All language subtitles for 初情事まであと１時間＃02

(隆司)あっこが
家から いちばん近いコンビニ？

(香苗)うん｡ 家 すぐそこだから｡

普通に
寝巻きのままで行っちゃうし｡

ふふっ｡

じゃあ これから
俺も 通うことになるのかな｡

そうだね…｡ なんか 私の生活に➡

隆司君が入ってきたみたいで
うれしい｡

♬～

あっ 必要なもの 買ったよね？

あっ うん｡ ええ～っと➡

歯ブラシ 洗顔クリーム あと…｡

あっ…｡
ごめん ちょっと待ってて｡

あっ うん｡

新しいパンツ 買ってくる｡

あっ うん｡
ごめん｡

♬～

(心の声)
≪隆司君と つきあって ３か月≫

≪今日
初めて 一緒に 夜を過ごす≫

≪たくさん
いろいろな所で デートして➡

恋人としての段階を
まっとうに踏んできた≫

≪だから
今日こそは いよいよ…≫

≪でも 私は…➡

まだ 一度も経験がない≫

≪シャー…(ｼｬﾜｰの音)

♬～

≪大学に入り
人生初めての彼女ができた≫

≪それが 香苗ちゃんだ≫

≪だから…➡

俺は まだ…➡

したことがない≫

≪つまり… 童貞だ≫

≪でも…➡

今夜は 必ず➡

そういうことに
なる≫

♬～

♬～

♬～

♬～

ブォー…(ﾄﾞﾗｲﾔｰの作動音)

♬～

♬～

♬～

あの…｡

あの～｡

ん？
あっ… ごめんね｡

俺ん家 実家だから
お邪魔しちゃって｡

いや 全然 全然｡

これからも
遠慮なく 遊びに来てね｡

なんか 図々しく
シャワーまで借りちゃって｡

いや… それも 全然 全然…｡

あっ ズボン… きつくなかった？

あっ うん 大丈夫｡

ありがとう 貸してくれて｡

ううん｡
その方が 寝やすいかなと思って｡

パンツも
ちゃんと 新しいのを はいたし｡

うん…｡
そっか そっか｡

ブォー…

≪ワンワン ワンワンワン…
(犬の鳴き声)

♬～

♬～

えっ？
えっ…｡

あっ いや…｡

お酒 飲まない？

ああ… うん｡
プシュ(缶を開ける音)

じゃあ 乾杯しようか｡

うん そうだね｡

(２人)かんぱ～い｡

あっ これ おいしい｡

それは？

めっちゃおいしい｡

えっ 飲む？

あっ 飲む？

あっ じゃあ…｡

じゃあ 俺も｡

♬～

♬～

ほんと おいしい これ｡

♬～

いや これも おいしい｡

♬～

｢エネルギー
１３５キロカロリー｣｡

へえ～…｡

｢たんぱく質 ０.１グラム｣｡

ふ～ん…｡

隆司君 心理学のレポート
進んでる？

いや～ まだ全然｡

来週 締め切りだよ｡

だよね｡
いや～ そろそろ やらないとな…｡

♬～

ゴクッ…

隆司君は 頭いいから
まあ 大丈夫だと思うけど｡

いやいや…｡

この本 すごい参考になるよ｡
資料も充実してるし｡

あっ そう…｡

♬～

ほんとだ｡
えっ すげぇ 役に立ちそう｡

でしょ｡
ええ～ すげぇ｡

これ 借りちゃってもいいかな？

いいよ いいよ｡
私 もう必要ないから｡

マジ助かるわ｡

でも
香苗ちゃん 真面目だよね ほんと｡

そんな そんな…｡
ふ～ん…｡

♬～

なんか 映画でも見よっか｡

いいね｡

♬～

(男性)すみません｡
写真を撮らせていただいても➡

よろしいですか？
(男性)どうぞ｡

(男性)ありがとうございます｡
ふふっ｡

ふふっ…｡

(男性)ありがとうございます｡

≪やばい！≫

≪完全に タイミングを失った！≫

≪やっぱり 隆司君は
グイグイくるタイプじゃないよね≫

≪でも そういうところが
好きなんだけど…≫

≪みんな
どうやって ここに行ってるの？≫

≪いつ そうなっても
おかしくない状態なのに➡

要領が分からない…≫

♬～

ちょっと ごめんね｡

♬～

≪めっちゃ びびってるわ 俺≫

≪この際 香苗ちゃんから
誘ってきてくれないかな≫

≪いや…
そんなこと考えてたらダメだ≫

≪普通 男からいくもんだろ
こういうことは…≫

≪とりあえず
ここにさえ たどりつければ➡

なんとかなるはず｡
よし 勝負 懸けるぞ！≫

≪ほら！ ほら！ いけ！ いけ！≫

≪ほら いけ！≫

あの！
はい！

なんか もう眠くなっちゃった｡

ちょっと
酔っ払っちゃったのかな～｡

分かんないけど…｡

私も寝ようかな～｡

あっ
でも 布団１つしかないから➡

一緒に寝る感じになるのかな…｡

分かんないけど｡

(２人)
ふふふっ… ふふっ｡➡

ふふふっ｡

♬～

≪やっと ここまできた≫

≪でも こっから
自分が ｢セックス｣というものに➡

到達してるイメージが
まったく持てない≫

≪免許を持ってないときに
車を運転してる自分が➡

イメージできないように≫

≪果たして 俺は ちゃんと
やり遂げることができるのか…≫

≪もう これは やることが
確定したようなもんだ≫

≪でも
このあと あれをあれして➡

愛撫？ とかもされて➡

場合によっては
私が 隆司君のをなめたり➡

逆に なめられたり…
そんなこと できるの？ 私≫

≪怖い！ でも ドキドキする≫

≪何？ この気持ち｡
ああ～ どうしよう…≫

≪どうしよう… どうしよう…≫

♬～

♬～

隆司君…｡

香苗ちゃん…｡

おやすみ…｡

おやすみ…｡

はあ？ いや ちょっと！
はあ？ いや こっちこそ ちょっと｡

えっ 何？ えっ？ えっ…｡
何？ 何 何 何…｡

いや そっちが何？
ふっ…｡

♬～

(２人)ふふふっ！

ふふふっ…｡

(２人)ふふふっ…｡

ごめんなさい ごめんなさい｡

こっちが…
こっちが ごめんなさい｡

ごめんなさい｡
今のやり取り やばかったよね｡

ひどすぎたよね｡
(２人)あははっ｡

あの… あの… あの…｡
うん｡

もう 正直に言います｡

私… 隆司君が好き｡

だから
隆司君と セックスがしたい｡

俺も 香苗ちゃんが好き｡

だから
香苗ちゃんと セックスしたい｡

ごめんね｡
こういうこと 先に言わせちゃって｡

♬～

実は ずっと 私
そのことだけで 頭いっぱいで…｡

俺も｡ だから 参考書の話とか➡

クソどうでもよかった｡
ふふっ｡

さっきの映画 びっくりするほど
頭に入ってこなかったもん｡

私たち
なんの映画 見てたんだっけ？

俺 コンビニ 行ったとき
また 店に戻ったでしょ？

うん 戻った｡

パンツと一緒に これ買ってきた｡

スウェットのポケットに
ずっと入れてた｡

そうなんだ｡
うん｡

♬～

もっと早く➡

気持ちを伝えればよかったね｡

なんの時間だったんだろうね
今まで｡

ふふふっ…｡

♬～

♬～

♬～

初めて 舌 入れちゃった｡

むっつりだと思った？

ううん うれしかった｡

♬～

あの…
胸とか もんでもいいかな？

うん｡

たくさん 触ってほしい｡

♬～

♬～

♬～

うっ…｡
あっ ごめん｡

強くもみ過ぎたかな？

ううん 気持ちいいよ｡

でも どうやって 声出していいか
分かんなくて｡

♬～

♬～

どうしたの？

あっ いや… どのタイミングで➡

パンツに 手 入れていいのか
迷っちゃって…｡

私は もう いいと思ったけど…｡

そうなんだ…｡

むずいな セックスって｡

むずいね｡

でも なんか… 楽しいね｡

♬～

とりあえず 服 脱ごうかな｡

私も そうしようかな｡

これ どっちが表か 分かんねぇ…｡

あっ それ 逆じゃないかな？

あっ… あっ そうだ そうだ｡

ごめんね｡
なんか いろいろ グダグダで…｡

ううん｡ 初めては➡

その方が 思い出に残りそう｡

よし｡

♬～

♬～

じゃあ…➡

よろしくお願いします｡

こちらこそ
よろしくお願いします｡

♬～

ゴン
あっ ごめん 頭！

あっ あっ…｡

♬～

あっ ごめん！ もうちょいだ｡
あっ うん｡

♬～

ゴン
ああ～ ごめん｡ もう少しだけ｡

もう少し…｡ もう少し｡

あと少しだけ｡
はあ？

♬～

♬～

帰って来てくれて ありがとな｡

私の人件費で
苦労かけてるなって｡

なんで 青木が謝るんだよ｡
うっ…｡

高校のとき
上田ん家で バイトしてたら➡

私の人生 なんか変わってたかな｡