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(2人)ありがとうございました。 32 00:02:33,330 --> 00:02:35,520 あっ! すみません。 33 00:02:35,520 --> 00:02:43,940 ~ 34 00:02:43,940 --> 00:02:48,700 《あれ 何? 好きって どういうこと? 35 00:02:48,700 --> 00:02:50,670 あ~ 間に合わない! 36 00:02:50,670 --> 00:02:53,670 とにかく 今は走るんだ 千世!》 37 00:04:03,940 --> 00:04:07,230 ハァ ハァ ハァ… 戻りました! 38 00:04:07,230 --> 00:04:11,230 ハァ ハァ… 間に合った。 39 00:04:13,180 --> 00:04:15,180 おや 篁さん。 40 00:04:15,180 --> 00:04:17,190 もっと ゆっくりしてきても よかったのに。 41 00:04:17,190 --> 00:04:19,510 そうそう ランチタイムは 女の子にとって 42 00:04:19,510 --> 00:04:21,510 大切な リフレッシュの時間でしょう? 43 00:04:21,510 --> 00:04:23,680 (田中)だめですよ 「女の子」なんて言い方。 44 00:04:23,680 --> 00:04:26,010 今は セクハラで 訴えられちゃいますよ。 45 00:04:26,010 --> 00:04:29,810 《おじさんと呼ばれる人たちは 苦手だ》 (笑い声) 46 00:04:32,050 --> 00:04:36,110 《わかってる。 そんなこと 言っちゃいけないってこと》 47 00:04:36,110 --> 00:04:38,190 あ~あ…。 《でも…》 48 00:04:38,190 --> 00:04:41,390 う~ん…。 あぁ…。 49 00:04:43,330 --> 00:04:46,000 (城野)はい 1人1個な。 50 00:04:46,000 --> 00:04:49,020 えっ… すごっ! 51 00:04:49,020 --> 00:04:51,370 これ どこの? 俺の。 52 00:04:51,370 --> 00:04:53,390 えっ? 俺が作ったの。 ほい。 53 00:04:53,390 --> 00:04:55,390 あっ…。 54 00:05:01,350 --> 00:05:03,330 うん うまっ! 55 00:05:03,330 --> 00:05:05,330 でしょ? フフッ… 皆さんも よかったら。 56 00:05:05,330 --> 00:05:07,350 いいの? はい。 わぁ いいの? 57 00:05:07,350 --> 00:05:09,360 悪いね。 どうぞ どうぞ。 58 00:05:09,360 --> 00:05:11,340 カラフル! ハハハ…。 59 00:05:11,340 --> 00:05:15,510 《すごいな~ 城野は。 お菓子も配れて 笑顔も配れて。 60 00:05:15,510 --> 00:05:17,880 私には できないな~》 61 00:05:17,880 --> 00:05:19,920 いきなり 店やろうか? やりましょう。 62 00:05:19,920 --> 00:05:23,020 あっ 篁さん 現場 ちょっと来てくれる? 63 00:05:23,020 --> 00:05:25,120 クレームが入っちゃって。 はい。 64 00:05:28,510 --> 00:05:31,560 あっ 篁さん 報告書 お願いね。 65 00:05:31,560 --> 00:05:35,660 俺ら ちょっと 一服… ハハッ。 66 00:05:35,660 --> 00:05:39,360 鈴木さん…。 俺も ビックリしたよ。 67 00:05:41,850 --> 00:05:45,850 はぁ~ 疲れた…。 68 00:05:49,410 --> 00:05:52,210 好きなんだ 千世ちゃんのこと 69 00:05:59,190 --> 00:06:05,890 《まさか 瀬尾さんが私を 「女」として認識してたなんて…》 70 00:06:08,360 --> 00:06:12,370 《だって 恋愛に発展する可能性なんて 71 00:06:12,370 --> 00:06:15,070 出会いからして1ミリも…》 72 00:06:17,770 --> 00:06:21,270 バカによる器物破損は 何があっても許さない! 73 00:06:23,200 --> 00:06:25,900 《ないない やっぱり 1ミリもない!》 74 00:06:27,850 --> 00:06:30,720 《あっ そっか… 好きって そっちの意味じゃなかったんだ。 75 00:06:30,720 --> 00:06:33,010 「人として好き」ってことか。 76 00:06:33,010 --> 00:06:35,860 「好き」 イコール 「恋愛」 って古いよね》 77 00:06:35,860 --> 00:06:38,960 んっ? 78 00:06:38,960 --> 00:06:41,200 返事は 急がないよ 79 00:06:41,200 --> 00:06:45,700 《返事ってことは やっぱり告白ってこと? 80 00:06:45,700 --> 00:06:48,690 いや… でも 今の私に 81 00:06:48,690 --> 00:06:51,690 恋愛なんてする心の余裕は…》 82 00:06:51,690 --> 00:06:53,690 千世ちゃ~ん! 83 00:06:55,860 --> 00:06:58,530 やっぱり 千世ちゃんだ! 84 00:06:58,530 --> 00:07:00,630 帰りに会うなんて 初めてだね! 85 00:07:04,900 --> 00:07:06,900 え… ちょっ…。 86 00:07:17,370 --> 00:07:21,700 どうして あんな態度 取っちゃったんだろう。 87 00:07:21,700 --> 00:07:24,320 はぁ~。 88 00:07:24,320 --> 00:07:26,530 ああ 千世ちゃん こんばんは。 89 00:07:26,530 --> 00:07:29,680 こんばんは。 あっ お風呂 お先 いただきました。 90 00:07:29,680 --> 00:07:31,680 うん じゃあね。 91 00:07:34,200 --> 00:07:36,870 よし! 92 00:07:36,870 --> 00:07:40,370 《明日 ちゃんと 瀬尾さんに謝ろう》 93 00:07:59,530 --> 00:08:02,860 いらっしゃいませ~。 (ドアの開く音) 94 00:08:02,860 --> 00:08:07,160 あ~ やっと来た もう遅いよ~。 ごめんごめん 遅くなっちゃって。 95 00:08:15,840 --> 00:08:18,340 最近 あの人 来ないな~。 96 00:08:18,340 --> 00:08:21,030 イケオジだから ひそかに癒やされてたのに。 97 00:08:21,030 --> 00:08:24,830 えっ 私もです。 だよね。 98 00:08:28,020 --> 00:08:30,210 (かけ声) 99 00:08:30,210 --> 00:08:33,110 足出せ 足! (かけ声) 100 00:08:40,020 --> 00:08:42,180 いいぞ 篁。 101 00:08:42,180 --> 00:08:45,580 ハァ ハァ… ありがとうございます! 102 00:08:52,360 --> 00:08:54,530 千世さ~ん! 103 00:08:54,530 --> 00:08:58,370 あっ 灯さん。 疲れた~。 104 00:08:58,370 --> 00:09:00,890 今日 ずっと 外回ってて…。 105 00:09:00,890 --> 00:09:03,190 営業部も大変そうだね。 106 00:09:03,190 --> 00:09:05,210 千世さんも 遅くまで お疲れさまです。 107 00:09:05,210 --> 00:09:08,060 ううん。 今日は 柔道場 寄ったから。 108 00:09:08,060 --> 00:09:11,360 いろいろ すっきりしようと思って…。 109 00:09:15,370 --> 00:09:17,690 なるほど。 110 00:09:17,690 --> 00:09:20,740 返事に困って 無視しちゃったってことですか? 111 00:09:20,740 --> 00:09:23,530 うん。 112 00:09:23,530 --> 00:09:26,700 謝りたいなら 電話すれば いいんじゃないですか? 113 00:09:26,700 --> 00:09:32,370 あっ それが… 連絡先とか 何も知らなくて…。 114 00:09:32,370 --> 00:09:36,040 えっ? じゃあ どうやって会ってたんですか? 115 00:09:36,040 --> 00:09:39,510 特に約束してたわけじゃ ないんだけど 116 00:09:39,510 --> 00:09:43,530 なんとなく 同じ店で 会うようになって…。 117 00:09:43,530 --> 00:09:46,850 瀬尾さんは すごく話しやすくて 118 00:09:46,850 --> 00:09:50,870 大切な ひる友だったんだけど…。 119 00:09:50,870 --> 00:09:55,760 はぁ~ このまま 会えなくなっちゃうのかな? 120 00:09:55,760 --> 00:09:59,850 大丈夫ですよ。 千世さんとの ランチタイム 121 00:09:59,850 --> 00:10:02,010 向こうも楽しかったはずだし。 122 00:10:02,010 --> 00:10:06,390 また ひょっこり現れますって。 そうかな? 123 00:10:06,390 --> 00:10:08,390 そうですって。 124 00:10:13,180 --> 00:10:16,080 いらっしゃいませ~。 (ドアの開く音) 125 00:10:18,330 --> 00:10:22,700 《毎日の仕事に 疲れ切っていた。 126 00:10:22,700 --> 00:10:26,710 友達と連絡を取るのも おっくうになって 127 00:10:26,710 --> 00:10:29,360 1人でいるのが気楽になってた。 128 00:10:29,360 --> 00:10:33,350 でも そのなかで 瀬尾さんとのランチは 129 00:10:33,350 --> 00:10:35,360 楽しみの一つだった。 130 00:10:35,360 --> 00:10:41,850 いや 楽しみの一つなんて そんな軽いものじゃない。 131 00:10:41,850 --> 00:10:44,520 瀬尾さんとのランチは 132 00:10:44,520 --> 00:10:48,160 私にとって かけがえのない 133 00:10:48,160 --> 00:10:50,850 大切な時間で…》 134 00:10:50,850 --> 00:11:03,340 ~ 135 00:11:03,340 --> 00:11:06,190 (ため息) 136 00:11:06,190 --> 00:11:08,190 ハッ! 137 00:11:19,860 --> 00:11:21,860 千世ちゃん! 138 00:11:24,350 --> 00:11:26,370 《瀬尾さんだ!》 139 00:11:26,370 --> 00:11:29,520 久しぶりだね。 元気だった? 140 00:11:29,520 --> 00:11:32,190 お… お久しぶりです! 141 00:11:32,190 --> 00:11:34,540 ハハハッ 元気そうだね。 142 00:11:34,540 --> 00:11:36,540 今 出張から帰ってきたんだ。 143 00:11:36,540 --> 00:11:41,200 あっ 出張… だったんですか。 144 00:11:41,200 --> 00:11:45,030 うん。 あっ そうだ これ。 145 00:11:45,030 --> 00:11:48,520 はい。 前に千世ちゃんが 食べてみたいって言ってたから。 146 00:11:48,520 --> 00:11:51,020 あっ… 何だろう? 147 00:11:54,690 --> 00:11:58,530 あっ 覚えててくれたんですか? 148 00:11:58,530 --> 00:12:00,570 うん もちろん。 149 00:12:00,570 --> 00:12:03,600 あのさ 千世ちゃん。 150 00:12:03,600 --> 00:12:06,390 このあとって時間あるかな? 151 00:12:06,390 --> 00:12:08,340 え…。 152 00:12:08,340 --> 00:12:11,840 よかったら 食事でもどうかなって。 153 00:12:11,840 --> 00:12:14,030 あぁ えっと…。 154 00:12:14,030 --> 00:12:17,200 あっ ごめん。 気が進まないようなら…。 155 00:12:17,200 --> 00:12:20,870 あっ いえ… あの…。 156 00:12:20,870 --> 00:12:24,370 あ… 服 汚しちゃって…。 157 00:12:24,370 --> 00:12:29,380 千世ちゃん ちょっと 買い物 つきあってくれる? 158 00:12:29,380 --> 00:12:32,380 え? すぐだから。 159 00:12:36,520 --> 00:12:39,040 よく似合ってるよ。 160 00:12:39,040 --> 00:12:43,860 あっ… いえ でも 161 00:12:43,860 --> 00:12:46,040 こんな すてきな服 私には…。 162 00:12:46,040 --> 00:12:48,040 いいんだよ。 163 00:12:55,700 --> 00:13:00,100 千世ちゃんのワンピース姿が 見られて 僕は得した気分だし。 164 00:13:02,340 --> 00:13:04,340 こちら どうぞ。 165 00:13:06,850 --> 00:13:09,020 僕に任せてもらってもいい? 166 00:13:09,020 --> 00:13:11,020 はい。 167 00:13:11,020 --> 00:13:26,520 ~ 168 00:13:26,520 --> 00:13:30,590 う~ん これは 激うまです! 169 00:13:30,590 --> 00:13:32,690 よかった~。 170 00:13:32,690 --> 00:13:37,360 《おいしすぎて…。 171 00:13:37,360 --> 00:13:41,500 楽しすぎて…。 172 00:13:41,500 --> 00:13:43,500 あっという間で…》 173 00:13:46,000 --> 00:13:48,190 今日は 楽しかったです。 174 00:13:48,190 --> 00:13:52,010 こちらこそ ありがとね 千世ちゃん。 175 00:13:52,010 --> 00:13:56,350 《あっ 無視したことのおわび しそびれた。 176 00:13:56,350 --> 00:13:59,350 いや それより告白の返事…》 177 00:14:01,320 --> 00:14:05,840 《えっ でも私… どうする つもりだったんだっけ?》 178 00:14:05,840 --> 00:14:08,160 実は ここのホテル モーニングが 179 00:14:08,160 --> 00:14:10,180 いちばん おいしかったりするんだ。 180 00:14:10,180 --> 00:14:12,180 モーニング? 181 00:14:14,180 --> 00:14:16,880 この庭もね 朝は もっと きれいなんだよ。 182 00:14:19,170 --> 00:14:23,830 あ… あの もしかして 今夜 183 00:14:23,830 --> 00:14:26,340 お部屋 取ってるんですか? 184 00:14:26,340 --> 00:14:30,770 うん。 ここで飲む 朝のコーヒーが 185 00:14:30,770 --> 00:14:36,170 また格別でね~。 朝のコーヒー? 186 00:14:38,340 --> 00:14:40,410 《モーニングに 朝のコーヒー。 187 00:14:40,410 --> 00:14:43,450 これは 朝まで 一緒にいようという 188 00:14:43,450 --> 00:14:45,650 誘い文句なのでは?》 189 00:14:49,030 --> 00:14:54,330 《えっ でも そんな 私たち まだ つきあってないのに?》 190 00:14:57,330 --> 00:15:00,850 あっ… あの 瀬尾さん。 191 00:15:00,850 --> 00:15:04,020 ごめんね。 えっ? 192 00:15:04,020 --> 00:15:06,890 僕が告白したことで 193 00:15:06,890 --> 00:15:10,390 きっと たくさん 悩ませちゃったよね? 194 00:15:14,180 --> 00:15:18,180 こんな おじさん 告白する権利なんて ないって 195 00:15:18,180 --> 00:15:21,180 わかってたんだけど…。 196 00:15:21,180 --> 00:15:27,580 どうしても 自分の気持ちを 隠しとおせる自信が なかった…。 197 00:15:29,690 --> 00:15:33,030 大丈夫。 答えは わかってるから。 198 00:15:33,030 --> 00:15:37,180 ただ 千世ちゃんさえよければ 199 00:15:37,180 --> 00:15:40,550 時間は かかるかもしれないけど 200 00:15:40,550 --> 00:15:45,670 また ランチのおじさんに 戻っていいかな? 201 00:15:45,670 --> 00:15:51,850 今までどおりの ひる友に戻れるなら 202 00:15:51,850 --> 00:15:55,050 うれしいんだ。 203 00:16:02,520 --> 00:16:07,660 あの… その…。 204 00:16:07,660 --> 00:16:13,670 お試し… の期間を もらってもいいですか? 205 00:16:13,670 --> 00:16:15,670 お試し? 206 00:16:15,670 --> 00:16:19,670 はい。 おつきあいの お試し期間。 207 00:16:22,340 --> 00:16:26,010 あ… いや 何 言ってるんだろ。 208 00:16:26,010 --> 00:16:28,670 すごく 都合がいいですよね。 209 00:16:28,670 --> 00:16:32,200 けど 瀬尾さんのこと 210 00:16:32,200 --> 00:16:34,340 そういう目で 見たことがなかったから 211 00:16:34,340 --> 00:16:37,540 いろいろ 準備というものが…。 212 00:16:43,010 --> 00:16:46,180 ありがとう うれしいよ。 213 00:16:46,180 --> 00:16:48,690 瀬尾さん…。 214 00:16:48,690 --> 00:16:51,560 あっ ごめん つい…。 あっ いえ…。 215 00:16:51,560 --> 00:16:55,840 じゃあ 今後のことは またあとで。 216 00:16:55,840 --> 00:16:58,660 そろそろ。 そろそろ? 217 00:16:58,660 --> 00:17:01,350 うん そろそろ。 218 00:17:01,350 --> 00:17:04,350 《そろそろって?》 219 00:17:07,090 --> 00:17:09,090 おいで 220 00:17:12,030 --> 00:17:15,350 あの…。 221 00:17:15,350 --> 00:17:19,520 私 すごくすごく 久しぶりなので 222 00:17:19,520 --> 00:17:22,520 うまく お応えできるか わかりませんが…。 223 00:17:24,860 --> 00:17:33,180 よろしくお願いします! 224 00:17:33,180 --> 00:17:36,180 《えっ? えっと…。 225 00:17:36,180 --> 00:17:41,110 これって いったい どういうこと?》 226 00:17:41,110 --> 00:17:51,830 ~ 227 00:17:51,830 --> 00:17:56,000 そろそろ? うん そろそろ 228 00:17:56,000 --> 00:17:58,670 《そろそろ 千世ちゃんを 家に送るって言う 229 00:17:58,670 --> 00:18:00,840 つもりだったのに…。 230 00:18:00,840 --> 00:18:03,540 だって お試しの おつきあいといえば…》 231 00:18:05,530 --> 00:18:09,430 うわぁ~ すっごく かわいいですね! 232 00:18:09,430 --> 00:18:11,400 う~ん おいしい 233 00:18:11,400 --> 00:18:14,670 《こ~んな感じの おしゃピクとか 想像していたのに。 234 00:18:14,670 --> 00:18:18,030 なのに まさか…》 235 00:18:18,030 --> 00:18:20,050 瀬尾さん。 236 00:18:20,050 --> 00:18:26,180 あの もう1時間になりますけど 大丈夫ですか? 237 00:18:26,180 --> 00:18:28,340 え… あっ あの うん。 238 00:18:28,340 --> 00:18:30,340 瀬尾さん 大丈夫で…。 239 00:18:36,530 --> 00:18:39,830 ご健在なら 何よりです。 240 00:18:46,540 --> 00:18:50,540 《そんな… 千世ちゃんに見られた!》 241 00:18:55,050 --> 00:18:57,650 《雄… がいた》 242 00:19:04,860 --> 00:19:06,840 《たまげた! 243 00:19:06,840 --> 00:19:09,210 なんたる 美ボディー! 244 00:19:09,210 --> 00:19:12,850 きゃしゃな イメージだったから 余計に解釈違いで 245 00:19:12,850 --> 00:19:15,280 バグが起きてる! 246 00:19:15,280 --> 00:19:21,280 でも… なんで私 お試しとか 言っちゃったんだろう?》 247 00:19:27,680 --> 00:19:30,680 なんで…。 248 00:19:39,190 --> 00:19:41,690 お待たせ。 249 00:19:41,690 --> 00:19:46,590 《それにしても どうして こんな展開になったんだ?》 250 00:19:51,520 --> 00:19:54,510 《すっかり 嫌われたと 思っていたのに…。 251 00:19:54,510 --> 00:19:58,660 1人で ずっと眠れぬ夜を 過ごしていたのに…》 252 00:19:58,660 --> 00:20:02,830 (鼓動) 253 00:20:02,830 --> 00:20:06,350 《だめだ 俺の心臓 今は 暴れるときじゃない! 254 00:20:06,350 --> 00:20:08,340 休めだ!》 255 00:20:08,340 --> 00:20:12,340 (鼓動) 256 00:20:12,340 --> 00:20:14,780 《ありがとう マイ ヘアコロン。 257 00:20:14,780 --> 00:20:17,180 僕の 必殺癒やしアイテム》 258 00:20:19,660 --> 00:20:21,850 あっ いい匂いですね。 259 00:20:21,850 --> 00:20:26,020 千世ちゃんも つけてみる? 260 00:20:26,020 --> 00:20:28,020 いいんですか? 261 00:20:28,020 --> 00:20:30,520 もちろん。 こっち来て。 262 00:20:49,860 --> 00:20:52,060 おそろいだね。 263 00:20:59,490 --> 00:21:02,510 じゃあ 始めようか。 264 00:21:02,510 --> 00:21:06,030 はい。 265 00:21:06,030 --> 00:21:08,900 千世ちゃん。 266 00:21:08,900 --> 00:21:12,900 僕の膝の上に乗ってくれるかい? 向かい合うみたいに。 267 00:21:27,120 --> 00:21:31,690 しばらく こうして抱き合っていようか? 268 00:21:31,690 --> 00:21:34,340 《慣れてる。 269 00:21:34,340 --> 00:21:38,360 まぁ 瀬尾さんは 45歳の独身男性なんだから 270 00:21:38,360 --> 00:21:41,330 当然といえば 当然で…》 271 00:21:41,330 --> 00:21:43,330 《えっ… ウソ! 272 00:21:43,330 --> 00:21:48,170 必殺癒やしアイテムの効果 もう切れた?》 273 00:21:48,170 --> 00:21:50,340 落ちついた? 274 00:21:50,340 --> 00:21:53,170 はい。 275 00:21:53,170 --> 00:21:55,510 《自分こそ落ちつけ! 276 00:21:55,510 --> 00:21:59,330 この心臓の鼓動 千世ちゃんに 伝わったらどうする!》 277 00:21:59,330 --> 00:22:05,450 《瀬尾さん やっぱり 大人の男の人なんだな。 278 00:22:05,450 --> 00:22:10,340 こんなに ドキドキしている 私と違って》 279 00:22:10,340 --> 00:22:15,860 瀬尾さん… 余裕なんですね。 280 00:22:15,860 --> 00:22:17,850 えっ? 281 00:22:17,850 --> 00:22:21,850 《なんか ちょっと さみしい…》 282 00:22:30,380 --> 00:22:32,680 余裕なんて みじんもないよ。 283 00:22:39,000 --> 00:22:44,360 わかるかい? この胸の鼓動。 284 00:22:44,360 --> 00:22:49,860 僕は 君のことが 恥ずかしいくらい好きだから。 285 00:22:49,860 --> 00:22:52,560 瀬尾さん…。 286 00:23:00,840 --> 00:23:04,380 《どうして こんなにも 君のことが好きなんだろう?》 287 00:23:04,380 --> 00:23:08,080 《どうして私 お試しなんて 言っちゃったんだろう?》21689

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