All language subtitles for Jinji.no.Hitomi.EP02.1080p.FOD.WEB-DL.AAC2.0.H.264-MagicStar

af Afrikaans
ak Akan
sq Albanian
am Amharic
ar Arabic
hy Armenian
az Azerbaijani
eu Basque
be Belarusian
bem Bemba
bn Bengali
bh Bihari
bs Bosnian
br Breton
bg Bulgarian
km Cambodian
ca Catalan
ceb Cebuano
chr Cherokee
ny Chichewa
zh-CN Chinese (Simplified)
zh-TW Chinese (Traditional)
co Corsican
hr Croatian
cs Czech
da Danish
nl Dutch
en English Download
eo Esperanto
et Estonian
ee Ewe
fo Faroese
tl Filipino
fi Finnish
fr French
fy Frisian
gaa Ga
gl Galician
ka Georgian
de German
el Greek
gn Guarani
gu Gujarati
ht Haitian Creole
ha Hausa
haw Hawaiian
iw Hebrew
hi Hindi
hmn Hmong
hu Hungarian
is Icelandic
ig Igbo
id Indonesian
ia Interlingua
ga Irish
it Italian
ja Japanese
jw Javanese
kn Kannada
kk Kazakh
rw Kinyarwanda
rn Kirundi
kg Kongo
ko Korean
kri Krio (Sierra Leone)
ku Kurdish
ckb Kurdish (Soranî)
ky Kyrgyz
lo Laothian
la Latin
lv Latvian
ln Lingala
lt Lithuanian
loz Lozi
lg Luganda
ach Luo
lb Luxembourgish
mk Macedonian
mg Malagasy
ms Malay
ml Malayalam
mt Maltese
mi Maori
mr Marathi
mfe Mauritian Creole
mo Moldavian
mn Mongolian
my Myanmar (Burmese)
sr-ME Montenegrin
ne Nepali
pcm Nigerian Pidgin
nso Northern Sotho
no Norwegian
nn Norwegian (Nynorsk)
oc Occitan
or Oriya
om Oromo
ps Pashto
fa Persian
pl Polish
pt-BR Portuguese (Brazil)
pt Portuguese (Portugal)
pa Punjabi
qu Quechua
ro Romanian
rm Romansh
nyn Runyakitara
ru Russian
sm Samoan
gd Scots Gaelic
sr Serbian
sh Serbo-Croatian
st Sesotho
tn Setswana
crs Seychellois Creole
sn Shona
sd Sindhi
si Sinhalese
sk Slovak
sl Slovenian
so Somali
es Spanish
es-419 Spanish (Latin American)
su Sundanese
sw Swahili
sv Swedish
tg Tajik
ta Tamil
tt Tatar
te Telugu
th Thai
ti Tigrinya
to Tonga
lua Tshiluba
tum Tumbuka
tr Turkish
tk Turkmen
tw Twi
ug Uighur
uk Ukrainian
ur Urdu
uz Uzbek
vi Vietnamese
cy Welsh
wo Wolof
xh Xhosa
yi Yiddish
yo Yoruba
zu Zulu

Original subtitles

( 人見 ) 人事の人見です 。 [彼の名前は➡

人見 廉]

[職歴なし 常識なし➡

語学 ほんの少しだけ]

[社会人経験のない 元バックパッカーの主人公]

サトさん お疲れっす 。

その調子で頑張って 。 うっす 。

[これは 彼が ピュア過ぎる性格と➡

自由過ぎる発想により➡

会社と そこで働く人々を 少しだけ変えていく 物語である]

やりきりましょ 。 いいの? そんなこと言って 。

人事部の立場で 。 大丈夫です 。

任してください 。

[ある人は言う]

[…と]

♬~

♬~

(スピーカー) ( 警告音 ) ⚟お~!

(スピーカー)皆さん よく ここまで たどり着きました 。 ➡

こうして 日の出鉛筆社員一同は 閉じ込められ➡

緊急爆破装置が起動しました 。 ➡

大爆発まで 残り 約1時間 。 ➡

それまでに 脱出ルートと 爆破解除キーを 探し出し➡

脱出してください 。 ➡

それでは 「 迷宮からの脱出 」 スタートです 。

(スピーカー) ( ブザー ) ⚟おっ… 。

( 社員 ) おい こっちに地図が 。

よし 。 まずは この地図なんだけど… 。

いや こっちの暗号の方が➡

先じゃないか? ( 社員 ) えっ?

( 社員 ) おい 。 ちょっと そこ 。 当てずっぽうで やらない 。

( 社員 ) 誰か 分かる人 いる? これ 。

( 社員 ) 分かんないな 。 ( 社員 ) 分からないな 。

( 社員 ) いや でも まず 「 ? 」 だよ 「 ? 」

( 社員 ) えっ?

てか あんな研修があるんすね 。

( 堀 ) 最近 わりと人気よ?➡

脱出ゲームとか謎解き系の 社員研修 。

でも 俺 思ったのと ちょっと違ったんすよね… 。

あら お気に召さなかった?

いやいや… 楽しかったんすけど➡

手錠とか鎖とか 全然 つないでくんなくて… 。

はっ? いや 回転のこぎりとか➡

人が さいころみたいに切れちゃう レーザーとか 全然 出ないんすよ 。

( 須永 ) 出るか! んなもん 。 いや ゲームマスターって➡

普通は あの ピエロのお面とかして➡

この 画面の向こうから こう 話し掛けてくるじゃないっすか 。

( ウジン ) 普通…? だから もう その➡

ジャケット着た 係の お兄さんっすよ 。

( 富樫 ) 脱出ゲームって 別に 『 SAW 』 とか 『CUBE』 ➡

みたいなことでは ないからね 。 頭しか使わないんすよ?

( 堀 ) それが 脱出ゲームだから 。

それが? 人見君 人見君 ちょっと 。

何すか 何すか 何すか?

何 これ!

俺の残業時間じゃないっすか?

うん 。 研修とか 色々あったにせよ 何で こんな数字になってるの?

これ… あっ これ あれっすね 。 あの~… 。

どう? 新キャラとして いけそう?

まさか こんな逸材が 職場に現れるとは… 。

結構 ネタたまってきてます 。

こんなに?

労務管理をする側の人事部が 使い方 知らないのなんて➡

ヤバ過ぎるからね !? も~ 。

里井常務 あんなやつの どこを気に入ってんだか… 。

( 堀 ) ハハ… 。 嫉妬してんの?

嫉妬 !?

何が悲しくて あんなやつに 嫉妬しなきゃいけないんだよ!

いや 知らないですけど 。

( 須永 ) あっ ウジン… 。 ( 須永の韓国語 )

( ウジン ) またですか? ( 須永 ) ついでじゃんかよ 。

( ウジン ) はい… 。 ➡

は~い 。 ( 須永 ) カムサハムニダ~ 。

( 平田 ) そんな ひどいの? はい 。

あ~… 。 労基に さされないようにね 。

もちろん 修正しますけど… 。 えっ 刺されるんですか?

( 平田 ) いや あんまり 残業が多過ぎたりするとね 。

えっ ロウキって ヤバいやつじゃないっすか… 。

えっ? うん 。 何か➡

勘違いしてると思うけど 「 さされる 」 って➡

そういうことじゃないからね 。 労働基準監督署っていう➡

お~っかない役所に 目つけられたりするのよ 。

( 富樫 ) 部長 すいません! ( 平田 ) はい?

( 富樫 ) 労基が… 。 ( 平田 ) えっ?

品浜労働基準監督署です 。

臨検に参りました 。

♬~

♬~

( シャッター音 )

こちらなんですけど… 。

まさか うちが狙われるとはね… 。

労基って ホントに 抜き打ちで来るんすね… 。

( 相沢 ) うん… 。 ( 堀 ) 通報があったみたいよ 。

通報? ( 堀 ) さ っ き 話してるのが聞こえた 。

誰かが 匿名で タレコんだって 。

あ~あ~あ~ 。 ( 森谷 ) 大丈夫なのかなあ 。

なるほど 。

あっ 基本的に 残業は そこまで 多くありませんが➡

まれに 残業が必要なときには➡

翌月の勤務時間で 調整してもらうよう➡

各部署には伝えてあります… 。

( 紙をめくる音 ) ( 片岡 ) なるほど 。

ちなみに この 人事部の 人見 廉の所はですね➡

完全に記入ミスでして➡

こんなに残業してないので 修正する予定です 。

なるほど 。

是正勧告書ですか… 。 ( 平田 ) はい… 。

法令違反で指摘されたのは どういった部分ですか?

隠れ残業と それに伴う残業代の未払いです 。

あっ… すいません 。

残業代の未払いは イメージ的に危険ですよね… 。

それも そうですが わが社に➡

記録をつけずに残業させる 部署があるというのは 問題です 。

おっしゃるとおりです… 。

どの部署の社員ですか?

失礼します 。 失礼しま~す 。

あっ お疲れさまです 。 お疲れさまです 。

お疲れさまです 。

植木 奈緒子さんですよね? はい 。

残業ですか?

あっ ええ 。 仕事が たまってるので 。

すいません 。 植木さんの勤怠を 調べさせていただきました 。

残業の記録 つけてらっしゃらないですよね?

あっ いや 残業は 今日 たまたま してるだけで… 。

サービス残業を 強いられていませんか?

いえ 別に 。

労働基準監督署にも 通報が入ったと 聞きました 。

植木さんですよね?

違います 。

安心してください 。 私たちは味方です 。

違法なサービス残業は なくしていきましょう 。

誰の指示なんですか?

自分です 。

私が 私の意思で 自ら 勤怠をつけないで残業してます 。

そうだったんですか? めっちゃ働き者… 。

そうでもしないと 仕事が間に合わないので 。

だから 誰にも強制されてないし➡

残業代とかも気にしてないんで 見逃してください 。

いや そういうわけには いかなくてですね 。

新商品の企画案が大詰めで どうしても 時間が必要なんです 。

だったら ちゃんと記録をつけた上で➡

残業してください 。

つけたら 来月の勤務時間で 調整させるでしょう?

まあ… 。 そしたら➡

結局 間に合わなく なっちゃうじゃないですか 。

今 やってるの シルキーボールの リニューアル案のコンペなんです 。

はあ… 。 うちの看板じゃないですか 。

いや~ 仕事の内容は 関係なくてですね… 。

うちのチームの案が 採用されるかどうか➡

瀬戸際なんです 。 じゃあ 何で➡

植木さんだけ 残業してるんすか?

労働基準監督署から サービス残業による➡

残業代未払いとして 是正勧告を受けています 。

是正しないと 最悪の場合 会社が書類送検されます 。

こっちは 勤怠つけないようにして うまいこと やってたんです 。

あとは 人事の方で 何とか 対応してください 。

待ってください 。

帰らせないんですか? こんな時間なのに 。

お疲れっした 。

改める気 ゼロです 。

勘弁してよ… 。

働きたがりのパターンでしたか… 。 ( 須永 ) うわ そっち系か 。

でも そこまで働きたいなら いいんじゃないっすか?

何 言ってんの? 僕も賛成です 。

ウジン君まで… 。 珍しい 。

( ウジン ) だって シルキーボールの リニューアルですよ?

そんな すごいの? その仕事 。 ( 富樫 ) うん 。

一応 会社の看板商品くらい 知っとこうか?

えっ めっちゃ あるじゃん! だって 企画部ですよ?➡

物作りしてるのに 労働時間も何も ないですよ 。

あるわ! 昔だったら➡

褒められるくらいの 働きっぷりなのよねえ 。

昔も今も サービス残業は駄目ですからね?

あっ はい 。 ( 森谷 ) あと 部長 是正勧告書… 。

それなのよ 。 是正しなきゃなのよ 。 うん 。

取りあえず 植木さんの上司に お願いしてみるしかないですかね 。

そうね… 。 行きましょう 根本部長の所に 。

あっ はい 。

( 富樫 ) お願いします 。 ( 須永 ) いってらっしゃ~い 。 ➡

いるんだよなあ 。 ➡

そうやって 量だけ働けばいいと 思ってるやつ~… 。

あの人は もうちょっと働いてほしいけどね 。

同感っす 。 ( 須永 ) う~… 。

佐藤さん 代理店の青柳さんは?

打ち合わせ 14 時のはずだけど… 。 ( 佐藤 ) あ~➡

葉山さんが先に始められてますよ 。 ( 植木 ) えっ?

あさきゆめみさんのイラストだと どちらかというと➡

こ っ ち系のイメージなんですかね? ( 青柳 ) あ~ そう… 。

すみません 。 遅くなりました 。

( 青柳 ) ああ 植木さん お疲れさまです 。

青柳さん すみません 。

葉山君 ちょっと 。 ( 葉山 ) えっ?

何で 勝手に 打ち合わせ 始めてるの?

そもそも 代理店とか作家さんとの 打ち合わせは➡

私がやるって言ったよね?

すいません 。 部長にも➡

「 植木の仕事 引き取ってやってくれ 」 と➡

言われていたので… 。

ハァ… 。 とにかく 勝手なこと しないで 。

はい… 。 すいません 。

ハァ… 。

(PC) ( 着信音 )

ん~?

どうしたんすか?

植木さんから こんなメールが来てたんだけど 。

お~!

えっ? 植木さん 分かってくれたじゃないっすか 。

おかしい… 。 はい?

部長 。 ( 平田 ) はい 。

これ 見てください 。 ( 平田 ) んっ?

えっと… 。 あっ➡

あっ 植木さんの件 解決したのね 。

是正報告書 作っていいね?

まあ 本人は 「 改める 」 って 言ってるんですけど… 。

うん… 。 んっ?

( 堀 ) 部長! ( 平田 ) はい 。

( 堀 ) 今 情報 システム 部の田中さんから 連絡 来たんですけど… 。

( 平田 ) はい 。 ( 堀 )「 持ち出し禁止のPCで➡

外から 社内クラウドに アクセスしてる人がいる 」 って 。

えっ それ うちから 注意しなきゃいけないの?

直接 その部署の人に 言ってくれればいいのに… 。

それが 商品企画部のパソコンみたいで 。

あっ 商品企画部…?

そういうことか!

真野さん? 真野さん!

どういうことっすか? 隠れ残業 。

今度は バレないように 家に持ち帰って➡

残業してるってこと 。 めっちゃ仕事熱心じゃないっすか 。

感心してる場合じゃないから!

もう あの手この手で残業して…!

すいませ~ん 。 植木さん いらっしゃいますか?

あ~ たった今 帰りましたけど… 。

もう! 何で こういうときに限 っ て いないのよ!

いや まあ 定時だから いいんだけど!

もう… 。 でも 定時で上がったんすよね?

まだ その辺 いるんじゃないっすか?

えっ 追い掛けんの !? ハァ… 。

すいません!

人事の方ですよね?➡

ちょっと お話があるんですけど 。

はい?

⚟お疲れさまです 。

そこまでして 私の残業 止めたいんですか? 人事部は 。

いや 俺は そんなに そうでもないんすけど➡

あの… パソコンが… 。

情報何ちゃらって人が ちょっと 困ってて… 。

すいませんでした 。

昨日 どうしても この中のデータが必要で 。

えっ… えっ !?

並行世界ウサギ めっちゃ あるじゃないっすか 。

好きなんすか? あっ いや 好きっていうか… 。

俺 めっちゃ好きなんすよ!

ほらほらほら 携帯ケースも 。

えっ ヤバくないっすか? 激熱!

てか 植木さんも めっちゃ好きだったんすね 。

ああ ごめん 。 私は ファンっていうか… 資料で 。

資料?

シルキーボールの リニューアルで➡

これ描いてる作家の あさきゆめみさんと➡

コラボするから 。 マジっすか !?

あっ さすがに このキャラの絵は使わないけど 。

え~ 。 じゃあ 絶対 成功させないとっすね 。

まあ だから こうまでして 残業してるんだけどね… 。

あっ 残業… 。 そうだ 。 残業ですね… 。

私は 何とかして このコンペを 勝ち取らなきゃいけないの 。

だから 見逃してくれない?

ん~ いや~ そうっすよね… 。

私だって 常に残業したいわけじゃないから 。

でも この商品だけは特別で➡

自分の子供みたいな物なの 。

( 植木 ) これ シルキーボール 。

今じゃ 会社の看板みたいに なってるけど➡

もともとは 開発にいた先輩と私が 2人で企画した物で 。

そうだったんすか 。

( 植木 ) 先輩は 一番 肝になってる インクの技術を開発した後➡

お子さんができて そのまま 会社 辞めちゃったから➡

私が引き継いで 。

( 植木 ) 《国枝君 これ どう思う?》

《おっ できたんだ》 ( 植木 ) 《うん》

( 植木 ) 他の人にも 手伝ってもらいながら➡

何とかして 完成まで持っていって 。

だけど… 私がいない間に➡

商品のデザインが 変えられちゃって 。

えっ?

シルキーボールも そのデザインを提案したやつが➡

作ったことにされてた 。 えっ !?

《ねえ 。 何で 国枝君の案で 企画が通ってるの?》

( 国枝 ) 《仕方なかったんだよ》

《仕方ないって どういうこと…》 《国枝 常務のとこ 急ぐぞ》

《はい》

《ちょっと!》

( 植木 ) そのまま 発売後も 担当を外されて 。

何で そんな なったんすか?

さあ 。 会社だから?

チッ 。 会社 ひっでえな 。

で コンペの相手ってのが その国枝 。

う~わ 。 もう 猿とカニじゃないっすか 。

あっ 因縁の対決ってこと?

それっす 。

あっ… 。

だから 今回のリニューアルは➡

何としても 私の案で 生まれ変わらせたいし➡

この商品を… 取り返したい 。

私には… これしかないから 。

分かりました 。

そういうことなら やりきりましょ 。

いいの? そんなこと言って 人事部の立場で 。

大丈夫です 。 任してください 。

駄目に決まってるでしょ! 何でですか!

だって 植木さん そういう事情があったんすよ?

あったとしても! てか シルキーボールって➡

国枝さんの仕事じゃ なかったんだ… 。

手柄 奪われちゃったか~!

堀さん! ( 堀 ) んっ?

国枝さんっていうのは 手柄 奪う人なんですか?

手柄 奪うっていうか まあ 要領がいい人ではあるよね 。

何で 要領がいいと➡

その シルキーボールが 国枝さんの手柄になるんですか?

上からの覚えが めでたいから 。

上からの産声が めでたいから… 。 「 覚え 」 ね 。

覚え 。 ( 堀 ) うん 。

例えば 市川常務とか根本部長とか➡

そういう人が味方だと まあ そうなるんじゃない?

なるほど 。

いるんだよなあ 。 そういう 人に やらせといて➡

自分だけ おいしいとこ 持っていこうとするやつ~ 。

誰が言ってんだか… 。 ( 森谷 ) 同感っす… 。

植木さんの事情は 分かった 。

ありがとうございます 。

でも だからって 隠れ残業は認められない 。

何でですか! 誰も困らないじゃないっすか 。

困ってる人 いるから 。 えっ?

昨日 人見君が 追い掛けていった後➡

植木さんの部下の人に 話し掛けられて 。

《仕事を振らない?》

《はい》➡

《クリエーターとの 打ち合わせだけじゃなくて➡

社内の部署の調整も》

《はい 。 時間は…》

( 社員 ) 《お疲れさまです》 ( 植木 ) 《お疲れさま》

( 葉山 ) 《何なら 資料の作成も 僕たちは触らせてもらえなくて➡

ほとんどのことを 植木さんが 一人でやってる現状➡

といいますか…》 《なるほど…》

《それで あの長時間労働に…》

《もちろん この企画が 植木さんにとって 大事なのも➡

分かってますし 僕みたいな新人には➡

任せられない部分も あるんでしょうけど…》

《それでも 僕らだって コンペ 勝ちたいですし➡

植木さんのこと 支えたいと 思ってるんですけどね…》

いましたね… 困ってる人… 。

それに こんな働き方をしてたら 植木さん自身が倒れて➡

やりたい仕事が できなくなるかも しれないでしょ?

まあ… 。 ( 須永 ) 要は➡

植木ってやつが 要領 悪いんだよ 。

もっと 部下に頼ればいいのにな?

あの人は見習ってほしい… 。

足して2で割りたい… 。

( 社員 ) あっ 常務 お疲れさまです 。 ( 社員 ) あっ お疲れさまです 。

あっ どうぞ どうぞ 。 ( 里井 ) いえいえ… 。 ➡

どうぞ どうぞ どうぞ どうぞ 。 ( 社員 ) あっ すいません 。

サトさん お疲れっす~ 。 ( 里井 ) お~ 人見君 。

よいしょ 。 あ~ 。

どう? そろそろ慣れた?

どうなんすかね?

あっ でも 慣れるとか ないんじゃないっすか?

相手 人だし 。 フフ… 。 確かに 。

その調子で頑張って 。 うっす 。

あっ そうだ 。 俺 ちょっと 気になってたんすけど… 。

( 里井 ) うん 。 この会社って➡

偉い人に気に入られると出世する みたいのって あるんすか?

すごいストレートに聞くね 。 ええ 。

何か めっちゃ頑張ったのに 上から気に入られてる同僚に➡

手柄 取られちゃった みたいな人がいて➡

そういう人に 何て言ってあげたら いいのかなと思って 。

人事担当の役員として 社員の評価について➡

軽率に しゃべることは できないけど 。

しかも こんな場所で 。

あっ そっか 。

でも 言えるとすれば➡

評価には いろんな観点があるから 。

お~ 。

昔話をするよ?

『 桃太郎 』 っすか? フッ 。 そこまで昔じゃない 。

ハハハ… 。

同僚に 堂前ってやつがいてね 。

僕を この会社に誘った男なんだけど 。

彼なんかは パワフルで 人懐っこくって 発想が面白くて 。

僕には まねのできない 天才だった 。

でも 思い立ったことを すぐ 行動に移すから➡

トラブルばっかり起こしてて 周りの評価は 最低 。

ハハハハ… 。 ヤバいやつじゃないっすか 。

えっ 会社員 向いてるんすか? その人 。

フフフフ… 。 何で 笑ってるんですか?

いや 向いてなかったのかも しれないね… 。

実際 もう いなくなっちゃったしね… 。

ああ… 。

つまり その 上から気に入られてる同僚が➡

不当に高く評価されてるのか ホントは できるやつなのかは➡

見方によるってこと 。

そこは 慎重に考えた方が いいんじゃないかな?

なるほど… 。

(携帯電話)

はい 。 もしもし?

もしもし 。 人見君? 緊急事態 。

どうしました? 植木さんが倒れたって 。

えっ?

すいません 。

植木 奈緒子さんと 同じ会社の者なんですけど➡

植木さんって どちらに いらっしゃいますか?

植木さんは…➡

そちら 2番の処置室です 。

ありがとうございます 。 ありがとうございます 。

あっ… あの… 。 ➡

すいません 。 日の出鉛筆の…? はい 。

( 憲司 ) 植木 奈緒子の 夫です 。

日の出鉛筆 人事部の 真野と申します 。

人見です 。

このたびは 奥さまのこと 申し訳ありません 。

ですが 会社としては… 。 ( 憲司 ) やめてください 。

会社を責めるつもりは ありません 。

妻が 自主的に 残業しまくってたんですよね?

ぶっちゃけ… そうっすね 。

( 憲司 ) それに 労基に通報したの… 自分なんで 。

( 真野 ・ 人見 ) えっ?

( 植木 ) ご迷惑 お掛けして すみません 。

でも ただの寝不足で 。 すぐ 仕事 戻るんで 。

しばらく 休んだ方が いいんじゃないか?

えっ?

人事からも指摘されてただろ?

シルキーボールの リニューアルも➡

葉山とか 他のメンバーに任せても いいんじゃないか?

何 言ってるんですか 。 駄目ですよ 。

今 私が休んだら うちのチームは 絶対にコンペで勝てません 。

( 根本 ) でも それで体を壊したら 元も子もないだろ 。

部長は そっちの方が 都合がいいんですか?

はっ?

国枝の方を勝たせろとか➡

上から 言われてるんじゃないですか?

お前なあ… 。 ( 植木 ) とにかく➡

私は 絶対 降りませんから 。

年明けくらいからですかね➡

ちょっと その働きぶりが➡

普通じゃない度合いに なってきて➡

それで 心配で つい 労基の窓口に 電話してしまったという… 。

そうだったんですね 。

何か 大ごとになっちゃったみたいで➡

すいません… 。 でも 何で 労基に言ったんすか?

直接 奥さんに 言っちゃえばいいのに… 。

そうですよ… 。

僕は しょせん 妻と向き合うことも できずに➡

労基に ちくった チキン野郎ですよ… 。

あっ 責めてるわけじゃなくて 。

それと 通報することは➡

全然 ひきょうなことでは ないですからね 。

あっ いやいや 。 ⚟ ( 植木 ) あなただったんだ 。

( 憲司 ) あっ いや… 。

何で? 何で 邪魔するの?

( 憲司 ) いや 邪魔じゃないよ 。 心配だったんだよ 。

それが邪魔なの!

そのせいで 会社で問題になって➡

それで 私が 今の仕事 奪われたら どうしてくれるの?

結局 あのときから ずっと そう 。

どうせ あなたは 私に 仕事 辞めてほしいんでしょ?

いや 違う 。 それは… 。 ( 植木 ) もう どうでもいいけど 。

( 憲司 ) すいません 。 お恥ずかしいところを➡

お見せしてしまって 。

あのときって 何すか?

ええ… 。

僕たち夫婦は 子供が いなくて➡

それで 一時期 治療とか頑張ってたんですけど➡

大事な診察で 病院に行ってる日に➡

奈緒子が 会社から呼び出されたんです 。

《今からですか?》

《はい 。 分かりました》

《すぐ 行きます》➡

《行かないと 。 新商品の件で 社長に呼び出されてて…》

《でも 今日は 今後の方針について➡

先生と話す日だろ?》 《このプロジェクトは➡

私が いないといけないの》

《僕たち2人のことは? そうじゃないのか?》

( 憲司 ) そしたら 妻の そのプロジェクトが➡

その日 仕事を任せた人の 手柄になっちゃったみたいで 。

お~… 。

( 憲司 ) 僕のせいで 大事にしていた仕事を奪われて➡

妻は 僕を恨んでるんだろうなとか 思っちゃって… 。

それ以降 どう向き合っていけばいいのか➡

分からないままというか… 。

ご主人は 植木さんに➡

仕事 辞めてほしいとか 思ってるんすか?

いや まさか 。

僕は ただ 彼女に元気でいてほしいって➡

無理しないでいてほしいって…➡

それだけですよ 。

じゃあ その気持ち 伝えましょう 。

いや 伝えるって… 奈緒子と話そうにも➡

さっきみたいな感じに なっちゃいますし… 。

大丈夫っすよ 。

俺に めっちゃ いい考えが あります 。

( 佐藤 ) 植木さん 大丈夫ですか?

さっき 病院に運ばれたって… 。

何ともなかった 。

植木さん どうなってるんですか?

あさきゆめみとのコラボの件➡

暗礁に乗り上げてるって 聞きましたけど 。

暗礁には乗り上げてない 。

デザインとか 全部 それ合わせで➡

20 代 女性向けで 準備しちゃってますよ 。

どうするんですか? ( 植木 ) 確かに➡

今 ちょっと 先方のモードが 変わっちゃってるみたいだけど➡

でも ちゃんと説得するから 。

何で 報告してくれなかったんですか?

今から解決するから 。

周りには 余計な心配させたくないから➡

言わないで 。

すいません 。 国枝さんですか?

はい 。 君は?

あっ 人事の人見です 。

あの 国枝さん ちょっとした 研修の対象になってまして… 。

研修? はい 。

☎

( ウジン ) 人事部 採用担当 ミン ・ ウジンです 。 ➡

ファイル… 。 ➡

少々 お待ちください 。

♬~

♬~

(携帯電話) ( 青柳 ) 今からですか? ( 植木 ) はい 。

あさきゆめみさんが 今日➡

代官山のギャラリーで イベントやってて➡

そこだったら 少し 打ち合わせの時間 もらえるって➡

マネジャーが… 。 ( 青柳 ) あっ 分かりました 。

あしたから海外みたいだから 今日中に 決着つけましょう 。

了解です 。 何時ごろ 行けますか?

あっ 今から代官山だと…➡

20 分後には 。

何で こんな所に?

人見君 どういう…?

あれ?

植木さんの… 。 真野さんもですか?

はい 。 私も 人見に呼ばれて… 。

(携帯電話)

はい もしもし 。 植木ですけど… 。 (携帯電話)あっ もしもし 。 ➡

あさきゆめみの スタッフの者ですけど 。

あっ 先ほどは どうも… 。 (携帯電話)新商品のイラストについて➡

至急 打ち合わせしたいことが あるんですけど… 。

考え直していただけそうですか?

あっ 取りあえず 今からで 大丈夫ですか?

はい 。 もう 向かってるので 。

あっ 場所が 板橋区の… 。

変更ですね?

変更? あっ いえ 。

かしこまりました 。 住所 お願いします 。

♬~

須永さん !?

真野?

どっ どちらさま?

植木さんの旦那さんです 。

あっ どうも… 。 ( 須永 ) どうも 。

2人とも 里井常務に 呼び出されたのか?

里井常務?

えっ? 俺は 里井常務との 内密な打ち合わせがあるって➡

聞いたから… 。

すいません… 。

誰? 国枝さん?

何で こんな所に?

人見さんに呼ばれて… 。

これ 何の研修ですか?

研修?

(携帯電話) ( 呼び出し音 )

(携帯電話) ( 呼び出し音 ) ハァ… 。

どこなのよ 人見君は… 。

そっちも いないですか?

( 須永 ) おう 。 ここは トイレ…➡

じゃないか 。

失礼いたします 。 私 日の出鉛筆の… 。

( ドアの閉まる音 )

えっ 憲司? と 国枝君と 人事の… 。

どういうことですか?

僕らは 人見さんに ここに来るように言われて… 。

( 植木 ) はっ? 私は➡

打ち合わせの場所が 変更になったって聞いて… 。

どういうこと? ( 国枝 ) 俺たちも さっぱり… 。

おい 。 人見は どうなってんだよ?

分かんないですよ 。 電話も出ないし… 。

えっ? はっ?

どういうこと? ( 須永 ) えっ?

開かないですか !? 何で…?

( 植木 ) 知らないよ! 何なの? これ 。

(スピーカー)おはよう 。 目が覚めたかね?

はっ? ( 植木 ) 何?

( 憲司 ) えっと… 。

(スピーカー)私の名前は ジャグラー 。 ➡

君たちの運命をつかさどる者だ 。

待って 待って 待って… 。

人見君? (スピーカー)違う 。 ➡

ジャグラーだ 。 そういうの いいから!

何やってんの? マジで! ( 植木 ) ここ 開けなさいよ!

閉じ込めるとか あり得ないからね!

お前 拉致監禁だぞ !? (スピーカー)ハハハ…➡

ヒ フ ヘ ホホホホホ 。 ➡

ここを脱出したければ 謎を解いてもらおう 。 ➡

みんなで協力して 謎を解くことで 仕事を分担することの… 。

本当に 笑い事じゃなくて!➡

仕事で ホントに急いでるから!

今から コラボ相手の あさきゆめみの所に➡

交渉に行かなきゃいけないの! ( 憲司 ・ 真野 ) えっ?

( 国枝 ) マジで? (スピーカー)マジっすか?

マジよ! 約束してるし 代理店の人は 向かってるし➡

私も行かないと まずいから!

それ まずくないか? ( 植木 ) だから まずいんだってば!

うん 。 人見君 笑い事じゃないかも 。

人見さん いったん これ やめましょうか 。

( 須永 ) お前 何やってんだよ… 。 (スピーカー)すいません 。 ➡

じゃあ いったん ストップしますね 。

いいから 早く開けて! (スピーカー)了解っす! 鍵… 。 ➡

あれ? 鍵… 。 (スピーカー) ( ポケットをたたく音 )

えっ? 人見君?

(スピーカー)ごめんなさい 。 ちょっと待ってください 。

(スピーカー)ヤベえ! 嘘でしょ !?

そういうの いいから!

(スピーカー)いや ごめんなさい! これ がちっす!➡

マジで もう ヤバい… 。 鍵 ないっす!

おいおい おいおい! ( 植木 ) もう 勘弁してよ!

鍵 ないと 開けられないタイプなのか?

(スピーカー)南京錠なんすよ! 外から掛けてて 。

( 須永 ) 最悪… 。

どうするんですか? ホントに開けられないんですか?

ホントに開けられないのか?

(スピーカー)ごめんなさい… 。 分かってるんすけど… 。

( 植木 ) 私 今すぐ 行かないと ホントに まずいんですけど!

トイレとか行きたくなったら どうすんだよ!

(スピーカー)すいません! これ 間に合わなかったら➡

どうしてくれるんですか !? ( 須永 ) ホントだよ!

(スピーカー)ごめんなさい! もう マジで捜してるんすけど…!

『 人事の人見 』 は… 。

そして… 。

( 堀 ) 脱出ゲームとか 謎解き系の… 。

[皆さま 突然 失礼します]

[日の出鉛筆 人事部の 真野です]

[さて ここらで いったん 状況を整理しましょう]

てか あんな研修があるんすね 。

( 堀 ) 最近 わりと人気よ?➡

脱出ゲームとか謎解き系の 社員研修 。

でも 俺 思ったのと ちょっと違ったんすよね… 。

ピエロのお面とかして この 画面の向こうから➡

こう 話し掛けてくるじゃないっすか 。

( 富樫 ) 脱出ゲームって 別に 『 SAW 』 とか 『CUBE』 ➡

みたいなことでは ないからね 。 頭しか使わないんすよ?

( 森谷 ) まさか こんな逸材が 職場に現れるとは… 。

[私たち人事部は 社員の労務管理をするのも➡

重要な仕事の一つです]

( 平田 ) 労基に さされないようにね 。

もちろん 修正しますけど… 。 えっ 刺されるんですか?

( 片岡 ) 品浜労働基準監督署です 。

[誰かからの通報で 突然 労基がやって来て➡

人事部は もう 大騒ぎです]

記録をつけずに残業させる 部署があるというのは 問題です 。

おっしゃるとおりです… 。

[サービス残業で 労基から是正勧告を受けたのは➡

商品企画部の 植木 奈緒子さん]

私の意思で 自ら 勤怠をつけないで残業してます 。

めっちゃ働き者… 。

[でも 困ったことに 植木さんは 改める気 ゼロで…]

隠れ残業 。 バレないように➡

家に持ち帰って 残業してるってこと 。

[そこには 深い事情がありました]

[日の出鉛筆の看板商品 シルキーボールは➡

もともと 植木さんが 企画した物だったのですが…]

そのデザインを提案したやつが 作ったことにされてた 。

えっ !? [そして➡

今回のリニューアルコンペの 相手というのが➡

植木さんから シルキーボールを奪った 張本人➡

国枝さんだったんです]

だからって 隠れ残業は認められない 。

何でですか! 誰も困らないじゃないっすか 。

困ってる人 いるから 。 えっ?

[植木さんは シルキーボールへの 執念が 深過ぎるあまり➡

部下の葉山さんたちには 仕事も振らず➡

ほとんど 一人で背負っていたのです]

植木さんのこと 支えたいと 思ってるんですけどね… 。

緊急事態 。 植木さんが倒れたって 。 えっ?

労基に通報したの… 自分なんで 。

どうせ あなたは 私に 仕事 辞めてほしいんでしょ?

[私たちは 植木さん夫婦が抱える問題にも➡

直面することになりました]

彼女に元気でいてほしいって➡

無理しないでいてほしいって… それだけですよ 。

[ライバルの国枝さん➡

部下の葉山さん そして 旦那さんと➡

複雑に絡まった 植木さんの問題を➡

私たちは 解決することが できるのでしょうか]

じゃあ その気持ち 伝えましょう 。

俺に めっちゃ いい考えが あります 。

(スピーカー)ハハハ… ヒ フ ヘ ホ… 。

人見君 笑い事じゃないかも 。 (スピーカー)了解っす! 鍵… 。

[何だか 嫌な予感しか しませんが…]

人見君? (スピーカー)ごめんなさい 。 ちょっと➡

待ってください 。 [解決編は この後 すぐ]

[真野 直己でした] ヤベえ!

これ 間に合わなかったら どうしてくれるんですか !?

ホントだよ! (スピーカー)ごめんなさい! もう マジで➡

捜してるんすけど…!

( 憲司 ) 奈緒子… あと 人見さんも いったん 落ち着きましょう!

( 植木 ) 落ち着けるわけないでしょ!

( 憲司 ) 気持ちは分かるけど 危ないし➡

そんなんじゃ 開かないから… 。

邪魔しないで! 私は こんな所で止まってられないの!

邪魔なんてしてないよ! でも… 。

私には この仕事しかないの!

いいかげんにしなさい!

どうして いつも そうなんだよ 。

この状況を何とかしたいのは みんなだって 同じだよ 。

だから みんなで 知恵を出し合おう 。

ご主人の言うとおりだ 。

どこに鍵を置いたのか どこまでは持っていたのか➡

一つずつ 仮説を立てて 検証をしていけば➡

必ず 答えは導き出せる 。

みんなで 力を合わせよう 。

一刻も早く ここから脱出するために 。

(スピーカー)はい! 分かりました 。

どういう脱出ゲームだよ 。

( 国枝 ) 人見君 今までの行動を さかのぼってみよう 。

モニターで われわれに話し掛ける 直前は 何をしていた?

(スピーカー)え~っと… あっ➡

そっちの倉庫に 南京錠を掛けに行きました 。

今日 この倉庫に到着してから 鍵自体は見たか?

(スピーカー)ん~ 見たような 見てないような… 。

何で…?

トイレに置いてきた可能性は?

(スピーカー)トイレは 外ですけど 行ってないんで 。

トイレ 外なのか… 。

何で 国枝君まで協力してくれるの?

何が狙い? ( 国枝 ) はっ?

だって 私が出られないで➡

作家との打ち合わせに 間に合わない方が➡

助かるはずでしょ? ( 国枝 ) 何だよ それ 。

そりゃ お前の班は 競争相手だけど➡

どうせなら いいプラン 出してもらって➡

その上で勝った方が 気分いいだろ?➡

俺だって…➡

ちゃんと 実力で お前に勝ちたいって…➡

ずっと思ってたんだからさ 。

それに コンペとか勝ち負け以前に 早いとこ 脱出はしたいから 。

確かに 。 それは そう 。

人見君 今日は ここで 脱出ゲームもどきを➡

やろうとしてたんだよね?

(スピーカー)はい 。 誰に手伝ってもらった?

人見君が 問題を考えられるわけがないし➡

仕掛けを作れるはずがないんで 。 確かに 。

みんな 奈緒子が仕事に向かうことは➡

応援してるんだよ 。 ➡

邪魔しようとする人なんて いないから 。

(スピーカー)え~っと… 。

もちろん 僕も 。

無理しないで 元気でいてほしいって➡

それだけだから 。 (スピーカー)あ っ この倉庫の大家さんです 。 ➡

謎解きとかの ファンだったらしくて➡

相談したら めっちゃ乗り気で 。

その人が 鍵 持ったままっていう 可能性はない?

(スピーカー)いや 南京錠は➡

けさ 会社 来るときに 俺が買ってきたんで… 。

ハァ… 。 まさか 会社に忘れた !?

任せろ 。 もう つながってる 。

ウジン 緊急事態だ 。 人見のデスクを調べてくれ 。

はい? (携帯電話) ( 須永 ) そこに➡

南京錠の鍵みたいなのが 置いてないか?

ぱっと見 なさそうですけど… 。

ちゃんと捜すんだ 。 引き出しの中とか ごみ箱とか➡

人見の机の周りを 片っ端から捜すんだよ!

いや 無理ですね 。 ( 須永 ) はっ !?

申し訳ないですけど たまには 自分でやってくださいよ 。

僕 今 忙しいんで 。 ( 須永 ) それが できないから➡

頼んでんだろ!

(携帯電話)今 俺と 真野と 国枝と 植木さん夫妻が➡

人見に閉じ込められてて➡

人見が その 閉じ込めた 南京錠の鍵をなくして➡

出られなくなってるんだ 。 ( ウジン ) ごめんなさい 。

どういう状況ですか? ( 須永 ) 俺にだって 分かんないよ!

でも そうとしか言えない いかれた状況なんだよ!

もう… 。

いつも 何でもかんでも 押し付けちゃって… 。

でも 今 俺たちには 何もできなくて➡

そっちにいる お前に 頼るしかないんだ 。

(携帯電話)頼む…!

分かりました 。

すまん 。 ありがとう!

これで 人見のデスクを見せてくれ 。

ハッ… 。

(携帯電話) ( ウジン ) けど ないですね 。 ( 須永 ) ホントか?

(携帯電話)よく分かんない物しか 入ってないんで 。

( 須永 ) 何だよ それ… 。

( 国枝 ) 人見君 会社までは あったんだな?

(スピーカー)あっ はい 。 買ってきて 会社で パッケージ開けたんで 。

その後 どこ しまったんだよ!

(スピーカー)え~ あ~… ちょっと 記憶が… 。

ウジン君 ごめん 。 森谷ちゃん 呼んでもらっていい?

はい 。 森谷さん ちょっと 。

(携帯電話)どうしました? 森谷ちゃん➡

今日の会社での人見君の行動 スケッチしてない?

あっ! ( 国枝 ) そんなことしてんの?

(携帯電話)いや あんまり してないですけど 。

(携帯電話)いいや してた 。 ➡

今日は 森谷ちゃん 基本 ずっと 人見君の観察してたよ 。

(携帯電話)言わないでくださいよ 。 いやいや… むしろ ありがとう!

森谷ちゃん 今日の人見君の行動 順を追って 教えて 。

はい 。 ➡

え~っと…➡

まずは 始業時間ぎりぎりに来た 人見君は➡

南京錠みたいな鍵のパッケージを 開けようとして… 。

お~! ( 憲司 ) 早速 手掛かり!

《くっ…!》 ( 森谷 ) でも➡

はさみがないと開かないと 思ったのか 探しに行って 。

( 森谷 ) で なぜか➡

のりと厚紙を持って 席に帰ってきて➡

お面のような物を 作り始めます 。 ➡

その間 鍵のパッケージは放置です 。

フ~… 。 (携帯電話) ( 森谷 ) その後➡

うまくいかないと思ったのか ネットで検索を始めました 。 ➡

ふと 鍵のパッケージが 開いてないことに➡

気付いたところで 午前中が終了です 。

人事部 全然 働いてないな… 。 (携帯電話)

彼だけです!

30 分…?

どうしたの? ( 植木 ) あっ いや… 。

(携帯電話) ( 森谷 ) 午後は はさみを取りに もう一度 席を立ち➡

手ぶらで戻ってきて 結局 力業で パッケージ開封しました 。

(携帯電話) ( 富樫 ) その際 勢い余って 飛んできた鍵を 僕が拾いました 。

富樫さん!

《んっ…》

《あっ!》

《あっ あっ あ~》

《人見君 はい》

《あっ あっ…》 ( 富樫 ) 拾った鍵は 確かに➡

人見君に手渡してます 。 (スピーカー)そうです!➡

富樫さんに拾ってもらいました 。 ( 須永 ) その鍵は どうした?

(スピーカー)あっ… ん~ 記憶が… 。

( 須永 ) ハァ… 。

(携帯電話) ( 森谷 ) その後 人見君は 堀さんに話し掛けて➡

2人で オフィスを出て どこかに向かいました 。

(スピーカー)あっ そうです 。 タケダさんとこです 。

(携帯電話) ( 堀 ) そこから先 私が話すわ 。

堀さん…!

(携帯電話)人見君から 「 手先が器用な 社員を教えてほしい 」 ➡

と言われた私は ちょっとした貸しがある➡

デザイン室のタケダ君を 紹介することにしたの 。

《カモン》 《はい》

(携帯電話) ( 堀 ) そのまま デザイン 室の場所が分からなそうな➡

人見君を連れて 一緒に 6階まで向かったわ 。

(スピーカー)そしたら タケダさんが このお面を持ってて➡

貸してくれたんすよ! じゃあ デザイン室に置いてきた➡

可能性もあるってことか? (携帯電話)

(携帯電話) ( 平田 ) ちょっと待って 。 私 その後 見たかも… 。

部長!

(携帯電話) ( 平田 ) エレベーターで 人見君と一緒になったんだけど➡

そのとき 人見君 鍵みたいの持って➡

こう 手遊びしてて 。 (スピーカー)あっ そうでした 。

( 平田 ) で エレベーターの操作盤の➡

鍵穴か何かに さそうとするから 注意したの 。

《ちょちょ… 何やってんの?》 何やってんのよ 。

(スピーカー)いや サイズが ちょうどよくて… 。

(携帯電話)たぶん あのとき 人見君➡

会社 出る タイミングだったんじゃない?

(スピーカー)そうです!

じゃあ そのときまでは持ってた ってことか… 。

皆さん 情報 ありがとうございます!

( 国枝 ) でも そうなると 会社を出てから➡

ここまでの道中で 落としたって可能性が高い 。

( 須永 ) 道中は もう 無理だろ… 。

(スピーカー)俺 来た道 戻ってみます!

どうした?

間に合わない… 。

( 国枝 ・ 憲司 ) えっ?

今から ここを出ても… 。

( 国枝 ) 嘘だろ? ( 憲司 ) そんな ここまで来て… 。

だから 間に合う人に頼む!

(携帯電話) ( 呼び出し音 )

(携帯電話) ( 葉山 ) はい もしもし 。

葉山君 お願いがある 。

どうしました?

あさきゆめみ先生との交渉を お願いしたい 。

(携帯電話)はい? ( 植木 ) 今すぐ➡

代官山のギャラリーで イベント終わりをつかまえて➡

口説いてきて 私の代わりに 。

植木さんは?

私は行けない 。

板橋区の倉庫に 閉じ込められてるから 。

えっ? どういう状況ですか?

夫も国枝君も一緒だから 私は大丈夫 。

すいません 。 より 謎なんですけど… 。

とにかく 今しかないし 葉山君にしか任せられない 。

結果が どうなっても 私が責任を取るから 。

だから お願いします 。

分かりました 。 できる限り やってみます 。

♬~

( 拍手 )

いや 何の拍手?

ただ 部下に頼んだだけだからね?

そもそも 葉山君 間に合うか分かんないし➡

うまくいくかも分からないし… 。

⚟ ( 鍵の開く音 )

( 須永 ) 漏れる… 。 鍵 ありました!

南京錠に テープで貼っといたんでした!

ホンットに しゃれになんないからね !?

ホンットに すいません! 反省してるんです ホントに… 。

皆さんも! 本当に ありがとうございました!

俺一人じゃ どうにもなりませんでした 。

みんなの力があったから 成し遂げられました!

(携帯電話)何やってんのよ あんた… 。

(携帯電話)ホントだよ もう 。 (携帯電話) ( ウジン ) 人見さん 。

ホントに すいません 。

ごめんなさい 。 ありました ホントに 。

ほら ほら… 。 確かに そうかも 。

ホントに すいません! マジで すいません 。 ホントに 。

( 植木 ) みんな このたびは ホントに ありがとう 。

特に ぎりぎりになって➡

あさきゆめみ先生と 交渉してくれた 葉山君➡

本当に お疲れさまでした 。

でも このプランを 形にしていくに当たり➡

このチームも 変えていかなければ いけないと思います 。

入ってください 。

( ドアの閉まる音 )

国枝さんには 私に代わって➡

企画チームのリーダーを お願いしようと思います 。

えっ? ( 植木 ) あっ➡

みんなをまとめたり マネジメントするのは➡

彼の方が得意なので 。

じゃあ 早速 会議 始めましょ 。

サンキュー 。 ( 植木 ) お願いします 。

よし 。 じゃあ まずは スケジュールについて 佐藤さん 。

はい 。 今後のスケジュールですが➡

すでに 発売日は決まっていますので➡

すぐに 試作と評価に入ります 。 ➡

今回は 機構の部分は➡

前作をスリム化して 流用しますので➡

1カ月程度を見込んでいます 。

⚟ ( 須永 ) ウジン コーヒー 。

またですか? たまには 自分で… 。

入れといたぞ 。

ありがとうございます 。

どうしたの? いや➡

こないだの件が あったじゃないっすか 。

今度は どうやって 植木さんを➡

あの会場に呼び出そうかなと 思って… 。

はっ !? また やろうとしてるの !?

はい 。 だって こないだは 中断しちゃったじゃないっすか 。

みんなで協力して謎を解く っていう➡

植木さんが変わる チャンスなんすよ!

( 須永 ) いや もう いいだろ 。

植木さんは もう… 大丈夫でしょ 。

えっ もう 解決済みっすか?

とっくだよ! えっ? えっ えっ… えっ?

植木さん夫妻の夫婦仲は?

そこも もう 大丈夫でしょ 。

えっ !? そうなんすか? いつ !?

あっ ごめん ごめん 。 ( 植木 ) あっ… 。

ずっと持たして… 。 ( 植木 ) いや そう 。 ➡

タイムセール すごい いっぱい やって… 。

( 憲司 ) あっ ホント? ハハハ 。 それで こんな たくさん… 。

ていうか あの 何? お手製の脱出ゲームって 。

あれ 下手したら監禁罪だからね !? ( 須永 ) 下手しなくても➡

監禁罪だよ 。 ➡

お前 俺… 大変だったんだからな!

ホホホホ… 。

でも 脱出ゲームっていうからには 閉じ込めないとじゃないっすか?

いや ホントに閉じ込めやしないから 。

そうなんすか? やめてよ 。

また 誰か閉じ込める気? はい 。

「 はい 」 じゃない 。 ( 須永 ) だいたい➡

これは何なんだよ 。 ジャグラーっすよ 。

( 相沢 ) そういうことじゃなくて… 。 ( 須永 ) いいから かぶっとけ 。

はい はい はい 。 ハッハッハッハ~ 。

私はジャグラーだ 。 私はジャグラー… 。

[ある人は言う]

[ 「 人事部とは➡

周りの空気を一変させる 道化師である 」 と]

は~い みんな 仕事 仕事~!

Can't find what you're looking for?
Get subtitles in any language from opensubtitles.com, and translate them here.