All language subtitles for [SubtitleTools.com] Hotarugusa ep03 (848x480 x264 AAC)

af Afrikaans
ak Akan
sq Albanian
am Amharic
ar Arabic
hy Armenian
az Azerbaijani
eu Basque
be Belarusian
bem Bemba
bn Bengali
bh Bihari
bs Bosnian
br Breton
bg Bulgarian
km Cambodian
ca Catalan
ceb Cebuano
chr Cherokee
ny Chichewa
zh-CN Chinese (Simplified)
zh-TW Chinese (Traditional)
co Corsican
hr Croatian
cs Czech
da Danish
nl Dutch
en English Download
eo Esperanto
et Estonian
ee Ewe
fo Faroese
tl Filipino
fi Finnish
fr French
fy Frisian
gaa Ga
gl Galician
ka Georgian
de German
el Greek
gn Guarani
gu Gujarati
ht Haitian Creole
ha Hausa
haw Hawaiian
iw Hebrew
hi Hindi
hmn Hmong
hu Hungarian
is Icelandic
ig Igbo
id Indonesian
ia Interlingua
ga Irish
it Italian
ja Japanese
jw Javanese
kn Kannada
kk Kazakh
rw Kinyarwanda
rn Kirundi
kg Kongo
ko Korean
kri Krio (Sierra Leone)
ku Kurdish
ckb Kurdish (Soranî)
ky Kyrgyz
lo Laothian
la Latin
lv Latvian
ln Lingala
lt Lithuanian
loz Lozi
lg Luganda
ach Luo
lb Luxembourgish
mk Macedonian
mg Malagasy
ms Malay
ml Malayalam
mt Maltese
mi Maori
mr Marathi
mfe Mauritian Creole
mo Moldavian
mn Mongolian
my Myanmar (Burmese)
sr-ME Montenegrin
ne Nepali
pcm Nigerian Pidgin
nso Northern Sotho
no Norwegian
nn Norwegian (Nynorsk)
oc Occitan
or Oriya
om Oromo
ps Pashto
fa Persian
pl Polish
pt-BR Portuguese (Brazil)
pt Portuguese (Portugal)
pa Punjabi
qu Quechua
ro Romanian
rm Romansh
nyn Runyakitara
ru Russian
sm Samoan
gd Scots Gaelic
sr Serbian
sh Serbo-Croatian
st Sesotho
tn Setswana
crs Seychellois Creole
sn Shona
sd Sindhi
si Sinhalese
sk Slovak
sl Slovenian
so Somali
es Spanish
es-419 Spanish (Latin American)
su Sundanese
sw Swahili
sv Swedish
tg Tajik
ta Tamil
tt Tatar
te Telugu
th Thai
ti Tigrinya
to Tonga
lua Tshiluba
tum Tumbuka
tr Turkish
tk Turkmen
tw Twi
ug Uighur
uk Ukrainian
ur Urdu
uz Uzbek
vi Vietnamese
cy Welsh
wo Wolof
xh Xhosa
yi Yiddish
yo Yoruba
zu Zulu
Would you like to inspect the original subtitles? These are the user uploaded subtitles that are being translated: 1 00:00:01,960 --> 00:00:03,240 (菜々)やめなさい! 2 00:00:04,020 --> 00:00:05,000 (佐知)菜々! 3 00:00:05,400 --> 00:00:08,380 何だ? てめえ。 4 00:00:15,830 --> 00:00:17,000 菜々…。 5 00:00:29,510 --> 00:00:33,410 奥様… 奥様! 奥様! 6 00:00:33,410 --> 00:00:41,420 日本語字幕 Jpsubbers 計時機構 Jean: www.giftedones.net 7 00:00:48,260 --> 00:00:55,000 (風早市之進)お前が かどわかしの浪人者を 倒したというのは まことか? 8 00:00:56,270 --> 00:00:57,970 はい…。 9 00:01:00,820 --> 00:01:03,950 まずは 礼を言う。 10 00:01:03,950 --> 00:01:05,770 いえ…。 11 00:01:05,770 --> 00:01:09,500 しかし 何故 そのようなことができたのか…。 12 00:01:10,930 --> 00:01:13,210 お前は 剣術が使えるのか? 13 00:01:16,760 --> 00:01:18,330 そのようなことは…。 14 00:01:18,330 --> 00:01:21,420 ただ お子様と奥様を救おうと 必死に…。 15 00:01:25,660 --> 00:01:27,500 分かった。 16 00:01:28,880 --> 00:01:30,520 佐知の看病を頼むぞ。 17 00:01:32,050 --> 00:01:34,020 はい。 18 00:01:42,640 --> 00:01:48,460 百姓の娘が 偶然に侍を倒せるわけがない。 19 00:01:48,470 --> 00:01:51,540 何か言えぬ事情があるのだろう。 20 00:01:52,380 --> 00:01:54,770 そうですね…。 21 00:01:55,950 --> 00:02:00,730 何にしても 心の強い娘に違いない。 22 00:02:01,450 --> 00:02:02,620 はい…。 23 00:02:08,400 --> 00:02:13,530 そなたは 病を治すことだけに 専念してくれ。 24 00:02:15,150 --> 00:02:17,390 はい…。 25 00:02:17,390 --> 00:02:19,310 でも…。 26 00:02:21,430 --> 00:02:23,220 どうした? 27 00:02:23,920 --> 00:02:27,650 旦那様に申し訳なくて…。 28 00:02:29,070 --> 00:02:31,620 他藩の さして 高い身分でもない➡ 29 00:02:31,620 --> 00:02:35,280 私をもらっていただきましたのに➡ 30 00:02:36,120 --> 00:02:38,270 ご迷惑を…。 31 00:02:38,990 --> 00:02:41,270 何を言う。 32 00:02:42,250 --> 00:02:49,340 私は そなたを妻に迎えたこと 誠に幸せに思うておる。 33 00:02:53,970 --> 00:02:55,950 旦那様…。 34 00:02:56,930 --> 00:03:01,480 良くなったら 紅葉狩りにでも参ろう。 35 00:03:02,370 --> 00:03:03,610 子どもたちと共に。 36 00:03:05,950 --> 00:03:07,850 はい…。 37 00:03:15,580 --> 00:03:18,390 (壇浦五兵衛)いえ~い! 38 00:03:18,390 --> 00:03:22,270 いえ~い! やあ~! 39 00:03:29,510 --> 00:03:33,530 どうしたのだ? 暗い顔をして。 お主らしくもない。 40 00:03:34,760 --> 00:03:39,550 今日は… 稽古を しばらく お休みさせていただきたく➡ 41 00:03:39,550 --> 00:03:42,680 お願いに参りました。 休むだと? 42 00:03:42,680 --> 00:03:44,660 あれほど 剣を教えてくれと 言っておったのに。 43 00:03:44,660 --> 00:03:45,740 一体 どういうことだ? 44 00:03:46,140 --> 00:03:50,860 実は お仕えしているお屋敷の 奥様が ご病気で…。 45 00:03:50,860 --> 00:03:53,140 ですから 看病をしなければならないのです。 46 00:03:53,950 --> 00:03:56,860 ご病気とは…。 それは気がかりであるな。 47 00:03:57,300 --> 00:03:59,010 はい。 48 00:03:59,460 --> 00:04:03,520 奥様が良くなりましたら また お稽古 お願いいたします。 49 00:04:04,060 --> 00:04:06,010 待て。 50 00:04:11,350 --> 00:04:14,360 お主 もしや 風早家の女中か? 51 00:04:15,050 --> 00:04:17,290 えっ…。 どうして? 52 00:04:18,290 --> 00:04:20,470 うわさになっておる。 53 00:04:21,080 --> 00:04:25,210 かどわかしの くせ者を 女中が 一突きで倒したとな。 54 00:04:28,760 --> 00:04:30,270 やはり そなたであったか。 55 00:04:31,210 --> 00:04:35,200 だんご兵衛さんのお教えが 役に立ちました。 56 00:04:35,200 --> 00:04:36,430 ありがとうございました。 57 00:04:37,070 --> 00:04:38,800 待て。 58 00:04:44,110 --> 00:04:47,820 風早家といえば あるじは大事ないのか? 59 00:04:47,820 --> 00:04:49,270 えっ? 60 00:04:52,540 --> 00:04:55,240 城中で 気になるうわさを聞いてな。 61 00:04:55,240 --> 00:04:57,500 うわさとは? 62 00:04:58,230 --> 00:05:00,780 軽々しく 口にできることではないが➡ 63 00:05:00,780 --> 00:05:05,410 どうやら 風早殿は 江戸におわす大殿やご重役方から➡ 64 00:05:05,410 --> 00:05:08,400 不興を買っておるそうだ。 不興? 65 00:05:08,400 --> 00:05:12,410 風早殿は 改革派の頭目で にらまれておるというわけだ。 66 00:05:15,210 --> 00:05:17,610 旦那様に そのようなことが…。 67 00:05:17,860 --> 00:05:21,870 まあ どこの家中にも いさかいはある。 68 00:05:21,870 --> 00:05:24,970 それだけのことなら わしも何も申すことはない。 69 00:05:24,970 --> 00:05:28,760 ただ… 気になるのは轟という男。 70 00:05:28,760 --> 00:05:30,660 轟!? 71 00:05:30,660 --> 00:05:33,770 それは 轟 平九郎というお方のことでしょうか? 72 00:05:33,960 --> 00:05:36,670 お主 轟殿を存じておったのか! 73 00:05:38,810 --> 00:05:43,220 いえ… 一度 お屋敷にお見えになったお方が➡ 74 00:05:43,220 --> 00:05:44,620 そのような名でしたから。 75 00:05:47,890 --> 00:05:50,590 [ 回想 ] 轟 平九郎と申す。 76 00:05:52,210 --> 00:05:55,120 それは ますます危ないな。 77 00:05:55,120 --> 00:05:56,260 何が危ないのですか? 78 00:05:56,980 --> 00:06:00,560 轟という男は 大殿の覚えが ことさら めでたく➡ 79 00:06:00,560 --> 00:06:04,020 ご家老たちも 顔色をうかがっているそうだ。 80 00:06:04,440 --> 00:06:06,760 そのような男に にらまれるということは…。 81 00:06:08,600 --> 00:06:12,110 轟は恐らく これまでに 何人をも斬っておろう。 82 00:06:12,110 --> 00:06:14,150 油断すると とんでもないことになるぞ。 83 00:06:17,440 --> 00:06:21,880 そのお方は お強いのでしょうか? 84 00:06:22,380 --> 00:06:26,240 何故 それほどまでに 剣の腕前を気にする? 85 00:06:29,030 --> 00:06:30,000 まさか…。 86 00:06:31,170 --> 00:06:36,790 いえ…。 旦那様のことが心配なだけにございます。 87 00:06:37,560 --> 00:06:40,190 それでは 失礼いたします。 88 00:06:56,320 --> 00:06:58,490 ≪(正助 とよ)母上。 89 00:07:04,020 --> 00:07:08,020 おかゆをお持ちしました。 それから お薬も。 90 00:07:08,790 --> 00:07:12,760 まあ 皆で そろって…。 91 00:07:15,130 --> 00:07:18,310 正助と とよが聞かぬのだ。 92 00:07:18,310 --> 00:07:21,270 そなたが かゆを 食べられるようになったのが➡ 93 00:07:21,270 --> 00:07:23,510 うれしいのであろう。 94 00:07:24,230 --> 00:07:29,560 2人とも…。 もうじき 母は良くなりますからね。 95 00:07:30,600 --> 00:07:31,960 はい! はい! 96 00:07:35,260 --> 00:07:39,630 母上。 正助は 難しい字を いくつも覚えました。 97 00:07:40,920 --> 00:07:42,430 そう。 98 00:07:42,650 --> 00:07:47,210 とよは 菜々から 針の使い方を教わりました。 99 00:07:47,210 --> 00:07:49,270 (佐知)まあ…! 針を? 100 00:07:49,520 --> 00:07:52,580 2人とも 今度 見せておくれ。 101 00:07:53,230 --> 00:07:54,380 はい! はい! 102 00:07:54,870 --> 00:07:57,830 もう そのように 起きられるようになったのだ。 103 00:07:57,830 --> 00:07:58,680 きっと良くなる。 104 00:08:00,900 --> 00:08:02,750 はい。 105 00:08:02,750 --> 00:08:04,510 奥様。 106 00:08:17,630 --> 00:08:21,050 (甚兵衛)どうだい? 奥様のご様子は。 107 00:08:21,050 --> 00:08:23,660 だいぶ良くなられました。 108 00:08:23,660 --> 00:08:25,110 そりゃあ よかった。 109 00:08:26,890 --> 00:08:34,450 実はな わしも 奥様のために 大好きな酒を断っとったんじゃ。 110 00:08:34,450 --> 00:08:37,860 そうだったんですか? 111 00:08:39,010 --> 00:08:43,910 ああ~ 今日は 見事な秋晴れじゃ。 112 00:08:43,910 --> 00:08:49,410 久しぶりに外に出て 風に 当たっていただいてはどうじゃ? 113 00:08:49,410 --> 00:08:53,270 はい。 奥様にお勧めしてみます。 114 00:08:57,670 --> 00:09:02,870 奥様 今日は少し お庭に出ませんか? 115 00:09:04,930 --> 00:09:06,140 奥様? 116 00:09:07,230 --> 00:09:12,470 奥様…! ゆうべは あんなにお元気でしたのに…。 117 00:09:14,700 --> 00:09:16,620 菜々…。 118 00:09:16,620 --> 00:09:18,270 はい。 119 00:09:20,110 --> 00:09:22,830 私は…➡ 120 00:09:23,580 --> 00:09:31,170 旦那様と子どもたちを 守りたいと念じてきましたが➡ 121 00:09:32,170 --> 00:09:36,110 もはや それは かないそうにありません。 122 00:09:36,110 --> 00:09:39,120 そんな悲しいことを おっしゃらないでください。 123 00:09:46,800 --> 00:09:54,250 もうすぐ 命が尽きると 不思議に分かるのです…。 124 00:09:57,350 --> 00:10:03,130 それゆえ あなたにお願いがあります。 125 00:10:06,790 --> 00:10:07,780 はい。 126 00:10:08,560 --> 00:10:12,010 私の亡き後➡ 127 00:10:14,180 --> 00:10:18,010 旦那様と子どもたちを➡ 128 00:10:18,700 --> 00:10:20,620 守ってもらいたいのです…。 129 00:10:24,290 --> 00:10:26,790 私は➡ 130 00:10:28,530 --> 00:10:36,010 あなたが妹のような気がして いとおしく思っています…。 131 00:10:38,660 --> 00:10:43,590 だからこそ あなたに託します…。 132 00:10:49,240 --> 00:10:50,190 菜々…。 133 00:10:55,540 --> 00:11:03,330 あなたは 何かを背負って 生きているのではないですか? 134 00:11:40,230 --> 00:11:42,520 私は…。 135 00:11:48,210 --> 00:11:50,880 元鏑木家臣の娘にございます。 136 00:11:54,520 --> 00:11:59,010 隠し事をしていて 申し訳ありませんでした。 137 00:12:14,050 --> 00:12:16,510 誰でも…➡ 138 00:12:17,510 --> 00:12:21,810 人に言えない悩みや苦しみを 持っています。 139 00:12:25,800 --> 00:12:29,270 菜々は それを知っているから➡ 140 00:12:30,500 --> 00:12:33,500 人に優しくできるのだと思います…。 141 00:12:37,840 --> 00:12:39,990 奥様…。 142 00:12:41,940 --> 00:12:45,280 あなたのような人に➡ 143 00:12:46,480 --> 00:12:49,000 旦那様のそばにいてもらいたい。 144 00:13:01,020 --> 00:13:03,260 女は…➡ 145 00:13:04,790 --> 00:13:08,010 命を守るのが役目。 146 00:13:09,930 --> 00:13:13,230 だから どうか…➡ 147 00:13:15,150 --> 00:13:18,520 旦那様と子どもたちを➡ 148 00:13:20,170 --> 00:13:23,280 守っておくれ。 149 00:13:25,590 --> 00:13:27,520 お願い… 150 00:13:28,690 --> 00:13:30,020 お願い…! 151 00:13:33,490 --> 00:13:35,270 はい。 152 00:13:37,450 --> 00:13:38,790 必ず。 153 00:13:51,790 --> 00:13:55,000 少し 眠ります。 154 00:14:18,960 --> 00:14:21,020 どうか… 155 00:14:22,350 --> 00:14:28,250 どうか… 奥様をお守りください。 156 00:14:46,470 --> 00:14:49,660 風早様。 お宅より 急の使いが参っております。 157 00:14:55,870 --> 00:14:59,730 (甚兵衛)旦那様! 奥様が…。 158 00:15:23,920 --> 00:15:25,020 正助…。 159 00:15:26,240 --> 00:15:27,800 はい。 母上。 160 00:15:29,310 --> 00:15:37,710 必ずや お父上のような… 立派な武士になるのですよ。 161 00:15:38,970 --> 00:15:40,870 はい。 162 00:15:43,350 --> 00:15:44,110 とよ。 163 00:15:44,810 --> 00:15:49,280 母上… 母上! 164 00:15:51,470 --> 00:15:54,020 (とよ)母上…。 165 00:15:55,570 --> 00:15:57,260 (佐知)2人とも。 166 00:15:57,920 --> 00:16:04,730 お父上と菜々の言うことを よく聞くのですよ。 167 00:16:04,730 --> 00:16:05,600 はい。 168 00:16:06,210 --> 00:16:09,510 嫌です。 母上…。 169 00:16:10,380 --> 00:16:12,020 とよ。 170 00:16:13,050 --> 00:16:15,030 とよ…。 171 00:16:18,380 --> 00:16:23,740 母上を安心させなければならぬぞ。 172 00:16:23,740 --> 00:16:25,750 はい…。 173 00:16:32,360 --> 00:16:33,090 菜々…。 174 00:16:35,180 --> 00:16:36,300 はい…! 175 00:16:39,810 --> 00:16:41,640 あとを頼みます…。 176 00:16:46,150 --> 00:16:48,980 はい。 奥様…。 177 00:16:52,410 --> 00:16:53,910 佐知…。 178 00:16:55,220 --> 00:16:58,010 市之進様…? 179 00:17:05,640 --> 00:17:06,730 ここにおるぞ。 180 00:17:08,170 --> 00:17:10,740 申し訳…➡ 181 00:17:12,060 --> 00:17:13,430 ございませぬ…。 182 00:17:14,280 --> 00:17:16,130 何を言う。 183 00:17:23,410 --> 00:17:24,450 旦那様…。 184 00:17:30,310 --> 00:17:35,000 旦那… 様…。 185 00:17:38,030 --> 00:17:38,900 佐知…! 186 00:17:39,330 --> 00:17:45,010 (正助)母上! 母上! (とよ)母上! 母上! 187 00:17:45,740 --> 00:17:47,030 (正助)母上…! 188 00:17:53,550 --> 00:17:55,540 (正助)母上…! 189 00:18:05,000 --> 00:18:07,450 奥様…。 190 00:18:07,450 --> 00:18:12,010 (正助)母上! 母上…! (とよ)母上…! 191 00:18:22,770 --> 00:18:24,560 はい! おめでとうございま~す! 192 00:18:24,560 --> 00:18:27,410 ≪おめでとうございます! 193 00:18:35,010 --> 00:18:37,180 申し訳ございません! よいのだ。 194 00:18:40,950 --> 00:18:43,580 あの… お城へ参られるのですか? 195 00:18:43,790 --> 00:18:48,510 喪中ゆえ 登城はせぬ。 内々のあいさつ回りだ。 196 00:19:00,210 --> 00:19:04,500 母上… 母上に会いたい…。 197 00:19:09,300 --> 00:19:10,360 お嬢様。 198 00:19:18,300 --> 00:19:20,020 坊ちゃま。 199 00:19:22,120 --> 00:19:25,040 おつろうございますね…。 200 00:19:29,770 --> 00:19:35,380 菜々も 母を亡くした折は 泣いてばかりでございました。 201 00:19:36,010 --> 00:19:39,750 菜々も? はい。 202 00:19:43,020 --> 00:19:48,180 お二人には ご立派なお父上がいらっしゃいます。 203 00:19:48,180 --> 00:19:54,540 坊ちゃまとお嬢様が泣いていると お父上は心配なさいますよ。 204 00:19:58,930 --> 00:20:03,480 母上は 今 どうしていらっしゃるの? 205 00:20:06,160 --> 00:20:12,000 お空の上から お嬢様と 坊ちゃまを見てらっしゃいます。 206 00:20:14,930 --> 00:20:19,830 ならば 私は もう泣かない! 207 00:20:19,830 --> 00:20:20,890 坊ちゃま…。 208 00:20:21,600 --> 00:20:24,070 とよも もう泣くのはおやめ。 209 00:20:25,420 --> 00:20:26,820 兄上…。 210 00:20:27,600 --> 00:20:30,740 母上が悲しまれる。 211 00:20:32,500 --> 00:20:34,260 はい。 212 00:20:37,620 --> 00:20:40,010 今 戻った。 213 00:21:26,100 --> 00:21:29,100 申し訳ございません! 大事な羽織をお掛けくださり…。 214 00:21:29,220 --> 00:21:31,510 よいのだ。 215 00:21:32,490 --> 00:21:36,010 子どもたちは また泣いておったか? 216 00:21:36,540 --> 00:21:37,430 はい…。 217 00:21:40,360 --> 00:21:43,260 あれらは まだ幼い。 218 00:21:43,260 --> 00:21:46,780 母の死を受け入れるには 時が かかろう。 219 00:21:50,850 --> 00:21:54,800 これからも よろしく頼む。 220 00:21:54,800 --> 00:21:56,350 頼りは お前しかおらぬ。 221 00:21:59,200 --> 00:22:02,400 はい…! すぐに夕餉のお支度を。 222 00:22:10,800 --> 00:22:13,010 (滝)あなた! 223 00:22:16,170 --> 00:22:17,670 縁談? 224 00:22:17,670 --> 00:22:22,060 私の知り合いに ご家老のご親戚が おられましてね➡ 225 00:22:22,060 --> 00:22:25,900 その方のお嬢様 雪江様という方が➡ 226 00:22:25,900 --> 00:22:32,630 それはもう お美しく つつましく 誠に すばらしい方なのです。➡ 227 00:22:32,970 --> 00:22:38,720 先様も家格が高く これ以上のご縁はありませんよ? 228 00:22:38,720 --> 00:22:44,250 せっかくですが まだ 妻を亡くして間もありませぬ。 229 00:22:44,250 --> 00:22:45,670 縁談など 考えられません。 230 00:22:48,150 --> 00:22:49,830 失礼いたします。 231 00:22:50,830 --> 00:22:55,100 (田所与六)そうは申しても 死んだ者は生き返りはせぬ。 232 00:22:55,100 --> 00:22:58,390 生きている者は 死んだ者のことなど早う忘れて➡ 233 00:22:58,390 --> 00:23:01,580 楽しゅう暮らすことを考えれば よいのじゃ。 234 00:23:03,510 --> 00:23:07,240 何だ? この女中風情が。 235 00:23:07,240 --> 00:23:12,490 まさかとは思いますが 市之進殿 この女中とでも すでに…? 236 00:23:12,490 --> 00:23:15,560 菜々は良き女中です。 勘ぐるのは おやめいただきたい。 237 00:23:19,470 --> 00:23:25,910 とにかく… どうか 後添えの話は なかったことにしていただきたい。 238 00:23:53,370 --> 00:23:55,640 佐知…。 239 00:24:13,890 --> 00:24:16,740 (とよ)父上は お寂しゅうございますね。 240 00:24:18,050 --> 00:24:21,700 うん? なぜ そう思うのだ? 241 00:24:21,700 --> 00:24:26,750 私は 兄上や菜々が お話の相手になってくれます。 242 00:24:26,750 --> 00:24:31,810 でも 父上には お話を聞いてくれる人が いませんから。 243 00:24:32,710 --> 00:24:36,780 う~ん… そうだなあ。 244 00:24:36,780 --> 00:24:39,680 私には もう話し相手がいないのだな。 245 00:24:40,580 --> 00:24:44,250 (正助)私たちは 寂しくなったら 菜々と一緒に寝ています。 246 00:24:44,780 --> 00:24:47,460 父上も そうなされば よろしいではありませんか? 247 00:24:48,050 --> 00:24:48,950 坊ちゃま…! 248 00:24:49,420 --> 00:24:54,220 2人とも 菜々に 優しくしてもらって よかったな。 249 00:24:55,530 --> 00:24:58,150 しかし 父は大人だから➡ 250 00:24:58,150 --> 00:25:00,370 寂しくても 辛抱しなければならないのだよ。 251 00:25:02,540 --> 00:25:05,330 大人とは 大変なものなのですね。 252 00:25:06,170 --> 00:25:08,530 大変なことができてこそ 大人なのだ。 253 00:25:08,530 --> 00:25:10,610 分かるか? 正助。 はい! 254 00:25:11,050 --> 00:25:15,270 さすがは 風早家の嫡男である。 頼もしいぞ。 255 00:25:15,930 --> 00:25:18,360 とよもいます。 うん? 256 00:25:18,360 --> 00:25:20,630 とよは女子ゆえ よいのだ。 257 00:25:20,630 --> 00:25:25,570 いや? 女子でも 立派な武家の奥様になれるよう➡ 258 00:25:25,570 --> 00:25:28,160 強くなければならぬぞ。 はい! 259 00:25:38,690 --> 00:25:41,390 早いもんだ。 260 00:25:41,390 --> 00:25:47,250 奥様が逝かれてから 早三月か。 261 00:25:48,820 --> 00:25:51,750 旦那様は これから どうなさるのでしょう。 262 00:25:53,580 --> 00:25:58,800 いずれ 後添えを おもらいになられるだろうな。 263 00:25:58,800 --> 00:26:05,450 お子様たちが小さいし 男親だけというわけにはいかんからね。 264 00:26:05,450 --> 00:26:07,490 そうですね。 265 00:26:08,190 --> 00:26:12,700 じゃが どなたでもよい というわけにはいかん。 266 00:26:18,680 --> 00:26:20,850 ≪(秀平)御免くださいまし! 267 00:26:21,500 --> 00:26:25,050 あの声は 赤村の叔父です。 ああ…。 268 00:26:25,600 --> 00:26:29,600 外で話してまいります。 いや 上がってもらいなさい。 269 00:26:29,600 --> 00:26:31,050 でも…。 かまわぬ。 270 00:26:33,250 --> 00:26:35,230 はい。 271 00:26:40,400 --> 00:26:42,260 すまん…! 272 00:26:52,760 --> 00:26:54,540 菜々。 273 00:26:59,700 --> 00:27:02,130 (秀平)菜々の叔父の秀平でございます。➡ 274 00:27:02,130 --> 00:27:06,220 これは せがれの宗太郎と申します。 275 00:27:06,930 --> 00:27:10,570 面を上げなさい。 (秀平)あっ はい…! 276 00:27:11,820 --> 00:27:17,200 菜々には 子どもたちもよく懐き 助けられている。 277 00:27:17,200 --> 00:27:21,310 また いつも野菜を届けてくれ 心から礼を言う。 278 00:27:22,340 --> 00:27:24,520 もったいないお言葉にございます! 279 00:27:26,190 --> 00:27:29,020 用向きは 菜々のことか? 280 00:27:29,870 --> 00:27:31,020 (秀平)はい!➡ 281 00:27:31,350 --> 00:27:37,950 このたびは 菜々を せがれの嫁にいたしたく お願いに参った次第でございます! 282 00:27:37,950 --> 00:27:39,120 叔父さん! 283 00:27:39,120 --> 00:27:44,560 (秀平)息子は 菜々を嫁にしなければ 家を継がないとまで申しております。 284 00:27:45,310 --> 00:27:51,250 菜々にとっても 赤村に戻って暮らすほうが 幸せかと存じます。 285 00:27:51,530 --> 00:27:53,770 なるほど…。 286 00:27:53,770 --> 00:28:00,840 (秀平)それに… はばかりながら 奥様のおられぬお屋敷内に➡ 287 00:28:00,840 --> 00:28:07,220 菜々をとどまらせるのも 甚だ 外聞が悪いのではないかと…! 288 00:28:13,260 --> 00:28:15,900 菜々! 嫁に来てくれ! 頼む! 289 00:28:16,470 --> 00:28:17,830 宗太郎さん…。 290 00:28:18,920 --> 00:28:22,790 私は 子どものころから 菜々のことを好いております! 291 00:28:22,790 --> 00:28:26,530 どうか… どうか! 必ず幸せにします! 292 00:28:32,150 --> 00:28:33,650 宗太郎とやら。 293 00:28:38,740 --> 00:28:41,980 そなたの気持ちは しかと分かった。 294 00:28:43,610 --> 00:28:48,110 菜々と相談のうえ 返答するゆえ しばし 時をくれ。 295 00:28:48,110 --> 00:28:51,300 ありがとうございます! (秀平)よろしくお願いいたします。 296 00:29:27,330 --> 00:29:33,740 [ 回想 ]旦那様と子どもたちを 守ってもらいたいのです…。 297 00:29:37,310 --> 00:29:39,270 奥様…。 298 00:29:48,290 --> 00:29:52,140 先ほどは 叔父が妙なことを申しました。 299 00:29:52,140 --> 00:29:55,020 縁談なのだから 妙な話ではない。 300 00:29:56,470 --> 00:30:03,000 それに あの宗太郎と申す者は なかなか 実のある男らしい。 301 00:30:03,840 --> 00:30:06,450 菜々のことを 本心から好いているように見えた。 302 00:30:09,800 --> 00:30:10,980 良い縁に思う。 303 00:30:12,370 --> 00:30:19,690 でも 私は 宗太郎さんのことを いい人だとは思いますが➡ 304 00:30:19,690 --> 00:30:21,750 兄妹のようにしか思えないのです。 305 00:30:24,490 --> 00:30:27,610 それに 奥様とお約束しました。 306 00:30:27,610 --> 00:30:30,770 旦那様とお子様たちを ずっとお守りすると。 307 00:30:33,440 --> 00:30:36,630 そなたは まだ若い。 308 00:30:36,630 --> 00:30:38,140 ゆっくりと考えるがよい。 309 00:30:40,900 --> 00:30:42,790 はい…。 310 00:30:51,750 --> 00:30:53,520 (桂木仙之助)市之進殿! 311 00:30:55,610 --> 00:30:59,490 城下で 轟 平九郎の姿を見たという者がおります。 312 00:30:59,490 --> 00:31:02,760 轟殿が? 江戸から また こちらに…。 313 00:31:02,760 --> 00:31:05,600 (益田源三郎)何が目当てか分からぬだけ 不気味です。 314 00:31:08,530 --> 00:31:12,600 市之進殿 かつて 大殿の用人だった轟が➡ 315 00:31:12,600 --> 00:31:15,010 お役目を退いた一件をご存じですか? 316 00:31:15,700 --> 00:31:18,250 いや…。 14年前のことですが…。 317 00:31:21,110 --> 00:31:23,150 [ 回想 ](仙之助)普請費用の一部を 着服した…。 318 00:31:23,150 --> 00:31:25,220 [ 回想 ](源三郎)轟に 罪を 着せられたのではないか…。 319 00:31:25,220 --> 00:31:29,960 [ 回想 ](仙之助)藩とご城下の商いを 独り占めする豪商 日向屋です。 320 00:31:35,960 --> 00:31:38,960 (宮田笙兵衛)風早! ご家老がお呼びだ。 すぐに参れ。 321 00:31:39,700 --> 00:31:41,290 はっ。 322 00:32:02,980 --> 00:32:05,570 (卜部作左衛門)風早。 はっ。 323 00:32:05,570 --> 00:32:10,430 江戸屋敷にて 勘定方の不正が行われているとは➡ 324 00:32:10,430 --> 00:32:15,660 そなたが言いふらしておるという うわさがあるが まことか? 325 00:32:19,820 --> 00:32:23,440 おそれながら 言いふらしにはあらず。 326 00:32:23,440 --> 00:32:26,820 疑惑を詮議すべきと 建白書を奉ったのみにございます。 327 00:32:26,820 --> 00:32:29,190 疑うておるのか? 328 00:32:29,190 --> 00:32:31,500 先頃 お代替わりがあったばかりというのに➡ 329 00:32:31,500 --> 00:32:33,010 不埒ではないか! 330 00:32:33,620 --> 00:32:37,760 不正の証しでもあるのか? はっきり申してみよ。 331 00:32:43,450 --> 00:32:45,490 では…。 332 00:32:47,280 --> 00:32:52,470 材木問屋 日向屋から お借り上げになりました金子が➡ 333 00:32:52,470 --> 00:32:56,040 江戸屋敷に じかに回されますのは いささかおかしいと存じます。 334 00:32:58,470 --> 00:33:03,820 わざわざ国許から送るのは 不用心であるし費用もかかる。 335 00:33:03,820 --> 00:33:06,060 当たり前のことであろう。 のう? 宮田。 336 00:33:08,480 --> 00:33:10,030 はあ…。 337 00:33:10,690 --> 00:33:14,260 されど その借用証文が国許に残らなければ➡ 338 00:33:14,260 --> 00:33:17,500 借財が いかほどに上るのか分かりませぬ。 何だと!? 339 00:33:19,980 --> 00:33:23,140 我らが 信用できぬと申すか! 無礼であろう! 340 00:33:34,800 --> 00:33:39,270 か… 風早…! いま一度 頭を冷やしてまいれ! 341 00:33:40,650 --> 00:33:43,520 改めて詮議いたす。 342 00:33:52,780 --> 00:33:56,500 よく考えろ。 よいな。 343 00:34:00,190 --> 00:34:03,000 うん! うんうん。 344 00:34:07,680 --> 00:34:14,130 わざわざ江戸表から国許に参られたのは このためでしたか。 345 00:34:14,130 --> 00:34:15,620 う~ん。 346 00:34:18,010 --> 00:34:23,170 お主を斬ることはできたのだが それでは面白くない。 347 00:34:23,170 --> 00:34:27,500 お主に 味方など 一人としていないことを➡ 348 00:34:27,500 --> 00:34:34,030 じっくりと思い知らせてやろうと 思うてなあ。 349 00:34:38,950 --> 00:34:41,990 安坂長七郎という方のことを 覚えておいででしょうか? 350 00:34:45,960 --> 00:34:50,030 普請にまつわる着服の疑いをかけられて➡ 351 00:34:50,030 --> 00:34:54,130 城内で轟殿に斬りかかり 切腹となった者です。 352 00:34:55,980 --> 00:34:59,020 [ 回想 ] 何をする! 血迷うたか!? 353 00:35:02,700 --> 00:35:06,750 その折の普請を請け負っていたのも また…➡ 354 00:35:07,390 --> 00:35:10,980 日向屋でございました。 355 00:35:17,070 --> 00:35:23,320 安坂殿は 実は 日向屋にまつわる不正を ただそうとしていたのだとか…。 356 00:35:27,010 --> 00:35:34,100 さように 取るに足らぬことは忘れたわ。 357 00:35:49,110 --> 00:35:52,210 (日向屋孫右衛門) 代替わりしても これまで同様➡ 358 00:35:52,210 --> 00:35:57,570 政は 勝重様が握っておいでのようだな。➡ 359 00:35:57,570 --> 00:36:06,310 これまでどおり 鏑木家を 骨の髄まで しゃぶり尽くせるわけだ。 360 00:36:06,310 --> 00:36:15,010 愉快よのう 平九郎。 361 00:36:17,700 --> 00:36:19,010 どうした? 362 00:36:23,770 --> 00:36:29,920 14年前に うっかり出してしまった尻尾を 今になって 嗅ぎつけた者がおります。 363 00:36:34,470 --> 00:36:36,980 14年前…。 364 00:36:36,980 --> 00:36:40,460 あれは 何とかという武士を 切腹に追い込むことで➡ 365 00:36:40,460 --> 00:36:41,840 済んだはずであろう。 366 00:36:42,090 --> 00:36:46,580 月日がたてば また 目障りな者が出てくるということです。 367 00:36:46,580 --> 00:36:52,810 しかも 今度の敵は 私と血のつながりがある男。 368 00:36:55,820 --> 00:36:56,960 風早か? 369 00:37:00,180 --> 00:37:00,990 はい。 370 00:37:02,610 --> 00:37:07,400 お前にとって因縁の相手ではないか。 371 00:37:07,400 --> 00:37:10,410 抜かりなく片づけるがよい。 372 00:37:10,410 --> 00:37:16,530 この日向屋に火の粉が及ぶ前にな。 373 00:37:21,020 --> 00:37:24,490 女中の子として生まれたお前が➡ 374 00:37:24,490 --> 00:37:29,200 泥水をすすりながら はい上がろうとしていたとき➡ 375 00:37:29,200 --> 00:37:37,210 あの家の者たちは 当たり前のように 日の当たる道を歩んでいた。 376 00:37:37,210 --> 00:37:43,990 くれぐれも そのこと 忘れるでないぞ。 377 00:37:49,350 --> 00:37:53,200 どん底に たたき落としてやります。 378 00:37:53,200 --> 00:37:58,010 あの育ちのいい まっすぐな男を。 379 00:37:58,900 --> 00:38:02,000 風早の名を。 380 00:38:11,210 --> 00:38:14,660 行ってらっしゃいませ。 行って参る。 381 00:38:16,400 --> 00:38:18,900 ≪風早市之進! 382 00:38:18,900 --> 00:38:21,090 何事です? 383 00:38:21,090 --> 00:38:22,540 そこもとが関わった➡ 384 00:38:22,540 --> 00:38:25,410 勘定方の金子の流れについて 不審がある。 385 00:38:27,470 --> 00:38:32,140 詮議の間 登城を禁じ 謹慎を申しつける。 386 00:38:39,540 --> 00:38:44,080 市之進殿が謹慎を命じられた…! 濡れ衣を着せられたのだ! 387 00:38:44,080 --> 00:38:45,680 何? 何? 388 00:38:45,680 --> 00:38:47,910 濡れ衣とは何の!? 389 00:38:47,910 --> 00:38:51,780 恐らくは 金の横流しや着服。 390 00:38:51,780 --> 00:38:54,470 そのようなこと 市之進殿にかぎって あるはずがない! 391 00:38:54,850 --> 00:38:57,480 こうなっては時がない。 392 00:38:57,480 --> 00:39:02,010 市之進殿の汚名を晴らし 轟を排するには➡ 393 00:39:02,530 --> 00:39:04,350 もはや 手だては 一つ…! 394 00:39:06,470 --> 00:39:09,010 ≪失礼いたします。 395 00:39:11,470 --> 00:39:14,780 菜々。 はい。 396 00:39:19,280 --> 00:39:24,560 こたびの件 田所の叔父上に ご迷惑をおかけするかもしれぬ。 397 00:39:26,280 --> 00:39:28,830 書状をしたためたゆえ 届けてくれ。 398 00:39:32,170 --> 00:39:34,510 かしこまりました。 399 00:39:51,600 --> 00:39:54,330 ≪(与六)何故 わしまで このような扱いを受けねばならんのだ! 400 00:39:54,670 --> 00:39:58,530 田所様。 お前は…。 401 00:39:58,530 --> 00:40:00,230 何故 ここにおる!? 402 00:40:00,230 --> 00:40:02,310 旦那様からの書状をお持ちしました。 403 00:40:03,190 --> 00:40:06,750 謹慎のことなら聞いておる。 そのような書状は無用じゃ!➡ 404 00:40:07,650 --> 00:40:10,600 由緒ある風早の家名に泥を塗りおって。➡ 405 00:40:10,600 --> 00:40:12,890 今日かぎり 叔父でも 甥でもない! 406 00:40:12,890 --> 00:40:15,270 そう伝えよ! 407 00:40:42,150 --> 00:40:44,650 [ 心の声 ]父上…。 408 00:40:48,070 --> 00:40:49,320 [ 心の声 ]母上…。 409 00:41:21,280 --> 00:41:22,650 ≪轟 平九郎か? 410 00:41:23,370 --> 00:41:25,510 いかにも。 411 00:41:26,020 --> 00:41:27,160 お命頂戴! 412 00:41:27,750 --> 00:41:29,290 ≪覚悟! 34236

Can't find what you're looking for?
Get subtitles in any language from opensubtitles.com, and translate them here.