 出たやつがいたな?
交通課のクマシロです
速いか?
弾丸です
(野口の荒い息)
(殺し屋ジョーの荒い息)
(沢木の鼻歌)
(ヘリのローター音)
ん? 何かあったのかなあ?
(藤村)これが沢木です
(土門)うん
(藤村) 沢木のスピードは―
直線で 約時速40キロです
うちのクマシロは 直線で100キロは出ます
沢木の自転車には 変速の機能は付いてません
それに かなり バテているはずですから―
時速は30から40キロの間だと 思われます
この計算でいくと…
沢木がこの地点を通過したときに クマシロが発車します
沢木のコースとクマシロのコースは この地点で交差します
クマシロが100キロで すっ飛ばして約1分で―
沢木を撃墜することが できるというわけです
100キロ爆弾か… (藤村)え?
(飯田) クマシロの用意ができました
今 行く
(土門)ご苦労
任務は聞いたか?
(クマシロ)“ただ走ればいい”と
何も考えずに ただ突っ走れ
はい
そろそろです
よし
聞こえるか?
はい
いいか
何も考えずに 全速力で突っ走るんだぞ
元オリンピック選手の走りを 見せてやれ!
あら?
沢木が直線に入りました
(土門)うむ
用意
用意
スタート (土門)発車!
いいぞー
(沢木の鼻歌)
んふふ
ああ
この調子でいくと あと30秒でドカンです
(土門)うむ
あっ
どうした?
沢木のスピードが どんどん上がってます
(土門)何?
クマシロ 飛ばせ!
もっと飛ばせ!
あと10秒です
クマシロが持ち直しました
いいぞ クマシロ
そのまま ぶっ飛ばせ!
いいぞ クマシロ
あと5秒!
飛ばせ クマシロ
飛ばせ クマシロ
3! (藤村)速い
(アナウンス)ヒデオ クマシーロ フローム ジャパーン
(声援)
2!
1! (土門)突っ込め クマシロ
(声援)
(クマシロ)うっ!
(飯田)あ…
(土門)クッソー
港町第3中央病院に通じる道を 全て閉鎖しろ
沢木を追い込むんだ
(自転車の走行音)
(沢木)あ… クソッ
まいったなあ
(警察官) 沢木がポイントに向かいました
了解 次の準備に取りかかってくれ
(警察官)了解
(沢木の荒い息)
(野口の荒い息)
野口!
俺に任せとけ!
え?
(殺し屋ジョー) うっ うっ うおーっ!
(沢木)え? ん?
(殺し屋ジョーの荒い息)
(沢木)ジョー! (殺し屋ジョー)うおーっ!
(殺し屋ジョーの荒い息)
(沢木)えっ!? (殺し屋ジョー)うおーっ!
(殺し屋ジョーの荒い息)
(沢木)何!? (殺し屋ジョー)うおーっ!
(一同の荒い息)
(車の走行音)
(一同の荒い息)
(沢木の荒い息)
(殺し屋ジョーの荒い息)
(野口の荒い息)
(一同の荒い息)
(殺し屋ジョーの荒い息)
(野口の荒い息)
沢木が来ました
野口とジョーも一緒です
チンピラが…
狙撃犯は?
いつでもオーケーです
射撃 用意
(藤村)射撃 用意
撃て
(藤村)撃て
よーし
違う
違うんだ
(殺し屋ジョー)はあっ ああ…
沢木じゃないんだ
違う
違う! 沢木じゃない!
違う! 沢木じゃない!
沢木じゃなーい!
違う! 沢木じゃない!
違う! 違うんだ!
違うんだ!
(飯田) 突っ込んでくるぞ うわあーっ
(野口)ブレーキ ブレーキ! 小指… ああっ
ああー (野口)うわあっ
(殺し屋ジョーと野口の叫び声)
(野口)どけ えっ うっ…
(警察官たちの騒ぎ声)
(警察官)おとなしくしろ!
(殺し屋ジョー)う… うう… う…
(殺し屋ジョー)あ…
ふざけやがって
(野口)違う 違うんだよ! 沢木じゃねえんだ
違うんだよ!
沢木じゃねえんだよ! どけよ!
(松平) おい どういうことだ? おい!
(野口) あの指は俺の指なんだよ! ほら!
ほらっ!
俺の指なんだ これ うわっ (松平)何!?
待て! 待てー!
射撃 用意
おい! 土門!
来るなー!
沢木 来るなーっ!
(松平)土門! (野口)俺なんだよ ほら!
(松平・野口)おい!
(野口)俺だよ! おいっ!
(飯田)おい
(松平)どけっ!
撃て
(銃声)
(落下音)
(心臓の音)
(松平)うーん! だっ
ごめん…
間に合わなかった
(小夜子)行こう
♪~
~♪
Can't find what you're looking for?
Get subtitles in any language from opensubtitles.com, and translate them here.