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僕 には 変 わ った 趣 味 が ある。

それは 女 装 だ。

男 の 子 と して 主 に SN S で 活 動 して いる。

日 に 日 に 増 える フ ォ ロ ワ ー 数 と、 か わ いい ね という
褒 め 言 葉 が 活 動 の モ チ ベ ー ショ ン ア ップ に つ

な が って いる。

と に か く 毎 日 が 充 実 して いる。 これ も 時 代 の お か
げ かな。

暇 を 持 て 余 して た 18 歳 の 専 門 学 生 が、 見 事 その
恩 恵 に 預 か る こと が でき た わ け だ。

た ま に 野 外 活 動 と 称 し、 助 走 した ま ま 散 歩 に 出
か ける。 ネ ット で の 評 価 では なく、

直接 この 目 で その 評 価 を 確 か め る ため に。

僕 を いや ら しい 目 で 見 る 男 た ち、 女 性 から して み れ
ば ただ ただ 不 快 に 思 う だけ だ ろう。

でも 僕 に と って それは 快 感、 つ まり 高 評 価 ということ にな
る。

SN S では 決 して 味 わ え ない この 感 覚 が 何 と も 言 え
ない んだ よね。

その 弊 害 も ある。

ナ ンパ だ。

これは ちょっと う ざ い か も。 そ も そ も ナ ンパ って、 手 っ
取 り 早 く 相 手 と や る っていう の が

目 的 で しょ。

少 なく と も 僕 は そう 思 って いる。

もし 僕 が 何 も 打 ち 明 け ず、 相 手 の 男 に つ いて い
った ら、 その 先 どう なる の

か。 興 味 が ない と い えば 嘘 にな る。

妙 な 好 奇 心 が 外 の 世界 では 芽 生 える んだ

思

い 切 って 自 分 から 誘 って み る のは どう だ ろう 直 球 じゃ
なく それ っぽ く 匂 わ せ る 感じ で

で 結果 的 に 相 手 から 誘 って きた ら その 時 は つ いて 行
って み よう かな

それ なら 騙 した こと には なら ない し い ざ という と き 言 い
訳 も でき る し ね

あの 人 なんか どう かな チャ ラ チャ ラ して ない し

まあ まあ イ ケ メ ン じゃ ん

誘 ってる 感じ を 匂 わ せ る って 言 って も、 そう い った ス
キ ル が ない こと を 完全 に 忘 れて いた。

や ばい、 どう し よう。

すご く 単 純 だ けど、 パ ンチ ラ 作 戦 で この 人 の 理 性 に
直接 訴 え か けて み よう

か。

なん なんだ よ この 人 全 然 興 味 な しか よ ちょっと く らい 反
応 し ろ よ な

どう する 何 か 他 に 方 法 は

こう な った ら もう 直 球 勝 負 で 行 く しか

あー 暇 だ な

今 って、 暇 ですか?

もし よ かった ら、 静 か で 落 ち 着 けて、 3 時間 く らい 休
憩 でき る ところ に

行 き ません か?

や、 や べ え、 直 球 す ぎ る だ ろ。 何 言 って んだ 僕 は。

や っぱ ダ メ です よね 自 分 から 誘 っちゃ う よう な 軽 い 女
なんか

や ばい、 どう す よ。 や っぱ や め と いた 方 が いい かな。

そ、 そんな わ け ない じゃない ですか。

と び れ ちゃ った こと が あ って シ ャ ワ ー まで 浴 び と
いて 今 から って 感じ なんです が

実 は 私 男 なんです

男 の 子 って や つ です

ご

怒 ら ない んです か

ありがとうございます

そう い った 反 応 が 直接 も ら える なん て すご く 嬉 しい
です

ああ

でも ニ ュ ーハ ーフ 予 備 軍 も 結 構 います よ

そ も そ も 心 が 女 性 寄 り とか 女 性 へ の 憧 れ で 女 装
始 め る 子 多 い ので

女 性 と して 扱 わ れる 喜 び には ま っちゃ う よう な 子 は
ほ ぼ ア ウ ト です よ

あ、 いや 僕 は パ フ ォ ー マ ン ス なん で

SN S で 活 動 して る だけ です から あ はは

渡 る です 男 の 子 の 時 は

好 奇 です。

え、 あ、 いや、 今日は なんか 勢 い で つ い 誘 っちゃ って、 何
も

考 えて ません でした。

あ、 あ、 はい、 そうですね。

僕 が 一 体 何 に 期 待 する んで しょう か?

せ、 責 任?

え、 なん で 立 ってる んです か?

男 に 興 味 ある 人 なん ですか?

お ち ん ち ん が つ いた 女?

い、 いや、 ちょ、 ちょっと 待って ください。

え?

そ、 それ じゃあ、 責 任 取 ります。

自 分 以 外 の お ち ん ち ん 触 る なん て 初 めて です

あ、 でも 一 度 く らい はい い かな ー って あ

く ま でも その 程 度 です から

来 ちゃ いました。

… とか。

あ った と して も、 内 緒 です。

ない と

と エ ッ チ する よ り こ っち の 方 が 好 き か も

これ 私 の お 尻

こんな 感じ なんだ ろう

誰 に ですか?

なん て 聞 く んです か?

という か、 いつ も ニ ュ ーハ ーフ の 人 と ヘ ッ チ して る
んです か?

それ じゃあ 代 わ り に 私 が 相 手 を

そう、

どう でしょう も っと した い