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《イルシア:なんでだ? 村が目的なのか?
どういうことだ?》
(ミリア)たっ… 大変です!
ドーズさんが持ってたの➡️
あれ 岩竜の卵かもしれない。
ガァ!?
あんなの 村に持っていったら…。
(咆哮)
《そうか! ドーズのやつ➡️
リトルロックドラゴンを 誘導してたのかよ!》
急いで取り返さないと…。 ガァッ!
(鳴き声)
《ドーズは どこだ?
あいつ わざと 村に引き寄せてるのか?
まさか 村に恨みでも?
というか そもそも モンスターに 乗ってるのは どういうわけだ?
あ~! 考えが 全然 まとまらねえ!》
おっ! (鳴き声)
《くそ! ミリアを背負ったままじゃ 振り切れねえか》
イルシアさん!
私を置いて 先に行ってください!
魔物たちを足止めしますから!
その間に ドーズさんを止めてください!
《何 言ってるんだ! ミリアが あいつらに➡️
勝てるわけないだろ!》
お願いです! 村を救ってください。
イルシアさん!
えっ?
(鳴き声)
この野郎!
(鳴き声)
食らえ!
キャー!
あっ!
ミリア もう… 大丈夫だ。
イルシア… さん…。
早く… 村を…。
《ああ。 村を守ってやる。
だが… 俺は ミリアも守るからな!》
遅えぞ! 早く 早く! 待ってよ!
(グレゴリー)がきども 日が暮れるぞ。 さっさと うちに帰れよ。
(子どもたち)は~い。
(咆哮)
あっ! なんだ? この音。
(マリエル)何か 聞こえたような…。
いや 聞き間違いか?
もう 日が暮れる。
一刻も早く ミリアを見つけねば…。
🎵~
(ドーズ)フッ… ヒヒッ! ハッ!
ハハハハハハハハハ…。
(咆哮)
うっ…。 ハァ…。
《急げ! 村へ…》
んっ…。 ハァ…。
《ミリア 大丈夫か?》
イルシアさん 村に行ってくれるんですね。
ありがとうございます。
《よかった。 けがは そこまで ひどくないみたいだ。
回復魔法を使えば…》 レスト。
《あっ…》
《えっ 俺?》
背中 痛そうだったから。
今ので最後ですけど。
《ミリア! 本当に優しい子だな》
急ぎましょう。 ガウッ!
(鳴き声)
どういうことだ?
マリエルさんの魔除け石が 効いてねえなんて!
くっ! (鳴き声)
うっ…。 うぅ…。 ぐっ…。
ハァ…。 (足音)
あっ!
グルル…。
くっ…。 こっ… ここから先は 絶対に通さん!
《やっぱりか…》
待ってください! グレゴリーさん。
このドラゴン…。 イルシアさんは 村を助けに来てくれたんです!
ミリア? 本当です。 信じてください。
ミリアを背負ったドラゴン…。 あっ!
《あれ? この顔 どっかで…》
(グレゴリー/イルシア)あっ!
もしかして この前の? 《俺の足を刺したやつ!》
そうです。 厄病竜みたいですが あのときのドラゴンさんです。
(グレゴリー)厄病竜?
でも とっても優しくて 私たちの味方なんです。
(グレゴリー)じゃあ あれは ミリアを助けようとしてたのか?
はい。
ガァ…。
フッ… まさか 人を助ける厄病竜が いるとはな…。
何も知らなかったとはいえ すまん! 許してくれ!
《グレゴリー! 話のわかる いいやつじゃん》
ガァ! なんだ? 返事してくれたのか?
イルシアさん 私たちの言葉がわかるんです。
ほんとかよ?
(咆哮)
岩竜?
グレゴリーさん ドーズさんを見ませんでしたか?
こいつを俺にけしかけて 1人で逃げちまった。
ドーズさん あの岩竜に 村を襲わせるつもりです。
卵を おとりにして。 (グレゴリー)なんだって?
早く止めないと…。 イルシアさん!
俺も行こう! そいつを見て 村のみんなが怖がったら 大変だ。
助かります。
乗せてくれるのか?
ガァッ!
(ベルツ)さっきの音は なんじゃ?
(オラス)森のほうからだったな。
(ジャン)あっ ドーズ兄ちゃん!
おっ ドーズ! ほらみろ 生きとったじゃろ?
ヒッ… ヒヒヒヒヒヒヒッ…。
うわ~! キャー!
ドラゴンだ!
グレゴリーとミリアだ! なんで ドラゴンと一緒に?
誰か ドーズを見なかったか?
やぐらのほうへ行ったぞ!
(咆哮)
(村人たち)うわ~! 岩竜だ!
うそだろ? おい!
まずい! かなり近くまで来てるぞ!
早く ドーズさんを…。
いや ここからは 俺と こいつだけで行く。
ミリアは みんなを連れて 村の西へ逃げろ!
えっ でも…。 お前も けがしてるだろ。
そんな体で行っても 足手まといになるだけだ!
《確かに そうだ。
これ以上 ミリアを 危険な目には遭わせらんねえ》
ガァッ! ガァッ!
ガァッ! あっ…。
こいつには 俺が付き添うから 心配するな!
そのかわり 村のみんなを頼む!
わかりました。
んっ! 2人とも 気を付けて!
ミリアもな。 行くぞ!
ガァー!
んっ…。
フッ…。
しかし あのチビが 厄病竜になっちまうなんてな。
魔物は 姿を変えて 強くなるとは聞いていたが…。
ガァッ!
この件が片づいたら 村のみんなにも紹介してやるよ。
これから 仲よくしようぜ!
《ほんとかよ? そしたら 正義のドラゴン➡️
勇者イルシア様なんて 有名になっちゃって➡️
大歓迎されたりして!
グレゴリー 最高! マジ いいやつ!》
(ドーズ)クヒッ… ヒヒ…。
ヒヒヒヒヒヒッ!
ヒヒヒヒヒヒヒヒ…。
剣を捨てろ!
どうしちゃったの? ドーズ兄ちゃん。
ガァー! ハッ!
(村人たち)うわ~!
グレゴリー そのドラゴンは? 俺たちの味方だ!
(リュカ)なんだって?
(グレゴリー)ドーズは なんとかする。
みんな すぐに ここから逃げろ! (オラス)どういうことだ?
岩竜が ここに向かってるんだ!
時間がない! 早く!
わかった! みんな 急げ!
(悲鳴)
あっ…。
キヒィ! ぐっ! あっ!
《グレゴリー!》 ヒャハッ!
《こんな剣で 俺が やれるかよ!》
がはっ!
《とどめだ!》
ヒヒ… ヒヒ…。 《うっ!》
ヒヒヒヒヒヒヒヒ…。
《だめだ。
理由は どうあれ 人間を殺しちまったら➡️
俺は 本当の魔物になっちまう!》
ヒヒヒヒヒヒヒ…。 《少し眠ってろ》
《ハァ…。 俺は 正義のドラゴンだ!
無益な殺生はしないぞ!》
フッ…。 あいつは 間違いなく 人間の味方だ。
《早く 卵を…》
ヒヒッ! 《えっ? 本当に 人間なのか?
ステータス!
この状態異常 マハーウルフと同じだ!》
あっ…。 (ドーズ)ヒヒヒッ!
ヒヒヒヒッ ヒヒヒヒヒヒ…。 ドーズ兄ちゃん!
ヒヒッ。
うっ…。 うぅ… うわ~! ヒヒヒヒッ ヒヒヒッ!
ヒヒヒヒヒヒヒヒッ…。
ドッ… ドーズ兄ちゃん 僕だよ ジャンだよ。
《これじゃ 手が出せねえ。
けど…。
ぼやぼやしてると リトルロックドラゴンが ここまで来ちまう》
ひっ! うっ! くっ…。
《一体 どうすれば…》
ヒッ… ヒヒヒヒヒ…。
うっ… うぅ…。 くっ…。
《下手に動くと あの子は 間違いなく殺される》
(剣を捨てる音)
《えっ?》
ヒヒヒヒ…。
ヒヒヒッ!
何!? 《あっ!
あの状態異常といい ほんとに なんなんだ?》
(咆哮)
《やばい! もう そこまで来ちまった!》
(咆哮)
落として割るつもりか?
《させるか!》
うっ!
《あっ!》 うわ~!
《くそっ!
よし 卵は?》
あっ!
フッフゥー!
(鳴き声)
今のは なんじゃ?
マリエルさん!? おお ミリア!
よかった 無事じゃったか!
あっ… 一体 何が起きとる?
ドーズさんが 岩竜を 村に呼び寄せたんです!
なっ… なんじゃと!?
(鳴き声)
んっ…。 ハァ…。
うっ… くっ…。
フッ フフッ! フフッ フッ! フッ フフッ フフッ! ドーズ!?
《最悪だ。
ドーズを殺すのを 俺が ためらったせいか?
その結果が これなのか?》
(ジャン)う~ん…。 あっ!
《この子は無事だ。 よかった!》
おい 大丈夫か?
《グレゴリー!》
(鳴き声)
ガァッ! んっ?
ガッ! ガッ ガッ!
この子を連れて 逃げろというんだな。
だが お前は どうする?
ガァ! ガッ!
あの化け物と戦うつもりか?
ガァ!
わかった。 死ぬなよ。
《俺には…。
俺には まだ 守るべき人たちがいる。
なら その人たちのために戦う。
これが 俺の…。
ドラゴン道だ!
ステータス!》
前より はるかに パワーアップしてやがる!
勝てるかどうか わからねえが…。
せめて みんなが 無事に逃げる時間を稼ぐ!
《いくぞ!
遅い!
食らえ! ドラゴンパンチ!
いってえ! やっぱり 固え! だったら…。
ベビーブレス!
これも だめか!
それなら 星落とし!》
《全然 効いてねえ!》
《くそ! 攻撃 防御…。
どちらも 俺が会った中で 断トツだ。
ぐっ! くっ…。 ハァ…。
さっきのダメージが重すぎる。
おまけに あいつに効く技も思いつかねえ。
ここまでか…》
加勢するぜ ドラゴンさんよ!
俺たちの村は 絶対に守る!
一緒に 岩竜を倒すぞ!
《グレゴリー!》
食らいやがれ!
《くっ! 根性だ~!
おら~!》
(鳴き声)
いいぞ! 俺と あの厄病竜が 気を引く!
オラス リュカ その隙に 反対の目を狙え!
わかった! 任せろ!
どうだ? 今の 俺たちの攻撃はよ!
ステータス!
ほとんど効いてねえ! そんな!
《まずい! 地響きだ!》
あっ! うわ~! (オラス)リュカ!
危ない!
あっ! うっ… うぅ!
《グレゴリー!
うっ! ぐはっ!
くそ… このままだと まずい。
なんか… なんか 手はねえのか?》
(神の声)逃げろ。
逃げろ。
《えっ?》
スキル 神の声のレベルが➡️
3から4へと上がりました。
ラプラスによる 簡易シミュレーションに➡️
アクセスが可能になりました。
《なんのつもりだ?
神の声のレベルが上がったって!》
でも いくら忠告しても 逃げないんだろうね。
君は いろんな意味で 特例だったからね。
ここで お別れは 残念だ。
《こんなこと 言うために➡️
わざわざ レベル 上げたのかよ!》
君は 見ていて 飽きなかった。
ゆっくり休むといい。
《上から目線で ペラペラと!
お前は 一体 なんなんだ!?》
神の声 レベル4では その説明を 行うことができません。
《ふざけやがって!
お前の言うとおりに終わって たまるか!
俺には まだ 最後の手段がある!
進化だ!
姿が変わっちまって➡️
ミリアも 黒蜥蜴も➡️
俺だと わからなくなるかも しれねえがな!》
《今 俺が進化できるのは 4つ!
どれがいいんだ? どれが!
ヨルムンガンド。
こいつなら なんとかなるかもしれねえが➡️
猛毒持ちで やばすぎる!
ローリングドラゴン。
転がる特化だろ? 威力はあるのか?
ダルクドラゴ・ヒューマ。
亜人種って 戦闘は どうなんだ?
全然 予想がつかねえ!
リトルアークドラゴン。
白魔法は 攻撃にも使えんのか?
あの野郎に勝てんのか?
どれだ? どれにすれば…。
いちばん勝てるのは どれなんだよ!?
あっ! うわっ!
うわっ!
今のは なんだ? MPが ごっそり持ってかれたような…》
称号 ラプラス干渉権限を得ました。 《えっ?》
リトルアークドラゴンに進化した場合の勝率 4%。
負傷者全員の救助成功率 1%未満。
《なんだよ? それ! 進化しても 無駄だって言いたいのか?》
ヨルムンガンドに進化した場合の 相打ち成功率 98%。
村が崩壊する確率 94%。
《村が守れなきゃ 意味ねえ!》
ローリングドラゴンに進化した場合の勝率 1%未満。
逃走成功率 99%以上。
《俺に 逃げろって言うのかよ!》
あっ! ぐっ…。 くっ… くっ…。
《あんな…。 あんな予測 聞かせて なんのつもりだ?
この くそ神!》
うっ うっ… うぅ…。 ガァー!
ガァー!!
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