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(隼人) 琥太郎 別荘に火をつけた犯人 見てないのか?
(琥太郎) 火をつけた瞬間は見てない。
でも…→
ある人に会った。
(凛) ある人って…。
♪~
(琥太郎) 汐梨さん…。
(凛) え…。
(隼人) 汐梨さん…?
📱(バイブ音)
(凛) 深沢さんです。 📱(バイブ音)
📱(バイブ音)
(凛) もしもし。
📱(深沢) 深沢です。今 3人一緒ですか?
(凛) あ はい…。
(深沢) 伊藤さんの意識が戻ったんです。
(琥太郎) え?
(ノック) (琥太郎) \失礼します/
(戸が開く音)
(凛) 失礼します。 (隼人) 失礼します。
(伊藤) 深沢。 >> はい。
お前は外。 誰も中に入れるな。
わかりました。
(戸が閉まる音)
(琥太郎) 体調は 大丈夫なんですか?
10日以上も意識不明だったのを 大丈夫って言うならな。
県警には あの日の出来事を伝えた。
公務執行妨害および傷害容疑で 大隈汐梨の捜索が始まってる。
(琥太郎) 汐梨さんの犯行で 間違いないんですか?
ああ 間違いない。→
俺は大隈汐梨を追ってたんだ。
俺が殴られた時 お前と電話つながってたよな。
その時に 何か聞こえたりしてないか?→
犯人の声とか。
📱(アラーム音)
(琥太郎) あ…。
電話越しに 何か→
アラーム音みたいな 音が聞こえました。
大隈汐梨が そういった 音の出る物を持っていた記憶は?
(琥太郎) いえ ないです。
ね?
(凛) はい。 (隼人) そうだな。
今の居場所については 何か知らないか?
(隼人) どこにいるかは わからないですけど…。
けど?
(隼人) 俺たちの宿泊先が燃やされました。
その近くに 汐梨さんが いたそうです。
燃やされた?そこで何を…。
(凛) おそらく 汐梨さんが 火をつけたんだと思います。
♪~
(伊藤) その火災にも 大隈汐梨が関わっていたと?
(凛) 教師連続殺害事件は 全部で5件起きます。
5件?まだ3件だけだぞ。
(凛) 4件目は 私達が 未然に防ぐ事ができました。→
鮫島陽平さん 津木川第一高校の教師です。
(隼人) その時 こいつが 現場から 逃走する車を見かけたって。
(琥太郎) そのナンバーが これなんですけど。
(伊藤) 調べておく。
で 5件目は?
(隼人) 5件目は これから…→
6月14日に 樺山中学の教師 丸藤健次郎さんが→
落水事故を装って殺害されます。
丸藤健次郎の周辺にも 捜査員を配置するよう伝えておく。
(琥太郎) あの…伊藤さんは→
汐梨さんの動機については 何か掴んでるんですか?
第1の事件においては→
小谷隆一から暴行を受け→
それに抵抗した末の 犯行だったと考えてる。
(琥太郎) 第2事件の白鳥先生は?
そもそも繋がりが…。
それは まだだ。→
ただ 快楽だけで 何人もの人間を殺す奴だっている。
(琥太郎) 伊藤さんにも 汐梨さんは そういう風に見えてるんですか?
ずっと汐梨さんの事を 追いかけてきて。
ふっ…。
気になるなら そっちで調べてみりゃいい。
10年前から 大隈汐梨について 調べた事をメモしてある。
字が汚いのは勘弁しろ。
(琥太郎) …いいんですか?
そこから動機に繋がる何かが 見つかるといいな。
(琥太郎) ありがとうございます。
(琥太郎) 今日から ここが俺達の宿か。
(凛) 別荘には戻れませんしね。 あと だいぶ予算が…。
(隼人) と言いつつ 凛は?
(凛) 私は あちらのバンガローです。
(隼人) え? (琥太郎) え?
(凛) え?
(隼人) 琥太郎?
(琥太郎) あ いや…→
伊藤さんに あそこまで全部 話しちゃって良かったのかなって。
(隼人) いいんじゃないの。 俺たち殺されかけたんだよ。
(凛) もう汐梨さんを庇う 理由はありません。
(隼人) 納得いってないみたいだな。
(琥太郎) 電話の奥のアラームみたいな音→
あんな音が出るようなものは 汐梨さんは身に着けてなかった。
スマホだって持ってなかったし。
(隼人) まだ信じたいのか?汐梨さんの事。
(鳥の鳴き声)
(隼人) うわっ!え 何?何?何?何?
チューしようとしてた? (琥太郎) 起きるの待ってた。
(隼人) え?起きるの待って チューしようとしてたの?
(琥太郎) これ 見覚えない? (隼人) え?
いや…何の写真?
(琥太郎) 10年前 汐梨さんが住んでた アパート近くの海。
(隼人) ああ…。
あっ。10年前って事は…。
(琥太郎) そう。ちょうど あの事件があった頃。
この灯台。
(隼人) あっ。
(琥太郎) 〔じゃあ あの絵も?〕 (凪音) 〔私の絵です。→
昔 住んでた 家の近くの海なんです〕
(隼人) カルムス? (琥太郎) そう。
(隼人) って事は 凪音ちゃんと汐梨さんは→
ご近所さんだったって事?
(琥太郎) それを 凪音ちゃんに 確認しに行こうと思ってる。
どうせ 今日も行くつもり だったでしょ?カルムス。
(隼人) あ…うん。
(琥太郎) 臨時休業か…。 (凛) ああ…。
(隼人) 俺達のせいかも。
(琥太郎) え?何で?
(隼人) 実は 昨日さ…。
(荒い息遣い) (凛) 〔大丈夫?〕
〔大丈夫なんです!!〕
(隼人の声) 丸藤先生の事 聞いてから 様子がおかしくなって…。
(琥太郎) じゃあ それで 今日も休んでるのかな。
(凛) どうですかね。 長峰さんの対応を見た感じ→
慣れてるようにも見えたけど。 (隼人) うん。
どうするか?
(琥太郎) 汐梨さんが10年前に住んでた アパート 行ってみようか。
ここだ。
(凛) 汐梨さんの部屋って…。 (琥太郎) ああ…202号室に住んでたって。
で 当時は 大家さんが203号室。
これだね。
(チャイム)
(琥太郎) この女性って ご存じですか?
(戸高) ああ…忘れるわけないよ。
ここで事件も起こして 大変だったんだから。
(琥太郎) 当時の大隈汐梨さんについて 何か覚えてる事って?
ああ…仕事もしないで ボーっと過ごしてたわよ。
隣に住んでる女の子と よく一緒にいるの見かけたけど。
(琥太郎) その子の名前とかって わかったりしますか?
えっとね~ 確か…→
凪音ちゃん!だったかな。
そうそう 一条凪音ちゃん。
(凛) 凪音ちゃん…。
(琥太郎) その子の年齢は?
(戸高) あの時は→
小学4年生とかだったと思うけど。
(凛) 10年前で小4って事は→
年齢的にも カルムスの 凪音ちゃんと合いますね。
(琥太郎) 汐梨さんと凪音ちゃんには やっぱり接点があった。
(隼人) でも 前 汐梨さんに カルムスの話した時→
全然知らない リアクションだったけど。
(凛) 知らないフリ したのかもしれませんよ。
(隼人) 何のために? (凛) 例えば 共犯関係にあったとしたら→
その関係は 伏せておいた方がいいです。
(隼人) 凪音ちゃんが汐梨さんの共犯?
あの子が 事件に関わってる訳ないでしょ。
(凛) でも 丸藤先生に対しては→
ネガティブな感情が あったわけだし→
凪音ちゃん自身が 手を下してないとしても→
汐梨さんに言って 動いてもらう事はできます。
(隼人) いや…。
(琥太郎) どちらにしても 凪音ちゃんに関しては→
もっと調べる価値は ありそうだね。
(凛) 隼人さん! コーヒー入りましたよ。
(隼人) えっ!?鮫島先生 逮捕された。 (凛) えっ!
(隼人) いや 校内にカメラ仕掛けて 盗撮したって。
(琥太郎) ごめん 俺 それ知ってた。 (隼人・凛) えっ?
(隼人) 何で知ってんの? (琥太郎) いや あの…→
2026年に戻ったタイミングで 記事を読んで。
警察に捕まったから 結果的に→
犯人に殺されずに済んだのかな って思ってたんだけど…。
(隼人) そういう事か。
(戸が開く音) (長峰) いらっしゃいませ~。
(隼人) こんにちは。
>> あっ どうも。 (戸が閉まる音)
(凛) 凪音ちゃん 今日はお休みですか?
>> あっ ええ…。
(隼人) それって 俺達のせいだったりします?
あっ いえいえ。
今日は 他に用事があって…。
(隼人) そうですか。
>> どうぞ。
(琥太郎) そういえば 昨日も 臨時休業だったんですよね。
ああ… ほとんど2人でやってるから→
手が回らない日があって。
(琥太郎) 昨日は何が?
あの…何を探ってるんですか?
(琥太郎) あ いえ… ちょっと気になっただけで。
先日も ねえ。
凪音に おかしな質問ぶつけて。
何が目的なんですか?
(琥太郎) あの…僕達→
とある事情で この街で起こってる→
教師連続殺害事件を 追ってるんです。
この方 ご存じですか?
>> この人… 最近まで指名手配されてた…。
(琥太郎) ええ。お知り合いではないですか?
>> 知り合いじゃないです。 (琥太郎) 凪音さんは どうですか?
凪音さん 10年前→
この人と同じアパートに住んでて よく一緒にいたそうなんです。
その頃のお話って 凪音さんと された事ないですか?
してないです。
(琥太郎) 一度も?
一度もしてないです。
凪音は 事件には無関係です。
そっとしておいてくれませんか。
(琥太郎) すみません。
♪~
(凛) どうします? (隼人) ああ言われて→
そっとしておくって話には…。 (琥太郎) ならないね。
長峰さん あれ 嘘ついてると思う。
凪音ちゃんは 今でも 汐梨さんと何らかの接点がある。
やっぱり 凪音ちゃんには 会っておきたいな。
(凛) でも どうやって?
(隼人) 俺 心当たりあるよ。
(隼人) 凪音ちゃん!
(隼人) えっ?
あれ?
(隼人) ごめん…逃げられちゃった。
(凪音) ハァ ハァ…。
ハァ ハァ…。
(隼人) ねえ。ちゃんと火消した?
(凛) 消しましたよ。
(琥太郎) えっ?
(琥太郎) 汐梨さん?
(汐梨) あっ…ごめん 勝手に。
(凛) どうして…。
偏った食生活 送ってるんでしょ。
(汐梨) 温かいうちに どうぞ。
(琥太郎) いただきます。
(琥太郎) おいしいです。
あの時も…→
琥太郎君が 最初に食べてくれたよね。
(琥太郎) そう…でしたね。
♪~
(琥太郎) おいしいよ。
♪~
(隼人) いただきます。 (凛) いただきます。
♪~
(隼人) ごちそうさまでした。
(凛) おいしかったです。とても。
(隼人) うまかったです。カルムス並みに。
(汐梨) ありがとう。
(琥太郎) ごちそうさまでした。
(琥太郎) あの…→
このあと 少し お話 聞かせてもらってもいいですか?
いいよ。
そのつもりで来たから。
でも…→
琥太郎君と2人だけでいい?
(琥太郎) じゃあ カメラ回しますね。
撮影したデータをどうするかは 後で私が決めていい?
(琥太郎) それは…はい。
(琥太郎) 回します。 (ピッ!)
(琥太郎) えっと…。
まず 今日 ここに来るまでは どこにいましたか。
それは…→
言えません…っていうのはアリ?
(琥太郎) アリです。
じゃあ それで。
(琥太郎) わかりました。
じゃあ…。
小谷隆一さんと白鳥弓子さんを 殺害したのは あなたですか?
はい 私がやりました。
(琥太郎) どちらの遺体にも→
大量のチョークの粉が かかっていました。
どうしてそんなことを したんですか?
小谷先生に襲われて抵抗した時 無我夢中で→
黒板消しクリーナーで叩いたから。 その時に…。
(琥太郎) では 白鳥先生の時は?
なぜチョークの粉を?
学校から現場までは かなり距離がありました。
チョークの粉をわざわざ 用意していったんですか?
同一犯に見せかける事は→
汐梨さん あなたにとっても 不利になるはずです。
なぜ そんな事をしたんですか?
(汐梨) その時は…→
気が動転していて 覚えていません。
(琥太郎) 質問を変えます。
(琥太郎) この人を知ってますか?
知りません。
(琥太郎) じゃあ この人。
彼らは 教師連続殺害事件において→
殺されるはずの2人なんです。
いや…そんな未来の話をされても わからない。
(琥太郎) この 鮫島陽平先生は→
先日 犯人に背中を押されて→
津木川第一高校の屋上から 落下しました。
あなたが犯人なら→
知らないはずがないんです。
何が言いたいの?
(琥太郎) あなたは 誰も殺してない。
>> 私が殺した。 (琥太郎) あなたは嘘をついてる。
嘘じゃない。
(琥太郎) ずっと 庇ってるんですよね?
凪音ちゃんの事を。
そんな人は知りません。
(琥太郎) 10年ほど前→
あなたと凪音ちゃんは 貝原市にあるアパートで→
お隣さんでした。
大家さんから→
あなたと凪音ちゃんが よく一緒にいたと→
そういった話も聞いてます。
汐梨さん。
(琥太郎) 汐梨さんの言葉で教えてください。
汐梨さんと凪音ちゃんの関係を。
ハァ…。
わかった。
10年前→
勤めていた会社を退職した私は…。
(汐梨の声) 新しい生活を始めたくて あのアパートに引っ越した。
(汐梨) 〔上手だね〕
〔ここに住んでるの?〕
(汐梨の声) そんな時に会ったのが 凪音ちゃんだった。
回想 (物音)
(凪音の母) \そんな目で見んなよ!/
(物音) (凪音の母) \どっか行け!→
あんたなんか 生むんじゃなかった!/
(ドアの開閉音)
あれ?もう10時だよ。 お母さんは?
今日は 帰ってこない。
そっか。
(汐梨) どうぞ。じゃあ→
いただきます。
おいしい!
ほんと?おかわりもあるから いっぱい食べて。
ありがとう。
(汐梨の声) 今 思うと 栄養士になろうと思ったのは→
あの時の凪音ちゃんの 喜ぶ顔を見たからだと思う。
(汐梨) で マーマレードを入れちゃう。
(凪音) へぇ もったいない。 けど いい匂い。
(汐梨) でしょ?
教えてくれて ありがとう 汐梨さん。
すごい!上手!
(凪音) はい。
え?
これも? >> うん 学校で作ったから。
え~!
(汐梨の声) 凪音ちゃんといると→
荒んでいた気持ちが 癒やされていくのを感じた。
現在
でも…。
回想 え~ 今日は 豚の角煮。
え~ おいしそう。 (汐梨) フフッ。
(村越) 汐梨ちゃん 来ちゃった。
村越課長…。 (村越) いや もう課長じゃないんだ。
会社辞めたし 妻とも別れた。
(汐梨の声) その男は前の会社の上司で→
私が会社を辞める きっかけを作った人だった。
待って。待って 汐梨ちゃん。
(ドアの開閉音)
(汐梨) いらっしゃい。
(凪音) また来てるよ あのおじさん。
早く入って。
(施錠音)
はぁ…。 (凪音) 大丈夫?
あ…うん 大丈夫。
(汐梨の声) そして あの日…。
(村越) お帰り~。
おいしいフィナンシェ 買ってきたから 一緒にどう?
もう来ないでください。 (村越) どうして?→
前みたいにフランクに話そうよ。
もう会社は辞めたんです。 村越さんとは無関係なんです。
なんでやね~ん 素っ気ないやんか~。
ほら いいツッコミ出た。
(汐梨) 警察呼びますよ!→
やめてください!
僕達 ベストパートナーじゃないか! ねっ?
繋がる運命なんだよ! >> 誰か!助けて!
大人しくせんか~い!
♪~
(ドアの開閉音)
(刺す音) (村越) うっ!
(汐梨) 凪音ちゃん?
現在
♪~
回想 何で…。
汐梨さんの事は→
私が守るから。
♪~
凪音ちゃん 部屋に戻って→
すぐ お風呂入って 服も着替えて。→
ね?はい。
(汐梨) 大丈夫だから。
(ドアが閉まる音)
(汐梨の声) 絶対に彼女の罪には してはいけない。→
そんな一心で→
彼女がいた痕跡を消した。 (パトカーのサイレン)
(パトカーのサイレン)
はぁ はぁ…→
君がやったのか?
はい 私がやりました。
現在
(汐梨) 警察に相談していた事もあって→
私には正当防衛が認められた。
久しぶりにアパートに帰ると→
凪音ちゃんは児童相談所に 引き取られた後だった。
(汐梨) 再会したのは去年…。
回想 (汐梨の声) 栄養士の仕事が決まって→
津木川町で暮らすようになって 数か月 経った頃…。
降ってきちゃいましたね。
ですね。
汐梨さん?
凪音から 汐梨さんの話は よく聞いてたんです。
(汐梨の声) 凪音ちゃんは 長峰さんという里親の元→
幸せそうな生活を送ってた。
凪音ちゃんの事を 立派に育ててくださって→
ありがとうございます。→
あ…私が言うのもなんですけど。
(凪音) \お盆 お願いしてもいい?/
(長峰) あ…ハハハ はい。もう~。
(凪音) あ ありがとう。こっちだよね? (長峰) そっちだよ。
(凪音) お待たせしました! カルムス特製カレーです。
(汐梨) へえ~。
いただきます。
ん~!すっごくおいしい!→
ん?もしかして これ…。
汐梨さんインスパイア系です。
仕上げに マーマレードが入ってます。
あの頃→
嫌な事も たくさんあったけど…→
汐梨さんが 一緒にいてくれてる間だけは→
ずっと あったかくて…。
私も生きてていいんだなって 思えたんだ。
ありがとう。
うん ありがとう。
(汐梨) フフ…。
(汐梨の声) それから長峰さんも含めて→
3人での交流が始まった。
(長峰) 汐梨さんに会うようになって→
凪音の 症状の出る頻度が だいぶ減ったの。
え…症状って?
(長峰) 解離症と 境界性パーソナリティ障害。→
幼少期のつらい経験のせいか→
時々 記憶が飛んで 街を徘徊したり→
突然 錯乱状態になって 呼吸困難になったり→
別人みたいになって 暴れる事もあって…。
(汐梨の声) その話を聞いて思い出したのは…。
(汐梨の声) あの日の凪音ちゃんの姿だった。→
そして あの事件が起こった。
\お疲れ様です/ お疲れ様です。
(小谷) あれ?
大隈さんだよね。
小谷先生ですか? (小谷) アハハ…→
久しぶり。 >> 久しぶりです。
あっ 今日はどうしたの? (汐梨) あっ 栄養士やってて→
その打ち合わせで来ました。 >> そうなんだ。→
あっ ちょうどさ 見せたいものがあってさ→
ちょっと来てよ。
こんなとこで会えるなんて 思ってなかったよ。
元気? (汐梨) あ はい 元気です。
すっかり大人になったな。 >> いや もう だいぶ経つので。
キレイな髪してるね。
耳は? (汐梨) え?
耳は どういう感じ…。 >> えっ 嫌…→
えっ えっ…。 (小谷) ちょっと見せて。
やめてください 嫌っ→
嫌っ やめてください。 >> ダメだよ それじゃあ よく見えないよ。
(汐梨) 嫌 嫌…→
嫌!あっ…→
やめてください…あっ!
(小谷) あぁ!いった もう…。
(汐梨の声) 小谷先生に 襲われそうになった私は…。
現在 取り乱したまま学校から逃げた。→
でも その後…→
小谷先生は 遺体となって発見された。
あの時→
現場の近くに凪音ちゃんも いたって話を聞いて→
また10年前のように→
私を守ろうとして 殺したんじゃないかって。
その時は まだ憶測にしか 過ぎなかったけど→
凪音ちゃんの犯行だとしたら…→
私が罪をかぶると決めた。
そして第2の事件の日。
(スマートウォッチのバイブ音) (汐梨の声) 別荘にいた→
私のスマートウォッチに 通知が来た。
(琥太郎) 通知?
凪音ちゃんがつけてる スマートウォッチには→
心拍数を測る機能がついていて…。
回想
(汐梨の声) 一定数を超えると 私にも通知が来て→
位置情報がわかる 設定にしてもらってた。
(凛) どうしました?
(汐梨) 夜ご飯 食べました?
私 作ってもいいですか?
(汐梨の声) 凛ちゃんが眠った後。 (スマートウォッチのバイブ音)
(汐梨の声) 通知のあった場所に向かった。→
そこには→
チョークまみれの遺体があった。→
凪音ちゃんの犯行だと 確信した私は→
ナイフを回収して→
その場を離れる事しか できなかった。
現在
(琥太郎) 凪音ちゃんを止める事は できなかったんですか。
凪音ちゃんは 自分がやった事を認識してない。
村越課長の事も覚えてなかった。→
かと言って 警察に 捕まる訳にもいかなかった。→
私が捕まった後も殺人が続けば→
私が犯人じゃないって わかってしまうから。
(琥太郎) 伊藤さんへの暴行は?
あれは…。
回想
(物音)
(伊藤) さっき ホテルの前で見かけて 声をかけたら逃げられた。→
まだ この辺りに…。
(殴られる音) (伊藤) うっ!
(アラーム音) (汐梨の声) 伊藤さんに→
襲われてると思った 凪音ちゃんが→
私を守ろうとしてやった事。 (アラーム音)
はぁはぁ…。 (アラーム音)
凪音ちゃん! (アラーム音)
(アラーム音)
はぁはぁ…。 (アラーム音)
(凪音) はぁはぁ…。 (アラーム音)
現在
(琥太郎) どうして→
そこまでして凪音ちゃんを 庇おうとするんですか。
代わりに死刑になるのかも しれないんですよ!?
私は…→
この世界が好きじゃない。
誤解を恐れずに言うと→
私ね 死ぬほどモテるんだ。
でも それって 全然いい事じゃない。
私が生きてるだけで いろんな人が不幸になった。
どう生きていても→
この宿命からは逃げられないって。
(伊藤) \どこにいるんだ!?どけ/
(隼人) \時間が…もう少し時間が/ (伊藤) \…通せ!→
離れろ おまえ!/
(隼人) 時間をもらえ… 少しだけ もらえればいいんで!
ほんと すいません。 お願いします! (伊藤) 何言ってんだ!?→
早く通せ おまえ! (隼人) お願いします!
(伊藤) いるんだろ!?わかってんだよ!
(琥太郎) 何やってるんですか…。
言ったでしょ データをどうするか 私が決めるって。
(琥太郎) 汐梨さん まさか…。
琥太郎君→
こんな世界でも 少しだけ 生きたいなって思えたのは→
琥太郎君のお陰。
あなただけは 本当の私を 見ようとしてくれたから。
信じてくれて ありがとう。
♪~
(伊藤) いい加減にしろ!
♪~
大隈汐梨…。
♪~
刑事さん 私を捕まえてください。
♪~
すべて私がやりました。
おい。 >> はい。
♪~
(深沢) 大隈汐梨さん 署までご同行お願いします。
(琥太郎) 待ってください!
♪~
(伊藤) 行こう。
♪~
(琥太郎) 汐梨さん!待って!
待って! >> ご本人にお話聞きますから。
(琥太郎) あの人じゃないんです!
待って!違うって!
汐梨さん!
♪~
(琥太郎) 汐梨さん!
汐梨さん!
♪~
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