All language subtitles for 2006-熟男不結婚-S1-EP05

ヨシーテンの資料はどこだったの?

あ、多分こんな感じだった。

あ、こういう写真、懐かしいな。 うん、近づくんじゃないの!

あった、分別していてよかった。

熊野さんにお願いして、正解でした。

どう?

熊野さんって独身でいらっしゃるのに、主婦の気持ちがよくお別れなんですね。

まあ。

それがこの人の仕事ですから。

いつも一人で掃除とか洗濯とか苦労してらっしゃるからじゃないですか?

いや、別に。

失礼よ。

やってくださる女性がいらっしゃるのよ。

あはは、そうか。

いや、そんなものはおりませんよ。

家のことは全部一人でやってますが、何の苦労もありません。

はい、ご覧ください。

はい。

家事ってすごい面倒。

何とかならないかな。

何とかって言われても。

仕事してるとさ、洗濯物とかどんどん溜まってくのよね。

見ないふりして何とかやり過ごしてるけど。

問題の解決になってませんよ。

男の人は結婚すればお嫁さんにやってもらえますけどね。

ああ、私も嫁が欲しい。

あ、

どう ぞ。 はい。 どうされました?

ちょっと頭痛がしましたね。

ここんと仕事が立て込んで疲れてるせいか。 お薬は飲まれましたか?

いえ。

この前私した鎮痛剤、まだ残ってますよね。

いつもの軽い頭痛なら、しばらく様子を見るとか、少し休むとかして、
それでも治らない場合に病院に来ていただけません?

あなたみたいな人がいるせいで、医者が忙しすぎるんです。

洗濯物そんなに溜まってるんですか?

そういう話じゃなくて。

家事ができないことを患者のせいにしていいのかな?

少し訂正しますと、できないって言ってるんじゃないんです。

忙しくてつい、おろそかになるって言ってるんです。

僕はね、仕事がどんなに忙しくても、家の中が散らかっていると、
もうどうしても我慢できないたちなんですよ。

決められたものは、決められた場所にあって、清潔かつ機能的、
そういう状態をいつも保つ ようにしています。 さぞかし綺麗なお部屋なんでしょうね。

ねぇ、残念ながらお見せできません。

他人を家に入れない主義なものですから。

みたいなんて誰も言ってません。

まあ、とにかく、家事ができないなんて言ってる人は、結局は嫌いなんですね、
家事が。

そうですよ。

嫌いですよ、家事なんて。

それであなたに迷惑かけましたか?

家事が嫌いか。

結婚する上で判断だろうな。

余計なお世話です。

ああ、なんか頭痛くなってきた。 大丈夫ですか?

疲れた。

大変ですね、毎晩遅くまで。

まあ、自分で選んだ仕事だけどさ、保険の書類とかレセプトのチェックとかもしなきゃいけ
ないし、その上。

桑野さんは来るし。 そんなによく来るんですか?

医者の言うこと聞かないわりに来るのよ。 もうなんとかしてよ。

私にどうしろって。

ごめん、愚痴った。

愚痴なら聞きますから飲みに行きましょう。

そうだ、エイジ君も誘って桑野さんをこきおろすかいしません?

やろっか。

うわ、やりてぇ。

じゃあおいでよ。

ああ、でもダメ。 沙織ちゃんに怒られるから?

今、打ち合わせ中でさ、急に新しい仕事の話が入っちゃって。

そうなんだ。

今度絶対呼んだよ。

こきおろすかい。

こけろとしか。

新宿大変経験じゃん。

ファイター。

少年も悪いぜん。 じゃあまたね。 うん、じゃあまたね。

3階建て完全2世帯同居か。

挑戦しがいはあるな。

でも9月頭に着工となると、時間的には相当厳しいですよ。

逆算すると今週中には設計の大枠を固めなきゃならないってわけか。

でも前田さんがやる予定だったんでしょ。

なんでできなくなっちゃったんすか。

海外でやってた仕事が長引いちゃって、当分日本に帰れなくなったんだって。
おいしい仕事を優先して、余りを俺にまた沿って込んだんか。

全く嫌味な奴だ。

まあ、どっちにしろスケジュール的には難しいですよ。

今やってる仕事もちょうど山場ですし。 無理ならしょうがないわね。
クワノンの手に余るようですってお断りしとくわ。

誰が無理だっつった。

え?

やるよ。 やればいいんだろ?

いや、大丈夫ですから。

あいつにはさ、絶対想像もつかないな。

すごいものを作ってやる。

その結果、売上がアップで、給料アップだぞ。 やりますか?

受けといて、結局間に合わないなんてことになったら、帰って問題よ。

楽勝だね。

すごく生きている人が出てきたか、
彼女、さらに入ってくる。 忠 和さん、

連 絡が入ってこい。 この 階段なんですけど、これは?

これが体感を奮いで、体感を奮いで、体感を奮いでしょ。

じゃあ、体練習もなると。 で、
こう窓つけるとかをもう少し明るくしたいんですね。

疲れたな。

メチ君のお世事だ。

時間もないし、そうめんで済ますか。

あれ?

しょうが...しょうがなしはそういうのが食えんだな。

あれ?

こんな時間あったっけ?

竜川店の図面できましたか?

まだ。

明日の朝までにお願いします。

はい。 入ってなんだよお前。

俺に指示すんなよ。

別に指示したくてしてんじゃないですよ。 いいですか?

明日には桑野さんが立面と断面を仕上げて、 俺が模型作成の作業に入らないと、
3日後の打ち合わせに間に合わないんですよ。

あ、そうか。

楽勝だよとか言ってたけど、ちょっと甘く見てたんじゃないですか?

全然。

明日の朝までやろう。

やるよ。

うちでやろう。

お前も家でやっていいぞ。

俺家に仕事持ち込まない主義なんで、 うちはやっぱり彼女と過ごす場所でしょ。

俺は他人をうちに持ち込まない主義なんでな。

主義はいいけど、
それじゃ結婚どころか恋人もできませんよ。 閉じ丸して帰る?

はい。

いらっしゃいませ。

ちょっと待った。

タウリン3600。

聞くかな。

いらっしゃいませ。

あ、出てる。

そんな時間ないか。

なんだ、桑野さん。 どこ行くんですか?

みちりちゃんとこです。 なんで声かけないんですか?

怖いじゃないですか。

話しかけて。 話 しか けて、話題がなかったら、いやでしょ。

ほら。

呆れて物が言えないだけです。 女同士で食事ですか?

最近仕事が忙しくて、ろくなもの食べてないって言ったら、何かご馳走するって誘ってくれた
んです。

男いないのか、あの子は。

女同士でも楽しいんです。

食後に卒業アルバム、見たりするんですか。

いいでしょ、見たって。

よし、やるか。 さあ、召し上がり!

いただきます!

豚肉とルッコラでリゾット作ってみたんです。 うーん、おいしい!

そうですか?

うーん、結構ちゃんとしたもの作れるんだ。

夏美さんが来ると思って気合い入っちゃうのさ。

いいなぁ。

家に帰ってくると部屋が明るくて、誰かが料理作ってくれてて。

私もズーズーしちゃう。

エプロンつけてお料理してたら、旦那様が仕事から帰ってきて、 お帰り、
お風呂にする、それともご飯なんて。

だめだめ。

また夢欲しいモード入ってきた。

私も想像してる暇があったら男探さないと。

みちるちゃんって、結構いい奥さんになれそう。 でしょ!

私もそう思うんです。

でも、なかなかそれをアピールするチャンスがなくて。

夏美さんは収入あるんだし、専業主婦やってくれる男の人と結婚したっていいんじゃない
ですか?

うーん、そういう選択肢もあったか。

クワノさんって、家事ちゃんとやってそうですよね。

あ、そういえば。

うちの部屋はいつもピカピカだ。

みたいなこと言ってた。

えー、どんな部屋だろう。

他人を部屋に入れない主義みたいよ。

なんかすごい秘密があったりして。

見たくないですか。

私はいい。

はい。 はい。

あー、すいません。

あの、吉井邸の図面が必要なんですけど、メールで送ってもらえませんか?

分かった。

あと、達川邸の平面、明日の朝までに間に合いそうですか?

当然だろ。

すぐ送るよ。

ああ、ちなみにそこ、夜10時過ぎると、霊が出るから、気を付けろ。

ふーん、BGM欲しいな。

違うな。

ショルティより、バレンボイムなんだよな。 はい、何か?

晩御飯食べました?

いえ、それが何か?

ミチルちゃんと食事してたんですけど、
結構余っちゃったんですよね。 よかったら、いりません?

残飯処理ですか?

解釈お任せします。

まあ、

どう してもとおっしゃるなら、もらいに行きます。

一人じゃ持てないんで、私たち持って行きますよ。

いや、こちらから行きます。

どうしてそんなに人を家に入れたくないんですか?

よく聞きましたね。

家の中ぐらい、人間関係から解放されたいからですよ。
そんなに人間関係あるんですか?

人にはね、それぞれ性域というものが必要なんです。

じゃあ、いいですよ。

性域から出て、こっちまで来てください。 思い出した?

そうだ、帰りに寿司買ったんだ。

食べなきゃ。

じゃあ、いいんですね。

私、これからみじるちゃんの卒業アルバム見せてもらって、公園にお泊まりです。

そうですか。

じゃあ、おやすみなさい。

おやすみなさい。

やっぱり見るのか。

そうめん。

えぇー。

この中に好きな人いたの。

当ててください。 え ぇー。 誰だと思う?

あ、凝ってますね、ここ。 ああ、いいね〜!

疲れたな。

お は ようございます。

おう。

貸し入れ。

ありがとうございます。

そう言うな。

これこれ。

おー、すごい。

ちゃんと出来ましたね。

当たり前だ。

仕事にかかれ。

はい。

じゃあ、桑野さんは今日中に立面断面。

よろしくお願いしますね。

次から次へとな。

大変そうね。

おい、ちゃんと片付けろっていつも言ってんだろ。

これで9回目だぞ。

しょうがないじゃないですか。 忙しいんだから。

はい、はい、私がやってあげますよ。

あー、すいません。

よし。

ねえ、松野さんに聞いたんだけど、スケジュール空いてるって。

松野?

何が?

いや、だから、もし今回の仕事が無理そうなら、ピンチヒッター頼めるってこと。

やだよ。

今さらなんだよ。

だって。

やるって言ったらやるんだよ。

よけなことすんなよ。

もう、心配して言ってくれてんじゃないですか。

そんな言い方ないんじゃないですか。

あ、いいの。

やるって言うんだから、任せるしかないわよね。

じゃあ、頑張ってね。

すいません。

あ、そうだ。

後ろ銀行行ってさ、家中振り込んできてくれないか。

いや、できるわけないじゃないですか、そんなの。 え、なんで?

いや、そういう雑用は今までボランティアでやってあげてたんすよ。

俺だって模型作って確認申請もやらなきゃいけないし、忙しいんですよ。

あ、そう。

じゃあ、後ろ自分で行こう。

当然です。

おい、金田更新してんぞ。

あ、そうですか。

ほら、やっぱりこいつ、全然仕事しないや。

親の金食い潰して遊んでるだけな。

そんなのよりさ、こうやって忙しく仕事してるほうがいいだろ。

そりゃあまあ。 銀行行ってくれ。

いやです。 桑野さん、大丈夫ですか!

?

ちょっと、ちょっと。

銀行、銀行行からね。

いや、銀行ぐらい行ってあげますから!

ちょっと、ちょっと!

桑野さん!

大丈夫ですか!?

桑野さん!

桑野さん!

そんなに何日も徹夜してたんですか?

ええ、ここんとこずっとみたいです。

最近うちに来ないと思ったら、そういうことだったのか。

しょうがないな、まったく。

しょうがないなあ。

意地張って。 ええ、結局人に迷惑かけて。

昔からそうなのよ、この人は。

勝手なことばっか言えない。

ああ、仕事しないといけない。

こらこらこらこらこらこら。

なんだよ。

えぇ、早坂先生の診断によると、過労による一過性の不正脈だ。

血圧もやや高めだし、2、3日を安静するようにって。

もう十分寝たし、仕事再開しないといけない。 何?

もういいんですよ。 えぇ、何が?

佐々木さんと話して、今回の仕事、松野さんにピンチヒッターをお願いしました。

おい、お前ら何やってんだ勝手に!

しょうがないでしょ、この状態じゃ。 楽したことだけだろ!

そんな言い方ないだろ。

熊野さん、いつもそうですよ。

人の気持ちなんか考えないで、自分の都合ばっかり!

そんなの俺は気に食わないんだったんだ。

いることないだろ。

出てけ。

分かりましたよ。 出てきますよ。 ちょ、いいの?

あれ、今のってクビってことじゃないよな。

こんなことよりクビにするか。 ねぇ、大丈夫?

彼、クビにされたと思ってない?

えっ?

行ってこようか、誤解しないようにって。

もういいや、ほっとけ。

あれ?

今のってクビってこと?

いいや、もう知るか。

面会社術だ。

それは医者が決めることです。 徹夜続きだったんですって?

食事もろくにしてなかったんでしょ?

私が行って、料理とか掃除とかしてあげようか。

結構だ。

妹さんくらいいじゃないですか、部屋に入れたって。

余計やですね。

あいつはね、昔から人の部屋を勝手にいじる習性があるんで。

でもこういう時は、さすがのお兄ちゃんも、やっぱり結婚したいと思うじゃないの?

まったく。

家事とか料理してくれる人がいれば、仕事に集中できていいじゃないですか。

家事をさせるなら、家政婦を雇えば済む話だ。

結婚と家政婦雇うのは違うでしょ?

生活を保障して家事をやらせる点で同じです。

愛があるかどうか、この違いは大きいわよ。
愛情でごまかしてるうちやな。

ほんとややこしい奴だな、このしんすけ。

それでは、桑野さんをこきおろす会を始めまーす。

どうぞ。 あの男はだいたい自分勝手なんだよ。

だからなんでも自分の都合が通ると思っててさ。

それに、人を自分より下に見るだろ。

だから夜の中みんなバカばっかりだと思ってんだよ。

あと、言うべきこと全然言わないくせに、なんか余計なことばっかやるんだよないぞ。

あっ、この人おかわり。 はい。

そのくせえ仕事だけはちゃんとしてんだよ。

作る家がどこに出しても恥ずかしくないし、お客さんに喜ばれてるし、
たまーには思いやりあったりもするし、時々かわいかったりするんだよな。

褒めてるよ。

え?

ちゃんと仲直りしたよ。

シェア。

どうぞ。

いらっしゃいませ。

あー、金田。

いつもの。 はい。 今日はお一人ですか?

うん。

たまにはね。

いや、あいつはダメ。 やめといたほうがいいよ。

金持ちそうじゃない。

時計、カルティエだよ。

いや、どうせ親の金だよ。 全然仕事してないし。
親の金だっていいじゃん。 えぇ?

うらやましいよな。

美女2人と酒は飲めるなんて。

いや。

ほら、出るぞ。

こんな時間に何やってるんですか?

眠れなくて。

だからって、うろうろしないでください。 娯楽室とかないの?

旅館じゃないんですから。

やった。

病院ってところは。

まだ怒ってんだ。

松野さん、ピンチイッターOKしてくれた。

今日はね、クライアントの辰川様に、あなたに設計やってもらえなくなったこと、
お詫びに言ってきた。

特に奥様が残念がってくださってね。

これまで、家事を楽しいと思ってやったことないんだって。

だから、あなたの作るキッチン、楽しみにしてくださってたのよ。

キッチンにそこまで期待されてもな。

私もそう思った。

でも、ありがたい話じゃない。

まあ、次の仕事頑張ることね。

私、そろそろ行かないと。

それじゃ、静かに寝てんのよ。 どういうこと?

何が?

何がじゃないわよ。 たった今、松野さんから電話があったの。

まあ、ピンチシッターは結構でした。

電話したんだ。 あなた、まさかやるつもりなの?

入院して遅れが出てるし、体調だって良くないんでしょ?

俺はな、そうめん茹で始めてからしょうががないことに気づいたら、
どうしても買いに行かなきゃいけない、どうしてもないたちなんだ。

しかも、チューブ入りのしょうがじゃダメなんだ。 何の話?

まあ、そういうことだ。

クライアントには俺がやるって言っといてくれ。

じゃあ。

本当に縛られるのがダメなんですよ、あいつは。

これまで何とかこういうことがあったんですけど、覚えてないわ。

うちでも前に会ったんです。

そうなんですか。

あの子も結婚すれば、ちょっとはマシになるかとは思っているんですけどね。

でもあの人、時々ちゃんとしたことも言いますよ。

昨日も、奥さんに家事をやってもらうために結婚するなら、家政婦雇うのと同じだって。

偉そうなこと。

まあ、自分が結婚できないもんだから。

まあ、悔しい紛れにそう言ってるだけでしょ。

まあ、本当。

どうしようもない息子ですよ。

やるぞ。

あれ?

ない。

ちくしょう。

はい。

もしもし、早坂です。

病院抜け出したのは謝ります。

でも今、あなたと話してる場合じゃないんで。

忘れ物したでしょ、病院に。

え?

さつかわて、設計データって書いてあります。
大切なものじゃないんですか?

これまでのデータが全部入ってるんです。 返してもらえますか?

お返しするには、条件があります。

聞きましょう。

これから伺いますから、診察させてください。

あ?

もう一度、心臓の調子と血圧を測らせてください。

OKでしたら、仕事することを認めます。
認めるって、何様のつもりだ?

お医者様です。 家に入るつもりですか?

病院まで来ていただいてもいいんですよ、時間があれば。

ありません。

仕事があるんで。

じゃあ、私が行くしかないでしょ。

はぁ。

だったら、さっさと来てもらえますか?

そのメモリーがあって仕事ができないんです。

今、下にいます。 えっ?

どうも。 大丈夫ですか?

大丈夫です。 いい加減観念したらどうですか?

メモリー持ってきてもらえたでしょうね。

持ってますよ。

あ!

あ!

あ!

あー、ムカつく。

とんでもない人ですね。

このままで吸わせるもんですか。 はい。 うん、どうしたの?

桑野さんが病院抜け出して仕事してるって、佐々木さんから聞いて、
手伝おうと思って、前まで来たんだけど。

ふーん。

桑野さんにどう言えばいいかな。

えっ、私に聞かれても。

まあ、とりあえず家来る。

夏美さんもいるし。

うーん、出ないなぁ。

エイジ君が来れば、さすがにドアを開けるでしょ。

その隙を突いて、こ、こじ開けて。

そんなカッカしてる夏美さん、初めて見ました。

当然でしょ。

なに今の音。

ダメです。

完全無視。

まあ、これ飲んで落ち着いてください。

ははは。

determine

...

ま さか、倒れてるんじゃ... え?

昨日も倒れたんですよね?

前に私が倒れた時、桑野さん、この外側を越えてきたみたいですよ。

え?

マジ?

うーわ、無理無理無理!

え、どうします?

割と簡単に侵入できるんだな。 どうぞ。 problemさん!

桑野さん!

桑野さん!

マンガ!

あっ!

あっ!

ちょっと!

ああ、壊して。

さあ、診察させてください。

しつこい人ですね。

仕事ですから。

こっちもね、仕事中なんですよ。

あっ!

けんちゃん!

おっ!

ほい!

おい!

何してんだ。

人の気に勝て飲んで。

おい!

ちょっ!

ちょ!

ちょっ!

ちょっ!

ちょっ!

ちょっ!

帰れ!

俺、仕事手伝います。

今夜は良い。

明日事務所でパース起こしてくれ。

はい。

ちゃんと片付けて帰れよ。

ユダムスキもあったもんじゃねえな。

えぇ!?

診察します。

おい!

あなたがプロの建築家なら、私はプロの医者です。

仕事させてください。

胸を出してください。

えぇ?

何か。 別に。 で、どうですか?

少し血圧が高いようですね。

本当は安静にしてもらいたいんですけど。

まあ、出したお薬をちゃんと飲むという条件で、オッケーしましょう。

もう40なんですから、昔みたいにはいかないんですよ。

それじゃあ。

隣で料理作って、後で運ぶんで、食べてください。

どうも。

それじゃあ。

うまいね。

うまいね。

なんですけど、人参って感じに向いてると、手は痒くなってくるもんですか?

これ。

それ初日に。

たまには。

こういう感じで見てればいいんですかね。

自然と家族のみんなが集まるキッチンというコンセプトで、桑名が設計いたしました。

娘さんと並んで料理ができるように、横幅をかなり広めにとっております。

ありがとうございます。 熊野さんは?

今日は、あいにく久しぶりにお休みをいただいています。

よろしくお伝えしてくださいとのことです。

ありがとうございました。

ありがとうございました。

ただいま戻りました。

おぉ、おかえり。

はい、これお土産です。

ありがとう。

サンキュー。

浮気しなかったでしょうね。

あのさぁ。

浮気する暇、なかったと思うよ。

どうだか。

ほんとだって。

お前、俺がどんだけ過酷な日々を過ごしていたか聞く?

桑名さん、大丈夫ですかね?

ちゃんと安静にしてればいいけど。

大丈夫でしょ。

きちんと薬飲んで、睡眠もとるように言っといたから。

それに今頃、ちゃんと栄養もとってるだろうし。

仕事が終わったら食べてください。

きんぴらはみちるちゃんが、ロールキャベツは私が作りました。

なに自己主張してんだ。

塩味がきつすぎるな。

しかも、煮込みすぎだろ。

これじゃあの女、結婚できないな。 え?

え?

え?

ご視聴ありがとうございました。