All language subtitles for ひまわり 第06章 縁は異なものアジなもの?第064話.日文

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Original subtitles

(鳴き声) (のぞみ) はあ… リキ~。

「君が跳んだ 水たまりへと」

「街の翳が」

「雪崩れてゆくよ」

「手のひらの上に」

「太陽を乗せて」

「心の暗がり照らし出しておくれ」

「Dreaming Girl Dreaming Girl」

「雨上がりの少女」

「Dreaming Girl 君と」

「めぐり逢えた」

「素敵な奇跡」

「Dreaming Girl」

よかったねえ!

(リキ) おかげさまで 小生 無事に退院いたしました

(うらら) タマネギは入ってねえべない? (薫乃) まあ当たり前ですよ うららさん。

(あづさ) タマネギも そうだけど リキは年だからね

太らないようにしないとね。 えっ 年って いくつなんだべ?

(達也) 12。 人間で言うと 60かな。

おじいちゃんだからね いたわってあげないとね。

チェッ。 のぞみ嬢ちゃんまで 小生を 年寄り扱いするとは許せません!

小生は まだ若いんです!

あっ もう時間だ 時間だ。 よいしょ。 じゃあ 行ってまいります。

はっ? 姉ちゃん どこ行くの? えっ? 赤松事務所。

弁護士の予行演習にね バイトするんだって。

ヘえ~。 何だよ せっかく受かったんだからさ

もうちょっと ゆっくりすりゃいいじゃん。

だって じっとしてられないんだもん。 じゃあ 行ってきます。

(薫乃) はい 行ってらっしゃい。

パワーあるよな…。 達也も 分けてもらえば?

本当! じゃ 私 診察入るわね。 ご苦労さまです。

今日は いい天気だから 私も 思い切って 表の格子戸でも 磨くべかない。

そうですね。 じゃあ 私も 久しぶりに 玄関のお掃除でも しようかしら!

ねっ うららさん あの こないだ…。

まっ 皆さん 頑張ってください。

うん? 達ぼんの瞳が 何やら 憂いを秘めておりますぞ

おはようございます! あっ…。

おはようございま~す。 (赤松) 早いな。

今日から 研修所入所まで よろしく お願いします!

おう。 よ~し!

あっ これは 最初に言っておくが 君は あくまでも事務員だ。

いくら 司法試験に受かったからといって 弁護士の資格がない限り

直接 依頼人と関わることは 許されん。 はい。

え~ こまごました雑事 それと 電話の取り次ぎ

え~ それから 留守番が 主な仕事になるが

ここで見聞きしたことは他言無用だ。

いいか? たとえ 家族や友人といえども 一切 しゃべってはならん。

まあ 「釈迦に説法」かもしれんが それが 最低のルールだ。

はい! 今 うちで抱えてる事件は 24件。

一番長いもので…。 知ってます。

今 星野さんが追いかけてる 埼玉の事件ですよね?

ああ…。 あれって 本当に冤罪なんですか?

ああ? それは 分からん。 えっ?

いや… 本人は 冤罪だと言っている。 俺を含む弁護団も それを信じている。

しかし 事実は分からん。 確証が あるわけではない。

全く 確証が…。 それ以上のことは君は知らんでいい。

はあ…。 ほかに 刑事事件が3件。

民事が 医療過誤や債務整理 交通事故などが 入っておる。

交通事故まで引き受けてるんですか。

当たり前だ。 冤罪なんていうのはな ボランティアだ。

ふだんは 町医者みたいに 何でもやっていかなきゃ

事務所が 維持できん。 はあ…。

それとな… いや~ いくら 大きな事件を扱ったからといって

偉いもんじゃないんだぞ。 ちっぽけな事件だって

充実することはある。 まあ 仕事というのは… ハハハ

食っていかなきゃならんからな。 はあ…。

ああ… とは言うものの どっかで 理想も持ち続けていい。

てれずに持ち続けていい。 はい!

よし。 以上 話は済んだ。

あっ もう お出かけなんですか? 法廷だ。 戻りは6時。

ああ それからな 中井っていう男が訪ねてきても

「今日は 俺は戻らん」と言ってくれ。

中井さんですね。 今 訴訟中の事件の相手方だ。

いや~ 敗訴しそうなんで 逆恨みしてな 何だかんだと 文句を言ってくる。

絶対に 中へは入れるな。 すぐに帰せ。

はい 大丈夫です。 あの~ 書類作成とかあったら 言ってください。

こないだ頂いた「六法」 持ってきましたので。

フフフ… そんなことが すぐに できるわけないだろう。

まあ とりあえずは… そうだな 掃除でも やっといてくれ。

ああ…。 じゃあな。はい 行ってらっしゃい!

はあ… 掃除かあ。 まっ 最初だから しょうがないかな。

☎ あっ 来た。

はい! 赤松法律事務所でございます。

あっ 赤松は ただいま 出ておりますが… あっ 弁護士会の田中様。

あっ 明日の打ち合わせの件ですね。 はい 必ず 伝えておきます。

はあ~。

弁護士か…。

弁護人の 南田のぞみです。

ただいまより 証人尋問を始めます。 …なんちゃってね。

(星野) フフフ…。 あっ 嫌だ! そんな所で何してるんですか?

法廷 傍聴してんの。 ノックぐらい してくださいよ。

したよ~。 弁護士さん 証人尋問に夢中で 聞こえなかったんじゃない?

(優) のぞみのやつ 今頃 張り切ってんだろうな。

(桃子) うん…。 とうとう弁護士かあ。 大したもんよね!

ああ… 達也も 少し そのやる気を もらえばいいんだよな。

そればっかりは 本人次第なんじゃないの?

(真紀) 達也君!

食べる?

頑張ってる? うん…。

何か悩んでる? 何だよ? それ…。

分かるもん。 私 達也君の顔 ずっと見てるから。

帰れよ。

私 いいからね。

大学なんか行かなくても 達也君のこと 好きだからね。

中身が 好きなんだもん。

うるせえな! お前なんかに 俺の中身 知られてたまるかよ。

好きよ。 うるせえ!

あの… ちょっと そこ どいてもらえませんか?

もう終わったんじゃないんですか?

何か 私 星野さんに 使われてるみたいで 嫌だから。

あっ そう。

赤松先生の机 使わなくたって こっちにだって 机あるじゃないですか。

ここじゃないと 電話コードないから。 電話コード?

そう。 電話回線使って 原稿 直接送ってるの パソコンから。

あっ 赤ゲンには もう許可取ってあるから ご心配なく。

さようですか。 うん。

どういう記事なんですか? うん…。

埼玉の事件なんですよね?

別に いいですけど。

絶対 冤罪。 はっ?

この事件は 絶対 冤罪です。

赤松弁護士を含めた弁護団が 必ずや ひっくり返します。

でも 赤松さんは 「確証がない」って言ってましたけど。

確証はなくても 俺は 俺なりに取材して 確信してるの。

いいんですか? こんな大げさなの。

いいかげんなこと やってるように 見えるかもしれないけど

それなりに 打ち込んでるんだぜ。 必死にやんなきゃ つまんないしな。

はあ…。 それに 弁護士になった時に

多少なりとも 役に立つかもしれないしな。

どうして 弁護士になろうと 思ったんですか?

うん? 今まで 一度も聞いたことなかったから。

どうして? 暇なら さっきの「六法」でも読めば?

隠すことないじゃないですか。 ベラベラ話すようなことでもないでしょ。

何よ もったいぶっちゃって。

(ノック) あっ はい。 どうぞ。

(静江) お邪魔します。 あの… どちら様ですか?

河合静江と申します。 初めて お訪ねいたします。

先生でいらっしゃいますか? いいえ。 私は…。

あの… あっ じゃあ あちらの方が?

あっ 全然 違います! ただの客ですから。

あの 先生は 今 法廷に行かれてるんですけども。

そうですか。 あの… ご用件は?

あ… あのね 今 あの… この子を 動物病院 連れていきましてね

その帰りに 下で お宅の看板を見つけまして

これも 何かのご縁だと思いまして…。

事件の依頼でしたら すみません あの…。

事件の依頼なんていうもん じゃないんですの。

あの ただ ちょっと ご相談に 乗っていただきたいと思いまして…。

あっ でも 私では…。 いいえ。 お手間は取らせません。

お願いします。 手間の問題ではなくて…。

あの… お願いします。 実は このチビのことなんです。

ワンちゃんの?

は~い 終わりましたよ~。 はい チビちゃ~ん。

(平川) どんなものでしょうか? 大丈夫です。 軽い鼻炎です。

(恭子) よく 気が付きましたね。 もう 猫ちゃん ベッタリなんでしょう?

一応 お薬 出しときますから

鼻水が止まるまで お食事に混ぜてあげてください。

ありがとうございました。 はい お大事に…。

はい。

おっ! あっ…。

見込みないって…。

あの… 先生! はい。

達也君 先ほど 見かけたんですが 何だか ひどく思い詰めてるようでした。

あ…。 大したことなきゃ いいんですが

私ら これでも パトロールで 毎日 道行く いろんな人の顔を見ます。

つらい人 悲しい人 落ち込んでる人の顔は 何となく分かるんです。

「何か やらかさなきゃいいけどな」って そう思って見てますから…。

あ… そうですか。 (平川) 気のせいならいいんですが 一応。

いえ。 ありがとうございます。 帰ったら聞いてみます。

じゃあ このワンちゃん 取られちゃうって おっしゃるんですか?

はい。 飼い主が現れましてね 「返せ」って 言い張るんです。

間違いないですか? 血統書と写真 見せられました。

でもね もう拾って2か月になるんですよ。

車に はねられて それを病院へ連れてって…。

一生懸命に育てたんです。 それを… それを 今更 返せなんて…。

お気持ちは 分かりますけれども…。

半年以内に 元の所有者が現れた場合

返さなきゃいけないことに なってるんですよ。

それは分かってます。 分かってますけど…

この子にとっても 私と一緒にいる方がいいんです。

向こうは 血統書付きの犬を 何匹も飼っていて

金儲けの道具にしてるような人なんです。 はあ…。

先生 お願いします! 何か いい方法を教えてください!

あの… じゃあ もう一度 あの

先方と よく話し合われたら いかがですか?

話し合う? はい。

2か月も お育てになってますし ワンちゃんも よく なれてるようです。

心から 話し合えば きっと 分かってくれるかもしれませんよ。

「心から」ね…。

そうですわねえ。 向こうだって 人ですものねえ!

そうですわ… そうですとも!

ねっ よかったね。 じゃ 早速 行って 話し合ってみます。

まあ 先生 どうもありがとうございました。

先生じゃないんです。 ありがとうございました。 よかったねえ。

じゃ あの 失礼いたします。 あの…。

まあ よかったねえ。 お気を付けて。

ありがとうございました。 どうも ありがとう…。

はあ…。 犬の取り合いか。

いいのかねえ? えっ?

「話せば 分かる」なんて すっげえ 無責任だぜ。

じゃあ 突っぱねたらよかったって言うの?

俺なら そうする。 そんな…。 冷たいじゃない。

冷たいとか あったかいとか

そういうことで 法律事務所は 動かせないんじゃないの?

考え方の相違ね。 私は そういう 気持ちみたいなもの大事にしたいんです。

ビジネスだと割り切るだけが 能じゃないと思うわ。

あ~あ。 人の気持ちもいいけど

あんまり 先走ると ろくなことはないもんですよ

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