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(片切友一)〈第3ゲームを終えた 俺たちの前から→
志法と四部が 突然 姿を消した〉
〈そして トモダチゲームの主宰者 火室ノベルが 俺の前に現れ→
運営が拘束した 四部の釈放と引き換えに→
大人のトモダチゲームへの参加を 提案された〉
(如月ハル) 「脱獄のクリア報酬は4億円」
「1つの鍵で脱獄できるのは→
1人だけです」
〈それは 今までとは桁違いの→
ハイリスクハイリターンの ゲームだった〉
(鳥の鳴き声)
(四部 誠)なんだよ これ…。
♬〜
(クロキサトル) おいおいおい… マジかよ!
誰だよ? ひでえ事しやがるな…。
俺たちは 全員 今 来たばっかりだ。
犯人は そっちのチームの中にいる って事だよな?
(種田流星)えっ? 僕たちも 今 来たとこだよ。
こっちに犯人がいるって 証拠でもあるわけ?
証拠は 俺たちが ずっと一緒にいたって事だよ。
(四部)そんなのでいいなら 俺らだって そうだよ。
本当にそうか?
俺には 1人 足りないように 見えるけどな。
(四部)えっ…?
(心木ゆとり)後田さんがいない…。
(足音)
(布袋昭稔)おい お前… 今まで どこで 何してた?
なんで黙ってるんだ? お前 まさか…!
おっ? なんだ こいつが犯人なのか?
おい なんとか言え!
こいつが犯人って事で いいよな?
いや 後田さんは犯人じゃない。
そんな証拠あんのか? コラ!
証拠はないさ。 でも→
そもそも ドミノを倒して 誰のなんの得になる?
俺たちは 完成させなきゃ ここから出られないんだぞ。
(紫宮 京)友一くん それ 本気で言ってる?
ああ。
まあ そういう事にしておきますか。
クロキ先輩も 信じてあげてくださいよ。
もし その人が犯人だったら→
友一くんが 責任取ってくれるみたいだし。
まあ そういう事なら。
君も 彼に感謝しなさい。
♬〜
(布袋)さあ 作業を開始しましょうかね。
(手をたたく音)
《このゲームで追放されるのは→
脱獄を狙っている奴 なんかじゃない》
《追放されるのは みんなにとって都合の悪い奴》
《だとすれば このゲーム→
俺は圧倒的に…》
(ノック)
ちょっといいですか?
なんの用だ?
♬〜
まどろっこしいの嫌いなんで 単刀直入に言いますね。
僕と手を組まない?
僕は あの男を絶対に許さない。
…って 君もでしょ?
ああ。 あいつだけは 何があっても絶対に許さねえ。
友一くんは 必ず 何かを仕掛けてくる。
その時に 確実に仲間になる人間が 必要なんです。
だから 僕と手を組もう クロキ先輩。
同じ敵を持つ者同士。
敵の敵は味方ってわけか…。
わかった。
今から 俺とお前は 本当の仲間だ。
♬〜
《今 俺が持っている票は 俺を入れて5票》
《でも 花宮は まだ 味方とは限らない》
《向こうのチームが 票をまとめていたら 8票》
《布袋 種田 後田…》
《この中の誰かが 1人でも寝返ったら→
過半数を超えた向こうのチームが たちまち有利になる》
《そうなれば 真っ先に追放されるのは俺だ》
♬〜
♬〜
(鬼瓦百太郎)よう おっさん! 何やってんだ?
(布袋)おう。
こうやって配置しておけば いちいち取りに行かなくて済む。
そりゃあ いい。 ねえ キャプテン。 (門倉十蔵)ああ。
仕事は いかに効率良く 丁寧にやるかが大事だ。
(百太郎)よし! とっとと 終わらせちゃいましょう!
いい後輩を持ったな。 (十蔵)はい。
♬〜
もっと 一つ一つの作業の意味を 考えて仕事しなさい。
規則正しく並べると どれだけ捗ったかがわかる。
それによって ペースの上げ方もわかってくる。
この並べ方じゃ それがわからんだろ。
(後田 渡)すいません。
人に謝る時… まあ いいや。
(ゆとり)後田さん 間隔がバラバラ…。
(花宮 満) もう 真剣にやってください。
(布袋)おい…。
お前 どんな態度なんだよ。
みんな お前のためを思って 言ってくれてるんだぞ。
少しは 人のために頑張ろうとか 思わないのか?
(種田)まあまあまあ…。
そういう説教とか 今 流行らないですから。
仕事は そんな甘いもんじゃないんだよ。
互いを認め合う時代だかなんだか 知らんが→
俺は 自分の信念 貫くからな。
♬〜
(終了の合図)
宮部さん… ちょっと お話 いいですか?
(百太郎)もう一本!
(布袋)うい〜 お疲れ。 (百太郎)おっ…。
ほい。
なあ… 俺は うるさい大人か?
最初は そうかと思ったけど→
あんたの小言 意外と心地いいっていうか…。
目上の方が ちゃんと叱ってくれる→
それって すごい大事だと思います。
そうだ。
キャプテンが叱ってくれたから 今の俺がある。
布袋さんは 何も間違ってないです。
そうか 俺は間違ってないか…。
おっと… 俺といると あいつらが うるさそうだから→
ほら もう行け。 (百太郎)うっす。
(十蔵)百…。 (百太郎)よっしゃ!
♬〜
(種田)後田くんは?
(ゆとり)私たちとは 一緒にいたくないって→
自分の部屋に…。
ちょうどいい。 話がある。
(種田)どうしたんですか?
後田を追放しようと思う。
あいつ 脱獄するようには 見えないけど…。
違う。 リストラだ。
俺は反対です! 私も反対です。
…理由は?
それは…。
このゲームをクリアするには みんなで一致団結して→
一つの目標に 立ち向かうしかないんです。
一致団結の目的は 一日も早く 作業を終わらせる事。
大体 会社っていうのは→
できる20パーセントと 普通の60パーセントと→
全く使えない20パーセントで できてるんだ。
使えない奴は 時として邪魔をする。
だから 後田を切るんだ。
君たちが賛同してくれたら 7票。
過半数に必要な あと2票は 俺がなんとかする。
ダメです! そんなの間違ってる。 友一 もっともっと反対して!
(美笠天智)俺も反対だ。 ゆとりの言うとおりだ。
私は いいと思うけど。
花宮さんは黙ってて。
追放なんてダメ! そんなの友達のする事じゃない!
俺たちは いつから 友達になったんだろうな。
待ってください!
言っておくがな 友情となれ合いは違うんだよ。
♬〜
(水瀬マリア) 友一 意外と仲間思いじゃん。
(沢良宜志法) 友一が反対しているのは→
後田さんを守るため なんかじゃない。
(鳥の鳴き声)
(マナブくん)皆さん おはようございます!
まずは 皆さんに ご報告がありま〜す。
なんと 今朝→
追放者 第1号が出たよ!
そいつの名前は…。
布袋昭稔 お前だ!
♬〜
話が違うじゃないか!
昨日 布袋さんから 提案があって→
それから よーく考えたんですけど→
やっぱ 僕ら世代には 合わないんですよね。
(クロキ)顔からして 古い世代の中間管理職だろ。
上には忖度 下には お小言。
今の時代に一番いらないタイプの 人間なんだよ。
だから 俺たち全員と こいつで あんたに追放票を入れたって事だ。
お前らまで…!
確かに 後田さんは 仕事もできない 態度も悪い→
まあ 完全な足手まとい。
つまり 社会における弱者なんですよ。
だったら 追放されて 当たり前じゃないか!
そこが古いんだよ→
昭和のおじさんは。
そもそも ルールっていうのは→
弱者を守るために 存在するんだよね。
つまり 俺たちは 弱者の味方をしたってわけだ。
あんたが振りかざす信念は 時代遅れなんだよ!
♬〜
俺は… 俺は そんな社会 認めないからな!
♬〜
(ハル)布袋昭稔 追放!
(マリア)うわあ… 書き込みも→
布袋ざまあみろ系 多いわ〜!
♬〜
《これで 7対8…》
《均衡が崩れた…》
《あ〜あ 残念でした》
《最悪な状況→
回避 できなかったね→
友一くん》
追放してよかった。
ねっ 友一くん。
友一くん。
(志法)追放者が出た途端 多数派の派閥が意味を持ち→
この檻の中の社会を掌握する。
もう それって 世の中の縮図じゃん。
みんなで仲良くドミノ並べてる 場合じゃないじゃん。
これで 一番不利になったのは 友一…。
じゃあ まあ とりあえず 片切友一→
てめえには 土下座で謝罪してもらおうか。
(四部)はあ? なんで 友一が そんな事しなきゃ…。
おいおい! 多数派の俺たちに→
そんな態度とっていいと 思ってんのか?
…やるよ。
(ゆとり)友一…。
♬〜
あの時は ひどい事をして→
すいませんでした…。
鬼瓦さんも すいませんでした…。
土下座なんかで 許すわけねえだろ。
だってさ〜!
もうちょっと お願いしてみれば?
ほら 続き あるだろ。
つーづーき!
♬〜
どうか…。
どうか 俺を→
追放しないでください…。
ハハハハッ…!
わかってんじゃねえか 自分の立場が!
ああ〜 派閥最高! ハハハハ…!
ありがとうございます。
実は 僕… 布袋さん 高圧的で 苦手だったんですよ。
助かりました。
今は 話を合わせたほうが いいですよ。
反抗的な態度は 目をつけられますから…。
さあ みんな 必死に打算的になって→
いい関係を作ってね。
だって 1億円が手に入るんだよ!
1億円の人間関係って…。
(ドアの開く音)
人は 大人になると→
友達と呼べる相手が 極端に作れなくなる。
それは 大人になると→
明確な立場の違いが 生まれるからだ。
(布袋の声)立場が違う相手とは 友達関係を築く事が難しい。
だけど それでも 大人は 人と繋がらないといけない。
生理的に不快な相手であろうと 心の底から憎い相手であろうと…。
生き残るためには 大人は笑わないといけない。
君は 本当に→
友情が簡単に お金に負けてしまう と思っているのか?
まあ いいか…。
いやあ 昭和の嫌なオヤジ演じるの 大変だったよ。
なんだ わざとだったって事?
追放されるのは後田だと 思わせておいて→
うまく追放されただろ?
もう… ダッセえオヤジって 思ってたのに。
まあ おかえりなさい。
さあ 俺が追放された事で 一気に面白くなるぞ。
(クロキ)いい眺めだなあ…。
権力を持つって こういう事かよ。
権力を面白く行使しないと。
いいねえ。
おい! みんな 聞け!
明日の夜 使えない奴を 1人 追放する。
(クロキ)過半数の票を持ってる以上 俺たちから出る事はないけどな。
まあ 真面目に働け!
じゃあ 後田さん→
友一くんたちのとこに 戻りましょうか。
なんで? 俺は あんたたちに協力したんだぞ。
仲間じゃ…? (クロキ)はあ?
俺たちは お前を救ってやったんだ。
俺たちに感謝して当然。 それだけの事じゃん。
(京)心配しなくても大丈夫ですよ。
次に追放する有力候補は 圧倒的に友一くんだから。
そんな事より→
あなたには 向こうで やってほしい事があるんです。
(マリア)天才くんは 後田に 何 命令してるんだろう?
独裁政権を守るために 絶対にしなくてはいけない事…。
(布袋)そう それだよ。
こんなの まるで 奴隷じゃないか!
クロキの横暴は許せない…。
あんただって あいつらに裏切られそうなんだぞ。
それでいいのか!?
♬〜
おい お前… 昨日 俺の悪口 言ってたってな。
てめえ 追放するぞ コラ!
お前らは 四六時中 監視されてんだよ。
あっ そうだ→
友一くんは 今晩 飯抜きだ。
♬〜
おい 紫宮!
お前の仕返しってのは こんな事なのかよ。
(ため息)
もう 僕のやり方に 口出ししないでくれますか?
前のゲーム 百太郎先輩のせいで 負けたようなもんなんですから。
♬〜
友一くんの事を 今日から 豚と呼べ。
(クロキ)ほら どうした?
ぶ… 豚!
豚は なんて鳴くんだ? ほら。
…ブー。
えっ? ブー。
(クロキ)もっと大きい声で。
ブー!
ハハハハ…!
(クロキ)「もっと大きい声で!」
ブー! 友一 かっこ悪〜!
もてあそばれちゃって!
確かに もてあそばれてますね。
これが 大衆… 世間の声だよ。
(布袋の声)大衆が ヒーローに注目する理由は→
半分は賛美だが 残りの半分は→
そいつが つまずき 転落する瞬間を→
見逃さないためだからな。
俺は もう あいつのやり方には ついていけない。
(丹羽万里) 「敵を欺くには まず味方から」。
紫宮は紫宮なりに 何か作戦があるはずだ。
(百太郎)でも あんなやり方 俺たちらしくないだろ。
友一なんて とっとと追放すればいいのに。
(柱谷千聖) 百太郎の言うとおりだと思う。
やっぱり もう一度 キャプテンが リーダーやってください。
それで 正々堂々 勝ちましょう。
みんなだって そう思うよな?
わかった。 俺から紫宮には伝える。
♬〜
紫宮 ちょっといいか?
はい。
♬〜
それが 俺を裏切る事になっても…。
いいな?
うん… わかった。
♬〜
追放者 第2号が出ました〜!
そいつの名前は…。
♬〜
(十蔵)待った!
そいつの名前は…。
♬〜
(十蔵)待った!
それは 俺に言わせてくれ。
いいけど。
百太郎… ちょっと 話がある。
(百太郎)はい…。
お前のやり方は間違ってる。
ここからは 俺がリーダーをやる。
それ 本気で言ってます? 自信ありますか?
キャプテンは→
僕の言うとおりにやれば いいんですよ。
あっ 僕への忠誠 試しちゃおっかな〜。
次の追放者 僕か 百太郎先輩か→
どっちが大事か選んでください。
すまん… 俺がリーダーじゃ このゲームをクリアできない…。
どういう事っすか…?
キャプテン… キャプテン!
♬〜
クロキ先輩 ここからがゲームスタートです。
鬼瓦百太郎 追放!
♬〜
(千聖)なんで 百太郎を追放した!?
おい… なんとか言え 紫宮!
俺は お前を 絶対に許さないからな!
追放者は 柱谷千聖!
(ハル)柱谷千聖 追放!
♬〜
(万里)見損なったぞ。
このままでいいと思ってるのか?
そんなでくの坊に詰め寄ったって しょうがないですよ。
(万里)何…?
だって キャプテンは お飾りキャプテンなんだから。
僕の言うとおりに 動けばいいんですよ。
みんな バカなんだから。
僕の言う事 聞いとけばいい…。
(たたく音)
仲間を大事にしない奴に ついていく気はない!
あ〜あ…。
暴力行為発見!
丹羽万里 暴力行為により追放〜!
(ハル)丹羽万里 追放!
♬〜
本当に… これでいいのか…?
(ため息)
仲間を追放するなんて どうかしてる。
紫宮は 何を考えてるんだ?
(種田)みんな いい人だったのに。 殿のご乱心ってところですかね…。
いや… 奴は 感情で動くタイプではないです。
絶対に 何か裏があるはず…。
種田さんは 追放には関わってないんですか?
まさか…。 僕は 誰かを蹴落とすとか苦手で…。
(水谷恵子) 流星くん! ちょっと…!
(種田)はいはい。 じゃあ また。
お互い 追放なんて やめましょうね!
(種田)はい!
(終了の合図)
作業時間終了だよ〜!
まだ 先は長いな…。
いつ追放されるのか おびえながらいるの つらいよ…。
とにかく 友一を信じよう。
みんなにご報告で〜す。
10日後の深夜0時から24時間 門の見張りがお休みです。
今の時代 ちゃんと お休みを与えないとだからね!
これが どういう意味か わかるよね?
つまり 誰かが もし 鍵を手に入れていたら→
10日後には 脱獄されちゃう可能性大って事!
あと 前にも言ったけど→
鍵は 1つで1人しか 脱獄できないからね。
いくら友達でもね。 グフフ フフフ…。
♬〜
ジャーン!
なんだ? これ。
ドミノストッパー。 作ったんだ!
これで また ドミノが倒れたとしても→
被害を最小限に食い止められる。
俺たちは いつ追放されるかわからない。
だから その前に ドミノを完成させるんだ。
ほら… お前らも 見てないで さっさと 手 動かしてくれ!
わ… わかった。
(満)あっ!
♬〜
(鳥の鳴き声)
♬〜
自然にって事は なさそうですね。
間違いないね。
…ああ。
誰かが鍵を手に入れたんだ。
(京) 鍵を手にした人間以外にとって→
ドミノが倒れる事は デメリットでしかない。
でも 鍵を手に入れた人間にとって ドミノが倒れようが関係ない。
あとは脱獄するだけだ。
タイムリミットは あと8日。
おい! 鍵持ちの奴は名乗り出ろ コラ!
いやいや さすがに 名乗り出るわけないでしょ。
ここはシンプルな方法でいこう。
全員 服を脱げ。
なるほど。 身体検査か。
いやいや 友一くん さすがに それは…。
彼女たち 困ってますよ。
もちろん 女性は女性同士 男性は男性同士→
裸になってチェックをする。
♬〜
♬〜
よし 全員 オーケーだ。
こっちには 鍵を持ってる人間はいなかった。
そっちは?
それが… 水谷さんが 身体検査を拒否するって。
疑われるだけですよ。
嫌なものは 嫌なの!
同性とはいえ 裸を見せるなんて。 セクハラよ!
拒否するという事は 次回追放の第1候補になりますよ。
パワハラだわ!
わかってないなあ おばさん。 (恵子)おば…!
もし 8日後に 誰かに脱獄されたら→
1人4億円の借金を 背負う事になるんですよ。
誰が鍵を持ってるか わからない以上→
怪しい人から追放していくしか ないんですけど。
わかったわよ…。
でも チェックするのは 流星くんにして!
彼は この中でも一番信用できる!
できれば 2人以上で…。
彼以外に見られるなんて 絶対に嫌!
恵子さんが そこまでおっしゃるなら→
それに応えないと。
わかりました。 何もしないよりはマシなので。
♬〜
ちょっと遅くないか?
変な事してなきゃ いいけどな。
本当に 何かしてるかもですね。
お互い 下の名前で呼び合うくらい 仲がいいみたいですから。
おっ 噂をすれば…。
彼女はシロでしたよ。 鍵は持ってない。 僕が保証します。
(クロキ)余計 怪しくなったんじゃねえか?
(恵子)何よ 私を疑ってるの?
(種田)えっ そうなりますか…。 これじゃ→
恵子さんが追放される可能性が 高いままですね。
疑われたから 言うわけじゃないけど→
私 知ってるの。
知ってるって 鍵持ちを?
アッハハ…! 違うわよ。 さすがに それは知らないけど…。
ドミノをわざと倒した人なら 知ってる。
(恵子)ねえ→
後田くん。
はあ…? なんで 俺なんだよ!
だって 見たんだもーん! あなたがドミノを倒すところ〜!
(種田)そっか 紫宮くん 言ってましたよね?
ドミノが倒れて損しないのは 鍵持ちだけだって。
…言いましたね。
えっ… って事は…。
(後田)はあ…? はあ!? はあ!? はあ!?
でたらめだ! (恵子)もう!
本当の事 言ってくれないと 私が疑われるの!
嘘だ 嘘だ 嘘だ! 全部 作り話だ! 信じるな!
仕方ない! これは みんなに 決めてもらうしかないでしょ。
後田くんと恵子さん どっちを信じるか。
信じられなかったほうが 明日 追放される…→
って事ですよね。
心配するな 大丈夫だ。
本当にいいんだな? それで。
だって それが… 民主主義でしょ。
♬〜
それじゃ 追放者を発表するよ。
追放者は…→
後田渡 お前だ!
♬〜
《なんでだ…?》
《これって まずい事が 起きてんじゃねえのか…?》
なんで 俺なんだよ!
これは陰謀だ!!
脱走だ!
違う…! ドミノを壊すつもりだ! 誰か捕まえて!
離せ! ああ〜っ!!
いつもだよ! いつも こうだよ!
♬〜
(店長)お前 何してるんだ!?
いや… 俺は ただ…。
(店長)最近 在庫の数 足らないの→
お前だったのか! 違う…。
何か起これば いつも 俺が疑われる!
(後田の声)俺が悪い 俺が悪いって みんな…!
証拠もないのに なんで 犯人扱いすんだよ!
(種田)そうだね! それは正論だ。 だけど これは自業自得だよ。
(後田)はあ!? なんでだよ!
(種田)だって 君のこれまでの態度 最悪だったじゃん。
いざという時に 身を守ってくれるのは→
正論じゃなくて 普段の行いだからさ。
大人だったら これくらい知っとけよ…→
陰キャ野郎。
うわあーーー!!
(後田)うわあーーーっ!!
うわあ〜っ…! ううっ…!
後田渡 追放!
(クロキ)《俺は水谷に入れた》
《恐らく 友一も 紫宮も》
《いや… バカじゃない奴ら 全員 あいつに入れる》
《どう考えても あいつが一番怪しい》
《なのに 追放されたのは後田だった》
(京)《今 7票を コントロールしてる奴が→
この中にいる》
《そして 見張りがいない日まで 邪魔者の追放が続く》
(クロキ)《まさか あいつが→
7票をコントロールしてる っていうのか?》
今がどんな状況か 理解してるよな?
何が言いてえんだ?
なんで 後田さんが追放されたのか→
誰が追放したか→
誰が7票を持っているか→
頭のいいクロキくんなら 気づいてるよな?
♬〜
おい 豚!! 今すべきは土下座だろ!!
土 下 座!!
しないなら 俺たちが追放するぞ。
選べよ! 追放か 土下座か。
《クソ!》
《クソ クソ クソ クソ クソ クソ クソ クソ!!》
♬〜
ごめん… なさい…。
どうか… 俺を追放しないでください…。
♬〜
嫌だね。
バーカ!
《クソがぁぁぁぁぁ〜!!》
追放になりますよ! クロキ先輩。
♬〜
君は やり口の変わらない人ですね。
相手を怒らせて 暴力を振るわせようとする。
第3ゲームの時と同じだ。
(クロキ)どけ 紫宮…!
どのみち 俺は 今日で最後だ。
だったら 最後に こいつに 一発…!
大丈夫!
だって 友一くんは 7票を持っていないから。
だよね? 友一くん。
試してみるか? クロキより先に お前を追放してもいいんだぞ?
無理だよ。 君には そんな事できない。
なんで言いきれる?
だって→
僕は 天才だから。
いいだろう。 結果は 明日になればわかる。
どうぞ ご自由に。
(ため息)
お前を欺くのは簡単じゃないか…。
悪いな クロキ。 今のは嘘だ。 (クロキ)はあ!?
みんな 作業に戻ろう。 (クロキ)クッ…!
クソが! この野郎! コラァァ! ああーっ クソが!
ねえ 友一くん。
君は ちゃんと→
今がどういう状況か わかってるんだよね?
ᗒ(クロキ)オラーッ! ああっ! クソが!
あっそ。 それならいいけど…。
キャッ!
どうかした? ゆとりちゃん。
ごめんなさい。 虫 苦手で…。
大丈夫だよ。
えっと…。
私 もう 言い争ったりとか無理…。
種田さんは そうじゃないから… 唯一 安心できる人… です。
(ドミノ牌を激しく鳴らす音)
こんなところだと思わなかった。
もう こんな争い 嫌。
じゃあ なんで来たんだよ。 俺だって…。
あれ? 私の時は そうなんだ。 えっ?
天智くん 私に冷たくするのは勝手だけど→
私も時限爆弾のスイッチ持ってる 一人だって事 忘れないでね。
♬〜
今日も追放者はいるのか?
いるよ!
♬〜
今日の追放者は→
心木ゆとり!
《なんで ゆとりが…→
追放…?》
誰が…?
《まさか…》
ゆとり…!
脱獄とか追放とか考えないで→
みんなで協力して… ユートピア作りたかったよ…。
♬〜
《ユートピア…》
(ハル)心木ゆとり 追放!
毎日 お疲れさまです。 (恵子)ああ〜!
これでも飲んで 元気出してください。
ああ〜 もう 流星くん 私の好み わかってるじゃん!
ウフフ…!
(種田)はい。
おい みんな! なんか置いてあるぞ。
手紙…?
♬〜
何 書いてあるんだよ。 ああ?
「私は すでに鍵を手に入れた者だ」?
なんだ!? それ!
「もし生き残りたければ→
“クリア報酬1億円の9割 9000万円を→
ゲームクリア時に私に譲渡する” という念書を提出しろ」!?
(種田)9割… 9000万…!?
ふざけんなよ!
「もし従わなければ 私は5日後の夜に脱獄を実行する」
(満)ねえ…。
出せばいいんじゃないかな? 念書。
はあ? 何 言ってんだよ。
もう嫌なの こんなところにいるの。
まさか てめえが手紙の主か? コラァ!
違います。 思った事 言ったまで。
ねっ? 天智くんなら わかってくれるよね?
…ああ。
(種田)待って。 そもそも この内容って有効なわけ?
うーん… いいんじゃない? 面白いし。
ゲームクリア後 手紙の主に→
自動的にお金が渡るように するからさ。
つまり 全員が念書を提出して クリアしたら→
君たちの賞金は1000万。
手紙の主様には→
賞金9億1000万円が贈られま〜す って事で。
ふざけるな! そんな 一人勝ちがあって たまるか!
だったら 追放しなきゃ。
この中にいる 鍵を持った 手紙の主を見つけ出して。
そうしないと 9億1000万…。
グフフフフ…。
ねえ 君…→
さっきから 念書を提出するよう みんなを誘導しようとしてない?
違う。 (種田)あっ…。
念書の提出には 僕も賛成。 (クロキ)はあ!?
って… こんな事 言ったら→
僕も 誘導してるとか 言われちゃうのかな…。
あっ じゃあ 多数決 採りましょうよ。
(クロキ)多数決だ? それが民主主義の決め方でしょ?
念書提出に賛成の人!
(クロキ)はい 4人! こっちは6人。 俺らが多数派だ!
おい…!
その子の言うとおりだ。
1000万だって 十分な大金だ。
それに… 俺は 一刻も早く ここを出て→
追放された あいつらに謝りたい。
だから あんたは甘いんだよ。
いや… 俺は もう間違えない。 お前の言いなりにもならない。
(クロキ)でも… まだ 5-5でイーブンだ。
♬〜
四部…!
ごめん 友一… 俺を助けるために→
このゲームに 参加してくれたのに…。
(クロキ)ざけんじゃねえぞ てめえ!
なんで 友一の事 裏切んだよ! ああ!?
(種田)それですよ! ああ?
君たちは… 怖いんですよ。
(種田)暴力的な男→
頭が良すぎる子供→
仲間を平気で裏切る男→
そして…→
人間関係を壊すのが得意な友達。
こんなメンバーと付き合ってたら→
いつ自分が蹴落とされるか わからない。
そんな事 考えてるのに 疲れちゃったんですよ 誠くんは。
話したのか? 俺たちの事 そいつに。
いろいろ 聞かせてもらいました。
特に 誠くんとは→
ゲーム前のパーティーから 意気投合してるし。
誰かを蹴落としたりとか やめましょうよ。
もう そんな時代じゃない。
平和を維持するために お金を放棄する。
それって まともな人間の考えだと 思いますけど。
君たちは 念書を提出しない人を→
一人ずつ 追放していくつもりでしょ?
賛成してくれたみんなを 守るためには→
そうするしかない…。
手紙を書いた人を 怒らせるわけにはいかないから→
4日だけ待ちますよ。
その間に 念書を 僕らに持ってきてください。
♬〜
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