All language subtitles for [MagicStar] Kodoku no Gurume Season2 EP01 [WEBDL] [Netflix]

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Original subtitles

(井之頭(いのがしら)五郎(ごろう)) 多摩川を越えれば 新丸子か…

軽く 食べ物屋の調査でもするか

武蔵小杉か

いつの間にか 高層マンションがあんなに

日本はずっと不況のはずなのに

いきなりあれだけの住人が 外から入ってきて―

見下ろされてる町は 大丈夫なんだろうか?

静かすぎず 騒がしすぎず

こんな町が居心地いい

(客) 生(なま)とモツ焼 ちょうだい

(フロア係)はい (客)こっちお湯割りね

(フロア係) は~い 分かりました~

(五郎) お湯割り!? 食堂で?

昼間から?

超満員

平日の真っ昼間だぞ

ええ~

(フロア係) ありがとうございました

(男性客) どうも~

(男性客) ふう~

(五郎) 酔っ払ってるのか?

何なんだ この食堂は?

(ナレーター) 時間や社会に とらわれず―

幸福に空腹を 満たすとき―

つかの間 彼は自分勝手になり―

〝自由〞になる

誰にも邪魔されず 気を使わず―

ものを食べるという 孤高の行為

この行為こそが現代人に 平等に与えられた―

最高の“癒し”と いえるのである

(五郎) うん

やっぱり 落ち着いた普通の町だ

さっきの光景が白日夢のようだ

しかし―

いつまで続くんだ この暑さ

ああ~

ここか

さて 仕事だ

(美香(みか)) ワン ツー スリー ワン ツー スリー

(美香)ワン ツー スリー ワン… (五郎)失礼します

(美香) ツー スリー ワン ツー スリー

ワン ツー スリー ワン ツー スリー

(五郎)あの すみません (美香)ワン ツー スリー

ワン ツー スリー

(五郎)すみません! (美香)ワン ツー…

あっ

(五郎) あっ すみません

気がつきませんで 失礼いたしました

あの~

私… 井之頭と申します

聞いております 発表会の打ち合わせの方ですね

あ はい

申し訳ございません

先ほど西園寺(さいおんじ)から “渋滞にはまってしまって―”

“あと30分ほどかかる” という連絡がありまして

ああー そうですか

本当に申し訳ございません

あっ でしたら 30分後ぐらいに もう一度 改めてお伺いします

そうしていただけますか すいません

あっ いえ 大丈夫です

(五郎)では (美香)はい

あっ では

(五郎) 30分…

もう少し歩いてみるか

おお これは…

ほおー

へえ~ ここで食えるのか

小腹と小空き時間を 埋めるのにちょうどいい

(お母さん) いらっしゃいませ お好きなとこへ どうぞ

(お母さん) どうぞ

(五郎) いろいろあるなあ

これ全部 氷か

結構 メニューが豊富なんだなあ

味噌(みそ)汁なんてのもあるぞ

でも 今日は これだな

(五郎)すいません (お母さん)はい

クリームあんみつをください

あっ はい

(五郎) 店の感じといい メニューといい―

どこにも新しさのないところが ホッとする

節電もメニューみたいだ

何だか 昼寝でもしたい気分になっちゃった

お待たせしました

いただきます

(五郎) ほう~ アイスクリームタイプか

う~ん

とろけるようなのもいいが―

このしっかりタイプのアイスも 悪くない

う~ん

こいつもしっかり豆豆しているぞ

しっかり豆だ

リンゴは ちゃ~んとウサギさんだし

あー

桃缶のこの甘ったるさが―

こういう店では しっくりうまい

(表の客) すいませ~ん

(お母さん) は~い

(お母さん) いらっしゃい

で“練り切り”って何でしょう?

(お母さん) 練り切りはあの~ 和菓子の中でもね 一番おいしい…

(五郎) 豆と寒天

これがうまい甘味屋は 信用できる

焼肉屋でいえばキムチのような 店の試金石だ

食べ進むにつれて 具が混ざって味が変わる

それが うれしくてたまらない

間違いない

こんな店こそが 近所に欲しい店なんだよ

はあ~

うまかった~

ごちそうさまでした

ありがとうございました

ありがとうございました

失礼しま~す

(西園寺)井之頭さんですか? (五郎)はい

あっ 申し訳ございませんでした

自分で時間を指定しておきながら 遅刻してしまいまして

お電話差し上げた西園寺です

あっ 井之頭です

246が混んじゃって 瀬田の交差点で―

全然 動かなくなっちゃって…

あら

井之頭さん 何かスポーツ やられてましたでしょう?

あっ いや スポーツというかあの 古武道を少々…

あ~ やっぱり 格闘技やってる方って―

リズム感いいんですよねえ

どうですか? ダンス?

あ… あ いえいえ 私はそんな…

あっ ごめんなさい

遅刻したうえに 勧誘なんて厚かましいですよね

じゃあ 早速ですけど―

打ち合わせさせていただいて よろしいですか

(五郎)はい (西園寺)はい

あ じゃあ どうぞ そのまま お上がりください

あ… はい

ということは花瓶ですか?

(西園寺) いえ 花瓶でなくても構いません

(五郎)と言いますと? (西園寺)はい

今回のダンス発表会は うちのスタジオの―

10周年記念パーティーも 兼ねておりますので―

バラ100本を 真ん中に飾りたいんです

はい

その100本のバラを まとめられるものであれば―

逆に花瓶でないほうが いいんじゃないかなとも思うんです

要はパッションです!

パッション?

私 形には縛られたくないんです

はあ

(五郎) 形に縛られない

(西園寺) うちに新しく入った生徒さんにも 言ってるんですけど―

形にとらわれると ダンス自体が 小さくなってしまうんです

だからまずは 自分が感じたままに 踊ってもらうんです

はい

だから 井之頭さんも 自分が感じたまま―

思ったままのものを 選んでみてください

はあ

(美香) 申し訳ありません ちょっといいですか?

すみません すぐ戻りますから

あら どうしたの? 美香ちゃん

(五郎) 自分が感じたまま

自分が思ったままか

仕事 受けたはいいが―

正直 自信がない

でも まあ何とかなるだろう

それにしても―

腹が 減った

店を 探そう!

(五郎) さーて 何を食おう

俺は今 何が入れたい?

今 俺の腹に入れるべきものは 何なんだ

はあ…

考えるな

感じるんだ

(男性客) ふう~

形にこだわってはダメ

(店員) はいはい これお待たせしました~

あなたの思うがままに

(五郎) 俺の… 思うままに

今の俺にはここしかない

が…

席は空いていたが 中の熱気が…

いや 行ってみよう!

ここで店を変えても それは 妥協の選択でしかない気がする

(フロア係たち) いらっしゃいませ~

(客の話し声)

(奥さん) こちらお願いします

(奥さん) どうぞ~

(五郎) 何だか グッとくるじゃないか

それにしても すごい情報量だ

ここから選ぶのは大仕事だぞ

中華のメニューは 一通り そろってるんだな

“サンマーメン”があるのは さすが神奈川だ

となればサンマーメンと チャーハンってとこかな

(麺をすする音) (五郎)うん?

(五郎) ライスと味噌汁とおかずで 組み立てるのもありだな

となれば 話は違う

ここに並んだ大量のおつまみが―

すべて おかずとして立ち上がってくる

(客)焼肉丼3つね! (フロア係)はい

(客) 生とチキンチーズ

(フロア係) はい かしこまりました

(五郎) すいません

(奥さん) は~い お待ちくださ~い!

はい 何にしましょう?

(五郎) えっと みょうがの天ぷらと―

えー チーズ入りウインナー

(五郎) あとネギ肉イタメ

えー それに ごはんと味噌汁を お願いします

(客) 海鮮春巻きちょうだい

(奥さん)お飲み物は? (五郎)結構です

あと海鮮春巻きお願いします

春巻きですね かしこまりました~

(五郎) う~ん

周りの活気にあおられ―

つい調子に乗って 春巻きまで頼んでしまった

(客) あんちゃん

お酒は頼まないの?

ええ?

フフッ… 普通に仕事してる人はね 昼間から飲まない

あっ そうなんだ

大変だね~ 俺なんか死んでも無理だね

あんたじゃ多分 無理だね

あんちゃんよ 一杯ぐらい いいじゃない

いや 私 酒飲めないんです

あっ そうなの

(五郎の向かいの客) お酒が飲めない!

人は見かけによらないもんだねえ

(五郎の向かいの客) かわいそうだわ 人生の半分以上は損してるね

(五郎の向かいの客の笑い声) ほんとだね

(五郎の向かいの客) あっ すいません あの ビールもう1本ください

(奥さん) はーい

(五郎) 人生の半分って―

どういう根拠なんだ

(五郎) しかし―

よくもまあ昼間から これだけの客が集まるもんだ

あの人は 一体 何をしている人なのだろう?

想像もつかない

それに―

あの2人

どういう関係なんだろう

こんな時間から 煮込みと酒なんて

(フロア係) はい 焼肉丼 お待ちどおさま~

もう1つも すぐお持ちしますからね

(客) はい

(五郎) ほお~ たくましい

馬力という言葉が似合う

まるで走っている蒸気機関車が―

石炭を ガンガンくべているようだ

(フロア係) はい 焼肉ライス お待たせしました~

(客) はい はいはい

(五郎) そっちにいくのもよかったな

あれをベースにおかずを追加して…

(五郎) えっ!?

(五郎) 1人で食うのか…

(老人客) あの人でしょ?

あの人はね いつもカツカレーか 塩焼そばを2つ頼むのよ

でもね 1つずつ頼むんじゃないんだよ

どっちか1つを2つ頼むの

変わってるでしょう?

(五郎の向かいの客) あっ すみません! あの 青りんごサワーに―

ネギぬたかな… うん

(奥さん) は~い かしこまりました~!

(五郎) この人も十分 変わってる

(客) さて!

(五郎) うん? 何が始まるんだ?

(客) トーイーレ! ハハハ…

(笑い声)

人騒がせなオッサンだ

(客) 生 お代わり!

はい かしこまりました

(五郎) ほう 案外こまやかな気配り 目配りもある店なんだな

(奥さん) はい お待たせいたしました おあと すぐお持ちいたしますね

(五郎) 何だかすごいことになっちゃったぞ

どいつもこいつも生き生き輝いてる

いただきます

(五郎) デカいなあ このみょうがの天ぷら

ほふほふ あったかい

薬味のみょうがも大好きだが―

こうやってピンで 主役を張ったみょうがも―

やっぱりうまい

この塩が みょうがを引き立ててる

渋い ちょい役だ

(味噌汁を飲む音)

うん うまい!

あー

こいつは どうだろう?

てらいのない いい赤だ

いいぞ~ いいぞ~

いいぞ~!

上手に入れたもんだなあ チーズ

チーズ・イン・ウインナー ありだよ あり

ありをりはべり いまそかり

(五郎) こういうのが ビールに合うんだろうな

飲めなくとも 十分 想像はつく

(客) あー

(マスター) へえー

(客) あれ? マスターどうしたの?

どうしたもこうしたもねえよ もう腰が痛(いて)え

(客) 夜遊びしすぎなんじゃないの?

(マスター) ばか野郎! 毎日毎日 立ちっぱなしで鍋振ってな―

お前たちに こうして おいしいもの食べさせてっから―

腰 悪くすんだよ

じゃあ マスターさ 夜中も食べたいから―

12時ぐらいまで やってくんない

ばか野郎! それだったら 俺が飲めねえじゃねえか

(客たち) やっぱり夜遊びしてんじゃん

(マスター) うるせえんだよ! もう!

(マスター) あれ? 切れちゃってるよ おい タケシ

(マスター)タバコ買ってくれ (客)えっ? 俺?

いいから行ってこいよ!

30代 40代は まだパシリなんだ パシリ!

なっ! 一人前は50になってから 一人前になるんだ 行ってこい!

もう これでも 俺2人の子持ちだよ お金…

(手をたたく音) いたっ!

(マスターたち) ハハハ…

(マスター) そうそうそう…

(五郎) なるほど…

俺もまだ ぎりぎり パシリか

これ ネギ1本分ぐらい あるんじゃないか

パシリ上等 ガツンと入れとくか

しょうが焼とか オイスターソース系を―

想像していたんだが

こうきたか

うん うん

飯に合うぞ

やっぱり これくらいパンチがなくちゃ―

パシリ根性が出ないってもんだ

(春巻きをかじる音)

こりゃまた ど直球の中華だ

うん 中華の脇役は こういうのでいい

いや こういうのがいい

えび いか たこ カニ…

こんだけ入って2本300円

いいじゃないか

自由に…

思うままに…

この店 中華の店なのに―

ノリはまるでラテン系だ

よし!

ああ~

(五郎) うまかった~

ごちそうさまでした

あんたも いい食いっぷりだねえ

ええ まだ ぎりぎり パシリ世代ですから

えっ? 何だって?

(客) おいおい おい!

(笑い声)

(ため息)

(五郎) 店の雰囲気にのまれて 全部食べられたが…

さすがに食いすぎた

♪~

でも 全部 ちゃんとうまかった

今度 来たときは サンマーメン

いってみたいな

~♪

(ナレーター) 原作者 久住(くすみ)昌之(まさゆき)が―

実際にお店訪問

はい こんにちは えー 原作の久住昌之です

「孤独のグルメ」 シーズン2ということで―

始まってしまいましたが

え~ よろしくお願いします

(ナレーター) 向かった先は もちろん このお店

(久住) えっと “三ちゃん食堂”ですね

今日 初めて入ってみようと 思うんですよね

聞こえてくるんですよ 前もそうで

ちょっと おじけづいて 入れなかったんだけど―

今日は入ってみます

いいですね これは

どうも こんにちは

(久住の笑い声)

ここは初めてなんですよ

(なぎら)あっ ウソ? (久住)本当

これ何か… 外から見てるとね 何か楽しそうで…

(久住) ぜ 全員 飲んでるんじゃ ないんですか?

(なぎら) しかもまだ おてんとさん―

だいぶ高い時間ですからね

(久住) ものすごい明るい…

(久住) もうみんな 全員飲んでますよ これ

(なぎら) そうです

(ナレーター) そう! “三ちゃん食堂”の 一番の特徴は―

昼間っから飲むお客さんが たくさんいること

しかも毎日 開店の12時から ほぼ満席状態

(久住)じゃあ どうも (なぎら)じゃ かんぱ~い!

(なぎら)お久しぶりで~す (久住)どうも お久しぶりで~す

ああ~ おいしいっすね

(久住の笑い声)

(ナレーター) まず最初に頼んだ おつまみは焼肉

醤油(しょうゆ) 味噌 砂糖などで―

味付けしたひと品

常連 なぎらさん イチオシのメニューです

さて そのお味は?

おいしい! これ

(なぎら)うまいよね (久住)うまい!

(久住) これ ごはんにのせても うまいし…

申し訳ないですね

(なぎら) でも…

(ご主人) もともとは そう…

(なぎら) だから 普通の あの こういう中華屋さんと反対で…

(ナレーター) 午後3時の“三ちゃん食堂”

店内は大にぎわい

久住さんと なぎらさんも―

すっかり上機嫌

そして話は“三ちゃん食堂”の 豊富なメニューの話へ…

(なぎら) あの 黄色い短冊は 全部つまみ系ですもんね

(久住) アハハ 本当だ ハハハ…

(ご主人) でも最近じゃね…

(久住) あー

あ あとアタマだけだよ

あー すごい

いいですね

(ナレーター) ということで 頼んだのは?

(ご主人) これの中にカレーが入ってます

(久住) カレーライスのライス抜きに コロッケ

すごい! オワーッ! すごい!

(久住) うまそうだね これ

(久住) これは見たことない メニューですね

家(うち)でやるようなメニューですね

(ナレーター) さて どうでしょう?

(久住) あっ そうなんだ

うん

(なぎら)うんまい! (久住)わっ これ おいしい

(ナレーター) コロッケの他にも えびフライや ハムカツなどを頼み―

カレーにつけて食べるのが “三ちゃん食堂”常連流

(久住) 酒飲みってね もう…

意地汚いんだよ フフフッ…

(ナレーター) ちなみにドラマで 五郎さんが食べた―

料理の値段は ご覧のとおり

安い!

(久住) いや~ あの すごい いい店ですね

僕ね ビールだけのつもりだったのに―

日本酒までいってしまいました

(なぎら) だから 酒は飲むもんじゃないんですよ

(久住) 嗜(たしな)む いいなあ

だから昼間から 飲んでるというのも―

ほら 飲んでると“飲んべえ”って 世間…

いや 世間から 非難受けるんですけど―

(なぎら)嗜んでるんですから (久住)はははは…

(久住)ははは… (なぎら)あの…

(なぎら)嗜んでるんですから (久住)嗜んでるんだ

(久住) はははは… ははは… 酒道!

(久住) 非常に…

(なぎら) ああ~

(笑い声)

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