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((この扉を開く者は 新たなる力を得る。
しかし その者は代償として いちばん大事なものを失う。
(遊馬)オレのいちばん大事なもの…。
うわあ!))
痛ぇ…。
ハァ… またあの夢。
ヤベエ!
遅刻だ!
遅刻 遅刻!
(明里)デスク 3時からの配信 一面あけといてね。
いい記事が書けそうなの。
明里姉ちゃん! 起こしてくれたっていいだろ!
朝は ニュース配信で忙しいの。
中学生になったら 自分で起きなさい。
イー!
いってきます。
(春)ああ 遊馬 朝ごはん食べたのかい?
そんなのいいよ 遅刻 遅刻!
うわっ! なっ…。
なにすんだよ ばあちゃん!
朝飯は 一日の元気の源。
食べなきゃいかん!
わかった… わかりました!
オソウジ。 どけ~!
オソウジ! 悪いな。
(鉄男)遊馬!
鉄男。 教室まで勝負だ。
その腹じゃ オレには勝てないぜ。
(2人)それっ!
かっとビングだ オレ!
それっ! オソウジ!
うわぁ!
だぁ…。
ヘヘヘ! クッソ~!
オソウジ オソウジ オソウジ…。
オレのデッキ!
やめろ お前ら。
ゴミ ゴミ ゴミ…。 オレのデッキは ゴミじゃねえ。
クズ クズ クズ…。 クズデッキでもねえ!
ヘタクソ ヘタクソ ヘタクソ…。
お前ら わざとやってんだろ~!
ねえ 小鳥 あれ 遊馬君よね?
(小鳥)さ さあ…。
《ホント バカなんだから》
(鉄男)ムリムリ!
とび箱20段なんて ムリに決まってんだろ。
それぐらいの高さは 飛んでやる。
かっとビングだ オレ!
大丈夫? 遊馬。
かっとビングだぜ…。 アハハハ バッカじゃねえの!
頑張れ! ムリムリ できるわけねえだろ。
《こんな距離は息つぎなしで…》
かっとビングだ…。
遊馬!
もう~ 本当にバカなんだから!
チャレンジだよ。 かっとび かっとビング!
って言っても どれもできてないじゃない。
わかってないなぁ 小鳥は。
大事なのは かっとび続けること。
諦めなきゃ いつか たどりつけるかもしれない。
なんつったって オレには この鍵があるんだからさ。
(小鳥)それって 冒険家だった→
お父さんと お母さんの 形見なんでしょ?
ああ! この鍵は いろんな可能性の扉を→
開けられんだ! へぇ~。
ホントに そんな力があるの?
ない!
ないの!?
でも この鍵を持ってると かっとべる気がするんだ!
くぅ~!
かっとビングだぜ!
(咳払い)
ヘヘヘヘ。 あぁ…。
《そんなオレのいちばんの かっとビングは…》
きたぜ! おお! やってる やってる!
それ!
Dゲイザー セット!
(2人)うわっ!
ヘヘッ!
オレは デュエルで世界チャンピオンに なるんだ!
さて 今日は誰と…。
連敗記録に挑むの?
うわっ! テンション下がるな。
かっとび続ければ いつか連敗記録だって…。
遊馬 あれ!
鉄男だ!
遊馬 鉄男君の相手って…。 あっ!
シャーク!
(シャーク)エクシーズ召喚!
同じレベルのモンスターが 2体以上フィールドに揃ったとき→
そのモンスターを素材として モンスターエクシーズを特殊召喚する!
オレは レベル3のスカル・クラーケンと ビッグ・ジョーズをオーバーレイ!
エクシーズ召喚!
こい! 潜航母艦 エアロ・シャーク!
エクシーズ召喚? ああ!
エクシーズ召喚 最大の特徴は→
素材となったモンスターは 墓地へ行かず→
オーバーレイユニットとなって モンスターエクシーズをサポートするんだ。
オレは 1枚もモンスターエクシーズを 持ってないけど→
とにかく すごいんだぜ!
いけ エアロ・シャーク! ダイレクトアタック!
うわぁ~!
鉄男… あっ!
フッ 約束どおり コイツはいただくぜ。
鉄男のデッキをどうするつもりだ?
ん? 誰だ お前。
オレは 九十九遊馬。 コイツのクラスメートだ。
お前 このお方が誰か 知ってるんだろうな。
ああ 知ってるさ。
この学校一の札付き シャーク。
言ってくれるな。 だがこれは正当な報酬だぜ。
何? 今のデュエル。
オレたちは 互いのデッキをかけた。
何でそんなことを。
コイツらに オレはデュエリストを 名乗る腕じゃないって→
因縁つけられて。
クッ ならオレが コイツをデュエルで倒して→
デッキを取り返してやらぁ! バカ。
シャークさんは全国大会に 出場してたほどの腕だぜ。
テメエらが勝てる相手じゃねえ。
そんなのわかるかよ。
オレだって デュエルチャンピオン目指してんだ!
デュエルチャンピオンだと?
お前は デュエルチャンピオンが どれほどのものか知ってるのか?
それは知らないけど。
なら そんなこと 軽々しく口にすんじゃねえ!
ゆ 夢を見るのはオレの自由だろ。
夢ね。 このデッキを 返してほしかったら→
お前のいちばん 大事なものを差し出しな。
オレのいちばん大事なもの?
な 何すんだよ! フン。
どうやらこれは 相当 大事なものらしいな。
返せ! オレがコイツの本当の価値を→
教えてやろうか。 えっ?
大事なものってのはな 失ってみるとわかるんだよ。
本当の価値が。
(2人)あっ!
テメエよくも!
お前の大事なものは壊れ 今消えちまったぜ。
残念だが このデッキを 返すわけにはいかねえ。
汚ねえぞ シャーク! やめろ!
だが チャンスはやろう。
お前が未来のデュエルチャンピオンだと ほざくなら デュエルで勝負だ。
オレに勝てば このデッキは返してやる。
しかし オレが勝ったら お前のデッキをもらう。
今度の日曜。 場所は 駅前広場。
デッキを取り返したかったら そこに来な アハハハッ。
((この扉を開く者が 新たなる力を得る。
しかし そのものは代償として いちばん大事なものを失う))
あっ! ハァ ハァ…。
これじゃあ もう。
遊馬 今日は20段 挑戦しないの?
今日はいい。 遊馬。
遊馬! かっとビングしないのか?
また今度な… うっ。
ほら 元気出しなよ 遊馬。
わかってるって。
けど まるで腹に力が入らねえ。
鍵が壊れたら こんなに かっとべねえなんて。
遊馬。
遊馬!
わっ! 鉄男。
遊馬 明日のデュエル行くつもりか?
ま まあな。 行くな。
えっ? お前には無理だ。
んなことわかるかよ。 オレに1勝もできないお前が→
シャークに勝てるわけないだろ。
それに もともとオレのせいだ。
借りなんてつくりたくねえ。
勘違いするなよ。 えっ?
オレはお前のために行くんじゃない。
目の前で 大事なものを壊されたんだ。
それで引き下がるなんて。
父ちゃん母ちゃんなら きっと逃げない。
オレは オレのために戦うんだ!
うん。
うぅ… 勝手にしろ。 これを やる。
お前… 探してくれたのか?
ヘッ! たまたま 見つけただけだ。
う~ん…。
このカード どうやって使うんだろ?
このデッキは父ちゃんが使ってたデッキ。
オレが ちゃんと使いこなせれば きっと 強いはずなんだ。
いってきます! 遊馬。
な… 何? ばあちゃん! ほれ!
何!? これ!
持ってけ。 腹が減っては 戦はできん。
(シャーク)おじけづかなかったのは 褒めてやるが→
シッポを巻いて 逃げりゃ お前のデッキだけは助かったものを。
お前みたいなヤツから逃げるなら デュエリストをやめたほうが ましだぜ。
《やるっきゃねえ!》
かっとビングだ オレ!
デュエルディスク セット!
Dゲイザー セット!
デュエルターゲット ロックオン!
[スピーカ]ARヴィジョン リンク完了。
(2人)デュエル!
頑張れ 遊馬!
いくぜ! オレのターン ドロー!!
オレの手札で いちばん強いモンスターは…。
ズババナイト 召喚!
先攻は 最初のターン 攻撃できないんだよな。
オレは これで ターンエンドだ。
フッ! 攻撃力 1600のカードが いちばん強いだと?
オレのターン ドロー!
オレは ビッグ・ジョーズを召喚!
攻撃力 1800!?
ズババナイトの攻撃力は 1600。
ビッグ・ジョーズは 1800。
攻撃表示同士で バトルすれば 攻撃力が少ないほうが破壊され→
数値の差だけ ダメージをくらう。
ズババナイトより強いモンスターが 手札にあったのか!
その程度のザコは 守備表示で出すんだな。
もっとも それ以上のモンスターを 持っていても 無意味だったがね。
オレは マジックカード アクア・ジェットを発動!
このターンのエンドフェイズまで→
水属性のモンスターの攻撃力を 1000ポイント アップ!
出た! シャークさんのマジックコンボだ。
バトルだ。 いけ ビッグ・ジョーズ!
ビッグマウス!
(ズババナイト)ズババソード!
ズババ! くっ…。
オレは カードを1枚 伏せて ターンエンドだ。
クソ…。
まだ ライフを 1200ポイント 削られただけだ。
オレのターン ドロー!
オレは ガガガマジシャンを召喚!
頼むぜ ガガガマジシャン…。
(シャーク)なに? 攻撃力 1500で 攻撃表示だと?
フン… とんだプレイングミスだぜ。
いいや 違う。
オレは 手札から ワンダー・ワンドを ガガガマジシャンに装備。
ワンダー・ワンドを装備したモンスターは 攻撃力を 500ポイント上げる。
攻撃力が低いなら オレだって 装備魔法で パワーアップだ!
やった! これで ビッグ・ジョーズの攻撃力を上回ったわ。
いけ! ガガガマジシャン。 ビッグ・ジョーズに攻撃!
オレの伏せカードを まったく警戒しないとはな。
トラップ発動!
トラップカード!?
(シャーク)ゼウスブレス!
このカードは 相手モンスターが 攻撃してきたとき→
その攻撃を無効にする。
うわっ… うわ~っ!!
更に 自分フィールドに 水属性モンスターがいるとき→
800ポイントのダメージを 相手プレイヤーに与える。
オレのビッグ・ジョーズは 水属性モンスター。
よって お前には 800ポイントのダメージを受けてもらう。
うっ… ぐあっ…。
うわ~っ!
クソ… うん?
そうか… トラップカードか。
よっしゃ!
オレは トラップカードを 1枚 伏せて ターンエンド。
遊馬… 伏せカードには マジックとトラップの2種類がある。
声に出しちゃ ダメだ。 もう! しっかりしろ!!
エヘヘ…。 マヌケめ。
オレのターン ドロー。
オレは スカル・クラーケンを召喚。
攻撃力 600…。
よし ヤツの場に オレのガガガマジシャンより→
攻撃力の高いモンスターは いない。
そう うまくいくかよ。 オレは スカル・クラーケンの効果発動。
スカル・クラーケンは 召喚したとき→
相手フィールドにある表表示の マジック トラップカードを1枚 破壊できる。
オレは ワンダー・ワンドを破壊する。
なに!?
これで ガガガマジシャンの攻撃力は ビッグ・ジョーズよりも下回った。
まずい…。 えっ?
これでシャークのモンスターが2体 揃った。
この布陣は オレとデュエルしたときと同じ。
ヤツは エクシーズ召喚をやるつもりか?
くっ… やっぱ 遊馬じゃ勝てねえ。
遊馬…。
どうした? そんな ヘボい腕で→
本気で デュエルチャンピオンに なるつもりかよ!
《くっ… ダメだ やっぱり 鍵が…。
鍵が壊れてるから 全然 かっとべねえ。
鍵さえ壊れてなけりゃ…》
そんなもんに まだ すがってるから→
デュエルに勝てねえんだよ!
なんだと?
いいこと思いついたぜ。 オレが お前のデッキを奪ったら→
その鍵 同様 目の前で破り捨ててやる!
テメエ…。
しょせん お前は 自分じゃ何もできないヤツなんだよ。
ハハハハハ!
ふざけるな! オレは そんなヤツじゃねえ!!
いくら失敗したって いくら笑われたって→
今まで オレが かっとび続けてきたのは→
オレは オレを信じてきたからだ!
オレのかっとビングは まだ… まだ終わってねえ!!
あ… 鍵が…。
≪さぁ 扉を開けろ。 え?
こ… ここは!?
≪扉を開けろ。
≪さすれば お前は 新たな力を手に入れる。
≪だが その代償として いちばん大事なものを失う。
うおぉ~っ!
超かっとビングだ!
オレーッ!!
うわっ!
イテテ… え? なんだ!?
な… なんだ? 今の…。
夢? あ…。
いや… どうなってんだ? (シャーク)うお~っ!
なんだ? 力がみなぎる。
うお~っ!
(ナンバーズ)さぁ 私を呼べ。 ナンバーズを。
うおぉ~っ!
オレは レベル3のビッグジョーズと スカルクラーケンを オーバーレイ!
2体のモンスターで オーバーレイネットワークを構築!
来い! ナンバーズ17 リバイスドラゴン!
♪♪~
ナンバーズ!?
あれは オレのときに 呼んだモンスターじゃない!
じゃあ… なんなの?
わからねえ。 ナンバーズなんて聞いたことねえし…。
リバイスドラゴンの効果 発動!
1ターンに一度 オーバーレイユニットを使うことで→
リバイスドラゴンの攻撃力は 500ポイントアップする。
何!?
いけ リバイスドラゴン!
バイスストリーム!
うわぁ~っ!
遊馬!
どうやら 勝負は決まったな。 次の一撃で決めてやるぜ!
うぅ… 痛ぇ…。 クソ! やっぱり オレじゃあ…。
(アストラル)立て!
え? あぁっ!
勝つぞ。
誰だ お前…。
答えは…。
モンスターだ!
熱いバトルには やっぱり 強力なモンスターは欠かせないよな。
次回は どんなモンスターが出てくるか 楽しみだぜ!
<鋭い牙のニシキヘビ。 ここタイのスネーク少年>
< しかし 機嫌が悪いのか ヘビ使いに牙をむく>
< そして 俺に触るなと言わんばかりに…>
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