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(北斗 桜)鈴先生とデート?
んっ! 痛い! 何?
言わないで。
わかってるから…。
ああ 違う もう…!
こんな事するつもりじゃ
なかったのに…。
とにかく→
私は 一星の事が好きだから。
返事はいらない。 じゃ。
(車のドアを閉める音)
♬〜
♬〜
(ノック)
(雪宮 鈴)やあ。 よいしょ…。
うん。
(原田すみれの声)「突然 こんな…」
ᗒ(ドアの開く音)
(桜)ただいま。
(北斗千明)おかえり。
なんで 開けてんの?
(千明)いや ちょっと…。
あっ… あれだ。
おならしたんだ いつもどおり。
バカ… バカ!
臭いんでしょ? 絶対 臭いんだ!
臭いんだ 絶対。
してない!
嘘だ 絶対!
失礼な…。
本当に 最悪なんだけど
臭いからってさ…。
いけいけ! いけ!
やだ 本当に… やめて もう!
これ お弁当。 ごちそうさまね。
あとで洗うからね。
(千明)はいはいはい。
もう やめて 本当に。
(千明)ハハハハッ…!
(すすり泣き)
どうしよう…。
やっちまった…。
ないんだけど…。
ワオ あんなに飛んだ…。
(すみれの声)
「突然 こんな手紙を出すことを→
お許しください」
ᗕ(車のクラクション)
(すみれの声)「実は来月 南アフリカに
移住することになりました」
「もう日本には
帰らないと思います」
「もう日本には
帰らないと思います」
ᗕ(車のクラクション)
うちです。
(すみれの声)「最後に一度だけ
自分が産んだ娘に→
一目会いたいのです」
(ため息)
きれい。
ん?
もういいよ。
ああ… もういいってば。
それより 他に言う事ない?
桜ちゃんに
さっき 告白されてたでしょ?
見ちゃった。
トラックの中で しゃべってるの。
わかってる。
すぐ すねる。
じゃあ これは
いらないんですね?
桜ちゃんからも
もらってたみたいだし。
フフッ… はい。
私が好きなのも 一星だよ。
フフフッ…。
フフフッ…。
うん。 仲直り。
ん? えっ…。
あっ…。
フフッ…。
ああ…。
生と死の境目を
今 見てるんだ 私たち。
私の仕事も そうかもな…。
ああ…。
壁一枚隔てて
生と死が隣り合わせてるの。
命が生まれる その隣で→
当たり前に 死産がある。
その間で 医者は 何もできない。
その間で 医者は 何もできない。
残された人たちを→
救う事もできない。
うん…。
フフッ…。
…えっ?
♬〜
♬〜
満タンになった。
♬〜
あっ ちょちょちょっ…!
電気 消して。
ん〜っ…!
消 し て!
そりゃ そうだけど…。
なんだよ 全開って!
よいしょ…。
ちょっと 来ないでよ!
ちょっ…!
おばあちゃん 起きちゃう!
ちょっ…!
おばあちゃん 起きちゃう!
♬〜
♬〜
♬〜
空…。
花…。
♬〜
♬〜
おはよう。
♬〜
♬〜
なん…。
♬〜
♬〜
ノック ないんだ…。
ん? うわっ…!
ありがとうございます。
食べました。
うんうんうん…。
フフフッ… そうなんですね。
フフフッ… そうなんですね。
ᗕ(ドアの開閉音)
ᗕ(桜)ああ もう…!
どうしたの?
(桜)携帯 充電し忘れた。
ほれ 雑炊作ったから
持っていきな。
(桜)これ 昨日のじゃん。
しかも なんか 焦げてるよ。
そうなの…。 大丈夫!
上は… 上はセーフだから。
(桜)そんなの ありかよ。
よし… ほい!
コロッケ
絶対 3日前とかのでしょ。
あっ 一番食べ頃だから。
嘘つけ。
これでいいか。
これに入れていって。 ねっ。
お雑炊は これで…。
いただきまーす!
ねえ そろそろ
弁当箱 買って マジで。
買いに行く暇がないんだよ。
タッパーなの
私だけなんだけど。
いいよ なんか ほら
ネットでさ ポチッてよ。
ああ わかった。
勝手に買うよ?
いいよ。 安いやつね。
うん わかった。
決めたら 教えて。
うん。
はい これ 読んで。
誰?
誰?
(千明)桜を産んだ お母さん。
入れるね。
会いたいんだって 桜に。
読まない。 会いたくないし。
(千明)ほい 読んで。
桜の好きにすればいいから。
桜の好きにすればいいから。
(千明)桜が決めた事に
お母さん 文句言わないから。
今さら なんなん? こいつ。
(千明)冷たいな。
うん。 3日は無理だよ。
(千明)ちょっと温めるか。
服部さんへのプレゼント。
ハハハハハ…!
♬〜(太極拳の音楽)
♬〜(太極拳の音楽)
はい 体重 左足…。
(佐藤 春)なんなん? 今の。
アオハルだ。
(すすり泣き)
最悪…。
ᗒ(チャーリー)イェイイェイ
ウォウウォウ→
イェイイェイ ウォウウォウ!
ᗒイェイイェイ ウォウウォウ
イェイイェイ ウォウウォウ!
イェイイェイ ウォウウォウ
イェイイェイ ウォウウォウ!
イェイイェイ! ウォウウォウ!
セイ イェイ!
(チャーリー)ウォウ! ウォウ!
イェイ イェイ! ウォウ ウォウ!
イェーイ!
イェイイェイ ウォウウォウ
イェイイェイ…。
おおっ ポラリスの娘。
えーっと…→
桜。
あっ… その髪色
なんていう色なん?
あっ… その髪色
なんていう色なん?
(チャーリー)フォーエバーピンク。
愛されモテカラーだよ。
ああ…
美容院のURL あとで送ってよ。
(チャーリー)おう! はい。
(通知音)
(口笛)
ゲッツ。
何? それ。
(チャーリー)じゃあな!
(チャーリー)安全確認 よし!
チャーリーの
フォーエバープリンス号 発進!
(自転車のベル)
ブーン! 次は アメリカ〜。
(犬山鶴子)変な書き込み
今日は ないね。 諦めたか?
おはようございます。
(麻呂川三平)あっ…。
元気そうね。
あっ… 皆さんに
ご迷惑をおかけして→
すいませんでした。
迷惑ぐらいかけてよ たまには。
肩 どうですか? まだ痛みます?
(佐々木深夜)もう大丈夫です。
これも 外して平気ですね。
剥がさなくても…。
(蜂須賀志信)ん? 何? これ。
(蜂須賀志信)ん? 何? これ。
「おはようございます!」
(2人)「おはようございます!」
「預からせて頂きます」
「おい!」
「おい!」
「いってらっしゃいませ!」
(2人)「いってらっしゃいませ!」
ああ…
雪宮先生んち周りのパトロール→
後輩に頼んでおいたから。
(佐々木)後輩?
(志信)ピンクエンペラーだ!
(伊達麻里奈)こっちにも
動画 上がってます。
「おはようございます!」
(3人)「おはようございます!」
「ゴミ 預からせて頂きます」
「おい ゴミ!」
「頂きます!」
足元 お気をつけて。 いい子だね。
いじめられたら言えよ。
助けに行ってやるからな。
いじめられたら言えよ。
助けに行ってやるからな。
ピンクエンペラー よろしく。
よろしく!
今日も頑張れよ。
いってらっしゃい。
もう行くよ。
(一同)いってらっしゃいませ!
師長 元レディースだって
言ってましたもんね。
(鶴子)一応 総長やってたから。
だから チャーリーくんの髪の毛
ピンク色なんですか。
(鶴子)あれは
そういうのじゃないと思うけど。
(志信)「近所迷惑」って
書かれてます。
(鶴子)うわっ ごめん!
撤収かける?
アハハハハ…!
ハハハハハ…!
ハハハハハ…!
(志信)何? 壊れた?
ごめんなさい…。
ちょっと ツボってしまって…。
(一同の笑い声)
師長 ありがとうございます。
あっ 皆さんも。
いろいろ
まだ解決してないんですけど→
これからも頼らせてください。
なんか… 嬉しいね。
そうそう。
嬉しい…。
ありがとうございます。
(服部洋美)朝8時に
不動産屋さん 呼んでから…。
(服部洋美)朝8時に
不動産屋さん 呼んでから…。
だから 封筒も
全部 開けてから処分しろって→
あんなに言ったじゃん!
(桃野拓郎)すいません!
権利証とか重要書類とか
結構 入ってるんだからさ!
やだ〜 春先輩 怖〜い!
(千明)春 死ぬほど細かいからね。
(岩田源吾)うん。
えっ 何? 悪口ですか!?
(3人)褒めてる〜!
(桃野)今日 現場で
プラレールがたくさん出てきて→
子供の頃 集めてたなって思ったら
もう 夢中になっちゃって…。
(岩田)前に 軍服 見つかった事
あったよね?
覚えてる。
日本刀も出てきたよね あれ。
(桃野)それ どうしたんですか?
オークションですか?
(桃野)それ どうしたんですか?
オークションですか?
警察に渡したよ。 売れないじゃん。
服部さんって どうして
鑑定士になったんですか?
えっ?
おい お前 それ聞いちゃう?
聞いちゃうの?
えっ ダメでした?
銀座時代に客からもらった
贈り物の数々を→
なるべく高値で売ろうとしたのが
きっかけで→
古物商への道を踏み出しました。
以上。
銀座…?
(千明)今は錦糸町だ。
ただいま。
(岩田)おかえ…。
ᗒ(チャーリー)イェイイェイ
ウォウウォウ→
イェイイェイ ウォウウォウ!
ᗕイェイイェイ ウォウウォウ!
(ドアの開く音)
(チャーリー)ご注文のドーナツ
お届けで…。
(踏切の警報音)
(電車の走行音)
ᗒ(電車の走行音)
ああ…。
ここは
うるさくて暮らせないな…。
やはり…。
だから 安いんでしょ?
いや…。
とっても素敵な家だけど→
電車の音がうるさい。
ごめん。
ううん。
こちらこそ→
勝手に ご夫妻とも聾の方だと
思ったものですから…。
改めて 奥様にも喜んで頂けるよう
探しますので。
奥様…。
なんでもない。
ᗒ(電車の走行音)
う〜ん…。
ああ… うるさいわ。
えっ なんで 知ってるの?
知らんけどって…。
何…。
(ドライヤーの作動音)
ん…。
コラ! フフフフ…。
一星といると 私 よく笑うな。
そうかもね。
照れてるの? 自分で言っといて?
フフフフ…。
ごめん ごめん。
ええ〜。
手話が速くて わかりません。
じゃあ もう一回 言って。
何? ちょっと…。 ケチ! ケチ!
(ドライヤーの作動音)
ハハハ…!
(鶴子)次の方 お呼びします。
はい。
(せき)
えっ…?
(鶴子)北斗桜さん どうぞ。
どうも。
おはようございます。 どうぞ。
妊娠の疑いですか…?
(桜)私→
一星の子供を妊娠してます。
…とかなら まあ ドラマみたいで
かっこいいんですけど→
違います。
今日は 雪宮先生に
お願いがあって来ました。
ᗒ(足音)
カフェラテ?
ロイヤルミルクティー?
ロイヤルミルクティー!
あっ… すみません。
先生の飲みたいほう
取ってください。
いいよ。 はい。
…どうも。
よいしょ…。
お待たせしました。
そちらに置いておいてください。
(桜)なんで お医者さんになろうと
思ったんですか?
なんでだったっけな…。
医者になったら嬉しいなって
親が散々言うから→
洗脳されたのかな。
勉強できたんですね。
答えないって事は
すごくできたんだ。
うん まあ… すごくできた。
フフフ…。
フフッ…。
産婦人科を選んだのは
どうしてですか?
いろんな科を回る実習の時
お産を見学したの。
もう すっごい感動しちゃって
これだって思ったんだ。
へえ〜。
私は 子供は いらないかな。
私は 子供は いらないかな。
自分が 子供 捨てたくなったら
困るから。
私も聞いていい?
(桜)はい。
今日は なんで 私なの?
う〜ん…。
よくわからないです 自分でも。
(桜)多分
先生の事を知りたいから。
(桜)多分
先生の事を知りたいから。
私を産んだ人が どんな人か
見に行こうって思ったように→
一星が好きな人が どんな人なのか
知りたいって思ったんです。
帰ってこないよ。
もう 絶対 帰ってこない。
(佐々木)ああ… もう
北斗ちゃん 飲みすぎだって。
(佐々木)ああ… もう
北斗ちゃん 飲みすぎだって。
イッテ!
(千明)ああ…。
もう なるようにしか
ならないんだからさ…。
(千明)何? それ。
嘘でもいいから
大丈夫だよとか言ってよ!
だって 大丈夫って言っても
ダメだったら 結局→
北斗ちゃん 僕の事
絶対 殴るじゃん!
そりゃあ… 殴るよ!
(佐々木)だったら 最初から
手紙なんて見せなきゃいいのに。
(ため息)
そういうわけにも
いかないでしょ…。
そういうわけにも
いかないでしょ…。
(佐々木)世の中さ
どうにもならない事ばかりだよ。
(千明)なんで こんなに早く
死んじゃったんだよ。
(千明)ダメだ ごめん…。
北斗ちゃん…。
(はなをすする音)
♬〜
♬〜
(千明)深夜ってさ→
彩子の葬式の時も 納骨の時も
一回も泣かなかったよね。
…ん?
(千明)家で ちゃんと泣いてんの?
あの家も そのまま?
(佐々木)あっ
アジフライも頼もうかな。
すいません! アジフライ。
(店員)はい アジフライ 一丁
わかりました!
あっ 2人なんですけど。
(店員)はい。
あっ…。
一星と鈴先生は
どこで知り合ったんですか?
ああ…
知り合ったのは キャンプ場。
キャンプ場?
キャンプ場でナンパされた?
実は 酔っ払ってて
あんま覚えてない…。
(桜)やばっ。
でも そのあと 母が死んで→
葬儀場に 一星が
遺品を届けてくれたの。
あの日の事は 一生 忘れないな…。
私を産んだ人は→
私が生まれてすぐに
父と私を捨てた。
父も 私が3歳の時に→
違う女に乗り換えて 私を捨てた。
でも… 血も繋がってないのに→
北斗千明だけが
私を捨てなかった。
だから 本当の母親は
北斗千明だって思ってるし→
神様みたいな人だなって思ってる。
そっか。
っていうか 実の両親の事なんて
あんまり記憶にないし→
正直 考えた事もなかったし。
正直 考えた事もなかったし。
手紙なんて渡してくれなくても
よかったのに。
うーん…。
北斗さんは
桜ちゃんの事が大事なんだよ。
(2人)フフフ…。
あっ…。
ねえ あの人じゃない?
いってらっしゃい。
♬〜
はじめまして。 北斗桜です。
お母さんですか?
はい。 原田すみれです。
そうか… そうか そうか
うたちゃんの主治医は深夜なのか。
はい そうなんです。
お世話になってます。
(佐々木)こちらこそ。
えっ?
ジャガイモの崩れ方 完璧…。
なんだ? うるさいな お前は。
(佐々木)あの ちょっと… えっ?
なんて言ってるんですか?
いや これは…。
えっ!? 俺が言うの?
はあ〜。
先生 すいません。
鈴は 俺のもんですから。
あの〜
おかげさまで幸せですから。
鈴の周りをウロチョロしても
無駄ですから!
…だそうです。
(佐々木)ああ〜。
そうおっしゃってたんですね。
うん。
何事も率直に言えるのは
素敵だな。 本当に素敵です。
率直で素敵だって。
ナメとんか?
ナメてません。
ナメてません。
(千明)コラ。
一星 やめろ。 やめろ。
(店員)アジフライ
お待たせしました。
(千明)アジフライ来た。 食べよう。
うわっ おいしそう!
(佐々木)アジフライ!
(千明)1個ずつ食べよう。
あっ 佐々木先生と社長は
高校の同級生だったんですよね?
(千明)そうなんだよ。
深夜と私と深夜の奥さんと3人で
仲良しトリオだったのよ。
深夜と私と深夜の奥さんと3人で
仲良しトリオだったのよ。
あっ 既婚なのかと驚いてます。
(佐々木)えっ? ああ〜…。
(千明)いや 奥さんは
10年前に亡くなったの。
桜も連れてさ
一緒に旅行するぐらい→
仲良しだったんだけどね。
みんなで ポテサラ
よく食べたね。
お産の時に赤ちゃんもね。
そうだったんですか…。
そんな顔しないでください。
あっ アジフライ食べよう。
あっ アジフライ食べよう。
(千明)なんだ? なんだ?
(佐々木)えっ?
あっ しょうゆ 使います?
あっ ソース派ですか。
だそうです。
(千明)
どっちでもいいよ そんなの。
私は塩だし。
えっ?
俺も塩です。
(佐々木)塩!?
(千明)桜も塩だ。
髪の毛 ピンク色になるぐらい
思い詰めてたって事だよな…。
帰ってこなかったら どうしよう。
帰ってこなかったら どうしよう。
あっ
髪の毛 ピンクになったのは→
一星に振られたからだと
思いますよ。
(千明)えっ?
なんだ? それ。
いや わかってんだよ。
何? それ。
(千明)なんで
このタイミングで振るかなあ!
帰りたくないんだよ まだ。
もうすぐ着くよ。
(千明)嫌だよ〜…。
(佐々木)あっ おかえり。
ただいま。
桜… 桜。
桜〜!
(桜)えっ?
ちょい ちょい ちょい… はっ!?
えっ 酔っ払ってんの?
(千明)帰ってきた〜…。
(桜)どうなってんの?
戻ってこないとでも思ったの?
そんな事あるかい バカたれ!
鈴先生 ありがとうございました。
いえ。
(千明)いや〜 帰ってきた。
帰ってきたね。
帰ってきたね。
桜〜!
桜 おかえり〜。
フフフ…。
ねえ 私の事 産んだ人→
すっごい普通のおばさんだった。
(桜)お母さんのほうが
ずっと美人だと思ったよ。
まあ お母さんは そりゃ
かなり美人の部類だからね。
まあ お母さんは そりゃ
かなり美人の部類だからね。
捨てられたのに
不思議と憎しみは感じなかった。
でも また会いたいって
思わなかったよ。
それは 桜が 北斗ちゃんに
愛されて育ったからだよ。
うん。
私 お母さんの事→
超愛してるから。
桜…。
桜〜!
お母さんも愛してるよ。
わかってるよ。
(千明の泣き声)
(千明の泣き声)
(佐々木)あの
イッセイさんっていうのは→
どういう漢字を書くんですか?
じゃあ 私が教えるよ。
ああ…。
ああ…。
息子と同じ漢字です。
えっ?
一星って名付けようって
妻と話していたんです。
会う事はできなかったですが。
へえ…。 ああ…。
亡くなったお子さんの名前
一星っていうんだって。
今度 一緒に
星を見に行きませんか?
今度 一緒に
星を見に行きませんか?
佐々木先生も 星見るの好きなの?
妻と 昔 よく一緒に
星を見に行ったんです。
へえ〜。
(通知音)
♬〜
ああ 一星。
一星。
えー?
俺は深夜って呼ぶって言ってる。
ああ…。 わかりました 一星。
じゃあ 私も
佐々木先生じゃなくて→
深夜先生って呼ぼう。
いいじゃん。 いいじゃん 別に。
プイッ!
♬〜
生みの親より育ての親って話か…。
チャーリーと師長って
本当に仲良し親子ですよね。
(麻呂川)昔は
そんなんじゃなかったよね。
(鶴子)そうなのよ!
あの子を殺して 私も死のうかと
思った事もあるぐらい。
あの子を殺して 私も死のうかと
思った事もあるぐらい。
(麻里奈)えーっ!
(麻呂川と鶴子の笑い声)
そこ 笑うとこっすか?
やっと 笑えるようになったのよ!
ピンクエンペラーの
総長やってた頃→
しょうもない男の子供
妊娠しちゃってさあ。
看護師の資格はあったから→
シングルマザーでも
なんとか やってこられたけど→
忙しかったから 子育ては→
保育園とか学校とか近所の人に
任せっぱなし。
そしたら 高1の時に
突然 暴れだして…。
ふ〜ん。
家庭内暴力ってやつっすか?
(鶴子)夜中に
カーテンに火つけたりするし…。
(一同)ええっ!?
(鶴子)こっちも 体中 あざだらけ。
最初は 説教したり
泣きついたりするんだけど→
向こうのほうが力も強くなってさ
私が 家 出たのよ。
1年ぐらいかな?
住み込みで働いてね。
2階の物置で寝泊まりしてさ。
(麻里奈)へえ〜。
(麻呂川)そしたら チャーリー
いきなり 迎えに来てさ。
髪の毛はピンク色になって
高校は中退してたけど→
髪の毛はピンク色になって
高校は中退してたけど→
暴力は収まってた。
ハハハハ…!
チャーリーめ。
そんな過去があったとは…。
そうそうそう。
まあ 今も 添い寝士だのなんだの
意味わかんないんだけどさ…。
それでも あの子が生きてるだけで
十分なんだ。
あの子が
元気で笑ってさえいれば→
こっちも頑張ろうって
思えるんだよね。
(志信)師長〜!
ᗒ(チャーリー)イェイイェイ
ウォウウォウ…。
ᗒイェイイェイ…。
(麻呂川)来る… 来る!
ᗒ(チャーリー)イェイイェイ ウォウウォウ…。
(麻呂川)来る!
ᗒ(チャーリー)イェイイェイ ウォウウォウ…。
(麻呂川)来る!
(チャーリー)来たーっ!
(麻呂川)来た!
イェイイェイ ウォウウォウ
イェイイェイ ウォウウォウ。
(鶴子)それ どこから
引っ張り出してきたんだよ→
バカ息子!
(チャーリー)鶴子の押し入れ〜。
チャーリー
タイミング 良すぎだって。
いや 悪すぎじゃないですか?
あっ 本当?
どうしたの? みんな。
今日は バースデーだよ!
えっ? 誰の誕生日?
ほら! 俺の…!
なんそれ! あんた 自分のために
バースデーケーキ買ってきたの?
鶴子のためだよ。
誕生日って
親に感謝する日なんだってさ。
昨日 添い寝した
初老のマダムに言われて→
俺の中で
ハハーン! ってなったわけよ。
チャーリー 素敵。
(志信)かっけえ!
(チャーリー)鶴子!
産んでくれて ありがとう!
(チャーリー)よっ…
ジャーン! 見てくださーい!
(一同)おお〜!
(佐々木)師長だ。
本当にレディースだ。
なんだよ こんなもんまで…。
いい加減にしろよ…!
立派になって。 ううっ…。
♬〜「ハッピー バースデイ
トゥ ユー」
♬〜(一同)「ハッピー バースデイ
トゥ ユー」
♬〜(チャーリー)「ハッピー バースデイ
ディア チャーリー」
♬〜(チャーリー)「ハッピー バースデイ
チャーリー」
♬〜(チャーリー)「ハッピー バースデイ
チャーリー」
ᗕ(チャーリー)イェイイェイ…。
ᗕ(自転車のベル)
(チャーリー)イェイイェイ…。
(ベル)
おっす 桜!
(桜)おう。
(チャーリー)あれっ?
戻しちゃったのかよ。
似合ってたのに〜。
停学処分になっちゃうからさ。
(チャーリー)ふーん。
じゃあ 添い寝 いる?
(桜)いらん。
(チャーリー)あっ そう。
チャーリーは
ピンク 似合ってるよ。
チャーリーは
ピンク 似合ってるよ。
(チャーリー)フッフッフッフッフ…。
俺 ピンク 大好きだからさ。
じゃあ いってきま!
いってら!
♬〜
(携帯電話の振動音)
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
ᗒあの… 麻呂川先生と
お約束をした者ですが。
ああ…。
あっ 伴さんですね。
お声がけするんで
お待ちください。
ᗒ(志信)院長! 院長!
ᗒ(志信)院長! 院長!
♬〜
(伴 宗一郎)久しぶりですね。
元気でしたか? 先生。
(伴)また 人 殺してませんか?
残念ながら
お亡くなりになりました。
えっ…?
大学病院で引き受ける使命だと
感じました。
黙れ 人殺し!
七海を返せ!
(赤ん坊の泣き声)
(赤ん坊の泣き声)
(伴の声)人殺し 人殺し 人殺し…。
(赤ん坊の泣き声)
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