All language subtitles for GO.HOME.Keishichou.Mimoto.Fumeinin.Soudanshitsu.EP10.1080p.MagicStar

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Original subtitles

私たちが知ってる堀口さんは 堀口さんじゃなかった…。

戸籍の偽装という 弱みを握られ

脅されていたんだ。

公安部長の佐川が→

代議士 高山吉次の 汚職や暴力事件をもみ消した。

佐川を告発しないか。 そんなことはできません。

堀口は2人の密会の証拠を 押さえようとした。

堀口さんが死んだのは 高山代議士に突き飛ばされて

頭を打ったのが原因 ということですか?

その可能性は ある。

相談室…

辞める。 え?

私 福島に行こうと思ってる。

何それ…。 ずっと考えてた。

福島にはまだ 震災で帰らない

大切な人を待ち続けてる人が たくさんいる。

私は そういう人たちの 力になりたいって。

堀口さんは ちゃんと自分と向き合って

警察官を辞めることになっても 戦おうとした。

だから 私も。

分かった。

ま… そういうことなら頑張って。

えっ!?

だって どうせ止めたって 聞かないでしょ?

頑固だもんね。 いや… それ あんたが言う?

…っていうか たとえ そうだったとしてもよ?

ちょっとくらい 行かないでとか 寂しいとか言うのが

大人のマナーなんじゃないの? 行かないで。

寂しいよ すごく…。

桜…。

だけど…

頑張って。

うん 頑張る。

でも その前に まだ やり残したことがある。

うん。

おはようございます。 あっ おはよう。

室長。 ダメだ。

まだ何も言ってないのに。 佐川のことだろ?

堀口さんのことです。 私たち

今日から有給使って 調べます。

もしも 本当の死因が

高山代議士に突き飛ばされた ことだったとしたら

このまま見過ごすわけには いきません。

しかも それを佐川公安部長が もみ消そうとしてるなら

絶対許せません。 そうだな。

お前たちの言ってることは 何一つ間違っちゃいない。

全部正しい 100点だ。

だったら…。 うぬぼれるな。

佐川は 近い将来 警察のトップに立つ男だ。

バックには権力を持った 魑魅魍魎が うようよしてる。

お前たちなんか 小指で ひねりつぶされるぞ。

そんなの やってみなきゃ…。 分かるんだよ。

俺は あいつのこと よく知ってる。

下手すりゃ やってもいない 不正をでっち上げられて

懲戒免職も あり得るぞ。 そんな…。

月本。 はい。

お前 福島県警 行って

震災のご遺族を 助けるんじゃないのか?

三田 お前を救ってくれた あの人を

ご家族の元へかえすのを あれ 諦めるのか?

いや それは…。 心配すんな。

あとは俺がやる。

こういうことは

未来のある若いもんが やっちゃいかん。

守るものなんか何にもない

警視庁の掃きだめの おっさんの仕事だ。

私も もう定年ですが 娘夫婦は共働きなので

私の退職金を当てにしなくても 大丈夫そうです。

ということで

もしも三田さんや月本さんが 処分されそうな時は

全部 私のせいにしてくれて 構いませんので。

晴さん…。 いや それは…。

私にとっては みんな かわいい後輩です。

堀口君も そうでした。

みんなで 彼の無念を 晴らしてあげましょうよ。

ねぇ 利根川君。

室長 佐川公安部長の不正事案

元警察官の磯辺誠司さんから 証言が取れることになりました。

えっ!? ホントですか?

はい 今 こちらに 向かってくれてます。

やるじゃないですか! さすが 一課のエース。

いえ 自分は自分にできることを したまでです。

フゥ~!

申し訳ない!

私は 何も知らない。

いや… ちょっと待ってください。

昨日の話では…。 申し訳ない!

この通りだ 申し訳ない!

申し訳ない! 手嶋君のせいじゃ ない。

分かったろ これが佐川だ。

はい… よ~く分かりました。

だったら もう…。 絶対 許せない!

私と桜は もう一度 現場の聞き込み。

武藤さんは 佐川の情報を 何でもいいから集めてください。

昔のツテを使ってみます。

手嶋君 落ち込んでる暇ない 高山代議士のことを調べて。

一課の刑事くらいじゃないと 太刀打ちできない。

はい 任せてください。

室長は

腹をくくってください。

お前ら いいか!

有給は 有意義に使え。

はい!

♪~

捏造? できるか?

技術的に? 道義的に?

両方だ。

このままだと

せっかくの檜山のデータが 無駄になっちまう。

それに

佐川と戦うには これぐらいやらないと。

あの… 何か…

弱みを教えといてくれないか。

えっ? いざっていう時には

俺が それで君を脅して

無理やりやらせた っていうことにするから。

ばかにしないで。

私は科捜研の所長よ。

やるからには 全部 自分の責任でやる。

分かった いつもすまない。

この借りは…。 返しきれないわよ もう。

でも いいわ 私がいなくなっても

ここは大丈夫そうだから。

堀口さんは ここで足を滑らせた…。

全身に複数の傷をつけながら…。

ここで頭部を強く打った…。

その際 脳に損傷を受けたことが 死因と判断された。

ここには防犯カメラもないし

その時の目撃者もなし。

え~ ホントに 誰もいなかったのかなぁ。

佐川が根回しした可能性はある。

とにかく 私たちは 聞き込みするしかないね。

ここです!

佐川? だよねぇ これ。

やっぱり佐川は 高山と会っていた。

そこに堀口さんが現れて

ホステスを助けるために 高山と もめた?

堀口さんが 自分たちのことを マークしていると知った佐川は

その後をつけて…。

口封じ? いや その可能性はない。

何で そう言いきれるんですか? あいつが自ら手を下すような

リスクの高いマネを するはずがない。

でも とっさにということも…。 百万歩譲って

そうだったとしても その証拠は もはや どこにもない。

違うか?

これまでだな。

諦めるんですか?

ああ 諦める。

よう!

何のつもりだ。

まぁ 座れ。

たまには ゆっくり話したいこともある。

お前と違って こっちは暇じゃ ない。

予定が詰まってる 15分だ。

いや~ さすがに忙しいねぇ。

こっちは もう 暇で暇で!

だから こんな くだらない茶番を 思い付くのか?

約束通り 長官のポストに就けるよう

口を利いておこう。

ありがとうございます。

今後とも お互い 助け合っていきましょう。

動かぬ証拠だろ?

ナメるなよ。

こんなものは 捏造だってことぐらい

すぐに証明できる。

早瀬も巻き込んだのか 罪な男だな お前も。

その通りだ さすがだなぁ。

捏造に関しちゃ

お前の足元にも及ばないがな。

何のことか 分からんね。

こんなことでもしなきゃ

お前 茶番に 付き合ってくれないだろう。

利根川 もう俺の邪魔はするな 諦めろ。

うん そうするよ。

これ お前にくれてやるよ。

俺の白旗代わりだ。

コピーは? 取ってない。

ハッ… と言っても お前は信じないだろうがな。

信じるさ 同期の言葉だ。

そろそろ15分だ 失礼する。

お前と高山代議士とのつながり 高山が堀口を死なせた可能性

そんな大それたことを 証明するのは まぁ無理だ。

だから諦めるよ。

そっちはな。

だが

お前が堀口にしたこと そりゃ別だ。

身元不明人相談室所属の 堀口尚史が

戸籍をかえて 警察官になっていたことを

実名を挙げて公にする。

そうすれば 戸籍の偽装に関わったお前も

何らかのペナルティーを 受けることになる。

俺たちの最後の悪あがきだ。

知らんね 戸籍偽装なんて。

失礼します。

磯辺さんが証言をしてくれると 約束してくれました。

ばかな…。

知ってるのか? 磯辺元警部補を。

一課の手嶋刑事が 彼を説得してくれました。

僕には 好きな人がいまして…

は?

なかなか 気持ちが伝えられないのを

いっつも堀口さんに からかわれて

でも あれが あの人流の応援だって

分かってました

そうやって いつも僕のこと

気にかけてくれて…

いつも…

和宏は きっと

あんたのことが うらやましかったんだろうな

あんたみたいな

真っすぐな刑事さ なりたかったんだ

俺も そうだった

今 手嶋刑事が 調書を作成してます。

分かってるのか?

そんなことをしたら 堀口の家族は どうなる?

戸籍の偽装は 立派な犯罪行為だ。

遺族年金の受け取りはおろか 犯罪者の家族として

世間の目に さらされることになるんだぞ。

納得してくれたよ。

彼は言ってました

戦う って

望むところです

完成!

うわ~ かっけぇ! だろ?

翔太 よかったね おっ ハハハ…

翔太も分かってくれます

分かってくれるまで 私が何度でも話をします

それが 私の戦いです

そんな小さなことで揺らぐほど 俺は…。

来ました!

佐川公安部長 あなたが

高山代議士と 一緒に飲んでいる ところの写真です。

これは捏造じゃなさそうだな。

誰が…。

倉田真奈美さんです。

ホステスをしていた。

彼女 なぜか あの後 すぐ店を辞めて

実家に帰っていました。

これでも私たち 身元を調べるのが仕事なんで。

彼女 堀口さんのこと ずっと気にして

苦しんでいました。

自分を助けたせいで こんなことになってしまったって。

だから あの場所に お花を供えに 通っていたそうです。

あなたからもらった口止め料は お返しするそうです。

どうだ 佐川 いい部下たちだろ。

まぁ お前には 理解できないかもしれんが。

けどな 佐川

人の善意をナメるな。

お前は 堀口の正しさに負けたんだ。

邪魔なヤツらを飛ばすのは

もっと忙しい部署にするべきだな。

余計なことなど する暇もないように。

(桜) 本当は… 堀口さんのことが 気になったんじゃないですか?

あなたほどの人が あの場所で 防犯カメラに写るなんて。

堀口さんの様子が おかしいことに気付いて

とっさに駆け寄ろうと してしまったんじゃ…。

だとしたら

痛恨の極みだな。

悪いが これでまた しばらく 借りは返せそうにない。

何言ってんの?

今回のことは 私が あなたに借りを返したの。

少なくとも 昔の私と利根川は

いつも あなたの背中を追いかけてた。

そのおかげで 今がある。

これからは遠慮なく

私たちの後ろから ついてきなさい。

またすぐに 追い抜くさ。

♪~

これで よかったのかな。

やるべきことは やりましたよ。

まぁ あんまり話題には なってませんけど。

お疲れさま。 お疲れさまです。

佐川が公安部長の退任を 申し出たそうよ。

え? 堀口君の戸籍偽装も

自分に全責任があると認めたって。

このまま高山とのことが 芋づる式に掘り起こされるより

その方が 傷が浅くて済むってことだろ。

佐川も 組織も。

これで高山代議士を守る盾は なくなった。

もう一度 堀口君の捜査が動き出せば

次は分からない。

とにかく堀口さんのご家族に 影響は出ないってことですね。

あぁ よかった…。

やってくれたわね あなたたちの室長。

はい。

あっ 室長 広報課からです。

広報課?

看板 押さえて。

パン ダウン。

何の取材?

うん 配信のニュース番組だ

佐川のネットニュースを見て 興味を持ってくれたらしい。

よく受けたわね。 こういう部署もあるんだと

より広く認知してもらおうと 思ってな。

それだけ?

うん。

はい! 警視庁

相談室です。 噛み過ぎでしょ…。

でしたら警視庁の22階… じゃ ない

2階です 2階… 2階にお越しください。

はい お… お待ちしております 失礼します。

三田さん

いつも通りでいいんです いつも通りで。

…って言いながら武藤さん 何か絵が すごいことに。

あっ!

手に 力が入り過ぎて… あっ!

三田さんは どうして

こちらの部署を 希望されたんですか?

そ… それは えっと…。

あの… 彼女は

ある人に 命を救われたんです。

え…。

えっ!?

この方は 娘さんに会いたいと

おっしゃった後すぐに 亡くなりました。

私を救ってくれた この人を 帰るべき所に帰してあげたい。

そう思って この仕事に就きました。

ハハハ…! まこっちゃん メイク 気合入り過ぎじゃない?

リップ 濃っ! 桜こそ 顔ガチガチじゃない?

緊張し過ぎ。

これで 何か分かるといいけどね。

まぁ ネットの番組だし そんな反響ないんじゃない?

ネット番組 ナメてた…。

次の方 どうぞ。

はい こちら 警視庁身元不明人相談室…。

はい 三田は私ですが…。

はい…。

はい。

間違いないと思います

よく覚えてますよ 状況が状況だったんで。

というと?

心臓発作で救急搬送されてきて 一命は取り留めましたが…。

検査の結果

肥大型心筋症ということが 分かって。

肥大型心筋症? 非常に珍しい難病で

移植以外では完治が難しいと いわれてます。

ところが いつの間にか いなくなってしまって。

何か身元が分かるようなものは 持っていませんでしたか?

何も…。

ただ これが残されていました。

高速バスのチケットで 間違いないね。

どこの? 千葉駅発。

日付は 救急搬送された日のものだった。

千葉から山梨へ…。

何でかな。 さぁねぇ。

あっ お礼は

期間限定のシャインマスカット スイーツフェアでいいから。

ちょいちょい…。 では 幸運を祈る。

ありがと。

その人は肥大型心筋症って 難病だったわけでしょ?

もし千葉に住んでたとすれば

どっかの病院に通ってた可能性が 高いんじゃ…。

晴さん それ! もしもし。

千葉市民病院ですか? あっ あの こちら

警視庁身元不明人相談室と 申しますが…。

こちら警視庁身元不明人相談室 と申します。

当時 50歳ぐらいの男性で 肥大型心筋症の患者さんです。

はい 9年くらい前だと 思うんですが…。

はい…。

忙しいところ申し訳ありません 私 警視庁…。

あぁ~ 間に合った!

ギリギリセーフ!

そうですか…。

ありがとうございました 失礼いたします。

もう一度 娘の顔が見たくなっちまった

どうしてくれるんだよ 君のせいだぞ

こんな時に言うのも 何だけど…

どうか 元気で

えっ いたかもしれない!?

失礼いたします はい。

はい…。

あっ では 今から顔写真をお送りするので→

確認していただけますか?

はい お願いします。

警視庁身元不明人相談室の 三田と申します。

月本です。

藤田昭良さんで 間違いありませんか?

はい。

あの… 昭良さんのご遺骨は 東京のお墓にあります。

そこで ご家族の元に帰れる日を ずっと待っていました。

引き取っていただけますか?

私たちは捨てられたんです。

あの日から

娘と2人で 力を合わせて 生きてきました。

娘は この人が大好きで…。

だから どれほどショックだったか…。

その後 ずっと 引きこもるように なってしまって…。

でも最近やっと

外に出られるように なったんです。

やっと…

この人のことを忘れて 前に進もうとしてるんです。

遺骨は そのままにしといてください。

もう関係ありませんから。 待ってください。

昭良さんは お2人を 捨てたわけではありません。

昭良さんは 病気だったんです。

肥大型心筋症。

なかなかドナーが見つからず

助かるには 海外での移植手術しか なかったそうです。

治療には莫大な費用がかかります。

だから 家族には黙っていてくれと 医師にも口止めしていました。

昭良さんは ご家族のことを…。

知ってました。

彼が 何かに苦しんでることくらい 分かってました。

そりゃそうでしょ? 夫婦だったんだから。

いつか話してくれるって そう信じてました。

だから 悔しくって…。

彼の部屋を整理してる時に 病気のことを知りました…。

1年がたって 2年が過ぎた頃…。

きっと もう

彼は 生きてないだろうなって 想像がつきました。

だから とっくに諦めてたんです。

病死だろうが 自殺だろうが

私は 彼のことが許せません。

何が家族よ…。

何だったんですかね 私たちの20年は…。

あの…

昭良さんは…。

お母さん どうかした? ん… 何でもない。

どうぞ お引き取りを。

藤田昭良さん あいつも頑張ってますんで

もう少し待っていてください。

あの番組を見るまで 私は何にも知りませんでした…。

知ろうとしなかったんです。

あの子を助けてくださって

ありがとうございました。

今更 何もしてあげられませんけど。

腹 へらしてるんじゃ ないですかねぇ。

あいつ 無駄に 一生懸命なんですよ。

だから いっつも腹へらしてるんです。

え…。

♪~

桜へ。

今 藤田昭良さんのお墓にいます。

あなたのこと わかってるつもりで

何もわかってなかった。

ダメな母親で ごめんなさい。

あなたが そんなに苦しんでることを

どうして気付いて あげられなかったんだろう。

きっと これからも

本当に 分かってあげられることなんて

できないかもしれない。

だけどね 桜

わかってることが1つだけある。

お母さんは

あなたを愛してる。

もしも いつか

笑って帰ってこられるように なったら

その時は春にしてね。

みんなで 庭に 桜の木を植えたの。

その花を あなたとも 一緒に見上げたいな。

あなたのお父さんも 大好きだった

桜だから 。

♪~

とっくに冷めてるはずなのにな…。

おいしいな…。

♪~

遅くまで お疲れさまです。

お疲れさま 残業?

まぁ…。

真さんは?

藤田さん 何で 山梨に行ったのかなぁって。

ホントですよ

何で 福島に。

えっ? ん?

あっ すいません 山梨ですよね?

聞いたのね?

はい。

あの…。 ん?

あ… いや 何というか…。

その…。

お疲れさま

お疲れさまです。

藤田さんが残したメモから 花の成分が検出された。

花? 三田さんに教えてあげて。

何かのヒントになるかも。

ありがとうございます。

ん?

ん~…!

あなた 全然キウイに似てない。

どういうことですか…。 何 言ってんだか分かんない!

言いたいことがあるなら はっきり言いなさい!

早くしないと

おじいちゃん おばあちゃんに なっちゃうわよ。

じゃあ 私これ

桜に届けてくるから。

あの! 真さん。

ん?

どうした?

俺…。

福島に 遊びに行ってもいいですか?

もちろん。

お寿司 食べに行こう。

はい!

おう。 お疲れ。

いらっしゃ~い。

花の成分?

何の花かまでは 分からないみたいだけど。

山梨なんて自然多いし

何かの弾みで 付くこともあるだろうけど。

ん~ そもそも 何で彼は

わざわざ山梨に行ったと思う?

それが分かれば 彼の気持ちを

奥さんや娘さんに 分かってもらえると思うんだけど。

ねぇ あした もう1回行ってみない?

ごめん あした 日帰りで福島なの。

向こうで 採用手続き しなくちゃいけなくて。

あぁ~ そっか。

大丈夫? ちゃんと 一人でやれる?

ちょっと 子供扱いしないでもらえます?

え~? むしろ 一人でいた方が

自由に動けていい感じだし… っていうかさ

まこっちゃんの方こそさ 無理して体壊さないようにね。

あっち 寒いみたいだから ほら 腰痛とか…。

あっ 気付かず すいません クッション どうぞ。

余裕 余裕。

何なら 会津磐梯山 毎日登っちゃおうかしら。

そっちこそ食べてばっかりで ブクブクにならないようにね。

注意してくれる人いないんだから。 ホントだよ。

私 太ったら まこっちゃんのせいだから。

あとさ 何かさ

向こう行ってもさ あんま ガミガミ言っちゃダメだよ。

友達できなくなっちゃうから。 それなら それでいい。

はぁ?

友達は

桜がいてくれれば それでいい。

私だって。

まこっちゃん。

桜~!

あ~ すっきりした!

もう これで思い残すことないね。 あるよ。

私が行く前に 桜の過去を解決しなきゃ。

絶対に 藤田さんを家に帰してあげよ。

私 昔 趣味でバンドやってたんだよね。

えっ 何 いきなり。 お互いに腕を磨いて

10年後に再結成しようって 解散したんだけど

結局それっきり。

リーダーが子供6人抱えて それどころじゃないって。

それは無理だね ハハハっ。

私たちは 絶対に いつか再結成しよう。

お互いに もっと腕を磨いて…。

いつか絶対に。

うん。

約束。 はい。

ヒヒヒ。

あなた 相当嫌われてるよ。

うちと同じだね かわいそうに。

な~んで山梨 行ったの?

お前さ

まだ分かんないわけ? うわ~!

えっ どっから入ったんですか!? ばか。

どっからだって入れんだよ 俺 幽霊なんだから。

あぁ 確かに。

じゃなくて。 答えは さっき

お前が自分で言ったろ。

どこの家だって 子供を思う親の気持ちは同じだよ。

うん。

俺だって…。

ん~ ん~! あっ 堀口さん。

まっ あいつなら大丈夫だ。

楽しかったよ。

ありがとな 三田。

待ってください! もう少しだけ!

ハァ… ハァ…。

答えは もう私が言ってる?

どこの家も みんな同じ…。

うちと同じ…。

あなたのお父さんも 大好きだった

桜だから

これだ。

先日は 失礼いたしました。

いいえ… あの まだ何かあるんですか?

できれば もうあの人のことは 聞きたくないんですが。

はい… なので

今日は 私の話をしに来ました。

は?

もし できれば 秋桜里さんにも 聞いていただきたいんです。

何 ばかなこと言ってるんですか

そんなことしたらまた秋桜里が…。

聞きたい 私も。

秋桜里 大丈夫なの?

教えてください。

昭良さんは

私の命の恩人なんです。

私… 9年前に

死のうとしたことがあって。

それを止めてくれたのが 昭良さんなんです。

でも そのすぐ後に 昭良さんは倒れてしまって…。

私のせいで昭良さんは…。

本当に 申し訳ありませんでした。

自分の家族を捨てておいて

見ず知らずのあなたを 助けて死ぬなんて…。

ホント最低。

やっぱり聞いてよかった。

これで何の未練もなく忘れられる。

それは違うと思います。

山梨の鳴沢公園 行ったことありませんか?

知らないです そんなとこ。

昭良さんは 亡くなる前日に その公園を訪れています。

何で そんなとこに…。

行ったことあるのよ。

あなたは まだ小さくて 覚えてないかもしれないけど…。

私たちは元々 秋桜の花が大好きで…。

だから あなたに「秋桜里」って 名前を付けたんでしょう。

でも あなたは女の子だから

いつか 誰かのお嫁さんになって 出ていってしまう。

その時に…。

寂しくないように

その公園の近くに 引っ越そうって…。

いつでも あなたのことを

感じていられるようにって。

きっと あの時

昭良さんの前にいたのは 私じゃなくて

あなただった。

もう一度 娘の顔が見たくなっちまった

ありがとう

さて 帰るとするかな

君も早くお帰り

こんな時に言うのも 何だけど…

どうか 元気で

昭良さんは

ここに帰ろうとしていたんです。

最後まで…。

あなたたちと 一緒に生きるために。

どうしても… 出せずにいた。

♪~

彼に…。

会わせてください。

♪~

長い間 夫を弔っていただき

ありがとうございました。

お父さん…。

一緒に帰ろう。

♪~

ありがとう

♪~

昭良さんは 桜のせいで死んだんじゃ ない。

あんたが 彼に生かされたように

彼も あんたに生かされたんだよ。

まこっちゃん

長生きしてね。

桜もね。 フフっ…。

さぁ 室長! 準備はいいですか? あ あ… いつでも どうぞ。

テッシーは! OKです。

はい! 月本さんが来たら?

♪~ つきもと

つきもと つきもと

つきもと

今までありがと~

そこで パ~ン! クラッカーを鳴らして!

私が描いた 皆さんの絵を

プレゼントする。

完璧だ…。

もっと普通でよくないですか?

何言ってんです サプライズですよ サプライズ!

思い出は プライスレス!

あれ? 三田は どうした? それが 絶対泣いちゃうから

参加しないって。 三田さんらしいわね。

菜っちゃんは? 何か用事があるって言ってました。

ドライだな。 菜っちゃんらしいわね。

来ました… 来ました!

皆さん スタンバイ スタンバイ!

お前かよ。

あれ? 皆さん 何してるんですか?

あなた 予定があるって 言ってなかった?

はい 真さん 見送ってきました。

あぁ ご苦労さま…。 えぇ!?

あれ? 聞いてないですか?

みんなから見送られるのは 絶対恥ずかしいし

絶対泣いちゃうからって…。 えぇ~!

もう そりゃないですよ 真さ~ん!

これぞ まさしくサプライズ。

月本さんらしいわね。

えっ!? え! びっくりした!

何してんのよ 私のお見送りは? だって もう会ったら

グショグショになっちゃうと 思って… ていうか そっちこそ!

私は ここに グローブ置いてあるし

行く前に 最後に スカっとしとこうかと…。

ハハハハ…! ハハハハ…!

まこっちゃん

いってらっしゃい。

いってきます。

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