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De toda forma...
これから とんでもなくでっけえ音が鳴るかもしんねえ
そうなったとしても そっちには 一切 関係のねえ話ってことで
ひとつ よろしくな 虎武羅さん
(尾黒) まあ いいや 好きにやんな
(伊武)Hã?!
Bora! Manda ver!
毎度毎度 くせえケツを 俺の前に さらしやがって
今日こそ勝負つけてやるぜ オラ!
Parem agora mesmo!
O tempo tá esgotando
俺らに捕まらなかったおかげで 寿命が延びたな
Zenba-chan, hoje vou sair sem destino!
そんかし 雛子ちゃんに―
1回でいいから 弁当 作ってって頼んどいて
(善波)バッキャローヒデオ 10年早えよ
(男)死ね 輪蛇! (激突音)
(桂三)エイッ なんじゃ こりゃ (男1)そりゃ!
てめえら 何だ!
(男2)ウウッ (桂三)何だって言ってんだろうが
Vai ver!
(ガラスの割れる音)
(男1)エイッ
ウウッ (殴る音)
(桂三)そんで 谷さんと俺で 半殺しに しといたわ
ああ バ~カ ケガなんか しちゃいねえよ
(桂三)…したら 発煙筒まで用意してやがってよ
(桂三)ああ
どこのゴミチームだか 分かんねえが―
突っ込んできたのは ただの兵隊だ 看板もつけてねえ無地の特攻服
裏で正体 残さねえように 糸引いてんのもいて―
用意周到な野郎だぜ きっとA型で粘着質だな
(牧)一人一殺で動いてやがんな
俺と お前が ここにいることを知ってて―
桂三を襲ったってわけだ
(野呂)虎武羅か
伊武が そんなに 回りくどいマネするか?
しかし ウチを 潰しにかかってんゴミには―
違えねえってことだろう
悪知恵の働くヤツは もろい部分を突いてくる
汚ねえ手も使ってくんぜ
おいら そこまで 計算してんだけどな
バカ野郎 あいつは大丈夫よ 輪蛇だぜ
(牧)ああ ヤツが 一人前の輪蛇ならな
(生徒1)ああ さっき 友達ってのが校門のとこに来ててさ
(生徒2)えれ~ ツッパリ坊
ウチの誰かをシメに来たのかと 思っちまったよ
(生徒3)俺 あいつ知ってんぜ 波頭工業の天野ってんだ
春間と中学んとき 一緒だったって言うから―
小梅 お前も 知ってんじゃねえの?
(小梅)天野… くん?
(足音)
(天野)花沢は元気か?
(天野)まさか お前と 同じ学校だったとはな
(春間)ああ 小梅か 元気だよ
今 お前ら2人 つきあってんのかよ
バ~カ お互い長えから うっせえだけだよ
あいつだって ふざけんなって言うぞ おい
いいんだぜ
俺とあいつの昔のことに 遠慮しなくてもよ
うん?
(中学教師) 天野は どこ行ったんだ?
春間 お前は知ってるだろう
天野が授業 抜け出して どこ行ったのか
知んねえよ なんで俺がよ
(中学教師)必ず職員室に来させろ
お前ら そろって 悪さばかりしやがって
(級友1)なんか いつも春間君 天野君のことで怒られてんよね
うっせえんだよ
(扉の開く音)
ウウッ
お… おう… (小梅)春間君
あ… ハァ…
(天野)春間 まったくお前は 要領が悪くてよ
そうだっけな
それで? 小梅には もう会ったのか?
(天野)お前と2人で よーくケンカも しに行ったな
(天野)あんころは 俺のほうが強かったがよ
そのお前が 輪蛇なんてチームに 入ったと聞いた日にゃ
我が耳を疑ったぜ なあ 春間
(虎武羅1) 小田原や西湘のほうは―
動いてん気配ないんすけどね
(伊武)そして魔人でもなきゃ 横浜の海坊主でもねえ
仮にも輪蛇に仕掛けられるほどの 根性の入った兵隊を―
抱えられんのは どこだ?
この虎武羅以外にな
(虎武羅2) 伊武さん 横須賀の知地岩が―
先月 病院から 出てきたそうなんすが
夜光蟲か
(天野)なあ 春間
俺は 別に花沢小梅の元カレシで 会いに来てるわけじゃねえんだ
久しぶりに お前と世間話でも しに現れたんじゃねえか
なあ 輪蛇ってのは一体 何人くらい いんだい?
(ヒデオ)エッ… 痛え
あ… 春間
スクーターのケツ…
(旗のなびく音)
輪蛇は何人いる?
(尾黒)知地岩 この戦争よ
善波にやられて 1年 入院させられた―
てめえの私怨ってことか
(エンジンの音)
(夜行蟲1)知地岩さん 野郎 虎武羅のナンバー2じゃないスか
(夜行蟲2)ヤツも ここで 殺っちまって ガーッと一気に―
大掃除しちまったほうが スッキリしますよ
天野 (天野)オス!
てめえ 何やってやがんだよ
コラ! (殴る音)
自分が いちばん手柄たてんだの カッコつけやがってよ
ただ てめえの昔のダチに 会いに行って―
時間潰しやがっただけじゃ ねえのか?
コラ! (蹴る音)
こっちの兵隊の数にも 限度があんだぞ
分かってんのか? アア!
(知地岩)輪蛇の 本当の人数は どうなってんだよ
輪蛇の本当の人数はよ
すんませんした
(蹴る音) (夜行蟲1)ウウッ
この能なしどもが
それで虎武羅にまで 戦争 仕掛けてみろ
(蹴る音) (夜行蟲2)ウウッ…
こっちの体が もつわけねえだろう
てめえらを動かしてる脳ミソはな 俺1人だけなんだぞ バカ野郎
天野 てめえのダチがチームの情報 何も分かんねえような―
ペーペーならよ
なんで そんとき クビ取ってこねえんだよ
カスでも輪蛇の数のうちだろうが ああ?
そ… そうッスね (知地岩)バカが!
恥の穴埋めに あっちの情報 必ず持ってこい
てめえの幹部の話は おあずけだ
必ず 恥 埋めてみせやす
(知地岩) 闇に潜ってて分かんねえ輪蛇の 人数が こっちより多くて―
てめえら全員ぶっ殺されても 夜行蟲の名前は鳴り響くぜ
だからよ 必ず潰すんだ
(小梅)そう それで―
天野君 ほかに何か言ってた?
いいや (小梅)本当? 私のこととかも?
ほ~んとだって つまんねえ世間話だよ
あ… 何だよ それとも 小梅 お前
もう一度 天野とヨリ戻そうなんて 思ってんのか
バカ! (春間)ハッハッハ
もう アッタマ来た
落ちろ ちくしょう この! (春間)バ… バカ よせ
パンツ見えるぞ おい (小梅)落ちろ 落ちてしまえ
(笑い声)
あのね 春間君
(3人の笑い声)
(春間)オリャア (小梅)待て待て コラ!
春間君 私ね…
(男子生徒)門の前にあったバイク 確かドゥカティだよね
(女子生徒)ああ 見た見た… (春間)うん?
あ… 牧さん
あのね 春間君 今晩 空いてる?
材木座の駐車場で…
今日? ダメだ こっちも いろいろとあってな
大丈夫だよ 天野のことは
ヤツも変わっちゃいねえし―
何も起こんないさ 何もさ
(牧)どうした?
元気ねえ感じだったじゃねえか あの子
何でも ねえんス 小梅は結構 強えから大丈夫ですよ
そうかい
ヒデオ君は? (牧)変化なしだ
ベッドに くくりつけられて ウンウン言ってら
(牧)春間 お前 しばらく ウロウロするんじゃねえ
ま… 牧さん
そうだな 学校フケらんねえんだったら―
まっすぐ家に帰るか 善波ちゃん家にでも行ってろ
どういうことッスか 俺にも手伝わせてくださいよ
どっかが仕掛けてきてんなら 俺だって戦いますよ
俺も輪蛇じゃないッスか なんで俺だけ…
こっちもよ ダテに 時間 潰してるわけじゃねえんだぞ
てめえの周りにも汚ねえハエが ブンブン飛び回ってんのに―
気がつかねえのか (春間)俺の?
お前んとこの輪蛇ってのはよ 一体 何人だい なあ 春間
アアッ…
(エンジン音)
昨日お前を訪ねてきたヤツな
ウチに ちょっかいを出してる 夜行蟲の天野って小僧だ
夜行蟲?
(春間)そいつが ヒデオ君やファントムを?
お前の連れだったんだろう?
俺の中学んときのたったひとりの ダチっすよ
はたの状況は お前が考えてるほど ノンキじゃねえんだぜ
でも俺 別に天野に 輪蛇のことなんか何も…
ハンパじゃ輪蛇は 守れねえってんだよ
ウダウダ言ってねえで―
じっとしてろ (春間)ええっ?
(春間)すんません ヒデオ君
もう一度 天野と 話してみようとは思うんだけど
もし牧さんの話が本当だったら―
俺は ヒデオ君に 何て言って謝ったらいいか
春間
どっか痛えの? 看護婦さん 呼ぼうか?
春間 俺もよ
お前と同じで ダチ作んの 下手くそでさ
だから仲間は宝物と同じよ
ハァ…
学校ダブッちまうし すぐ 騒ぎ起こすしよ
おかげで お前と 同じ学年になれたけどな
(ヒデオ) 牧は輪蛇の大番頭だからよ
たまには言いにくいことも 言わなきゃなんねえって立場だ
お前も牧の気持ち くんでやれよ
俺もチームに入ったころは―
さんざん ヤツに 似たようなこと言われたよ
本当は お前のことが心配なんだよ
覚えとけよ
俺は体がぶっちぎれても 輪蛇 守んぜ
俺には輪蛇しかねえんだよ
(電話の呼び出し音)
(天野)は… 春間か?
ああ… よく引っ越した先の 俺の電話番号 分かったな
教えたっけ?
(春間) 俺も輪蛇だぜ 横のつながりは いくらでも あんだよ
(天野)分かったよ こっちも連絡しようと思ってたんだ
チームのことだろう? 俺も実際 入ってんだよ
ゴタゴタに巻き込まれたカッコに なっちゃって
副総長の知地岩さんには ドヤされるしよ
(春間)天野 俺たちよ いいつきあい してたはずだよな
(天野)ど… 何言ってんだよ 今更
ところで お前 どっから電話かけてんだ?
(春間)東海岸団地の そばの公衆電話
(天野)ああ そっか ラーメン屋の近くの…
とにかく今から 説明させてもらいに行くわ
そこで待ってろよ
(ヒデオ)春間よ 俺ら 頭悪いんだからよ
ダチと つきあっていくにもよ 汗かかねえとな
涼しいツラしながらよ
一方で汗かいてねえと 宝物 抱えられねえだろう
(パトカーのサイレン) (春間)ヒデオ君
どうしていいか分かんないけど 俺 欲張りだから
チームも昔の友情も―
なるべく たくさん抱えていてえんだ
(金属バットの音)
(春間)アアッ (夜行蟲の怒声)
(殴る音) (春間)ウワァッ… ウウッ
逃がすな
(殴る音)
頭 狙っちまえ
(夜行蟲1)ウウッ…
(夜行蟲2)野呂か! (夜行蟲3)違う 誰だ?
野呂は もっと でけえ 後ろだ
ニッヒ~
(夜行蟲1)やべえ 3人じゃムリだ
散れ! (バットを投げる音)
(野呂)バカ野郎 春間
戦争の真っ最中に 何フラフラしてやがるんだ
(土門) 野呂 駅裏の駐車場で5人ほど 桂三たちと やり合ってるとよ
ハッ… (土門)俺たちは―
ロータリーのほう行ってみんべ (野呂)上等じゃねえか
ところで お前 どっから電話かけてんだ?
ダチは宝物
てめえの周りにも汚ねえハエが…
あのね 春間君 今晩 空いてる?
材木座の駐車場で…
小梅…
徹夜だったんだべ? 少し眠ったらどうよ
いや もうちょっと情報 集まってくんの 待ってねえと
(牧)春間も心配だしよ
牧 今晩 待って 次の夜が来たら―
俺は俺のやり方で 輪蛇を動かすぜ
(クラクション)
彼は あなたとの中学時代の思い出 宝物のように大切にしてきたわ
あなたと私が別れた本当の理由も 知らないまま
(小梅)でも彼の気持ちは 大切にしてあげたい
やっぱり迷惑は かけられない
だから春間には相談せずに 1人で俺の呼び出しに出てきた
でも花沢 まだ少しは俺に気があんだろう?
こっちは もう春間のことなんか どうでもいいんだよ
お前が春間から聞いてる 輪蛇の情報にゃ興味があんがよ
(夜行蟲3)死ね コラ 野呂!
死ぬのは てめえらだ (夜行蟲3)ウワァッ
(蹴る音) ウヘエッ ウウッ
(土門)オラ オラ オラ!
(殴る音) (夜行蟲たち)ウワーッ
(エンジン音)
(衝突音) (うめき声)
(夜行蟲4)ビビんじゃねえ!
出てきてん輪蛇の数は そんなにいねえ
1人ずつが手強えだけだ
出てきてんヤツら 潰せば勝てんだ いくぞ!
ハァッ
花沢 お前 春間と つきあってて もうヤッちまったんだろう
おい 何か聞いてんだろうがよ 春間の腕ん中でよ
(級友1)最初 三中が 文句言ってきたらしいんだけど…
(級友2)やべえよ 春間先輩1人なんだろう?
天野さん
分ぁーってんよ
お前ら 帰っていいから 俺に任しときな
ねえ また今日も そうやって―
適当なこと言って 助けに行ってあげないなら
先生か おまわりさん 呼んであげなよ
放っとけよ
あとで こっちが恨み買ったら 俺もお前も困んだよ
だから お前も黙っとけよ
黙っとけよ
(エンジン音)
(天野)花沢 花沢…
待てよ 花沢 花沢!
(天野) そんでよ あれから ちゃんと 三中のヤツらと話ししてよ
ダチになったんだよ
そいつの家なんだ ここ
ホントに あとから 春間君も来るの?
ああ
遅かったな (天野)もう始まってんのか
押し入れん中だ 順番守れよ
うん?
(女性のあえぎ声)
ハッ
天野 お前の彼女 マブいじゃん
(小梅)春間くんが来るって ウソでしょう 私 帰る
何だよ 春間 春間ってよ お前 誰とつきあってんだよ 小梅
1回くらい 最後までヤラせろよ なあ
イヤ! 何よ あの人たち
イヤ イヤ! 絶対にイヤ
イヤ!
花沢…
花沢! ヘッヘッヘ…
なあ あのころ ヤレなかった分 今ここでヤッてもいいんだぞ おう
(天野)ヘヘッ そうすっか
そのほうが お互い 話しやすくなっかもな
ふざけないでよ 私が ここに来たのはね
どういうことかは知らないけれど あんたの つまらない欲のために
私や彼まで 巻き込まないでって―
言いたかったからよ!
この野郎 殴んぞ オラ!
(ツルハシの落ちる音)
ウウッ
ウウッ
(ヒデオ)夜行蟲… 夜行蟲…
(ヒデオ)夜行蟲… てめえら 夜行蟲か!
随分と しつこく 春間のこと聞きたがってんな
ハァッ (ツルハシを振り下ろす音)
ハァ アア… よせ
何だよ おい 輪蛇の情報か?
俺に突っ込んできたのは てめえか?
ウワァ…
ウアァッ
(刺さる音)
ええっ? ウワァ!
や… やめろ だ… 誰か助けてくれ!
(爆発音) (悲鳴)
ハッ!
ウハァッ ハァ…
(叫び声)
小梅… あ… ヒデオ君
(ブレーキ音) エイッ! ヒデオ君
離せよ オラ!
俺が てめえの代わりに ぶっ殺してやんよ
離せ オラ!
天野 お前 ここで何してやがった?
ヘッヘッヘ…
(ヒデオ)ウウッ クッ…
ああ! 小梅!
(泣き声)
(うめき声)
ダッ… 藤木だぞ こいつ
藤木桂三だ!
気ぃつけろ
(サイレン)
こっち来てくれよ 藤木が… アアッ
ウオオ!
(雛子)ウフッ…
このお店も何か月ぶりかしら
友達のね 家に遊びに行った帰りなの
そうだったんですか
はじめが泣き出しちゃったから 海 見せてお散歩してたの
ここ随分 荒れてるようだけど―
何があったのか 谷さんに聞いてもムダよね
(牧)善波ちゃん 夜行蟲にバックはついてねえ
潰しちまおう
それとヒデオが 病院 抜け出したって
(善波)あのバカ!
(エンジン音)
(エンジン音)
(若者1)うっせえなぁ 誰だ? 派手にふかしてん野郎は
(若者2) マフラーの太鼓を抜いた 独特の音だぜ
こりゃ善波さんの音だよ
(若者3)何かまた とんでもねえことが始まんぜ
だって ありゃ 輪蛇の通信だからな
(足をひきずる音)
ウウッ いねえ 藤木も野呂も消えやがった
私 そのあと2週間くらい 学校休んじゃったんです
彼は その間に転校しました
その三中の男の子たちと―
問題起こして 捕まったりしたから
春間くんは何も聞かないで―
天野くんと何があったのか 何にも聞かないで黙ってるだけで…
何か気づいては いたんだろうけど
あいつ そういうとこは バカみたいに―
こっちが イヤになるくらい 優しいから
(エンジン音)
輪蛇が消えました 街ん中 しつこく流してみたんスが―
野呂や藤木 牧はおろか 主だった連中 善波の姿も…
前の一発で ビビッちまったんじゃないスか
逃げやがった 根性勝ちだ
(知地岩)輪蛇が消えたって?
残ってて動けるヤツ 全員ここに集めろ 一気だ
流し回って1匹ずつ 根絶やしにしてやる
(虎武羅3)伊武さん
潜ってた輪蛇が動き始めました
(エンジン音)
伊武さん
今 鎌倉山の住宅街を 抜けていきました
(クラクション)
伊武さん
生き残りの夜行蟲どもが 海浜公園に集結しています
伊武さん 多分 輪蛇は それ狙ってますよ
134の裏通りを 輪蛇が2台抜けました
辻堂交差点 今 輪蛇が数台抜けました
ウワァ ま… また抜けました 4 5 6…
6台抜けました あとを追います
(虎武羅3)伊武さん 輪蛇は海岸線に向かってます
ああ… 1台また加わりました
(夜行蟲4)ええっ? 知地岩さん 知地岩さん!
どうした?
警察無線を傍受しようと思ったら 妙な会話が入ってきて…
(虎武羅3) また増えました 2台増えました
こいつら虎武羅です
どんどん集まってます また3台 輪蛇が また2台です
輪蛇? 輪蛇だと?
今 海岸団地の 公園脇を抜けて…
あ… また増えた
バカ野郎 この近くだ 誰か早く行って見てこい
へ… へい
見つけたら ぶっ殺してこいよ オラ!
(虎武羅4) 輪蛇です 今度は また3台 すげえ数です
だ… 誰か 総長に電話しろ
(エンジン音)
誰も通った気配は ねえなぁ
音だって してねえじゃねえか
(エンジン音)
(尾黒) フンッ てめえら 見捨てられたぜ
ハッ
戦争おっ始めたころは 輪蛇を食うような勢いだったんで
こっちもケツ持ってやろうかと 考えたんだけどよ
やっぱムリだったな
野呂も藤木も牧も あの新米の小僧さえも―
誰1人やれなかった
お前たちはトカゲの尻尾だ 切り捨てられたんだよ
おい! どういうことだ? 何言ってんだよ!
(呼び出し音)
総長はいません
電話出ねえのか 携帯のほうは?
同じッス
応援回してもらうんだよ 早く 早くしろ!
虎武羅どもの電話は どうだ
ヤツら 何か変わったこと言ってっか
いえ 何も聞こえません もう誰も話してません
く… くそ!
くそ! どうなってんだ 輪蛇のカスどもは!
消えたんじゃねえのかよ
おい 逃げたんじゃねえのかよ 何が一体…
総長… 総長には まだ連絡つかねえのか おい
てめえら全員 突っ込んで死んでこい
ち… 知地岩さん
俺は戻るからよ あとのこと相談してくるから
アア…
(エンジン音)
アア…
(うめき声)
フンッ
善波! てめえらぁ ハメやがったな
一体どっから 湧いてきたんだ てめえらの正体は何なんだ?
どういうことなんだよ?
どけ!
ち… 知地岩さん (ブレーキ音)
ウウッ
(爆発音) ウワァーッ
知地岩さん!
(エンジン音) (夜行蟲たち)ウワーッ
ウワーッ おい! 待てよ 誰か乗せてけよ
フゥッ!
(棒の当たる音) ダァッ
ハァハァ
ウウーッ (天野)ハァーッ
ウオーッ (天野)ヤーッ!
俺よっか弱かったてめえが 俺とタイマンか! おい コラ!
(蹴る音) (うめき声)
(蹴る音) (春間)ウッ…
(天野)ダァッ (殴る音)
(頭突きの音) (うめき声)
(春間)ハァッ!
(頭突きの音) (天野)こらえて…
こらえてください
こらえて 春間さん…
アアッ! 春間さん…
(春間)フゥ! (天野)堪忍… してください
ウワッ
助けて… 助けてください
た… 助けてください
(悲鳴)
(春間の泣き声)
(春間)くそーっ
(足音)
♪~
(小梅)善波さんって やっぱり すごいですよね
だって雛子さんみたいな人 奥さんにしちゃうんだもん
うちの鉄砲玉のお話は また今度ね
鉄砲玉?
家を1回出たら そのまんま いつ帰ってくるか分からない人よ
ウウッ ダッハッハッ (小梅)ウワッ
(小梅)何よ 急に飛び出したりして…
(雛子)小梅ちゃん 男の子はね
優しいほうがいいのよ そういう人とね
何だよ バカ野郎 元気あんじゃねえか
春間君 どうしたのよ その顔…
うっせえな てめえには教えねえよ
(春間)教えねえよ
(雛子)ゆっくり ゆっくり つきあいなさい
(小梅) ちょっとだけ こうしてていい?
(春間)な… 何だよ おい よせ バカ!
(女学生2人)キャ~ 小梅やる~
寂しくないよね
(小梅) 友達 たくさんできたもん 春間君 もう寂しくないもんね
~♪
(電話のベル)
(雛子)はい 善波です
申し訳ございません ただいま留守にしております
ご用がございましたら―
信号音のあとに メッセージをお入れください
(信号音)
(足立) 善波さんかい 夜行蟲の足立だ
今度のことは俺の脇に 置いといた男と―
一部のはねっ返りの 若造が勝手に―
やったことでな
ああ 処分はしといたよ その天野とかいう小僧
ああ 二度と 走れねえように―
しといたからよ
そっちが1人なら―
こっちは8人 入院してんだ
そっちからすりゃ 十分 釣り合う数だろう
ハン… ただな
今回は こっちが 折れた格好になったがよ
ナメてもらっちゃ困るぜ
何だったら今からでも
戦争する用意は できてんだ
ああ まあいいや
あとひとつだけ 言っといてやるが―
てめえらの首を 狙ってる連中は―
まだまだ たくさん いるぜ
(足立)覚えとけよ 善波七五十 じゃあな
(笑い声)
(電話の切れる音)
♪~
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