Afrikaans
Akan
Albanian
Amharic
Arabic
Armenian
Azerbaijani
Basque
Belarusian
Bemba
Bengali
Bihari
Bosnian
Breton
Bulgarian
Cambodian
Catalan
Cebuano
Cherokee
Chichewa
Chinese (Simplified)
Chinese (Traditional)
Corsican
Croatian
Czech
Danish
Dutch
Esperanto
Estonian
Ewe
Faroese
Filipino
Finnish
French
Frisian
Ga
Galician
Georgian
German
Greek
Guarani
Gujarati
Haitian Creole
Hausa
Hawaiian
Hebrew
Hindi
Hmong
Hungarian
Icelandic
Igbo
Indonesian
Interlingua
Irish
Italian
Japanese
Javanese
Kannada
Kazakh
Kinyarwanda
Kirundi
Kongo
Korean
Krio (Sierra Leone)
Kurdish
Kurdish (Soranî)
Kyrgyz
Laothian
Latin
Latvian
Lingala
Lithuanian
Lozi
Luganda
Luo
Luxembourgish
Macedonian
Malagasy
Malay
Malayalam
Maltese
Maori
Marathi
Mauritian Creole
Moldavian
Mongolian
Myanmar (Burmese)
Montenegrin
Nepali
Nigerian Pidgin
Northern Sotho
Norwegian
Norwegian (Nynorsk)
Occitan
Oriya
Oromo
Pashto
Persian
Polish
Portuguese (Brazil)
Portuguese (Portugal)
Punjabi
Quechua
Romanian
Romansh
Runyakitara
Russian
Samoan
Scots Gaelic
Serbian
Serbo-Croatian
Sesotho
Setswana
Seychellois Creole
Shona
Sindhi
Sinhalese
Slovak
Slovenian
Somali
Spanish
Spanish (Latin American)
Sundanese
Swahili
Swedish
Tajik
Tamil
Tatar
Telugu
Thai
Tigrinya
Tonga
Tshiluba
Tumbuka
Turkish
Turkmen
Twi
Uighur
Ukrainian
Urdu
Uzbek
Vietnamese
Welsh
Wolof
Xhosa
Yiddish
Yoruba
Zulu
(忠相)上様!
市中に赤面が出だしたとの知らせが 参りました。➡
病人の増え方より こたびは 猛威になるやもしれぬと。
(吉宗)越前。 病人は すぐさま養生所に 連れてくるよう市中に触れを出し➡
笙船と共に 受け入れの支度を整えよ。 は!
水野。 直ちに村へ向かい できうる限りの猿の肝を集めよ。➡
また 既に江戸市中にないか 薬種商にも問い合わせよ!
(水野)はっ! 久通。 採薬使たちの手配を!
(久通)かしこまりました。 何としても 赤面を抑えきるのじゃ!
(笙船)猿の肝が効くとは 聞いたこと ございませぬが…。
さよう。 ゆえに 効き目も定かでない薬を 与えるのは気が引けよう。
しかし これは私が与えた薬。➡
たとえ 何かあっても そなたが気に病むことではない。
責は 私が負う。
ありがとうございます。 笙船 千人力を得た思いにございます。
⚟ご無礼いたします。➡
先生! 赤面の患者が運ばれてまいりました!
♬~
(かよ)一平太 一平太…!
名は。 (かよ)一平太と申します。
(笙船)私の手元には今 赤面に効くかもしれぬ薬がある。
そなたの許しさえ得られれば 一平太に 与えてみたいと思うがどうじゃ。➡
しかし この薬 効くかもしれぬし 効かぬかもしれぬ…。
お願いします! どうかどうか 一平太をお助け下さい!
支度を。 はい!
(笙船)ほら。 飲めるか。
もう少し。
もう少しじゃ。
(笙船)火鉢をかき集めよ! (一同)はい!
(笙船)我らで何としてでも助けるのだ。
♬~
(吉宗)水野は既に出立したか。 (久通)市中の采配は お信に頼み➡
自らは くだんの猟師の村へと たったそうにございます。➡
少し お休みになられては…。
かような折に大将が寝てどうする。
皆 休みなく戦っておるのであろう。 戦う。
これは 赤面との戦じゃ。
♬~
(信)あの 笙船先生は? 奥にいます。
(信)笙船先生! 猿の肝です!
かたじけない。
養生所で間に合わぬのなら 青山様の空き屋敷をお借りせよ!は!
♬~
一平太 薬を。
猿の肝が 効いておる。
笙船は そう申しておりました。
常ならば 亡くなる日にちを過ぎても 持ちこたえておる と。
そうか。
上様…。
そうじゃ。 効くとなれば 薬は間違いなく足らぬようになるの。
江戸近辺で猿が得られるところは 既に手配をいたしました。
水野も薬を携え そろそろ村を出立する頃かと。
では 薬も参るか。
まこと恩にきます! いちどきに こんなに。
なに。 効くとなれば うちにも うまい話。 ねえ!
高く扱ってくれんだろ。 熊の肝みたいに!
もちろんです! 効くとなれば もう売って売って売りまくって。
疲れたかねぇ…。 大丈夫です。
これ…!
赤面…。
赤面…。
(かよ)先生! 一平太が 一平太が!
薬は切らさず与えておったのか! 無論にございまする!
(笙船)追加の薬を!はい。 とにかく体を冷やせ!はい!
一平太。 耐えるのじゃ。➡
薬を用意しておるゆえ。 今しばし!
そなたは治らねばならぬのじゃ!➡
生きよ!
薬は効いておったのではないのか! 笙船は抑えきるためには➡
もっと大量に薬を 与えねばならなかったのではないか と。
水野は まだか。 水野は まだ戻らぬのか!
上様。 進吉なる男が 急ぎお目通りを願い出ております。
待ちかねたぞ 水野。 薬はどこだ。
上様 私をお手討ちにして下さいませ。
くだんの村にて 赤面が発生いたしました!
猿の肝ゆえに 赤面が出なかったのでは ないようにございます。
山深さゆえ 今まで 赤面と無縁であったということかと!
(吉宗)去れ。
(吉宗)今さら そなたを 手討ちになどしたくないのじゃ。➡
去れ!
♬~
<かくして 赤面疱瘡の病人は増え続け 江戸の外れには死体の山が積み上がった>
♬~
<流行は程なくして収まったものの➡
吉宗公の赤面との戦いは 敗北に終わることとなった>
(久通)患者を早く一ところに集めたのが よかったのか➡
以前の大はやりの時ほどは 広まらなかったと。
負けは負けじゃ。
回想 (春日)この国は 滅びるのじゃ。
♬~
久通。
この先 何をいかにしたらよいのかの。
上様。
滅びぬ道とやらは どこにあるのだ。
(忠相)本日は お目通りをお許し頂き 恐悦至極に存じます。
(吉宗)急な中 皆よう働いてくれた。 礼を言う。➡
面を上げよ。
して 今日は何用じゃ?
骸の検分をお許し頂けませんでしょうか。
検分?
引き取り手のないものだけで結構です。
内も外も できる限り調べ上げたいのです。➡
赤面が いかにして人を死に追いやるのか その道筋を突き止めたいのでございます。
あのような養生所を 頂いたにもかかわらず。
いえ 何より 病を前に何もできず ただただ見送るばかり。
あまりにも 医者として情けのうございます!
そなたも同じですか?
はい。
こちらをご覧頂きたいのですが。 それは?
田嶋屋の蔵に眠っておった 古い書物にございます。
これは何を記したものなのじゃ。
異国の薬草を記したものと 思われるんですが➡
何が書かれておるかは 皆目分かりません。
けど そんな草は見たこたあねぇ。
この国に そんな薬草はねぇ ってことだけは分かります。
この際 日の本だけじゃなく➡
異国の薬にあたってみるって方法は ねぇもんかと。
異国の?
ですが 水野。 存じております!
赤面の事情を隠すために 国を閉ざしておることは。
ですが 異国には赤面に効く薬があって➡
あちらじゃあ 大病でも何でもねぇって➡
そんなまぬけな話だって あるかもしれねえじゃあねえですか。
こんだけ探してダメだったんです。
だったら!
♬~
これより 異国の書物の受け入れを解禁し➡
男に限り蘭学を学ぶことを許す。
(吉宗)久通。 直ちに はからえ。
は!
笙船。 赤面の骸を調べることを許す。
ははぁ。 (吉宗)越前 頼むぞ。
は!
滅びるわけにはいかぬからな。
(杉下)男に蘭学を。
(吉宗)女にも許したいところじゃが➡
赤面ゆえ 男の数が少ないことを 異国に悟られてはならぬゆえな。
(杉下) よろしければ その進吉という商人➡
大奥に出入りできるようにしては いかがにございましょう?
何故にじゃ。
確か 右筆部屋にも 古の異国の書がございましたよ。
まことか!? なぜ誰も私に言わぬ?
今では読めるものもおりませぬゆえ ほこりをかぶって 置物のように…。
そうか…。
では さように伝えておくゆえ 進吉の案内を頼む。
承知しました。
そなた。
♬~
(杉下)よくぞ… よくぞ生きておった!
杉下さん! (泣き声)
(吉宗)いかがであった? 泣いて抱き合っておりました。
それは重畳。
<吉宗公は この後 蘭学に大いなる期待を寄せられ➡
その結果 多くの男の蘭学者が 生まれていった。➡
このことによって 医学の発展につながっていくのである>
<そして 7年の年月が流れた。➡
吉宗公の3人の娘は大きく成長していた>
家重! 面を上げよ!
あ あい…。
(乗邑) どうか ご決断頂けませんでしょうか。➡
かようなこと考えたくはございませぬが 上様に万一のことがございました折➡
家重様が跡を取られることになります。
さようなことになりますれば 天下に どれほどの混乱が生じますことか。
まぁ のぅ。
(乗邑)凶作に天災 赤面➡
まだまだ 処すべき難題は 山積みにございます。
どうか 徳川のため 世のために➡
次の将軍には宗武様をと はっきりお申し渡し下さいませ。
そうじゃのぅ では。
私が せいぜい長生きすることにしよう。
⚟上様。 加納様がいらっしゃいました。
通せ。 ⚟は!
では 私はこれで。
♬~
越前殿より上がってまいりました➡
この月の 物の値の上がりようにございます。
組合を作らせたことが 効いておるそうでございますよ。
それは重畳。
あの 先ほどの左近将監ですが また例の件で。
あぁ よほど宗武に跡を取らせたいらしい。
まぁ 分からぬでもないが。
正直なところ そなたは どう考える。
家重では やはり難しいと思うか?
お世継ぎについては 家臣が口を挟むものではないと➡
心得ておりまする。
ここだけの話じゃ。 跡目は誰がよい。 家重か宗武か いっそ小夜姫か。
口を挟むことではないと存じます。
頑固じゃの。 珍しく。
⚟ご無礼いたします。 大岡忠光にございます。
入れ。
いかがした 忠光。
(忠光)恥を忍んで お願いにございます!
今ついております小姓が その 気鬱の病になりまして。
代わりの者を誰か こちらへ頂けないかと お願いに上がりました。
またか…。
私の目が行き届かぬばかりに 度々のこと まことに申し訳ございませぬ!
やはり 家重では難しいのかのぅ。
上様 龍をつかわしてはいかがで?
龍か… ほかの者ではダメか?
久通は 龍でなければ難しいと存じます。
(忠光)家重様。 これなるは➡
新たな小姓の田沼 龍でございます。
(龍)お初に御意を得まする 龍と申します。
(家重)おもえをあえよ。
(忠光・小声で)面を上げよと。 はっ。
お そなたが たつか。
下がってよいぞ。
あー。 あこんあこん。
♬~
おあつー! ⚟(龍)は はい!
今日は冷える。 ひばいをおっていておうれ。
(龍)え?
ひばいや! ひばい!
ひあい?
たあげ!
金平糖じゃ。
金平糖! 金平糖をご所望にございますね!
喜榮堂の金平糖で 間違いございませぬね!
ん…。 すぐにご用意いたします!
家重様。 家重様。 家重様。
喜榮堂の金平糖にございます。
ん。
もういらぬ。
(宗武)こちらに置いておけばよいか?
む… 宗武様! お拾い下さったのですか!?
姉上のことでは苦労をかけるの。 よろしう頼むぞ。
は。
♬~
⚟(龍)ご無礼いたします。
どうぞ。
♬~
あ! 龍 少し代わってもらってもよいですか?
え! 私ですか?
私 厠に行ってくるので。 では家重様 しばし。
♬~
あ はい。
♬~
お… お間違いではございませぬか。
(龍)これは…!
上様。 しばし しばし猶予を。
(龍)驚きました。
お上手とは伺っておりましたが あれほどの腕前とは存じ上げず。
家中の者は口さがないことを言いますが➡
家重様は 本当は 大層 頭の切れるお方におわします。
けれど ご自分の考えを うまく表す術をお持ちにならない。
そなたには そこを分かってもらえると。
た… 龍?
何をどう言われようと 言い返すことも やり返すこともできぬとは。
どれほど 歯がゆいことかと存じまして。
龍が そんなことを。 私も驚いております。
辛抱強いばかりではなく なんと聡明な。
(吉宗)言葉は解するようになったのか?
まだ時折 間違うことはございますが。
いずれ 上様にとっての 加納様のようになってくれればと。
(忠光) あ あの 政が難しいことは その…。
忠光 家重は まことのところ どう思うておるのじゃ?
跡を継ぎたいとは思うておるのか?
それは賢いお方ゆえ。 分かっておいでなのではないかと。
(龍)参りました! 殿は 一体 何手先まで見通せるのでございますか?
殿が上様になられたら それはもう 国の行く末を見通すような➡
政をなさるのでございましょうねぇ。
私には 政など無理だ。
母上を見よ。
将軍など とても私のような者が つとまる役目ではない。
さような甘いものではない。
あけま…。
(宗武 小夜姫) あけましておめでとうござりまする。➡
母上。 (吉宗)うむ。➡
家重 宗武 小夜姫 そなたらも息災そうで何よりじゃ。
(吉宗) 皆 体を動かし 勉学にも励んでおるか?
(宗武 小夜姫)はい。 あ…。
(乗邑)上様。 恐れながら 宗武様は論語をそらんじられ➡
今は漢詩に取り組んでおられます。
(吉宗)漢詩か 私は そちらには とんと不調法だが…➡
誰の詩であったか。 目にも鮮やかな春の光が浮かぶような。
あ! と…。 (宗武)江碧にして?
(吉宗)おお! それじゃ!
杜甫にございますね。
江碧にして鳥愈々白く山青くして 花燃えんと欲す。
今春みすみすまた過ぐ。 いずれの日か是れ帰る年ぞ。
まったく さようなもの よう覚えられるの。
母には無理じゃ。 お恥ずかしうございます。
そうそう。 家重 そなた また将棋の腕を上げたそうではないか。
あ… あ…。
上様! 申し訳ございませぬ!
家重様は にわかに ご気分が悪くなられたご様子!
どうかこれにて!
♬~
(泣き声)
(龍)御膳にございます。
召し上がられぬと お体に障りますよ!
私なんて 死んだ方がいいのだ。➡
皆 そう思っているのであろう! そなたも 母上も!
私のような役立たずにできるのは 死ぬことだけだ!
(泣き声)
(乗邑)家重様は いまだ お下のことも ご満足におできになりませぬ。➡
それに比べ 宗武様のあのご聡明さ➡
どちらが お世継ぎにふさわしいかは 自明でございます。
なにも私は 私利私欲で かようなことを 申し上げているわけではございませぬ!➡
それに 将軍になられるのは 家重様にとって➡
まことに お幸せなことなのでございましょうか?
(久通)では 宗武様にとっては お幸せなことなのでございますか?
将軍となられるのは。
そ… そりゃあ。
それは何故にございますか?
宗武様が なりたがっておいでだからですか?
宗武様が そうおっしゃられたのですか? 貴殿に そう頼まれたのですか?
本来 嫡子でないものを家臣が担ぎ出し 跡目をうんぬんすることを➡
俗に 謀反と申しますが➡
この一連 さようなものと捉えてよろしいか!
わ… 私は ただ徳川と世のためを思って!
(久通)上様がそなたより徳川や世のことを 考えていないとでも言うつもりか?
不遜の極みとは まさにこのこと!
チビっておったのではないか。 あやつも。
申し訳ございませぬ。 出すぎたまねをいたしまして。
珍しいの。 そなたが。
上様 将軍の器とは 他のものを思う心の有る無しであると➡
私は考えております。
将軍の器。
覚えておられますか?
上様のお姿が見えず 久通が捜し回った折のこと。
おぉ。 あったのぅ。
私が ようやく見つけました時➡
上様は丘の上から 大名行列をご覧でした。➡
そして こうおっしゃられた。
回想 大大名とは言わぬ。➡
せめて5万石ほどの大名にでもなれれば そなたの忠義に報うこともできるのに。
(久通)上様は誰に習うでもなく 己のことより先に➡
私のことを 家臣のことを お考えになるお方にございました。➡
そのお言葉に このお方は➡
上に立つべくして お生まれになったお方だと➡
確信したのでございます。
家重様でも 宗武様でも 小夜姫様でも 構いませぬ。
どうか 周りの者に報いたい。 ひいては 天下万民に報いたい。
そのために上に立ち 命とてかけよう。
さようなお心をお持ちの方を お選び下さいませ。
この国を滅ぼさぬために。
久通…。
♬~
(吉宗)宗武が。 (杉下)はい。
お世継ぎでいらっしゃることが 心の重荷となり➡
あのような粗相をしてしまう。
酒色に溺れ 小姓に つらくあたられるのもそれ故。➡
跡を継ぐことが家重様にとって 幸せかどうか案じている。➡
そう 私から上様にお伝えしてくれと 申しつかりました。
宗武様は宗武様で お悔しいのでございましょう。
己の方が 姉上様より優れているのに。➡
輝かしい将軍の座につくのは 自分であるべきなのにと。
⚟こら! そなた! 何をしておる!
⚟(龍)上様に! どうしても一目!➡
何とぞ 何とぞ 上様に。 龍。
⚟ならぬ! え~ 控えよ!
⚟(龍)何とぞ! 上様に何とぞ! ⚟ならぬ!
⚟(龍)何とぞ。
吉宗である!
上様!
これは私の小姓であったもの。
支障はないゆえ こちらで預かる。
大儀であった。 はっ。はっ。
いかがした 龍。
上様。 どうか家重様をお訪ね下さいませ!➡
こたびのことで ひどく気落ちしておられます。
己のような人間は この世におらぬ方がよいとまで。
おらぬ方がよい?
(龍)死ぬことこそ 己が皆のためにできる唯一のこと。
己は役立たずであるからと。➡
家重様は 上様を心から敬っておいでです。
どうか 上様から ひと言 お言葉をおかけ下さいませ。
それだけで 家重様は救われるのでございます!
♬~
おあつ!
おあつ 酒はまだか!
♬~
ちと邪魔するぞ。
よい そのまま。
♬~
(吉宗)なんということじゃ。➡
知らぬ間に追い込まれておった。
♬~
も… 申し訳ございませぬ。
謝るな。 勝負事に親も子もあるか。
のぅ 家重。
私は そなたをバカだと思うたことは 一度もないぞ。
(吉宗)これが その証しじゃ。
理を読み 先を見通す力がない限り かような手は とてもさせぬ。
そなたは 実に秀でた頭を持っておる。
ただ その秀でた頭をもってしても 世の困りごとは容易には片づかぬと思う。
米の値 物の値 不作や天災 赤面もの。
母も さまざま手は打つが 失敗することも しばしばじゃ。
己の無力と向き合わされ 投げ出すことも許されず➡
時として 世の恨みまで買う。
将軍とは まことのところ さような役回りじゃ。
耐えられるか。 家重。➡
それでも 人の役に立ちたいと思えるか?
わ… 私には 政など とてもできませぬ!
(吉宗)それは まことの思いか?
役立たずだから死にたいと 言うておったと聞いた。
裏を返せば それは生きるなら 人の役に立ちたいということ…➡
違うか?
そなたは 心の奥底では 人の役に立ち➡
それを己の生きる意味とすることを 求めておるのではないのか。
江… 碧にして➡
鳥 愈々白く➡
山青くして 花燃えんと欲す。
今春 みすみすまた過ぐ。
いずれの日か 是れ 帰る年ぞ。
存じておりました。
けれど みっとものうて声も上げられず…。
私は さような意気地なしでございます。
それでも…➡
そんな私でも できますか?
誰かの役に立つことが。
♬~
跡を頼めるか? 家重。
♬~
はは うぇ。
(泣き声)
(泣き声)
(泣き声)
<こうして 将軍職は家重公が継ぐことになった>
(泣き声)
それで この国が うまく治められると思うておるのか!
米 出せ~! 吉宗 今生最後の願いである!
お待ち申し上げておりました。
ありがとうございました!
Can't find what you're looking for?
Get subtitles in any language from opensubtitles.com, and translate them here.