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倖ちゃんと う~たんに すごく会いたがってた。
知らせに➡
こころの母親としての自信は 揺らぎ始めていました>
おはようございます。
みね子 お父さんと会えましたね。
生きて会えてよかった。 そう思いたいですよね。
(実)私は どんな人だったんでしょうか?
(みね子)奥茨城村っつうところで 生まれ育って うちは農家でね。
「お母さん。 お父さんが見つかりました」。
(世津子)あなたの…。
奥様がいらっしゃるそうです。
(美代子) これが 私たち家族です。➡
どんな思いで…。 どんな思いで 私たちが…。
私たちが生きてきだか 分がりませんか!
考えもしませんでしたか!?
さようなら。
もう二度と お会いすることはないと思います。
私は 奥茨城で待ってます。➡
自分のうぢに帰ってみたい。 そう思ったら 帰ってきて下さい。
おやすみ お父ちゃん。
おやすみ。
始まりました>
♬「Pon pon pon…」
♬「愛の言葉をリル」
♬「シャイなハートがドキドキ」
♬「あの日観てた “サウンド・オブ・ミュージック”」
♬「瞼閉じれば蘇る」
♬「幼い頃の大事な 宝物だけは」
♬「ずっと この胸に 抱きしめて来たのさ… Ah ah」
♬「夜の酒場で Lonely」
♬「あの娘 今頃どうしてる?」
♬「さなぎは今、 蝶になって」
♬「きっと誰かの腕の中」
♬「若い広場 愉しドラマ」
♬「夢膨らむ 青い空」
♬「肩寄せ合い 声合わせて」
♬「希望に燃える 恋の歌」
美代子が奥茨城に戻ってから 数日がたちました。
本日 奥茨城母の会が 緊急招集されたようです。
(美代子)会長! すみません 緊急招集しちまって。
(きよ)何 言ってんだ 大歓迎だ。 なぁ?
(君子)うん! で 何かあったの?
うん あった。 えっ?
アハハ! とりあえず 落ち着いでから。
上がって 上がって! (君子)お邪魔するね。
(美代子) あっ きよさん どう? お嫁さん。
あぁ ありゃ ながながのもんだわ。 手ごわいわ。
そうなの? あぁ まぁ 気が強え。➡
毎日が闘いだ。
んでもはあ 面白え女だ。 気に入ってる。
いがったね。
でも そんなに 毎日 嫁と姑が闘ってたら➡
男たぢ 大変なんじゃねえの?
あぁ 亭主も息子も 私と高子が もめっと➡
音もなぐ 姿消す。
(笑い声)
で 美代子 どうした?
ハハハ… うん…。
(君子)本当に?➡
何も覚えでねえの? 実さん。 あんたのこども 家族のこども?
(美代子)うん そうみでぇ。
はぁ… そんなこどがあんのが。
うん あんだね。
あっ でも 会えたんだね あんた。
フフフ! うん 会えた。
そうがあ いがったな 美代子。
うん いがった。
子どもたぢには話したのげ?
話した ちよ子と進に。
ちよ子は 泣いたよ。
「私のこど 覚えでねえの?」って 泣いた。
進は まだ あんまし よく分がってねえみてえだった。
自分のこどを覚えでねえ というのが どういうこどなのが。
そうけ…。
でも おがげで 少し ほっとしたよ。
だってさ 進は それより➡
「もうすぐ 父ちゃん 帰ってくんのか」って➡
そごだけ喜んだがらね。 フフフ!
なるほどねぇ。 うん…。
でも 何で 連れで帰ってこながったんだよ➡
実さんのこど。 おうおう んだんだ!
だってさ その日まで 違う女の人と暮らしてで➡
まっ しがたがねえのがも しんねえけどさ➡
私のこども覚えでねえのに➡
「今日がらは こごで暮らせ」って 何か 言えなかった。
そうが そう考えたか。
あのぉ 美代子。 ん?
聞きにぐいこど聞くけど いいが?
うん いいよ 慣れでっから聞いて 気ぃ遣わないで聞いて。
あのよ…。 うん。
その 川本世津子…。
やっぱし きれいなのげ?
(ため息)
大丈夫け? 美代子。
あのね…。 うん。
きれいだった…。
あれまぁ。 やっぱしな。
そりゃ そうだよ 有名な女優さんだよ!➡
何で よりによって そんな人と 対決しなぎゃなんねえの?➡
私 もう本当 やんなっちまう!
でも ほら 感じは? 嫌な気取った感じとかは?
いや それがねえのよ また。
そうだったら いがったと思うんだけどさぁ➡
丁寧だし 品がいいし 偉そうにとが全然ねえのよ。➡
もう参ったよ。
そうがぁ それは きついな。 きついな。
うぢとがもね いがにも お金持ちっていうの?➡
成金みでえな感じだったら➡
こんなとごに暮らしてでも 幸せじゃねえよみだいに➡
思えっかもしんないけど これが また すてきなんだ。
(きよ 君子)はぁ~。 スリッパがね…。
スリッパ? そう。
分がっけ? スリッパだよ スリッパ。
何つうが… いいのよ これが また…。
スリッパ…。
スリッパがぁ。
スリッパ。
[ 回想 ] (世津子)どうぞ。
スリッパ… なんですねえ 美代子さん。
でも もう関係はないんでしょ?
うん あれは信用できるな。
こう 毅然としてだからね うん。
へぇ。 そうなのが。
でも もちろん 許せねえ気持ぢもあっけど➡
まぁ うそはついでねえな。 それは分がった。
(2人)うん。
で 問題は こっからだよ。 (2人)ん?
だがら 要するによ 実さんからしてみたら➡
何にも覚えてねえわけだがら 初対面みたいなもんなんだよ。
分がっけ? そうだ うん。 んだ。
…で しかも 川本世津子と 比べられるんだよ 私は。
(君子)え~! (美代子)んだよ んだ。
(君子)あ~ でも まぁ そうが。 (美代子)うん。
納得いがねえけんど そうなんのが?
そりゃ なるよ! …で 問題は 更に こっから!
まだあんのか? 何だ? その更に問題って。
聞いてよ。
うちを出たあど 3人で ごはん食べたんだ。
おそば屋さんに行ってね。 でも やっぱり こう…➡
気まずいっちゅうか こう… 重い感じになっちまうでしょ?➡
だって 実さんからしてみだらさ 知んない女が いぎなり 2人➡
妻だ娘だってこどんなったわげで。
でもさ それなのによ➡
私と みね子のために 明るぐしてくれたんだよ。
[ 回想 ] おかめそばっていうのも ありますけど。
え…? え…?
あっ! あ… すみません。
冗談とが言ってくれてさ…。➡
で そんとぎ 私ね➡
私のこど 覚えでなくても➡
あぁ この人のこど好きだなぁって 思ってさ。
もう 大好きだなぁって。
もう一回 私のこど 好きんなってくれっかなぁ。
なってほしいなぁって思ってさ。
うん… ヘヘヘ!
♬~
大丈夫だよ 美代子。 うん…。
だってさ あんたはさ➡
奥茨城村で 一番いい女なんだがらよぉ。
何だよ 君子 こんなとぎだけ 譲るなよ。
あっ そうが。
(泣き声)
(美代子)きよさん きよさん 泣かないで ごめん。➡
泣かすつもりじゃ なかったんだけど ごめん。➡
みんな ごめん ごめん。➡
会長 副会長 もったいねえから 食べよう! ねっ?➡
もったいねえから。
♬~(鈴子の歌声)
あっ お帰りなさい! (2人)お帰りなさい!
(鈴子)あっ 谷田部さん。 こんにちは。
こんにちは。
(富)悪いわねえ いろいろやってもらっちゃって。
いえ。 水道もねえ。
富ちゃん こき使っちゃダメよ。
う~ん! 人聞きの悪い。
(実) いえいえ 何でも言って下さい。
そう? 何でも?
いえ その… 私にできることであれば。
(富)なるほど。 (実)はい。
(鈴子)じゃあね。 (富)じゃあね。
はい お茶。
あっ ありがとうございます。 いただきます。
あ~。
私に 手紙が来ました>
♬~
病気について書いてありました>
(世津子)「谷田部みね子様。➡
この手がみを送るのは ゆう気がいりました。➡
でも これだけは➡
あなたたちに伝えないと いけないとおもい 書きます」。
「あなたのお父さんが うちにきて すぐに➡
記おくがなくなった理ゆうを➡
しり合いの 大がくびょういんの先生に➡
おしえてもらいました。➡
先生は おそらく どうしようもなく りふじんで➡
おそろしく 悲しいことが 起きてしまったときに➡
それについて 考えたくないという➡
つよい気もちから きているのだろうと言いました」。
谷田部 実さん。 あ…。
(世津子)「おもい出すかどうかは わかりません。➡
もしかしたら➡
一生 おもい出せないことも あるのだそうです」。
あの 記憶は戻るんでしょうか?
そうですね…。
一人で行ぎました。➡
捜索願を取り消しに。➡
そして 綿引さんに手紙を出しました。➡
すぐに返事が届きました。➡
綿引さんは すんごく喜んでくれて 私は泣いてしまいました>
♬~
(柏木)お~ やってるね。 あっ どうも こんにちは。
(元治)忙しそうだね。 (ヤスハル)かしわ餅の季節だからね。
あっ みそは俺 好きなんで。
あら かしわ餅…。 食べたい! ありがとう!
ん~ おいしい!
(元治)おいしいっすね~。
(柏木)実さん どう? うん! うまいです!
そうでしょ? はい。
よかったな ヤスハル。 あ…。
5月かぁ…。 (秀俊)ん?
いや そろそろ 田植えの季節だなって思って。
(秀俊)へぇ そうか。 うん。
田植え きついんでしょ? あれ 腰に来そうだよね。
でも 田んぼ一面に張った水に➡
青空が映り込んで とっても きれいなんですよ。
(一同)へぇ~。 キラキラキラ~って感じ。
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