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お尻を折っていきます。

結構お尻も折ってますね。

次は太もも、よくマッサージしていきますね。

結構はっきり。どうですか?

結構ほぐれてきました?

気持ちいいですか?

ちょっと背中凝ってますね。

苦しくないですか?

気持ちいいですか?

しっかり深呼吸してくださいね。

どうですか?

結構ほぐしてきました?

おはようございます。

宮下と申します。

妻とは結婚4年目です。

北関東の小さな田舎町で、

夫婦で自営の白艶屋を営んでおります。

そうだね。

私に着替えよう。

2年ほど前に、

うちの町の山の上の方に、

スパ極楽という保養所といいますか、

健康ランドのような施設ができまして、

おかげさまで、

店の方もスパ極楽の当事客の方からの依頼で、

結構忙しくなってきたんです。

それでまあ、結婚当初は、

僕のヘルプとして、

たまにお手伝いをさせる程度だった妻が、

1年ほど前に、

本格的に私圧師としての免許を取りまして、

それで今は、

夫婦2、3客で、

まあ、それなりに忙しく店の方をやっています。

結婚できたんだ。

そうだね。

ガンパンマン食っちゃね。

私も行けるから。

よいしょ。

OK。

OK。

はい、もう一回。

OK。

よし。

よし。

よし、行こう。

おー、いいね。

失礼します。

出てきました。

肋骨のあたりと、腕付けね。

もう少し近づいてみて。

はい、分かった。

まあ、一応、私圧師の免許を取ったとはいえ、

まだまだ経験1年の新米私圧師でしたから、妻は。

ですので、こうして夫の私が隣について、

お客様に失礼のないようにって、

妻の仕事ぶりを見ていてやったりしていたんですね。

気持ちいいですか?痛くないですか?

いや、すごく気持ちいいです。

強く効いてますね。

気持ちいい?

うん。

気持ちいい?

肩は気持ちいい?

気持ちいい。

ダメだ、俺も行きそう。

行っていい?

いいよ。

いい?

あ!

あなた、

携帯鳴ってるよ。

うん。

あんた、ミヤか?

ああ、スパーク奥楽さんからだ。

そうなの?

うん。えっと、

明日16時に一本指名追加だって。

本当?よかったじゃない。

よかった。今週さ、結構暇だったから助かったわ。

そうだね。

えっと、指名の名前が、

堀尾さんだって。

ああ、こないだ来てくれた人か。

リピートしてくれなかったのね。

おいおい、

しあつや歴1年目でもうリピート上げるとかすごいじゃないか。

ありがとう。

頑張らなきゃね。

そうだな。

よし、じゃあもう寝よっか。

そうね、明日も早いし。

12月の頭くらいからだったでしょうか。

スパーク奥楽の常連で堀尾さんという当事客から、

はい、妻、ご指名の。

ベテランしあつしの僕ではなく、

新米しあつしの妻の方に、はい、

時々のご指名が入るようになったんです。

ちなみに、指名料だって、ただではありませんよ。

返した額ではありませんが、

ちゃんと800円程度、指名料だって頂戴するのに、です。

失礼いたします。

お待たせいたしました。

お、来た来た。

どうだい?

大丈夫、山田さん。

じゃあ早速始めていきますので、おごりになってください。

ご主人でしたか、どうも。

どうも堀尾様、起こしてしまいましたか。

あ、いえいえ、ごめんなさい、ごめんなさい。

いかがですか、うちの課題なんですけども。

いや、とっても、私たち、お気持ちですよ。

そうですか、本来は一人だけさせたいとこなんですけどね。

まだ、ちょっと経歴が浅いものですから、

ちょっと私がやつなみについて、まあ軽く指導というかたちで、

はい、ご覧させていただきます。

大丈夫ですよ、もう、はい、上手になって。

はい、ありがとうございます。

あ、奥さん、ちょっと手伝ってもいいですか。

あ、いえいえ、いえいえ。

今日いかがしますか。

ちょっと肩が凍っちゃって。

肩ですか。

肩取ろうよ。

肩を受点できるんですか。

あ、もう、がっつりやっちゃっていいね。

がっつりですか。

なんかさっき凝ってるみたいなんで。

そうだな。

どうですか。

じゃあ堀尾さんもそうおっしゃったということです。

今日は強めに。

がっつり取ろうよ。

はい。

じゃあ、ごゆっくり。

お願いします。

失礼いたします。

で、そうですね、その12月の頭の境に、

堀尾さんのうちの妻に対する指名が結構頻度で入ってくるようになりまして。

3分くらいで大丈夫なんですか。

あ、どうも。

私は自分から。

3分くらいで大丈夫ですか。

はい。

たまにやっていただけなくて。

あ、いえいえ。

そんな気持ち悪くないです。

場所から温泉地ですので、

まあ、たまにですが、

この家業をやっていますと、

こういった、

え、こういった、

少々スケベ心を感じさせるような、

そんなお客様もいらっしゃるわけで。

まあ、私もこの家業それなりに長い方ですので、

まあ、多少は目をつぶりますかと。

結構、この手のお客様はよくいらっしゃいますから。

ですので、その時はそんな感じで。

そんな感じで、まあ、苦笑いながら見ていました。

お客様、今は大丈夫ですよ。

え、いや、あ、やっぱ、凝ってますよ。

お客様、大丈夫ですよ。

ここですかね。

ああ、そこそこ。

痛いですか?

うん。

ああ、すいません。

すいません。

あまり強く見すぎると、飲み返し来るぞ。

ああ、うん。気をつけろね。

ああ、大丈夫ですよ。

強く押し抜くようにお願いしているので。

いや、しかし。

ああ、大丈夫ですから。

お客様。

大丈夫ですか。

ああ、でも、あれですよね。

ん?

ご夫婦で二人でやっていらっしゃるって大変ですよね。

主人なので。

ああ、大丈夫ですよ。

お客様。

お子さんとかいらっしゃるんですか?

いや、このまま。

ああ、まあ、それだったら少しあれですよね。

ああ、お客様。

気をつけてください。

ご飯とか作ってあげてるんですか?

ええ、簡単なものですけど。

ああ、身体が主本ですからね。こういう仕事って。

ああ、ごめんなさい。

ああ、すみません。ちょっと力が入っちゃって。

ああ、もっと押してください。

はい。

ああ、そうそう。

お客様、ダメです。

ちゃんとじっとしててください。

分かりました。

お客様、ダメですって。

お客様。

お姉さんはあれなんですかね。出勤日とか決まってるんですか?

私は普通に出勤します。

ああ、そうなんですね。

じゃあ、いつでもいいってことですかね。

ああ、分かりました。

また呼びますよ。

ありがとうございます。

サービスしてくださいよ。

やめますか。

ありがとう。

ここの当事場、結構お客さんが多いから、結構マッサージ大変なんじゃないですかね。

そうですね。結構お客さんはいらしてくださるので。

ああ、そうです。

まあ、忙しいことはいいことですよね。

そうですね。

僕、この小さくなって。

また手術してくださいよ。

今度、いつ来ようかな。

お客様、お待ちしてますよ。

おい、そろそろ行かなくなったのか。

ああ、そうね。

時間ですか。

失礼しますね。

今度はもうちょっと長い時間でお願いしようかな。

お待ちしてますね。

ああ、失礼します。

昇華ってありますか。

じゃあ、お拝見の時に赤井さんに渡してください。

分かりました。

もうペースはやったりするんですか。

ありますよ。椅子の方に書いてあるんですよ。

そうなんですね。

ご覧になってください。

またお願いしますね。

ありがとうございます。

お待ちしてます。

先に次の準備しておくね。

うん。お疲れ様。

ああ、今日も疲れたな。

そこまでしか疲れなかった。

もう風邪出たのか。

出ましたよ。

やっぱ、風呂あがればいいですね。

本当だな。

もう早速なのか。

もうそのために生きてるでしょ。

やっぱ仕事はやっぱ極楽に限るよね。

そうだな。

間違いないよね。

あ、ちょちょちょ。

あのさ、そういえばさ。

何何。

何よ。

ほら、なんか、視聴マッサージのほうが女の人がいいじゃん。

知ってる?

ん?どんな人?

どうなんすか?

あのベテランのおばちゃんか?

違う違う。おばさんじゃなくてさ、ほら。

なんかほら、一番綺麗な美人な人いいじゃん。ほら。

わかんないよ。どれどれ。

お前、それどうしたの?

いや、あのさ、誰にも言うなよ、女が。

言わないってなんだよ、俺は。

あのマッサージの女さ、今、くどいてる途中なんでね。

ああ、なんだよ、それ。不可思だろ、おい。

いやいやいや、マジだって、マジ。

今、くどいてる最中なんだけどさ、結構いい感じで、あれ、もうすぐになるって。

ほんとだよ、お前、不可思国だよ、マジ。

いや、マジだって、マジマジマジ。

今さ、俺、あのマッサージの奥さんさ、魔獣しめしまくってさ。

で、で、まあ、一応、この間さ、指輪までやったんだよね。

マジで?

嘘じゃねえって。

え?それ。

じゃあ、ほら、ちょっと証拠を見せてやる。ちょっと待ってて。

何証拠?

ちょっと待ってて。指輪ってか、ほら、動画で撮ったやつがある。

マジで?めちゃくちゃ映ってる。

今、再生してたやつがある。

ほんとだよ、ほんとだよ。

見ていいの?見ていいの?

おおっ!

すごい。

うわ、おかしいね、これ。

ほんとだよ、ほんとだよ。

ほんとだよ、ほんとだよ。

すばらしい。

ああ、見たことない。

何が見たことない。

指輪がくっついてる。

ちょっと見えてる。

何が見えてる?

何が見えてる?

指輪がくっついてる。

お、見えてる。

すごい。

知ってた?

知ってた?

知ってたよ。

知ってたよ。

ああ、そうですか。

じゃあ、寝室でも食いに行こうか。

待った後でな。

寝室で寝て、寝て寝て。

じゃあ、待った後でな。

寝室で寝て寝て。

何か撮ってますよね。

うん、まあ。

ダメですって。

せっかく撮るってことで、綺麗な人撮りたいな。

恥ずかしいじゃないですか。

もうちょっと撮れたのかな。

痛くしますよ。

それもいいかも。

手やってもらっていいですか。

いいですよ。

ありがとうございます。

お兄さん、ダメですって。

何がですか。

小肌ダメですって。

どうです?

胸はダメです。

マッサージのシェイクですよ。

ダメです。

痛くしますよ。

痛くしてもいいですよ。

ダメですって。

ここが痛いんですよ。

こことか。

ダメ。

素敵ですよ。

ダメ。

もうこれダメです。

また足やってもらっていいですか。

いいですよ。

うるさい。

恥ずかしいですけど。

ここでいいですか。

はい。

すごく柔らかくて気持ちいい。

マッサージできないじゃないですか。

マッサージしたくていいですよ。

気持ちよかったですか。

おっぱい。

マッサージ。

とれてますよ。

気持ちいい。

気持ちいいですよ。

気持ちいいですよ。

疲れた。

急いでご飯の準備するね。

そうだ。

今日はまたフリオさんから

指名を受けたみたいだけど、どうだった?

今日は

30分でいいよって

短いまでいいよって言ってたから

そう言っても10分って書いてたよ。

そう?

そうか。

ちょっと私先に

お風呂に出てくるね。

なんで出てくるの?

じゃあ洗濯物こいてくるよ。

うん。お願い。

気持ちいい。

ピース。

かわいい。

ここ開いてみせて。

やだ。恥ずかしい。

お願い。

え?

いいよ。

大丈夫?

うん。

そうそう。

もっと開いて。

もっと開いて。

え?どこ?

あそこ。

え?そうなの?

そこ。

開くの?

お願い。

あんまりジルジルアップしないで。

え?かっこいいじゃん。やだ。

ねえ、ちょっと女の人とかやってみてよ。

する?

全然してないよ。

じゃあ今。

堀尾さんの前の

こいつだよ。

嬉しい。

ごめんね。

もっと見せて。

俺によく見えるように。

見えないで。

もっと見せよう。

やだ。

やだ。

やだ。

やだ。

やだ。

あなた、お風呂入っておるよ。

うん。

あ。

どうかした?

うん。なんでもないね。

お風呂入れたからさ、

先にやってきて。

私、ご飯の用意するから。

うん。

お願い。

それと、

バスタオル洗濯機の中に

入れておいてくれる?

分かった。

お風呂入れました。

卑屈ですよね。

ほんと。

夫婦なんですから。

面と向かって、

妻を問い詰めないといけないのに。

でも、心のどっかで

モヤモヤが残ってしまって。

何かの間違いで

会ってほしい、的な。

子供に及んで、

まだそんなモヤモヤが。

それで、

本来、

取引先の旅館の客室で、

このようなことをするなんて、

もってのかなのですが。

私、

仕事の合間に、

仕事の合間に、

そっと、はい。

3台ほど

カメラを。

宮下さん。

宮下正介さんいらっしゃいますか。

はーい。

今、参ります。

16時のお客様が、

こちらの窓をお待ちになって、

お願いします。

はーい。かしこまりました。

私も助かってますよ。

助かってた?

よかった。

ずっとだけ、

家敷が良くて。

また、

ここ来ます?

うん。

確かに、前より

指が入ります。

宮下さん。

何言っているんですか。

何のこと。

今日、マッサージですよ。

もう、そろそろいいでしょ。

何やっているんですか。

マッサージ知っているので。

知っていますよ。

結婚しているんですよ。

嫌いです。

やめてくださいよ。

寂しいじゃないですか。

本当に嫌いですか。

嫌いです。

笑顔に出さないでください。

私、わかんない。

今日、

マッサージ、

これから、

誰か来たら、

企画さんが来るかもしれない。

来た時はやめます。

寂しいじゃないですか。

寂しい。

寂しい。

絶対、

ダメです。

外に出すから。

絶対、ダメ。

外に出すから。

絶対、ダメ。

ダメ。

いいでしょ。

寂しい。

寂しい。

痛い。

痛い。

寂しい。

本当に嫌いです。

嫌いですか。

マッサージ、

どっちが大きいですか。

大きいじゃないですか。

寂しい。

マッサージをしたい。

嫌いなのに、

マッサージをしたい。

マッサージして。

あああああああああああ

あああっ

ちょっと帰ってくると思うので

あっ近々連絡しますよ

じゃあお店でご飯食べよう

はぁい

うん

あれず

その日もまた、あのホリオから妻に指名が入りました。

メニューは、あかすりと120分のマッサージです。

マッサージの前に向かって。

こことかじゃないですか?

痛くないですか?

ここはやったことがないから。

ああ、そっか。

なんかちょっと硬くなってます。

気のせいですか?

気のせいじゃないかも。

大丈夫ですか?

かのさんは綺麗だから、こんなに見えるの嫌。

そんなことない。

びしょびしょになっちゃうの悪いんですよ。

でも、濡れていい服なんですよね。

今、濡らしたの濡れですから。

そっちはまだやれてないじゃないですか。

薬してるけど。

もっと薬してたら、もっと濡れますからね。

お兄さん。

お兄さん。

そんなに嫌なこと。

こんなに嫌なこと?

今日、あかすりで。

あかすりじゃなくて。

血の泡で擦られて。

旦那さんとこういうことしないんですよ。

こんなことしないんですよ。

こんなこと好きだと思いますよ。

旦那さん、きっと。

知らないと思います。

そんなことしないじゃないですか。

旦那さんにしてあげてるんでしょ。

いや。そんなこと。

きっとこんなに上手なわけがない。

それは汚いから。

何もしてないんだ。

お母さん。

お父さん。

旦那さん、今日は何をやったんですか。

今日120分で、お父さんが病気になったんですか。

お父さん。

ごめんなさい。今はお気持ちよかったです。

何を言っているんですか。

何を言っているんですか。

何を言っているんですか。

何を言っているんですか。

気がつくと、

二人の後、追いかけていました。

手を洗いなおすことだぜ。

手を洗いなおすことだぜ。

手を洗いなおすことだぜ。

やばい。

何をしているんですか。

何をしているんですか。

何をしているんですか。

何をしているんですか。