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(春田あみ・心の声) ≪私たち 結婚してるんです≫
(三浦真夏)ん?
ん… えっ ちょっと この待ち受け!
ああ~ 私たちの ウエディングフォトですよ。
だめです 危険ですよ。 三浦さんも これにしましょうよ。
ねっ? お願い。 おそろいにしたいです。
んん… もう そんな かわいく言ってもだめです。
社内結婚が バレますよ。 でも…。
替えてください。 んっ。
は~い。
♬~
替えました? 替えましたよ。
見せてください。 ほら。
♬~
えっ こん… えっ? ん?
♬~
♬~
♬~
(あみの声)「営業部の前にいます」。 (メッセージ送信音)
春田さん! ちょっ ちょっ ちょっ ちょっと ちょっと!
おっ…。 ちょっ…。
すみません 先に出たから➡
つい 忘れてってしま… 忘れてしまって。
一緒に帰るなら 鍵は 私も持ってるから➡
いいんですけどね~。 はい はい。 じゃあ。
♬~
(松下)へえ~。 行きも帰りも 別々なのか。
えっ?
総務の松下です。 直接 三浦から聞いたよ。
高校の後輩だからさ。
あっ そうなんですか?
ほんとに 何も知らないんだね。
はい…。 もっと 三浦のこと知りたい?
知りたいです。 俺は 春田さんに➡
興味あるけどなぁ。 えっ?
三浦が どこに ほれたのかな~とか。
ほれたなんて…。 私も知りたいです~。
あっ そうだ 三浦に 新居に呼んでもらおう。 いい?
あっ ぜひ ぜひ。
春田さんの手料理なら 食べてみたいな。
はい! じゃあ そのときは 春田食堂 開店しますね!
ふ~ん おもしろいね 春田さん。
えっ?
(松下) 楽しみにしてるよ。
≪三浦さん 松下さんには 私たちのこと 隠してないんだ≫
(杏)ねえ~ 真夏先輩って やっぱり 彼女いるのかなぁ?
(澄花)えっ ガチ狙い? (杏)まさか!➡
あれは めでる対象でしょ。 でも 彼女に➡
めっちゃ 優しそうじゃない? (澄花)で 彼女の前だけでは➡
甘えん坊だったりして~。 ≪違いますよ~≫
≪実は めっちゃ ドSなんですよ≫
≪それに いたずらっ子みたいな➡
かわいいところもあるんですよ≫
(杏)でも 真夏先輩の彼女は 超ハイスペ女子じゃなきゃ嫌じゃない?
(澄花)それ 分かる。 (杏)モデル系とか?
(澄花)バリキャリ系とか? ≪ぬおっ!≫
≪こりゃ 当分 結婚のことは言えないな…≫
(山形)あみ先輩 これ…。 どうしたんですか?
あっ ううん なんでもない。
すみません 請求書の発行を 急ぎで お願いしたくて。
はい! 私がやります。
ありがとうございます 春田さん。 いいえ 大丈夫です。
これ よかったら 皆さんで どうぞ。
(杏) ええ~! ありがとうございます!
(女性)ありがとうございます!
(小声で)春田さんには これ。
もう! ふふっ。
(山形) あみ先輩 ちょっといいですか?➡
これなんですけど。 その…。 あっ 三浦さん➡
発行したら すぐ届けますね。 じゃあ お願いします。
≪こいつ 俺たちが話してるの 邪魔した?≫
(山形)で その… 機械オオシロ株式会社さんの➡
取り引きについてなんですけど ちょっと 相談…。
(杏) あみって 真夏先輩 狙いなの?
えっ? (澄花)さっき見てて なんか➡
ピンときたんだよね。 いや そんなんじゃないよ。
(澄花) いや あみならいけるでしょ。
(杏) そうだよ 彼氏と別れたんだし。
(澄花)クリスマスに あみがフリーだなんて もったいないしね。
いや だから 違うって。
(杏)あみ 頑張って!
≪ああ… 神様 良心が痛みます≫
(山形)あみ先輩 さっきの三浦さんの請求書➡
僕が届けましょうか? ≪ええ~➡
私が届けたかったのに…≫
≪でも みんなの目もあるし…≫
あっ うん!
ありがとう 助かる。 (山形)はい。
(山形) 三浦さん 経理部の山形です。➡
これ 先ほどの請求書です。 ≪また こいつか…≫
ありがとうございます。 助かります。
いえ 僕は届けただけなんで。
≪なんだ? こいつ≫
じゃあ 春田さんに よろしくお伝えください。
伝えます。 じゃあ。
じゃあ。 失礼します。
♬~
≪私が 社内で いろいろ言われることを➡
心配してくれてるけどさ…≫
≪結婚を秘密にする理由は➡
ほんとに それだけなのかな?≫
≪そもそも なんで 即日婚したのかも聞いてないし≫
まだ 起きてたんですか?
もう寝ます。
♬~
≪好きだから どんどん知りたくなっちゃう≫
≪どうして 私と 即日婚したの?≫
♬~
今のじゃ足りない?
もう~ 違います。
甘えてるだけです。
≪本当のことが知りたい≫
(海巳)春田さん 心配事でもあるんですか?
私 そんな 体に出ちゃってます?
(海巳)ふふっ…。➡
いいじゃないですか。
私って 隠し事が苦手なんですよね。
身も 心も…。
(海巳) 素直で… かわいいと思います。
えっ?
♬~(店内BGM)
うう~…。
(山形)あみ先輩 僕 おなかいっぱいすぎて➡
もう 午後 寝ちゃいそうですよ。 ふふふっ。
仕事は ちゃんとしてよね。 (山形)は~い。➡
でも おいしかったですね。 うん おいしかった。
(山形)また 行きましょう。 うん。
お疲れさまです。 あっ お疲れさまです。
(山形)お疲れさまです。 三浦さん 営業帰りですか?
まあ いろいろと。 そちらは ランチ帰りですか?
(山形)まあ そんなとこです。
(山形)ってか 三浦さん 聞いてくださいよ。➡
あみ先輩 僕のデザート狙ってくるんですよ。
ええ~? だって あれは 私のために➡
取っておいて くれたんじゃないの?
(山形)まあ 取っておきましたけど あれは 狙い過ぎだな~。
だって~ 食べたかったも~ん。
(山形)かわいいから あげちゃう。 ピンポーン(エレベーター到着音)
♬~
あみ先輩 ここのデザートビュッフェ 行ったことあります?
ないかな。 ここ 夜もやってるんですよ。
今度 一緒に行きません?
ええ~… 太るからいい。
大丈夫ですよ。 太っても かわいいですから。
山形君がよくても 私が嫌なの。
(山形)そっか…。 あっ 分かった。 じゃあ➡
今度 糖質オフのデザート出るとこ 行きましょ。
糖質オフ…。
じゃあ 場所だけ聞いとこうかな。
(山形)一緒に行ってくれないなら 教えませんよ~。
えっ なんでよ~。
≪三浦さんに 誤解されてないよね?≫
ふふっ 手札なの? ピンポーン
♬~
≪あいつ 山形って言ったっけ…≫
≪もしかして 俺に聞こえるように わざと言ってた?≫
♬~
(メッセージ受信・マナーモード)
(真夏の声)「糖質オフのデザート 食べてきたら?」。
≪何? これ~。 平気なわけ!?≫
≪嫉妬してくれたって いいのに!≫
≪私は あざと女子なんですから≫
≪相手が 三浦さんだって やきもちやかせるくらい➡
簡単なんですよ~≫
あっ もしもし お世話になってます。
「小学コーポレーション」の三浦です。 ひとみさ~ん。
(ひとみ)は~い。 まあね…。
(メッセージ受信・マナーモード)
(あみの声)「経理部の子達と 合コン行ってきま~す」。
≪えっ? まじか…。 いじめ過ぎた?≫
≪私が 合コンに行ってると思って やきもちやけばいいんだ!≫
(メッセージ受信・マナーモード)
(真夏の声)「分かりました」。 ≪何よ~!≫
≪この そっけない返信は!≫
すみません! パフェ下さい。
≪俺としたことが 仕事を 早く切り上げてしまった…≫
(メッセージ受信・マナーモード)
(あみの声)「飲み物 来ました~。 私はジュースで~す」。
ピンポーン ≪ったく いちいち…≫
(澄花)おなかすいた~。 (杏)ねえ~。➡
新しい…。 ≪ん?≫
≪あれって 経理部の子たちだよな≫
≪合コンは うそ?≫
(山形・回想)⦅あみ先輩 ここのデザートビュッフェ➡
行ったことあります? 今度 一緒に行きません?⦆
≪まさか… 山形とデート!?≫
(メッセージ受信・マナーモード)
(あみの声)「食べ物きました。➡
たこわさ美味しいです。➡
メインは海鮮鍋です やった」。
≪もういいよ。 ほんとは どこに行ってるんだよ≫
♬~
≪あれって… 春田さん?≫
(メッセージ受信・マナーモード)
(あみの声) 「男の人たち みんな面白いです」。
♬~
≪なんだ… エア合コンかよ≫
はぁ~…。
≪ほんと かわいいな うちの奥さんは≫
ふふっ…。
≪既読スルー? もう 気にならないの?≫
来た!
(真夏の声)「楽しそうですね 写真送って下さい」。
≪写真!? どうしよう…。 たこわさ…≫
ふっ ふふっ…。 ふふふっ。
♬~
(あみの声)「超盛り上がってて 写真撮り忘れちゃいました」。
≪しょうがねぇなぁ≫
(真夏の声) 「春田さん、 可愛いんだから➡
持ち帰られたらダメですよ。➡
早く帰ってきて」。
♬~
♬~
≪三浦さ~ん!≫
ただいま~! 誰かに 口説かれなかったですか?
もしかして やいてます?
バカ!
うおぉ~!
≪今 帰りますよ~!≫
ただいま~!
あれ?
ん?
ただいま! ここにいたんですね。
おかえりなさい。 ≪なんだ それだけ?≫
≪全然 普通じゃん…≫
三浦さんが 早く帰って来てって言うから➡
飛んで帰って来たんですよ。
そんなこと言いましたっけ?
えっ? うそですよ。
≪ちょっと ラブラブな展開を 期待してたのに…≫
もう いいです。 寒いから 中に入ろ~っと。
あれ? なんか怒ってます?
別に怒ってません。
合コン 楽しくなかったんですか?
楽しかったですよ。
よかったですね。
三浦さんは 平気なんですね。
♬~
私が ほんとに 合コン行っても 知りませんよ。
「ほんとに」って?
いや… ほんとに また 合コンに行くかもしれないし➡
そしたら そこには 三浦さんより 鬼イケメンだって➡
いるかもしれないし。 そしたら 何があるか分からないって話です。
また行くの? どうして?
「どうして?」って…。
私だって 別に…。
ちょっと いじめ過ぎたね。 ごめんね。
そうですよ 好きな子を いじめるのは➡
小学生でも だめです!
♬~
春田さん…➡
好きだよ。
今 なんて言いました?
いや 聞こえてたでしょ。
聞こえなかったです。
お願い ねっ? もう一回。
♬~
好きだよ。
私も好きです! 大好き‼
≪本当は 名前で呼んでほしいけど…➡
ぜいたくは言わない!≫
春田さん。
これ。
会社で みんなに オープンにできないからさ。
♬~
⦅プレゼント用の指輪を 買いたいんですけど⦆
(店員) ⦅プレゼント。 記念日ですか?⦆
⦅ふだん使いできるやつ⦆
かわいい…。
めちゃめちゃうれしいです! ありがとうございます!
三浦さん はめてください。
♬~
♬~
ごめん 急いで買ったから サイズが分かんなくて。
また 直しに行こう。 ううん➡
中指にしてください。
そしたら 会社にもしていけます!
確かに。 薬指じゃ みんなに つっこまれるか。
おっ。 おっ!
三浦さん。 うん。
今日は 特別に 私から…。
♬~
あれ? な~んか パフェの味がする。
ええ~!?
≪うちの奥さんは 自分が かわいいことを知っている≫
締めで食べたんです。 居酒屋にパフェなんてあるんですか?
三浦さん 三浦さん 三浦さん 見てください!
分かりましたって。 会社で見ると 更に➡
輝いて見えませんか? 同じですよ。
ええ~ 同じじゃないですよ。
ほら 仕事 仕事。 分かってます…。
こんな ヒールが高い靴 履いて。
足 細く 長~く 見せたいじゃないですか。
誰に? 三浦さんに。 ふふふっ。
まったく…。
(杏)あみ?
(澄花)どういうこと? えっ 二人って つきあってるの?
いやいやいや 違う 違う…。
(杏)じゃあ 三浦さんに 言い… 言い寄られてるとか?
≪どうして そうなる!?≫ (澄花)あっ そっか。➡
あみの方から? いや ほんとに…。
ごめんね 気持ちは うれしいんだけど➡
今 彼女とか いらないから。
(杏)ごめん! あみ 告白の最中だったのか…。
≪ちょっと 三浦さん どうして そんなうそを!≫
(杏)ごめん 許して。 (澄花)ごめんね~。
(杏)ごめんね あみ~。
いつまで すねてるんですか?
なんで 私が 片思いの設定なんですか?
それが いちばん丸く収まりそうだったし。
三浦さんの片思いでも よかったんですよ?
みんなに やっかまれますよ。
でも なんか 私だけ損してません?
損?
これ あげたでしょ。
これは これです。
ん… 欲張り。
私は欲張りですよ 知らなかったんですか?
ふ~ん…。 じゃあ➡
今は 何が欲しいの?
言ってごらん。
ほんと ドSですよね。
♬~
♬~
≪そっか これからは正々堂々と➡
会社でも あざと攻撃できるよね≫
♬~
かわいいよ。
≪もっと 私に夢中になって≫
≪もっと 三浦さんを知りたい≫
♬~
(メッセージ受信・マナーモード)
えっ 何やってんだよ!? 奥さんが かわいすぎて➡
心配する人の気持ちも 考えてくださいね。
私は まだ 三浦さんのすべてを知らない。
真夏先輩って なんか 秘密 持ってたりしそうじゃない?
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