All language subtitles for 大奥(6)五代将軍綱吉・右衛門佐編 - [1440-FHD@KFMVFR.hevc10_crf 18_p 8][字]

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Original subtitles

(綱吉)愚かな主君は➡

民によって殺されても当然であると。

なるほど くせ者じゃ。

見ておったのだろう。

皆の言うとおり くせ者じゃと納得しただけじゃ。

父上には さようにお知らせせよ。

(吉保)上様…。 安堵せよ。

大体 どこで あの男に手をつけられるというのじゃ。

総触れや 閨も 父上の見張りだらけではないか。

(秋本)上様 あっという間に お下がりになりましたが。

(右衛門佐) 恐らく 近々 向こうから来られようぞ。

右衛門佐様は まこと 上様のご側室になるおつもりなのですか?

何故 そのようなことを聞く。

ご側室になりたいお方というのは 選ばれたいがゆえ➡

どうしても媚びというものが にじむものだと 私は思うのですが。

ふふ。

(村瀬)大奥では 夫婦水入らずで 食事をする習わしがございまして。

(綱吉)ところで 御台。

この佐を 私に譲ってもらえぬか。

(秋本)まこと狩りに来た。

(御台)まぁ 構いませんけど。➡

大事な中臈を差し上げるからには➡

この者 桂昌院様から きちんと守って頂かんと。

まぁ それは私があしらうゆえ。

ほな ええか。 佐。

上様 実は 私は来年で 35になるのでございます!

35?

あ! おしとねすべりのお定め!

右衛門佐 そなた。 そんなに年なんか!?

申し訳ござりませぬ 御台様!

私 大奥に入りましてから 35を過ぎると➡

上様のおしとねに侍ってはならぬという お定めを初めて知りまして!

ゆえに 上様にお情けを頂けたとしても それは ほんのいっとき。

現れくる若い中臈におびえ 嫉妬に身を焦がし➡

私 生来の負けず嫌いでして➡

さような屈辱には とても耐えられませぬ!

なるほど。

(御台)上様 なんとかなりませんやろか!

年なんか ちょろっと ごまかし…。 上様。

なんとか よきお役目はございませんでしょうか。

上様 そして できますれば 御恩のございます御台様 お二人に➡

私が お仕えできますようなお役目が。

さて 困ったの。

私には とんと思い浮かばぬが。

もし 心当たりがあるなら申してみよ。➡

忠義な者は 褒美が出るかもしれぬぞ。

(綱吉)お万の方が去って以来➡

長らく空いておった 大奥総取締の座であるが➡

こたび ここにおる右衛門佐を 役目に任ずることにした。

この度 大奥総取締を仰せつかった 右衛門佐にござりまする。

非才の身なれど 粉骨砕身 力の限りを尽くす所存ゆえ➡

皆 末永うよろしう頼みます。

(一同)ははっ!

右衛門佐様は側室ではなく 総取締になるために➡

ここに来られたのですよね。 しかし それは何故。

決まっておるではないか。

まことの男の頂に 俺は立ちに来たのだ。

まことの男の頂。

御台 側室 お腹様。

聞こえはよいが 所詮 種付け馬ではないか。

そうではなく 私は… 人として 確かな力を得たい。

人として生まれたからにはの。

私は 己に それができるか ここに試しに来たのだ。

(桂昌院)総取締いうんはな あの 有功様のお役目なんじゃ!

お前は あの男が 有功様並みの人間やとでも言うつもりか!

恐れながら しばらくやらせてみるのも一興かと。

もし あの男が チラとでも いぶかしげな様を見せれば お役目を解く。

徳川に害をなす考えが かいま見えれば お手討ち。

こちらに打つ手は 山のようにございましょう。

ふふふ。 さすがは吉保。

では 父上 しばし様子をうかがうということで。

ほ… 待ち伏せか。

一つ案じております儀がございまして。

こたび 新参の私が大きなお役目を 仰せつかりましたことで➡

上様が まこと苦しいお立場に 置かれたのではないかと。

そなた まるで見ておったようじゃの。

ここは ひとつ きちんと遇されてはいかがでしょう。

きちんと遇する?

(お伝)そ… それがしに御殿を?

お伝の方様は松姫様のお父上 お腹様にございます。

ほかのご側室とは格が違いまするゆえ 大奥とは別に桂昌院様と同じく➡

別棟の御殿をお建てするようにと 上様より承りましてございます。

桂昌院様と同じ! はい。

お初にお目にかかります。

大奥総取締 右衛門佐にございまする。

新しい総取締は 随分やり手でございますこと。

お伝の方様を大奥からお移しになり 桂昌院様は三の丸。

もはや 大奥は あなた様の天下でございますね。

恐れながら お伝の方様に御殿をと おっしゃったのは 上様のお計らい。

私は ただの忠なるお使いにございます。

忠なるですか。

では これは何でしょう。

京にて そなたが種付けしておった女子に 確かめたところ➡

「大奥は35で おしとねすべり。➡

故に 自分の年では側室として上がっても すぐに無用の長物となる」➡

と 閨で語っておったとか。➡

つまり そなたは そもそも この定めを知りながら➡

大奥に上がってきたわけじゃ。

これでは そなたは 恐れ多くも 上様をたばかったことになるの。

いかがなさいましたか。

いえ。 かようなことは 上様は恐らく 先刻ご承知でいらっしゃいますかと。

全てお含みの上で楽しんでいらっしゃると 私は解釈しておりました。

上様には さような気まぐれなところが おありになると。

柳沢様は 当然ご存じかと思いますが。

あの者 いっそ切り捨ててはいかがでしょうか。

まぁ 待て。 まずは男や。

京から えりすぐりの➡

徳子のために生まれてきたような男 連れてこい。

はい!

「群臣曰く 城濮の事は舅犯の謀なり。➡

夫れ其の言を用いて 其の身を後にす 可なり」。

ん? 佐。 違っておるぞ。

私の本では 「夫れ其の言を用いて 其の身を後にす 可ならんや」➡

となっておる。

はて。

ごめん。

まことにございますな。

しかし 私が京でついておりました 師の写本では➡

「可なり」となっております。

まことは どちらが正しいのかの。

⚟上様のおなーりー。 (鈴の音)

そなた 名は?

大典侍と申します。

ふぅん。

(綱吉)そなたは京の育ちか。 (大典侍)はい。

こたびは 柳沢様が 人をお探しであると話がございまして。

ふぅん。 学問はするか?

さほど深くはございませんけど。

今 韓非子を学んでおってな。

「夫れ其の言を用いて 其の身を後にす➡

可ならんや」と。

「可なり」では ございませんか。

そう 可なり 可なりじゃ…。

(御台)今頃 桂昌院は高笑いしてるやろな。 でしょうな。

まさか私たちが大典侍様を呼んだとは 露ほども気付いておられぬでしょうから。

継仁様 いえ 右衛門佐様の 熱心なお誘いがなかったら➡

わざわざ男妾になりに 江戸まで下ってくるはずありません。

ご承知頂き まことにありがたく。

この大典侍。 力の限り 上様に お仕えするつもりでございます。うん。

ほな あんまり長居も ようないと思いますんで。

よくやった 秋本。

そなたが向こうの動きをつかんでくれねば 先手は打てなんだ。

(秋本)いえ。 桂昌院様付きのお方たちが➡

いささか 口がお軽かったのが 幸いでございました。

そなたの その恬淡としたところが 人の口を軽くするのであろうよ。

大したものじゃ。

次は いつにいたしましょうか。

ところで 佐。 は。

韓非子の いずれの写本が 間違いであったかという件であるがの。

はい。 村瀬に調べさせたところ➡

やはり この写本 「可ならんや」が 正しいとのことじゃ。

さようにございましたか。

しかし 気になることに➡

どうも 大典侍も 同じ間違えた写本を 使っておったようじゃ。

大典侍が学んだのは 九条景季殿の下。

人は少なく 門下同士は まるで兄弟のようにつきおうておったと➡

大典侍は言っておった。

であるにもかかわらず➡

そなたらは まるで ここで 初めて会うたようなふりをしておった。

それは何故じゃ。

あ それは。

図に乗るなよ! 佐!

たかが総取締ごときが➡

私や父上 この徳川を動かせると思うたら 大間違いじゃ!

私と知己とあっては 大典侍様をこちらへ呼ばれた柳沢様が➡

お気を害するかと! 上様をたばかるつもりなどは決して!

そなたの命など 私の心ひとつじゃ。

だまされてやっておるうちが 花と思えよ。 佐。

♬~

(綱吉 桂昌院)ほ~れ。

(笑い声)

どうしたのじゃ? どれ。➡

ちょっと熱いなぁ。

そうか。 では 姫 休むか。

(松姫)いや! 母上と お鞠するの!

母も姫と遊びたい! 故に はよう熱を下げてくれ。

(乳母)松姫様 参りましょう。

そうじゃ そうじゃ。

はよう 治すのじゃぞ。

どういうことや これは。

(お匙) この度は お熱がなぜか下がらず 今朝方。

♬~

これ 松姫。 戯れがすぎるぞ。

松姫。 母じゃ。➡

目覚めよ。 母じゃぞ。

母じゃぞ…。

嘘じゃ…。 松姫!

姫~! 姫…!

(綱吉の泣き声) 姫~!

姫…!

嘘じゃ… 嘘じゃ~!

♬~

(桂昌院)徳子。 どうや 具合は。

(吉保)上様はお疲れにございまして。 (桂昌院)そうか。➡

けど 喪もあけたことやし➡

どうや そろそろ お伝とこでも行ってきたらどうや?

2人で松姫の話でもして な。

(吉保)恐れながら 桂昌院様。

上様は まだ夜も ようお眠りに…。

黙っとけ! 吉保! 誰のおかげで ここに座れてるんや!

徳子。 つらいんは分かるけどな。

これは お前が どうしてもやらなあかん おつとめなんじゃ。➡

世継ぎを生むんは 将軍しか 徳子にしかできひん。

ほかには 誰にも代わってやることのできひん➡

将軍のおつとめなんじゃ。

頼むわ。 徳子。 後生や。

新しい孫ができひんと わしは悲しいてかなわへん。

徳子かて そうやろ。

松姫によう似た かいらしい子 もういっぺん わしに見せてくれ。 な…。

♬~

分かりました。 そうか。

そうか。 ほな お伝に 話 しとくしな。

♬~

(吉保)上様 まことに。

吉保。

化粧を頼む。

肌が疲れておっては 男たちも興ざめであろ。

また 男と子をなさねばならぬ。

♬~

(大典侍)あの黒鍬もんは いまだ立ち直っておらず➡

とても上様のお相手どころでは ないようにござりますよ。

(御台)ほな ここで 大典侍が 上様との間に子をもうけたら➡

一足飛びにお腹様に。

もちろん そのつもりにございます。

いや~ ほんま よう死んでくれはった!➡

松姫様をおまつりせんとなぁ!➡

ところで 右衛門佐 上様のお加減はどうなんや。

私も お目にかかれてはおりませぬが ご心痛から いまだ伏せっておいでと。

まぁ でも あの方のことや。 すぐに立ち直らはるわ。

(大典侍)まこと お好きですもんねぇ。 (笑い声)

京から もう一人呼ぶぞ。 あのつけあがりようでは➡

上様のお心が離れるのも そう遠くはなかろう。

よろしいかと。 それに これだけ閨を共にして➡

ご懐妊の兆しがないということは。 大典侍様はもしや。

俺もそう思う。

新典侍にございます。

(綱吉)佐。 そなたが連れてきたのか。

はい。 お気に召しませなんだか?

いや。 これもよい。

では。 今宵。

新しい中臈やと。 はぁ。

わしに ひと言の断りもなく。

ええい! お庭お目見えじゃ!

(鈴の音) ⚟上様のおなーりー。

どれでも選んだらええ。

徳子が しとねを共にしたいと思う男が 授かりやすい男や。

はい。

♬~

そう硬くなるな。

まず 床に侍ったらの。 こう申し上げるのじゃ。

上様 大奥にいる男たちは皆 上様に恋をしているのでござります。

そうか。

そなた 名は?

そなた 名は?

♬~

(隆光) 長きにわたり 一向にご懐妊の気配がない。

徳子は どうしたら子に恵まれますやろか お教え頂けませんか。 隆光様。

桂昌院様。 拙僧には 世を見通せる力はござりませんのでな。

けど わしが将軍の父になるいうことは 見通さはったやないですか!

お願いします! このお寺で足らんいわはるんやったら➡

もっと大きいお寺 寄進しますから!

どうか 隆光様 徳子に子ができる方法をなんぞ!

どうか!

若き折 殺生をされておいでだな。

殺生…!

回想 (玉栄)堪忍な 若紫。

ああああああああ!

「力を以て人を服する者は 心服に非ざるなり 力たらざるなり」。

上様。

最近は 退屈しておる暇がなくての。

上様は まこと 学問がお好きにあられますな。

父上には褒められぬがの。

褒められぬ? 学をなすことがですか?

目を悪うしては 目つきが悪うなる。

さようなことになっては 器量を損ねると言われての。

父上が私に器量と言う時➡

それは必ず中身ではなく 見かけのことであった。

私の京でのお役目は 種付けにございました。

一家が食うていくためには➡

私が 他家の娘御に種付けをして 稼ぐよりほかなく。

兄様が見栄えもようて賢うて助かるわぁ。

おかげさんで よそより高い種付け料がもらえるし。

ぎょうさん学問したかいがあると 笑うておりましたが➡

実のところ 己の運命を呪っておりました。

俺は 種付けをするためだけに 生まれてきたのかと…。

⚟(桂昌院)徳子!➡

徳子!

わしや…!➡

子ができひんのは わしのせいやった!

父上のせい?

わしが昔 猫を殺したせいやて! 堪忍や。

落ち着いて下されませ 父上。

今後一切の殺生はならぬ。

人以外の生き物 特に犬を大切にせよと!➡

そうせぬと 世継ぎに恵まれんと!

どうしよう! どうしよう 徳子!➡

これでは これでは わしは 有功様に顔向けできひん!

父上。➡

父上。

(桂昌院の泣き声)

(お美)犬猫鶏を傷つけてはならぬ。➡

今後 犬猫鶏を傷つけたものは 応分の刑に処す?

(綱吉)犬を大切にせよと命じた途端➡

市中に犬があふれ出すとは。

皮肉なものよのぅ。

お犬様たちは 各所に作りました お犬小屋でお世話しておりますが➡

その 餌代が1万両にも届こうかという ありさまで…➡

その これ以上かかりがかさみますのは。

かかりがかさむくらいなら 私が世継ぎに恵まれずともよいと。

いえ! 決してそのようなことは!

(お江)お犬様は実のところ➡

公方様にお世継ぎを授かるための 願かけらしいわよ。

お世継ぎがないんだったら 親戚の子でも もらってくりゃいいんじゃないの。

それが 桂昌院様が大反対らしいわよ。

(桂昌院)甲府の綱豊に跡をいう話が 出てるみたいやけどな。➡

あかんで 徳子 お夏の孫なんか。

お前は わしの女やけど あの有功様の女でもあるんや。

せやから 何が何でも お世継ぎを産まんとあかんのや。

父上 ご安堵下され。 (桂昌院)うん。

これから 美しう装いますゆえ。

おぉ 美しう美しうにな。

(鈴の音)

あ 父上 あの者 もう3つも鉢巻きを!

そうよ。ふふふ。 おい もう一本!

♬~

(綱吉)では そなたたち➡

2人で むつみ合うてみよ。

あの 今 何と。

抱き合え。

ふふ。

何を戸惑う。

いつもやっていることであろうが。

あの 上様。 上様!➡

仰せのとおりにございます!➡

大奥にて 上様のおなりを 待つ身でありながら 不届き千万!➡

なれど ただいまの仰せだけは 何とぞご容赦を!

誰に物を申しておる。

天下人に逆らうつもりか。

私がやれと言ったらやるのじゃ。➡

やれ。

ほら やれ。

抱き合え!

♬~

⚟それまで!

恐れ多くも上様のご寝室を 血で穢すつもりか! この不届き者が!

お主らの沙汰は おって申しつける!

下がれ!

下がれ! (2人)ははぁ。

つまらん。 面白いところであったのに。

なるほど 仰せのとおり 上様は 天下人にあられましょう!

しかし そのお力は➡

天下を治めるためにこそ 使われるべきもの。

父親の言いなりに愚にもつかぬ 触れを出したり➡

大奥の若い男たちを弄び➡

辱めるために使うものでは ござりますまい!

…辱め?

人前で むつみ合えというは 辱めにございましょう!

ふふふ…。

は… では これは何じゃ。

何が辱めじゃ!

私は毎夜毎夜 こうして そなたらに 夜の営みを聞かれておるではないか!

そうか! これは辱めであったか!

どうであった 私の夜の営みは?

男を喜ばせるために ありとあらゆる手を 尽くしてきたつもりだが➡

果たして それはどうであったかの!?

将軍とはな 岡場所で体を売る男たちよりも卑しい➡

この国で一番卑しい女のことじゃ!

♬~

松姫 なぜ死んだ。

なぜ 母を置いて…。

のぅ 佐。

天命を失った君主は 誰かに倒されても 致し方ないのであろう。

なのに なぜ 誰も私を倒しに来ぬのじゃ?

今なら喜んで殺されてやるというのに。

佐…➡

今なら私を殺せるぞ?

♬~

お疲れなのです。

今宵は ゆっくりおやすみ下さいませ。

♬~

将軍の何よりのつとめは 子を産むことや!

いざ!

私は 何のために生まれてきたのか。

そなたは 私に恋をしておるか。

私は 上様に恋をしておりましたよ。 もとは上様に恋をしておりましたよ。

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