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(真理子)ですから 絶対 あの女に間違いないんです!
(刑事)ホームヘルパーの 高橋ゆかりさんって人が・
お母さんの物を盗んだと
ええ 母が急に亡くなって・
荷物を整理してて 気が付いたんです
預金通帳に 宝石 全部ないんですから!
(刑事)しかし お母さんは ずっと1人暮らしだったんだし・
ご自分で使ったり 処分したのかもしれませんよね
(真理子) 母は ずっと寝たきりでした
毎日 ヘルパーのあの女が 出入りしてたんです!
私も 何度か会ってます
キレイな若い子で こう…
髪を派手なオレンジ色に 染めてました!
早く捕まえてください!
まあまあ 奥さん 証拠は何もないんですから
ねえ (刑事)ハハッ…
何が おかしいんですか!
私たちもね 高橋ゆかりさんが所属していた・
派遣サービスの会社にも 行きましたがね・
高橋さんは 既に辞めていました
引っ越しも してましたしね
逃げたんだわ そうに決まってる!
ホームヘルパーが 派遣会社を転々とするのは・
珍しいこっじゃないんですよ
こういう場合 どうにもなりませんねえ
盗難届でも 一応 お出しになりますか?
そんな…
あっ 高橋さんって この人ですよね?
はあ・
全然 違いますよ!
一体 何をやってるんですか! 警察は!
・~
(フユミ) 任務完了いたしました 支部長
・~
・(赤ん坊の泣き声)
ハアッ ・(泣き声)
(荒い息遣い)
・~
嫌!
・~
ハァー
(月読)支部長
・~
(支部長)ほう 今回は頑張ったね 偉いぞ フユミ
ありがとうございます
では ご褒美をあげようね
ありがたき幸せに存じます
(バイブ音)
(あえぎ声) (月読)同士 フユミ
家庭 教育の崩壊
腐敗政治 相次ぐ天災
全ては 日本国そのものへの 神の警鐘だ
我々が なんとかするしか 道はない
いいね
資金は 大きな目的に生かされるんだ
くれぐれも 罪悪感など持たぬように
(あえぎ声)
(ルナ)カネに執着する 俗物どもと 私たちとは・
魂のレベルが違うの
(月読)元来 カネは不浄なるもの
支部長や本部長殿の手を介して 初めて・
清らかなる意義を持つんだ
・~
ああ イク… ああ イク…
・~
(ルナ)支部長
(支部長)なんだね? ルナ
(ルナ)同士 フユミは そろそろ異動の時期かと
同じ仕事では やはり…
そうだな
(月読の荒い息遣い) (あえぎ声)
・~
(荒い息遣い)
(タカシ)フユミちゃん どう? いいとこ見つかった?
うーん…
(エミカ)ねえねえ 人材派遣会社に登録してさ・
あっちこっちの大企業 転々とするのは どう?
あっ それ 俺の友達やってるよ 気楽でいいってよ
でも 人が大勢いるとダメだから
すぐに持病が出ちゃって
フユミちゃん 頭痛持ちだもんね
それに 絶対 悪口言う人って いるじゃない
大きな会社になると
それ 耐えられないの どうしても
あっ これ 飲んでみてよ
最近 うちの病院で使い始めた 新製品の鎮痛剤
患者さんにも評判いいのよ
ありがとう エミカさん
ハァー 助かるな
ルームメートが看護師だと 心強くて
俺もだよ なっ エミカ
彼女がナースだなんて 最高だよ
(エミカとフユミの笑い声)
不動産屋で会ったとき ピンときたのよ
だって あんた 見てられなかったんだもん
プロの言いなりに 変な物件 契約しそうだったでしょ
昔からダマされやすいの
訪問販売も 前は よく買わされてた
でも今は エミカさんが 断ってくれるから すっごく楽
(タカシ)じゃあ俺 そろそろ帰るわ (エミカ)うん
あっ これなんか いいんじゃないの?
(エミカ)ん? 法律事務所の秘書か
それ いいかも
履歴書は いつもどおり 私が適当に書いといてあげる
ねっ 面接しておいで
うん そうする
(エミカ・タカシ)フフッ
(咲坂)桜木亮子さんね
明和大学 経済学部卒ですか
はい あの…
やはり 法学部出てないと ダメですか? こういうお仕事
いえいえ
電話の応対と パソコンが扱えれば 問題ありませんよ
あ… 志望の動機は?
派閥とかが苦手で
アットホームな所で 働きたいなって思って
ハッ… 内気な性格なのかな?
いえ!
ただ どうしてだか 必ず悪者にされちゃうんです
私が 不細工だからかもしれませんけど
は? あっ… 十分 おキレイじゃないですか
うん? ん…
以前は デザイン専門学校の 学務課の事務だったんですね
はい
でも 専門学校って・
学生や講師の先生方に対して いいかげんなんです
私 それが許せなくて…
(荒い息遣い)
(笑い声)
正義感が強いんだな
確かに 専門学校は 授業料ばかり高くて・
中身はスカスカって所も多いよね
特に 私のとこは ひどいもんでした
いいでしょう
桜木さんとは うまくやっていけそうだ
あしたから来てください
ホントですか? ありがとうございます
じゃあ 身分証明書のコピー とらせてもらっていいかな?
はい 保険証でいいですか? うん はいはい
はい うん
(洋子と咲坂の荒い息遣い)
(洋子のあえぎ声)
うますぎ 先生…
私の年なら このぐらい普通だよ
ん… そんなことありませんよ
下手くそなオヤジ いっぱい知ってます
それ 自慢にもならないよ 洋子ちゃん
アハッ… そっか 褒めようとして間違えちゃった
(あえぎ声)
気持ちいい 先生
ぬれてるよ こんなに
嫌… 先生… 恥ずかしい
気持ちいい? 洋子ちゃん
うん?
いい 気持ちいい…
じらさないで 先生…
指を あそこにいれて
気持ちいいから お願い…
(あえぎ声) (荒い息遣い)
(洋子の声) 先生 再婚しないんですか?
(咲坂の声)縁があればね
弁護士なんて 出会いないもんなんだよ
(洋子の声)お客様か 私みたいな 風俗ギャルの・
どっちかって言いたいんですね
(咲坂の声) 依頼人よりは 君のほうがマシさ
問題 抱えてない分だけね (洋子の声)アハッ… うれしい
なんかあったら 安く弁護してね 先生
(咲坂の声)ああ いいよ
洋子ちゃん…
気持ちいい…
ああ 先生…
気持ちいい もっと突いて…
イク… ああ 洋子ちゃん…
・~
(支部長)民事中心だが・
こまめに稼いでる やり手じゃないですか
今度の獲物は
はい
限度は2か月
正体を知られる前に なんとかするんだよ フユミ
でも 支部長
まとまった お金が入ることって あんまりなくて・
お年寄りと違って 手元には 現金 置いてないんです
そこを なんとかするのが フユミの腕でしょう
ん?
あっ… はい
ああ… あー…
・ 絶対 絶対に なんとかいたします
・ もう少し ご猶予を
ん?
桜木さん
せ… 先生
誰かと話していたようだけど
あっ ああ…
ゆ… 友人と携帯で
そう あ…
ところで 今夜 食事でもどうだ?
は?
いや たまには いいんじゃないかなと思ってね
あ… はい 分かりました
な… 何が食べたい?
フグでも行くか!
わあ! いいんですか?
うん フグ
フグ! うん
ああ… ハハッ ハハッ…
(なめる音)
(エミカとタカシの荒い息遣い)
フユミちゃんは?
弁護士と食事だって
どうやら気に入られたみたい 遅くなるんじゃない?
(タカシ)そっか
よかったな (エミカ)うん
気持ちいい…
もっと グリグリして
(あえぎ声)
(タカシ)こうか? こうか? エミカ
当たる!
気持ちいい
タカシ…
今度は突いて
もっと… もっと もっと もっと…
ああ ああ ああ イク… (エミカ)ああ イキそう
イクぞ (エミカ)イク イク…
んっ… あー あっ…
(2人の荒い息遣い)
タカシ…
最高
分かりました 明日の3時なら伺えます
担当は西崎書記官ですね?
ええ
いやあ 相続問題は長引きますねえ
ええ
はい
えー あっ ちょっとお待ちを
あっ 以前 似たようなケースを 扱いましたがね
ええ
最後は もう根比べ状態で
ええ
分かりました では 明日の3時に伺います
はい よろしくお願いします
ハァー
桜木さん はい
栃木家裁の 宇都宮支部に行ってくる
はい 帰りは そのまま直帰するから
桜木さんも 時間になったら帰っていいよ
はい いってらっしゃいませ うん
あっ 何かあったら 携帯に連絡して
あっ はい 分かりました
・ ハアッ ああ…
・
はい 咲坂法律事務所でございます
・(支部長)私だ
支部長
・ すぐにやりなさい
あ… はい
(受話器を置く音)
(支部長の声) ためらわないで 組織のためです
はい
(荒い息遣い)
・~
(解錠音) ハアッ
(支部長の声)よし ビンゴだ
2時すぎだ 時間も ちょうどいい
社判を小切手の裏に押して すぐに 銀行に行きなさい
・~
・(ドアをたたく音) ハアッ
(ユイ)あっ 新しい秘書の方?
私 竹宮です
あっ… 私 桜木です
あっそう
あー 疲れた
ハァー
これ あっ
咲坂先生に頼まれてた資料
あ… あっ はい
私ね 彼とは長年の仕事仲間なの よろしくね
は… はい こちらこそ
彼は裁判所? え… ええ
今日は もう戻りません
あっそう
相変わらず 働き者ね
あんまり お金になんない仕事は・
やめなさいって いつも言ってんだけどね
・~
ハァー
あなた タバコ持ってない?
え… あっ 私 吸わないもので
そうだよね
じゃあ またね
あっ は… はい お疲れさまです
(ドアの開閉音)
(荒い息遣い)
・~
ハアッ! (田中)ハアッ
アオイ住設です
トイレの水漏れの 修理に来ました
ハアッ
あっ すいません 分かりました
はい
(ユイ)真一郎も 焼きが回ったわね
こんな女 雇うなんて
私もさ ちょっと変だと思ったのよ
呼び止めれば よかったかもしれない
ごめん
桜木亮子は偽名か
そう 学歴も住所も 前の勤務先も 全部デタラメ
この女 最初から盗みが目的だったのよ
そんな女性には とても見えなかったが
キレイな子だもんね
真ちゃん 外見にダマされちゃったのよ
お前… 今更 真ちゃんなんて呼ぶな
いいじゃない 一応 元カノなんだから
苦労したんだよ 調べるの
プロなら当然だろ
出身地は神戸か
私の想像だけどさ 阪神淡路大震災で・
ご家族 失ったとかの 背景あるかもね
ほら PTSDってやつ
それが 盗癖に結びついたっての どう?
勝手な臆測はいい!
ハァー
今 彼女 どこにいるんだ?
ここ え?
看護師の女と 一緒に暮らしてるわ
真一郎 どうすんの?
警察に突き出しでもしたら あなたが いい笑い者よ
分かってるさ
♪(バーのBGM)
♪~
一体 どなたなんですか!
毎日毎日 しつこすぎ!
イタズラ電話は もう やめてください
絶対 変ですよ あなた 普通じゃないわ
大体 どうして この番号を知っているの?
えー!
ひ… ひどい
私をストーカーしているのね
あんまりだわ 訴えますよ!
ハアッ
訴えようか? 私も
ハアッ
捜したよ
中津川冬美くん
せ… 先生
ほーう
いい部屋に住んでるじゃないか
適当に座ってください
飲み物なんか出しませんよ 敵には
泥棒のわりには 随分 好戦的な態度じゃないか
ええ?
現金と小切手 合わせて800万はあった
ここには もうないわ じゃ どこにある!
田舎の母が病気で… つまらんウソは やめろ!
君の母親は とっくの昔に死亡…
先生! 気をつけて
え?
今の話 全部 盗聴されているわ
組織は そんなに 甘いものじゃないんです
組織? ええ
不浄なお金は 全て 支部長の手に渡ります
そこで清められ・
我が国の 人間の魂を救うために 役立てられるの
(支部長の声)フユミ
その男を懐柔しなさい
どんな手を使ってでも 許してもらうんだよ
かしこまりました
誰と しゃべってるんだ!
先生 ちょっと待ってて
そこを動いちゃダメよ
おい!
(支部長の声)そうだ フユミ
あの男は フユミの その服装に弱いんだ
いいかい 警察沙汰だけは 絶対に避けるんだよ
はい 支部長
・(物音)
・(足音)
き… 君
(あえぎ声)
先生…
・~
ああ 先生…
あそこも いじって
・~
(あえぎ声) (荒い息遣い)
ああ… 先生…
先生…
ああ ダメ… イク…
(2人の荒い息遣い)
・~
ハァー
これで契約成立
ねっ 先生
そうだわ
フユミです 同士 月読
咲坂先生は 分かってくださいました
ええ 同士 ルナにも お伝えください
さっきも この携帯で話してたな?
(おもちゃの着信音)
(おもちゃの音声)電話だよ! またね! バイバーイ!
君…
組織の連絡専用なんです
すっごく大切なもの
ねっ 支部長
なあ 今から一緒に行こう
ん?
(宗方)典型的な統合失調症だ
しかも 少なくとも 数年前から発症してるな
ハァー
やっぱり そうか…
で どうなんですか? 先輩
かなり悪いんですか? 彼女
(宗方)精神分裂病と 長いこと言われてきた病気だが・
病名が変わるくらい 精神医学も進歩したんだ
通院と薬で 今の幻聴や幻覚は すぐに抑えられるよ
ハッ… そうか
よかった
咲坂 お前 彼女にホレてるな?
え? ハッ
な… なんで そうなるんですか
「すぐに診てほしい」っていう 電話の声
クールな お前らしくなく 必死だったからさ
しかも カネまで とられてるんだろう?
それでも怒らないなんて 他に理由はないじゃないか
今 彼女は?
ナースと お茶飲んでるよ 心配するな
しかし カネは 一体どこに…
利用されてるのかもしれないな
統合失調症の患者は 強く言われると逆らえないし・
暗示にも弱いんだ
もともと・
人と うまくコミュニケーションが 取れずに悩んでる
だから 人から理解や好意を示されると・
まっすぐに それを信じてしまう 傾向があるんだな
・~
(すすり泣き)
はい
すみません
さっきの医者は 学生時代の先輩なんだ
フユミ
君は 心の病気なんだよ
見えないものが見えたり 声が聞こえたりするのは・
病気のせいなんだ
これ 飲んでごらん 楽になるから
心の病気?
統合失調症っていうんだ
でも 薬を飲めば 症状はなくなる
君が このまま 盗みを続けて・
逮捕される なんてことになったら・
私が つらい
・~
んっ
・~
また 私の所で働いてくれるね?
それは…
放っては おけないんだよ
君を
せ… 先生
先生…
フユミ
なんですって?
また あの弁護士のとこに 勤めるって どういうこと?
うん 「どうしても」って頼まれちゃって
フユミさん その弁護士 好きになったのね?
違うわよ
でも 私の体調や持病のことも いろいろ心配してくれるの
お父さんみたいに 優しいっていうのかな
何? この薬
先生が 「飲め」って
危険だわ そういう男が 一番 危ないの
フユミさんは ダマされてるのよ
ねっ 目を覚まして
そうだ いっそのこと 引っ越ししましょ
そいつには黙って どっか遠くへ
考えさせて エミカさん
私ね 統合失調症なんですって
「一緒に治していこう」って 咲坂先生
フユミさん 私は看護師よ
あんたは そんな病気じゃない
私が保証するわ
ただ ちょっと デリケートなだけ
お風呂 入るね
ごめん 今日は随分 疲れちゃった
(ドアの開閉音)
(ユイ)はい ん?
彼女の過去のトラウマの 手がかりになるかと思って
中津川冬美の父親 小山内裕一よ
フユミは4歳のときに この父親と別れてるの
母親が フユミを連れて 逃げるように離婚したから・
なんか問題ある男だったのね きっと
母親は?
私の想像どおり 阪神淡路大震災で亡くなってたわ
ちょうど10年前ね
でもね 小山内は もっと前に死んでるの
急性肝炎で
これ 同級生の証言なんだけど
あんまりない名字だから 簡単に割り出せちゃった
つらい思いをしたんだな フユミは
真ちゃんの そんな顔 初めて見た
マジなんだね 今度は
ん… あっ よせよ
彼女の病気・
周りの支えが すごく大事なんだって
マジなら とことん愛さなきゃダメよ
分かってるよ
♪~
はい では よろしくお願いいたします
それでは失礼します
(受話器を置く音)
・
はい 咲坂法律事務所でございます
はい 私です
えっ そんな…
分かりました すぐに向かいます!
(受話器を置く音)
どうした?
すいません 早引けさせてください
急用なんです 行かなくちゃいけないんです!
どこ行くんだ?
すいません!
(ドアの開閉音)
・~
ハアッ
・~
見損ないましたよ フユミ
あのような中年弁護士に たらし込まれるとはね
そんな… 支部長のご命令で 先生と関係したんです
警察に言わない代わりに 仕事を続けているだけです!
月読 それを使いなさい
(月読)はい
(ルナ)支部長への思いが汚れるわ
今日は たっぷり お仕置きします
(月読)組織の資金活動に 支障が出るではないか
嫌… (月読)とにかく・
今日かぎりで 今の仕事は辞めるんだ
嫌! ・ やめろ!
お前ら フユミから離れろ! (月読)んっ…
先生 どうして ここに?
組織の人間しか入れない 秘密のアジトなのに
そう思わされていただけだ!
フユミ 私には見えない
支部長とやらは どこにいるんだ?
見えないですって? 支部長は そこに
そこに ちゃんと いらっしゃるじゃないですか
ジイさんか? とんでもないわ
30半ばの ステキな方ですわ
やっぱりな
じゃあ これは誰だ?
ハアッ 支部長だわ
どうして 先生が 支部長のお写真を?
フユミ! あ…
これは フユミのお父さん 小山内裕一氏の写真だ
どうだ?
少しは覚えてるだろう!
まさか…
(荒い息遣い)
・~
(ルナ)こんなヤツの言うこと 聞いちゃダメよ
支部長は そこに ちゃんと… 黙れ!
お前…
久賀エミカ!
あっ! ハアッ エミカさん
同士 ルナが エミカさん?
なんで?
いいか? フユミ
フユミのお父さんは 12年前に亡くなってるんだ
これは 父親の愛を得られなかった フユミが作り上げた幻想なんだ!
違うわ!
だって いるもの! 見えるもの!
思い出してごらん
どんなお父さんだった?
嫌…
嫌! 嫌! 嫌!
ああ… 嫌! 嫌!
ああ! 嫌! ああ…
嫌! ああ…
(泣き叫ぶ声)
(裕一) 誰が一番偉いねん? ああ?
このうちで 一番 偉いんは誰や!
ああ? 言わんかい こらあ!
(フユミの母親)痛いやん あんた たたかんといて!
あんた やめて! (たたく音)
(裕一) じゃかましい! おりゃあ!
そんなん せんといて!
お母ちゃんのこと そんなんすんの…
嫌… やめて!
そんなお父ちゃん 嫌や!
嫌やー! 嫌やー! 嫌やー!
(裕一)ああ…
なんや クソガキ ああ?
ハッ なんやねん そのブッサイクな顔は
大体 わしは ガキなんか要らんかったんや
お父ちゃん…
せやから お父ちゃんって呼ぶな!
うっとうしいんじゃ ボケ!
お前 誰に向かって 口 利いとんじゃ!
どつかんといて! お父ちゃん
ええ子になるから
フユミ ええ子になるから!
嫌… ああ… フユミ フユミ!
フユミ!
フユミ
フユミ 落ち着いて
支部長とやらを しっかり見るんだ!
・~
お父ちゃん
お父ちゃんなん?
・~
それとも 支部長なんですか?
教えて
・~
ハアッ キャー!
フユミ フユミ
目を開けてごらん
・~
先生 ここ…
そうだよ フユミの部屋だったんだよ!
先生…
この女が 彼氏とつるんで フユミの幻覚を利用してたんだ
遊び金欲しさにな
そうだろう?
中島タカシくん
ああ?
チッ ゲームオーバーか
ふざけるな! あっ…
自分が何をしたか 分かってるのか!
(力み声) (うめき声)
やめて 先生! やめて! やめてー!
先生! 殴らないで!
私 何がなんだか分かんないよ!
分かんないよ!
フユミには 何がなんだか分かんないよ!
(泣き叫ぶ声)
宗方ドクターが・
看護師協会に 報告書を提出してくれたよ
久賀エミカは 免許剥奪だろうな
随分 助けてもらったんです
彼女が いなかったら・
私 とても生活できなかったと 思います
それは分かるよ
でも 彼女のしたことは 許される行為じゃない
私 これから どうしよう
1人暮らしなんて 自信ない
私の家に越してこないか?
え?
家賃は要らない
その つまり…
なんだ… 妻って形で
先生…
ハッ… この年でプロポーズなんて 意外と てれるもんだな
アハッ ハッ…
んー…
あっ
支部長
ううん お父ちゃんが あそこに
ええ?
ハッ… まだ見えるのか?
薬 変えてもらおうか
ううん
きっと 見守ってくれてるんです
そう思うことにしました
そうか うん
・~
(あえぎ声)
フユミ
・~
ああ… 先生…
ああ… 先生…
・~
ああ… 先生…
フユミ
・~
Can't find what you're looking for?
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