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♪~
(五月(さつき)弥生(やよい)) ねえ 早く
(大楽(たいらく)有彦(ありひこ)) ぐずぐず 煮えきらない
曖昧(あいまい) 迷い
決められない お人よし
僕は 優柔不断な男だろうか
それすらも決められない
早く
早く
やって
やって
(弘人(ひろと)) やれるもんなら やってみやがれ~!
(西田(にしだ)) おい! 上等だ!
この野郎!
(黒須(くろす))やっ やり過ぎだって! (高田(たかだ))おっ 大久保(おおくぼ)君!
(大久保)おらっ!
マジ やっ やめてくれ
早く!
(西田)後 頼むぞ! (高田)えっ?
逃げた?
(大久保) おい
(高田) あっ 痛い 痛い!
(大久保)おら! (高田)ああっ!
(大久保) おらっ!
(黒須)こっち来い 早く! (高田)うわっ! うわ~!
(縄皮(なわかわ)) おら おらぁ! これが 大久保さんだ!
大久保さんより 強(つえ)えやつは いねえのか!
乙女(おとめ)高校の 羽生(はぶ)善治(よしはる)こと 大久保さん!
乙女高校の 羽生善治こと 大久保さんだ!
縄皮よ
ういっす なんでしょう 大久保さん
なんで 俺のこと 将棋の 羽生善治に例えんだよ
えっ? だって 大久保さん 強えし
羽生も強えじゃねえっすか
いや 羽生は 強えかもしんねえけどさ―
強さのジャンル 全然 違(ちげ)えからさ
ぴんとこねえっつうかな
じゃあ 羽生(はにゅう)結弦(ゆづる)君にしますか? 世界一だし
いや それも ジャンルがな…
大久保さん
なんだよ
“はぶ”と“はにゅう”って 同じ漢字 書くんすよ
だから なんだよ
いや… 意味は ちょっと ないっす
痛(いて)っ!
大久保さん… 痛っ! ひどいっすよ
同じ漢字の二人が強いって 奇跡じゃないっすか
同じ漢字の二人が強いって 奇跡じゃないっすか
同じ漢字の二人が強いって 奇跡じゃないっすか
ずるむけ三人組 道 空けろ
おい 爆乳売り族
お前 どっかで レズっとけよ この野郎
口 くっさ!
へこき虫でも食ってんのか お前
(縄皮) 大久保さん どうぞ
うりゃっ! ほら わしづかむぞ~
てめえ!
うわっ 痛ててて…
(サキ) この野郎! もう してんじゃねえか!
うっ…
身長 7ミリ縮んだ… しかも 頭痛が痛い…
次は 俺を縛れ!
んだと てめえ! ちょっと お前(めえ) 黙ってろ おら!
(縄皮)いってえ… (大久保)おい サキ
やめねえと 顔面に ザーメンかけんぞ
(サキ)んだと! (大楽)ちょっと まっ…
痛(いた)っ!
あ~…
(大久保) ヤベッ
(縄皮) ヤッベ…
大久保さん ヤバいっす! 先公は まずいっす!
大楽先生
(五月)大丈夫ですか? (大楽)アハハハ
(五月)目 見えますか? (大楽)大丈夫です…
ヘヘッ 見え…
はっ!
(大楽) あっ!
五月先生のパンツが かめのぞき色…
あっ…
かめのぞき色とは―
かめにたまった水に 映り込んだ―
美しい青空と 同じ色をしていたことから―
この名が付いた
国語教師ならではの知識になります
見えます
はっきりと!
えっ?
あっ いえ… アハハッ
でも 一応 保健室 行きましょう
(大楽)あ~ アハハッ (五月)ねっ
(大楽) すみません
(五月)立てますか? (大楽)はい
あっ…
あっ… ハハッ
あっ…
(サキ)お前… (女子生徒)はい
(サキ) 石原(いしはら)さとみに似てんな
おい 一発やらせろ
あいっ…
(五月)大丈夫ですか? (大楽)大丈夫です
(五月) さっきより おっきくなっちゃいましたね
えっ!
あざが
ああ… ハハッ
(大楽) こんな人が―
僕の奥さんに…
ただいま~
おかえりなさい
今日は 宮城県南部の郷土料理―
すっぽこ汁よ
すっぽこ?
うん
(大楽) スッスッポッポ
スッスッポッポ スッスッポッポ スッスッポッポ スッスッポッポ…
スッポポー!
やだ
その気になっちゃう?
すっぽこ~
ん~!
(五月) 大楽先生
大楽先生!
あっ… はい!
(大楽)アハハ… (五月)無理は だめですよ
ああ…
ケンカを止めるのは 教師の役目ですから
ヘヘッ
本当に立派ですよね
えっ… えっ?
あっ いや…
ほっ ほかの人のは あの…
お風呂でしか 見たことがないので その…
(五月)お風呂? (大楽)戦闘態…
(五月)お風呂? (大楽)戦闘態…
(井上(いのうえ)) あら? いい雰囲気ね まぐわい中かしら?
(大楽) あっ いえいえいえ! 違います!
(井上) でも フル勃起ですよ
あっ… あっ いや これは…
井上先生 おはようございます
おはようございます
大楽先生 校長先生がお呼びですよ
(大楽) えっ?
(井上)早く行く! (大楽)あっ はい!
ヘヘッ
五月弥生さん
はい
いい夫婦というのはね―
ゾッキ編みよ
お黙り!
まだ なにも言ってません
(井上) さあ
触ってごらんなさい
自分の目で確かめるのよ
一見 華やかな交編に 目を奪われてしまいがちだけど―
隠れた所で お互いの糸が支え合っているの
あなたたちも ゾッキ編みのように必要とされ―
末永く愛される夫婦になるのよ
ゾッキ編み…
参考にします
ありがとうございます
それは―
プレゼントよ
えっ?
あっ!
いつの間に?
さあ
思い知るがいいわ
パンストパワーを
あさましき人間どもよ~!
(笑い声)
(大楽) なんの用だろう
あっ!
昨日の…
迷ったあげく 風呂なし 家賃3万でして
ああ…
これから 銭湯 行かなきゃいけないので―
そろそろ
大楽先生
はい
よかったら うちのシャワー 使っていかれません?
えっ?
いいんですか?
あっ いやいや… 悪いですよ…
♪~
~♪
(大楽)あっ… (五月)先生? 先生?
あっ いや あの… あの これは…
あの子 高校生くらいじゃないでしょうか
(大楽) ホントだ
あっ あの 僕 ちょっと 注意してきます
(五月)お願いします (大楽)ヘヘッ
(大楽) 早く 五月先生の家に行きたいなあ
こら だめじゃないか たばこなんか吸っちゃ
(白樺綾(しらかばあや)) 誰よ あんた
僕は 乙女高校で教師をしている 大楽という者(もん)だが
君は まだ 高校生だろ
夜も もう遅くなってくるし―
変な人に声かけられる前に 帰りなさい
いいね?
(大楽) 五月先生が―
“なんなら泊まっていきますか?” な~んつって!
く~! ハッ
聖職者である教師として びしっと言ってきましたから
ちょっと! なにすんだよ!
(綾) 送って
(大楽)はっ? (綾)家まで送って
なんで 僕が 君を送んないといけないんだ…
(大楽) ここは 送るべきか?
でも―
五月先生としたい
ちょっとでも したい
(綾) 教師なんでしょ!
はっ?
さっきまで 聖職者面してたくせに
もう いい
このまま 夜の街をさまよって―
どこかの男たちに 集団で犯され―
あしたの朝5時47分には―
私のカワイイ全裸死体が 川に プカプカと
47分って 刻み過ぎだろ!
(綾) そして そのころ 性欲丸出しの あなたは―
そこにいる そこそこ きれいな女性と―
ベッドの中で ざっくり2回戦目をパコパコと
(大楽) パコパコ?
なんだか かわいそうだから 送って差し上げて
ねっ?
(大楽) あ~!
はい…
分かった… 送るよ!
(綾) やった!
じゃあ…
(大楽)また… (五月)はい
(大楽)あした… (五月)はい
(綾) 早く
(大楽の泣き声)
(大楽) 呼び出しって―
胸 もまれたとか―
キスされたとか…
ハァー
あんな おばさんがいいの?
おばさん?
フゥー
16歳の―
か ら だ
うわっ!
バカなまねは よしなさい!
うわ~ 超我慢してる! 教師ってな感じで
うるさいな
僕にはね 結婚したい女性がいるんです!
ふ~ん
あっ ここで止めてください
(大楽) なんだよ…
なに?
ちょっ… なにすんだよ!
綾のファーストキス
はっ?
ハハハ…
フゥ…
失礼します
この先生が 無理やり―
昨日の夜に 私のことを 連れ去ろうとしたときの…
あ~!
はめられた~!
あ~! なんで? なんで?
くそ~!
あ~!
あっ…
(大楽)校長… (校長)なにをやってるんですか?
あっ いや…
校長 違うんです
(校長)早く 中 入りなさい (大楽)いやいや…
(荒い息)
話 聞いてください!
あの… 校長! 僕は なにもしてません!
僕は 教師として 正しいことをしたまでであって…
(校長) 君は ちょっと めんどくさいなあ
えっ!
ちょっと ちょっと… あっ! 校長! 校長! 校長!
あっ!
(校長) えらいことしてくれたねえ
えっ?
男たちに 連れ去られそうに なったところを―
救ったらしいじゃないか
んっ?
(綾) 初対面の私を守る決断力
勇敢な お姿
先生こそ 真の聖職者であることを 確信したのです
これも 私の指導の―
成果の 努力の…
(綾の父) 娘を よろしくお願いします
父親です
(大楽) あっ…
はあ…
(校長) ということで―
大楽君を慕って この白樺綾さんが―
わが伝統―
そして 規律―
そして まさかの…
(綾の父) 綾は―
名門女子校育ちで 世間知らずです
先生と生徒といえば 親子も同然
綾が 世間に汚されないように―
しっかりと―
いつも見守ってください
はい…
(大楽) みんな信じちゃってるじゃないか!
いいじゃん 先生の評価も上がったんだし
帰って 一人で したんでしょ?
まあな
安野(あんの)由美(ゆみ)の「人妻調教日記(ひとづまちょうきょうにっき)」
するわけないだろ!
(女子生徒)オーガズン? (五月)あっ 違うな…
(五月)オーガズム (女子生徒)オーガズン?
ノー ノー
オーガズンム
オーガズン
あれ? この子 昨日の?
ああ… なんか あの… 転校生みたいで 授業は来週から
えっ? ユーアー キディング ミー
偶然
では 来週から よろしくね
(女子生徒)バイブレイター? (五月)ヴァイブレーター
(五月)ヴァイブレーター (女子生徒)バイブレイター?
ノー ノー
ヴァイブ レーター
先生 結婚したい人って あの人でしょ
(五月)レーター (女子生徒)レーター
(五月) ヴァイブレーター
関係ないだろ!
(五月) ヴァイブレーター
(女子生徒) ヴァイブレーター
ヴー… ヴァイブレーター
(縄皮) おっ カワイイ!
(弘人) よう 姉ちゃん 処女か?
(綾)キャッ! (大久保)やらせろ
軽くきつめに ギューッと縛ってくんねえか?
(綾) キャッ!
あっ また あいつら!
こら こら こら こら! お前たち こら!
教室に戻りなさい!
お前には 関係ないだろうが
(大久保・縄皮) あ~ん?
(大楽) なんで こんなやつらしか いねえんだよ…
(大久保) んじゃあよ
この子が誰か教えてくれたら 行ってやるよ
痛ててて…
白樺綾!
好きな食べ物は カニ 嫌いなことは 嘘(うそ)をつく人
転校生です
楽しくなりそうだ
よろしくな 綾
よろしく~
近い 近い 近い 近い 近い!
です…
行くぞ
(縄皮)ういっす (弘人)ういっす
(縄皮) カニ好きってことは 縛りも好きだな
(大久保) んなことねえだろ
(縄皮) いや 毛ガニ 縛られてるじゃないですか
(日下部(くさかべ)雄一(ゆういち)の荒い息)
(日下部) ああ…
マ… マコちゃん…
(五月) 彼女には 大楽先生しか 頼る人がいないんですよ
頑張ってください!
そうですよね…
よし 頑張ろう!
(物が落ちる音)
あ~ すみません!
(五月) よいしょ
(大楽) かめのぞき色!
ああ…
これは もう いっか さっき やったし
あ~あ…
この前 やりたかったなあ
あっ
あの…
はい
あした… あの…
日曜日っぽいんで…
あの よかったら…
一緒に…
映画でも…
行っちゃったり… しちゃいませんか?
はい!
えっ!
(大楽) よっしゃ~!
あっ…
“はい”?
はい
(大楽) あっ…
じゃっ じゃあ あの…
詳しいことは―
また 後で
(五月) はい
楽しみにしてます
ハハハ…
はい
ハハハ…
すみません…
フフッ
じゃあ… 行ってきます
(五月) 行ってらっしゃい
はい
フフッ
♪日曜日に映画に行って
♪日曜日に映画に行くよ
♪日曜日に映画を見たら
♪日曜日に映画に行きま~す!
(戸川(とがわ)) 大楽先生 元気ですね
(大楽)戸川先生… (戸川)なんかあったんすか?
あっ いやいやいや… 別に なにも
そうですか?
私は てっきり―
お気に入りのピンサロ嬢と 映画にでも行くのかと思いましたよ
あ~ いえいえ 違います
お気に入りのピンサロ嬢なんて いませんから
あっ ヘルス派でしたね
ヘルス嬢っすか?
いやいや ヘルスも行きませんから!
嘘だ…
えっ…
なにを そんなに 驚いてるんですか?
女生徒の胸元
胸の頂
太もも 股間を見て―
ムラムラ こないんすか!
いや 倫理の先生が 言うせりふじゃないですよ!
現代国語の教師は 強がっちゃいけない
強がるな!
それ 教科 関係ありますか?
自分のリビドーには 素直になりましょう 大楽先生
リビドー?
われわれ教師は 皆 変態です
フフフ
よっしゃあ!
あしたは デートだ
絶対に決めるぞ!
よかったら―
うちで ごはん…
(五月) お待たせ
どう?
おいしそうでしょ?
あ り ひ こ
食べさせてあげよっか
あ~ん
なんつって!
く~!
(大楽) 五月先生 エプロン姿 似合うんだろうなあ
(綾) おかえりなさ~い!
ただいま…
って なんで君がいんの? えっ? なんで?
どうして?
あら 大喜びね 早く 手 洗いなさい
(大楽) 喜んでねえし!
っていうか どっ どうやって入った!
約束したでしょ? お父様と “いつも しっかりと見守る”って
あ~ そっか!
それじゃ 僕らは 同棲(どうせい)みたいなもんか
ほぼ 結婚と一緒!
(大楽・綾) ハハハ…
いいから 今すぐ帰れ!
生徒と教師が同棲なんて 100パーねえし!
ベーだ!
帰せるものなら 帰してみなさい
なにやってんの?
ちょっと
(大楽)ちょちょちょっ… (綾)おりゃ!
(大楽) 危ない 危ないよ!
鬼は外~!
ちょっと なにしてんの 白樺君!
(大楽)ちょっと! (綾)おりゃ~!
(大楽) なに 脱いでんの!
(綾) フッ
(綾)ブラジャー! (大楽)えっ?
(綾)トゥルルーン! (大楽)ちょっと!
(大楽)はっ? (綾)トゥルルン トゥルルーン!
(綾)フー! フー! (大楽)ちょっと待て!
勝手なことばかりするな!
教師の立場を考えろ!
立場か…
(大楽) はあ?
なんか言ったか?
先生のそばに いたいんだもん
えっ…
先生の困った顔 好き
ん~! いいから帰れ!
はっ!
エッチ
(大楽) あ~ ごめんなさい!
って ふざけんなよ… あっ
ああ…
鼻血…
♪~
ぐずぐずしないで早くして
とぅるとぅる~
あ~!
(綾) ん~ おはよう
裸?
先生 立ってるよ
はっ!
(大楽) んで?
昨日は なに作ろうとしてたの?
カップ焼きそば
えっ おたま 持って?
ハァ…
まあ いいや
それ食べたら 家に電話すんだよ?
え~ なんで?
“なんで”って 無断外泊の説明でしょ!
お父様公認なんだから 遠慮すんなよ~
(大楽) してないわ!
ハァ… こりゃ だめだ
君じゃ らち明かない
(鼻歌)
今日は なに着てこっかなあ
(鼻歌)
(大楽) うっ… ちょっと…
うわっ!
たっ… ぐあっ!
(綾の父) それで―
私に用というのは?
(大楽) あっ…
えっと…
あっ…
あの… あのですね…
(綾の父) 綾
席を外しておくれ
はい お父様
えっ… ちょっ ちょっ!
はっ!
(雷鳴)
(からすの鳴き声)
(荒い息)
あの…
あっ… むっ むっ 娘さんと…
僕を…
同居させるなんて あの…
どういう お考えで…
昨日 頭を下げて お願いしましたよ?
えっ…
“綾を いつも見守ってください”と
あなたは 了承したじゃないですか
あなたは 了承したじゃないですか
あなたは 了承したじゃないですか
あっ あの…
こっ ことし 一年間なんて―
あっ あっ ありえないというか…
(鬼頭(きとう))あっ? (大楽)あっ!
(鬼頭) なんだ おらぁ!
(大楽) あっ! すいません すいません!
(組員)こら! (大楽)あ~ すいません!
約束と自衛隊は 守るためにあんだ!
(綾の父) 鬼頭君!
下がりなさい
はい!
行くぞ
へい!
(綾の父) 辛抱と希望はセットです
えっ?
さっき 一年間と おっしゃいましたね
違いますよ
卒業するまでです
えっ!
校長先生の了承も得ています
(大楽) はっ?
娘は あなたを慕って 転校しました
娘に傷つけず 卒業させてください
ハッ…
そんな むちゃな
えっ じゃあ…
なんで 不良ばかりの 悪名高い うちの高校に―
転校なんて…
とっ とにかく―
私生活まで 責任 持てないし―
責任 持ちたくありません
失礼します…
(綾の父) 1億円
(大楽) えっ?
卒業まで 無事 守れたら―
成功報酬は 1億円 差し上げます
(大楽) 1億円?
1億円 1億円 1億円 1億円 1億円 1億円 1億円 1億円…
うっ… くっ!
(荒い息)
おっ…
お金の問題じゃありません…
とにかく―
失礼します
(綾の父) 残念ですね
鬼頭!
あ~!
(荒い息)
やります…
やっ やらせてください…
やりたかったんです!
それで 守ってください
(鬼頭) これも 守るためにある
あ~あ…
元気 出せよ~
元気 出せよ~
(カップルの笑い声)
(カップルの笑い声)
(カップルの笑い声)
(女性) 今日の映画デート すっごい楽しかったね!
ウフフッ! あっ 鼻 鳴っちゃった
あっ 忘れてた!
(綾) ねえ 先生!
スカートの長さ こっちと こっち どっちがいい?
どうせ ついでだ 上も短くしちゃえ!
(大楽) ん~!
元気 出せよ~
(チャイム)
(戸川) おや?
大楽先生 落ち込んでますね
ヘルス 行きましょ!
ここなんすけどね
あれ?
五月先生は?
(戸川) 9が 6個あるから シックスナインって読むんすよ
ホホホ…
ホホホ…
(ドアが開く音)
(井上) 風邪よ
(大楽) 風邪?
高熱で つらそうだったから―
一発で治る緊縛(きんばく)療法を 動画付きで教えたの
それが―
これよ
(戸川) お~ これは…
学校で 亀甲 これ 結構でございますわ こりゃ
これは 日本(にほん)メディケーション医学(いがく)協会でも 公式認定され―
ストックホルムの 国立総合医療(こくりつそうごういりょう)研究所で―
縄の強度と 体の圧迫比例が最適なものを―
私が選別したものなの
(男子生徒1) お~ お~ お~ お~ めっちゃカワイイ!
(大楽)はいはいはいはい (男子生徒2)でっけえ おっぱい
(男子生徒3) たまんねえ パンツ 脱いじゃおっかな~
こ~ら! 早く 教室へ戻りなさい!
(大楽) ハァ…
こんな子のために…
あっ
(大楽) どうして 僕の人生や命が…
(校長) お互いに―
長生きしたいね
(大楽) えっ…
(草屋満子) 転校生ってさ どうせブスじゃな~い?
(草屋喜久子(きくこ)) うちらのほうが 超カワイイんですけど~
おはようございます
(生徒たち) おはようございま~す
え~
今日は 転校生を紹介します
今日は 転校生を紹介します
ビヨンド
今 先生の股間が見えました
分かった 分かった
拝互レイカは 霊感透視ができるんだよね?
先生 分かってるから
今日も 仮性包茎で しょぼくれてます
(大楽) いや… うるさいな!
白樺君 入ってきて
やりてえ
(満子) カワイイけど―
字 汚そう?
(喜久子) カワイイけど―
爪が臭そう?
(男子生徒) ウハハッ!
うっ!
(大楽) こ~ら 君たち! 教室 戻りなさい!
(男子生徒) うっせえ バーカ!
初めまして 白樺綾です よろしくお願いしま~す
(大久保) やりてえ
パン パン パン パン パン パン パン…
(サキ) やらせろ
クチュクチュ クチュクチュ クチュクチュ…
クチュクチュ
綾
いいだろ?
カワイイなあ
(弘人) やりたい!
ご主人様 許してください
(縄皮) やられたい
踏まれて笑ってんじゃねえよ
あっ…
あっ じゃあ あの… 白樺君は…
あっ 小菅君の後ろの席で
は~い
(縄皮) あ~ だめだ
(落下音)
(サキ)綾っていうの? (綾)そう
(サキ)よろしくな (綾)よろしくね
(サキ) カワイイな どこ住んでんの?
(綾) えっとね 近く
(サキ)この辺なんだ (綾)そうそうそう
(サキ) へえ~ じゃあ 今度 放課後 遊ぼうよ
(綾)遊びたい! (サキ)フフフ
あっ!
(サキ) そっか この辺に住んでんの
(綾)うん (サキ)ふ~ん
あっ あそこ 行こうよ なんか… あそこ
マコ… ちゃん…
(男子生徒1)指導! おら! (教師)あっ 痛い!
(男子生徒2) 東京(とうきょう)湾に沈めたろか!
(教師)あっ 痛い! (男子生徒1)おりゃ!
絶対に守ってくださいね 白樺さんのこと
お互い 命 懸かってんですから
(教師) なにをすんだ!
(男子生徒1) おい! 話 分かってんのか てめえ この野郎!
逃げんじゃねえよ!
(男子生徒2) この野郎!
あんたって きれいな肌してんなあ
ありがと
お礼だよ
あ~ん!
サキちゃん どこ なめてんの
(大久保) おりゃ~!
この野郎 サキ!
誰の女に 手 出してんだ こらぁ!
チッ
いつから てめえの女になったんだ
勝手に入ってくんじゃねえよ
ぶっ殺すぞ!
(弘人)おめえは 黙ってろよ (サキ)うっ!
(殴る音) (弘人)いって!
(サキ) この野郎!
(サキ)おらっ! (弘人)あっ!
ぐあっ…
あっ!
スーッとする…
この野郎 縛られんぞ!
(縄皮)俺が! (サキ)てめえがか!
(サキ)てめえ 黙ってろ おら! (縄皮)あっ!
いってえ…
まさか 女王様なのか?
ああ…
あ~
(大久保) なあ 綾
俺らの高校 略して なんて言うか知ってっか?
乙女高校…
(大久保) ちょっ… ちょっと待って
略して…
(大久保の荒い息)
(男子生徒1)ういっ! (男子生徒2)よっしゃあ!
ヘヘヘ… お前 弱(よえ)えな
大丈夫かな あいつ
(女子生徒の あえぎ声)
なんかされてんじゃないの?
(綾) おめこ!
(サキ) 10回連続で言ってみ
おめこ おめこ おめこ おめこ おめこ おめこ
おめこ おめこ おめこ おめこ
(サキ)じゃあ あそこは? (綾)おまん…
(大楽) こら~!
バカ!
くだらないこと言わせんな!
(綾)おまん… (大楽)バカ! だめ 絶対!
(大久保) 今夜のおかずが できた!
(サキ) お前! コピーさせろ!
(縄皮)うひょ~! (サキ)待てよ!
(縄皮) 大久保さん グッジョブですね!
ハァ…
(大楽)白樺君 (綾)はい
ちょっと いいかな?
(五月の母) 早く弁護士とか お金持ちの人 見つけないと
もう… また?
(五月の母) “また”じゃないでしょ
いい話なんだから 早く帰ってきなさい
ハァ…
どういうつもり?
“つもり”って?
あのねえ あんな危ないやつらと つきあってちゃ だめだよ
あのさ―
人って 目に見えるところより 目に見えないところのほうが―
怖かったりするもんだよ
はあ?
いや… そっ それは あれだよ あの…
まあ いいや
あっ そうだ
今日 寄るとこあるから 先 帰ってて
どこ行くの?
あっ いや まあ ちょっと―
所用でね…
(綾) 五月先生のとこ?
えっ…
違いますよ
そう
じゃあ そういうことだから…
(チャイム)
(大楽) ハァ…
五月先生 すごく怒ってんだろうなあ…
(開錠音)
あの… 五月先生!
少しでいいから 聞いてもらえませんか?
昨日は すいませんでした!
あの…
言い訳になりますが―
あの… 昨日は 急きょ―
白樺君の お宅を 家庭訪問することになり…
五月先生…
ご近所迷惑なので お二人とも 中に どうぞ
えっ?
“二人”?
えっ!
よっ!
土下座の神様!
あの…
お体のほうは…
医者に行って だいぶ よくなりました
そうですか…
(綾) すいません!
えっ?
私のせいなんです
えっ…
お父様ったら 突然 先生と話がしたいって―
それで 強制的に…
先生は 私の心配をして―
自分のことは ほっといちゃったんです
だから… ごめんなさい!
せっかくのデートを…
(五月) えっ デートだなんて とんでもない
たまたま 暇だったから…
えっ? あっ…
(大楽) たまたま?
それに―
大楽先生は 生徒思いの 熱心な先生ですし―
当然 生徒さん 優先になりますよね
大楽先生
はい
(綾) ごめんなさい!
頭 上げて
気にしないで
でも―
ひと言 連絡くらいくれて いいと思います
(大楽) あ~ 怒ってんなあ…
相当だ
全部 言っちゃおっかな…
こいつの お父さんに 全部 脅されてるって
あ~ でも だめだ…
殺される…
(携帯の着信音)
(五月)ちょっと すいません (大楽)あ~ はい…
(携帯の着信音)
お母さん…
“お母さん”?
よかったね 男の人からじゃなくて
うるさいな…
もう… また その話?
いいわ
その お医者様と お見合いします!
(大楽の せき) (綾)なにやってんの?
(大楽) え~!
あっ…
(大楽) どよ~ん!
医者?
(店員) はい いらっしゃいませ~
ハァ…
(大楽) どうして?
結婚なんて まだ早いだろうに…
そっか 五月先生 結婚するんだ フフッ
まだ 結婚するなんて 決まってないだろ
お医者様だもんなあ
大体ね―
母親なんて 娘のこと心配しだすと 焦り過ぎなんだよ
ふ~ん
私は 生まれて すぐに ママが死んじゃったから―
分かんないや
あっ ごめん…
そっか…
あ~ チクショー!
くそ~
(綾)あらよっと (大楽)んっ!
ちょっと なにしてんの!
先生 気持ちよくして―
あ げ る
(大楽) まずい!
かっ 下半身が…
自分の意思や立場から はっ 離れていく…
あっ…
おっ…
先生
どうした?
あのね 人って 戸惑えば戸惑うほど それは 愛しているということなの
えっ?
この前 なんかに書いてあった
(大楽) ふ~ん…
先生
私に戸惑ってるでしょ
(サキ) あっ あっ…
おめこ おめこ おめこ おめこ おめこ おめこ おめこ おめこ…
綾… 愛だ…
好きだ…
綾… 触れ…
(日下部) ああ… 愛だ…
すっ 好きだ…
マ… マ… マ… マコ… ちゃん… ちゃん!
五月先生
つまらない意地 張って ごめんなさい
お見合いなんて―
したくない
(大楽) 僕と―
結婚してください
しょうがないな いいわよ
なんで お前が!
うっせえよ
ハァ ハァ… 夢か…
ハァ…
(大楽)おはようございます (教師たち)おはようございます
(大楽) あれから 3日 たったけど…
おはようございます
おはようございます
暖かくなってきましたね
春ですから
(喜久子)いいわ~ (満子)惜しいわ~
(男子生徒)えっ 転校生? (綾)うん
めっちゃカワイイじゃん
ねえ 俺 そこそこモテっから つきあってよ
(縄皮) こらぁ! 先輩!
(男子生徒) うっ!
(喜久子・満子) 頂き~!
綾 なんで いつも 大楽と一緒に帰んだよ
(綾) 秘密
今日は 大久保さんがさ…
今日は 大久保さんがさ…
(サキ) てめえらみてえな―
きったねえ物(もん) ぶら下げたやつが―
近づいてくっからだろ
おい サキ こら! きったねえ物って なんのことだ!
(サキ) お前の しょぼくれ ぽこちんのことだよ!
(サキ) お前の しょぼくれ ぽこちんのことだよ!
(縄皮) あっ?
男は くそだ!
おらっ!
(縄皮)うっ… (弘人)おいおい
女は 美しい
(綾) 先生 助けて…
(サキ) フフフ…
ホントに取られちゃいますよ あのレズ野郎に
(黒須) うっひょ~! 白樺綾だ!
ぱいおつ しゃぶりて~!
ヤッベえな!
(西田) いい? いい?
俺にも見して
(黒須) うるせえな! 俺の番だろうが お前!
あ~ ヤベえ! きれいな乳してんなあ!
(黒須)ああ~ ヤバッ (大久保)先輩
(黒須) あ~ うっせえな! 今 いいところなんだよ!
(大久保) 先輩!
のぞきは いけませんね
(黒須) 大久保…
(西田) あっ あっ…
(大久保) おら!
(西田) あっ…
おい… あっ!
おらぁ!
(大久保) そろそろ はえが 手 出し始めたことだし…
とりゃっ!
綾の歓迎会やんねえとな!
(弘人) 消毒しますね~
いっちゃん最初にやんのは 俺なんだよ!
(たばこを押し当てる音) (黒須の うめき声)
(綾) 大久保君
大久保君 来て
ハァ…
ぶち込むよ
(大楽) お見合いの話 どうなってんだ?
気になるけど 聞けねえし!
お見合いですってね
年収2,000万の開業医と
あっ… どうして知ってるんですか?
(校長) 頼まれましたよ お母さんに
仲人
電話でね
え~…
もう 150坪の新居も あるんですってね
フッ
幸せになってください
フッ
いや~ 幸せだな
(五月)あっ… (校長)うらやましい
(五月) もう… なんか言うことないの?
だいぶ… 暖かくなってきましたね…
だいぶ 春ですから!
こっから 綾を誘い出し…
サキは 後頭部一撃で気絶
用具室なら 鍵 かかるし ぜってえ大丈夫
綾…
(留守電:五月の母) 人のことなんか どうでもいいの 自分の心配をしなさい 自分の
大体 あんたは
もう… 分かった?
いいわね?
先生は 私の心配をして―
自分のことは ほっといちゃったんです
(五月) 生徒を思う
許さず責める
許してもらう方法…
(大楽) 約束して―
裏切られる
(綾の父) 綾を守れませんでしたね?
(銃声)
ああ~!
(綾) うるさ~い!
そうそう
みんな いい人たちばっかりでね そう おもしろいんだよ
ハァ ハァ ハァ…
(綾) え~ うれしい! 歓迎会?
放課後 用具室で
あんま ヤだけど サキも誘って
(弘人)大久保さんの企画ですから (綾)ありがとう うれしい
(サキ) 散れ! うざっ!
お前ら 来んじゃねえよ 散れ!
サキちゃん
歓迎会だって 私の
(サキ)俺は行かねえ (綾)なんで?
気を付けろ
なんか こいつら怪しいぞ
(縄皮) 大丈夫 大丈夫 全然 そんなことねえから
それに 大楽も来るってよ
(蛇口をひねる音)
フゥー
(大楽) 男らしさ…
誠意…
謝る勇気…
あ~!
よく分かんねえけど…
うだうだしてねえで 謝りゃいいじゃねえかよ
くっそ…
(五月) オビディエント 素直
オネスティー 正直
あっ! すっ すいません
私こそ…
(大楽) すいません ぶつかっちゃって
もう いいです 校長先生が捜してましたよ
(大楽) あっ はい…
(大楽) なんか 急いでんなあ
医者との見合いが近いのかな…
ハァ…
この前の校内レイプ未遂事件で―
ジュントウミキの親が 告訴を取り下げてくれました
はい
しっかりしないとね
えっ…
白樺綾
いいですか?
はい
うちの生徒を信用しちゃ だめなんです
モラルの欠如した 虫けら以下の集団なんです
あなたは まだ独身だからいいけど―
家庭や カワイイ孫もいる私は まだ死ねませんよ
(縄皮)どけ こら! (男子生徒)おっ!
(弘人) おら 見てんじゃねえぞ こら
散れ 散れ!
イッツ ショータイム
(サキ) しっかし 怪しいなあ 歓迎会?
サキちゃん 人って 信用するところから始まって…
信用とか 友達とか 大っ嫌いなんだよ
(サキ)行くぞ (綾)うん
(口笛)
よし
(大久保) ハハハ…
ハハハ…
ハハハ…
本当に 大楽も来るって言ってたのか?
うん 縄皮君が 生徒だけじゃ あれだからって―
先生も誘ったんだって
(サキ) ふ~ん
そんなに心配しないでよ サキちゃん
(サキ) 本当に大丈夫なんだろうな?
大丈夫 大丈夫
人って そんな 悪い人 いないよ?
そうか?
(綾) お待たせ~
真っ暗
(綾)大久保君? (サキ)ほらな
(サキ)信用できないって… (弘人)おら!
サキちゃん? ねえ!
(縄皮)こっち来い この野郎 (綾)あっ やだ!
(縄皮)うるせえ! (綾)ねえ!
(縄皮)静かにしろ この野郎! (綾)ちょっと なにしてんの!
(綾)やめて!
(綾)やめて!
(縄皮) おとなしくしろって!
(縄皮) おとなしくしろって!
(綾) キャー! 助けて 誰か!
(綾) キャー! 助けて 誰か!
(綾) キャー! 助けて 誰か!
(綾) キャー! 助けて 誰か!
(縄皮) おい 弘人 閉めろ 閉めろ!
(縄皮) おい 弘人 閉めろ 閉めろ!
(綾) サキちゃん! サキちゃん!
(綾) サキちゃん! サキちゃん!
(綾) サキちゃん! サキちゃん!
遅いな ったく…
(男子生徒1) 見に行くか? 白樺綾のショータイム
(男子生徒2) そんなことしたら 大久保さんに殺されんぞ
確かにな
(綾) 誰か 助けて!
(弘人) 誰も来ねえよ!
(綾) やだ! サキちゃん! 起きてよ サキちゃん!
ねえ もう やめてよ!
(綾)痛い! (縄皮)うるせえ
(綾)誰か! 助けて! (縄皮)おとなしくしろって!
(綾)やだ! (縄皮)誰も来ねえからよ
(綾) やめて!
(綾)もう 誰か助けて! (縄皮)うっせえな!
(綾) サキちゃん 起きてよ!
あれ?
暑(あつ)っ
(女子生徒)さよなら (五月)はい さよなら
あっ 五月先生!
あの… 白樺綾 見かけませんでした?
ハァ ハァ…
また…
(大楽) へっ?
あっ いや… だいぶ前に大久保君と―
歓迎会とかで 体育用具室に行くのを見ましたよ
用具室…
ありがとうございます!
また 白樺綾…
あっ!
サキちゃん 起きて! ねえ サキちゃん 起きてってば!
サキちゃん 起きてよ!
サキちゃん!
サキちゃん 起きて!
もう 我慢できねえ
もう 我慢できねえ
(綾) 起きてってば! サキちゃん!
(綾) 起きてってば! サキちゃん!
(大久保)ギンギンだぜ (縄皮)おう
(綾)サキちゃん! (サキ)綾
大丈夫?
(綾)やだ! (サキ)来んじゃねえよ!
(綾) 来ないでよ!
(3人の荒い息)
(3人の荒い息)
(3人の荒い息)
(3人の荒い息)
(3人の荒い息)
(3人の荒い息)
開けろ! 早く!
開けなさい!
くっそ…
んっ!
大久保 開けろ! おい!
んっ!
んっ!
開けなさい!
(五月)先生! (大楽)開けろ!
どうかしたんですか?
くっそ… あっ そうだ
(五月) 先生!
(綾) キャー!
(サキ)やめろ~! (綾)助けて~!
開けなさい!
白樺さん! 小菅さん!
大久保君 いるんでしょ? 開けなさい!
開けて!
あいつら!
失礼します!
これを お借りします
あ~!
ハァー
うお~!
開けなさい! 大久保君!
開けなさい! こんなのよくない!
大久保君! 開けなさい! 開けて!
大久保君! 開けなさい! 開けて!
大久保君! 開けなさい! 開けて!
五月先生 どいてください!
うわ~!
(殴る音)
いや~!
(殴る音)
うわ~!
(殴る音)
ちょっと すいません!
(五月)おりゃ~! (大楽)女性には無理です!
うわ~!
綾君~!
うわっ!
伝統芸
(大楽) えっ…
どうしても見てほしいんだって
(大久保)あい~! (縄皮)あっ 痛っ!
ああ 乙女高校…
(大久保)あい~! (縄皮)ああ 痛っ
あ~! あ~!
あっ!
熱い!
あ~ ハァ ハァ ハァ…
(たたく音) (大久保)あい~!
(大久保) あ~ もういっちょ!
(たたく音) (大久保)あい~!
(縄皮) ああ…
(大久保) ハァ ハァ ハァ…
(たたく音) (大久保)あい~!
(たたく音) (大久保)あい~!
(たたく音) (大久保)あい~!
もう一枚 張りますね
あっ はい…
カッコ悪い姿 見せちゃいましたね
カッコ悪くないです
一生懸命になっている姿は…
カッコ悪いのは―
カッコつけてる人間です
生徒のことを あんなに思えるなんて―
すばらしいんです
あっ… ハハッ
それに比べて 私なんて…
許すことも…
私 断ります
お見合い
えっ…
あっ…
大楽先生には関係ないですよね
大いにあります
“大いに楽しく有ります” と書いて―
大楽有彦です
だから―
大いに関係あります
特に―
五月先生のことは―
すべて
(綾)先生! (大楽・五月)あっ!
帰ろう!
(大楽の叫び声)
(綾) うるさい
早く帰ろう
(大楽) はい…
フッ ハハハ…
あっ ありがとうございます
さて
あしたも早いから帰りましょう
そうですね
(綾)はい (大楽)じゃあ 行きますか
(綾・五月) はい
(大楽) どうぞ
物事にはさ 見えるものより―
見えないほうがいいことも あるんだよね
うん
これでよしと
なんだか さみしいけど
え~? ヘヘッ
あ~ 今日は疲れたね
ハァー
あ~あ…
(綾) 先生?
(大楽) んっ?
今日 ありがと
(大楽) ハハッ
なにが?
心配してくれたこと
ああ…
(綾) 1ミリでも―
なにかが違っていたら どうなってんのかな
先生と私
早く寝なさい
おやすみなさい
おやすみ
ハァー
(綾) 手伝いましょうか?
あっ…
(綾)なに見てたの? (大楽)なにが?
ほら
えっ?
ハハッ
ハハッ なに言ってんだよ
ハハッ
あ~あ…
(戸川)じゃあ 行きましょうよ (大楽)えっ どこに?
(戸川)ヘルス (大楽)えっ!
天気もいいし 健康には一番っすよ
いやいやいやいや いやいやいや…
なに迷ってんすか
迷わず行けよ 行けばヘルシー!
(戸川)ん~! (大楽)なんでキレてるんすか!
(大楽)近い 近い (戸川)フフフ
ほいほい
もう~!
ホントに行くんですか?
あっ なんか テンション上がっちゃうな
(戸川)お~ ハハハ… (大楽)ちょっと ちょっと
あっ ジャジャジャ…
こちらでございま~す
(大楽) えっ! ここって…
(戸川) あっ はい
さあさあさあ… 行きましょう 行きましょう
あっ ちょっと… 先生!
よく来るんですか?
週末は 必ず これ
(舞(まい)) ご予約7番のお客様
あっ… はい!
ほい!
ええ…
ハァ ハァ ハァ…
フッ
ハハッ
恥ずかしいの?
あっ…
すいません…
初めてなんですか? こういう所に来るの
あっ… あっ…
あっ… あっ… あっ… はい…
フフフッ
じゃあ―
目隠ししよっか
えっ あっ…
(舞) フフッ どう?
まだ 恥ずい?
あっ… あっ いや…
(大楽) 肉体の ぬくもりがあるのに 見えないのって…
(大楽) ああ…
(大楽) なんか 妙に興奮する
(大楽の吐息)
(大楽) 柔らかく…
(大楽) ああ…
(大楽) まるで 白魚のように透明な肌
まるで―
接地面全体を 優しく吸われてるようだ
(大楽の吐息)
びんびんだね
好きな所 触っていいんですよ
えっ…
あっ…
早く
(大楽) えっ…
えっ…
ああ…
私 乳首をいじられると―
すっごくエッチな顔になるって 言われるんだ
えっ…
(大楽) 見たい 見たい 見たい 見たい 見えない!
見たい 見る 見よ 見れ!
くっ!
はっ!
(綾) よっ!
あっ…
(綾) いまさら 隠れんなよ
♪~
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