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(凛) 前に過去を離れたのが 2019年4月19日なんで→
こっちでも2週間が経ってます。
(隼人) てなると 下山の逮捕で→
汐梨さんの指名手配が 解除された後だな。
(琥太郎) 僕たち 大隈汐梨さんの 行方を捜してるんですけど。
(伊藤) 1件目と2件目の 事件については→
俺は確実に 大隈汐梨の仕業だと思ってる。
(隼人) 事件が起きるのが 5月19日…。
(琥太郎) だから それまでに 真犯人を見つけ出せれば。
(伊藤) 大隈汐梨さん…ですよね?
(琥太郎) 伊藤さん 今どこ…。 📱(伊藤) 今→
大隈汐梨を追っている。 この辺りに…。
(殴られる音) (伊藤) うっ!
(凛) 私たちが 汐梨さんを匿って 野放しにして。
(琥太郎) まだ汐梨さんって決まっては…。 (隼人) 琥太郎。
(凛) もういいです。
(ドアを開ける音) (隼人) 凛!
(夏希) 私 月島さんと 同じクラスの者なんですけど…。
あんまり 近づかない方がいいですよ。 (隼人) え?
(夏希) あの子 人を殺す方法 考えるのが趣味なんです。
(琥太郎) 今朝は…ごめん。
(凛) 私も 急に出て行っちゃったのは すいませんでした。
(凛) 今日は もう寝ますね。 ちょっと疲れちゃったんで。
(琥太郎) ゆっくり休んで。
(隼人) おやすみ。
(琥太郎) どうした?
(隼人) あ ううん。なんでもない。
(隼人) やっぱり…なんでもなくは ない。
(隼人) 誰にも言うなよ?
(琥太郎) 誰にもって そもそも→
俺と隼人と凛ちゃんしか…。 (隼人) 凛にも。
てか…凛に。 (琥太郎) え?
(隼人) 実は…凛のクラスメイトの子に 話しかけられて。
その子が言ってたんだけどさ…。
人を殺す方法を ノートに書き連ねてるって。
(琥太郎) え?凛ちゃんが…?
(隼人) うん…それ以来 怖くて 近寄らないようにしてるって。
(琥太郎) ええ~…?
(隼人) それだけじゃないんだよ。
(琥太郎) これは 凛ちゃんだね…。
(隼人) そうなんだよ しかも…。
(隼人) 鮫島先生が落ちたとされてる 場所にいる…。
(琥太郎) え それは つまり 高校時代の凛ちゃんが→
この事件の 犯人かもしれないってこと?
(隼人・琥太郎) いやいや…。
(琥太郎) それは ないでしょ。 (隼人) ないか…。
うん。 (隼人・琥太郎) フッ…。
(琥太郎) あ でも→
そういえば ちょっとだけ 気になってることはあって…。
(隼人) 気になってること。
(琥太郎) 凛ちゃん 鮫島先生の話になると→
ちょっと様子変わるっていうか…。
(モニタ)例えば 誰かに 恨まれるようなことが…。
〔凛ちゃん?〕 (凛) 〔え あ はい〕
(琥太郎) 〔どうかした?〕 (凛) 〔いや 懐かしいなって 思っただけです〕
(琥太郎) 〔そう…〕
(琥太郎の声) 何かを隠してる感じ するんだよね…。
ま 確証はないんだけど。
(隼人) 言われてみればだけどさ…。
凛 俺が高校時代の凛に会うの→
極端に嫌がってたなって思って。
(凛) 〔くれぐれも高校生の私とは 会わないでくださいね〕
(隼人) 〔なんで?〕
(凛) 〔何か 変なこと吹き込まれたら 嫌だなって思っただけです〕
(琥太郎) ああ…それは俺も思った。 (隼人) だよね?
もちろん 過去に干渉したくない されたくないってのは→
分かるんだけど…何か→
俺達に知られたくないことでも あるのかな。
(琥太郎) 知られたくないこと…。
(雷鳴)
(隼人) たとえばさ… こういう可能性ってある?
高校時代の凛が 一連の連続殺害事件の犯人で→
今の凛は 過去の罪を→
俺達にバレたくなくて 動いてるっていう…。
(琥太郎) いやぁ それは…。
(隼人) 前にさ 凛がタイムスリップの法則 探るために→
津木見湖まで行くって言って→
どこにも行ってなかったことが あったんだよ。
(凛) 〔行ってないですよ。→
途中で馬鹿らしくなって 帰ってきちゃったんで〕
(琥太郎) そういえば 前に言ってた 戦国大名展→
あれも多分 行ってないだろうしな。
(隼人) なんで 俺達にまで 嘘つく必要があるのか。
(琥太郎) なんで…。
その隙に 高校時代の犯行を 隠蔽したかったから?
(雷鳴)
♪~
(凛) 私 ちょっと 食料の買い出し行ってきます。
(隼人) おう。行ってらっしゃい。 (琥太郎) 気をつけてね。
(凛) はい。
(ドアの開閉音)
♪~
(琥太郎) どこ行くんだろ…。
♪~
(琥太郎) あれって…。
〔2019年5月19日 津木川第一高校の屋上から→
教諭である鮫島陽平さんが転落〕
(隼人) 〔さらに同日 同校の屋上から→
17歳の女子生徒も転落し 死亡しているのが見つかった〕
(琥太郎) 笠井…まりもちゃん?
(隼人) はい。 (凛) えっ いいんですか?
(隼人) うん 余ってたから。
(凛) これ 買おうと思ってたけど タイミング逃しちゃって→
だから めっちゃ嬉しいです!
(隼人) それは良かった。
(凛) でも 本当に好きなんですね 謙信のこと。
(隼人) まあね。いいよね 生き方っていうか→
仁義を大切にする姿勢 かっこいいよね。
(凛) そうなんですよ!
やっぱり謙信の推せる所って 自分の利益よりも→
人としての「義」を重んじる 精神性だと思うんです!
ほら「敵に塩を送る」ってことわざ あるじゃないですか。
あれって塩不足に悩む 敵将の武田信玄に→
謙信が塩を送ってあげたって 話から来てるって知ってました?
(隼人) そうなんだ。
(凛) すごくないですか? 敵なのに助けてあげるって。
やっぱり そういう人としての 強さが謙信の魅力だと思うんです。
(隼人) なるほど。 (凛) あっ あと 私 謙信の すっごい好きな言葉があって。
「運は天にあり 鎧は胸にあり→
手柄は足にあり」 ってやつなんですけど→
運命は天が決めるけど 準備すれば→
自分の身は守ることが出来るし→
手柄は自分の働きに かかってるんだっていう。
なんか 謙信ほどの人でも→
地道な努力と準備を 重ねてるんだって思うし→
逆説的に そういう積み重ねが→
謙信を謙信たらしめてるんだ って思うと→
余計にかっこいいなって…!
あっ すいません つい。
(隼人) うん 分かるよ。
かっこいいよね 謙信。
(凛) はい。
私は そうはなれないから 余計に。
(隼人) ん? (凛) あっ いや 何でもないです。
(隼人) そういえばさ 鮫島先生って 月島さんの担任だよね?
(凛) はい そうですけど…。
(隼人) どんな人かな。 (凛) え?
(隼人) あ いや あの こないだ 飲み屋で偶然 知り合ってさ。
そしたら 月島さんの 担任だって分かってビックリして。
それで聞いてみただけ。
(凛) そうだったんですね。
(凛) いい先生ですよ。
優しいし 明るいし 授業わかりやすいし。
何の不満もないです。
(隼人) そっか。
📱(バイブ音)
📱(バイブ音) (隼人) あぁ…ごめん 俺ちょっと行くわ。
📱(バイブ音) (凛) はい。
📱(バイブ音)
(琥太郎) 鮫島先生と同じ日に転落して 亡くなった子いたでしょ。
覚えてる? (隼人) あぁ…笠井まりもちゃん。
📱そう。その (琥太郎) まりもちゃんと会ってた。
(隼人) え?
(琥太郎) 何を話してるかまでは 分からなかったんだけど でも→
凛ちゃんが何か まりもちゃんを 説得してるように見えた。
(隼人) 説得…。
高校時代の凛は 知り合い じゃないって言ってたよな。
(琥太郎) いや それも嘘なんだと思う。 📱は?
あの時の凛ちゃん→
本当のこと言ってるような感じ しなかったから。 📱だとしたら…。
(隼人) 知られたくない関係 ってことだよな。
📱まあ そうなるね。
(隼人) あ…。
📱ごめん 切るわ。 (琥太郎) え?
(電話の切れた音)
(女子) え~ 月島さんじゃ~ん。 (女子) 何やってんの?こんなとこで。
(凛) 別に…。
\1人?/ \え~?/
ってか 何これ? \え?/
だっさ。高校生にもなって。
\侍?/
ねえ 何で こんな変なもの集めてんの?
\ちょっと~/ \それ何なの?/
\笑っちゃうんだけど/
やるね。 >> やってんね。
行こう。 >> 行こう 行こう。
\あっ ごめん。じゃあね/
♪~
\汚い!/ \やめて/
\通報されるよ/
\汚~い!/
♪~
(凛) こんな所で何してるんですか!?
(隼人) 凛…。
(凛) 琥太郎さんまで…。
(凛) 心外です。
(琥太郎) すいません。 (隼人) すいません。
(凛) 聞きたいことがあるなら 直接 聞けばいいじゃないですか。
(琥太郎) いや まあ それは はい…。
(凛) まあ 私も 黙って動いたのは アレですけど。
(凛) イジメられてたんです 私。
回想
♪~
(凛) あの…そこ 私の席。
あ ごめんなさい 全然気づかなくて。行こう。
マジごめん。
♪~
\見て 見て 見て…/
♪~
\楽しませてあげたかったのに/
(凛の声) きっかけは些細なことで→
授業中 スマホをいじってた子達を 私が注意したら→
生意気だって目をつけられて→
それからイジメが始まって…。
\マジで入れすぎ/
\たわし?/ \誰?誰?たわし/
♪~
ゴミくらいゴミ箱に捨てろよな。
♪~
あっ これも掃除しといてね。 (凛) ゴホッ ゴホッ…。
(凛の声) でも 誰も 助けてはくれなかった。→
クラスのみんなも…。
>> 夏希のこと怒らせちゃったやん!
(鮫島) 大丈夫か?
(凛) はい。
(凛) あの…。 >> 転んだんだよな?
(鮫島) 気をつけるんだぞ。
(凛の声) 鮫島先生も…。
現在 (凛) そんな時→
手を差し伸べてくれたのが→
隣のクラスの まりもでした。
回想
(まりも) これ 使って。
(凛) え?あ…ありがと。
その服 うちで洗濯しよっか。
(凛) え?それは いいよ 自分ちで やるから。
うち クリーニング屋 なんだよね。
ついでに つやっつやに仕上げたげる。
(凛) つやっつや。
♪~
>> この上杉謙信 カッコ良くない? (凛) そうなの。
(凛の声) まりもは 優しくて。
>> たまご焼き あげる。 (凛) え?いいの?
うん。だから私は唐揚げ。
(凛) いやいや それは 割に合わないでしょ。
え だって唐揚げのほうが おいしいもん。
(凛の声) 面白くて。
私 最近 お菓子作るのハマってて。
>> え?そうなの? (凛) うん。
>> 何 作ってんの? (凛) 昨日はチョコチップクッキー。
>> え?何それ おいしそう。
(凛) 食べる? >> うん 食べたい。
(夏希) ねね 見て。 (女子) え?
あれ 月島さんだ~。 >> やっほ~。
てか 友達いたんだ。 (夏希たちの笑い声)
まだ こんなの付けてんの? 見て。
(女子) おそろいじゃない?
気にしなくていいよ。 >> 何あいつ。
(凛の声) 人一倍 正義感が強い子で。
>> 鮫島先生は知ってるの?
(凛) う~ん。 多分 気付いてはいる。
>> なのに何もしてくれないの?
(凛) 多分 自分のクラスで 問題 作りたくないんだと思う。
>> ええ ありえない。
私 先生に言ってこようか。
(凛) ううん 大丈夫。 >> いや…でも。
(凛) 私ね 教科書の端っこに 人を殺す方法 書いてるんだ。
それも結構 残酷なやつ。
え…?
(凛) いざとなったら いつでも 殺れるんだって思ったら→
全然平気 うん。
だから 本当に大丈夫。
うん。
(凛の声) 結局その後 まりもは 私のために鮫島先生に→
イジメを どうにかするよう 言いに行ってくれて。
(鮫島) 先生 今 急いでるから。 また今度にしてもらっていい?
(まりも) 先生! (鮫島) ごめんな。
(夏希たちの笑い声)
(凛) え…。
(凛) 大丈夫!?
平気 平気。すぐ乾くし。
(凛の声) 結局 まりもは その数か月後 自ら命を絶ちました。
現在 (凛) 私は 彼女を助けられなかった。
助けてもらったのに 助けられなかった。
(凛) だから 初めてタイムスリップした時→
偶然 まりもを見かけて 私 びっくりして。→
まりもだ まりもがいるって。
その時 思ったんです。 彼女がイジメにあう前に→
「私を庇わないで」って 伝えられたら→
彼女は 死なずに済むんじゃないかって。
でも 伝える前に 元の時代に戻ってきちゃって。
(琥太郎) そうか。
(凛) でも もしかしたら 何かのきっかけで→
未来が変わってる なんてこともあるかもしれない。
そう思って まりもの名前を 調べてみたんです。→
そしたら 今度は 鮫島先生が亡くなった その日に→
転落死してるってことが分かって。
(琥太郎) 亡くなる未来を 変えるどころか。
(隼人) 逆に早まっていたと。
(凛) なんで こんなことになっちゃったのか→
私 ずっと分からなくて。
だけど さっき まりもに接触して→
ようやく分かったような 気がします。
〔今週末 鮫島先生に イジメのこと話すつもりです〕
(凛) おそらく まりもは 鮫島先生に イジメの事を報告しようとして→
事件に 巻き込まれたんじゃないかって。
(隼人) でも 不注意による転落って…。
(凛) いえ まりもは そんなミスしないと思います。
(琥太郎) じゃあ なんで…。
(凛) もしかしたら 犯人を見て しまったんじゃないでしょうか。→
屋上でイジメの事を 相談しにいった まりもは→
犯人が鮫島先生を 突き落とす所を見てしまって→
その口封じのために 突き落とされたんじゃないかって。
(凛) あくまで推測ですけど…。
(琥太郎) なるほど。
(凛) だから私は 事件の真犯人を 捕まえることも そうですけど→
まりもの命も救いたいんです。
助けてもらった恩返しを 私は まだ出来てないから。
(琥太郎) よし…。
2人とも救おう。
鮫島先生も まりもちゃんも。
(隼人) ああ。そんで今度こそ 犯人 捕まえようぜ。
(凛) ありがとうございます!
(隼人) そしたら 早速 当日に向けて作戦 練ろう。
(凛) はい。
♪~
(琥太郎) まず…事件発生が→
2019年の5月19日の夕方。
(琥太郎の声) 部活終わりの生徒が 下校した18時すぎ…。
(ドン!) (琥太郎) 学校にいた教師が→
大きな鈍い音を短時間で 2回聞いた気がすると証言。
(ドン!) (隼人の声) でも ちょうど 校舎の→
修繕工事中だったから 工事音だと思った教師は→
特に気に留めなかった。
(凛の声) その数時間後 巡回していた警備員が→
倒れてる2人の遺体を発見した。
(隼人) つまり 18時前に屋上に先回りして→
鮫島先生を保護して 犯人を待ち伏せる。
(琥太郎) うん いいと思う。
(凛) あとは まりもですね。
(琥太郎) 事件に 巻き込まないことを考えるなら→
事件発生時刻よりも前に→
下校させるように 仕向けるのがいいと思うんだよね。
(凛) 犯人は まりもに 殺意があった訳じゃないから→
まりもが学校にさえいなければ 遭遇することもない。
(琥太郎) うん。 (隼人) おっし。
じゃあ 次は 俺たちの配置をどうするかだな。
(琥太郎) まず…。 (隼人) うん。
(チャイム)
(及川) ほい~! (鮫島) あ お疲れ様です。
(及川) まだ やってんの? (鮫島) そうなんっすよ~。
真面目だね~。 適当に抜かないと もたないよ。 >> いやいや…。
そうはいかないっすよ~。 (及川) おう!どう?今日。
(鮫島) えっ 今日っすか? >> おう。
(鮫島) 今日は すいません。 まだやることあって。 >> はぁ…でたよ もうノリ悪いな~。
はぁ…。
📱(バイブ音)
(まりもの母) あ もしもし まりも?
📱(まりも) もしもし。 お母さん どうしたの?
(まりもの母) ごめん ごめん。いやね→
今 お客さんから 結構な量 預かっちゃってさぁ。
うん。いや 急ぎでお願いしますって→
言われちゃって ちょっと手伝ってくんない?
♪~
(琥太郎) まりもちゃん 今 無事に下校した。
(隼人) おお よかった。俺もそっち向かう。
(琥太郎) 俺と凛ちゃん 先に校舎入ってるね。
📱おっけ。
♪~
(琥太郎) 今!今…!
♪~
(隼人) ん?
♪~
(隼人) いやぁ ちょっと待って…。
あっ。
(まりも) 大丈夫?
(凛) ありがと。
やっぱり一緒に言いに行こ 鮫島先生に。→
こんなの許されないよ。
(隼人) マジか…やっべぇ。
(凛) いた! (琥太郎) あの人か。
📱(バイブ音)
(琥太郎) もしもし? 📱まずい!→
(隼人) まりもちゃんが学校に戻った! (琥太郎) えっ!?
📱とりあえず (隼人) 追いかけながら そっち向かう! (琥太郎) うん。
♪~
(琥太郎) あれ?鮫島先生は? (凛) 見失っちゃって。
♪~
(琥太郎) とりあえず 屋上向かってみよう。 (凛) はい!
♪~
(琥太郎) いない…。
(凛) 犯行予定時刻まで あと10分切ってます。
(琥太郎) 一体 どこ行ったんだ。
♪~
得点板 得点…あった。
♪~
鮫島先生!ハハハ…!→
びっくりした~? >> やめてくださいよ。
(及川) 何やってんの?こんなとこで。
ああ ちょっと 得点板出そうと思って。
あ~ そんなことより 職員室に電話入ってます。 >> え?
(及川) 鮫島先生に。早く 早く! 急いで 急いで! >> あ すいません…。
♪~
(隼人) マジか…。
ちょっと…。
📱もしもし? (隼人) ごめん。
📱まりもちゃん 校舎ん中 入っていっちゃった。
(琥太郎) え? 📱俺も あとから追いかける。
(電話の切れた音)
(凛) まりも…。
(琥太郎) 大丈夫。まりもちゃんも 鮫島先生も 2人とも助かる。
俺たちなら助けられる。
捜そう。
(凛) はい。
♪~
(隼人) あと5分。
(凛) ごめん!
やっぱり 先生に言うのやめない?
(まりも) なんで?ずっと このままでもいいの?
(凛) でも アイツらにバレたら 何されるか分かんないし。
私は このままで大丈夫だから。
まりもにも迷惑かけたくないし。
私が嫌なの。→
見て見ぬふりするような学校で 過ごしたくないの。
だからごめん。
(凛) ねえ まりも行っちゃったよ。 いいの?
え…誰ですか?
先生は助けてくれない。
もし まりもに 迷惑かけたくないんだったら→
自分自身で 変えるしかないんじゃない?
じゃないと 多分→
いや 絶対 一生後悔する。
でも…。
「運は天にあり 鎧は胸にあり→
手柄は足にあり」。
結局 未来を切り開けるのは 自分しかいないんだよ。
♪~
(琥太郎) あ ごめんなさい…。 >> 大丈夫ですか?
(琥太郎) ごめんなさい…。
(琥太郎) はい。
(凛) まりも!
もう決めたから。
(凛) …私が言う。
(まりも) 先生に?だったら一緒に。
(凛) じゃなくて! アイツらに…直接言う。
平気なの?
(凛) 大丈夫だから。
(足音)
(琥太郎) おお。
(隼人) まりもちゃん…良かった…。
(琥太郎) あとは任せた。
📱(バイブ音)
(隼人) どうした?
(琥太郎) ふぅ…。
(ノック) (琥太郎) 失礼します。
あ すいません。鮫島先生って いらっしゃいますか?
(及川) あの~ どちら様でしょうか?
(琥太郎) あ えっと あの…→
卒業生の加藤です。
あ ごめんなさいね。加藤くん!
ああ~ 確かに見た顔だと思った。 (琥太郎) ありがとうございます。
>> 久しぶり~。 (琥太郎) どうも。
あ 鮫島先生ね ちょっと前に→
屋上のアンテナが落ちそうって 連絡が入って→
で 今さっき 屋上に向かったとこ。
(琥太郎) ありがとうございました!
(及川) ちょっと…走っちゃダメよ~!
(琥太郎) はい!
♪~
あ あれか…。
♪~
(琥太郎) は?なんで!?
開かない…。
(琥太郎) やっば!
♪~
(琥太郎) なんで…!
♪~
(琥太郎) あ…。
ハァ ハァ…。
(隼人) ハァ…。
ハァ…何とか…間に合ったな。
(凛) はい。
(隼人) どうした? 📱隼人さん! (凛) 今すぐ体育館に来てください!
(隼人) えっ なんで? 📱いいから早く!
(凛) 隼人さん!
これ一緒に運んでください! (隼人) は?どういうこと?
(凛) もう屋上まで行ってる時間 ないんで 落下場所に これを。
(隼人) ああ…わかった。せ~の!
♪~
(隼人) 凛 急げ!最後。
いくよ せ~の!
(鮫島) うぅっ!!うっ…。
(凛) はぁ…。
(隼人) 何とか…間に合ったな。 (凛) はい。
(琥太郎) ああ…。
良かった…ハァ…。
ハァ…ハァ…。
もう…ああ…。
>> それ何~? >> マジで おもろい。
でも やってほしいかな。
(夏希達の話し声)
♪~
(凛) あの!
>> え 何?怖いんだけど。
(凛) もう 私にかまわないでください。
>> は?かまう?
てか 私たち友達でしょ?
ね~ 月島さん。
(凛) 本気で話してる。
♪~
は?何これ。
(凛) 塩あめです。
敵に塩を送る…→
謙信なら きっと そうしてたと思うから。
だから あげる。 >> いや 意味わかんないんだけど…。
(凛) その代わり!
金輪際 私に関わらないでください。
失礼します。
♪~
(琥太郎) え?
え?ちょっと!
おい!
(車の走行音)
♪~
(琥太郎) あ~ 速いって!
♪~
(琥太郎) え どこ行った…?
♪~
(琥太郎) え?えっ!?
♪~
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