All language subtitles for Sousou no Frieren - 26 「魔法の高み」 (NTV 1920x1080 x264 AAC)_track4_[und]
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1
00:00:02,102 --> 00:00:05,138
(ゼーリエ)
⦅お前を殺す者がいるとすれば➡
2
00:00:05,138 --> 00:00:07,107
それは魔王か…⦆
3
00:00:09,676 --> 00:00:11,678
(ゼーリエ)⦅人間の魔法使いだ⦆
4
00:00:13,080 --> 00:00:33,100
♬~
5
00:00:33,100 --> 00:00:53,120
♬~
6
00:00:53,120 --> 00:01:08,068
♬~
7
00:01:08,068 --> 00:01:12,072
♬~
8
00:01:12,072 --> 00:01:32,159
♬~
9
00:01:32,159 --> 00:01:42,135
♬~
10
00:01:54,047 --> 00:01:56,016
(衝撃音)
11
00:02:02,055 --> 00:02:22,042
♬~
12
00:02:22,042 --> 00:02:42,095
♬~
13
00:02:42,095 --> 00:03:02,082
♬~
14
00:03:02,082 --> 00:03:04,584
♬~
15
00:03:04,584 --> 00:03:07,054
(フェルン) 防がれた。
16
00:03:10,090 --> 00:03:12,559
(フリーレン) 想定の範囲内だね。
17
00:03:13,560 --> 00:03:18,065
ここから先は消耗戦だ。
18
00:03:24,104 --> 00:03:28,575
(リヒター) 本当にいたな
メトーデの観測結果の通りだ。
19
00:03:30,077 --> 00:03:32,079
(リヒター) 足を引っ張るなよ。
20
00:03:32,079 --> 00:03:34,047
(ラヴィーネ) こっちのセリフだ。
21
00:03:37,184 --> 00:03:41,655
(デンケン)⦅メトーデが複製体の
正確な位置を割り出した⦆
22
00:03:41,655 --> 00:03:45,058
(デンケン)
⦅混戦になると勝ち目はない⦆
23
00:03:45,058 --> 00:03:48,061
(デンケン)⦅複製体が
ここに集結する前に➡
24
00:03:48,061 --> 00:03:51,164
分散して足止めを図るぞ⦆
25
00:03:51,164 --> 00:03:54,167
⦅苦手な相手を
教え合っただろう⦆
26
00:03:54,167 --> 00:04:00,140
⦅自分にとって苦手な相手は
複製体にとっても苦手な相手だ⦆
27
00:04:00,140 --> 00:04:05,112
⦅話し合い 連携できることが
儂らの利点だ⦆
28
00:04:09,082 --> 00:04:13,120
(デンケン)
⦅戦う相手を正しく選択すれば➡
29
00:04:13,120 --> 00:04:17,124
こちらは幾分か有利に戦える⦆
30
00:04:25,165 --> 00:04:30,070
(デンケン)⦅1人で勝てん相手には
数で対処しろ⦆
31
00:04:30,070 --> 00:04:47,087
♬~
32
00:04:47,087 --> 00:04:49,556
(ラオフェン)《面白いほど楽に戦える》
33
00:04:57,063 --> 00:05:00,066
(ラヴィーネ)《これなら
複製体たちを抑えられる》
34
00:05:08,241 --> 00:05:10,143
⦅じゃあ 作戦通りに⦆
35
00:05:10,143 --> 00:05:13,647
(デンケン)⦅ああ 健闘を祈る⦆
36
00:05:15,649 --> 00:05:17,584
(メトーデ)⦅懸念が1つ⦆
37
00:05:17,584 --> 00:05:20,620
(メトーデ)⦅探知できている
複製体の総数が➡
38
00:05:20,620 --> 00:05:23,657
受験者よりも
わずかに少ないです⦆
39
00:05:23,657 --> 00:05:25,559
⦅特に 一番の脅威である➡
40
00:05:25,559 --> 00:05:30,130
ゼンゼさんの複製体の反応が
見つかりません⦆
41
00:05:30,130 --> 00:05:32,632
⦅確かに感知できないね⦆
42
00:05:32,632 --> 00:05:36,069
⦅ゼンゼの複製体は
さすがに看過できない⦆
43
00:05:36,069 --> 00:05:40,140
⦅挟撃される形になったら
フェルンを守り切れないし➡
44
00:05:40,140 --> 00:05:42,676
最悪 2人とも死ぬかも⦆
45
00:05:42,676 --> 00:05:44,578
(メトーデ)⦅フェルンさんと
デンケンさんの➡
46
00:05:44,578 --> 00:05:48,081
複製体の位置も
把握できていませんし➡
47
00:05:48,081 --> 00:05:52,052
精度の高い近距離探知で
探すしかありませんね⦆
48
00:05:53,553 --> 00:05:55,555
(リヒター)
⦅お前が この場にいなければ➡
49
00:05:55,555 --> 00:05:58,592
こんな懸念も
いらなかったんだがな⦆
50
00:05:58,592 --> 00:06:02,662
(ゼンゼ)⦅一級魔法使いは
理不尽なほどの逆境でも➡
51
00:06:02,662 --> 00:06:05,632
覆せるような
存在でなければならない⦆
52
00:06:05,632 --> 00:06:08,635
⦅この程度は逆境ですらない⦆
53
00:06:10,136 --> 00:06:14,641
(ゼンゼ)
⦅それに仲間の背中を守るだけで
合格できるんだ⦆
54
00:06:14,641 --> 00:06:18,578
(ゼンゼ)
⦅実に優しい 平和な試験だ⦆
55
00:06:18,578 --> 00:06:20,580
(衝撃音)
56
00:06:22,115 --> 00:06:23,617
(衝撃音)
57
00:06:27,020 --> 00:06:31,424
倒した…
でも いい気分じゃねえな。
58
00:06:33,026 --> 00:06:35,528
(衝撃音)
59
00:06:35,528 --> 00:06:37,530
(リヒター)《奇襲…!》
60
00:06:39,532 --> 00:06:41,034
(リヒター) うっ!
61
00:06:44,037 --> 00:06:47,073
(リヒター) 化け物が…。
62
00:06:47,073 --> 00:06:50,043
魔力探知を怠った覚えは
ないんだがな。
63
00:06:51,645 --> 00:06:54,047
(リヒター)
ラヴィーネ お前も瓶を割れ。
64
00:06:54,047 --> 00:06:56,016
くっ…。
65
00:06:56,016 --> 00:06:59,552
(リヒター) 引き際が分からないほど
ガキじゃないだろう。
66
00:06:59,552 --> 00:07:01,521
試験は3年後もある。
67
00:07:03,056 --> 00:07:05,025
クソ…!
68
00:07:11,064 --> 00:07:13,533
(デンケン)《間に合わなかったか…》
69
00:07:14,601 --> 00:07:17,037
(デンケン)
《だが 儂が加勢したところで➡
70
00:07:17,037 --> 00:07:20,040
結果は同じだっただろう》
71
00:07:20,040 --> 00:07:23,043
《背中を向けているというのに➡
72
00:07:23,043 --> 00:07:25,545
まるで隙を感じん》
73
00:07:25,545 --> 00:07:29,549
《どちらにせよ
時間稼ぎぐらいはせんとな》
74
00:07:29,549 --> 00:07:31,518
(足音)
75
00:07:31,518 --> 00:07:36,089
(ユーベル) 確か宮廷魔法使いの
デンケンだっけ?
76
00:07:36,089 --> 00:07:39,526
今 どういう状況なの?
77
00:07:39,526 --> 00:07:42,028
もしかして あれと戦うつもり?
78
00:07:42,028 --> 00:07:44,531
勝てないと思うよ。
79
00:07:44,531 --> 00:07:46,533
(デンケン) 承知の上だ。
80
00:07:46,533 --> 00:07:48,535
ねぇ デンケン。
81
00:07:48,535 --> 00:07:52,038
これって 迷宮攻略に
必要なことなの?
82
00:07:52,038 --> 00:07:54,040
(デンケン) 今 フリーレンが…。
83
00:07:54,040 --> 00:07:57,544
説明はいい 必要なことなの?
84
00:07:59,612 --> 00:08:01,581
そうだ。
85
00:08:02,549 --> 00:08:04,517
なら 私が倒すよ。
86
00:08:04,517 --> 00:08:06,553
(ラント) 何を言っているんだ。
87
00:08:06,553 --> 00:08:09,556
この中で一番強いのはデンケンだ。
88
00:08:09,556 --> 00:08:13,059
第一 お前はヴィアベルにも
勝てなかっただろう。
89
00:08:13,059 --> 00:08:17,564
ん~…
そういうことじゃないんだよね。
90
00:08:17,564 --> 00:08:21,134
確かに私は未熟な三級魔法使いだ。
91
00:08:21,134 --> 00:08:24,537
デンケンやヴィアベルよりも
はるかに弱い。
92
00:08:24,537 --> 00:08:29,042
けれども
ゼンゼ相手なら勝てると思うよ。
93
00:08:29,042 --> 00:08:31,544
私の得意魔法は これ。
94
00:08:31,544 --> 00:08:33,046
(衝撃音)
95
00:08:33,046 --> 00:08:35,048
(ユーベル) 「大体なんでも切る魔法」➡
96
00:08:35,048 --> 00:08:36,549
大体なんでも切る魔法。
97
00:08:36,549 --> 00:08:40,053
私が切れると思ったものは
何でも切れるし➡
98
00:08:40,053 --> 00:08:43,623
切れないと思ったものは
全く切れない。
99
00:08:43,623 --> 00:08:45,558
それが何だっていうんだ。
100
00:08:45,558 --> 00:08:49,062
防御魔法で簡単に防げる魔法だ。
101
00:08:49,062 --> 00:08:51,064
(ユーベル) そういえば メガネ君は➡
102
00:08:51,064 --> 00:08:54,067
ヴィアベルとの戦いを
見ていたんだっけ?
103
00:08:54,067 --> 00:08:59,072
まぁ 防御魔法って
魔法を防ぐためのものだからね。
104
00:08:59,072 --> 00:09:02,075
切れるイメージ
あんまりないんだよね。
105
00:09:02,075 --> 00:09:07,180
そうか なら どちらにせよ
ゼンゼには通用しない。
106
00:09:07,180 --> 00:09:10,083
あの髪には 観測できるだけでも➡
107
00:09:10,083 --> 00:09:14,053
防御魔法に匹敵するほどの魔法が
何重にもかけられている。
108
00:09:14,053 --> 00:09:17,590
(ユーベル) だから そんな理屈は
どうでもいいんだよ。
109
00:09:17,590 --> 00:09:20,560
これはイメージの話なんだから。
110
00:09:20,560 --> 00:09:22,562
おい 待て。
111
00:09:25,064 --> 00:09:27,100
(ユーベル) う~ん。
112
00:09:27,100 --> 00:09:30,670
やっぱり 見た者を拘束する魔法は
効かないか。
113
00:09:30,670 --> 00:09:33,573
まぁ
髪ってのは体の一部だからね。
114
00:09:33,573 --> 00:09:37,077
全身を視界に納めるのは無理だ。
115
00:09:39,078 --> 00:09:41,081
大体なんでも切る魔法。
116
00:09:42,549 --> 00:09:46,519
(ゼンゼ)《やはり 私の複製体の
相手はユーベルか》
117
00:09:46,519 --> 00:09:49,088
《勝敗は すでに分かっている》
118
00:09:49,088 --> 00:09:52,058
《恐らく戦いにすらならない》
119
00:09:53,626 --> 00:09:57,530
(ゼンゼの声) あれは2年前の
二級魔法使い選抜試験だった。
120
00:09:57,530 --> 00:10:01,034
その第二次試験の
試験官を担当したのは➡
121
00:10:01,034 --> 00:10:04,037
ブルグ一級魔法使い。
122
00:10:04,037 --> 00:10:07,040
彼は一級魔法使いになってから➡
123
00:10:07,040 --> 00:10:10,043
一度たりとも
手傷を負ったことがないほどの➡
124
00:10:10,043 --> 00:10:13,546
守りに特化した魔法使いだった。
125
00:10:13,546 --> 00:10:16,115
「不動の外套」。
126
00:10:16,115 --> 00:10:18,651
彼が魔法で作り出す外套は➡
127
00:10:18,651 --> 00:10:21,521
あらゆる攻撃魔法も
通さないほどの防御術式が➡
128
00:10:21,521 --> 00:10:24,524
組み込まれていた。
129
00:10:24,524 --> 00:10:27,060
第二次試験の内容は➡
130
00:10:27,060 --> 00:10:31,598
外套をまとったブルグに
受験者が攻撃魔法を放ち➡
131
00:10:31,598 --> 00:10:36,069
1歩でも下がらせたら合格という
極めて単純なものだった。
132
00:10:36,069 --> 00:10:39,105
殺害行為を失格とする
ルールも➡
133
00:10:39,105 --> 00:10:42,675
攻撃魔法の最低限の制御を促し➡
134
00:10:42,675 --> 00:10:45,678
他の受験者を守るための
措置だった。
135
00:10:45,678 --> 00:10:47,647
(ブルグ)⦅次⦆
136
00:10:51,584 --> 00:10:55,088
(ゼンゼの声) 誰もブルグの心配など
していなかった。
137
00:10:58,758 --> 00:11:00,727
⦅衝撃音⦆
138
00:11:02,662 --> 00:11:04,664
⦅ブルグが倒れた音⦆
139
00:11:04,664 --> 00:11:08,168
⦅あ~… 切り過ぎちゃった⦆
140
00:11:08,168 --> 00:11:11,070
⦅ざわめき⦆
141
00:11:11,070 --> 00:11:14,107
(ゼンゼの声) それを
三級魔法使いになったばかりの➡
142
00:11:14,107 --> 00:11:18,611
無名の少女が
あっさりと殺してしまった。
143
00:11:20,647 --> 00:11:23,149
(ユーベル)
⦅失格処分だって話だよね⦆
144
00:11:23,149 --> 00:11:27,153
⦅分かってるから
もう帰っていい?⦆
145
00:11:27,153 --> 00:11:29,689
(ゼンゼ)⦅1つだけ質問がある⦆
146
00:11:29,689 --> 00:11:31,724
(ユーベル)⦅ど~ぞ⦆
147
00:11:31,724 --> 00:11:34,694
(ゼンゼ)⦅「不動の外套」を
どうやって打ち破った?⦆
148
00:11:36,629 --> 00:11:38,631
(ユーベル)⦅え~っと⦆
149
00:11:38,631 --> 00:11:41,634
⦅ゼンゼさんって
裁縫とかしたことある?⦆
150
00:11:41,634 --> 00:11:44,637
(ゼンゼ)
⦅いいや それがどうした?⦆
151
00:11:44,637 --> 00:11:47,640
(ユーベル)
⦅家柄 良さそうだもんね~⦆
152
00:11:47,640 --> 00:11:52,145
⦅それとも そういうのは
魔法で全部やっちゃうのかな?⦆
153
00:11:52,145 --> 00:11:55,048
⦅いやね 私も不器用だから➡
154
00:11:55,048 --> 00:11:58,051
そういうことは
したことないんだけど⦆
155
00:12:01,621 --> 00:12:05,625
(ユーベル)⦅姉貴がよく
裁縫をしているのを見ていた⦆
156
00:12:09,562 --> 00:12:12,665
(ユーベル)⦅布を裁断する時ってさ➡
157
00:12:12,665 --> 00:12:17,637
ハサミをこう入れて
シャ~って切るんだよね⦆
158
00:12:17,637 --> 00:12:21,140
⦅とてもいい音がするんだ⦆
159
00:12:24,143 --> 00:12:27,647
(ユーベル)
⦅私は あの音が好きだった⦆
160
00:12:27,647 --> 00:12:30,183
(ゼンゼ)⦅話が見えない⦆
161
00:12:30,183 --> 00:12:32,218
⦅イメージの話だよ⦆
162
00:12:32,218 --> 00:12:36,155
⦅布っていうのはさ
切れるものなんだよ⦆
163
00:12:36,155 --> 00:12:38,658
⦅切れて当たり前のものだ⦆
164
00:12:40,126 --> 00:12:43,129
(ゼンゼ)⦅こいつはイカれている⦆
165
00:12:43,129 --> 00:12:46,699
⦅確かに布を切るイメージなんて
誰でもできる⦆
166
00:12:46,699 --> 00:12:49,235
⦅バカにだってできる⦆
167
00:12:49,235 --> 00:12:53,640
⦅だが 魔法の世界は
そんなに甘いものじゃ ない⦆
168
00:12:53,640 --> 00:12:58,144
⦅完璧にイメージできないものは
魔法では実現できない⦆
169
00:13:00,046 --> 00:13:02,081
(ゼンゼ)⦅小さなアリが巨大な竜を➡
170
00:13:02,081 --> 00:13:05,118
踏みつぶすイメージが
できないように⦆
171
00:13:05,118 --> 00:13:07,687
⦅鉄壁の防御術式で守られた
あの外套を➡
172
00:13:07,687 --> 00:13:13,059
切るイメージができる
魔法使いなど ほぼ存在しない⦆
173
00:13:13,059 --> 00:13:15,061
⦅実際に あの外套が➡
174
00:13:15,061 --> 00:13:18,064
いかなる攻撃魔法も
通さないことは➡
175
00:13:18,064 --> 00:13:21,634
魔法使いなら
一目見れば分かるからだ⦆
176
00:13:21,634 --> 00:13:24,570
⦅それこそ バカでも分かる⦆
177
00:13:24,570 --> 00:13:28,141
⦅人が知性を持った
生命体である限り➡
178
00:13:28,141 --> 00:13:32,111
その柵からは
決して逃れられない⦆
179
00:13:32,111 --> 00:13:37,050
⦅それでも彼女は
自らの感覚に従った⦆
180
00:13:37,050 --> 00:13:41,054
⦅「これは切れないものだ」と
知性では分かっていながら➡
181
00:13:41,054 --> 00:13:46,192
感覚のままに「不動の外套」を
切り裂くイメージを構築した⦆
182
00:13:46,192 --> 00:13:51,130
⦅もはや 人として成立している
精神状態とは思えない⦆
183
00:13:51,130 --> 00:13:55,201
⦅これは才覚の領域だ⦆
184
00:13:55,201 --> 00:13:58,705
⦅もう行っていいかな?⦆
⦅ああ⦆
185
00:14:00,139 --> 00:14:04,177
⦅ところでゼンゼさん
キレイな髪の毛だね⦆
186
00:14:04,177 --> 00:14:07,146
⦅手入れとか大変でしょ?⦆
187
00:14:09,549 --> 00:14:12,051
(ゼンゼ)《もしかしたら
私は あの時点で➡
188
00:14:12,051 --> 00:14:14,554
もう負けていたのかもしれない》
189
00:14:14,554 --> 00:14:18,091
《ユーベルには
勝てるイメージが湧かない》
190
00:14:18,091 --> 00:14:20,560
《相性が悪過ぎる》
191
00:14:27,100 --> 00:14:29,669
みんな 頭を使い過ぎなんだよ。
192
00:14:29,669 --> 00:14:31,537
髪は切るものでしょ?
193
00:14:34,140 --> 00:14:36,142
(ゼンゼ)⦅髪の手入れ?⦆
194
00:14:36,142 --> 00:14:38,144
⦅地獄だよ⦆
195
00:14:38,144 --> 00:14:41,080
⦅考えたくもない⦆
196
00:14:41,080 --> 00:14:43,082
フフっ。
197
00:14:43,082 --> 00:14:45,084
切ったらいいのに。
198
00:14:48,020 --> 00:14:50,523
(ヴィアベル) 話は大体分かったぜ。
199
00:14:50,523 --> 00:14:53,526
(ヴィアベル) お前らはフリーレンが
水鏡の悪魔を倒すまでの➡
200
00:14:53,526 --> 00:14:56,028
時間稼ぎをしているわけだ。
201
00:14:56,028 --> 00:14:58,030
はい そうです。
202
00:14:58,030 --> 00:15:01,534
(シャルフ) 複製体なら
俺たちも3体 片付けた。
203
00:15:01,534 --> 00:15:03,569
なら 話は早いですね。
204
00:15:03,569 --> 00:15:05,605
それでは…。
205
00:15:05,605 --> 00:15:07,006
あら。
206
00:15:07,006 --> 00:15:11,010
たった今 ゼンゼさんの複製体が
撃破されたようです。
207
00:15:11,010 --> 00:15:13,513
この魔力…。
208
00:15:13,513 --> 00:15:17,517
仕留めたのは
ユーベル三級魔法使いですね。
209
00:15:17,517 --> 00:15:19,519
意外な結果だな。
210
00:15:19,519 --> 00:15:23,556
そうか? 結構 相性悪めだろ。
211
00:15:23,556 --> 00:15:25,591
魔法使い同士の戦いは➡
212
00:15:25,591 --> 00:15:27,994
ジャンケンのようなもの
ですからね。
213
00:15:27,994 --> 00:15:30,530
ただし 手数が無数にあり➡
214
00:15:30,530 --> 00:15:33,100
極めて複雑で難解な
ジャンケンです。
215
00:15:33,100 --> 00:15:36,002
(ヴィアベル) それで 少しでも
使える手数を➡
216
00:15:36,002 --> 00:15:38,504
増やしたいってわけか。
217
00:15:40,006 --> 00:15:45,044
(ヴィアベル) いいぜ 複製体の足止め
手伝ってやるよ。
218
00:15:45,044 --> 00:15:48,080
俺は他人を信じるような
タチじゃねえが➡
219
00:15:48,080 --> 00:15:52,084
ケツを振っている勝ち馬を
逃すほどバカじゃ ない。
220
00:15:53,486 --> 00:15:56,489
(メトーデ) 現時点で確実に
足止めしなければならない➡
221
00:15:56,489 --> 00:15:59,025
危険な複製体は2体。
222
00:15:59,025 --> 00:16:01,027
そのうちの1体➡
223
00:16:01,027 --> 00:16:04,497
デンケンさんの複製体の
場所は特定しました。
224
00:16:04,497 --> 00:16:07,500
あなた方は
そちらをお願いします。
225
00:16:09,001 --> 00:16:12,538
もう1体のフェルンさんの
複製体に関しては➡
226
00:16:12,538 --> 00:16:15,107
私に任せてください。
227
00:16:15,107 --> 00:16:19,011
あの子は特に魔力を消すのが
上手みたいですから➡
228
00:16:19,011 --> 00:16:24,016
さすがに見つけ出さないと
奇襲で死者が出かねません。
229
00:16:24,016 --> 00:16:26,519
(エーレ)
本当に1人で何とかなるの?
230
00:16:26,519 --> 00:16:29,522
1人の方が
魔力探知に集中できます。
231
00:16:29,522 --> 00:16:32,491
(エーレ) あの子 結構強いわよ。
232
00:16:32,491 --> 00:16:36,996
私は多才なので
足止めだけは得意なのです。
233
00:16:38,564 --> 00:16:41,500
(メトーデの声) それに
拘束魔法が通じることは➡
234
00:16:41,500 --> 00:16:45,037
本人の体を使って
確かめましたから。
235
00:16:45,037 --> 00:16:47,006
(ヴィアベル) よし。
236
00:16:47,006 --> 00:16:49,509
じゃあ 一暴れするか。
237
00:16:51,510 --> 00:16:54,514
(ラント) ユーベル これってさ➡
238
00:16:54,514 --> 00:16:57,016
僕の見間違いじゃないよね。
239
00:16:57,016 --> 00:16:59,051
だろうね。
240
00:16:59,051 --> 00:17:02,555
だって メガネ君 動けないでしょ。
241
00:17:04,524 --> 00:17:07,994
(ユーベル)
私の複製体が復活している。
242
00:17:13,100 --> 00:17:16,035
これって もしかして➡
243
00:17:16,035 --> 00:17:20,039
水鏡の悪魔とやらを倒すまで
続くのかな?
244
00:17:20,039 --> 00:17:24,076
消耗戦だ 楽しくなってきたね。
245
00:17:24,076 --> 00:17:26,646
まったくだ。
246
00:17:26,646 --> 00:17:29,115
(ラント) もう引き際でしょ これ。
247
00:17:30,016 --> 00:17:50,069
♬~
248
00:17:50,069 --> 00:18:07,520
♬~
249
00:18:07,520 --> 00:18:10,056
《この隙もダメだな》
250
00:18:10,056 --> 00:18:12,525
《今のフェルンじゃ
気が付けない》
251
00:18:14,527 --> 00:18:16,996
《やっぱり やるしかない》
252
00:18:18,030 --> 00:18:20,066
⦅魔力探知の隙だけじゃ➡
253
00:18:20,066 --> 00:18:23,202
殺し切れるほどのものには
ならないね⦆
254
00:18:23,202 --> 00:18:25,204
⦅そうですね…⦆
255
00:18:25,204 --> 00:18:28,107
⦅もっと大きな隙があれば
勝てるのですが…⦆
256
00:18:28,107 --> 00:18:30,076
⦅勝てるんだね⦆
257
00:18:31,611 --> 00:18:33,612
⦅なら 隙をつくろう⦆
258
00:18:33,612 --> 00:18:36,048
⦅そんなことが
できるのですか?⦆
259
00:18:36,048 --> 00:18:38,050
⦅私が隙を見せれば➡
260
00:18:38,050 --> 00:18:40,553
相手は もっと大きな隙を見せる⦆
261
00:18:42,188 --> 00:18:44,123
⦅それでは フリーレン様が…⦆
262
00:18:44,123 --> 00:18:46,025
⦅防御に集中すれば➡
263
00:18:46,025 --> 00:18:48,594
致命傷にはならない⦆
264
00:18:48,594 --> 00:18:52,098
⦅では その場合の作戦は…⦆
265
00:18:55,601 --> 00:18:57,103
⦅任せるよ⦆
266
00:18:57,103 --> 00:19:00,172
⦅フェルンが勝てると
思っているのなら勝てる⦆
267
00:19:00,172 --> 00:19:03,042
⦅なぜ
そう言い切れるのですか?⦆
268
00:19:03,042 --> 00:19:05,044
⦅だって 「私」は➡
269
00:19:05,044 --> 00:19:07,546
フェルンのことを
なめているから⦆
270
00:19:12,118 --> 00:19:14,120
⦅それはよかったです⦆
271
00:19:14,120 --> 00:19:16,589
⦅なら 十分勝機はありますね⦆
272
00:19:16,589 --> 00:19:36,542
♬~
273
00:19:36,542 --> 00:19:56,562
♬~
274
00:19:56,562 --> 00:19:58,531
♬~
275
00:19:59,532 --> 00:20:05,938
(衝撃音)
276
00:20:11,544 --> 00:20:13,579
《まだ立っている》
277
00:20:13,579 --> 00:20:15,648
《でも 致命傷だ》
278
00:20:15,648 --> 00:20:17,616
《とどめを…》
279
00:20:19,552 --> 00:20:21,020
あ!
280
00:20:25,024 --> 00:20:27,059
《何が起こった…》
281
00:20:27,059 --> 00:20:29,061
《攻撃された?》
282
00:20:29,061 --> 00:20:31,564
《魔力を全く感じない…》
283
00:20:31,564 --> 00:20:36,035
《この攻撃を 私は魔法として
認識できていない…》
284
00:20:37,636 --> 00:20:40,539
すごいです… フリーレン様…。
285
00:20:40,539 --> 00:20:43,042
これが魔法の高みなんですね…。
286
00:20:44,043 --> 00:20:47,546
でも らしくないです…。
287
00:20:49,014 --> 00:20:51,517
隙だらけです。
288
00:20:51,517 --> 00:20:54,987
(衝撃音)
289
00:21:01,494 --> 00:21:03,996
よくやった フェルン。
290
00:21:03,996 --> 00:21:06,532
あれを見せるほど
追い詰められたのは➡
291
00:21:06,532 --> 00:21:09,001
80年ぶりかな。
292
00:21:21,580 --> 00:21:25,551
それじゃあ
さっさと終わらせようか。
293
00:21:36,028 --> 00:21:38,030
終わりましたか…。
294
00:21:39,532 --> 00:21:42,034
もう動けない…。
295
00:21:42,034 --> 00:21:45,004
ヴィアベル… おんぶしてくれ…。
296
00:21:45,004 --> 00:21:49,008
お前ら いつも倒れてんな…。
297
00:21:49,008 --> 00:21:57,016
(足音)
298
00:21:57,016 --> 00:22:02,521
(デンケン) ここが零落の王墓の
最深部か…。
299
00:22:02,521 --> 00:22:06,025
君たちは零落の王墓を攻略した。
300
00:22:06,025 --> 00:22:09,028
一級魔法使いに十分匹敵する➡
301
00:22:09,028 --> 00:22:13,065
歴史に名を残すほどの偉業だ。
302
00:22:13,065 --> 00:22:16,602
約束通り
最深部にたどり着いた全員を➡
303
00:22:16,602 --> 00:22:19,104
第二次試験 合格とする。
304
00:22:21,507 --> 00:22:25,511
それで 一番の功労者は
どこに行った?
305
00:22:28,013 --> 00:22:30,015
暗いよ~‼
306
00:22:30,015 --> 00:22:32,017
怖いよ~‼
307
00:22:32,017 --> 00:22:35,020
あ~ 暗いよ 怖いよ~。
(デンケン) えぇ…。
308
00:22:35,020 --> 00:22:38,057
(ラオフェン)
まぁ 気持ちは分かるかな。
309
00:22:38,057 --> 00:22:40,125
ふぅ…。
310
00:22:40,125 --> 00:22:44,096
それでは
第二次試験を終了とする。
311
00:22:45,998 --> 00:22:49,535
(エーデル) なんと
回復魔法まで使えるのじゃ。
312
00:22:49,535 --> 00:22:52,037
(エーデル) どうじゃ すごいじゃろう。
313
00:22:52,037 --> 00:22:54,006
ああ…。
314
00:22:57,009 --> 00:22:59,011
(リヒター) 誰なの? お前。
315
00:23:00,012 --> 00:23:11,991
♬~
316
00:23:11,991 --> 00:23:17,997
♬~
317
00:23:17,997 --> 00:23:38,017
♬~
318
00:23:38,017 --> 00:23:53,032
♬~
319
00:23:53,032 --> 00:24:10,516
♬~
320
00:24:10,516 --> 00:24:29,001
♬~
26998