All language subtitles for 2006-熟男不結婚-S1-EP06

いらっしゃいませ。

あのー、これ、この間からずっと貸し出し中で。

はあ、誰か返すの忘れてんじゃないですか。

今日、また別の人が会ってみたいですね。

いつ戻ります。

さあ、いいです。

いらっしゃいませ。

少々お待ちください。 それ、どういう話?

すごいですよ。

古代バビロニアにタイムスリップした女の子が、王様に見染められて結婚するんです。

王様と結婚か。

女の子の夢ね。

お金と地位とルックスの三拍子揃った男の人って、やっぱり理想ですよね。

なんだかんだ言っても。

そうでしょうね。

夏美さんは、結婚相手の理想像とかあるんですか?

今でも。

今でもって。

あるわよ、ちゃんと。

私の理想はね。

常識があって、人の輪を大切にして、それで、私と生活スタイルが合う人かな。

控えめですね。

そう言われると控えめね。

でもいないのよ。 なんで。

そう。

じゃあ、お金と地位とルックスの全部揃った男の人って、ますますいないのかな。

桑野さんってさ、お金と地位とルックス、
一応全部揃ってるじゃない。 だから何ですか?

言ってみただけ。

私たちさ、ちょっと男の人に求める条件下げたほうがいいのかな。

うん、そう。

まあ、はっきり言って妥協っていうかさ。 確かにね。

時々思うんだよね。

日本に私の理想の男性はいないかもって。

そのうち地球にはいないとか言い出すとやばいよね。

かなりやばい。

でも年収1000万くらいは欲しいなとか思うじゃない。
1000万って相当多くない?

普通どれくらいよ。

さあ、会社によって違うと思うけど、平均年収ってどれくらいなんだろう?

440万だ。 びっくりした。 どうしたの?

平均440万だって。

えぇ、そんなもん。

現実は厳しいね。

うん、じゃあまた明日。

平均年収が600万を超えるのは40過ぎてからだ。

1000万の男と結婚したいなら、奥さんに先立たれた50男でも探すんだな。

そうやって人の夢を壊して楽しいですか?

僕はただ、データを提供しただけだよ。

夏美さんみたいに控えめな条件にしたほうがいいのかなぁ。

条件があるのか、あの年で。

桑野さんは、結婚相手に求める条件とかあるんですか?

ない。 結婚を求めてない。

聞いた私がバカでした。

おやすみなさい。

けんちゃん、いくよ。 先生、これ何ですか?

ああ、それ。

お見合い。

え?

お見合い?

患者さんにお付き合いちゃってね。

断るつもりだけど。 見ていいですか?

どれどれー。

うーん、悪くないじゃないですか。 どうしてバスなんですか?

うーん。

30過ぎて何回も転職してるっていうのがね、 地に足がついてない感じがして、
私とは人生間合わない感じがする。

うーん。

先生はすごく地に足ついてますもんね。

ありがとう。

あんまり褒め言葉に聞こえないけど。
じゃあ、先生はどういう人がいいんですか?

昨日もそれ聞かれたんだけどね。

私が答えたのは、 常識があって、 人の輪を大切にする人。

あー。

例えばこう、 人が喧嘩してる時に、 サーッと間に入って、 うまーく解決してくれる人
とかさー。

あー、 かっこいいそういう人。

ね、もう意外といないんですよね。

でしょー。

輪を乱す人ならいそうだけど。

じゃあ、ここはピンカロで頼むよ。 ピンカロ?

分かってるよ。

ズームドルやれよ。

じゃあ、よろしくお願いします。

うん。

失礼します。

なに?

あ、そこのマンションに住んでるんですが、
ベランダにこれが飛んできまして。 おがくず?

あ、どうもすいません。

これから気をつけます。

そうですか。

じゃあ、よろしくお願いします。

はい!

うまくずぐらいで。

ああいうのクレーマーってのか。

さぁ。

うん。 あ。

私はクレーマーですか。

え、いや、あの。

おい、謝れ。

すいませんでした。

聞こえるとは思わなかったんですか?

聞こえなければそれでいいんですか?

いや、そういう意味じゃなくて。

あicidesかも大丈夫です。 おい、
これ ちょっと変なもんだよ。 変。

はい。

変ってなんだよ、 mend作者の紛れて。 変だろ?

ええ?

大体よ。

ピンカ Dann だってメントローだってカンねだろ!

おいおい、またお得意の手抜きか!

手抜き!?

お前ちょっとやめ!

お前、やめなさい、やめなさい、やみなさい!

お 前5回目なんだよ。 や めださい、よい!

あっ、痛ished・・・ あっ、大丈夫です。

血は出てないみたいだから。

よかった、血が出てなくて。

ほんと、怪我でもされたら大問題よ。

俺の頭が全ての方だよ。

また人のせいにして。

改めてお詫びに言ってね。

私たちのお客様はこれからずっとあの家に住むのよ。

ご近所で気まずい状態じゃ困るでしょ。

わかって行くよ。

あの人、おやぎさんって方、お好み焼き屋のチェーンのオーナーさんなんだって。

いつも本店にいらっしゃるそうだから、今夜、貸し折りの一つも持ってお詫びに行ってね。

わかった、行くって言ってんだろ。

じゃあ、電話してアポ取って。

いや、外線押さないと通じないですよ。

ここ。

話し中だ。 つ け たの?

金田って名前と建築家で検索したら出てきた。

昨日、横浜で食べたシューマイです。

どうかな、この人。

あ、うーん、微妙。

いや、やめといた方がいいって。 なんで?

いや、ワークスってとこ見てみな。

いや、工事中ばっかりだろ。

いや、ほんとは何もやってないと思うよ。

工事が長引いてるかもしれないじゃない。

あと、女って話だよ。

見るたんびに違う女連れてるし。

うーん。

金田ってなんだ。 おー、びっくりした。

いや、あの、ミチルさんですよ。

金田のこと聞くからやめとけって言ってるんです。

もしかし。

金田くんはなかなかいい男だぞ。

え?

ちょっと。

金は悪いし、ルックスもいい。

しかも女性に優しい。

フェロはムンムン。

実にいいよ。

うん。 うん。 なんで?

なんか知らないけど、すっごいムカつく。

いや、いいんですか。

俺さ、今日ヨシイテの現場に行って直接帰るから。

お前もさ、適当に帰っていいぞ。

はい。

ああ、ヤギさんにちゃんと謝ってくださいよ。

言われなくても行くよ。 もうそんなに嫌ですか?

ごめんなさいって頭下げりゃ済む話じゃないですか。

人にペコペコ頭下げるの嫌なんだ。

独立つや、そんなこともないと思ったのに。

たまにはしょうがないっすよ。

だから行くって言ってんだろ。

はい、東東森です。

あ、あのー。 あ、ご予約の方ですか?

いや、間違えました。 どうぞ。 どうされましたか?

なんか、胃がキリキリと痛んで。

胃が。

どうしたんでしょうね。

たぶん、ストレスじゃないかと。

クワノさんにもあるんですね、ストレス。

まあ。

ストレスから来る胃の痛み。

こないだの検査では、 特に問題なかったと思うんで、 この場合は一度、
心業内科に行かれたほうがいいですね。

いや、これはすぐに治してほしいんです。

だったら、治療というよりも、ストレスの元を取り除いたほうが早いですよ。

人生には賑わらないストレスもあるでしょう。

私でよければ、話だけでも聞きますよ。

いいです。

パスコーバー。 パ スコーバー。

この店、確かこの近くでしたね。 道頓堀?

近いですよ。

結構おいしいです。 行くんですか?

たまに、オーナーのヤギさんが、
ここに診察に来られたこともあるんで。 指令ですか?

ええ、まあ、何か?

お好み焼きって、結構ヘルシーなんですよね。
知ってますよ。 それが?

とり

あ え

ず!

君 に会いに行くから...

珍しいですね。

桑野さんが食事に誘ってくれるなんて。

え?

誘いました?

まあいいです。

お好み焼きは好きだから、やっぱり自分で焼くのが楽しいんですよね。

お好きなのは関西風、関東風、広島風。 どれですか?

え?

さあ、どれでも。

お待たせいたしました。

ミックスです。 なるほど。

ここは関西風ですね。

はい。

どうぞ、ごゆっくり。

どうも。

鈴木さん、いつもどうもありがとうございます。

どうも、ありがとうございます。

あ、君ちょっと。

あ、はい。

そこのお客さんの技術を差し控えてください。

失礼します。 私が焼きましょうか?

あ、どうぞ。

お聞きしますが、それはどういう趣旨でかき混ぜてますか?

お好み焼きの具をかき混ぜるのは、適度に空気を含ませるのが目的なんです。

それを意識して混ぜてください。

はい。

混ぜすぎると、キャベツから水分が出てしまいますから、その点、
十分注意して。

はい。

はい。 詳しいんですね、お好み焼きのこと。

常識です。

そうですか。

はい、いいでしょう。

はい。

関西風は鉄板の上に厚さ3センチぐらいに伸ばせるのが標準なんです。

まず山下りにして、そこから伸ばしていく方がいいでしょう。

はい。

自信がなくなってきました。 お願いしてもいいですか?

できないなら最初から言ってくださいよ。

すみません。

やっぱりな。

行

き たいなと思ってさ。

何でしょうか。

エイジ君って、あなたの理想の相手なの?

さあ、別に考えたことないですけど。

適当かよ。

エイジ君はどうなのよ。

彼女が理想なわけ。

適当に決まってんじゃん。 うわぁ。

なんか今の、取ってつけたって感じがした。 ええ、そうだったよね。

ええ、そんなことないよ。

じゃあ、さおりちゃんのどこが理想なのか言ってごらん。
人のデートに乱入して、波風立ってるようなことすんなって。

え、逃げた。

逃げた、逃げた。 えぇー。 2人仲良かったっけ?

私って、全然モテないってわけでもないから、誰でもいいと思えば相手くらいいると思うの
よ。

でも適当な人と付き合うのもね。

でも、ダメダメな男でも、付き合ってから理想のタイプに教育するって言う手もありますよ。

あ、それあるかも。

でしょ。

よし。

この辺で少し回転させるんです。 どうしてですか?

こうすると、鉄板の温度にムラがあっても安心なんですよ。

へぇー。

そろそろみんな。 あのー、マヨネーズは?

じゃ、どうです。

すいません。

よし、できた。

どうぞ。

いただきます。

ん?

んー、おいしい。

おいしいように作ってるんです。

おー、早坂先生。

こんばんは。

いらっしゃい。

いらっ。

あ、どうも。 お知り合いなんですか?

ええ、まあ。 あのー、お二人は?

あ、えー、この方も私の患者さんです。

うん。

え、まあまあ、そうなりますからね。

そうですか。

なかなかいい先生でしょう。

ええ。

あのー、今日のことなんですけど。 まだ、何か?

ええ、いえ。 何の話ですか?

あ、ちょっとしたトラブルなんですが、大したことじゃないんですよ。

大したことじゃなかったのか。 え、まだことを抗ってたいんですか?

いや、わ、わたしはただ。

まあ、大したことないならいいじゃないですか。

あ、そうですね。

申し訳ありませんでした。

はぁ、もう水に流しましょう。

うん。

それよりおいしいでしょ、うちのお好み焼き。

お好み焼き、毒が深いんですね。

焼き方も難しくて。 いやー、適当でいいんですよ。

要は、みんなでワイワイ楽しく食べればいいんですよ。

細かい作り方なんか気にしてたら、何も楽しくないでしょ、ね。

そうですよね。 じゃあ今日はビールを覆っておきますから。

おひっくりしてください。

すみません。

要するに、一人で謝りに行くのが嫌で、それで、私があの人と知り合いだって知って、
誘ったわけですね。

普通に謝れば許してくれるでしょ、いい人だし。

あの人のこと、随分と高く評価しますね。

仕事がちゃんとできる上に、常識があって、円満な人間関係を築ける人のことは評価するで
しょ、普通。

常識ぐらい僕だって心得てますよ。

お好み焼きの焼き方は、常識っていうよりうんちくでしょ。

むしろうんちくを語りたくても、それを抑えるのが常識じゃないんですか?

常識通りに生きるなんて誰だってできますよ。

たとえ常識から外れても、自分を貫き通すことに価値があると思いますけどね。

どう生きようと自由ですけど、ずっと一人でいいんなら。

常識に従って生きてるのに、一人のままよりはいいと思いますけどね。

もしかして、私のこと言ってます?

今のあなたのリアクションは、心理学で言う東映です。

ちなみにこれは、常識というよりも、うんちくですけどね。

そうですか。

じゃあ、とことん我が道を行ってください。

言われた人もそうしますよ。

帰り、こっちなんで。

そう。

ごちそうさまでした。

お母さんがさ、最近毎日のように家に来るんだよ。

そう。

うん。

同居したいのかな。

確かに一人じゃ寂しいんだろうけど、な、どうしたもんだろう。

俺、俺に聞くな。

お前の母親だろ。

とりあえず今度、お母さんにどうしたいか聞いてみてくれよ。

まあ、俺じゃ聞きにくいから。

いらっしゃいませ。

ああ。

さ っきまでパーティーでさ、疲れたよ。

あっ。

どうも。

この年になるとさ、パーティー行っても、自分が楽しみより、みんなを楽しませるほうにエ
ネルギー使っちゃうんだよね。

大人ですね。

年そうだよ。

いつも。 今の話、頼むな。 何だっけ?

いらっしゃいませ。

いらっしゃいませ。 これ 見る?

えー、つまんなそう。

やっぱり身を暇だし。

うん、そうだね。

いらっしゃいませ。 灰になっても女は女?

灰になっても終わりだろう。

まあ、いって。

スプーンはいりません。 い り ません。 ポイントカードは?

ありません。

はい。

957になります。

1000円からお預かりします。

あ、そうだ。

あの、ゆうべちゃんと謝り言ってくれました?

あ、いって。

えー、マジっすか。

こんにちは。

わー、佐々木さん。

あ、ゆうべクロナさん、
ちゃんと謝り言ってくれたらしいっすよ。 えぇ、そうなの?

そんなに驚くことかよ。

そう。

じゃあ、ご褒美に新しい仕事。

お。

ねえ、ゆうきしろさんって知ってるでしょ?

えぇ、誰?

あの、有名なイラストレーターですね。

そう。

あの人の自宅の新築工事の仕事が来たの。

先方も、ぜひあなたに依頼したいって。

すごいじゃないっすか。

なに?

そんなすごいの?

300坪の土地に、
アトリエも一緒に作ってほしいんだって。 えぇ、300坪!

いや、あの人の家作れば、マスコミにも注目されるし、相当おいしい仕事ですよ。

でね、最終的には、あなたに一度会ってから決めたいってことなの。

今週の日曜、ゆうきさんのマンションでホームパーティーがあるらしいんだけど、
都合ど?

開いてますよね。 パーティー?

気が進まないのはわかるけど、仕事のためなんだから少しは謝功してよ。

へぇ、いや、一食がしつもりでいくか。

気に入らない人がいても、喧嘩なんかしないでよ。

相手かまず映画のうんちくか、旦那もやめてくださいよ。

あのなぁ。

そうそう。

男の人が多いパーティーらしいから、できるだけ女性を連れてきてほしいっておっしゃってた
わ。

じゃあサオリも連れてきますか。

ね、他の誰かいな。 まだ足りないっすか。

足りない。

ありがとうございます。

誘っていただいて。

ううん、こんなに可愛いお隣さんがいたなんてね。

いえ、そんな。

彼女もさ、ここらでいい男が見つかるといいんだけどね。

うまくな。

あんなのが隣に大変でしょ。

困ったことがあったら言ってね。

ありがとうございます。 何だ、食べますか?

え?

なあ。 なに固まってんすか?

ふん。 なんだこれ?

ああ、ユキさんの作品ですよ。 これは?

先生、こちらが桑野さんです。

よくいらっしゃいました。 お会いできて嬉しいです。

のぼ、ゆっくり楽しんでいってください。

ああ、はい。

ああ、先生の作品ですね。

ええ、一番新しい作品です。 いかがですか?

なかなか、 興味深い作品です。

ありがとうございます。

あなたに作っていただく家には、私の作品をたくさん飾りたいと思ってるんです。

あ、え、え、いや。

先生!

おう。 おうち、新築するんですって?

ああ、こちらの桑野さんに設計してもらおうと思ってるんだ。

へえ。 どんな家にするんですか?

まあ、それは建築家の人とのコラボレーションだからね。

ええ、希望をお聞きして形にさせていただきます。
希望としては、とにかく派手なのがいいな。

うちでパーティー開いたときに、来た人がみんなびっくりするみたいな。

生活感は排除。

毎日がお祭り騒ぎ。

まあ、秋が来れば、すぐにリフォームすればいいわけだから。

あっ、向こうにさ、いいワインを飲んだからそう。 本当ですか?

あっ、はい!

いまいちいい男いないな。

どう?

楽しんでる?

どう?

えー、桑野さんの彼女?

いやいや、そんなんじゃないですよ。

まあそう。 じゃあ、今度僕とデートしてね。

え?

ねえ、どう?

あ、ええ。

桑野さんって、寡黙な方ですね。

ああ、なんていうか、口下手。

いや、でも信頼できそうな方だ。

新居の件、桑野さんにお願いしようと思います。

そうですか。

ありがとうございます。

じゃあ、ごゆっくり。

はい。

あとでメルアル教えて。 え?

よーし。

よかったですね。

ありがとう。

ははは、しょうがない。

お母さんに、この間の件、聞いてくれよ。 あ、頼むよ。

ああ。

あ、いらっしゃい。 どうしたの?

こんな時間に。

いや、パーティーやって疲れたね。

疲れたなら、早く自分の家へ帰ればいいじゃないの。 ねえ。

まあ、せっかく来たんだから、ゆっくりしていけよ。

うん。

ん?

なのこれ、見るよな。

ちょうどね、
みんなでこれから見ようとしたとこなのよ。 一緒に見る?

やだよ、こんな子供映画。

どうぞ。

黒沢映画から任用だな。

いいじゃないの、そんなこと。

さっき言ったら、うるさいの。 映画に集中できないじゃない。

小説教えてやってんだろ。

ほら。

この頃の映画さ、指示と実写の区別でははっきりしてない。

ほら?

全然わからないな。

なにって。 あ、あー。 これこれ?

じゃあさ、ここをスプリットさせるか。

わかりました。

はい。

早坂です。 うん、どうしました?

この間は言い過ぎました。

ごめんなさい。

あ、いや。

聞きましたよ。

結城志郎さんのお宅を設計するんですってね。

え?

あなたに常識がないとか言っちゃって、プロとして立派に仕事してる人に失礼だったって反省
しました。

夢人と仕事するからって、そんなに手のひら返したいに言わなくてもいいでしょ。

別にそんなんじゃありません。

素直に喜べばいいじゃないですか。

いい仕事が来たんだから。

あんまり気の進まない相手なんですけどね。

たまには、常識に振る舞ってみようかと思っただけで。

すごいじゃないですか。

あなたも普通の人になれるかもしれませんよ。

そのご期待に添えるとは思いませんけどね。

仕事のストレスに負けそうになったらご連絡ください。

診療ないか紹介しますから。

いらっしゃいませ。

どうも。

はい。

ありがとうございました。 また違うんだくん。 何する?

何しよっかな。

僕のサイトを見てメールをくれる人はたくさんいるけど、返事を出したのは君だけだ。

文章に個性があったからね。

嬉しいかも。

あ、ちょっとトイレのところかな。

好きなの選んで。

俺はいつもの。

はい。

どうも。

会

った の。

今日が初めてなんです。

ミチルには黙っていてください。

な、なんで。

誰とは自由だろ。

抜けがけしてるみたいだし、恨まれるかも。

あ、こんばんは。

あ。

お仕事忙しそうですね。

まあ。

どうかしました。

別に。

いつでもええんか。

また結城さんか。 あいつとメールどもになったの?

断ってるのにしつこくメールしてくるんですよ。

何なんだろう。

そう、ミチルちゃんに。

いかにも女たらしいって感じだったもんな。

やっぱり俺、この仕事でいないわ。

えっ?

ちょっと急に何言ってんすか。 できないってどういうこと?

見やめる。

ミチルちゃんがすごく傷ついてるとかいうこと?

彼女のことは関係ないよ。

第一、そんなことで傷つく年か。

いや、だったらいいじゃないっすか。

そうよ。

あの男の考え方が気に食わないんだ。

イラストも変だし。

とにかく派手な家作れ作れだろ。

家は何だと思って。

だって、もう公務店とか内装業者とか抑えてるし、 みんな大きな仕事が来たって喜んでんの
よ。

あなただけの問題じゃないの。

結城さんとだって契約書交わしたじゃないのよ。

そうですよ。

今更辞めるなんて言って医薬金請求されたらどうするんですか。

そんなもの俺は払ってやるよ。

何?

あ、あの、エイジ君に聞いたんですけど、
私のことで仕事下りたんですって。 君のことじゃない?

私ならいいんですよ。

メールが来たって無視してればいいんですから。

だから関係ないって言ってんだろ。

もともとあいつの家を建てるのは気が済まなかったんだ。

でも、私のことがなければやってたでしょ。

まあ我慢したかもしれないけどな。

じゃあ我慢してやればいいじゃないですか。

そんなことでいちいち切れてたらキリがないですよ。

俺は自分の気持ちに正直でいたいから、断っただけだよ。

変な人。

変で結構です。

せっかく人が。

みんな、おね。

そうなんですか。 み んな、ほんと困ったやつで。

どうぞ。 でも、どうして私にそんな話を?

それが、お恥ずかしい話なんですけど、 あいつもあなたの言うことなら聞くんじゃないか
と思って。

えっ?

だって、あなただけ部屋に入れたんでしょ?

入れたくて入れたわけじゃないと思いますよ。
そうだとしても、一度許した相手にはガードが緩くなるっていうか。

そういう問題でしょうか。

それに、八木さんのことであなたにお世話になったんでしょ?

いや、お世話っていうか。

お願いします。

もう、公務店とか内装業者とか、いろんなとこが関わってきちゃって。

今さら辞めると困る人がたくさんいるんです。

お願いします。 どういうことですか?

えっ?

あの、この間、桑野さんが焼いてくれたお好み焼きがすごくおいしかったんで。

この間、バカにしてませんでした?

そんなことないですよ。

わかりました。

空気を含ませる感じでかき混ぜるんでしたよね。

そうです。

矢が割りにして、3センチぐらいの厚さに伸ばすと。

やっぱりなんか、裏がありそうだな。

えっ?

なんですか?

結城さんって人の仕事の件です。

えっ?

予定通り、やるわけにはいかないんですか?

あなたには関係はないでしょう。

なりませんよ。

でも、あなたがこの仕事を断ると困る人がたくさんいるんでしょ?

ここは、私に免じてっていうか。

意味不明だな。

この間はここで助けてあげたじゃないですか。

さあ。

そうですか。

そういう人ですか。

まあ、確かに。

あなたには借りがあるかもしれません。

でも、それとこでは違う。

これはね、僕の仕事なんです。 どうしてそう固くななんですか?

ポリシーの合わない人の家を作っても、いい仕事ができるとは思えないからですよ。

医者は、相手のポリシーとは関係なく治療しますけど。

仕事の種類は違う。

そうでしょうか。

私はいつも、患者さんと正面から向き合ってます。

あなただってそんなに。 あいにくね。

僕が向き合っているのは家なんです。

僕はね、ただいい家が作りたいんです。

この点だけは、妥協できません。

そうですか。

しょうがないですね。

ほんと。

しょうがない人です。

あなたは。

あっ。 ちょっと、これ。

あれ?

うわ、これ。

これもうだめだ、これ。

まあ、食べられないことないですよね。 いや、だめですよ。

ちょっと、お嬢さん。

ちょっとこれ、捨ててください。

いいじゃないですか、これ。

いや、だめです。 やめなさいって。

おはよう。

おはようございます。

はい。

どうも。

あの、ゆうべクワノさんに会いました。 はい。 どうでした?

それがその...

なあ、俺あの仕事やるから。 え?

あの、実は...

やるって言ってます。 え?

今朝になって急にゆきさんに自分の家作りのポリシーぶつけてみるって言い出しやがって。

ほんと何考えてんだから。

どうやら本気みたいです。

本当にありがとうございました。

はぁ...

借りができちゃいましたね。
あいつをうまく操縦する、何か秘訣でもあるんですか?

そう。

教えてほしい。

なにぶつぶつ言ってんだよ。 うちはしようよ。

はいはい。

それでは俺は改めて、失礼します。

さぁ...

なんで?

どう?

王様と結婚した?

まだです。

なんかすごいことになってます。

他の国の王子にさらわれて、それが元で戦争になっちゃってます。

現実は理想通りにはいかないものよね。

私、自分が男の人に求めるものって、お金とか地位より、
私だけを見てくれるってことなん じゃないかなって気がしてきました。 うーん。

まあ、コロコロ変わるんですけど、私。

私も男性に求めるものがはっきりしたの。 何ですか?

その人が何を考えてるか、ちゃんと理解できること。

いらっしゃいませ。

いらっしゃいませ。

どいて。

いらっしゃいませ。

こちらリメイク版になりますけど、よろしいですか?

え?

リメイク版?

借りないんすか?

待機をしたくないんで。 待 機 を した く ない
んで。 よし、 あ なた は これ らのご本人で、OK。

それでは、次の動画でお会いしましょう。
ご視聴ありがとうございました。