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ケガをした人の手当てをしに 山へ向かった優作さんの行方が➡
分からなくなってしまいます。➡
吹雪は やむ事もなく 捜索は 一旦 打ち切られます。➡
居ても立ってもいられない私は➡
優作さんの姿を捜し求めて 吹雪の中をさまよいます>
優作さ~ん!
♬「Pon pon pon…」
♬「愛の言葉をリル」
♬「シャイなハートがドキドキ」
♬「あの日観てた “サウンド・オブ・ミュージック”」
♬「瞼閉じれば蘇る」
♬「幼い頃の大事な 宝物だけは」
♬「ずっと この胸に 抱きしめて来たのさ… Ah ah」
♬「夜の酒場で Lonely」
♬「あの娘 今頃どうしてる?」
♬「さなぎは今、 蝶になって」
♬「きっと誰かの腕の中」
♬「肩寄せ合い 声合わせて」
♬「希望に燃える 恋の歌」
♬~
(みね子)
みね子は 今 赤坂に来ています>
♬~
あ… あった~。
歩いたんですよね。➡
そう思うと 何だか 不思議な気持ちになります。➡
ちょっと うれしいです。➡
そして お父さん このブラウスはね➡
お母ちゃんが つくってくれたものなんですよ。➡
すごいですよね。➡
どんな高級品より すてきだって 愛子さんは言ってくれたし➡
私は 鼻高々でありました。 はい>
♬~
(ドアが開く音)
お疲れぇ! (秀俊)お疲れさまです。
(元治)ういっす。 ういっす。
♬~
あ…。 (元治)どうした?
いえ 別に。 「いえ 別に」って。
かたいんだよ お前は いちいち。
あのな そういうつまんないやつが 作る料理は うまくならないよ。
遊び心っていうかさぁ この心の大きさっていうの?
そういうのがないと 料理人はダメ。
手を抜くやつは 一流にはなれない って シェフが言ってました。
だろ? 俺の言ったとおりだろ?
は? ハハハハハ!
はぁ~ 疲れた 疲れた。
おう お疲れ! お疲れさまです!
疲れた 疲れた。 疲れるよね。
炒飯ばっかり 立て続けに来やがってさ。
いっぺんに来りゃ もっと楽なのにさ。
あるよね そういうの。 今あげたと思ったら➡
同じの入んだよね。 そうなんだよ。
あっ ゲンちゃん 三丁目にな 新しいキャバレーが出来るらしいぞ。➡
今夜辺り 行ってみっか? 行く行く行く!
な? オープンの時は女の子に力入れて そろえてっから➡
絶対 行くべきだよ! (元治)なるほどね~!
おい ヒデ! 行きません。
(五郎)かたいねえ ヒデちゃんは。
いいねえ 男の人はさ そういう 場所があって 羨ましいよ。
いや それがさ ちょうど 女の子の面接だったんだろうな。➡
いい女が入ってくの 見えたんだよ。➡
あれ 絶対 売れっ子になるね 間違いないよ。 あっ そう。
(五郎)何てやつだろうな あれは いい女…。
炒飯!
またかよ。 違うもん 注文取ってこいよ。
お前の愛想が 足んないんじゃねえのか?
は? 料理人の腕が 大したことないからじゃないの!
何だと? せめてな 五目炒飯ぐらい 取ってこいよ。
あっ! 厳密には うちのは 五目じゃなくて 三目だけどな。
だと思った! (笑い声)
ほら さっさと 炒飯! あっ それから…。
キャバレーに行く金 どうしたのよ?
な… 何の話だよ…。
あっ ちょっと!
あっ 痛っ! ちょっと…。 いたたた!
炒飯! 分かった!
どうすんの? どうすんの? 今日! ないよ。
どうすんの!? 残念でしたぁ。
何 その顔…。 (高子)アハハハハ! 残念だったね。
♬~
あ…。
あの…。
すずふり亭って お店は えっと…。
ん? うちだけど。
本当ですかぁ? うん。
いがったぁ! あっ あの…。
あの 私 谷田部みね子っていいます。
谷田部って…。 あの 茨城の?
あっ はい そうです!
あぁ 茨城のね。 はいはい はいはい。
あの ご挨拶に伺ったんですが えっと…。
あっ こっから? いやいや!
ヒデ 表に ご案内。 はい。
ヒデ。 すみません お仕事中。
(秀俊)どうぞ。 はい。
お父さん 見つかった?
いえ まだ…。
見つかるといいね。 ありがとうございます。
あっ ここ。
すてきですねえ!
うん 味も最高だよ。
いつか カツサンド 頂いたんですけど➡
もう びっくりするくらい おいしかったです!
あっ どうぞ。 はい。
(ドアベル)
(秀俊)鈴子さん お客さんです。 谷田部さん 茨城の。
(鈴子)あっ! まぁまぁ!
省ちゃん ほら 早く!
初めまして 谷田部みね子と申します。
ようこそ! お母さんから お手紙 頂いてたのよ。
どう? 東京慣れた? 仕事は どう?
東京は まだ分がんないんですけど 仕事は楽しいです。
そう。
(省吾)いつ来てくれるのかなって 楽しみにしてたんだよね。
本当ですか? うん そうだよ。
伺うの 遅ぐなってしまって 申し訳ありません。
あっ あの 母が送ってくれたんですけど➡
これ 茨城の かんぴょう おいしいので どうぞ。
そんな気ぃ遣わなくても…。 いえ そんな。
いいのに もう。 はい!
(省吾)いや これ うれしいな。
ヒデ のり巻き 作るか? 賄い。 はい!
(省吾)ありがとう。 はい。
さっ 座って。 ね? はい。
どうぞ。 ありがとうございます。
失礼します。
♬~
あの… え~っと…。
父は まだ見っかんないです。
そう…。
父と母が お世話になりました。
本当に ありがとうございました。
トランジスタラジオの工場だって? 仕事 きつい?
まぁ 私 不器用なんで 最初は ちょっと苦労したけど➡
みんな いい人たちだし➡
寮の仲間も みんな いい子たちで とっても仲がいいんですよ。
毎日 楽しいです。 毎日 修学旅行みてえで。
エヘヘ! そう そりゃ よかった。
はい。 さっきも 電気屋さんがあって…。
タニシ電気。 あっ そうだね。
そごの店先に うぢの工場で つくってるトランジスタラジオが売ってて。
[ 回想 ] いらっしゃい。
え~!
「わっ すげえな!」って 思ってしまって➡
何か 誇らしいっていうか うれしくなってしまいました。
まぁ 私なんか こう 部品差してるだげなんですけどね。
でも その差すやつが ちゃんと やれてなかったら➡
鳴らないんだろ? ラジオ。 はい そうなんです。
責任重大だよな。 はい!
楽しい? 仕事は? 楽しいです。
じいちゃんに言われたんです 東京 行ぐ前に。
「みね子は 働ぐの好きか?」って。
で 私が「好きだよ」つったら 「だったら 大丈夫だ。➡
働ぐのが好きなら 生きていげる」って。
へぇ。 すてきなじいちゃんだね。
はい。
あ…。 えっ?
あの 今 お店って 休み時間ですよね。
うん。
そっか レストランは そういう仕組みになってんのがぁ。
そうかぁ…。
ん? あっ 何がいい?➡
何でも作ってやるよ。 うん 何でも言ってごらん。
いえ あの 違うんです。 あの 初めてもらったお給料で➡
こちらに来て 自分のお給料で 食べんだって決めてで…。
楽しみにしてたんです。
そっか。 特別に みね子ちゃんのために➡
店 開けよう。 えっ!
みね子の毎月の生活費は 1, 000円です。
ちなみに すずふり亭一番のオススメは➡
特製ドビソースを たっぷり使った 500円のビーフシチュー。
実が食べたのは 220円のハヤシライスです。
♬~
あの ライスって…。
ごはんだけですよね? ヘヘヘヘ!
そうだよ。 そうですよね。
値段 気にしないでもさ。
いいから。
そうだね。
水は ただ。 あ…。
(2人)アハハハハ!
(小声で)予算 いくら?
(小声で) 50円くらいしか使えなくて…。
分かった。 じゃ…。➡
いいと思う。
あっ じゃ これにします!
3番さん ビーコロワンです! はいよ! ビーコロワン!
(元治)ビーコロワン! (秀俊)ビーコロワン!
♬~
庶民のお総菜として 広く 人気を博していたコロッケですが➡
すずふり亭のコロッケは ジャガイモを使わず➡
煮込んだ牛肉を ホワイトソースで包み➡
カラッと揚げた ぜいたくなコロッケでした。
♬~
(元治)ヒデ ガロニ! はい!➡
お願いします。
(元治)お願いします。 (省吾)はい。
そして 自慢のドビソースをかけて 完成です。
はい ビーコロ あがった。 (秀俊)はい。
はい ビーコロ あがりました! (高子)は~い。
♬~
はい どうぞ。
いただきます。
わ~!
何だ これ! うんめえな!
(笑い声) そっか。
おいしいよね。
自分で働いて稼いだお金で 食べるもんはさ。 はい!
私 決めました!
お給料のたんびに 一つずつ 注文しに来ます!
そして 最後は この店で一番高い ビーフシチュー いつか頼みます!
おう!
お待ちしております。 (笑い声)
頑張れ みね子!
はい! (笑い声)
私も 一人前の労働者に なれた気がしました。➡
その晩は ビーフシチューの夢を見ました>
このソース おいしいですね! おいしいでしょ?
澄子!
来週の「ひよっこ」は➡
乙女寮に暮らす みね子たちに 大騒動が巻き起こる。
(一同)向島電機のスター!
(時子) 「武具馬具 武具馬具 三武具馬具」。
(三男)女優 諦めろ。 で 俺の嫁さんになれ!
(豊子)人間って そったに簡単なものでね。
♬「椰子の実ひとつ」
一体 どうなる? みね子!
宮﨑香蓮さんが東京をぶら~り。
ここは楽器の街 御茶ノ水。
世界の名器 うん億円はするといわれる➡
ストラディバリウスの音色は どっち?
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