All language subtitles for 大奥.Ooku.2024.S01E05.1080p.KKTV.WEB-DL.AVC.AAC-HDVWEB_track2_[jpn]
Afrikaans
Akan
Albanian
Amharic
Arabic
Armenian
Azerbaijani
Basque
Belarusian
Bemba
Bengali
Bihari
Bosnian
Breton
Bulgarian
Cambodian
Catalan
Cebuano
Cherokee
Chichewa
Chinese (Simplified)
Chinese (Traditional)
Corsican
Croatian
Czech
Danish
Dutch
Esperanto
Estonian
Ewe
Faroese
Filipino
Finnish
French
Frisian
Ga
Galician
Georgian
German
Greek
Guarani
Gujarati
Haitian Creole
Hausa
Hawaiian
Hebrew
Hindi
Hmong
Hungarian
Icelandic
Igbo
Indonesian
Interlingua
Irish
Italian
Japanese
Javanese
Kannada
Kazakh
Kinyarwanda
Kirundi
Kongo
Korean
Krio (Sierra Leone)
Kurdish
Kurdish (Soranî)
Kyrgyz
Laothian
Latin
Latvian
Lingala
Lithuanian
Lozi
Luganda
Luo
Luxembourgish
Macedonian
Malagasy
Malay
Malayalam
Maltese
Maori
Marathi
Mauritian Creole
Moldavian
Mongolian
Myanmar (Burmese)
Montenegrin
Nepali
Nigerian Pidgin
Northern Sotho
Norwegian
Norwegian (Nynorsk)
Occitan
Oriya
Oromo
Pashto
Persian
Polish
Portuguese (Brazil)
Portuguese (Portugal)
Punjabi
Quechua
Romanian
Romansh
Runyakitara
Russian
Samoan
Scots Gaelic
Serbian
Serbo-Croatian
Sesotho
Setswana
Seychellois Creole
Shona
Sindhi
Sinhalese
Slovak
Slovenian
Somali
Spanish
Spanish (Latin American)
Sundanese
Swahili
Swedish
Tajik
Tamil
Tatar
Telugu
Thai
Tigrinya
Tonga
Tshiluba
Tumbuka
Turkish
Turkmen
Twi
Uighur
Ukrainian
Urdu
Uzbek
Vietnamese
Welsh
Wolof
Xhosa
Yiddish
Yoruba
Zulu
Would you like to inspect the original subtitles? These are the user uploaded subtitles that are being translated:
1
00:00:02,050 --> 00:00:06,950
上様におかれましては側室に
お知保さまを迎えられ
2
00:00:06,950 --> 00:00:12,100
格別に健やかなるご様子
誠に お喜び申し上げます
3
00:00:15,400 --> 00:00:18,675
上様…
4
00:00:20,550 --> 00:00:24,600
…滞りなく用意を進めております
5
00:00:24,600 --> 00:00:29,450
ご献上の品の手配も
すでに済ませてございます
6
00:00:29,450 --> 00:00:36,400
奥の者一同 引き続き 諸事万端
相務めさせていただきます
7
00:00:39,875 --> 00:00:41,575
わしから皆に頼みがある
8
00:00:44,350 --> 00:00:49,675
もうじき オランダ商館長
ティチングが この城に参る
9
00:00:49,675 --> 00:00:52,825
もてなしに 琴を披露したい
10
00:00:52,825 --> 00:00:58,525
誰ぞ われこそはと
名乗り出る者はおらぬか
11
00:01:06,375 --> 00:01:10,175
そのお役目 私にお任せください
12
00:01:10,175 --> 00:01:12,400
6つの頃より たしなんでおります
13
00:01:12,400 --> 00:01:15,175
私は50年研さんを積んでまいりました
14
00:01:15,175 --> 00:01:15,675
50年!?
15
00:01:15,675 --> 00:01:18,000
この たくましい腕をご覧ください
16
00:01:18,000 --> 00:01:22,175
必ずや 美しい音色を
奏でておみせしまする
17
00:01:22,175 --> 00:01:24,500
昭島殿!早く…お座りください
18
00:01:24,500 --> 00:01:26,200
ほら 腕もおしまいください
19
00:01:27,900 --> 00:01:29,300
御台は どうだ?
20
00:01:39,500 --> 00:01:41,300
私…私は
21
00:01:41,300 --> 00:01:43,450
お知保さまを推挙いたします
22
00:01:46,300 --> 00:01:50,700
お知保さまは
私の部屋子として務める傍ら
23
00:01:50,700 --> 00:01:53,925
しかと教養を身に付けてまいりました
24
00:01:53,925 --> 00:01:58,450
琴の腕前も他に並ぶ者はございませぬ
25
00:02:00,850 --> 00:02:03,000
何とぞ よしなに
26
00:02:04,275 --> 00:02:05,525
では …
27
00:02:07,175 --> 00:02:08,500
頼んだ
28
00:02:09,725 --> 00:02:10,875
はい
29
00:02:10,875 --> 00:02:14,450
上様の御為
しかと務めさせていただきます
30
00:02:21,025 --> 00:02:24,700
お琴でしたら
倫子さまも得意ではないですか
31
00:02:24,700 --> 00:02:26,975
何故 上様に
進言なさらなかったのですか?
32
00:02:26,975 --> 00:02:28,825
伝えたところで何になる
33
00:02:33,875 --> 00:02:35,603
上様が...
34
00:02:37,628 --> 00:02:39,350
お知保殿を選んだのだ
35
00:02:49,800 --> 00:02:53,000
昨晩は滞りなくお済みになったようで
36
00:02:54,375 --> 00:02:58,775
草葉の陰で さぞかし
お喜びにございましょう
37
00:03:01,625 --> 00:03:03,050
母上も…
38
00:03:04,700 --> 00:03:05,900
父上も
39
00:03:10,975 --> 00:03:16,525
お前は 将軍家の子ではない
40
00:03:18,525 --> 00:03:23,325
あのことは
それがしの胸にだけ留め置きます
41
00:03:23,325 --> 00:03:28,300
それがしと上様は 表裏一体
42
00:03:30,950 --> 00:03:33,550
倫子さまは優しすぎるのです
43
00:03:33,550 --> 00:03:35,825
お知保殿のことなど気にせずに
44
00:03:35,825 --> 00:03:40,025
上様に もっと こう
思いの丈を伝えたらよいのに…
45
00:03:40,025 --> 00:03:41,950
そうしたくてもできぬのが
46
00:03:41,950 --> 00:03:44,925
女心ってもんなんじゃないですかねぇ
47
00:03:44,925 --> 00:03:46,400
知らぬけど
48
00:03:51,700 --> 00:03:53,100
お品殿
49
00:03:54,425 --> 00:03:59,550
先日頂いた土産の小鉢
大事に使っていますよ
50
00:03:59,550 --> 00:04:01,875
うれしゅうございます
51
00:04:01,875 --> 00:04:08,450
あの小鉢でしたら貞之助さまのお料理が
映えるのではないかと思いまして
52
00:04:08,450 --> 00:04:10,175
ちょいちょいと お二方
53
00:04:10,175 --> 00:04:12,050
仲がよろしいのはよろしいですが
54
00:04:12,050 --> 00:04:14,425
こんな所で怪しまれますぞ
55
00:04:14,425 --> 00:04:16,850
ていうか 怪しまれてましたぞ
56
00:04:18,025 --> 00:04:21,325
では そろそろ戻ります
57
00:04:21,325 --> 00:04:22,800
あの お待ちください
58
00:04:25,575 --> 00:04:27,000
猿吉殿
59
00:04:28,025 --> 00:04:31,000
少しだけ
後ろを向いてていただけますか?
60
00:04:32,275 --> 00:04:33,375
はい
61
00:04:35,775 --> 00:04:39,250
料理道具などを納めた蔵の鍵です
62
00:04:39,250 --> 00:04:42,150
私が管理を任されておりますので
63
00:04:42,150 --> 00:04:45,825
ここなら もっとゆっくり
お話ができるかと
64
00:05:34,675 --> 00:05:35,900
御台さま
65
00:05:39,900 --> 00:05:42,938
本日新しく武家伝奏の
お役目に任ぜられた
66
00:05:42,962 --> 00:05:46,000
お方が上様にご挨拶に参られるそうです
67
00:05:47,950 --> 00:05:51,450
承知しました 参ります
68
00:05:57,150 --> 00:05:58,725
お連れしましたぞ
69
00:06:16,550 --> 00:06:22,875
本日は新しく武家伝奏にご就任された
久我大納言さまが
70
00:06:22,875 --> 00:06:25,600
朝廷よりご挨拶に参られております
71
00:06:27,725 --> 00:06:28,900
通せ
72
00:06:41,900 --> 00:06:47,675
こたび 武家伝奏のお役目を
拝命たまわりました
73
00:06:47,675 --> 00:06:50,825
久我大納言信通にございます
74
00:06:53,375 --> 00:06:57,675
信通さまとは どなたにございますか?
75
00:06:57,675 --> 00:06:59,000
お返しください
76
00:06:59,000 --> 00:07:02,950
その文は 私の大切な物なのです…
77
00:07:08,925 --> 00:07:10,350
面を上げよ
78
00:07:22,375 --> 00:07:28,900
久我さまは確か
御台さまとお知り合いでしたな
79
00:07:28,900 --> 00:07:30,975
はい
80
00:07:30,975 --> 00:07:37,800
御台さまが 京にお住まいの間
親しくさせていただいておりました
81
00:07:37,800 --> 00:07:41,450
ほお…
82
00:07:41,450 --> 00:07:42,575
親しく?
83
00:07:48,225 --> 00:07:53,300
きょうだいのように 親しく
84
00:07:53,300 --> 00:07:55,500
そうでしたか
85
00:07:55,500 --> 00:07:57,850
余計な話は控えよ
86
00:07:57,850 --> 00:07:58,750
はっ
87
00:08:07,875 --> 00:08:11,300
この後 2人で話すがよい
88
00:08:15,500 --> 00:08:17,550
昔なじみなのであろう
89
00:08:19,650 --> 00:08:20,950
しかし…
90
00:08:22,075 --> 00:08:24,150
わしが許すと申しておる
91
00:08:37,025 --> 00:08:41,700
ほろ苦い この殿方との再会を機に
92
00:08:41,700 --> 00:08:48,525
姫様は 大きな人生の岐路に
立たされることになるのでした
93
00:08:57,025 --> 00:09:02,350
あの文をもらったとき 助けに行けず
94
00:09:02,350 --> 00:09:05,600
すまなかった
95
00:09:05,600 --> 00:09:08,300
高覚とのことも黙っていて…
96
00:09:13,400 --> 00:09:17,200
ほんに あれは… 傷つきました
97
00:09:23,950 --> 00:09:25,775
でも もうよいのです
98
00:09:29,000 --> 00:09:33,075
姉上のお相手が信通さまなら安心です
99
00:09:33,075 --> 00:09:36,025
父上も母上も お喜びでしょう
100
00:09:41,100 --> 00:09:42,600
信通さま?
101
00:09:44,475 --> 00:09:45,650
いや…
102
00:09:47,850 --> 00:09:52,250
まだ 何か隠しておられるのですか?
103
00:09:55,025 --> 00:09:58,275
もう 嘘はおやめください
104
00:10:01,025 --> 00:10:08,225
実は 倫子さまの母君が病に倒れ
伏せっておられるのです
105
00:10:11,900 --> 00:10:15,175
医師の話だともう長くはないと
106
00:10:17,400 --> 00:10:18,800
そんな…
107
00:10:18,800 --> 00:10:21,075
そんな話 一言も…
108
00:10:24,900 --> 00:10:26,400
おたあさんが…
109
00:10:31,475 --> 00:10:34,525
京に…
110
00:10:34,525 --> 00:10:37,075
京に一緒に帰りませんか?
111
00:10:37,075 --> 00:10:39,700
母君に会いに行きませんか?
112
00:10:42,175 --> 00:10:44,575
できません
113
00:10:44,575 --> 00:10:48,750
将軍家に嫁いだ私はもう二度と
この城から出られないのです
114
00:10:48,750 --> 00:10:51,800
私が逃げる算段をいたします
115
00:10:51,800 --> 00:10:55,750
その後のことも
倫子さまが生活に困らぬよう 私が…
116
00:10:55,750 --> 00:10:58,500
そんなことをすれば信通さまのお立場が
117
00:11:06,150 --> 00:11:13,325
あの文を出して以来
ずっと後悔しておりました
118
00:11:13,325 --> 00:11:18,675
そなたのことが心配で心配で
仕方がなかった
119
00:11:25,400 --> 00:11:30,625
倫子さまを一人残して
私だけ幸せになどなれません
120
00:11:36,425 --> 00:11:40,025
必ず お助けします
121
00:11:42,600 --> 00:11:44,025
3日後の夜
122
00:11:44,025 --> 00:11:47,500
裏口の不浄門にてお待ちしております
123
00:11:55,675 --> 00:11:59,650
さてさて どうなるかのう
124
00:12:03,725 --> 00:12:06,150
ここだけの話
125
00:12:06,150 --> 00:12:12,225
御台さまと上様は
うまくいっておらぬのです
126
00:12:12,225 --> 00:12:16,375
上様は 新しいご側室に
夢中なご様子で…
127
00:12:16,375 --> 00:12:21,100
御台さまは 他の女中たちから
笑いぐさにされておりまして
128
00:12:23,075 --> 00:12:27,275
あれでは 生き恥を
さらしているようなもの
129
00:12:29,700 --> 00:12:36,475
いっそのこと この城を出られた方が
御台さまのためかもしれませぬな
130
00:12:36,475 --> 00:12:38,825
しかし それは…
131
00:12:38,825 --> 00:12:43,325
もし そうなったとしても
とがめる者などおりませぬ
132
00:12:43,325 --> 00:12:48,325
われわれも 御台さまの幸せを
心より願っております故
133
00:12:54,025 --> 00:12:57,375
まんまと逃げ出すに決まっています
134
00:12:57,375 --> 00:13:00,650
そこを捕らえて
不届き者の汚名を着せれば
135
00:13:00,650 --> 00:13:03,075
そなたの算段どおり
136
00:13:03,075 --> 00:13:08,950
城の外れの二の丸に
御台を追いやれるというわけだな
137
00:13:08,950 --> 00:13:11,475
ご立派な側室を持たれた今
138
00:13:11,475 --> 00:13:14,750
この大奥に正室など目障りなだけです
139
00:13:19,550 --> 00:13:21,075
信通さまが?
140
00:13:25,500 --> 00:13:29,450
それで どうなさるのですか?
141
00:13:29,450 --> 00:13:31,350
京に戻られるのですか?
142
00:13:31,350 --> 00:13:34,975
分からない どうすればよいのか…
143
00:13:39,050 --> 00:13:45,250
私は 倫子さまが どんな決断を
されようとついてまいります
144
00:14:29,050 --> 00:14:30,500
来てくださいましたか
145
00:14:32,225 --> 00:14:33,275
はい
146
00:14:34,350 --> 00:14:35,550
お品殿
147
00:14:38,400 --> 00:14:41,300
相手は礼儀作法をわきまえぬやから
148
00:14:41,300 --> 00:14:45,350
明日のティチングとの対面は
やはり われわれが
149
00:14:47,450 --> 00:14:51,900
今 オランダでは自動で動く船を
こしらえているらしい
150
00:14:51,900 --> 00:14:55,650
じ… 自動でございますか?
151
00:14:55,650 --> 00:14:58,200
これが形となれば
152
00:14:58,200 --> 00:15:01,650
いとも簡単に海を渡れるようになる
153
00:15:01,650 --> 00:15:05,550
もっと この国との距離は
近づくであろうな
154
00:15:07,000 --> 00:15:10,975
このまま わが国だけが
国力をつけずにいれば どうなる?
155
00:15:10,975 --> 00:15:16,925
それこそ 力ある諸外国に
侵略されるやもしれぬな
156
00:15:16,925 --> 00:15:18,575
そうならぬよう
157
00:15:18,575 --> 00:15:20,850
今から交流を深め
158
00:15:20,850 --> 00:15:23,575
対等に向き合っていく必要があるのだ
159
00:15:25,925 --> 00:15:31,925
そのためにも
ティチングには わしが会う
160
00:16:05,600 --> 00:16:07,750
口惜しや
161
00:16:12,700 --> 00:16:16,350
これ以上 松島たちの好きにはさせぬ
162
00:16:16,350 --> 00:16:17,700
やれ
163
00:16:17,700 --> 00:16:18,675
はい
164
00:16:43,100 --> 00:16:44,975
どうされたのですか?
165
00:16:48,275 --> 00:16:50,900
大したことではございませぬ
166
00:16:50,900 --> 00:16:53,250
まさか 誰かに?
167
00:16:56,850 --> 00:16:58,550
ほんに ここは…
168
00:16:59,375 --> 00:17:02,000
ご心配には及びませぬ
169
00:17:02,000 --> 00:17:07,075
上様に任された大役
必ず務め上げてみせます
170
00:17:07,075 --> 00:17:08,675
しかし この琴では…
171
00:17:08,675 --> 00:17:12,125
私には弱音を吐いている
いとまなどないのです
172
00:17:30,150 --> 00:17:31,550
大君殿下…
173
00:18:46,850 --> 00:18:49,875
上様のおなりにございます
174
00:19:01,525 --> 00:19:07,775
まずは 花の景色とともに
琴の音色をお楽しみくださいませ
175
00:19:42,700 --> 00:19:44,425
どういうことじゃ
176
00:20:07,650 --> 00:20:08,675
素晴らしい
177
00:20:08,700 --> 00:20:11,850
柔らかで繊細な美しい音色でした
178
00:20:13,625 --> 00:20:18,725
さすがですわ...
179
00:20:40,075 --> 00:20:42,800
よき音色であった
180
00:20:48,950 --> 00:20:49,950
はい
181
00:20:58,925 --> 00:21:01,900
礼を申すつもりはございません
182
00:21:01,900 --> 00:21:04,575
御台さまが勝手になさったことですので
183
00:21:06,050 --> 00:21:09,100
はい それで構いません
184
00:21:29,725 --> 00:21:32,775
お役目 ご苦労
185
00:21:36,100 --> 00:21:40,175
それは きっと上様のためでは?
186
00:21:40,175 --> 00:21:41,800
上様の?
187
00:21:41,800 --> 00:21:45,925
御台さまはこたびの交流が
うまくいくことを何よりも願い
188
00:21:45,925 --> 00:21:48,275
琴をお貸しになったのでございましょう
189
00:21:51,575 --> 00:21:54,425
それなのに 上様は お知保殿と…
190
00:21:56,775 --> 00:22:01,025
倫子さまがあまりに おかわいそうです
191
00:22:03,850 --> 00:22:07,825
それは しかし暗黙のしきたりを思えば
192
00:22:07,825 --> 00:22:11,225
致し方ないことかもしれませぬ
193
00:22:11,225 --> 00:22:13,150
暗黙のしきたり?
194
00:22:14,750 --> 00:22:16,975
こちらをご覧ください
195
00:22:16,975 --> 00:22:22,000
これまで 公家の正室が将軍の子を
なした例はございません
196
00:22:22,000 --> 00:22:23,950
四代 家綱公からは
197
00:22:23,950 --> 00:22:28,400
いずれも 側室が
将軍生母となっているのです
198
00:22:28,400 --> 00:22:31,375
そういえば…
199
00:22:31,375 --> 00:22:36,575
将軍家の威厳や格式のためには
公家の正室を招き入れたい
200
00:22:36,575 --> 00:22:40,100
でも もし 公家の血を引くお子が
将軍となれば
201
00:22:40,100 --> 00:22:43,000
朝廷が 政に口を挟む
202
00:22:43,000 --> 00:22:45,525
それ故 大奥では
203
00:22:45,525 --> 00:22:49,625
公家の正室が身ごもらぬよう
裏で手を回すのが
204
00:22:49,625 --> 00:22:51,375
暗黙のしきたりだと
205
00:22:53,050 --> 00:22:55,800
何だ それは…
206
00:22:55,800 --> 00:22:57,975
ですから 上様は…
207
00:23:24,175 --> 00:23:26,525
どちらへ?
208
00:23:26,525 --> 00:23:28,750
もう 用は済んだであろう
209
00:23:46,725 --> 00:23:50,325
京をたつとき信通さまが下さった物です
210
00:23:58,875 --> 00:24:02,950
諸事万端 相務めさせていただきます
211
00:24:13,325 --> 00:24:14,600
上様
212
00:24:17,425 --> 00:24:19,900
お話ししたいことがございます
213
00:24:19,900 --> 00:24:24,100
少しだけ お時間を頂けないでしょうか
214
00:24:25,500 --> 00:24:26,600
御台さま…
215
00:24:26,600 --> 00:24:27,600
構わん
216
00:24:30,600 --> 00:24:37,350
わしも…そなたに用がある
217
00:24:43,725 --> 00:24:46,200
これは?
218
00:24:46,200 --> 00:24:50,850
ティチングより献上された南蛮の菓子だ
219
00:24:50,850 --> 00:24:53,575
カステーラというらしい
220
00:24:53,575 --> 00:24:55,300
カステーラ…
221
00:24:58,825 --> 00:25:04,425
オランダ国との交流は
実りある機会となった
222
00:25:06,025 --> 00:25:09,850
特に 面白い話を聞いてな
223
00:25:13,900 --> 00:25:15,675
ティチング殿
224
00:25:15,675 --> 00:25:17,800
誰ですか あなた方は
225
00:25:17,800 --> 00:25:19,850
それがしは平賀 源内と申します
226
00:25:19,850 --> 00:25:22,950
われわれは 薬草や資源について
研究しております
227
00:25:22,950 --> 00:25:25,925
こちらは朝鮮ニンジンといいまして
228
00:25:25,925 --> 00:25:28,425
漢方薬として国産化を目指しております
229
00:25:28,425 --> 00:25:30,850
オランダに似た薬草はございませぬか?
230
00:25:30,850 --> 00:25:35,150
夜が更けるまで
質問を繰り返していたそうだ
231
00:25:35,150 --> 00:25:40,300
こんなに勤勉な国は他にないと
褒めていた
232
00:25:40,300 --> 00:25:42,875
わしと同じように
233
00:25:42,875 --> 00:25:46,225
もっと 諸外国と交流を深め
234
00:25:46,225 --> 00:25:50,950
国策にいかそうと考える者たちが
ちゃんとおるのだ
235
00:25:54,025 --> 00:25:58,675
これから わしのなすべきことが
より明らかになった
236
00:26:01,525 --> 00:26:06,075
あの夜…
237
00:26:06,075 --> 00:26:09,950
背中を押してくれた そなたのおかげだ
238
00:26:09,950 --> 00:26:12,525
いえ
239
00:26:12,525 --> 00:26:16,100
それから あの琴
240
00:26:18,875 --> 00:26:22,350
あれは そなたの物であろう
241
00:26:24,075 --> 00:26:26,450
どうして…
242
00:26:26,450 --> 00:26:30,450
婚約の儀のときも 聴いたからな
243
00:26:37,800 --> 00:26:38,950
礼を申す
244
00:26:44,900 --> 00:26:48,025
それで そなたの話とは?
245
00:26:52,875 --> 00:26:56,775
暗黙の… しきたりについてです
246
00:26:59,300 --> 00:27:02,775
将軍が 公家の子をなしては
ならないというのは
247
00:27:02,775 --> 00:27:04,425
誠でしょうか?
248
00:27:07,300 --> 00:27:10,725
それは つまり
249
00:27:10,725 --> 00:27:16,625
私が上様のお子をなすことは
ないのでしょうか
250
00:27:23,850 --> 00:27:30,150
それが この将軍家を保つためであり
251
00:27:30,150 --> 00:27:33,350
そなたを守るためでもある
252
00:27:33,350 --> 00:27:34,900
私を?
253
00:27:36,300 --> 00:27:42,425
わしが子をもうけ 世継ぎさえ決めれば
254
00:27:42,425 --> 00:27:46,975
この城で 無用な争いはなくなるのだ
255
00:27:50,700 --> 00:27:52,725
そなたも楽になろう
256
00:27:54,425 --> 00:27:58,150
上様のお心は?
257
00:27:58,150 --> 00:27:59,875
それでよいのですか?
258
00:28:07,025 --> 00:28:11,750
心など とうに捨てた
259
00:28:17,900 --> 00:28:22,225
御台さまは おそらく
戻られると思います
260
00:28:24,975 --> 00:28:29,900
ここにいても上様から愛されず
261
00:28:29,900 --> 00:28:33,125
子もなせず
262
00:28:33,125 --> 00:28:35,950
待っているのは生き地獄なのですから
263
00:28:37,500 --> 00:28:39,225
その場合
264
00:28:39,225 --> 00:28:40,725
お品殿は?
265
00:28:53,275 --> 00:28:58,450
私が ここにとどまる理由も
なくなります
266
00:29:01,100 --> 00:29:03,275
京に帰ろうと思います
267
00:29:06,825 --> 00:29:08,400
さようですか
268
00:29:18,875 --> 00:29:20,775
貞之助さま
269
00:29:20,775 --> 00:29:23,875
今までありがとうございました
270
00:29:23,875 --> 00:29:28,750
貞之助さまと過ごすひとときは
何だか とても新鮮で…
271
00:29:31,350 --> 00:29:33,175
楽しゅうございました
272
00:29:56,175 --> 00:29:57,150
では
273
00:30:05,600 --> 00:30:07,600
そなたが どこに行こうと…
274
00:30:09,600 --> 00:30:11,475
お慕い申し上げております
275
00:30:39,400 --> 00:30:41,150
倫子さま
276
00:30:41,150 --> 00:30:43,250
お約束の日は明日です
277
00:30:44,775 --> 00:30:46,200
どうされますか?
278
00:30:48,950 --> 00:30:50,175
決めた
279
00:30:54,125 --> 00:30:55,675
不浄門へ行く
280
00:31:10,075 --> 00:31:14,300
この蔵に食材を運ぶのに使う荷車を
用意してございます
281
00:31:14,300 --> 00:31:16,900
倫子さまは そこにお隠れください
282
00:31:16,900 --> 00:31:20,400
私が 不浄門までお運びします
283
00:31:20,400 --> 00:31:21,650
分かった
284
00:31:24,500 --> 00:31:25,400
はっ
285
00:31:26,750 --> 00:31:30,600
こよい 大奥へ参る
286
00:31:33,675 --> 00:31:35,150
申し上げます…
287
00:31:42,600 --> 00:31:54,450
お火の用心…
288
00:31:55,750 --> 00:31:57,775
こちらにお入りください
289
00:32:53,325 --> 00:32:55,050
上様!
290
00:32:55,050 --> 00:32:57,175
申し訳ございませぬ
291
00:32:57,175 --> 00:32:59,225
御台さまをお捜ししたのですが
292
00:32:59,225 --> 00:33:02,150
どこにも お姿が見えず…
293
00:33:07,875 --> 00:33:10,800
その中身は何ですか?
294
00:33:10,800 --> 00:33:12,200
これは…
295
00:33:15,600 --> 00:33:19,350
これは 傷んでしまった食材に
ございます
296
00:33:19,350 --> 00:33:21,050
放っておくと臭いますので
297
00:33:21,050 --> 00:33:23,225
今夜のうちに捨ててしまおうかと
298
00:33:23,225 --> 00:33:25,650
なぜ そなたが運んでいるのです?
299
00:33:25,650 --> 00:33:27,625
仲居の仕事であろう
300
00:33:39,650 --> 00:33:42,225
だから言ったではございませぬか
301
00:33:57,350 --> 00:33:59,675
お品が運べば 怪しまれる
302
00:33:59,675 --> 00:34:03,250
むしろ 表を通ってはどうだ?
303
00:34:03,250 --> 00:34:04,575
表… ですか?
304
00:34:04,575 --> 00:34:08,275
ああ 遠回りにはなるが この道の方が
305
00:34:16,550 --> 00:34:17,875
待たれい
306
00:34:22,800 --> 00:34:24,400
縄がほどけておるぞ
307
00:34:26,400 --> 00:34:29,375
はっ これは うっかり
308
00:34:36,825 --> 00:34:39,775
御台さま ご安心ください
309
00:34:46,350 --> 00:34:47,950
倫子さま
310
00:34:49,550 --> 00:34:51,125
よかった
311
00:34:53,425 --> 00:34:55,700
さあ こちらに
312
00:35:03,300 --> 00:35:04,675
倫子さま?
313
00:35:06,725 --> 00:35:08,000
私は…
314
00:35:09,800 --> 00:35:12,125
京には戻りません
315
00:35:12,125 --> 00:35:14,550
ここにはお別れを言いに参りました
316
00:35:16,150 --> 00:35:20,900
私が あんな文を出したばかりに
ご心配をお掛けしたと思います
317
00:35:20,900 --> 00:35:24,600
ですが どうかご安心ください
318
00:35:24,600 --> 00:35:27,625
私は ここで生きてまいります
319
00:35:27,625 --> 00:35:29,075
しかし…
320
00:35:29,075 --> 00:35:31,925
ここでの暮らしは
つらいことばかりであろう?
321
00:35:31,925 --> 00:35:34,750
母君にも会えなくなって
しまうのですよ?
322
00:35:37,900 --> 00:35:44,400
その優しさは 姉上だけに
差し上げてください
323
00:35:53,600 --> 00:35:58,475
信通さまに頂いた方位磁石は
壊れてしまいました
324
00:36:00,300 --> 00:36:04,275
これは 上様に頂いた物です
325
00:36:08,050 --> 00:36:11,875
これを見たとき一番に思い出すのは
326
00:36:11,875 --> 00:36:15,925
京にいる おたあさんでも
327
00:36:15,925 --> 00:36:19,025
信通さまでもなく
328
00:36:19,025 --> 00:36:21,450
上様のことばかりで…
329
00:36:25,225 --> 00:36:29,500
それが 私の答えなのです
330
00:36:33,325 --> 00:36:35,175
私は ここに残ります
331
00:36:39,025 --> 00:36:41,200
信通さまのおかげで
332
00:36:41,200 --> 00:36:45,425
自分の道を
自分で決めることができました
333
00:36:45,425 --> 00:36:49,725
そのことが たまらなくうれしいのです
334
00:36:52,775 --> 00:36:55,750
私は この先 何があろうと
335
00:36:55,750 --> 00:36:58,300
誰かのせいにすることなく
336
00:36:58,300 --> 00:37:02,125
自分の足で歩んでまいります
337
00:37:02,125 --> 00:37:06,200
たとえ それが
いばらの道であったとしても
338
00:37:06,200 --> 00:37:07,925
後悔はいたしません
339
00:37:14,925 --> 00:37:16,425
承知しました
340
00:37:18,575 --> 00:37:22,925
倫子さまに もう私は必要ないのですね
341
00:37:27,875 --> 00:37:29,025
はい
342
00:37:36,000 --> 00:37:39,375
おたあさんを 頼みます
343
00:37:41,800 --> 00:37:42,775
はい
344
00:38:04,125 --> 00:38:06,425
遅かったな
345
00:38:06,425 --> 00:38:07,900
上様
346
00:38:12,625 --> 00:38:15,075
どうして こちらに…
347
00:38:15,075 --> 00:38:17,500
そなたが来る気がしてな
348
00:38:27,500 --> 00:38:31,050
いつの間に リンドウの花が…
349
00:38:31,050 --> 00:38:35,775
そなたの母上のことを聞いて植えさせた
350
00:38:39,475 --> 00:38:44,675
リンドウには病に勝つという
意味が込められているからな
351
00:38:49,400 --> 00:38:52,125
何故 このような…
352
00:38:55,025 --> 00:39:01,450
そなたの母上は
わしにとっても大事な母であろう
353
00:39:08,650 --> 00:39:10,400
めおとだからな
354
00:39:25,475 --> 00:39:26,925
泣いておるのか?
355
00:39:29,750 --> 00:39:31,975
悲しいからではありません
356
00:39:33,725 --> 00:39:35,675
悔しいのです
357
00:39:40,075 --> 00:39:43,150
こんなに優しいことをなさるお方が…
358
00:39:47,850 --> 00:39:50,550
心を捨てたなんて言わないでください
359
00:39:55,475 --> 00:40:01,200
私は ずっとつらかったのです
360
00:40:01,200 --> 00:40:06,175
上様が他のおなごと過ごしてる間
361
00:40:06,175 --> 00:40:10,200
つらくて 苦しくて…
362
00:40:10,200 --> 00:40:14,325
妻は私なのに…
363
00:40:14,325 --> 00:40:17,800
どんな嫌がらせよりも
我慢なりませんでした
364
00:40:23,975 --> 00:40:25,475
しかし…
365
00:40:29,525 --> 00:40:32,400
わしと過ごせば...
366
00:40:32,400 --> 00:40:35,225
どんな地獄を見るか分からんぞ
367
00:40:35,225 --> 00:40:37,450
構いません
368
00:40:37,450 --> 00:40:42,400
上様は 好きに生きろと
言ってくださいました
369
00:40:44,300 --> 00:40:47,550
私は
370
00:40:47,550 --> 00:40:50,175
上様の妻として生きたいのです
371
00:41:00,300 --> 00:41:11,350
この城で 誰よりもさみしそうな
あなたさまを幸せにしたい
372
00:41:38,560 --> 00:41:43,575
まさか 逃げなかったのか?
373
00:42:18,050 --> 00:42:22,200
上様 好きです
374
00:42:25,975 --> 00:42:28,250
宿直の者が聞いておるぞ
375
00:42:29,450 --> 00:42:30,550
構いません
376
00:42:35,275 --> 00:42:36,600
好きです
377
00:42:59,525 --> 00:43:06,000
上様 おな~り~
378
00:43:18,750 --> 00:43:21,550
こうして 姫様と上様は
379
00:43:21,550 --> 00:43:26,275
名実共にめおととなられたのでした
380
00:43:57,625 --> 00:43:58,600
すぐに奥医師を呼べ
381
00:43:58,600 --> 00:43:59,800
はい
382
00:44:00,750 --> 00:44:04,175
しかし その運命は…
383
00:44:04,175 --> 00:44:05,500
もしや…
384
00:44:27,975 --> 00:44:30,900
お知保殿 でかしたな
385
00:44:30,900 --> 00:44:32,700
これで若君であれば
386
00:44:32,700 --> 00:44:35,325
将軍家のお世継ぎです
387
00:44:35,325 --> 00:44:39,650
これからは お知保の方さまと
呼ばれるわけじゃ
388
00:44:39,650 --> 00:44:44,450
わしらは その後ろ盾
389
00:44:56,330 --> 00:44:59,880
運命は皮肉にも お二人を...
390
00:45:05,650 --> 00:45:07,900
引き離そうとしているのでした…
391
00:45:08,625 --> 00:45:09,125
©2024 Fuji Television Network, Inc.
392
00:45:09,125 --> 00:45:10,425
©2024 Fuji Television Network, Inc.
30297