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重い。

重い。

それが一番重いかも。

ここ、家賃も安いし、駅から近いし、最高だよね。

めっちゃ駅から近いね。 いいね。

動産屋で見たとき、
もう速攻で決めちゃったもん。 結構畜年数高くない?

これ。

でも30何年とか売ってあったかな。

結構古いね。

でも家賃安いし、意外と中が綺麗だから。

まあ まあまあ、全然いい。

隣に引っ越してきた黒井です。 君、若いね。 学生さん?

大学生です。 大学生?

じゃあ、夢も希望もいっぱいってことだ。

よろしく。

これからよろしくね。

お願いします。

君は?

俺は手伝いで。

まあ、でもよろしくね。

君もよろしく。

はい。

お願いします。

じゃあ。

そうだね。 昼から飲んでるとか終わってんな。

まあまあまあ、人それぞれだから。

酒飲むのは自由だし。

もうちょい片付けやろうか、じゃあ。

もうちょいやるわ。

隣のお姉さんは、会うといつも気さくに話しかけてくれる。

けど、いつもだるそうで、ダサダサの格好で、そして何より、いつも酒臭い。

真っ涼しいからいっか。

い っぱい走るぞ、今日も。

学生さんじゃーん。 どう も。 何やってんの?

ああ、僕、体動かすの好きなんで、ちょっとランニングしようかなと思って。

えー、ランニング。

だるいことやってるね。

いや、羨ましいわ。 え、羨ましいですか?

うん、私、運動と太陽のせいと苦手だからさ、羨ましいな。

太陽、まあ今日その太陽出てないですけど。 え、そう?

全然出てるよ、暑いじゃん。 暑いっすか、今日?

運動しないとな、と思って。 てか、筋肉すごくない?

そうですか?

えー、太うど。 いや、いや、いや。

ね、これやって、これ。

え、ここ、こう。

そうそうそう。 わー、硬い。

いや、まあ、ありがとうございます。

さすがだね。

そんな、そんな大したことないですけど。 もう飲んでるんですか?

うん。

飲む?

いやいや、ちょっとこれから走るんで。

あー、そっか。

てか、学生さんってお酒とか飲めるの?

あー、まあ、飲めることは飲めますけど。 本当に?

はい。

じゃあ、今度飲もうよ。 え?

一緒にさ。

え?

まあ、機会があれば。 ねえ、
じゃあ、約束ね。 あー、はい。 頼むよ。

じゃあ、また今度。 これって誘われてるのかな?

いやいや、あのお姉さんじゃそそらないよな。

って、何言ってんだよ。

僕には地元に付き合ってる彼女がいるじゃないか。

あー、だめだ。

変なこと考えちゃだめだ。

彼女に電話しよう。 あ、もしもし?

ちょっと久しぶりじゃん。

最近電話しても全然出ないし、
メッセージ送っても全然気度くつかないしさ。 どういうこと?

いや、遠距離なんだからそういうの豆にしたいって言ったじゃん。

え、何、距離を置きたいって。

なんだよ、それ気になる男で来たって。

いやいや、ちょっと。

いやいや、ちゃんと説明してよ。

誰なの、それ。

いや、ちょっと待ってよ。

いやいや、ちょ、え、ちょ。

なんだよ、それ。

なんだよ、他の男って。

ふざけんなよ。

おい、誰なんだよ。

いや、全然電話出ねえんだよ。

もう記録もつかないじゃんかよ。

あれ?

よかったら話聞こうか。

お酒持つのに。

いっぱいある。

はい。

道で飲もうよ。

え、何でそんなキョロキョロしてんの。

え?

うん。 この家、散らかってると思う?

え?

あー、まあ、入り。

入ってない。 いや、すみません。

嘘つくのもあれかなと。

いや、片付けてないだけ。

そうそうそう。

散らかってはない。

別に汚くもない。

片付けたら、もっときれいになるから。

あー、まあ、確か。

ね、そうでしょ。

それは、そうですね。

ね?

はい。 どうしたの?

え?

なんで泣いてたの?

いや、その、遠距離で付き合ってる彼女がいるんですけど。

そうなんだ。

なんか、最近全然電話しても出てくれないし、 なんか、メッセージとかも全然気づくつか
ないし、 なんか、遠距離だからこまめに連絡取りたいじゃないですか。

彼氏なのに、見読するとかありえなくないですか?

うん。

わかる。

わかるよ。

こないだ電話したときだって、なんか飲み会で男の声とか聞こえるし、
でも、それなんか指摘するのもなんか余裕ないみたいで、ちょっとダサいじゃないですか。

なんか、そういうのずっと我慢してて。

おー。

そっか。

なんか、頭おかしくなっちゃいそうですわ。

え?

ダメだよ、頭おかしくなっちゃったら。

ずっと考えちゃって、そのこと。

そういうときは、はい、これ、飲むの。

ほら、乾杯しよう。

いただきます。

はい、乾杯。

おー、いいねー。

どう?

いや、どうって。

ねー。 お酒。

やっぱ、お酒おいしいでしょ。

なんか、苦いんすね、お酒。

あ、そんなに得意じゃないんだっけ?

飲めはしますけど。

でも、飲んでたら、飲んでたら好きになってくれるから。

そういうもんですからね。

そうそうそう。

やっぱね、大変なときこそ、お酒を。

いやー、でももう、お酒飲んでも全然頭から離れないっすよ、彼女のこと。

うーん。

いやー、博星さんって、一途なんだね。

え?

なんか、少女漫画の主人公みたい。

いやいや、こんな、焼け酒してる主人公、変ですよ。

え?

そう?

全然、ファンじゃないよ。

いや、私、そういう一途な人、かっこいいと思う。

うん、というか、好き、好きだわ。

いや、ちょっと、からかわらないでください。

いやいや、それつもりじゃないんだけど。

というか、暑くなってきちゃった。 暑いっすか?

いや、うーん、なんか、飲み過ぎてんのかな?

暑いよ。

酒飲むと、やっぱ体温上がるっていい?

うーん、そうかも。

あー、暑い。

え?

あ?

ごめんごめん、ちょっと、出ちゃった。

気にしないで。 まあまあまあ、ここ、私の家だから。

いいじゃん。 いやいや、まあ、すみません、僕が来てもいい。

いやいや、そんなこと言う。

ほら、飲んで。 こんな暑かったっけ?

なんか、地球ってどんどん暑くなってってるよね。

それは、それみたいですけど。

いやー、やばいやばい。 あー、夜行壊れてんのかな?

しんじ頼まなきゃ。

暑い。

うーん、うっとしいな。

ねえ。 はい。 ちょっと、ズボンも脱いでいい?

え?

うん。 ズボン?

いや、ごめんごめん。

いつもさ、開いてないから。 え、ちょ。

え?

あー、やっぱ楽だな。

暑いもんね。

よ いしょ。

あー、やっと橋になった。

よ いしょ。

んー、

て かさ、 私のおっぱいずっと見てる?

え?

あ、いやいや、別に。

別には嘘じゃん。 見てたっしょ。

いや、ちょっと、目に入っただけ。

まあ、これ見ないわけないしね。 え?

ねえ。 はい。

今、落ち込んでんじゃん、学生さん。

まあ、そうですけど。 彼女のことでしょ?

はい。

私から提案なんだけどさ、 そういう女関係の辛い悩みを忘れるには、
女が一番だと思うんだよね。

え?

だからさ、私が忘れさせてあげよっか。

どういうことって、こういうこと。

いや、あの、 何 してるんですか?

いや、分かるんでしょうね。

分 かるんでしょ、ちょっと。

いや、ちょっと、ちょっと、あの、あの、あの、 いいじゃん。
いや、ちょっと、さすがに、ちょっと、こういうのは、あの、僕、 なに?

彼女がいるんで。

ね えねえ、いいそれ。

いいじゃん。 いや、でも、何してるんですか?

やるもんじゃないでしょ?

いや、でも、おかしくないです。

私もキッスするの久しぶりなんだよね。 それは、そうなんですか?

なんか、こう吹いちゃお。

え、ちょっと。

唇柔らかいね。 そんな、ベロベロするんですか?

ほら、患者のことは一旦忘れてさ。

私が癒してあげる。

え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、
え、 え、え、え、え、 え、でも、忘れて。 ほら、きも熱いでしょ?

脱ぎなよ。

いや、ちょ、ちょ、ちょ。 脱がしてあげる。
いや、もう脱がせてるじゃないですか。

私もこれ脱いちゃお。

熱いからね、しょうがないよね。

すごいおっっぱい見てんじゃん。 好きなの?

え、いや、そんな。
僕はおっぱいを見たことがないです。 そうですか?

何か見せてもいいですか?

いいです。 一匹じゃないですか?

何?

どこが?

まだまだ、これからです。

ちょっと、ちょっと。

こっちで。 もしかして君、作りに行った?

分かんないです。

やっぱり、 たぶんメリカンの人好きなんだよね?

いや、そうだね。 あ、ちょっと。 食べちゃった。 食べないの?

いや、食べない。

いや、おすすめ。

だってお前、首立てしよう。

何?

舐めそうには見えないけど。

舐められたことないです。

え?

嘘?

え?

なんの?

もしかして、 彼女いるのにどうって?

いや、そういうことじゃなくて。

さすがに違うか。

うん。

彼女にいいメイクしたんですから。

本当は舐めてほしかったんだ。 いや、もうそんな。

いいよ。 私はいっぱい舐めてあげよう。 あ。

あ、

ちょっと。

ちょっと。

すごい ピンピン。

嬉しくなっちゃう。 ね え、ねえ、
ちんちゃん見せて。 いや、いい。

いいじゃん。 いや、本当に言ってるんですか?

なんか大きくない?

いや、いいじゃん。 いい じゃん、いいじゃん。

ほ ら、ほら。

え?

大きい。

いいですから。

行くよ。 いや、ちょっと行く気持ちで。

うわ、すごい。

大きい。

ねえ、もっとよく見てて。

やば。

顔に似合わずすごい大きい。

いいの持ってんじゃん。

なんかピクピクしてるよ。 なんで?

隠さないでよ。

しかも私の服だよ、これ。

だめだめ。

ねえ、すごい。

ねえ、でも、 ちんちんの前に 私の気持ちよくして。

さっきからずっとおっぱい見てたでしょ?

いや、 お っぱい、触りたくない?

触りたいって。

もう一回、大きい声で言って。

いや、まあ、 触ったほうがよければ。 触りたいんでしょ?

ほら、いいよ。 いや、でも、 あの、 彼女いるって、 ほんまに。

彼女じゃない、おっぱい。

いや、そんな。