All language subtitles for 大奥(3)三代将軍家光・万里小路有功編 - [1440-FHD@KFMVFR.hevc10_crf 18_p 8][字]

af Afrikaans
ak Akan
sq Albanian
am Amharic
ar Arabic
hy Armenian
az Azerbaijani
eu Basque
be Belarusian
bem Bemba
bn Bengali
bh Bihari
bs Bosnian
br Breton
bg Bulgarian
km Cambodian
ca Catalan
ceb Cebuano
chr Cherokee
ny Chichewa
zh-CN Chinese (Simplified)
zh-TW Chinese (Traditional)
co Corsican
hr Croatian
cs Czech
da Danish
nl Dutch
en English Download
eo Esperanto
et Estonian
ee Ewe
fo Faroese
tl Filipino
fi Finnish
fr French
fy Frisian
gaa Ga
gl Galician
ka Georgian
de German
el Greek
gn Guarani
gu Gujarati
ht Haitian Creole
ha Hausa
haw Hawaiian
iw Hebrew
hi Hindi
hmn Hmong
hu Hungarian
is Icelandic
ig Igbo
id Indonesian
ia Interlingua
ga Irish
it Italian
ja Japanese
jw Javanese
kn Kannada
kk Kazakh
rw Kinyarwanda
rn Kirundi
kg Kongo
ko Korean
kri Krio (Sierra Leone)
ku Kurdish
ckb Kurdish (Soranî)
ky Kyrgyz
lo Laothian
la Latin
lv Latvian
ln Lingala
lt Lithuanian
loz Lozi
lg Luganda
ach Luo
lb Luxembourgish
mk Macedonian
mg Malagasy
ms Malay
ml Malayalam
mt Maltese
mi Maori
mr Marathi
mfe Mauritian Creole
mo Moldavian
mn Mongolian
my Myanmar (Burmese)
sr-ME Montenegrin
ne Nepali
pcm Nigerian Pidgin
nso Northern Sotho
no Norwegian
nn Norwegian (Nynorsk)
oc Occitan
or Oriya
om Oromo
ps Pashto
fa Persian
pl Polish
pt-BR Portuguese (Brazil)
pt Portuguese (Portugal)
pa Punjabi
qu Quechua
ro Romanian
rm Romansh
nyn Runyakitara
ru Russian
sm Samoan
gd Scots Gaelic
sr Serbian
sh Serbo-Croatian
st Sesotho
tn Setswana
crs Seychellois Creole
sn Shona
sd Sindhi
si Sinhalese
sk Slovak
sl Slovenian
so Somali
es Spanish
es-419 Spanish (Latin American)
su Sundanese
sw Swahili
sv Swedish
tg Tajik
ta Tamil
tt Tatar
te Telugu
th Thai
ti Tigrinya
to Tonga
lua Tshiluba
tum Tumbuka
tr Turkish
tk Turkmen
tw Twi
ug Uighur
uk Ukrainian
ur Urdu
uz Uzbek
vi Vietnamese
cy Welsh
wo Wolof
xh Xhosa
yi Yiddish
yo Yoruba
zu Zulu

Original subtitles

(村瀬) こやつは 「お猫様」でございましたか。

(玉栄)お猫様?

上様から賜ったとあらば これはもう ただの猫ではなく➡

「お猫様」ということになろうかと。

(有功)ふぅん。 お猫様ですか。

お猫様。

⚟(家光)おい! 入るぞ!

これはまた おかわいらしい鈴でございますね。

(家光)鈴があれば 迷うた時でも 分かりやすかろうと思うてな。

お心遣い ありがとうございます。

大奥は広うございますから 助かります。

どうぞ。

名は 決めたのか。

若紫としましょうかと。 若紫?

源氏物語にちなんでの 若紫にございますか?ええ。

何じゃ よく知られた名なのか。

古の世に編まれた 源氏物語という草子の中に➡

幼き頃 光源氏の君という 高貴なお方に見初められ➡

育て上げられ やがて 光君の望むすぐれた女人になる➡

紫の上となるお方の話がございまして。

ふーん。 何じゃ そなたの望む雌猫にでも 育て上げようとでもいう魂胆か?

若紫のごとく 私に懐いて下さいますようにと。

お気に召しませんか?

そなた 猫のくせに 大層な名をもらいよって。

回想 (家光)今日から お前の名は お万じゃ。

回想 (正勝)あの方は この世にいては ならぬお方にございます。

回想 分かったか! お万!

回想 (正勝)上様とだけ。

では。 戻るとするか 若紫。

(一同)は!?

今日は私のところで過ごさせる。 明日 また返しに来る。

あの。 そうする! よいな!

何や 下されたんやなかったんですか?

♬~

(春日局)有功殿に猫を。 上様が?

のみならず 自ら後日お部屋をお訪ねになり➡

しかも翌日お会いする口実まで…。 村瀬 これはもしや。

⚟(家光)春日! (春日局)はい!

後で 源氏物語とやらを持ってこい。

仕事の邪魔だ! 小僧!

こっちも仕事や! 今日は ネズミ 勝手に入ったりしてへんやろな!

(角南)何じゃ何じゃ 威勢がいいのう。➡

何だ 震えておるではないか。

かわいいやつだな。

いっそ わしの部屋子になるか。

回想 おい 主人にもよう言うておけよ。➡

次はお前がこうなるとな。

(笑い声)

玉栄。 何かあったんか。

いえ。

(春日局)失礼いたします。

面白うございますか?

書をお読みになるのは 大変よろしいことです。

あ~ 若紫様。

さっ さっ ご覧下され。➡

たんとご用意いたしましたよ。

そなた 猫を相手に何をしておる。

若紫様にも お好みがあるかと。➡

さっ たんと召し上がれ。 それがお好みか。

猫を相手に7つも餌をでございますか。

そうよ。 春日めは とかくずらりと飯をそろえれば➡

必ず気に入るものがあると 思うておるのよ。はぁ。

家光公は 食の細いお子であったらしく➡

乳母であった春日は体を案じ➡

ずらり飯を取りそろえたらしいぞ。

ひょっとして その飯のごとく 女性をそろえたのが➡

大奥の起こりにございますか?

公は男色であったからな。

あれもこれもと女子をそろえれば 一つくらい手を出すであろう と。

では 私も七色飯ならぬ 四色飯の一つにございますか。

何も学んでおらぬのよ 春日は。

飯が好きではない子に 飯をやってもしかたない➡

男が好きな男に 女を取りそろえてもしかたがない。

しかし 上様のお母上とは ご一緒になられたわけにございますよね。

そこは やはり お母上に よほど惹かれるものが➡

おありになったということですね。

上様?

ま 家の外 よそで食う飯はうまかった。

そういうことだったのではないかの。

何故に あのようなお顔を…。

そなたには よう懐いておるの。

あまり構わずにいると 寄ってくるようにございます。

なるほど。

そなたは そうやって女も懐かせてきたのか。

元は公家であったのであろう。

源氏のように 女相手に駆け引きをし あまたの想い人を作り➡

そのころは さように暮らしておったのか。

源氏を お読みなのですか?

若紫の名のもとになったと言われたらの。

お気持ち うれしうございます。

話としては面白いが あそこに出てくる女どもが男を求め➡

許す気持ちは 私は 生涯 持ちえぬ気がする。

許す気持ちをお持ちになれぬ。

は… 私は 人として 何かが欠けておるのかもしれぬ。

回想 3年前 上様は初めての男を お手討ちになさったそうじゃ。

♬~

まだ有功様に拾われる前 物乞い暮らしをしてた時に➡

隆光とかいう坊さんが俺の顔を見て 言いよったんです。

「そなたは将軍の父となる!」と。

なぜ すき好んで そなたのようなガキを 選ばねばならぬのだ。

私かて あんたみたいなクソガキ 好みやないわ。

これ! 上様に何という! ほんまのことやろ!

あんたから上様取ったら 残るんはクソガキだけや!

上様… 上様 私から よく言って聞かせますから!

上様。

(家光)つけあがるなよ。 お万。

わしは誰の子も産まぬ。

もちろん お前の子もな!

♬~

来るな。

伝右衛門。 (伝右衛門)はっ。

(鈴の音)

やめよ。 若紫。➡

このバカ猫!

畜生めが。

私が上様に歌を?

はい。 このところ 源氏の物語などにも 親しまれておられますし。

もう一息 上様をその気にさせて頂きたいのです。

上様は あなた様のことを憎からず お思いになり始めていらっしゃる。

そこで 美しい歌などを。

お公家様であれば お手の物でございましょう?

恐れながら 歌をお送りすることが よき手だてなのか 私には計りかねます。

確かに上様は 源氏をお読みになってはおられますが➡

恋物語に少女らしく憧れておる➡

ということではないようにも お見受けします。

斬り殺されたという最初のお方は 一体 どのようなお方なのです?

決して口外いたしませぬゆえ お教え願えぬでしょうか。

どのように出来た傷かは分からずとも➡

塗る薬があれば 傷は治るものでございましょう。

薬を間違えれば➡

かえって 傷を悪くすることもございましょう。

上様にとって もっともよく効くお薬は お子でございます。➡

子を持ち 母になれば さような昔のこと どうでもよくなります。

しかし お子を持つことそのものを 望んでいらっしゃらぬような。

いいえ 女とはそういうものです。

そのようにできているのです。

女でもないあなた様には お分かりにならぬでしょうが。

若紫 どこや。

若紫。 (鈴の音)

(鳴き声) いた。

若紫。 (鳴き声)

⚟(角南)このままでは まずいのではないか?➡

猫を肴に 上様は あやつの部屋に 入り浸りというではないか。

(和田) あやつが上様を男好きにしてくれれば➡

そのうち 我らにも 出番が回ってくるかもしれぬしなぁ。

何をのんきなことを!➡

このままでは 我らに先はない。➡

あの男をなんとかせねば。

⚟(勝田)とは言っても いかがするのじゃ。

⚟(角南)まず けがをするようにたばかり そのあと 寝込みを襲って➡

首を折ってしまうのはどうじゃ。

ああ。 誰かほかにおらぬのか。

♬~

堪忍な 若紫。

おかえり。

若紫は?

見つかりませんでした。

上様とこに戻ったんとちゃうか?

そやったらええんですけど。 明日また探してみます。

玉栄 また けがしたんか?

あぁ… ちょっと あっちこっち探した時に 擦りむいたんです。

玉栄 こないだから 何や私に隠してることはないか?

ございませんよ。 何言うたはるんですか。

ほな おやすみやす。

では 若紫は そちらにも来ておらぬのか。

上様のところにも戻っておりませんか?

庭で遊んでおるのかの。

念のためと 玉栄が もう一度探しに出ておるのですが。

⚟(玉栄)上様! 有功様!

若紫が… お猫様が!

こちらです。

若紫。

見つけたのは そなたか。

(玉栄)はい。 ゆうべから お姿が見えず。➡

今朝方 もう一度見て回りましたところ。

これは刀傷。 (正勝)しかり。 何者かが斬りつけたようだな。

これは いかなることじゃ 重郷。

何も存じませぬ。

しかし 現に そなたの部屋の前で かようなことになっておるではないか。

天命に誓い それがしは何も存じ上げませぬ!

こやつの刀を調べれば よいのではないか?➡

伝右衛門! (伝右衛門)はっ。

(角南) そうじゃ! どうぞそうして下され!

(伝右衛門)血曇りがございますな。

そんなバカな。 バカな!

それがしではござりませぬ! それが証し… 証しに!➡

そうじゃ! それがしがあやめたなら➡

調べてほしいなどと言えるはずが ござりませぬ!

誰かが それがしをおとしめたのでは ございませぬか!

上様! 上様! おやめ下さいませ!

(家光)のけい。 お万。 のけと言うておる!

そなたも共に たたき斬られたいか!

恐れながら この者を斬っても若紫は戻りませぬ!

しかも人を斬れば 人を斬った痛みが➡

その御身の内に 残るだけでございましょう!

お前などに何が分かる。

どうか お納め下さいませ。

のけ お万!

のけ!

はなせ! 正勝! はなせー!

上様。 そのような者を斬っても 刀の穢れとなるだけ。

自らお手討ちになさることも ございますまい。(家光)はなせ!

(正勝)上様! さっ 上様! はなせ! はなせ!

(正勝)上様! (家光)はなせ! やめろ!

(正勝)上様! (家光)はなせ!

重郷。 分かっておろうな。

それがしは。 分かっておろうな!

違う! 違う! 俺ではない! 俺はやってない! 春日様!➡

ご指南役! 話を聞いて下さい! 俺はやってない…!➡

俺はやってないんだ! はなせ!➡

ご指南役! ご指南役! 話を聞いてくれ!

(玉栄)有功様 私らも戻りましょか。

あの 若紫は どこに埋められるのだ?

お目の穢れとならぬところに。

では 私が弔ってもよいか?

いや しかし。

私が勝手にやったということで 構わぬから。

♬~

痛かったやろな。 若紫。

♬~

回想 人を斬った痛みが その御身の内に 残るだけでございましょう!

♬~

伝右衛門。 ⚟(村瀬)上様。

では 私はこれで。

上様 こちらへ。

何じゃ いきなり。

今から若紫を弔ってやろうと思います。

弔い?

上様もどうぞ 共に手を合わせてやって下さいませ。

手など合わせて何になる。

若紫が生き返るわけでもあるまいに。

上様。 弔いというのは➡

残された者が心を鎮めるためにあるのだと 私は思っております。

お経を唱えるうちに 心を落ち着け➡

また思い出し心騒げば また唱え…。

そうしているうちに 心がおさまっていく。

きれい事じゃ!

経で救われるなど 幸せなもののざれ言よ。

心落ち着く間もなく つらいことばかり起こる者は➡

どうすればよいのだ!

めそめそと経など唱えている暇があったら 仇をとった方がよい。

その方が よほど心が晴れる!

ああ そうじゃ! 心晴れぬのは そなたのせいじゃ。

やはり あの時 重郷を たたっ斬ってやればよかったのじゃ!

では 仇がおらぬ場合はどうしますか?

その時は。 その時は。

手近な者を斬ればよいではないか。

生きるに値せぬものなど いくらでもおる。

生きるに値せぬものとは。 生きておっても死んでおっても➡

どうでもよい者など いくらでもおるであろう。

物乞いや盗賊 女郎。

もしや 上様は そのような鬱憤を 民草にぶつけてはおりませぬか。

例えば 若い娘の髪を切るなどして。

は…。

別に髪くらいよいではないか。

私なぞ 髪を伸ばすことすら 許されんのだぞ。

お城に上る折に 髪を切られたという娘に会いました。

まだ幼い 上様より幼い子にございました。

しかも 兄を赤面疱瘡で亡くし 弔いも受けられず➡

何故に我が身ばかりが このような目に遭うのかと➡

叫びだしたかったことでしょう!

それでも ただひたすらに耐え➡

兄のために お経を唱え 成仏を願っておりました!

けれど その者には父も母もおったのであろうが!

私には父はおらぬ おったらしいが会ったこともない!

上様となるべく母も取り上げられた!

わけも分からず 髪を切られ 名を取り上げられ➡

女のなりも取り上げられ にもかかわらず 女の腹だけは貸せという。

腹の内では わしをバカにしておる者たちに襲われ➡

子をなせという。

徳川のために 太平の世のために!

私は世のために 何もかも ささげておるのじゃ!

髪くらい切って何が悪い!

甘えてるんやない!

人はみんな どうにもならん運命を 受け入れながら生きてるんや。

あなただけやない!

私かてそうや! 何も好きでこんなとこ来たんやない!

自分だけが つらい思いをしてるとお思いやったら➡

それは大間違いや!

それで… お心は晴れますか?

晴れますか!

沙汰を待て。

部屋にて沙汰を待て。

わしに差し出口をききおって。

楽しみにしておるがよい!

♬~

有功殿を里へ返す。

したり顔で わしに説教をたれおった。

いいかげん 目障りじゃ。

しかし 返すと申しましても…。

返せと言うておる!

では 致し方ございませぬ。 斬りましょう。

それは。 (春日局)追い返すのであれば➡

どうせ もう会うこともございません。

生きようが 死のうが 同じことではございませぬか?

そうじゃな。 では さようにせよ。

さようにせよ!

あー もうくさくさしたことばかりで つまらんのぅ。

上様 これは。

白々しいのぅ。 どうせ知っておったくせに。

わしの髪は 誰かに切られてしもうたからのぅ。

のうのうと髪を伸ばしておる娘が 我慢ならんのじゃ。

そうじゃ 今宵 男たちを集め これをつけさせよ。

(春日局) 男たちに これをでございますか?

女のなりをし 女のように振る舞わせよ。

そうじゃ 一番うまくやった輩には 褒美を遣わす。

わしをな!

そいつと子をなしてやる。

男のなりをしたわしと 女のなりをしたそやつと!

さぞ似合いの夫婦になろうぞ!

どうじゃ 春日。 うれしかろう?

沙汰を待てって… 何でそんな。

あれは説教のていをした 八つ当たりや。

お手討ちになっても致し方ないわ。

そんな。 こんなんやったら…。

やっぱり 角南殿を陥れたんは お前か。

あいつら どうやって有功様を潰すかって ひどい話をしてて…。

責めてるんやない。

私も半ば 分かりながらも 黙ってたんや。

若紫を殺したんは お前かもしれへんけど 角南殿を殺したんは私や。

ちゃいます! それは ちゃ…。

ここは 修羅道やな 玉栄。

因果が巡り 絡まり いけにえばかりが増えていく。

⚟(正勝) 有功殿。 よろしうございますかな。

お分かりにございますな。

はい。 しかし どうか 部屋子の命は お助け下さいませ。

分かり申した。

最後に一つ 話がございましてな。

お話?

春日様より 冥土の土産に 上様のまことを話してやるがよい と。

上様のまこと…。

上様が 先の家光公が よそでお作りになったお子であることは。

はい。 以前 お伝え頂きました。

ですが それは情を交わすというには➡

あまりにも かけ離れたものにございまして。

ご趣味の つじ斬りをなさった 高ぶりのついでに➡

けだもののように 近場にいた女子を手込めにされたのです。

回想 私には父はおらぬ➡

おったらしいが会ったこともない!

(正勝) 誰とも知らぬ男に襲われて出来た子…。

女子も 初めは気鬱になっておったようですが➡

生まれた子に罪はない。

むしろ 子を育むことで 生きる力を取り戻したようで➡

貧しいながらも 親子仲よう暮らしておりました。

ですが 先の家光公が亡くなられ…。

いやじゃ。 かか様!

かか様! 千恵~!

いやじゃあ! かか様!

ええ子じゃ。 そのきかん気! お父上にそっくりじゃ。➡

あなたのお父上は 将軍様だったのでございますよ。

この世で一番偉いお方です。➡

そして今日からは あなたが上様です。

私は千恵じゃ。 (春日局)いいえ➡

今日からは 上様です。

上様。

(正勝)まだ10やそこらの子どもです。

数年は春日様のもと おびえるように 暮らしておられましたが…➡

やがて 物が分かるようになり ここを逃げだそうとされまして。➡

大奥の外へ行ってしまわれ…。

すまぬ。 ん? お前は どこの小姓だ?

(正勝)事情をまったく知らぬ者に。

ハハ… ハハハ…。

来るな 来るな!

この者は 上様の体に傷をつけた!

殺されて当然であろう!

当然であろう!

(正勝)それから 上様は居丈高になり 人を傷つけるようになられました。➡

ふとすれば 狂うてしまいそうになるお心を➡

守っておられたのかと。

仏弟子なんて よう言うたもんや。

一番身近におられる…➡

一番身近におられる方の悲しみにすら 気付かんと。

とんだお笑いぐさや。

(正勝)では。

(正勝)あ 肝心なことを。

いかがなさるか お沙汰は己でお決めになって下さい と➡

春日様からです。

ハハハハハハッ!

何じゃ その頭も。 情けないのう。 ハハハッ…!➡

ほれほれ。 足が開いておるぞ!

女子はこう 女子はこうじゃ!➡

何じゃ できぬのか!

邪魔なものを取ってやろうか!?

ハハハハハハッ…!

ハハハハハハッ…!

回想 上様! 上様!

ハハハッ…!

回想 自分だけが つらい思いをしてると お思いやったら➡

それは大間違いや!

ハハハハハ…。

上様?

おかしうて。

人というのは なんと まぁ 愚かで滑稽な生き物よ。

ハハハ… ハハハハハ…。

上様 お万でございます。

下がれ。

下がれ。 下がれ! お万。

下がれと言うておる!

わしの言うことが聞けぬのか! お万!

はい。 万は上様に お伝えしたいことがございますゆえ➡

聞けませぬ。

どうぞ。

いかがですか。 私の女のなりは。

に… 似合わぬ…。

そうですか。 実は私も そう思うておりまして。

ほら 上様の方が よほどお似合いにございます。

千恵様。

(泣き声)

「凍え雛 一羽身を寄せ 坊主雛 千の恵や 功有らんと願ふ」。

(吉宗)それは 二羽の傷つき凍えた雛が 互いに身を寄せ合うがごとき恋の始まり。

(村瀬)なんとも 悲しく美しい お二人でございました。

しかしまぁ そなた これでは記録ではなく読み物ではないか。

褒めておらぬ。

で このお二人の子が 四代家綱公か?

まぁ お進み下さいませ。

私は 歴代の色恋のあれやこれやを 知りたいわけではないのだがの。

だんだんと私にも分かってきたのじゃ。

そなたが どのような考えを好み 好まぬのか。

さようなところは やはり改めたいと思うのじゃ。

何で こんなにかいらしんやー!

好きですよ。 上様。

上様が どこで何を言われようと➡

何をなされようとも。

のう 有功➡

私は今までずっと 春日を恨んできたのじゃ。

でも 今となっては 礼を言いたくなる。

春日がいなければ 有功には出会うことはなかった。

私もにございます。

♬~

失礼いたします。

(春日局)ああ わざわざすまぬな 有功殿。

折り入って 私にお話とは?

お万の方様 この月をもって 上様のおしとねよりお下がり頂きたい。

え?

死ね! 母上!

運が尽きたんです。

この夜で一番美しく 尊いお方にお仕えしている。

そう心して励むことだ。

わしは父の名代➡

将軍という名の人柱である。

Can't find what you're looking for?
Get subtitles in any language from opensubtitles.com, and translate them here.