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いずれにせよ 担当の桜井先生の 許可がなくちゃダメなんだ。
その先生は? その先生 どこにいるの?
確か… 7階の院長室で 会議中。 7階の院長室…。
あっ ちょっと!
今 起きてほしい。➡
こころは 藤岡の命を 救う事ができるのでしょうか>
(綿引) 谷田部 実さんと同じ現場で➡
話したことのある人が 見つかってね。
その人がね 実さんを見たんだって。➡
それも つい先月に見かけたんだって。
あれは 確かに そうだって。
(みね子)
お父さん?➡
お父ちゃん?➡
近くにいるんですね?>
♬「Pon pon pon…」
♬「愛の言葉をリル」
♬「シャイなハートがドキドキ」
♬「あの日観てた “サウンド・オブ・ミュージック”」
♬「瞼閉じれば蘇る」
♬「幼い頃の大事な 宝物だけは」
♬「ずっと この胸に 抱きしめて来たのさ… Ah ah」
♬「夜の酒場で Lonely」
♬「あの娘 今頃どうしてる?」
♬「さなぎは今、 蝶になって」
♬「きっと誰かの腕の中」
♬「肩寄せ合い 声合わせて」
♬「希望に燃える 恋の歌」
(時子)みね子 大丈夫?
うん 大丈夫。
♬~
(愛子)よかったわね みね子さん。
はい ありがとうございます。
(愛子) あれじゃない? ご家族には?
あっ そうですよね…。
でも うち 電話ないし…。
(豊子)電報ですかね? 電報?
「チチ ミツカル」とかさ。
あぁ。
(幸子)でも それだど 本当に見つかって➡
すぐ帰ってくるみだいに なっちゃあないがな?
そうですよね 違うもんね。
お手紙を書きなさい ちゃんと。
そうですね!
でも➡
少しでも早ぐ知らせでやりてえ って気持ぢもあるし。
(時子)うちにしよう 電話。 えっ?
うちの親に 伝えでもらおう。 ね?
(雄大)君は…。 (綿引)君?
(雄大)君は いいやつなんだな 警官の割には。
認識を新たにしたよ。 は? 何だ? そのしゃべり方は。
よかったよな みね子ちゃん。
あぁ よかった。 うん。
幸せになってほしいよな。 いい子だもんな。
君も そう思うだろ?
あぁ そのとおりだ。
(客)ごちそうさま。 へい 毎度!
(雄大)ラーメン。
おごってくれないだろうか? は?
はい ありがとうございます! はい。
あ… じゃ 最初 私が…。
(君子)もしもし 時子! どうした? 何があった!?
言ってごらん! 言ってごらん 言ってごらん!
大丈夫だから 何があっても お母ちゃんが なんとがすっから!
すぐ東京行ぐから! ね? どうした? 時子。
いいから ちょっと 1回 黙って お母ちゃん。 分がった?
話 聞いて。 黙って。
はい ごめんなさい。 黙ります。
(時子)ごめんね 突然 電話して。
でも 私は元気でやってるし 何の問題もない。
だから お母ちゃんは 東京に 来なくていいがら。 分がった?
じゃ どうしたのよ? 突然 電話なんか。
えっ? みね子?
(時子)今 みね子に代わっから。
もしもし 君子さん?
突然 すみません。 実はですね…。
えっ? あぁ うん…。
うん…。
えっ!?
うん… うん… あっ そうけ。
私は 元気で頑張ってるって➡
うちのみんなに 伝えておいて下さい。
それから 君子さん。 時子…。
元気ですから。 一緒に頑張ってます。
いい人ばっかだし すてきな友達もでぎましたから。
はい よろしくお願いします。 ありがとうございます。
失礼致します。
♬~
(正二)どうしたんだ!?
ん? (豊作)母ちゃん?
♬~
あのね…。 何だ?
最初に話すの 美代子にしたいがら ちょっと行ってくるわ。
ちょ…。 えぇ?
このまま教えねえで 行ぐ気かよ! 後でね。
♬~
(美代子)お父さん お茶 いれましょうか?
(茂)おう んだな。 はい。
(時計の時報)
(自転車のブレーキの音) ≪わ~!
(ぶつかる音)
(美代子)お父さん…。
(戸をたたく音)
≪美代子~! 君子だよ~!
えっ? 君子? ちょっと待って。
こんばんは。 あぁ いでででで… ブレーキが…。
君子 大丈夫? ありがとう。
もう大丈夫? あ~!
あのね うぢに電話があったのよ さっき みね子から。
えっ!? みね子から? 何? 何かあったの?
あの子 どうしたの? ねえ 君子! いやいや いやいや!
大丈夫だがら 大丈夫。 みね子は大丈夫だがら落ち着いで。
元気だったがら。 あぁ…。
何だ いがった~! もう心臓止まっかと思ったよ。
だよね ごめんね。
うん? えっ? で?
あのね あんたが前に話してた➡
茨城出身の 東京の 綿引さんとかいう警察の人。
うん。 みね子 東京で会ったんだと。
あっ そう。
で その人 実さんのこど いろいろ 捜してくれてんでしょ?
うん…。 その人がね…。
あっ ちょっと待って! (茂)どうした? 美代子。
怖い話?
怖い話 聞くの? 私。 やだ! 聞きたぐないよ!
あ~ 違う違う 違う違う! 聞きたぐないよ! やだ。
違うよ! ごめんね。
あのね 実さんを 見がげたって人がいんだって。
それも 今から1か月前に 東京で。
え…?
そう… 生きてるんだ 実さん。
うん。 もちろん 見がげたってだげだから➡
人違いってこどは あっかもしんないけど➡
でもね その綿引さんが言うには➡
「間違いない」って 「絶対そうだ」って➡
見た人が言ってんだって。
はぁ… そう…。
あぁ… いがった…。
あぁ…。 うん…。
へい お待ち!
で 君は これから どうするんだ? ん?
捜すよ。 見たって場所の辺りをさ 捜す。
そうか。 そうだな。
あぁ 絶対 見つける。
一つ 質問してもいいか? 分からないことがあるんだが。
何だよ?
もし その男の人が➡
みね子ちゃんの 父親なのだとしたら…。
ん?
♬~
どう? 元気? みね子さん。
はい! ありがとうございます。
心配かげてますよね 私。
みんなにも。
何か ごめん。 (時子)何で謝んのよ?
そんです。 謝る必要はありません。
(澄子)うん。 ありがとう。
何か 複雑な気持ちで…。
うまぐ言えないんだけど。
綿引さん 捜してくれでる みたいなんですけど➡
見っかんないみたいなんですよね お父ちゃん。
そう…。
…で 私 一生懸命 捜してくれてる 綿引さんには悪いけど➡
ちょっと どっかで ほっとしてで。
このまま 見つかんない方がいいなって➡
心のどっかで思ってで…。
だって お父ちゃんが その人だったとしたら➡
ちゃんと 元気なわげで…。
何で 連絡してこないんだろうって こどんなっちまって。
やんなってしまったのがな 私たち家族のこど…。
だから いなぐなっちまったのかなって。
考えると そういうことになってしまって。
(時子)絶対 そんな人じゃないよ みね子の父ちゃんは。
うん ありがとう。
うん…。
お母さんは 何て?
はい。 すぐ 手紙くれたんですけど➡
「いがった 見っかるといいね。➡
会えるといいね」って 書いてあったけど➡
でも お母ちゃんも➡
私と 同じ気持ちなんだろうなって➡
読んでて 何となく分かったんですよね。
そう…。
みね子さん。
じゃ あれだね。 今 あなたにできることはないね?
え…? (愛子)そうでしょ?
はぁ…。
でも ちゃんと 毎日を頑張って生きてないと➡
いいことは やって来ない。
神様がいるのかどうか 知らないし➡
いたとしても 本当に みんなのこと➡
平等に見てるのかなって 思うけどね。
でも ちゃんと頑張ってないと➡
神様は気付いてくれない。➡
私は そう思う。 私が神様だったら➡
つらいことあっても 頑張ってる人に➡
幸せをあげたいなって思うしね。
♬~
(優子)愛子さんは そったに思って 頑張ってきたんですか?
そうだよ いろいろあったからね つらいことや悲しいこと。
だから 私は これから 幸せしかやって来ないのよ。
もうね 大変なことになってしまうわよ➡
これからの私は。
東京の母ちゃんみでえなもんだな 愛子さんは。
まっ いっか それで。
(笑い声)
私 頑張ります>
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