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Original subtitles

やっぱ これかな。

(パソコン)(M)大変よいと思います。 特に 赤いペイズリーのネクタイが➡

情熱的な大陽さまに お似合いかと。

あっ でも…。 (パソコン)何でしょう?

今朝の占いで 青を身につけたら➡

すてきな恋の出会いがあるって 言ってたなぁって。 ハハ…!

すてきな恋の出会いがあるって 言ってたなぁって。 ハハ…!

えっ?

(パソコン)10秒後に 全てのデータを初期化します。➡

10 9…。 M! ちょっと待って!

(パソコン)8 7 6…。 うわっ!

(パソコン)5 4 3…。 何 この丸いの!? 何 この丸いの!?

(パソコン)2 1…。 うわ~っ!

(部下) お車は もう つけてありますので。

はいはい~。

♬~

♬~

(柴田)《何してんだよ お前。 どうすんだ これ》➡

《午後の商談 どうしてくれんの!?》➡

《マジで こういうやつって 何の価値があんの?》

《それは 言い過ぎだろ》 《だって このなり見てみろよ》

《最近のサラリーマンってのは ずいぶん お行儀 悪いんだね》

《邪魔すんなよ おっさん》 《被害者は こっちなんですけど》

《まあまあまあ。 特に 君たちに 用は なかったんだけどね》

《ウラノス企画の柴田君と猪俣君》

《お久しぶり》

《ああ。 まあ 特に 用は なかったんだけど➡

お宅の社員 ずいぶん 質が下がったんじゃない?》

♬~

《もしもし》

《しゃ… 社長!?》

《申し訳ありませんでした!》 《大変 失礼いたしました!》

《申し訳ありませんでした!》 《大変 失礼いたしました!》

《覚えておくといい》

《人を値踏みしようとすると 痛い目を見ることだってある》

お疲れ。 お疲れさまです。

♬~

航空事業部の不正に関して 報告を受けたと言っていたな。

航空事業部の不正に関して 報告を受けたと言っていたな。

はい。

(部下) 《何者かが 会計ファイルに➡

不正にアクセスした形跡が ありまして》

《まさか…》 <《お疲れさま》

それから間もなく 副社長が➡

社長室長を代え 高島を追いやろうとした。

つまり…。

航空事業部の件に 副社長が関わっていると?

仮に そうだとして 目的は 何です?

仮に そうだとして 目的は 何です?

三ツ星の改革を失敗させ➡

俺を失脚させること。

えっ!? そう考えれば➡

航空事業部以外で起きた 様々な不正についても➡

説明がつく。

分かりました。

過去の不祥事を 私の方で もう一度 洗い直してみます。

ああ。

ああ。

それと この前 話した国交省の件だが➡

あれから 意見交換の場があってな。

三ツ星も 本格的に➡

インフラ長期利用計画に 参画しようと思う。

承知しました。

なおのこと 内部のことで➡

足を止めてる場合じゃ ありませんね。

あっ。

いや~ どうも どうも~。

本日は お集まりいただき ありがとうございます。

あっ 大ちゃんも 送ってくれて ありがとね。

おう。

バイク屋の大ちゃん。 (大吾)あっ どうも。

ところで これ 何の集まりだ? まっ 順を追って 説明すると➡

武藤さんたちの ワカラン社が使ってる 宅・システム。

電気メーターの稼働から➡

在宅状況を把握する 仕組みなんだけど➡

こいつを 虎のチームに さらに改良してもらって➡

こいつを 虎のチームに さらに改良してもらって➡

宅・システム・メーターができた。 改良って?

(山口) 電気の使用 不使用だけでなく➡

どの家電を どのぐらい使ったかまで➡

把握できるようになったんですよ。 (加賀谷)われわれは➡

そのご家庭のルーティンを AIに学習させれば➡

より高い精度で 在・不在の状況を 知ることができると➡

思い立ったわけです。

一方 同じころに 音野さんから聞いてたのが➡

シニア向けマンションの住人の 健康問題だ。

要介護 一歩手前の状態を フレイルっていうんですけど➡

要介護 一歩手前の状態を フレイルっていうんですけど➡

フレイルの予防には➡

適度な運動と バランスの取れた食生活。

それから 社会活動への参加が 重要だって考えられてます。

社会活動への参加ってのは➡

ざっくり言うと 外出しようってことなんだけど。

あっ!

逆に どんだけ 外出してるか ってことが分かるってことだ!

(加賀谷) え~ そして 実証実験の結果➡

じゅうぶん 実用化に足るそうです。

(大吾)なるほど。➡

(大吾)なるほど。➡

じゃあ これで 音野さんのマンションは➡

もっと快適に…。 何 言ってんの。

これは 一企業が使って 終わるようなもんじゃない。

えっ? 日本社会の高齢化に伴う➡

医療費の問題。

このメーターが 全国に導入されて➡

健康に過ごせる高齢者が 増えれば➡

日本の財政に 数千億円のインパクトが与えられる。

数千億!?

今日 集まったのは この後 イベントホールで行われる➡

ベンチャーサミットで プレゼンするためだ。

ベンチャーサミットで プレゼンするためだ。

宅・システム・メーターのヤバさを➡

いっちょ かましてやろうってわけっすよ。

でも 不思議ですよね。

大陽さんに お世話になった人たちが➡

こうやって つながって。

いつの間にか こんな大きな話を してるんですもんねぇ。 ハハ…!

(大吾)さすがだな 大陽。 えっ?

あっ! あのね こいつは 俺が育てたようなもんなんすよ。

いるよね~ そういうこと言いたがる人。

(武藤)本当に 大陽さんと出会えて 私の人生は…。

(加賀谷) えっ? 社長 また泣いてます?

(加賀谷) えっ? 社長 また泣いてます?

ずいぶん楽しそうだな。 ハハハ…!

俺も 交ぜてくれ。 (武藤)えっ!?

叔父さん。 叔父さん?

初めまして。 三星 義知です。

ワカランの皆さん お久しぶりです。

どうも。 (加賀谷)ご無沙汰しております。

君らの宅・システムには うちも ずいぶん助けてもらった。

大陽君も その節は ありがとう。 いえ こちらこそ。

大陽君も その節は ありがとう。 いえ こちらこそ。

♬~

♬~

(女性)打ち合わせのメンバーは➡

この人と この人と この人と というふうに選別します。➡

すると AIが その方々の空いた30分を抽出し…。

俺の席 ここじゃないんですけど。

ハッ…。 いいじゃない 細かいことは。

今日は どうして こちらに?

これ主催の業界団体の理事に 出席してくれって頼まれて。

まあ イベントの見栄えをよくする お飾りみたいなもんだけどな。

まあ イベントの見栄えをよくする お飾りみたいなもんだけどな。

へぇ~。

ホントに いろんな方面に パイプをお持ちですねぇ。

その力で 俺の 三ツ星エンジニアリング 副社長就任も➡

通してくれたんですもんね。

《将来は 大海君とともに 三ツ星を背負ってく存在だ》

《今 子会社で 大きな役職を経験することは➡

非常に大きな意味がある》

(マイク)(司会)それでは 続きまして➡

宅・システム・メーターを 開発された➡

株式会社ワカランさん どうぞ。

は… はい! (加賀谷)社長 社長。

は… はい! (加賀谷)社長 社長。

頑張れ。 (加賀谷)落ち着いて 落ち着いて。

(拍手)

皆さま こちらをご覧ください。

(キーボードを打つ音)

宅・システムというのは もともと ネットスーパー事業での➡

配送コストの問題解消のために つくったものでして。

以前とは まるで 別人のような話しぶりだな。

以前とは まるで 別人のような話しぶりだな。

すごいでしょ。

自信をつけて あんなに 堂々と 話せるようになったんですよ。

自分の価値を信じられなかった 武藤さんが➡

もう一度 立ち上がって頑張って➡

海兄をも認めさせる 資産になったんです。

ハハハ…!

まったく 悪いジョークだな。 えっ?

そもそも 彼が 自信を失って ずっと苦しんでいたのは➡

そもそも 彼が 自信を失って ずっと苦しんでいたのは➡

君たち兄弟みたいな 人間のせいじゃないのか?

どういうことですか?

人それぞれに 価値を見いだす君と➡

組織に利益をもたらす人間に 価値があると考える大海君。

どちらも 価値と無価値で 人を えり分けてる。

君たち兄弟は➡

小さいころから とびきり優秀で 将来を期待されていた。

小さいころから とびきり優秀で 将来を期待されていた。

だから 凡人の気持ちなんて分からない。

人間なんて 生きてりゃ それでいい。

勝手に価値を求めるな。

君だって その性格のせいで➡

人を不幸にしたことぐらい あるんじゃないのか?

君の独り善がりな期待で➡

彼だって いつか つぶれるかもしれないな。

彼だって いつか つぶれるかもしれないな。

やるじゃん 武藤っち。 (音野)すっごく堂々としてました。

(武藤)ありがとうございます。 大陽さん 見てください。

こんなに たくさんの方が 興味を持ってくださいました。

あっ… すごい。 よかったね。

どう? 大陽君。 まだ ちょっと早いけど 軽く一杯。

いや 今日は いいや。 あっ そう。

いや 今日は いいや。 あっ そう。

みんな 今日は お疲れさま。 <お疲れさまでした。

じゃあ また。 (音野)はい。

(加賀谷) 何かあったんでしょうか?

(三上)あ~ もう 投資家なんて クソばっか!

(河野)まあまあ 落ち着いて。

(三上)どいつもこいつも 声掛けてくるのは ナンパ目的で➡

私たちのプレゼンなんて 全然 聞いてないくせに。

私たちのプレゼンなんて 全然 聞いてないくせに。

珠ちゃん 奇麗だからね。

私は そういう扱いされるのが 一番 嫌なんです。➡

あ~あ VIPをつかまえるぞって 意気込んできたのに。

あっ。

《声は 雄弁に その個体の健康状態を語ります》

VIP席に座ってた人。 ああ… いや あれは…。

初めまして。 三上と申します。➡

初めまして。 三上と申します。➡

先生。 (河野)あっ 河野です。

あっ えっと… 三星です。

三星さん。 ちょっと ついてきてください。

はっ!? (三上)ほら 先生も。

あっ えっ ちょ…。 (三上)お願いします。➡

ちょっとで いいんで。 そんな…。 えっ!? えっ!?

(河野)わざわざ 研究室まで ホントに ありがとうございます。

(河野)わざわざ 研究室まで ホントに ありがとうございます。

あっ…。 無理やりというか何というか…。

(三上)どうぞ。 (河野)ありがとう 珠ちゃん。➡

では あらためまして➡

音の物理的特徴差異分析装置 というのが 私たちの研究です。

あっ えっと…。

動物の健康な状態の声と 何か異常が生じた際の声➡

つまり 周波数帯域や音圧の差異などを➡

比較するものでして。

加えて ホルマントという 物理的特徴の違いから➡

加えて ホルマントという 物理的特徴の違いから➡

異常な箇所を感知するんです。 はあ…。

(河野)エコー検査などでは 動物の毛をそる必要があったり➡

症状によっては 診断できない といった課題がありますが➡

この研究では 動物自身の声で➡

何が悪いのか判別することが 可能といえます。

ということは➡

家庭に据え置くことが前提の 機械になると思うんですが➡

1台当たりのコストは 幾らくらいになります?

1台当たりのコストは 幾らくらいになります?

今だと 2,000万くらい。

ああ…。

現状だと 念のために 病院に連れていく以上の➡

メリットが なさ過ぎる。

つまり 金にならないから 駄目ってことですか?

あっ…。 ごめんなさいね。

珠ちゃん 頑張り屋さんなんだけど ちょっと血の気が多いというか。

ああ…。 (三上)はっきり言って➡

うちの研究室 大学の中で なめられてるんです。➡

だから 成果を出して 自分の価値を証明したくて。

だから 成果を出して 自分の価値を証明したくて。

《勝手に価値を求めるな》

価値がなくても いいんじゃないかな?

はぁ!? いや…。

(三上)私は 誰にも文句を 言わせないだけの価値が欲しい。

なめて かかってくるやつを 見返したいし➡

誰かの扶養におさまるより 男 はべらすぐらい稼ぎたいの。➡

だから この研究に出資してください!

ちょ… ちょっと 考えさせてください。

(隼人)へぇ~。 動物の鳴き声から病気を。

どうにか ビジネスとして 持っていけないもんかなぁ。

(林田)うーん…。

今の話を聞くかぎりじゃ 収益化は 難しそうだなぁ。

だよねぇ。

申し訳ないけど 今回は お断りするしかないか。

えっ? えっ?

大陽君のことだから 何か こっから➡

大陽君のことだから 何か こっから➡

一発逆転のホームランとか 狙ってるのかなって。

確かに。 いや…。

俺にだって できることと できないことがあるよ。

(パソコン)(M)原因は 義知さまに言われたことですか?

義知?

大陽君の叔父さん。 三ツ星重工の副社長。

あ~。

(パソコン)あまり気にしすぎない方が よろしいかと。➡

うすうす 感づいて いらっしゃるのでしょう?➡

うすうす 感づいて いらっしゃるのでしょう?➡

義知さまが 大陽さまを➡

三ツ星エンジニアリングの副社長に 推薦して➡

その上で 過去の不正をリークし➡

大陽さまを失脚させたと。

えっ!? (林田)何 その話!?

別に はっきりとした証拠が あるわけじゃないよ。

叔父さんが そうする理由も 分からないし。

それに 人を不幸にしたことがある ってのは➡

あの人の言うとおりだから。

あの人の言うとおりだから。

(パソコン)ひとまず 彼女に関するデータを お送りしておきます。➡

三上 珠緒 北海道出身。 東京英明大学 工学部3年生。➡

親との折り合いが悪いため 金銭的な援助はなく➡

週5でアルバイトをしながら➡

奨学金で 大学に通っているようです。

あの… 私のときも こんなふうに調べられてたの?

まあ…。 怖っ!

いや まあ いいんだけどね。

いや まあ いいんだけどね。

(パソコン)強いハングリー精神から 付いたあだ名は 鋼鉄の美女。➡

そのような方が いまさら➡

自分が傷つくことを恐れて チャンスを諦めると思いますか?

そうっすよ。 いきなり 研究室に連れてくなんて➡

よっぽど 切羽 詰まってるんじゃないですか?

うん…。

(林田) 難しいとか言っちゃったけどさ➡

厳しい状況だからこそ➡

大陽君の力が 必要なんじゃないのかな。

そうだよね。

うん。 分かった。 やってみるよ。

そうこなくっちゃ。

あの… 実は 俺も➡

スタートアップの方向性が 見えてきまして。

(林田)おっ! あれ 見せちゃう? (隼人)はい。

えっ? 何?

(隼人)これです。 へぇ~。 ドローン?

(隼人)メーカーに就職した 大学の先輩がいるんですけど➡

色々 話を聞いてると➡

色々 話を聞いてると➡

こいつで 何ができるんだろうって すごい わくわくしてきて。

ふーん。

まだまだ 新しい活用法が 生まれそうだもんね。

はい。 まあ でも これは 普通に 売ってるやつなんですけど➡

動かしてるだけで 楽しいんですよね。

(林田・大陽)お~っ!

近くで見ると やっぱり 迫力が違うねぇ。

ちょ… 危ない 危ない…!

♬~

♬~

(学生)三上さん 今度 クルーズパーティーやるんだけど。

お構いなく。

ねえねえ 銀座のおすし屋さん 一緒に どう?

結構です。

よかったら 乗馬とかって 興味…。 (三上)ないです。

(瑠奈)いただきまーす。 (三上)いただきます。

(瑠奈)私も たまには お弁当 作ってこようかな~。

そういうパターンが 一番 高くつくから➡

毎日 作らないなら 一切 作らない方がいいよ。

毎日 作らないなら 一切 作らない方がいいよ。

はいはい。 言ってみただけ。

ってか 珠緒 たまには 合コン 参加してよ。

バイトと研究が忙しくて 無理。

ちょっとは 息抜きしても いいんじゃない?

そりゃあ 私だって したいよ。 でも そんな余裕は…。

(携帯電話)(バイブレーターの音)

あっ…。

先日は どうも。 例の件 一度 前向きに➡

ご相談できないかなと 思ってまして。

えっ!? ホントですか? (携帯電話)ええ。

えっ!? ホントですか? (携帯電話)ええ。

ただ 多少は お二人の研究内容について➡

勉強しておきたくて。

ちょっと お時間 頂いても いいですか?

分かりました。 よろしくお願いします!

(高島)残念ながら 社内に残っている調査資料では➡

今まで以上のことは 分かりませんでした。

そうか。

なので 過去に不正を行い 三ツ星を去っていった人間の➡

その後を調べてみたんですが。

岩淵 敏晴 オノデラテック部長。

岩淵 敏晴 オノデラテック部長。

橋口 優吾 トワイライトコーポレーション次長。

東島 美咲 創造電子 本部長。

いずれも 副社長と付き合いの深い会社で➡

一定以上のポジションに 就いてます。

おそらく…。

副社長の命令で不正を行い➡

その見返りとして 地位を与えられた。

直接 問いただしても しらを切られるだけだろう。

ええ。 はっきりとした証拠が ないことには。

しかし 俺が社長になる前の不正に こんなに関わっているのか。

そこが 私も引っ掛かったんです。

もし われわれの推測どおりなら➡

副社長は 先代の匡邦社長の時代から➡

動き始めていた ということになります。

おまけに やり方が 乱暴すぎる。 ええ。 三ツ星自体が➡

つぶれていたかもしれない危機も 一度や二度ではありません。

生前の父と 義知さんの折り合いが 悪かったという話は➡

聞いたことあるが…。

実の兄弟だ。

実の兄弟だ。

折り合いという言葉では 片付かない➡

因縁があったのかもしれないな。

一度 大陽とも話してみませんか?

あの男なら きっと 社長のために…。

高島。

これは 三ツ星の問題だ。

去っていった人間を 関わらせようとするな。

失礼いたしました。

(八神)すいません。 突然 押しかけてしまって。

(河野)三ツ星エネルギーの八神さん。 (八神)はい。➡

実は 先日 ベンチャーサミットに参加した知人から➡

お二人の 音の物理的特徴差異分析装置の➡

研究の話を聞きまして 非常に興味深いなと。

えっ!?

よろしければ 将来的な技術提携を見越して➡

よろしければ 将来的な技術提携を見越して➡

弊社の施設で 研究を続けてみませんか?

先生! (河野)はあ…。

えっ? (河野)あっ ごめんなさいね。

いや 散々 ほら➡

うちの研究は お金にならない って言われてきたので➡

何か ぴんとこなくて。

ちょっと。 ここは アピールするとこでしょ。

あっ そうなんだけどね。

腹を割って お話ししますと➡

うちの 次世代事業開発本部というのが➡

うちの 次世代事業開発本部というのが➡

こう なかなか アグレッシブな気質というか。

よそと同じようなことを やってると➡

怒られるような場所でして。 (河野)へぇ~。

それに 私自身 すぐに結果を求めるばかりでは➡

大きな技術革新は 生まれないと 痛感しております。➡

どう ビジネスするかよりも先に➡

2人の研究が完成する その瞬間に立ち会いたいと➡

そう思ったんです。

ありがとうございます。

ありがとうございます。

そういうことでしたら ぜひ。

やった~!➡

大陽さんの件といい➡

うちにも 追い風 吹いてきたんじゃないですか?

かな?

んっ? 大陽さん? (三上)ああ うちの研究に➡

出資を検討してくれてる 投資家さんがいて。

三星 大陽さん って方なんですけど。

♬~

♬~

(携帯電話)(バイブレーターの音)

はい もしもし。

八神君?

変わらねえな ここも。

何の因果か 今 三ツ星グループの会社に勤めててな。

英明大の河野准教授の研究に 興味を持って 会いに行ったら➡

お前の名前が出てきた。

ああ… そうだったんだ。

(男性)《おい 何ガンつけてんだよって おい》

(男性)《あぁ? つけてねえだろ。 やってみろよ》

(男性)《やってみろ おい》 (男性)《やれよ》

(男性)《やってみろや おら!》 (八神)《ストップ ストップ ストップ ストップ…》

《どうしたの? 行っちゃっていいから》➡

《おいおい おじさん 飲み過ぎだって。 大丈夫?》

《おいおい おじさん 飲み過ぎだって。 大丈夫?》

《うるせえ》 《危ねえ 危ねえ 危ねえ》➡

《おい 大丈夫か?》

《手伝いましょうか?》 《おぉ サンキュー》

《よいしょ。 はいはい はいはいはい》

《いや~ すごかったねぇ もう》

(八神)《何だか ごめんね。 巻き込んじゃって》

《ううん。 お兄さん 立派な人だね》

《えっ? いやいや》

《あっ そうだ》

《せっかくの出会いだし。 はい》

《人間投資家?》

《よかったら 軽く飲み行かない?》

《よかったら 軽く飲み行かない?》

《おう 行くか》

(八神) 《全然 軽くじゃなかったな》

《がっつり朝までっていう》

(八神)《まさか 三ツ星重工の御曹司とはな》

《今は 家を飛び出して ただの駆け出し投資家だよ》

(八神)《俺なんかさ➡

大学 出て 就職した会社 1カ月で辞めて➡

大学 出て 就職した会社 1カ月で辞めて➡

そっから ずっとプラプラして》

《会社 どうして 辞めちゃったの?》

《何か 同期が ギスギスしてたからさ➡

いっちょ 団結させたろうと思って 会社の屋上でタコパやったんだ》

《お~》 《そしたら めっちゃ怒られて》

《だったら 辞めます。 こっちも 逆ギレ》

《えっ! 何それ!?》

《いや 結局さ 学生ノリが 抜けなかったんだよな~》

《まあ フットワークが軽い分➡

《まあ フットワークが軽い分➡

昔の友達が 今も 飲みには 誘ってくれんだけどさ》

《フットワークが軽いからじゃ ないと思うけどなぁ》

《えっ?》

《昔の友達が みんな 八神君と飲みたがる理由》

《きっと みんな ただ 八神君のことが好きなんだよ》

《いや けど 切ないもんがあるよ》

《いや けど 切ないもんがあるよ》

《みんな 大人の階段 のぼってて➡

俺だけが 同じところ いるなぁって》

《結局 この社会に 俺みたいなやつの居場所なんて➡

なかったってことなんだよな》

《俺には 仕事を抜きにした仲間が それだけいる八神君って人間は➡

すごい価値を秘めた 資産だと思うなぁ》

《そんな大げさな》

《いっそ 起業するって どう?》 《えっ? 起業?》

《いっそ 起業するって どう?》 《えっ? 起業?》

《いや 無理だろ。 そんなん 考えたこともないし》

《今の自分を変えたくない?》

《いや それは 変えたいって思ってるよ》

《だったら 挑戦する意味はある》

《何ができるか 俺も考えるからさ》

(八神)《何つうオフィスだよ》

《好きなものを ぜーんぶ 集めてみたら こうなって》

《好きなものを ぜーんぶ 集めてみたら こうなって》

《で あれから 色々 考えてみたんだけど》

《リファラル採用って知ってる?》 《いや》

《海外じゃ だいぶ注目されてきてる➡

仕組みなんだけどさ➡

一般的な採用と違って 採用する側の会社の社員が➡

直接 知っている人を 候補者として推薦するんだ》

《コネ採用ってことか?》

《うーん… 近いっちゃ近いけど 権力のある人だけじゃなくて➡

全社員が 推薦する権利を持ってる》

《その分 社員は 自分が 信頼できる人材を紹介するから➡

《その分 社員は 自分が 信頼できる人材を紹介するから➡

会社に合った人を採用しやすいし 採用コストも下げられる》

《ふーん》

《つまり 紙にプリントされた キャリアじゃなく➡

生きた人間同士として つながるってこと》

《そういう人のつなげ方をする ビジネスができないかなって》

《でも どうやって?》 《リファラル採用に特化した➡

次世代の採用サービスを つくるんだよ》

《それぞれの人のつながりが 新しい雇用を生み出し➡

採用する側も される側も➡

採用する側も される側も➡

紹介する側も喜ぶ》

《そんな三方よしのサービスを》

《分かった》

《生まれ変わったと思って 頑張ってみるよ》

《八神君 スタートアップしよう》

《おう》

《乾杯!》 (八神)《乾杯》

《うーん!》

《融資決定おめでとう》 《ありがとう》

(八神)お前と出会って スタートアップして➡

(八神)お前と出会って スタートアップして➡

お前が言ったとおり いろんな人が俺を助けてくれて➡

会社は 大きくなっていった。

(不動産屋) 《お客さまの条件ですと➡

こちらですかね》➡

《こちら アクセスもよくて 広さも申し分ないかと》

《社員も増えて 売り上げも右肩上がりだし➡

このくらいの物件が いいんじゃない?》

《うん…。 そうね》

(八神)でもな 俺は 怖かったよ。

《競合も出てきてるし➡

プロダクト開発に 大型投資をするのも➡

打ち手の一つだけど どうする?》

打ち手の一つだけど どうする?》

《俺 もう じゅうぶん 頑張った気するけどな》

《何 言ってんの》

《八神君って資産の価値は まだまだ こんなもんじゃない》

《ああ…。 ありがとな》

(八神)どんどん どんどん 話は大きくなっていって…。

(キーボードを打つ音)

(八神)もともと 無理して 会社をでかくしてきたんだ。➡

だから そっからは 早かったよな。 (八神)《レスが遅いんだよ》➡

《いつまで 友達感覚でいんだよ! ビジネスだろ!》

《ホント使えねえな》

(記者)《推薦によって 人がつながるという採用サービスで➡

まさに 飛ぶ鳥を落とす勢いですよね》

《リファラルだからこそ 出会える➡

転職への潜在層がいるんです》 (携帯電話)(バイブレーターの音)

《ですから さらに今後は…》

《ちょっと失礼します》 (記者)《どうぞ》

《はっ!? 顧客の情報流出!?》

《ちょっと すいません》

(八神)《おい! なあ いきなり辞めるって何だよ》

《こういうときこそ 力を合わせて…》

(社員)《すみません。 話し合って決めたことなので》

《おい なあ》

《頼む》

《もう一遍 お前んとこの社長と 話す場 つくってくれ》

《俺たち 友達じゃねえかよ》

(携帯電話)(男性)《友達じゃねえって お前が言ったんだろ》

(携帯電話)(男性)《友達じゃねえって お前が言ったんだろ》

(携帯電話)(通話の切れる音)

(携帯電話)(不通音)

《起きたことは しょうがない。 こっから 打つ手を…》

《大陽》

《金 出してくれ》 《えっ?》

《競合は 増えてるが ノウハウでは うちが一番だ》

《大々的に広告を打って➡

《大々的に広告を打って➡

ネガティブなイメージを 払拭するんだ》

《この事業は こっからなんだよ》

《なっ? 俺を裏切った人間を 全員 見返してやるよ》

《無理だよ 八神君》

《現実的な方法を 一緒に考えよう》

《全部 お前のせいじゃねえかよ》

《えっ…》

《分不相応な夢 見たのも➡

仲間が みんな いなくなっちまったのも》

仲間が みんな いなくなっちまったのも》

《ずっと つらかったよ》

《俺は お前のおもちゃなんかじゃ ないんだよ!》

《何が資産だ!》

《昔の仲間も みんな いなくなっちまって》

《俺は… 俺は➡

お前に価値なんて 見いだしてほしくなかったよ!》

《全部 お前のせいだ》

《お前となんかな 出会わなきゃよかったよ》

(ドアの開閉音)

(八神)行き場を失った俺は…。

♬~

(落下音)

えっ…。

命は 助かったが 俺は 全てを失った。

命は 助かったが 俺は 全てを失った。

あのとき 全部 お前のせいにしたことは➡

訂正する。

俺が 社長として 力不足だったんだ。

でもな お前のやり方は➡

人を不幸にするよ。

今日は この研究から 手を引いてくれって➡

今日は この研究から 手を引いてくれって➡

頼みに来たんだ。

俺みたいな人間を もう 生みたくないからさ。

あの2人にも 俺とお前の関係は 全部 話した。

お前とは もう手を切って 俺が 全部 サポートするってことで➡

納得してくれたよ。

そうか。

そうか。

分かったよ。 じゃあ。

(ドアの開閉音)

♬~

(八神) 全て 予定どおりに終わりました。

さすがだね 八神君。

さすがだね 八神君。

(八神) 全て 予定どおりに終わりました。

さすがだね 八神君。

(柴田) 《申し訳ありませんでした!》

(猪俣) 《大変 失礼いたしました!》

《覚えておくといい》

《人を値踏みしようとすると 痛い目を見ることだってある》

《じゃあ 行っていいよ》

《じゃあ 行っていいよ》

《捜したよ 八神君》 《えっ?》

《憎いだろ 三星 大陽》

《どうして それを…》

《君に 復讐のチャンスをあげよう》

仕掛けるには いいタイミングだったな。

はい。

《そんな いきなり…。 えっ!? えっ!?》

《そんな いきなり…。 えっ!? えっ!?》

(八神)副社長の指示どおり 河野 幸の研究室を訪ねて…。

《三星 大陽さん って方なんですけど》

《ご存じなんですか?》 《いや 直接は》

《ただ ずいぶんと 悪い評判は 聞きます》

《詐欺まがいのような形で 金を集めては 逃げていると》

《そうなんですか?》 (八神)《はい》

《あまり 関わり合いにならない方が➡

《あまり 関わり合いにならない方が➡

よろしいんではないかと》

大陽の方にも➡

もう連絡を取らないよう 釘を刺しました。

今後 接触することは ないかと思います。

了解。

研究に協力するって話は 適当に切り上げていい。

承知しました。

これで 弟君の方は➡

しばらく おとなしくしてくれるだろう。

邪魔されると 何かと厄介だからな。

(パソコン)(M)本当に 手を引かれるのですか?

うん。

研究室の2人とは もう話がついてるみたいだし。

(パソコン)ですが…。

怖いんだよ。

関わった人を また➡

八神君みたいな目に 遭わせてしまったらって…。

正直 今は➡

誰のスタートアップにも 寄り添える自信がない。

誰のスタートアップにも 寄り添える自信がない。

(パソコン)大陽さま…。

俺 ずっと間違えてたのかな。

で お兄ちゃんの方は?

こちらも 指示どおり➡

情報を こちらから リークしまして➡

このような形で 記事になる予定です。

いよいよ 大詰めだな。

いよいよ 大詰めだな。

(水をかける音) (匡邦)《恥を知れ!》➡

《お前は 三ツ星にとって 何の価値もない人間だ》

長かった ここまで。

♬~

♬~

いいから 早く…。

大陽さん 虎さんが持ってきた ボードゲーム 一緒にやりません?

俺は いいや。

いや でも これ 超面白いんですよ。

だから 1回だけ! ごめん。 いいや。

はい…。

(隼人)駄目でした。

(虎魂)つうか 隼人 諦めが早えよ。

もっと ぐいぐい いって アニキ 連れてこいよ。

だったら 虎さんが行ってきてくださいよ。

いや… 俺は あれだよ。

大好きだからこそ➡

飛び越えられない壁が あるっつうか…。

(林田) 何をラブソングみたいなことを。

<(バイクのエンジン音)

この音…。

この音…。

(パソコン)(M)私が お呼びしました。 ハァ… ちょっ M。

(ドアの開く音) (大吾)おう!

(虎魂)大吾さん。 (大吾)おう。

大陽 何か落ち込んでんだって?

いや…。

そういうときこそ ツーリングよ。➡

ほい ほい。

よし 行くぞ。 はぁ?

(大吾)ふーん…。➡

昔 スタートアップに 失敗させちまったやつねぇ。➡

昔 スタートアップに 失敗させちまったやつねぇ。➡

まあ 取りあえず お前は➡

その 音の物理的何ちゃら って研究から➡

手を引くってことで 話は ついたんだろ?

うん。

だったら それで終わりじゃねえか。

いや 今後のことも 考えなきゃかなって。

はぁ? 投資家やめるっつう話か?

まだ そこまでは。

まだ そこまでは。

でも 頭をよぎるんだよ。

また同じようなことを 起こしたらって。

うーん… よく分かんねえけどよ➡

お前は その八神ってやつの言葉を 無視して➡

一人で突っ走ったってことか?

それは…。

はっきり もう嫌だって 言われたことは なかったけど…。

じゃあ お互いさまだろ。

じゃあ お互いさまだろ。

気持ちを伝えられなかった そいつも➡

気持ちをくめなかった お前も。

お前に責任はねえとは言わねえよ。

でも そのことを胸に➡

前 向いてくしか ねえんじゃねえの?

いや…。

やっぱり 気付けなかった俺が 全部 悪いよ。

もっと 視野が広ければ…。

あのなぁ お前は 神様か何かか?

あのなぁ お前は 神様か何かか?

つうか お前 今 俺にも めっちゃ失礼なこと言ってんぞ。

えっ…。 そりゃあ 俺は➡

お前のおかげで スタートアップできたよ。

感謝しても し足りねえ。

でも 何もかも おんぶに抱っこだったわけじゃねえ。

俺には俺の闘いがあった。

他のやつらも そうだったんじゃねえか?

(林田)《変わりたい…》➡

《誰かに 必要とされたい》

(音野)《壊れないように 必死で もがいてるんです》

(東城)《俺は あいつに生かされてたんだな》

(羽賀)《こんな黒い気持ち あっちゃいけないのに!》

(虎魂)《ゲームで 人を 心から楽しませたかった》

(武藤) 《結局 誰の心も動かせなかった》

(凛子)《また お姉ちゃんと 2人で頑張りたい》

(大吾)みんな 自分の意思で 覚悟を決めて スタートアップしたんだ。

(大吾)みんな 自分の意思で 覚悟を決めて スタートアップしたんだ。

お前が 一番 お前の資産の価値を 見くびってんじゃねえのか?

人に価値をつけるなんて 間違ってんのかもしんねえな。

そういう考え方も分かるよ。

でも お前に出会った みんなは➡

お前に 資産だって 言ってもらえたから立ち上がれた。

お前に 資産だって 言ってもらえたから立ち上がれた。

♬~

お前は それでいいんだよ。

(大吾)大陽! <大陽!

(大吾)立ち上がろうぜ! <立ち上がろうぜ!

(大吾)立ち上がろうぜ! <立ち上がろうぜ!

(大吾)お~! 響いた。 何か 青春っぽくね?

フッ… アハハ…!

そうだな。

大ちゃんの言うとおりかもなぁ。

(大吾)おう。

何か 吹っ切れたよ。

ありがとう~! <ありがとう~! ありがとう~!

(大吾)ハハハ…!➡

んっ。 んっ?

ハッ…。 山びこの次は グータッチ?

(大吾)いいから ほら。

♬~

♬~

(橋本)損失額は 今までとは 桁違いになる見込みです。

治法の至明なる者は 数に任じて人に任ぜず…。

だっけ?

今回ばっかりは 社長の責任になるんじゃないか?

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[そして…]

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