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表を挙げるが良い。本日は劇場版オーバーロード西王国編にようこそ。諸君の来訪に心よりの謝意を差し当たってだが、今回上映される西王国編は、諸君にとって少々刺激が強いかもしれぬ。

が案ずるな。今から話す。上映における注意事項を守りさえすれば、身の安全は守られるだろう。アインズールゴーンの何を言って？

（よすぎます。アインズ様。

お見事です。お見事すぎます。こんなノリでいいのか。えええと、それでは今から読み上げるぞ。うん。

上映中の携帯電話の使用は禁止だ。電源オフかマナーモードにするように。

守らなければ、生命活動をオフにしますよ。

えっ？死後や大きな音の出る行為は厳禁だ。たとえショックなシーンを見ても叫んだりはしないように。あなたたちに永遠の沈黙を与えることもできるのですよ。劇場内での下記の使用危険物の持ち込みは厳禁だ。

レベル差がわかるものならば。

そのような愚行を犯したりはしないとは思いませんが。

当然の話だが、前の座席を蹴るなどの迷惑行為をしてはいけない。牧場送りにしますよえ、牧場送りって何？上映中の撮影録音は禁止当然のことだな。映画とは目で、心で、全身で感じるものです。

全身全霊で、アイツ様の伝説をその身に刻み込みなさい。

最後に。この映画を皆に楽しんでもらえれば幸いである。

ローブルセイ王国巨大な湾によって南北に分かれたその国土は、リエスティーゼ王国の南西に位置していて、その東スレイン報国との境界に広がるアベリオン丘陵に生息する多様な亜人不足による侵略から身を守るため、半島を縦断する長大な防壁を築いていました。

オールランド、そろそろ交代の時間だぞ。報告はどうした？こいつ好き？パビルパラハ兵士長殿、本日も以上はありません。旦那のように暗闇を見通す目があれば、俺も夜版を付き合えるんですがね。この目は訓練で得たものだ。お前も欲しければ鍛えればいい。

訓練で得られるなら、それも才能ですよ。旦那自慢の娘さんのようにねえそうだな。なかなかに優秀な娘だとはいえ、なぜ聖騎士謎になろうとしているのか。まあ、同じ聖騎士である母親に憧れを抱く気持ちはわからなくもないが、あの子には剣の才能がない。弓の才能ならあるんだから。憧れるなら父親の俺がいるだろうに。

そもそもあの子は芋虫を怖いと泣くようなどんな間違いない亜人だスネークもんだなその出たんだ、どれくらいいるんだ？どんな数が増えてきている？これをもしかすると。

まずいぞ。ああまった王があれはケイブンか。大進行国家総動員令が発動されるかもしれないな。よく見えないんだが、旦那、敵の大将は見えたぜ。いいや。

今のところ、敵の司会らしき姿は発見できない。お前たち、いつでも打てるように準備はしておけ。そろそろお前も自分の隊に戻ったらどうだ。そうさせてもらうついたんだ。気をつけてな、お前もなねえよ。

打ちますか。まだ遠い。だが車線は取れるよう移動を開始。俺の命令を待て、そこで止まる。ここより先は西王国の領土である。貴様ら亜人どもが来ていい場所ではない。早急に立ち去れ。

初めまして。西王国の皆さん、私の名前はヤルダバオトと申します。うん、大悪魔ヤルダバオト。私をご存知の方がいるとは光栄です。いかにもリエスティーゼ王国で拍手喝采の宴を催したのは私です。ですが、そうですね。私を呼ぶのであれば魔王。

やるだばおとと呼んでいただきましょうか。魔王やるだばおと私はこの国を地獄に変えるためにやってまいりました。悲鳴が、十祖が、絶叫が延々とこだまするような、そんな楽しい国にしたいのです。そのようなことを許すと思っているのか。この防壁は西洋国の最初の守り、そして最後の守り。

これより後ろにあるわ。西欧国の民たちの安寧お前たちに踏みにじらせたりはする。それでは始めましょう。こちらからもプレゼントを差し上げます。

第10位回魔法メテオフォールその件で、自分の喉を貫きたまえ。

集まるのが遅いですね。それでは攻撃を開始してください。

悪魔たち、亜人たちの支援を行いなさい。それとある程度の人間たちをうまく追い立てるのです。取手から誰一人国に返さないなどというバカなことはしないように。さて。

計画は今のところ順調ですが、きっとあの御方は私が想像すらできない最善の結果を見せてくださるのでしょう。あの御方から学び、より優れた私を目指し、さらなる中金に励む。ああ、なんと素晴らしいのでしょうか。

レメリオスタジオ。この大通りをもう一度右に曲がれば、ヤルダボートが待ち受ける広場に出ます。

そうか。ではそろそろ持続時間の長い防御魔法などを書き始めろ。では行くぞ。

お前がやるぞ。この悪魔は強い。

牛のような女ですね。

赤い布でも振られました。

あなたが魔王ヤルダバオタですね。

その通りです。あなたが当代の西王ですか？

はい、その通りです。カルカ様、こんな奴に名乗る必要はありません。こいつがヤルダバオトと分かったなら、あとはぶっ殺してメテオス。ちょっと静かにして姉様。

カルカ様は相手の情報を引き出したいの。我慢して。それであなたの目的は何ですか？なぜ軍を率いずに私たちの前に現れたのです。

アダマンタイト級冒険者漆黒のモモン。あの強大な選手のせいで、王国における私の企みは破られました。私と同等に戦える者がいるのであれば。

この国の最も尊き者の傍らにいるはず。そう思って先に調べに来たのですが、気流でしたね。

メイ。

ド。歴代最強と名高き世騎士団団長がこの程度とは。

貴様。即刻その首を跳ね飛ばしてやる姉様。これは悪魔の挑発よ。

知りたいことはそれだけですか？聖王女様。

そうですね。レメディオス。

あなたはこの国を弱き民を守る県です。西欧所の名において名します。これ以上民を一人たりとも傷つけてはなりません。停止隊前にねえ、薄い家族。

帝劇。

なるほど。

ペネトレートマジックホーリーレイツインペネトレートマジックホーリーレイもっと頭を使って天使を戦わせな。

さい、全くです。虫けら。でも数が多いと不快ですからね。

しまった姉様まだだ。近寄らず建物を破壊しろ。

困ったものですね。そろそろこちらも本気を出す頃合いのようですね。

新刊たちを天使を突撃させなさい。

カルカ様、ケラルト、後ろに下がって2人とも逃げろ。今の我々ではこいつを止められない。

あの2人さえ生きていれば西欧国う。

ん？グレートテレポーテーショ。

ン邪魔だ。マルカ様。

魔物の気配はない。この場で待機した方が安全なはずだけど、父さんならああ、はい。

一体何が起きている？この霧は何なのだ。申し訳ございません。私にはわかりません。しかし、周囲の地形から考えても、通常こんなに濃い霧は発生しません。しばらくとどまり、様子を見るべきかと。役立たずか。

カストジオ団長、従者、ヴァラハはよくやっています。亜人の目をかいくぐって我々を脱出させ、ここまでやってこられたのはヴァラハの働きによるものです。

グスターボこうして立ち往生している間にも、民が亜人どもに虐げられ、その命が奪われているのだぞ。俺はそんなありえない。何の冗談だ、あれは。

すごい。

これがアインズウールコン魔導国か。

なんて醜悪な、邪悪なアンデッドだ。

団長、我々はあの国に助けを請う立場です。

ヤルダバオトと対等に渡り合ったという勇者。漆黒のモモンは借り受けられなければ我が国に未来はありません。

うるさいゾグスターボ西欧国を救うためならば、どんな恥辱にだって耐えよう。アンデッドにも頭を下げる。心配するな、我らは聖王女様に仕える騎士だ。皆胸を張れ。旗を掲げよう。

ようこそ、アインズウールゴーンマドー国へ。わしはデュラデウススペニアアイインダルナーガージャ。偉大なる王はおのしらの下級の事態を知り、すぐに面会されるというじゃが、その前に、この年での要注意事項を説明させてもらう。

ドラゴン。

まさか魔導王はドラゴンまで出席しているのか。

そうだよ。他にもこの魔導国では様々な種族が街を歩いておる。アンデ。

ッドもじゃ、治安は良いようですね。

ようこそ。

西欧国の皆様、アインズールゴウン魔導国における階層、守護者及び領域、守護者、全統勝という地位についております。アルベドと申します。これはご丁寧にありがとうございます。私は西欧国使節団の団長、レメディオスカストディオと申します。本日は私どものためにお時間を作っていただき、誠にありがとうございます。感謝など必要ありません。

偉大なる魔導王陛下は、西欧国で起こっている事態に対して深い憂慮を抱いております。皆さんのためにお時間を作ることは当然のこととおっしゃっておられました。あ、ありがとうございます。それでは陛下が参ります。皆、頭を下げよう。アインズールゴウ魔導王陛下の入室です。

頭を上げなさい。

はるばる西欧国からここまでご苦労だったな。カストディオだな、そして。

世紀師団の方々よ。

これが窓。ハインズウールコーン従者バラハ。お前は何を勝手なことをしてくれたんだ？

カストリオ団長、お待ちください。従者バラハが勝手な発言をしたことは事実ですが、結果としてモモンを二年で西欧王国に呼べるようになったのです。ここは褒めるべきではないでしょうか。

何を言っているんだ。

すべてがご破算になったかもしれないんだぞ。大地、独断専行を褒めるなど、そんな話があるか申し訳ありませんでした。本当にお前は悪いと思っているのか、もしも悪い方に転がった場合、お前に責任が取れたのか。その場合は団長が私の命を奪い、それを持って窓王への謝罪としてくれるだろうと思っておりました。

お前程度の命一つで謝罪になると思っていたのか。お前程度の。

団長、それぐらいにしてやってください。さすがに三年は長すぎますねえや、バラ。お前の覚悟は見事だった。団長もああは言ってるが、お前の働きを認めているんだぞ。

とりあえず窓王陛下には改めて交渉を申し込む。団長は気がついているが、本来こういったものは何度も会合を重ね、条件を話し合うものだ。お前の発言は確かに出すぎたものだが、それも西欧国を案じればこそ。団長も決してそれを理解していないわけではない。だが今は国の命運という大変な重責を背負われている。確かお前も。

花鈴社での戦いには参加していなかったな。西王女様がヤルダバオトと対決したあの戦い。

に、はい。

我々は各国にこう説明している。西欧国の北部は亜人連合軍に占領されたが、南部は無事であり、西王女カルカ様とともに兵の士気は高い、と。

違うんですか。何としてでも。

モモンを借り受けなければ。

グレートテレポーテーシ。

ョン、山田い。

い武器だ。

やめろ。やめろ。やめろ。やめろ。

なんだかなあ。

ずいぶんと重い。ため息だ。な。お。

従者メイヤーバルハル開けてください。失礼いたします。窓を陛下がお見えです。内密なお話がしたいとは。

何をしている？住所から。

それぐらいにしておけ。責めるのであれば、私を責めてもらおう。突然済まない。しかし、非公式の場でなければ話せないことがあってな。モモンを西欧国に派遣できないのは理由があるのだ。我が国は建国して間もない。

そして私はアンデッド人間に恐れられる存在だ。彼らが安心して暮らすためには、この地で名声を築いていた冒険者モモンの存在が不可欠なのだ。だが、貴殿らが一つ要求を呑んでくれるのであれば、モモンに匹敵する人物を派遣するのもやぶさかではな。

い。本当ですか？

その要求とは一体どのようなものなのでしょうか？メイドだ。

は。

あ、メイドが欲しい。メイドとは。

ヤルドバートが連れていたメイド姿の悪魔のことですか？うん聞。

くが、お前たちは魔法の知識はどの程度ある？

全然持っておりません。

そう、そうかああ。ヤルドバートはあのメイドたちを何らかの契約魔法で縛っていると考えられる奴を倒し。

その術式を得ることができれば、我が国はメイドたちを強力な配下とすることができるという寸法だ。

承知したメイド悪魔を引き渡。そうして、そのモモンに匹敵する人物とはどのような方？

か？私だ。私の話を聞いていて、私が行くと思っていなかったのか？それに案ずるな。私はモモンよりも強い。

ならば、問題はありません。

団長、ちなみに私は一人で行く。私は一度行った場所であれば、天衣の魔法で自由に行き来できるのだ。そ、それは軍勢もいるか？アンデットの集団になってしまうが。

不要です。我々に必要なのはヤルダバオトを倒す力。あとは我々が片付けます。

出発はいつに？

明朝にでも。

かしこまった。

待ってください。そんな何を考えているのですか？一国の王を招いてヤルダバオトと戦わせるなど。

アンデッドの軍勢など呼び込んでしまったら、西欧国が汚れてしまうではないか。

おお、単身で呼びつける方が問題です。怪我でもしたらどうするんですか？

なあ。

悪魔とアンデッド、どちらが滅びようと我々には損害がない。違うか。どちらにせよ、人間の敵ならば、両者ともに滅んでくれるのが一番だろう。

団長、そこに正義はあるのですか？

ある弱き民を救うためだ。従者、ネイヤバラハ。

おはい、お前を魔導をつきにするは常にくっついて、我々の役に立つようにうまく誘導しろ。ただし、こちらの情報は一切話すな。せいぜいおべんちゃらを言って、いい気分にさせておけ。

一国の王、それもアンデッドの従者になるなんて、何かお話しした方がいいのか。でも不況を買ったら殺されるだろうし。

うんうん。私の顔に何か面白いものでもついているかね？

いいえ、失礼いたしました、陛下。

アンデッドの私とともに。馬車の旅では深いかもしれないが。

とんでもございません。あと、この私の目つきは親譲りってして。

そ、そうか。うん、何か良い話題でもあればいいが。そうだな、我が国を訪れてみてどうだったかね？西欧国から見れば小さな国かもしれないが。

活気があって良い国とお見受けしました。様々な種族が共に暮らしているのを見たのは初めてです。

そうかそうか。

それに、あんなに巨大で立派な像も初めて見ました。

あれは部下たちがどうしてもというのでな。しかも、あちこちにこの像を建てる計画を進めているようなのだ。

なるほど、各地で窓を。陛下の偉大さを讃えるのですね。

うん。うん。

君は良いと思うか？だが、私はな、少々短絡的ではないかと思うのだ。

なぜですか？

そう、王の偉大さはものによって知らしめるものではない。私は民の豊かさや安寧をもたらす統治によって知られたいのだ。

それはまさにおっしゃる通りか。と。

さて、馬車だと西欧国まではどのくらいかかるのかな？

10日ほどです。陛下。

そうか。ではよかったらバラハ城の話を聞かせてほしい。そうだな、聖騎士を目指している理由などはどうだ？

はい。私などの話でよければ喜んで。

窓を。陛下、申し訳ございません。陛下を迎えるような場所ではございませんが、奥の会議室で今後のお話をさせてください。うん。

まず、これからの方針を固めたいと考えています。

その前に協力する以上、帰国の現状を率直に話してもらいたい。

解放軍の様子を見る限り、かなり厳しい状況のようだ。西欧国は地理的にも政治的にも南北に分断されているのは有名な話。おそらく南部からの支援はない。そしてこの場に来られない西王女とのも、おそらくそこまで察しておられたとは。誕生。

正王女様は行方不明だ。ヤルダバートとの戦いで、新歓団団長の妹ケラルトとともに消息がわからなくなっている。だが、正王女様とケラルトは皇位の新歓魔法を使える。囚われた可能性もあるが、きっと無事でいるはずだ。

当面はこのお2人を探しつつ、占領された都市を解放。捕虜にされた民と物資を取り戻したいと考えています。

この近くにドイツという小都市がある。そこに王族がとらわれているのではないかという情報を手にした。事実であるならば何としてでも助け出し。

たい強大なマジックキャスターである魔導王陛下のお力があれば、千、いや万の軍勢に匹敵する心強さ、勝利は確実と言えるでしょう。その期待には添えないな。

と。

おっしゃります。と。

私はあくまでもヤルダバオトと戦うためにやってきたのだ。強敵である奴と戦うために、私は魔力を極力温存しなければならない。それは何より、これは西欧国の戦いだ。もともと口も手も出す気はない。それとも私が主導でと言うならば、それは君たちが私の指揮下に入るということか？

であれば、南部の貴族とも交渉し、最善の手段をもってこの国を救ってみせるが我。

々の上に立つのは西王女様のみ。申し訳ないが、他国の指揮下に入ることはできない。

ああ、バラハ城か。岸見習いの銃殺にしては隠密のような歩き方をするな。

失礼しました。レンジャーだった父の教えで、あまり音を立てずに動く癖があり。

確か父上は弓使いだと言っていたな。バラハ城も弓を使えるのか多。

少は心得があります。ですが、聖騎士が使うのは剣だけですから意味はありませ。

ん？もったいないな。聖騎士と弓、変わった組み合わせはレア色への道だ。うん、非常にレアだな。

あ、ありがとうございます。

ならばこれを貸し出そう。今後色々と迷惑をかけるとは思うが、よろしく頼む。

おやめください、窓陛下。私のような平民に頭を下げるなど。

なぜだ？お前がどんな身分であろうと、私が世話になるのであれば当然だろう。

陛下、ア。

ルティメイトシューティングスタースーパーだ。

アルティメイトシューティングスター。スーパー神話に出てくるような名ですね。

近からずとも遠からずだな。ルーンという古から伝わるすごい技術で作られたものでな。これで私を守ってくれ。

魔導陛下、凡庸並みではありますが、陛下がお仕事を終えられる日まで、忠実に誠心誠意働くことを誓います。行くぞ勇。

壮だな。

はい。正々堂々、正年から挑むのが正吉の戦いです。ですが、うん。

この機を救うための戦いを開始する。正義を。

正義を。

ああ、ちなみにバラハ城は戦闘に参加しないのか。そのルーンを用いた弓であれば、きっと結果を出してくれるはずだぞ。

いえ、私は陛下の従者ですから。

うんうん。ならば、その弓について聖騎士が何か言ってなかったか、自分にも貸してほしいとか。

他にもルーンの件はないのか？とか。

とんでもございません。確かに皆興味を持っていました。しかし、そんな厚かましい願いなど絶対に断ります。

おおうん。いや、嘘か下がれ。うん。全員後ろに下がるんだ。まずいな。お前たちが下がらないのであれば、この人間を殺すぞ。

卑怯な第。後ろにたまれ。

大人しく武器を捨てろ。こうこうすれば命までは取らないでやる。カストリオ団長だな。まずいぞ。人質が効果的だと知られれば相手に利用される。

そんなことはわかっている。

団長、落ち着いてください。敵はあちらです。黙れ。

お前らの正義はどこにある？我々は何に刑を捧げたのだ？西王女様にではないのか。民を誰よりも慈しみ、一人だって損なうことを望んでいない気高きお方のその願いが、正義が間違っているとでも言うのか。

だが、今のままでは奇襲をかけた意味もなくなる。

うるさい。

そんなものは聖王女様の戦いではない。本当はあるはずなんだ。誰一人として死なず、悲しむことのない方法が。

あるとは思えんがな。

では、黙っていろ。あの亜人と交渉する。無理です。今なんと言った。

無。

理です。と申し上げました。

窓を陛下のおっしゃる通りです。今は一を切り捨て、多くを救うべきです。そこに正義はない。正義ちょっとこうやって。

私はバラハ城を支持する。

黙れ。

今ここで求められているのは局面を変えることであって、苛立ちをぶつけることではないと思うのだが、しょうがない。

私が局面を変化させよう。

よろしいのですか？

犠牲が皆無ということは不可能だが、君たちがやるよりはましだろう。どうだね。あのバフォルクどもは私に任せるかね？

犠牲は出るか。

残念ながらな、カストディオ団長だな。人間ども。これが最後のグルコムだ。ワイデンマジック。

ファイヤー。ボール。

窓王陛下。

ハイ。レースたちよ、行って。私の指示を持て。

窓王陛下。

バラハジュ。

を灯します。

うん。ならば、このアイテムを首から下げたまえ。

ありがとうございます。

私はこれから恐怖をまき散らすオーラを話す。後に続く聖騎士たちにはその対抗手段の用意をするよう伝えてくれ。神官であればライオンズハートがあるが、聖騎士だとアンダーディバインフラグだったが。

よくご存知で。

ヴァルハ、ジョン。

私が君たちの想像もつかない魔法で少年を助けると思ったが。

はい。

確かにそれはできただろう。しかし、あれ以上人質が有効だと知られれば、中にいる捕虜は盾として使われ、それに迷った聖騎士側にも被害が出る可能性がある。だから人質は有効ではないと明確にわかる方法で命を奪う必要があった。

おっしゃる通りかと存じます。

陛。

下私の仕事だろう？これは。

トフォルクとも。

め、私は魔導国の王であり。

この国の王ではない。もしこの少年だけが私の国の民であれば、この子を優先して助けただろう。

はい。陛下は正義なのですね。

うん。何を言っている？

すみません。ああ、えっと、陛下は正義をされているのですよね。

私は正義ではないと思うぞ。私の目標は。

私と子どもたちが幸せに生きられること、それだけであり、それがすべてだ。この子を殺したのは私だ。化け物殺したお前たちの命を救うためだ。

なんだと言いたいことがあるようだな。ならば聞かせてくれ。お前はどうして我が子を守らなかった？守ったさ。

だけど。

奪われた。ではなぜお前は生きているはあ、なぜ子供を守って死ななかったのかと聞いているんだ。命は誰にとっても等価値ではない。この少年に最も高い価値を見出していたのは？

親であるお前だろうに、そのお前が守れなかったのだ。他人のせいにするな。あんた強いから言えるんだ。その通り、私は強者だから言える。そしてお前が弱者だと主張するならば、奪われて当然だ。強ければ何をしてもいいのかよそうだ。

強ければ何をしても構わない。それがこの世界の断りだ。子供を失った哀れさに免じて、お前の暴言は許そう受け取れ。

あ。

あ、私だって弱ければ奪われる立場となる。だからこそ、強さを求めるのだ。

こ。

の先に敵の視界がいるようだ。ついてくるかね？

あ。はい。

これは。

送り出したアンデットたちに、恐怖をまき散らすように指示した結果だ。うん。

あれは。

さてさて、どのアイテムで恐怖を抑制したのか。興味深いものだ。我が名はバザー。

こう。バザーだ。

まさか、足を。

それでどうするかね。殺されたいか、それともひれ伏すのか。好きな方を選ばせてやろう。あの名にかけてひれ伏するわ。一度で十分だ。ふん、それでは少し遊んでやろう。ところでヤギよ。

色々と魔法のアイテムを装備しているようだが、その腰に下げているものからは魔力を感じないな。ファッションというやつだぞ。おねえよ。なるほど。理解した。では始めよう。クリエイトグレーターアイテム。

オールアプレイザル、マジックアイテム。

あの恐ろしい亜人王を一瞬で魔導陛下、やっぱりすごい人なんだ。

あり、が。

とう。

ここか死？と恐怖の気配が漂っている。

多く。

アンデッドが。

どうして？私はお前たちを解放しに来たのだ。

まどう陛下。彼らは亜人ですよ。ヤルダバートの手先じゃないですか。

バラハ城。彼らの姿を見てもそう言えるのかな。我々は人間の国など襲ってはいない。お前はガンズー部族のディエルディエル。ガンズーだではディエル。

なぜお前たちがここにとらわれているのかを聞かせてもらおう。阿部リオン給料の亜人たちがすべて奴の支配を受け入れたわけではない。無理やり従わされている者たちも、我々多くの部族はヤルダバウトに反抗したためにここに連れてこられたんだ。ヤルダバウトはここで何をしていたんだ？本当に何をやっているんだ？

悪いことを聞いてしまったようだな。詫びではないが、私の非義を用いてお前らを解放してやろう。どこに行きたいならば、ヤルダバオトの手が届かない場所まで避難したいでは私の支配する領地に断る。あんた、亜人のアンデッドだろう。騙されんぞ。いや、我が領地は別に恐ろしい場所で。

は本当です。

このお方こそ、アンデッドでありながら正邪にも優しく、子供を愛し、亜人をも平等に扱う素晴。

らしい。それぐらいでし。

かし、陛下。

とにかく、私の支配下に入るのであれば、決してこのような無体なことはされないと、我が名アインズールゴーンにかけて約束しよう。だが、拒否すると言うならば、無理にとは言わん。好きなところに解放してやる。

なぜそこまで親切にしてくれる？私はヤルダバオトを倒そうと思っている。だからその力を削ぐために打てる手はすべて打ちたいのだよ。奴が恐怖で支配しているのならば、裏切る亜人もいるかもしれないし。な、なるほど、そういうことか。では済まないが、しばらく外に出ていてくれないか？

あ。はい。

陛下にとって、人間も味も平等に守る対象なんだ。なんてお優しい方なんだろ。

う、待たせたな。

お。

あ、どう王陛下、こちらでしたか。どうかされたのかな。良き知らせがございます。先王女様の。

お兄様が見つかったのです。うん、カースポンド様。こちらは我が国にお力を貸してくださる魔導国国王アインズルールゴーン陛下です。おおお、初にお目にかかります。魔導王陛下こちらこそ、お初にお目にかかるオーケー殿。

このような姿で失礼いたします。いや、ご無事で何よりだ。陛下のお力で悪魔から解放されました。民とともに、陛下のご慈悲に心より感謝申し上げます。魔導王陛下はいかがされている？

別の一室をご用意し、お休みいただいております。では今後の話をしよう。まず西王女。我が妹カルカが行方不明と聞いたが、亜人の捕虜となったのか？魔導王にはその可能性を伝えていますが、おそらくお命は。

それは確認されていない。もしそうだとしても、遺体さえ見つけられれば、復活は可能なはずだ。

どこかで生きている我が妹ケラルトさえ見つかれば、カルカ様を組成できます。

私としても妹カルカを救いたい。そのためにもこの地にとどまり、ヤルダバオとの軍勢と一戦交える。無謀です。刺激があるとはいえ、包囲されれば食料が尽きて終わってしまいます。

南部と合流は図らないのか。

死者は派遣する。だが。

南の貴族どもは妹の死を望み、次の西王を誰にするかで揉めているだろう。そんな奴らに今、助けを請うわけにはいかないのだ。それに魔導王はヤルダバオトを倒し、メイド悪魔を手に入れたら国に帰ってしまうという。だが、それでは困るのだ。それまでにこの国に入り込んだ亜人たちをすり減らしてもらわなくては。

ですが、それでは魔導王陛下との約束が、奴が魔法で亜人たちを殺しただけ。西王国の武庫の民の犠牲が減るのだぞ。お前たちはどちらを選ぶというのだ。アンデッドとの約束か、武庫の民の命か。

婿の民の命に決まっている。

そういうことだ。団長、せいぜい魔導王には。

働いてもらおうではないか、この数は。

こちらの兵力は1万。相手は推定4万。

勝利条件は南からの援軍が来るまで耐えきるか、敵軍を撤退させること。

男女、ここにいらっし。

ゃいましたか？グスターボか。ちょうどいいところに来た。お前のアイディアも借りたい。

貸せるのであればいくらでもお貸ししたいところなのですが、実は少しまずいことになっておりまして。

なんだ。

一部の民からこの戦いに魔導王は参加してくれないのか？という声が上がっているのです。

魔導王からヤルダバオトと戦うまで、魔力を温存する必要があると言ってきた。今回の戦いには参加しないそうだ。

この都市を奪還する戦いを見ていた者たちは、我々聖吉はできなかったことを魔導王は容易く行ったと知っています。その英雄が戦闘に参加しないと知れば、四季は地に落ちます。

英雄だと。あれはアンデッドだぞ。

アンデッドデモです。それに。

英雄で終わればまだマシです。下手すれば西王様の。

西王女様のだ。カルカ様は必ずどこかで囚われの身になっているはずなのだ。

失礼しました。西王女様の統治に差し障りが出てくる可能性があります。

なんでそんなことになる？お前たちはどう思っているんだ？

私たち関者。当然、窓を英雄とは思っておりません。

ですが、平民たちの間にそういう意見や空気があることは知っております。窓をは少し力を見せすぎました。

グスターバー。私が窓を連れてきたのが間違いだったのか？

そんなことはありません。あの時はあれが最善の選択でした。

では、これからどうすればいい？

今回は私たちだけであの大軍を撃退することです。でなければ。

将来ヤルダバオトを倒したとしても、戦争が続くかもしれません。なぜ責めん。ここに来てもう3日だ。あの年はゴーバザーが守っていたと聞く。あれほどの強者を倒した相手がいるということに怯えているのではないだろうな。

リジャードのそう興奮されるな。やれやれ。何も知らないひなっこがさえずるわい。

ババアは腰が重くて困る。なほうよさないか？2人とも軍議の席での狼関はヤルダバオト様に報告せねばならなくなる。そして攻めない理由だが。

ヤルダバオト様が数日は人間たちに時間を与えろとおっしゃら。

れたのだ。恐怖を与えるために。な。なるほど、そういうことか。

とはいえ、何日と指定されたわけではない。あと2日したら攻めるとしよう。それともう一点、重要なご命令がある。人間の一部は生かして逃がせとのことだ。

つまり。

他は皆殺しでいいということだな。構わんよ。では2日後まで兵器を養ってくれ。

従者、メイヤバラハです。

入り、ともえ。

私は世紀、師団の一員として最前線に配備されることになりました。

うん。

陛下の従者という役目が果たせなくなりましたので、本日はお詫びとご挨拶に伺いました。

ヤルドバウトは私の魔力の欠乏を狙っている可能性がある。奴の姿が確認できないのであれば、私の助けは期待できないぞ。

承知の上です。それでも私はこの国の民として、できる限り人を救わなくてはならないと思います。弱者を。

苦しんでいる人々を救うのは、当然のことです。

私の好きな瞳だ。ならば、バラハ嬢にいくつかのアイテムを貸し出そう。

これは。

ただでさえ、私はすでにこのアルティメイトシューティングスタースーパーをお借りしています。私はこれもお返ししようと。

これは私を先日倒した亜人王の鎧だ。きっとその身を守ってくれるだろう。嘘。それからこれはバイザー型ミラーシェードこれは視線を悟らせないようにするだけでなく。

申し訳ありません。これらをお借りすることはできません。

どうしてだね。

それでは約束してくれないか。必ず私に返すと。

ありがとうございます。きっと。いいえ、必ず生きてお返しいたします。

おしまいだ。こんなの叶うわけがない。だけど、ここを解放した窓王陛下なら。

窓王陛下は、今回の戦いには参加されません。

え？あんた窓王様のお付きの従者だよ。あ、いやですよね。

あ、はい。そうです。

じゃあ、何か知っているのですか？

窓王陛下は。

ヤルダバオトという強敵と戦うために、魔力を温存しなければいけません。だから今回は私たちだけで戦うんです。

俺たちだけで敵うはずないじゃないか。俺たちに死ねって言うのか？

でも、私たちの国じゃないですか。私たちの国を守るのは私たちです。

まどう陛下は他国の王なんですよ。私たちの弱さを理由に、そんなお方を頼るのはおかしくないですか？自分の大切なものは自分で守るほかないんです。だから私は戦います。

打順は強いんだ。父でもない。俺たちが叶うは。

ずない。うんうんけどよ。

俺にもその後、子供がいるんだ。

だから。

俺も戦う。

はい。一緒に戦いましょう。

神田ディバインフラグ敵の矢玉も無限ではない。今は耐えるんだ。

この弓でも私では逃げてここに反撃が来る。来るか。

何をしているの？指があるものなんてないものは？石を投げろ。あの子たちを。

私たちは弱い。私たちには助けられ。

ない。お前らもアジンドも攻撃するよ。人質の子供のことを諦めるんだ。

あの人は。

ここが抜かれたら中の女、子供がもっとひどい目に遭うんだぞ。てめえの子供が大事じゃないのか。

やるしかない。攻撃しろ。キスを持ってこい。

これは鎧の力。

神官たちを呼んで魔法の支援を登ってきた。亜人とも槍でつくんだ。

一列目立て、構え。

下ろせ二列目さて、構え三列目長やりたい前進続いて四列目長やりたい前進騎士たちよ。彼らを悪魔の恐怖から守るのだ。

アンダーディバインクラブ。

よろしい。では始めるぞ。ボン。あげよう。

薄汚い亜人ども。貴様らの毛皮を剥ぎ取って尻を拭く材料にしてやろうか。やりたいってやりたいって、今だ投げろ。

3対1では勝算は皆無。ステーキシタビカス、ステーキシエステマン。

はあ。

お前たち。私があのうちの一匹を殺すまで、他の二匹を抑えることができるか？

お任せください。親明に変えましても、俺は3人が相手でも構わんぞ。

お前こそ、私と戦ったことをあの世で後悔するんだな。

では、人間のお嬢さんはヴィジャー殿に任せるとしようか？うん、その件。

なかなかの技者と見た。お前の名前を聞いておこう。

ネメディオスカストディオお。

前がか、お前がこの国最強と言われる世紀しか。これはいい。俺の名はビジャーラージャンだろう。お前を殺せば、俺の名は正雄として広く知れ渡るだろ。

う、戯れ事。

うわあ。

攻撃要塞うわ。

あ。

こっちは死んだ。

ぞ。何こっちも。じゃあひなっこ。そちらはまだまだの様子。手助けしようか。

ふざけるなよ。俺の遺伝にケチがつく。それじゃあ、どうするかね？ナスレネドのそこらにいる人間の盾、でも打ち破って先に。

作ってるか。

さら、俺が相手だと言ってるだろうが。

見て。盾を構えておけ。もう切り札を使う羽目になると教訓。

性格。

なんだ。

なぜ効かない？

派手な技だが、ほとんど痛みがないな。見た目だけなのか。

私たちの国に攻め込んでおきながら、人々を苦しめながら、悪の位相ではないだと。

へへへへ。凄まじい光だったな。

眩しいの。

さて人間、俺の引き立て役としては十分に働いてくれたな。降伏するなら苦しくないように殺してやるぞ。では、ビジャードのそちらはお願いするぞ。わしらはお前一人の相手をしておれんのじゃよ。

兵士たちを、民を守れ。軽くその民を誰一人死なせません。

なすれね。どのお前の力で後ろの奴らを消してはどうかな。

そうじゃな。

鉄塔、1010。

万くそ。

お前の相手は俺だ。と先ほどから言っている。

え？え？

ファイアー。ボールオ。

ールオム。スケルト。

ン。戦場の習いとはいえ、3対1とは見るに堪えんな。

なんじゃ。あいつは。

ハンデッド。おそらくエルダーリッチじゃろう。助けろ。助けが来たぞ。

魔導王陛下、お助けくだ。

さい。何をし。

に来た。何をしに来た女性のつもりだが。

そうか、であれば任せる。この場所は魔導王に任せる。

え、我？

々は戦局が切迫しているところに援軍に向かうぞ。兵たちは全員ついてこい。

はこれほど例を欠いた行動をされたのは初めてだ。本を売るなら世紀師団団長の方がずっと利が大きいと踏んだが、あんな無礼なやつだったとは。

アンテッドが人間の助けとは？な。ネクロマンサーに使役されているのか？

しかも、置いていかれたようじゃなぁ。黙れ、黙れ。何をした？黙れ。と言ったような。

えっ。えっ、何が言いた？

い、大損だ。

巨人を滅ぼせ。こんなことならばネイヤバラハを優先すべきだった。

ラゴン族。ジャジャン様が機関の首を取った。

ぞラゴン族。ジャジャン。このネイア、バラ派が打ち取った。

浮かせるあの人間に尽かすな。こうの鎧を聞きやるぞ。こうこうバザーの鎧か。

それにあの眼光殺戮に飢えた目だ。それにあの凄まじい弓長官の指すバナナだ。ここはもうダメだ。あんたは逃げてくれ。

私はこの武器は返さなくちゃならない。この武器を持った私が逃げたら、陛下に敵意を持つ人たちはなんて言うだろう。だったら逃げるものか。うわあ。

怖い。

長眼の車中、あと一緒で死ぬぞ。ああ、一斉にやるぞ。

怖い怖いお父さん、お母さん、陛下危。

ないところだったな。

ね？いや、バラ。ここは私に任せて。休んでいろ。

個人たちを大丈夫です。陛下もったいない。遠。

慮するな。

これで疲労も回復させられる。助けが遅くなって悪かったな。

陛下、大丈夫なのですか？私たちを助けに来て。ヤルダバートとの戦いのために魔力を。

大丈夫だ。お前を助けるためと考えれば仕方がないことだ。

陛下、わかりました。

うん。

何が？と。

正義とは何か？が分かったのです。

は。

陛下こそが正義なのです。

君は疲れているのではな。

いか、疲れてはいます。でも、それ以上に確信できたのです。弱ければ正義は守れない。力だけあっても正義にはならない力を持ち、その力を正しいことに使うことこそ正義であり、すなわち。

陛下こそが正義なのです。

ええええ。ありがとうございます。窓王陛下、ここまで助けに来てくださったのですね。気にするな。いや、気にしてもらおう。感謝の印として、彼女を安全な場所まで運んでもらいたい。念やバラハよ。

そして、この国の民たちを、あとは私に任せておけ。魔導陛下、ありがとうございます。魔導陛下、万歳。

まさか亜人4万を全滅できるとは。西王国の記念すべき勝利ですね王家殿下残念だが。

正確には違うな。魔導王陛下一人の力による勝利だ。

違う。うん。我々の尽力あってのことだ。それを忘れるな。

確かに君の言う通りだ。カストディオ、団長、聖騎士、そして民たちが死力を尽くさなければ、この戦いには勝利できなかった。それは事実だ。そして。

魔導王陛下がいなければ負けていたのも事実だ。違うかね。

魔導王など途中から出てきただけではないか。どれだけの使者があっての勝利だ。民関氏神官、数多くの犠牲あっての勝利だぞ。

団長し。

かも。あの骨野郎。しまいには空を飛び回ってアピールだ。奴にとってこの戦いは遊びか。

そうか、ヤルダバートと魔導王はグルなんだ。考えてみれば、利益を得ているのはあいつだけじゃないか。いずれ奴が、魔導国がこの国を支配するために戦力を減らそうとしているんじゃないのか。

カストディオ団長少し疲れているようだね。君は休みたまえ。

しかし。

これは命令だ。

れいか、中へヤルダバ。

ート私を出迎えてくれたことに感謝をし、人間たちよ。

さむ。

やれやれ。半分どこかに飛んでいってしまったな。あの女が何も考えずに突進してこなければ、このようなことにはならなかったのだが。あ。

あ。

ああああああああ。

さて、初めましてだな。魔導王アインズウールゴーンドナ様をつけて呼んだ方がいいかね。それには及ばない。さて、ここに来た理由は私と勝負をつけるためで良いのだな。その通りだ。魔導王よ。

お前が来たからには、弱き者がいくらいても意味はない。そしてお前の強さはモモン以上だ。だからこそ一生の策を取らせてもらおう。

メイド、ハクう。

ん？これは。

陛下、私たちのことは心配しないでください。

うん。安心しろ。人間どもよ。

お前たちは後でゆっくりといたぶりながら殺してやる。私たちは、この都市の中心にある時計塔で待つとしよう。車酔い、窓追い、ガスポンドとの時間を稼ぐ民たちに、都市の中央から退避するよう告げてほしい。

承知した。

陛下陛下はこの年の解放のために多数の魔法を使われました。大丈夫なのでしょうか？

確かに危険かもしれない。だが、ここで逃げるわけにはいかない。

なぜです？魔導国の民にはあなたが必要なのではないですか？

それが王の約束だからだ。それに向こうから来たというのであれば好都合。

この機会に奴を滅ぼし、メイド悪魔を得てやろう。メッセージ半蔵周りの状況はどうだ。プレアデス近くにいるのは知っているが、やれやれ。今回もプレイヤーの影も、ワールドアイテムを持つものの影もなしか仕方ない。

警戒は無駄にはならないからなあ。準備は万全だ。あとはデミウルゴスの計画通りに行動すればいい。ミスってもお前を試すためだったと言えばいいしな。だいたいデミウルゴスは俺のことを何だと思っているんだ。今回の作戦マニュアルだって、ほとんどがあとは流れでよろしくって、常識的に考えて、他国の王が単身で来るかよ。デミウルゴスもアルベドも。

せめて俺の能力を考慮して案件を投げてくれないかな？よし、頑張れ。俺。ここを乗り越えれば、あとはまだ楽だ。フンヌの魔性イビルロードラースはデミウルゴスが召喚した。あくまでレベルは84。物理攻撃に重点が置かれたタイプで。

HPもかなり高い準選手系モンスターださて、話は聞いているな。無論でございます。アインズ様、それでデミュールバス。この後、あの年をお前が召喚した悪魔が襲ってくる予定になっていたな。はい、さようです。そこで二つ願いがある。一つは私が個人的に行っている計画に協力してほしいということ。

そしてもう一つが、召喚した悪魔に私と本気で戦うように命じてほしいということだ。そう、それは。

わかりました。

アルベド。

ですが、憤怒の抹消だけでは満足されないのでは？特攻します。メイド悪魔たちにも相手させるというのはどうで。

しょうか。リアリティシズもいるのか？

それでは、プレアデスを殺してしまうかもしれないぞ。

では全員グレータードッペルゲンガーを変身させてアインス様に相手していただきます。なんで私は弱いんだろう？

でも、ギャルダバ音のように力を持つだけでも決して正義にはならない。あ、どう？陛下。やはりあなたこそが正義なんです。陛下どうかどうか、勝利を。

魔導王は死んだ。

嘘よ。

お前たちには感謝しているし、魔導王がもし万全な状態であれば負けていたかもしれん。お前たちのような人間どものために魔力を裂くなど。

何を優先すべきかを考えぬ愚か者とはな。だが、私もしばらく休まねばならぬほどの傷を受けた。それが言えるまで、お前たちの命は見逃してやる。絶望に泣きくれているふ。

ざけるな。ふざけるなふざけるな。悪魔の子供など誰が信じるか。

おお。

それはなんともすごい夢だな。これほどの武器を見たのは久方ぶりだ。とどめを刺されるところだった。危ないところであった。その武器はなんだ？どうやって作った？

言う、だ。

な、もしかするとルーンという技術で作られているのではないか。

違う。お前なんて教えるものかま。

あ、もう仕方ないか。グレーターテレポーテーション。

逃げるな。

もう3日、窓王陛下が行方不明になられてから3日経つというのに。早く窓王陛下の救助隊を組織し、お探ししなければならないのに。

なぜガスポンド様は動こうとなさらない？いや、私が強ければ一人でも惑おう。陛下を探しに行けるのにはあ、なぜ私はこんなにも弱いのだろう。

住所、レイヤー、バラハ。

あ。

ガスポンドオーケー殿下がお呼びだ。

はい、すぐに行きます。皆さんすみませんが。

あ。あ。

レイアさんには及ばないだろうが、しっかり練習しておくよ。またいつ亜人が攻めてくるかわからないからな。

はい。訓練を重ねて少しでも強くなりましょう。弱いということは罪ですから。

魔導王陛下の件だが。

救出隊を出していただけるのですか？

何度も言った通り、それは許可できない。魔導王陛下が落ちたと思われるのは東の果て、亜人の巣窟。

阿部リオン給料だ。それなりの軍勢を整えなければ、兵を無駄死にさせることになる。

ですが、もっと手前に落ちた可能性もございます。無駄だ。あの高さから落ちて生きているはずがない。窓王は死んだのだ。陛下は生きています。死んだ、生きていると思っているのはお前だけだ。

話はまだ終わっていないのだが、その前に。

この場にもう一人参加してもらいたい人物がいる。今から呼ぶので、あまり驚かないでくれ。死者のベーベーベ殿だ。

ゼルン。

そう、ゼルンだ。彼らはヤルダバオトに犯行を企てている。彼らは王族を人質に取られ、仕方なく奴に従っていたそうだ。

だが、人質として給料にとらわれていた王が。

悪魔によって殺された。残された唯一の雄である王子は、ここから南西に5日ほど行ったところにある都市にとらわれている。

どうか救出を手伝ってほしい。死者殿の言う都市とは北部の要所である。花林者のことらしい。ゼルンと手を組み、王子を救い出した後に花林者を落とす。

協力していただけるならば、ゼルン3000の兵は君たちに協力しよう。

この作戦が成功すれば、魔導王陛下の救出隊も出せる。ゼルンたちの協力があれば、アベリオン丘陵の探索も可能なはずだ。ネイヤーバラハよ、カリンシャに潜入し、ゼルンの王子を救出してほしい。

それで、どなたが投稿してくださるのですか？

うん。それなんだが。

先の戦いの後、一人のメイド悪魔が投降してきた。

メイド、悪魔。

どうやらあの戦闘の最中、魔導王陛下は彼女の支配権をヤルダバオトより奪ったようなのだ。

ネイアーパラハです。どこにいるんですか？バー、いい感じに驚いた。あ、あなたがイアルダバオトのメイド。悪魔。そう、でも今の私は。

アインズ様に忠誠を尽くすものアインズ様それで何しに来たあなたに話を聞きたくてきました。飲み物これはチョコ味。ちょっとカロリーが高い。2000ぐらいけど気にしない。

おいしいものを食べて太るのは女の本持って偉大な大方のお一人が言っていた。届きます。重いおもう一杯飲むいただいてもよろしいのでしょうか。

おお。

お、美味しい。うん。あ、しかもそうじゃない。私は話をしに来たんです。うん、えっと、まずあなたの名前があるなら、それを聞いても私の名前はネイヤバラハ。窓王陛下の従者を務めさせていただいておりました。聞いてる目つきの悪い人物だと。ええ静と呼んでいいネイヤと呼ぶ。

作戦は理解した2人でこっそり城に潜入して王子を助ける。その後、解放軍とゼルンでカリンシャを攻め落とす。はい、それでゼルンの話では、王子の部屋を守る番人のほかに、大悪魔がいる可能性があるそうです。心当たりはありますか？知っている3人いて、そのうちのどれかが各都市を巡回しているはず。

どの程度強いのでしょうか？うん、あなたと比べてどちらが強いですか？わからないアインズ様よりは弱い窓王陛下うん、窓王陛下です。アインズ様という呼び方は馴れ馴れしいんじゃないですか？私はアインズ様とお呼びするようにと言われている。だから私はアインズ様と呼べる。

私は呼べる。いや、あの状況下でそんなことをいちいち言っている時間は残念ながら真実。まあ、ショックを受ける気持ちもわかる。非常にわかる。しかし、それが今のあなたの立場でも、アインズ様のために働けば、いずれはあなたもアインズ様と呼べるようになる。精進すべきしず、皇族のものを導くのは。

先達としての役目？ありがとうと言っておくわ。気にすることはない。アインズ様が偉大なお方だと知る者には、慈悲を与えるべき悪魔と話が合うというのは複雑なところがあるけど、アインズ様が偉大なるお方であるのは事実であり、正しいことだから。ネイアは人間としては見どころがある。

本当はネイアがどうなろうと知ったことではないと思っていたけど、無事にこの国に戻すう。アインズ様より最後に受けた命令はあなたたちに協力しろというもの。だから、私が知らない範囲で頑張る。ありがとう。よし、なにこれなんなの？これ。可愛くはないけど特別にあげる。なんでこんなところに貼るの？

うん、妹っぽい。仕方ない。シール目立つところに貼ること。おお、はい、話は終わり？ああ、ええ。あとは、この作戦が終わったら、窓を陛下を探し、あ、いえ、迎えに行くという話をしようと問題ない。私も行く。本当、実は。

窓を陛下は東の地に落ちて、それから連絡が取れてないの？何か不測の事態が発生した可能性が。何を言っているう、無事死んでない私がアインズ様に支配されてるのが証拠うん、なぜ泣く陛下、生きていらっしゃる？

鼻水がついた。かなりショック。私が選択します。

まもなくカリンシャです。

止。

まれ食料の羽生だ。さっさと知ろう。

静さん、生肉が髪についてる。うんうん、手を言う。二度とこんな潜入方法はしない。もう1回脱出する時があるけどね。うん。

ありがとうございます。それじゃ行く。はい。ゼルンの王子は、この城の離れの塔に閉じ込められています。そこに行くには、塔と城をつなぐ天空通路と、さらにそこに向かう身を隠す場所のない長い通路を攻略しなければならないのですが、作戦ははい、まずは一度、その上の階にある部屋に侵入します。

ありがとう。うんでも。

時間かけすぎ。私が右、しずさんが左。ここからは時間との勝負。もし私が足を滑らせでもしたら、無視してくれて構わないからお。

使うネイヤー、ここで待つ。う。おおおお、クリア先に進む。

もう今日は姿を消すことができない。注意していく。わかりました。多分万人一気にとどめを刺す。了解。

なんだ、お前たちは。

どうしますか？静さん、ここで手をこまねいていても仕方がない。警備兵が来る前に距離を詰めて攻撃。はい。

こんなところに人間がいたぞ。俺に飛び道具は聞かんぞ。

あらゆる飛び道具に対する完全態勢。

あの程度の強さで何か種がある。

何をしゃべってるか。

下がる。

無駄だ無駄だ。俺に矢は通じないと言ってるだろう。愚かの無駄だと言ってるのかわからんか？バカ。

なぜ、あの子に。

うん。

自分に無意味な攻撃をする相手を攻撃理解。

不能、愚か者が。

実は有効回数制限ネイヤー、若すぎます。7回理解した射撃攻撃を防げる回数は7回まで。

それは一日で？それとも一時間で？なんにせよ関係ない。あなたはここで死ぬで。

乗れ。オッケークラウド。今。

後ろに回られたネイヤー。伏せるモードチェンジフルバースト。

一体どうやって大丈夫？ええ、でも矢を引くとちょっと痛いかも。回復のポーションはないけど、あとは人質を救出して逃げるだけだから。うんなら急ぐ。

窓を陛下からお借りしているアイテムで、回復魔法は使えるけど、私の魔力では何度も使えない。今は魔力を温存しないとここはいいない。

え、待って、これが救出しに来たゼルの王子様よ。これえっと話せますか？ゼルの王子様ふむ、話せるぞ。小野城はわれの食事ではないようだな。その通りです。あなた様を助けるように依頼を受けてきました。動乱からかベーベーベというゼルンからです。ベーベーベだと。

しかし、我がここを離れれば、やるだばおと様の怒りを買うだろう。それは多くのゼルンの民と、何より王を危険にさらすことになる。詳しい事情はわかりませんが、王様が亡くなったので、あなただけでも助けたいというのが依頼の理由だそうです。なんと父上様が王子の配下の方々、それに我々人間の軍が協力してこの年を落とします。大丈夫だと思ってください。なるほど。

ここまで我を助けに来た人間の英雄に対し、非常に厚かましいお願いであるが、抵抗した我をお主らが無理やり連れ出したということにしてはくれないだろうか。いざという時の保険ですね。かしこまりましたでは、そのような形にさせていただきます。感謝する。苦しくはないでしょうか。苦しくはないが、お主いい匂いがするな。腹が減る。

ゼルンって何を食べる？生き物の体液精子を問わずにな。後輩に変なことをしたら怒る。英雄殿にそのようなことをするほど飢えてはおらんよ。それじゃ行く部屋の中に何人かいる？お願いしますね。誰かわからないけど。ゼルン。

たくさん。ああ、王子ベーベーベか。父が死んだことは聞いた。だが、どうするつもりだ。ここより逃げ出すというのは滅びの道ではないのか。王子の懸念？最もです。ですが、奴はゼルンを奴隷か家畜のようにしか思っていません。すべてが終わった時、我々がヤルダバオトのもとに居場所を見つけることができるでしょうか。

集まるのが遅いですね。

うべえでここ。それにまずいことに頭が二つあるヤルダバオトの側近悪魔が来ているようなのです。それはサークレットマジックキャスターの頭を二つ飾ることができて、その力が使えるせっかくの機会。ここで倒す。え、確かに。

ここまで来てしまったのだ。お主らの力にかけるしかあるまい。王子一人敬語なし。うならば奴を殺すには好都合。行くぞ。人間イン五行豪華球。

よう五行合格。やはり人間の背中にいるのはゼルンの王子さん。人間たちを捉えて連行してきた様子ではない。裏切りか、面白いあなたは？

ケラルトカスタディオ様。なるほどなるほど。ゼルンたちをお前たちの王がどうなっても良いというのか。今更何を言っている？王を殺したのはお前らではないか。おお、そうなのか。そうか、あれは殺されたのか。

であれば、お前たちの王が愚かだったのだろうよ。何をやれやれ、裏切り者よ。切り札はその人間か。言うと思うか？言わなくてもいい。さあ、シャドーレモン、お前たちは王子以外のゼルンを殺せ。私は王子を捕まえるとしよう。人間、ゼルンなどについても勝ち目はないぞ。

裏切るならば、収容所にいるお前の大切な仲間を助けてやる。本当に何を言う。裏切るのか？黙れ。私は彼女と話しているのだ。君の守りたい、助けたい人間の数を言ってくれ。交渉次第でまだ説明は不要。

はいイン木行ライトよう五行ライスト邪魔をチョックウェーブイン木行ライト四五行ライトオープンズうん、シーズさん。

ヘビーリカバーなるほどショックウェーブ大丈夫か？大丈夫、頑丈な鎧を着ているようだな。次はゼルンごとダメ。レイアは私が守るなに？

そして彼女が持つ武器はアインズ様が隊を下さった弓。なにあの魔導法がそうルーンで作った弓シズ。手の内を知らせないでなんだと。あれが失われた技術ルーンで作られた武器だというのか。そんな武器を使うならば私を殺せるかもしれないな。何を言っているルーンだったとは。

なんと見事なルーン違うわ。そんな武器じゃない。え、ああ、ルーン違う。あとではブラインドネス。目が見えない、構わない、打つはいやったと。

おとっとこのまま一気に押し込む王子。小縁で何より大丈夫？ええ、なんとか。うん、それならいい。本当に倒せたんだ。見事だったぞ。さあ、グランドマザーの亡骸をみんなで丁重に食べてくれ。

食べるって、知り合いだったの？パンデックスという亜人種族の女王でな。我の初恋のメスだったのだ。人間の頭はどうする？食べるのかあ、いいえ、私たちはそういう葬り方は丁重に持ち帰りますそうか、ネイヤー任務完了。そろそろ移動を開始するはい、静さん。

お殺せ、すべての味を殺せ。

ゼロ以外です。ダチョー。

わかっている。今だ。今こそ我らの手に正義を取り戻すのだ。

人間よ、我は戻ってきたぞ。魔導王より受けた傷を癒す間、好き勝手していたようだな。うん、死ね。憤怒の炎に焼かれ、その命を燃やし尽くせ。

お前たちはここで引け。

隊長、お待ちください。今は逃げる時です。

そうだな、私では勝てない。だが、お前たちの命を1秒でも長引かせるためならば、私は奴と戦って死ぬ。

わかりました。行くぞ。

ネイヤー、見る。

あっ。これは新たな亜人たちの軍勢。みんなに知らせないとっ。

て絶対だ。一度行くぞ。東から敵中です。亜人軍が攻めてきました。地球他の兵たちにも知らせるんだ。ヤルダバートに。

まだ動かせる手駒がいたとは。

奴ら阿部リオン丘陵に残っていた味をかき集めてきたんだわ。静先輩は逃げてください。レイヤは逃げません。あの時、最後まで陛下のおそばに仕えられませんでした。私が弱かったせいで、だけど窓を陛下の薫陶を受けたものとして、弱者で。

悪のままでは終わらない。陛下が守ってくださった人々が一人でも多く逃げられるよう戦います。だから静あなたに私の願いを託します。窓を陛下を探しに行って問題ない。私が行く必要はない。それはどういう見る？

魔導国のあったまどうへか嘘。

うん、ここで会うとは奇遇ではないか。バルハジョウ。

死んだ。と思っていたかね。

魔導陛下、信じておりました。静先輩がああ言ってくれたので、大丈夫だと思って。

でも本当に。あ、うんあ、そうか、嬉しいぞって。え、先輩。

泣き止む。

ほう。静とは仲良くやれたようだな。

ヴァルハジョ。非常に嬉しいよ。

陛下のおかげです。静先輩がいなければ、またありがとうございました。

やっぱりそうか。これはこちらとしても想定外だった。静どうだった？

ネイア、お気に入り味がある顔立ち味って？陛下陛下にはお聞きしたいことがたくさんあるのですが、何よりも救援が遅れた私たちを。

不快にお思いでしょうか。それであれば、すべて私が。

何のことだね。別に私が君たちを不快に思うことなど何もないと思うんだが。陛下、むしろ時間がかかってすまなかった。私はヤルダバウトに敗北した後、アビリオン丘陵に落ちた。多少時間がかかったが、あの地を魔導国の支配下に置いたのだ。だから。

あれは魔導国の兵と言えるだろ。

う。

さて、ヤルダバオタとの戦いに決着をつけるとするか。あれは魔導王陛下か。生きていらっしゃったのか。陛下、魔導王陛下、彼らはなぜ私の名を呼んでいる。

はい。

みんな魔導王陛下の慈悲深さに感謝し、お戻りを喜んでいるのです。

そう、そうなのか。私に感謝しているのか。

はい。その通りです。

バラハ嬢が集めたバラハ嬢も、私が見ないうちに成長したんだな。

ありがとうございます。魔導王陛下聞。

け。

先の戦いにおいて、私は不覚を取った。数の振り、そして魔力の欠乏。しかし今回それはない。もはや敗北する要因はない。私の勝利をここで待っているが良い。

魔王陛下、勝利を無論。

待たせて、決着をつけましょう。

よかった。だから言った。後輩。

万歳。魔導陛下。万歳。

こうしてヤルダバオトは魔導王陛下によって打ち取られました。解放軍は北部都市カリーシャに続き、大都市プラートさらにはこの地王とホヴァンスをも奪還したのです。

魔道王陛下は比類なきお方です。他国の民を救い、亜人たちまで救済したのですから。

アジェンドは殺すべきだろ。

うええ、それも正しい意見だと思います。私たちにとって亜人は脅威です。しかし今回、亜人の多くはヤルダバオトに支配されていました。

魔導王陛下は彼らにも自愛を示し、すべての亜人たちをこの国の外に追い出すことで、私たちと亜人たち両方を守ったのです。では、あなた、聞いたことがありますか。他国の民が苦しんでいるからといって、短期で救いに向かう王の話を。種族が違っても自愛を注ぐ王の話を。

え？あ、いや、その、聞いたことがないです。素。

晴らしい。その通りです。

一国の王が危険を顧みず他国の平民を助ける。そんな話はないのです。魔導王陛下だけなのです。そんなお方こそ、まさに正義の王と言うべきでしょう。力あるお方だからこそ、正義を成し遂げられるのです。だからこそ、私たちには、すべてのものには。

魔導王陛下の庇護が必要なのです。

バラハ様、お疲れ様です。

いえ、陛下の偉業をお伝えしているだけですから。疲れなんてありませ。

んご、報告させていただきたいことが。魔導王陛下を崇める者たちが5万人を超えました。

あ、それはすごいですね。陛下の素晴らしさを理解してくれる人がそんなにも増えたなんて。

いえ、これも当然ですね、窓を。陛下は本当にすごいお方なんです。

その支援者たちから、団体に所属していることを示すシンボルのようなものが欲しいという要望が上がってきています。

なるほど、それはそうかもしれませんね。であれば、お任せします。

かしこまりました。

陛下もきっと、お喜びになってくださるでしょう。

本当によろしいのでしょうか？

ああ、その装備は私のために尽くしてくれた君への礼だ。改めて受け取ってほしい。私は魔導国へ帰る。すべきことはすべて済ませたからな。

さようですか。この国を救ってくださった陛下は西欧国の皆で見送れないことが残念です。

私からカストンドどのに頼んだのだ。あまり派手にやられても困ると。だが。

すべて、窓王陛下に感謝する者たちです。

では、そろそろ行こう。静。お前は何かバラハ城に言うことはないのか？

またはい、また。

今後、この国はいろいろと大変だろう。だが、君ならばきっと頑張れるはずだ。またいつか会お。

うはい。

陛下、窓王陛下、うん、あのアインズ様とお呼びしてもよろしいでしょうか。

え？ああ、いいが好きに呼んでくれ。

ありがとうございます。シーズ先輩もお元気で。うん、窓王陛下。

丸尾陛下に万歳？陛下、いえ、アインズ様。私はあなた様の正義をこの国に広く知らしめます。

さて、私が王位につけば、一部の貴族たちは不快に思うだろう。特に南のあの方の被害を受けていない貴族たちがそこに明確な不満が生じ、決裂の大きな要因となり、2分された西欧国が出来上がるということです。よくぞお越しくださいました。デミウルゴス様。

ナザリックに運ぶものを回収するついでに来ました。現在のところ、何か問題は一切ございません。すべてデミウルゴス様のご計画通りです。では今後の話をしましょう。あなたは西欧国南北の対立を激化させ、抗争に導くのです。民は自らアインズ様の庇護を求めるようになるでしょう。その結果。

魔導国による完全統治が実現されるのです。デミウルゴス様、あの娘はどのように対処すればよろしいでしょうか。あのままでは民衆の支持を得て、王よりも強い力を持つでしょう。かつて歓迎すべからざるという言葉でアインズ様を表現したことがありましたが、まさにその通り。素晴らしいコマをアインズ様は用意してくださった。

西欧を中心とした宗教国家に、アインズ様を強く信奉する存在を作り上げるとは。彼女の存在は私の計画を年単位で縮めてくれるでしょう。まさかそのためにご自分の死すら演出されるとは、まったくもって恐ろしい。さすがは思考の御方々のまとめ役であられたお方。ああ、アインズ様にこの世界のすべてを差し上げる時が待ち遠しい。さて。

他に確認しておきたいことはありますか？はい、不要となった女レメディオスカストディオですが、殺した方が安全なのではないでしょうか。

いいえ。

あれはまだしばらく生かしておいて、貴族たちの不満の持って行き場にした方が良いでしょう。処分するのは対立が明確になった頃でしょうかね。かしこまりました。では、あとは任せましたよは？

もう少し幸せをかみしめてくれ。我が国の民たちに。

何もかにも、ただ導かれてくる願。

う高みへと至るその空気は近い。君は終。

わらぬ夜に。

でかく欲望を。今宵その。

果てまで。

は詳細。真実はどこにもない。この。

しず、今回初めて単独で仕事に従事してもらったわけだが、どうだった？

頑張れたと思います。でも一人で考え。

行動するのは難しいです。

そうそうだな。そうだ。バラハ嬢は人間だが、かなり仲良くなったようだな。

お気に入りです。

おお、それはよかったな。ところで、頼んでおいたルーンの件はどうだった？ルーン武器に興味を持ったり、欲しがったりする者たちはいた。

か。頑張りました。

そうか。頑張ったな。

頑張りました。