All language subtitles for Fuufu.no.Himitsu.EP06.1080p.NF.WEB-DL.DDP2.0.H.264-MagicStar

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Original subtitles

(蘭(らん)の声)海はすべてを知っている

私たちが犯した罪も

(蒼太(そうた)) 全部 ぶちまけてもいいんだよ

お前と穂花(ほのか)さんの結婚が 最初から 全部ウソだったって

(蘭の声)本当は何者なのかも

(雅道(まさみち))僕は人を殺して逃亡してる

穂花ちゃんは そんな僕を かくまってくれてるんだ

(蘭の声)過去が消えても

その記憶は 永遠になくならない

(朱音(あかね))旦那さんの話 全部ウソだったんですね

パリのお土産とか

わざわざ 自分で買って みんなに配ってたってことですよね

異常ですよ

そんなこと言うもんじゃないよ

(朱音)だって

いろいろ つらかったんじゃないかな

翠(みどり)さんの気持ち 分からないでもないよ

(朱音)えー?

(真白(ましろ))誰にも言えず 1人で抱え込んでいたんですね

(朱音)あっ… お葬式のあと

翠さん 旦那さんの両親に 嫌み 言われてたんですよ

ろくに介護もできないのかって

事故だったんだから

しょうがないよ

(掃除機をかける音)

(穂花)花は死んでも生きている

人も同じじゃないかな

美しいお顔

苦しみから解放されて

ありがとう

そう言ってるみたい

♪~

~♪

(雅道)じゃあ そろそろ

えっ 配達?

(雅道)うん

(穂花)気をつけてね

(雅道)真白君 ごちそうさま

(蒼太)雅道には秘密がある

あいつの名前も経歴も

全部ウソなんだ

(朱音)そういえば

最近 水無瀬(みなせ)香子(きょうこ)からの注文 来ませんね

(女性) 息子が 来てくれるんだって

ウフフフ…

(女性の笑い声)

(蘭)病院に行ってきたんです

でも お母さん 私を見ても なんの反応もなくて

私のせいなんですか?

(香子)蘭…

私の味方じゃなかったの?

蘭…

ねえ 蘭 ちょっと!

蘭! 蘭!

蘭 置いてかないで 蘭 蘭!

蘭ちゃんのせいじゃない

(蘭)でも…

蘭ちゃんは 今まで ちゃんと お母さんの面倒を見てきた

でも もう これからは

お母さんから解放されて 自分の人生を生きたほうがいい

実は僕もなんだ

(蘭)え?

子供の頃 母親とその愛人から 虐待を受けてた

毎日 男の顔色を うかがいながら

今日は大丈夫

今日は機嫌 悪そうだから 近づかないでおこう

そんなことばっかり考えてた

どんなに傷つけられても

母親は 僕を 助けようとはしてくれなくて

ようやく家を出る決心がついたのは 15の時だった

(雅道)わあ!

あっ…

それからは さみしい時もあったけど

大切な仲間と出会えて

そいつらのおかげで 救われたんだ

(雅道)イエーイ! (男性)よっしゃ!

(雅道)フゥー!

いいから マジで

(男性)さっ さっ さっ いきましょう いきましょう

(男性)よっしゃ! (雅道)いきましょうじゃねえ

(雅道)蘭ちゃん

人は 人によって傷つく

でも 人によって 救われることもあるんだよ

(穂花)ずいぶん 片づいたのね

(翠)何かしてないと 夫のことばっかり 考えちゃってね

(穂花)そう

想像してなかった

こんなにも さみしいなんて

もっと せいせいすると思ってた

でも…

悪いのは旦那さんだよね?

子供が できなくて 翠さん 苦しんでたのに

浮気して 妊娠までさせて

翠さん

もっと幸せにならなきゃ

どうして

自分を裏切った あの人を 看病し続けてたか分かる?

意地よ

元気だった時は

出来の悪い嫁だとか さんざん 文句 言ってたくせに

あの人が寝たきりになったとたん

義理の両親も 浮気相手も

彼を見捨てて さっさと逃げて

だから 私は意地でも 彼を みとるって決めたの

絶対に負けたくなかったから

パリにいるなんて ウソつかないで

もっと早く 打ち明けてくれればよかったのに

フッ フッ…

そんなことしても 同情されるだけでしょ?

そんなのは絶対に許せない

特に

穂花にだけは 同情されたくなかった

つらかったね

かわいそうに

すてきな旦那さんがいて

お店も うまくいってて

どこから どう見ても 幸せそうに見えて

私ね

あなたのこと 嫌いだったの

知ってた? 大嫌いだったんだよ

でも

お母さんのこととか

穂花? 大丈夫?

(窓ガラスをたたく音)

雅道君のことで 悩み 抱えてるって分かって

私たちは 同じ秘密を共有する仲間だよ

(救急車のサイレン)

2人だけの秘密

うん

分かったの

(翠)えっ?

あの手紙を書いたのが誰か

“あなたの夫の秘密を 知っています”?

穂花さんさ

いつだったか

“あなたの夫の秘密を知ってます” って手紙 届いたことあったでしょ

えっ でも なんで蒼太君が?

あれ 出したの 俺だから

えっ?

雅道には秘密がある

それを穂花さんに知らせたくて

雅道は…

本当は雅道じゃない

あいつの名前も経歴も

全部ウソなんだ

えっ…

どういうこと?

知りたい?

でも

知ったら もう あいつとは 一緒にいられなくなるよ

その覚悟はできてる?

雅道はね

(ドアが開く音)

(雅道)ただいま

(ドアが閉まる音)

おかえり

何してんだよ

ちょっと しゃべってただけだよ

じゃあ 行くね

あっ さっきのこと

雅道に聞いてみるといいよ

何?

ううん なんでもない

(翠)穂花にだけは 同情されたくなかった

すてきな旦那さんがいて

どこから どう見ても 幸せそうに見えて

(蒼太)ほっ

先日は ありがとうございました お花まで頂いて

あっ いえ…

(翠)朱音ちゃんも

(朱音)ご愁傷さまでした

今日から お店 出ることにしたの

そうですか

それで これ

よかったら 皆さんで 食べてもらおうと思って

(雅道)すいません いつも (翠)ううん

穂花は 中いる?

はい

旦那さんのことには 一切 触れませんでしたね

どう 雅道君に聞いてみた?

ううん

どうして?

もし 本当に 名前も経歴もウソだとしたら

普通じゃないよ

なんか 罪を犯して 逃げてるのかもしれない…

そんな…

警察に相談したほうが いいんじゃない?

やめてよ

でも…

事を荒立てたくないの

ちゃんと確認するべきだよ 彼が一体 何者なのか

200円のお返しです

(客)ごちそうさまでした (真白)ありがとうございました

(ドアが開く音)

(朱音)おかしくないですか?

旦那さん 亡くなって まだ何日も たってないんですよ

あんな手の込んだタルト 作りますかね?

普通は もっと 悲しむもんだと思うんだけどなあ

ねえ 聞いてます? 真白さん

朱音ちゃんにしちゃ ありきたりなことを言うね

人の悲しみ方は いろいろだよ

朱音ちゃん 愛する人を失ったことないでしょ?

真白さんはあるんですか?

あるよ

悲しすぎて 気が狂いそうになったよ

失うくらいなら

この手で殺したかった

(翠)赤と白 どっちにする?

(穂花)白にしようかな (翠)白

(翠)勝手に開けるね (穂花)うん

この間のことだけど

蒼太と何 話してたの?

全部 バラしてもいいんだよ

(雅道)俺たちだって そうだろ

過去から逃げてるだろ

(穂花)ああ… 大したことじゃないよ

結婚前に 雅道君が

どれだけモテたかって話 延々 聞かされて

どういうつもりなんだろうね

ヤキモチでも やかせたかったのかな

そう

はい 早く食べよ

あっ…

(チャイム) (ドアをたたく音)

(蒼太)おーい 俺!

(雅道)あいつ…

(蒼太)おーい (ドアをたたく音)

(ドアを開ける音)

(蒼太)うーん (ドアが閉まる音)

(雅道)お前さ… (蒼太)そんな長居しないから

あれ?

翠さん 来てたんだ

うん

(蒼太)なんだよ

俺にも声かけてよ

(翠)あっ 蒼太君 もしかして酔ってる?

(蒼太)えっ? 全然 酔ってませんよ

フッ…

乾杯でもします?

蒼太

じゃあ 穂花さんの幸せを祈って

乾杯!

(ワインを飲む音)

おお… うん

あっ 穂花さん

雅道に あのこと 聞いてみました?

なんだよ まだなんだ

なんの話だ?

お前の名前も経歴も 全部ウソだって話だよ

いいかげん 本当のこと話してやれよ

涼介(りょうすけ)

(雅道)飲みすぎだ

帰るぞ

じゃあ 代わりに教えてあげますよ

(雅道)黙れ

黒岩(くろいわ)涼介

黒岩涼介

それが こいつの本当の名前です

(着信音)

(蒼太) 実家が医者だっていうのもウソ

雅道君

代々 医者の家に生まれて

お父さんも お母さんも お兄さんも お姉さんも

みんな お医者さんで

雅道君も当然

医者になるために 頑張ってたんだけど

何度も受験 失敗しちゃって…

(蒼太)昔の仲間にいたんですよ

本物の野山(のやま)雅道が

(男性)いくよ!

(蒼太) こいつが 本物の野山雅道です

雅道

(涼介)やり返してこい

フォー!

(涼介)ナイスシュート! (蒼太)ウェイ! アハハ…

おい 雅道 今のはねえよ

(涼介)はあ? 油断してるからですよ 涼介さん

(蒼太) ごめんごめん もうやんない

(雅道)お前 もうやんなよ

お前も やんなよ

(蒼太) 医者の家系に生まれた あいつは

レールの上を歩くだけの人生が嫌で

それで家出して…

ある日 こいつに持ちかけたんです

野山雅道にならないかって

なっ?

それ どういうこと?

2人は戸籍を交換したんです

戸籍を交換した?

そうなの?

(涼介) 涼介 俺 好きな子ができた

(雅道)好きな子ができた?

名前は?

分かんない まだ話したことないから

なんだよ

一緒になりたいと思ってんだ

早(はえ)えよ

でも 野山雅道のままじゃ無理だ

なんで?

結婚したら 親に俺の居場所がバレちゃう

連れ戻されて

親の言うとおりの人生に また縛りつけられる

俺にとって 野山雅道って名前は

呪いみたいなもんなんだ

なあ 涼介

俺と入れ代わらないか?

お前だって このまま 十字架を背負い続けるの嫌だろ

お互い 別の人間になって 人生やり直さないか?

(翠)ホントに 戸籍交換なんてしたの?

(蒼太)フッ… いいかげん 認めろよ

穂花さん

いくら過去は 気にしないって言っても

別人だったはマズいでしょ?

(穂花)あんまり 過去のことは 踏み込まないで

今を大事にしようねって

それが結婚の時の約束

(雅道)穂花ちゃんの見てる俺が

ホントの俺だよ

今の目の前にいる俺だけを信じて

帰って

こんな秘密 普通じゃないですよ

そんな男とこれからも 夫婦でいられます?

帰って

フゥ…

(ドアが閉まる音)

(ドアの開閉音)

(雅道)おい 待て!

何 考えてる なんで あんなマネした?

決まってるだろ お前のためだよ

人の秘密を暴露することがか?

人の家庭 壊すことがか?

似た者同士 お似合いだな

あの人も なんか うさんくさいところあるし

はあ? どういう意味だよ

あの人には何か裏がある

お前 それ ちゃんと 根拠があって言ってんだろうな

彼女とは別れたほうがいい

嫉妬すんのも いいかげんにしろ!

俺たちの邪魔をするな

雅道のこと 裏切らないっすよ 俺は

絶対に

フフッ フフフ…

めでたいやつだな お前は ホントに

俺 見たんだよ

(救急隊員)救急車 乗りますね

(救急隊員) はい ゆっくりゆっくり

(救急隊員)はーい

(救急隊員)はい いきますね (救急隊員たち)1 2 3!

(トランクのドアが閉まる音)

(雅道)デタラメ 言うな (蒼太)デタラメじゃない!

言っただろ 彼女は何かがおかしいって

きっと裏があるって

もう別れたほうがいい

俺 お前のことが心配なんだよ

分かった

お前と会うのは これで最後だ

おい ちょっと待てよ!

お前 まだ分かんないのかよ

お前こそ 分かんないのか?

俺は 本気で彼女を愛してるんだ

(携帯電話の着信音)

穂花のほうこそ 気をつけなさいよ

うちは信頼し合ってるから

(翠)もし ちゃんとした結婚がしたいなら

あの2人は お手本にしないほうがいいと思うよ

おままごとじゃないからね 結婚は

(蒼太)いくら過去は 気にしないって言っても

別人だったはマズいでしょ?

こんな秘密 普通じゃないですよ

そんな男とこれからも 夫婦でいられます?

帰って

言っただろ 彼女は何かがおかしいって

もう別れたほうがいい

(野菜を切る音)

おはよう

おはよう

あの 昨日のことだけど…

平気だから

えっ…

蒼太君が言ったことが 本当だったとしても

なんにも変わらない

だって 名前や経歴が違っても 雅道君は雅道君でしょ?

今の雅道君が大事だから

私 戸籍と結婚したわけじゃないし

朝ご飯 できるよ 着替えてきたら?

うん 分かった

(穂花)翠さん

お願いがあるの

(翠)ん?

昨日のことなんだけど

分かってる 誰にも言わない

大丈夫 安心して

私は いつでも穂花の味方だから

さあ 今日は どれにしよっかな?

うーん これ かわいいかな

うん

これは どうかな?

あ… きれい

プレゼントさせて

(翠)えっ いいの? (穂花)うん

ダリアの花言葉は“感謝”

翠さんに対する私の今の気持ち

(翠)あ… ありがとう

旦那さんにも供えてあげて

うん

(穂花)はい (翠)いってきます

(朱音)真白さん!

何 見てたんですか?

別に

(朱音)雅道さんとキスしても

穂花さん 全然 動じないし

つまんなくなっちゃって

幸せなものを見ると

壊したくなるんですよ

私 真白さんのこと 調べたんですよ

朱音ちゃん 愛する人を失ったことないでしょ?

真白さんはあるんですか?

あるよ

悲しすぎて 気が狂いそうになったよ

失うくらいなら

この手で殺したかった

これって 真白さんのことですよね?

フッ…

私⸺

人の不幸 大好きなんですよ

フフフ…

(蘭の声) すべてが変わり始めていた

(蘭)昨日⸺

お母さんに会ってきました

そう

(蘭)意味の分からないことばかり つぶやいてたけど

その中で 気になることも言ってて

気になること?

“あの女のせいだ”

“あの女が あんなものを 聞かせるからだ”って

お母さんを あんなふうにしたの…

穂花さんかもしれません

あっ いらっしゃいませ

(清子)どう 元気にしてる?

(電話の着信音)

どちら様ですか?

(清子:ボイスチェンジャー) 穂花ちゃん

心配で様子を見に来たのよ

当然でしょ 私は あなたの母親なんだから

顔を見に来てあげたわ

へえ いろいろあるのね

あのルルドって喫茶店の オーナーと仲いいんだって?

最近 寝たきりの旦那さんを 亡くしたって聞いたわ

しかも 人工呼吸器が 外れた事故だっていうじゃないの

(心音計の音)

(心音計の音)

(看護師)準備できました

(心音計の音)

(心音計の音)

(看護師)板 入れます (看護師)はい

(清子の泣き声)

(看護師たち)1 2の3

(医師)点滴フラッシュ 投与

(看護師)戻りません

(清子の泣き声)

あの時と同じ

あんたが やったんでしょ

(穂花の荒い息)

(清子)私 知ってるのよ

あんたが どんなに恐ろしい女か

(清子の泣き声)

(すすり泣き)

(荒い息)

(蘭の声) その街は とてもきれいな街だった

誰もが笑顔で

まるで春の木漏れ日のような⸺

温かくて平和な街

誰もが その幸せは ずっと続くと信じていた

お待たせしました

ごゆっくり

翠さん!

(雅道)穂花ちゃん

お母さんが また来たって 本当?

穂花ちゃん お願いします

えっ ちょ… どうするつもり?

まだ その辺にいるかもしれない

言ってやります もう穂花ちゃんに かまうなって

そんなことしたってムダだよ

でも なんとかしなきゃ

このままじゃ いつまでたっても…

(ドアをたたく音)

(穂花)お母さん!

お母さん!

開けないで!

また一緒に暮らしましょうよ

3人で

(穂花)でも どんなに逃げても 必ず見つかるの

私は平気…

ほんの少し 幸せになりたいだけなのに

(清子:ボイスチェンジャー) 穂花ちゃん

消して…

えっ…

雅道君

あの人を この世から消して

♪~

♪~ (蘭の声)今なら分かる

あの時 逃げていれば

あの人は死なずに 済んだかもしれない

大きな闇が

私たちを のみ込もうとしていた

(翠)穂花のほうは平気?

雅道君が 全然 別人だったって話

(清子)だから ああいう男には 気をつけろって言ったじゃない

優しいフリして

陰で あなたのことを 裏切ってんのよ

(朱音)表と裏で 自分を使い分けてる大人を見ると

とことん 裏を 暴いてやりたくなんの

誰にだって 表の顔と裏の顔 あるよね

(翠)裏切る気?

(翠)裏切る気? (穂花)守ってくれるって 言ったじゃん

(穂花)守ってくれるって 言ったじゃん

怖いよ ~♪

~♪

~♪ (雅道) 穂花ちゃんを信じて

~♪

~♪ 愛したかった

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