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♬~
♬「君が跳んだ 水たまりへと」
♬「街の翳が」
♬「雪崩れてゆくよ」
♬「手のひらの上に」
♬「太陽を乗せて」
♬「心の暗がり照らし出しておくれ」
♬「Dreaming Girl Dreaming Girl」
♬「雨上がりの少女」
♬「Dreaming Girl 君と」
♬「めぐり逢えた」
♬「素敵な奇跡」
♬「Dreaming Girl」
(リキ) <まぶたの母 桂子さんが うちを出た。➡
自分のことが 原因になったのではないかと➡
再び 東京から福島へ やって来た 達ぼんでありました>
(達也)あの人の旦那さ 俺のこと 赤松の子だと思ってたらしいぜ。➡
こないだ 金 返しに行った時 俺がさ➡
「親父は スーパーに勤めてる」 って言ったら あの旦那➡
「お父さんは検事じゃないのか?」 って言ったんだ。
赤松さんって 弁護士になる前 検事だったんだろ?
違うんだよ うらら!
さすがに 俺も気になるから 確かめたんだ。
(のぞみ)えっ どうやって? 赤松さんに聞いてきた。➡
「絶対 違う。 それだけは ありえない」って言ってた。
(うらら)分がるもんがい。
あの人 そんなこと ウソつくような人じゃねえよ。
(うらら)んだら 桂子さんが ウソついてだっつうのがい?
多分…。 なして?
そんなこと知らねえよ。➡
でも きっと そのことを 旦那に聞かれたんだと思う。 だから…。
(うらら)どうなってんだい?
私はない こういう 身内で ウソついたり 人 だましたりっつうのが➡
一番 嫌いなんだわい! うららちゃん… そんなに怒らないで。
誰が悪いっていうわけじゃないんだから。 悪いべした!
みんな 悪い! のぞみも悪い 達也も悪い!
勝手に 住所 調べで ないしょで 会いさ行っで➡
金もらっだのに ろくに相談もしねえで 突き返しさ行っで…。➡
おめえたちはない 自分のしたことが どだ人に 影響与えんのか➡
少しも… 考えてねえ!➡
桂子さんて人も悪い。 今になって 金 渡すなんて➡
そんなもん 母親ではねえ!
(あづさ)お母さん…。 (うらら)おめえも悪い!
赤松さんと 一緒になりてえなんつったら➡
周りの人が どだ思いすんのか お前は 少しも分がってねえ!
怒るばっかしで何もできねえ 私も悪い。
<3日目の朝を迎えました>
のぞみ 行ってらっしゃい! はい 行ってきます。
のぞみ… お母さん もう少し 残るわ。
全部 解決するまで。
私も なるべく早く帰ってくる。
じゃあ。
(怜)もう 戻る気ないんじゃないの? えっ?
二晩も帰らないなんて 主婦にとっては 相当な決意よ。
私たちみたいに 気楽な身分じゃないんだもの。
ええ…。
(星野)何もないといいけどな。 はい。
あっ… ご心配をおかけして すいません。
(北山)おはよう。 (3人)おはようございます。
昨日は お騒がせして すいませんでした。 いや…。
南田さん。 はい。
私の方も いろいろ考えたんですがね➡
今 君に やってもらっている 親権者変更の調停事件➡
担当を外れてもらうことにしました。 はっ?
今 君が 家族の中で抱えている問題と 重なる点が多すぎるんでね➡
冷静な判断が できないんじゃないかと思うんだ。
昨日の失言は 家のこととは関係ありません!
引き続き 担当させてください。 最後まで やらせてください!
まあ そう言うだろうとは 思っていたんですがね…。
私としては やはり このまま 担当を続けてもらうわけにはいかない。
裁判官も 人間なんです。
今 自分の身に起こっていることと 同じような事件に向き合った場合➡
公正であろうとする意識の隙間から 漏れてくる感情を一切挟まずに➡
裁判に向き合えるかどうか…。
それは とっても 微妙な問題なんです。
私もね 実は 駆け出しの頃に➡
家内が 酔っ払い運転の車に はねられて 重傷を負ったことがありましてね➡
その時は 交通事故の 酔っ払い運転の事件に対して➡
冷静な判断を下せるかどうか とっても悩んだことがあるんですよ。
その時の同僚はね 「せめて 家内が退院するまで➡
交通事故の事件から 外れたらどうか」と 言ってくれたんですが➡
私も若かったしね 「プライベートなことで 影響されたりはしない」と言い張った。
でもね 病院で 傷の痛みに苦しむ家内を見ていると➡
よく分からなくなってね… 結局 担当を外れることにしたんです。
今にしてみると 外れてよかったと思っています。
それは もちろん 判決に影響を及ぼさないように➡
努力はしたと思いますが…。
例えば 被告人質問の時に 家内の事件が重なって➡
つい夢中で追及していたかもしれない。
それは 絶対に あってはならないことなんです。
このあとは 星野君に担当してもらいます。 いいですね?
はい。星野君 頼みましたよ。 (星野)はい。
じゃあ 次の事件の担当を言い渡すまで 自由にしていてください。
でも あの事件 どうしても 最後まで やりたかったんです。
今回 こだわるね。 失敗を名誉挽回したいっていうのも➡
あるんだけど 弟のこともあったから どうしても 自分でやりたかったんです。
あの事件を ちゃんと 調停することができて➡
秀樹君にも お父さんにも お母さんにも 喜んでもらうことができたら➡
ちょっとは 自信がつくかなって思ったんです。
うん… 分かるよ。
裁判官か 検事か 弁護士か…。
進路を決める今だから 一番 自信 欲しいんだよな。
そうなんです!
俺が ちゃんとやるよ。
あの事件 俺が ちゃんとやるから。
お願いします。
そのかわり 君は 弟の件 ちゃんと やってやれよ。
はい。
☎(あづさ)まだ どこにいるか分からないの。
(優)あっ そう。 そりゃ心配だねえ。
いや ほら こっちは 何にもできないからさ。
わがまま言いますけど 私… 何か分かるまで こっちにいるわ。
ええ…。 ああ 病院の方は 木曜日に オペの予約が入ってるから➡
ええ… それまでには帰りますけど。
こっちは大丈夫だよ。 いや 桃子もね ふうふう言いながら よく働くしさ…。
(桃子)ふうふう…。 大丈夫よ 義姉さん!
ありがとう。 ねえ お義母さん いる?
☎(優)いや それが こんな時に どっか出かけてるんだよ。
いや あの どこ行ったか分からないんだよ…。
うん…。 ああ 分かった。 帰ってきたら 必ず 言っとくから。
はいはい。 それじゃあね。
はあ~ 「白鷺の 夕べ漂ふ あてどなく」か…。
はあ… おふくろも こんな時に シャレなくたっていいじゃないかなあ…。
いや こういう 俳句書く暇があるんだったらさ➡
どこそこへ行くってこと 書いといてほしいんだよな。
(徹)母さん 何か嫌なことでも あったのかい?
(薫乃)えっ?
髪 きれいじゃん?
母さん 昔っからさ ムシャクシャすると 美容院に行く癖があったからさ。
あなたはね 昔から そういうことだけには 目ざといんだから。
いや~ 親父が鈍すぎたんだよ。
桂子さん 家出したらしいわ。
えっ?
(薫乃)達也のことで 今のご主人と もめたらしいの。
あなた 知ってたんでしょ? 達也が あの人と会ってること。
聞いたわ。 のぞみが ここに 相談に来たんですってね?
ああ…。
まさかと思うけど 何か 知らないでしょうね?
何言ってんだよ? 何で 俺が知ってるんだよ?
だったら いいけど…。 何しろ あなたと あの人は➡
信じられないようなことを した人たちですからね…。
ヤケ… 起こしてってことも あるかなあと思って。
ヤケ? やめてくれよ 母さん!
何で 俺が 何に ヤケ起こすんだよ。
母さん?
あづささんのことよ。
徹… あづささんと赤松さんが 一緒になるってこと聞いたんでしょ?
ああ 聞いたよ。 「祝福する」って言ったって 本当?
ああ…。 あなた 本気なの?
本当に 祝福するなんてできるの!?
とられたのよ!? あづささんを 赤松さんに とられたのよ。
何言ってんだよ。 もう とっくに離婚してるんだぞ。
男と女に 戸籍も へったくれもない!
取り返しなさい… あづささんを取り返してきなさい!
母さん…。
あなたはね 結局 一度も 赤松さんと 真正面から闘ったことがないのよ!
いつも 逃げてばっかりで…。
20年前は 文字どおり 家を出て 逃げて…。
そして今度は 「祝福する」って言って 逃げて…。
男として 情けなさすぎます!
あなたが闘って負けたんなら まだ 納得も 諦めもつくけど…。
最後まで このままじゃ… 私は…➡
祝福できません。
<これは えらいことに なってきましたが…>
<そのころ 福島の方も 新たな緊張を迎えておりました>
(桂子)どうして? (達也)前 言ってたじゃん。➡
「東京から福島に帰ってきた時に 一番に ここに来た」って…。
「ここから見る阿武隈川が 一番好きだ」って…。
覚えててくれたのね。
芸がねえな…。
えっ いた? あの人 いたのね!?
♬~
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