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(男性)スマホ 一緒に選んでくれて ありがとね。➡
よかったよ 今日買えて。 (女性)楽しかったよ。
今日は スマホ記念日だね。 (男性)ずっと忘れない。
(女性)ずーっと? (美香)何か 初々しくていいな。
一番楽しい時期だよね。
(女性)他の人に どう思われたっていいじゃん!➡
私だけでもいいじゃん! 旦那とは こんな話できないもん。
(男性)僕は こういう形で会うこと 気にしてないからな。
シッ! 声おっきい! でも うれしい。
シッ! 声おっきい! でも うれしい。
堂々と不倫かよ! 大丈夫か わが国は!
聞こえてないか。
(女性)分かる。 分かってるよ ユウ君の気持ち。
分かってくれる? (女性)ユウ君 ずーっと➡
我慢してくれてると思う。 我慢しなくていいんだよ。
《はぁ~ 発情してんな。 楽しいか? ん?》
《新井薬師… へぇ~》
《ん? うーん…》
(女性)あの人 見てる。 (男性)行こっか。
(女性)うん。 《と…》
《うん?》
誰も お前らのことなんか 見てねえよ。
いや むっちゃ見てたか。
ただいま。 (千鶴)おかえり。
ただいま。 (千鶴)あら 美香 おかえり。➡
今日 こっち? (美香)ユウジのやつ➡
締め切りでピリピリしてるから。
ママ 全録。 (千鶴)ゼンロク?
昨日のドラマ 見損ねちゃったんだよね。
あっ 松坂アンナのやつ? (美香)そう。
1週間分のテレビ番組が 勝手に録画されてんのか。
へぇ~ とんでもない時代になったな。
知ってて買ったんじゃないの?
(千鶴)お父さん 買い替えのときに 店員さんに➡
「最先端の」って言ってたじゃない。 (テレビ)(女性)結局 私のことは➡
体が目的だったのね。 (テレビ)(男性)そんなことないよ。
体が目的だったのね。 (テレビ)(男性)そんなことないよ。
(テレビ)(女性)で 私に飽きて➡
次は あの子に 狙いを定めたってわけね。
いるんだよな こういう ふらふら優柔不断な男が。
美香 ユウジ君と うまくいってないのか?
ユウジ君 漫画が まあまあ売れてきて➡
まあまあ忙しいみたいなのよ。 (美香)許さんぞ!
<(戸の開閉音)
(千鶴)うん? (里香)ただいま。
(千鶴)あっ 里香も。 (里香)「も」?➡
昨日のドラマ とり損ねちゃったんだよね。
後で見るから。 (千鶴)松坂アンナのやつ?
後で見るから。 (千鶴)松坂アンナのやつ?
(里香)うん。 (千鶴)今 ちょうど見てるわよ。
ホント? (千鶴)うん。
あっ! あっ 貸して!
あっ もう…。 (里香)最初から。
(テレビ)(女性)結局 私のことは 体が目的だったのね。
(テレビ)(男性)そんなことないよ。 (テレビ)(女性)で 私に飽きて➡
次は あの子に 狙いを定めたってわけね。
(テレビ)(男性)それは誤解…。 (里香)カーッ!
出たよ! しかも こいつ 別の女と結婚してるんだよな。
正体隠して こそこそ近づいてくるような➡
男じゃなくて もっと器の大きい男はいないのか!?
男じゃなくて もっと器の大きい男はいないのか!?
里香は どうしたんだ? なかなか いい出会いがないのよ。
でも いい男は 結局 売れちゃってんだよな。
チクショー!
<(戸の開閉音)
(千鶴)あれ 由香まで。 ただいま。
あれ? 全員集合ね。
松坂アンナの 『ライム色のトキメキ』見てるわよ。
あっ それ 私も見に来たんだ。
(テレビ)(女性)もう あの店は なくなったけど…。
あっ! 最初から。
あっ! 最初から。
(テレビ)(女性)私との関係の方が 浮気だったんだよね。
(テレビ)(男性)本気だって! (テレビ)(女性)結局 私のことは➡
体が目的だったのね。 ぜいたく言ってんじゃないよ。
いいじゃん 体目的。 体目当てにされるだけいいだろ。
幸せじゃん。 (テレビ)(女性)さよなら。
娘たち 何か 荒れてないか?
何? いや 何でもない。
お姉ちゃん やさぐれてるね。 (美香)すさんでるよ。
ささくれ立ってる。 うるさい。
えっとね 由香も…。 もういい 何も言うな。
(千鶴)うん うん。
(千鶴)うん うん。
おはよう。 (一同)おはよう。
おっ 時間差焼き。 お見事。 (里香)姉ちゃんも手伝ってよ。
へい。
<ちょっと…。 (千鶴)うん?
(里香)呼んでるよ。 (千鶴)ちょっと待って!
ちょっと待って。 あっ あと10秒。
<いった! <うん?
<いった! <うん?
<あっ!
(千鶴)何 何?
痛い 痛い… 首 動かすと。
動かそうとすると 激痛が走るんだよ。
えっ? あっ そう。 (里香)寝違えたんだね。
うわ 痛そう。
どこ行ったー? おーい!
ここ? 触るなよ もう…。
えっ そんなもん どこにあったの?
えっ そんなもん どこにあったの?
お父さんね あなたたちが子供の頃に 一回➡
激しく寝違えたことあったのよ。 えっ そうだっけ?
うん。 まだ使えそうね。
よくとってたね そんなもん。 (千鶴)つけるわよ。
痛い 痛い 痛い…。
痛~! 痛い 痛い 痛い…。
あっ? えっ?
あっ。 これ 駄目だわ。
いいよ いいよ いいよ! 取らなくて… 取らなくていい。
いいの? いいよ 取らなくていい。
ホントに? ああ… うん。
ああ そう。 おお…。
ああ そう。 おお…。
♬~
お前たち 首を寝違えた父親が そんなにおかしいか。
似合うね。
美香 ユウジ君とはどうなってる。 まあ 色々あってさ。➡
美香 ユウジ君とはどうなってる。 まあ 色々あってさ。➡
ごちそうさま。 将来の見えない相手なら➡
さっさと別れて…。 おい 美香! 美香!
こそこそ隠れてないで 出てきなさい!
別に こそこそ隠れてないよ。 里香!
おい 里香! 里香はどこにいるんだ?
おい どこ… 出てきなさい! さっきから ここにいるわよ。
お前は 一回 結婚に失敗してるわけだから…。
由香か。 失敗してもいいから➡
由香か。 失敗してもいいから➡
一回 やってみなさい。 あっ? 何… えっ?
美香! 美香! 美香!
どっちに言ったの? ん? あんたじゃん?
お姉ちゃんでしょ。 いや でも「結婚が」とか言ってた。
何を ひそひそ隠れて 話をしてるんだ。
ひそひそしてないって。 してないって。
ごちそうさま。 おい お前たち。
ちょっと待ちなさい。 (里香)ごちそうさまでした。
はいはい。 待ちなさいってば。 もう…。
はいはい。 待ちなさいってば。 もう…。
(里香)[この本がきっかけで ある男の人に出会って]
(男性)《はい》 (里香)《あっ 『飛ぶ教室』かぁ》
《きれい》
《こんにちは》 (男性)《こんにちは》
(里香)《金子 光晴》
《別役 実》
(里香)[でも それだけ。 それ以上の関係にはならなかった]
(里香)[恋愛ってどんなんだっけ? 最近 分からなくなってきた]
(里香)[恋愛ってどんなんだっけ? 最近 分からなくなってきた]
あっ ない。
(里香)よいしょ。
(里香)《新発売のジュースか》➡
《定番のスナック菓子 すいすいタコさんがあるのに➡
同じ材料でできた すいすいイカくんが➡
新発売で出ると 味は変わらないと分かっていても➡
気になって買ってしまう 消費者というのが➡
必ず一定数はいるものらしい》
(自販機に硬貨を入れる音) (里香)《私だよ》
(自販機に硬貨を入れる音) (里香)《私だよ》
新発売には弱いんだよなぁ。
(ボタンを押す音) (缶が落ちる音)
(缶を開ける音)
まずっ。
この味 何味なんだろう?
(里香)《本当に ビタミン配合されてるのか?》➡
《痛っ》➡
《痛っ》➡
《で それが ホントに体にいいのか?》
(里香)《あの人 上の階の デザイン会社の人だ》➡
《名前 何だっけ?》
このジュースだけは買うなよ~。 まずいよ~。
新発売だけど 新しくない味だよ~。
新発売だけど 新しくない味だよ~。
あっ! (ボタンを押す音)
(缶が落ちる音) (里香)買っちゃった。
(缶を開ける音)
うんうん そういう顔になるよね。
(里香)《目が合っちゃった》
これ 何味でしょうか?
はい。 トロピカルなんですかね?
(原)クランベリーですかね? (里香)ああ! クランベリー。➡
なるほど。 (原)何だろう? この味。➡
あともう一つ。 (里香)そうなんですよね。
(原)あっ 挨拶もなくて すいません。➡
お世話になっております。 ライノーデザインズの原です。➡
伊藤さんですよね? (里香)はい 伊藤です。
伊藤さんですよね? (里香)はい 伊藤です。
(里香)お世話になってます。
梅? (原)あっ!
えっ? (原)梅ガム!
そうだ! 梅ガムだ! 梅ガム味だ!
すっきりしました。
梅ではなく 梅ガム思い付くの すごいです。
ありがとうございます。
やっぱり まずいですね。
僕 新発売に弱くて。
私もです。
私もです。
僕の妻もなんです。 (里香)フフ…。➡
ハハハ…。
梅ガム。
(千鶴)あら ゆっくりね。 うん 今日 遅番だから。
(千鶴)ふーん。 いってきます。
(千鶴)はい いってらっしゃい。
あら おはようございます。 お久しぶり。
あら おはようございます。 お久しぶり。
おはようございます。
あれ あの人…。 うん?
大杉さんちの娘さんよ。 公園の前のおうちの。
知ってるけど 久しぶりに見た。
えっ? ずっと住んでらっしゃるわよ。
あっ。 はい いってらっしゃい。
《大杉さん もう40は過ぎてるよな》
《いや 50近い?》
《まだ実家に住んでたのか。 まだ独身なんだ》
《まだ実家に住んでたのか。 まだ独身なんだ》
《いい人 いなかったのかな》
《いや 余計なお世話だな》
《仕事は私 雑談は若い子》
(社員)伊藤さん お疲れさまです。 お疲れさまです。
《そういうことか》
《胸の前で 小さく手を振る。 できてるね》
《つーか 私 最近 誰からも誘われてなくない?》
私 世の中の男性に まったく相手にされてない?
《私って 大杉さんコース?》
《私って 大杉さんコース?》
(シイナ)何頼む? (楠山)千葉の漁師風リゾットかな。
(シイナ)私は キノコの馬車道風パスタ。
(小浦)普通の ミートソーススパゲティにします。
(シイナ)実際来ると 味も見た目も 普通なんだけどね➡
こういう名前書かれると 頼んじゃうよね。
だよね。 (小浦)じゃあ じゃあ 僕も➡
花咲オムライスにします。
花咲オムライスです。 (シイナ)普通のオムライスね。
(美香)一番普通のカレーで。 ルー少なめ ご飯少なめ。
美香ちゃん どうしたの? 何かあった?
美香ちゃん どうしたの? 何かあった?
(美香)ユウジ 浮気してるかもしれません。
(3人)えっ?
喫茶店で打ち合わせしてるの 一回 見掛けたんですけど➡
ユウジの担当の編集者 美人なんですよ。
《本州を一周すると 2回通る県があるんですよ》
《海沿いに一周だよね?》 《そう》
《分かった 兵庫県!》 (ユウジ)《正解! だけど➡
このキャラは青森県と山口県も 2回通るって言い張るんですよ!》
(綾乃)《アホじゃん!》 (ユウジ)《絶対 間違いを➡
(綾乃)《アホじゃん!》 (ユウジ)《絶対 間違いを➡
認めないんです。 そういうキャラクターなんです》
《すいません 失礼します》➡
《お待たせしました》 (ユウジ)《おお~》
《アイス 半分もらっていい?》 《いいよ》
《これを こうすると…》
《コーヒーフロート》
(ストローで吸う音)
(ストローで吸う音)
《うまっ!》
で 今日 その編集者と 鍋食べに行くらしいんですよ。
うん。 で? (美香)怪しくないですか?
打ち合わせがてら そういうこともあるんじゃない?
鍋ですよ? つつき合うんですよ? 距離も近くなるし。
考え過ぎなんじゃないかな。 (美香)最後に おじやで➡
2人で しめちゃったりするんですよ?
おじやの卵は 混ぜない方がいいよね。
美香ちゃんは 許すラインが ちょっと低めかもね。
ラインですか? (シイナ)私なんて 旦那が➡
キャバクラで飲んでても 許すんだから。
知ってたのか。 すまーん! (シイナ)結婚なんてね➡
知ってたのか。 すまーん! (シイナ)結婚なんてね➡
いかに広い心を持てるかが 大事なのよ。
(楠山)僕も 妻が 同窓会の3次会 4次会で➡
朝まで飲んでても許したよ! (シイナ)ふん!
2人きりでも許せますか? (楠山)取引先の山田さんが➡
元カレだって知ってても 飲みに行くの許したよ!
営業部のイズミちゃんに 相談があるって言われて➡
地蔵顔だけど 内心うっきうきで 出掛けたの許したわよ!
小浦君となら 2人っきりで お泊まりしても許すよ!
そりゃ許すでしょうよ 小浦さんだったら!
あれ? 何でだっけ。 (シイナ)だいたいね➡
あなたは 女を見る目がエロいのよ!
あなたは 女を見る目がエロいのよ!
君は 元カレの数が 異常に多いんだ!
すいません! 何か すいません! 落ち着いてください!
キノコの馬車道風パスタです。
(シイナ)んっ? 普通ね。
私の首を見ないで 目を見て話をしなさい。
はい。 <(大森)本部長!
はいはい どうも どうも。 首 痛められたそうで。
大丈夫 大丈夫。 今回の仕事は➡
飲食業に強い ハムカツ&カンパニーさんの➡
お力添えが必要不可欠です。 で 本日は➡
商業プランナー候補を…。 お二人 お呼びしております。
商業プランナー候補を…。 お二人 お呼びしております。
(喜多)送っていただいてます。 あっ 早々にありがとうございます。
金井さんと神田さんです。 金井さんと神田さん はいはい…。
(渡辺)ご覧のとおり 実績は十分なお二人です。➡
時間差でお呼びしておりますので 実際に会っていただいて➡
どちらか一人を 選んでいただくということで。
お二人とも 私の首を見ないで➡
目を見て 話をしていただけませんか?
あっ… ハハハ…。
あっ… ハハハ…。
(渡辺)本部長! はい?
(渡辺)由香さんと里香さん お元気ですか?
いや はい。 (渡辺)三女さんのお名前➡
美香さんっておっしゃるんですね。 アハハ… よくご存じで。
あ~!
ああ…。 書いてます。
えっ? 書いてます。
ああ… ああ!
(里香)《落書きしていいの?》
(由香)《もう使わないから 記念にいいんだって》
(由香)《もう使わないから 記念にいいんだって》
駅ビルや駅ナカの店と商店街を 基本のコンセプトから融合し➡
進化させることで 街全体をキラキラおしゃれに➡
輝かせたいのです。 (渡辺)あの。
(金井)はい。 (渡辺)駅敷地内のお店と➡
駅前の商店街って 本来 相いれないものだと➡
思うんですけど 果たして 融合なんてできるんでしょうか?
例えば 街全体で 袋や包装紙も 地球に優しい➡
環境に配慮したものを 一括発注することから➡
始めてみてはいかがでしょう? 街のブランド力を結集し➡
押し出し 新しい顧客を つかみましょう!
押し出し 新しい顧客を つかみましょう!
力強いプレゼンテーション ありがとうございました。
次の方 神田さん お呼びします。
(神田)今あるシャッター街を 丸ごと買い取って➡
街並みを生かしたまま つくり替えていきます。
せっかくの商店街を壊して 一から つくるのではなく➡
今あるものを 最大限に利用すべきです。
古い店舗や家屋を改装すれば 費用も抑えられます。➡
あと 意欲ある若者や外国人に 使われなくなった店舗を貸し➡
あと 意欲ある若者や外国人に 使われなくなった店舗を貸し➡
商売を始めてもらう…。 あっ。
古いものを利用する とおっしゃるのに➡
新たに外国人を テナントに入れるんですか?
各国のレストランを開いたり 食材を扱ってもらいます。
(神田)ど… どうぞ。 (喜多)従来の商店街の客が➡
拒否反応を示しませんかね? (神田)拒否反応はあると思います。
(神田)こういった試みには 必ず 拒否反応があります。
(神田の話し声) (大森)ああ そうですか。
こちらで失礼します。
(カチャカチャという音)
あんまり自分から分かってもらおう っていう気のない人?
ん~ 何か ストレートな議論が できたと思いますけどね。
資料の一部が裏紙でしたね。
外向けのプレゼン資料に 裏紙を使うなんてねぇ。
いや むしろ そういう姿勢が➡
エコロジーを体現してて いいと思います。
膨らみ… あれって何なんだろう?
膨らみ… あれって何なんだろう?
えっ? いやね 上着やズボンのポケットが➡
異様に膨らんでた… よね? えっ そうでしたか?
うん。 それに 何か カチャカチャ音がしてたな。
うーん… あのポケット 中身は いったい何なんだろう?
本部長 コルセットされてるのに よく気が付きましたね。
(大森)あっ! 心の目ですね。
(大森)あっ! 心の目ですね。
最近 もうホントに 男性に縁がなくて➡
運勢が悪いんじゃないかな と思いまして。
運勢は 決して悪くないですね。 じゃあ 何でモテないんですかね?
少なくとも 運勢のせいじゃないです。
運命ってこと? 実力ってこと?
うん?
あっ!
う~ん!
お前にも ついにきたか 非モテの時期が。
お前にも ついにきたか 非モテの時期が。
ついてくんな。 悲しいよな。
何のかの言いながら 絶え間なくモテて➡
男つくってた お前がな。 うっさい!
長年 非モテの渦にのまれてきた 俺から アドバイスしてやろうか。
自分で言ってて悲しくなんない?
迷子になったら近道をするな。
はぁ? あんた 遠回りし過ぎでしょ。
俺も 散々遠回りして ようやく 運命の人に出会った。
いや もう出会ってた。 言っとくけど お前じゃないからな。
いや もう出会ってた。 言っとくけど お前じゃないからな。
渡辺さんでしょ? あっ あれ あんたとの相性➡
占われてるんじゃないの? (大森)まさか…。
ほれほれ 早くフォローしに行った方が いいんじゃないの?
あの占い師 結構辛口だから。 じゃあね。
(大森)去り方 カッコイイ。
そういう性格だから モテないんだからな!
あっ。 あっ こんばんは。
こんばんは。
あっ 私 あそこで一杯飲んでいくんで。
夜は冷えますね。 そうですか?
今日は暖かいですけど。 ええ…。
あっ。 えっ?
カレーの匂いだ。 あっ ホントだ。
どっかの家で 今日はカレーなんですね。
そうですね。 カレーお好きなんですか?
いえ 特には。 あっ…。
いえ 特には。 あっ…。
あっ じゃあ 私 あの こっちで買い物して帰るんで。
はい。 すいません…。
あ痛っ…。
はい どいた どいた。
あっ できてる。 んっ? 何これ?
これ 里香が 買ってきてくれたのよ。
(里香)会社の近く。
(里香)会社の近く。
美香 美香 座んなさい。 何?
ユウジ君とのこと ちゃんと聞かせてくれ。
結婚するのか しないのか。
いいか? 結婚というのはな…。 結婚かぁ。
(美香)《あなた~ コーヒーが入ったわよ》
《ありがとう》 《うん》
違う! 何も言ってないよ。
結婚というのはな…。
《うん。 よく味が染みている》
《よかったです》 《お父さま》
《お仕事 お疲れさまでした》 《ありがとう》
《おっとっとっと…》
《おっとっとっと…》
《ああ… うまい》
(笑い声)
(美香)違うでしょ。 まだ何も言っとらんぞ。
それにな もし前向きに考えてるんなら➡
披露宴の日取りも早め早めに…。
もし仮に結婚するとしても 手づくりの質素な結婚式でいいよ。
うん? うん?
うん? うん?
お色直しは? なし。
両親への花束贈呈は? ないよ。
里香のときはやったぞ 花束贈呈。 忘れてよ もう。
美香。 豪華で… あっ。
立派な結婚式の… んっ 何が悪いんだ?
このケーキ これ見てみろ。
お前は この箱もリボンも 必要ないって思うのか?
もし このケーキが 紙袋とか ポリ容器に入って出てきたら➡
もし このケーキが 紙袋とか ポリ容器に入って出てきたら➡
どうするんだよ。 全然つまんないだろ?
なあ それに 大切な娘の結婚式だ。 見栄えだって 大事なんだよ!
もうやだ そういう価値観。 エコじゃないよ。
何言ってんだ 美香 ちょっと待ちなさい! 聞きなさい!
おい! お前たちも聞きなさい! えっ…。
えっ… 痛っ… 誰だ!
後ろにいるのは誰だ! 誰もいないよ。
1人 2人 3人 4人。
ふっ… あっ! ふっ… あっ!
ふっ… あっ! ふっ… あっ!
疑心暗鬼にも程があるでしょ。
何で 今日も 3人とも帰ってきてるんだよ。
3人とも あなたの首が 心配だったんじゃないの?
はっ? いや ホントなんだって。
大杉さんさ コルセットつけたお父さん見て➡
ニヤッて笑ってたの。 気のせいでしょ。
いや 大杉さんとお父さんに 何か 因縁があって➡
夜中 忍び込んで 寝てるお父さんの首をグキッとさ。
えっ 姉ちゃん マッチングアプリやってんの?
えっ 姉ちゃん マッチングアプリやってんの?
えっ やってないけど どんな感じなのかなって。
ああ そうか そうか。 あんた どうなのよ。
ありがとうございました。
では 今後とも 末永いお付き合いができたら➡
幸いです。 お疲れさまでした。 うん。
よよよよよ…。
これ あれだね もう ホントに 非の打ち所のない資料だね。
これ あれだね もう ホントに 非の打ち所のない資料だね。
話しぶりも 自信に満ちあふれてましたね。
競合他社も 彼を 欲しがってる動きがあるので➡
早めに契約した方が いいかもしれないです。
よっ よっ よっ…。 よいしょ! よっ!
ああ 本部長 僕がやりますよ。 いいから いいから…。
いや~… うちの会社ではね➡
これ 気付いた人が やることになってるんですよ。
やはり そうか。 大森君。 はい。
これ。
今回の仕事 環境問題への配慮は 最低条件ですよね。
今回の仕事 環境問題への配慮は 最低条件ですよね。
はい。
自分が持ち込んだ 飲みかけのペットボトルを➡
よその会社のごみ箱に➡
こういうふうに 捨てていく人間に➡
果たして 信頼に足るビジネスが できるのか。
(携帯電話)(通知音)
(美香)「なかったことにして」?➡
あっ 消えた。
今の何? (ユウジ)何が?
「なかったことにしてね」って何? 何のこと?
きれいな編集者さんと何かあった? (ユウジ)はっ? 違うって。
あの人とはチットチャットでは 連絡とらないもん。
じゃあ何? 今の。 (ユウジ)あ~ 仕事の話だし➡
俺が出したアイデア つまらないから➡
なかったことにしてほしかったから 連絡したの!
編集者さんとは チットチャットでは 連絡とらないんだよね?
編集者さんとは チットチャットでは 連絡とらないんだよね?
アホなのに すぐバレる嘘つくな。
(携帯電話)(通知音)
ピコンピコン鳴ってるよ。 (ユウジ)もういいじゃん!
見せて。 (ユウジ)やだよ。
見せて! (ユウジ)やだよ!
見せろ! (ユウジ)やです!
うっ! (ユウジ)うわ~!➡
ああ~! あがが…。
無理やり指紋認証するか? ああ?
無理やり指紋認証するか? ああ?
分かった! 話すから! 話を聞いてくださいませ!
(やかんの笛が鳴る音)
何かさ 俺のこと ずっと マークしてくる女の子がいてさ。
ファンってこと?
俺 マニアの間では そこそこ人気あるから。
で? (ユウジ)怒らないでね。
怒らないで聞いてね。 ついこないだの話なんだけど…。
《じゃ 僕は もうこの辺で》
《うっ!》 《えっ? 鼻血?》
《うっ!》 《えっ? 鼻血?》
《ごめんなさい のぼせちゃって》
《少し休憩すれば平気です》 《ホントに?》
《静かな所がいいかも》
《えっ?》
(ユウジ)《えーっ?》 (翔子)《休憩 5,200円》
《あの…》
《ブラがきつくて苦しいです》
《ブラがきつくて苦しいです》
(ユウジ)何もしてないから! (美香)じゃあ➡
「なかったことにして」 っていうのは何?
あっ 「なかったことにしてね」か。 (ユウジ)だから その子が➡
ホテルのこと ずーっと言ってきて お礼させろって うるさいの!
だから なかったことにしてね ってメッセージしたの。
で 美香に誤送信。 はいはい バカですよ!
うわ~! (美香)ストライク!
うわ~! (美香)ストライク!
(ユウジ)ボール。
(ユウジ)ボール。
(美香)ストライク! (ユウジ)あと1球でワンナウトだね。
アウトはお前じゃ! 結婚するかもって話も➡
なかったことにしよっか。 (ユウジ)えっ?
仕事がさ 仕事がな 仕事でよ って何してくれてんの。➡
ちょっと キュリを置かせてもらいます。
ちょっと キュリを置かせてもらいます。
キュウリ… を置く?
距離だよ 距離。 「距離を置く」だよ。
何でキュウリ置くの? (ユウジ)待って! 待って!
簡単に許されると思わないで。 (ユウジ)せめて… せめて!
ルー。 (美香)ルー?
カレーのルーは 置いていってくれない?
今のままだと ただの野菜の水煮…。
(美香)うっ! (ユウジ)うぅ…。
(ドアの開く音)
ギムレット飲んでるよ。 お前じゃ無理だって。
ギムレット飲んでるよ。 お前じゃ無理だって。
当たって砕けてきます。
あの よかったら 一緒に飲みませんか?
えっ? ど… どうでしょう?
(泣き声)
何か すいません!
(泣き声)
おごってもらえるんですか?
おごってもらえるんですか?
(ドアの開く音) (店員)ありがとうございました。
えっ? (ドアの閉まる音)
久々にナンパされたことが うれしくて 号泣してるのか?
うわー! わあ~!
(ミチル)千鶴さん! スロット行かない? 朝スロ!
行きませんよ。 (ミチル)ものすごく出るんですって。
行きましょうよ! 燃えるわ。
ちょっと。 (ミチル)うん?
何 しれっと捨ててんのよ。 (ミチル)いいじゃない。
何 しれっと捨ててんのよ。 (ミチル)いいじゃない。
そのペットボトルだって キャップだって➡
本当に集めて 再利用する気があるんだったら➡
メーカーも行政も もっと至る所に回収箱を➡
もっと設置するべきよ。
ミチルさん。 (ミチル)うん?
今 あなた 知り合って以来 一番いいこと言った。
(ミチル)うん?
でも ここには入れないでください。
これは?
(神田)蛍川蛍池南口商店街で➡
量り売りを 導入してみようと思います。
量り売り? 最近 経営破綻した➡
とある外食チェーンが 抱えていた在庫です。
刻印などもないので このまま使えます。➡
これを お客さんに 安く買っていただきます。➡
リピーターの方には 容器を持参すれば➡
リピーターの方には 容器を持参すれば➡
容器分の値段を差し引くかたちで 商品を提供します。
これで ごみは減ると思います。
袋売りに慣れてるお客さんに 反発されないんですか?
容器を持参するのが嫌だとか ポリ袋に入れてくれとか。
一つ一つ説明して 対処していこうと思います。
お伺いしてもいいですか? はい。
ポケットの中には 何が入ってるんですか?
えー…。
えー…。
(ペットボトルがつぶれる音)
ペットボトルが 捨てられていると➡
拾わずにいられないんです。
回収されなかった プラスチックごみは➡
微細なマイクロプラスチックになって 海や大気中を漂い…。
生態系や地球環境に 深刻な悪影響を及ぼします。
まあ 伊藤さんには 釈迦に説法なんですが。
で ペットボトルは➡
拾って 最初に見つけた回収箱まで 行って入れてるんですが➡
このエコキャップというのは 自治体ごとに回収ルールが違うから➡
どうしていいか分からないんです。
それで仕方なく ポケットに入れてるんですが。
それで仕方なく ポケットに入れてるんですが。
キャップの回収箱は 全然ないんですね。
それで ずっと入れたままで➡
さらに どんどん ポケットが 膨らんでいっちゃうんです。
♬~
♬~
(店員)いらっしゃいませ。
あっ。
ここ 座ります? はい。
取引先と打ち合わせで 近くまで来たので。
営業ですかね。 あっ すいません。
何 食べようかな。
お父さまの首は大丈夫?
あっ はい。 あの そんなに ひどくないみたいです。
あのコルセット 昔 私があげたものなのよ。
えっ?
《首が… 痛っ!》
《痛っ!》 (大杉)お宅から➡
お父さまの声が聞こえてきて。➡
私 そのころ 新米ナースだったけど➡
私 そのころ 新米ナースだったけど➡
何とかしなきゃって思って 古いコルセット調達して➡
お父さまにお渡ししたの。 ああ… そうだったんですね。
お世話になりました。 いえいえ。
あっ 今日は夜勤明けとかですか?
私ね 一時期 体壊しちゃって ナースは辞めたのよ。
で 今は自宅で レセプトの チェックのバイトやってるの。
あっ レセプト…?
保険点数計算の明細の チェックをしてるの。
保険点数計算の明細の チェックをしてるの。
何か こう 手に職がある って感じで すてきですね。
(店員)お待ちどおさまです。 どうぞ。
これ 知ってる?
ああ はい。 あの 天ぷらそばの そば抜き。
よく知ってるわね。
私自身は 注文したことないんですけど➡
父が注文してるのを 見たことがあって。
あっ ありがとうございます。
これ 何ていう名前でしたっけ? そば抜き?
これ 何ていう名前でしたっけ? そば抜き?
天抜きね。 ああ そうだ そうだ。
(大杉)このつゆに浸った天ぷらで 一杯やって➡
あとは 盛りそばでしめるっていう。
ああ そう。 そばが伸びないように➡
そばは 後で そばだけで 楽しむってことですよね。
ほら このひたひた。
この つゆに浸って 衣が崩れた天ぷらを…。
(大杉)うん。
あっ お酒だったんですね。
はぁ おいしそう~。
単なる天ぷらじゃなくて この つゆに浸った衣の天ぷらが➡
お酒に合うんですね。 つくづくB級なんだけど➡
おいしいよ。 私には これが合ってるの。
おいしいよ。 私には これが合ってるの。
まあ 自分の好きなように 楽しんでるのよ。
何か いいですね。 集中して仕事して➡
こうやって 近所のそば屋で楽しむ っていうのも。
私 この後 会社戻って まだ仕事なんですけど➡
私も飲んじゃおうかな。 駄目でしょ。
駄目ですよね フフフ…。
ご両親によろしくね。 はい。
ご両親によろしくね。 はい。
神田さんと 仕事をしようと思います。
いいと思います。 (大森)それでは➡
金井さんにはお断りを。
あっ…。 <(品川)大変です!➡
こないだの金井さんの プレゼン内容➡
全部 AIに作らせた文章でした。 何で分かった?
(品川)気になって AIでチェックしたら➡
たぶん 全部AIが書いたもの との回答でした。
《やっぱり まずいですね》
《僕 新発売に弱くて》 《私もです》
《僕の…》
伊藤さん 暗号打ってんの?
(里香)えっ?
(里香)えっ?
あっ すいません。 (橋本)大丈夫?
(携帯電話)伊藤家 リモート会議が 招集…。➡
ご参加ください。 伊藤家 リモート会議が➡
招集されました。 奮ってご参加ください。➡
伊藤家 リモート会議が…。
(パソコン)(ドライヤーの音)
えー 私は かれこれ この3日間 痛くて首が回らん。
(携帯電話)しかし…。
その体験も無駄ではなかった。 (パソコン)(ドライヤーの音)
その体験も無駄ではなかった。 (パソコン)(ドライヤーの音)
家でも会社でも この限定された…。
(携帯電話)視野と この耳だけで➡
情報を集め 判断するしかなかった。➡
由香! うるさいぞ!
(ドライヤーの電源を切る音)
それでも いや だからこそ より 物事の本質を➡
見ることが 今 できている。 偉そうに。
すごく 疑心暗鬼に なってただけでしょ?
すごく 疑心暗鬼に なってただけでしょ?
しかも 色々 間違ってたけどね。
娘たちよ。 いい男を見極められているか?
まあ 迷いも多いことと思うが。
出たよ ツッコミどころ満載の 昭和の発言。
人は見掛けだけでは分からない。
人間って 結構 見た目どおりだったりするよね?
パパ ユウジとの結婚のことで 見栄えも大事とか➡
言ってなかったっけか? 手書きのメモは信用しないのに➡
言ってなかったっけか? 手書きのメモは信用しないのに➡
パソコンで打ち出された資料は 信じてしまう。
見た目偉そうな人を 中身も偉いと思ってしまい➡
自己アピールが下手な 地味な人は下に見てしまう。
そういうことはないか?
(携帯電話)見た目に引きずられるな。
うん まあ 確かに。
見掛けのいいもの ピカピカ つるつるしたものは➡
確かに 目を奪われがちだ。
でも そういうものだけを求めては➡
でも そういうものだけを求めては➡
見失うものだって あるんじゃないか。
その つるつる ピカピカしたものの陰に➡
大量のごみや無駄が 生み出されているのかもしれない。
うん…。 (携帯電話)娘たちよ。
(千鶴)もう 首も痛いんだから…。 娘たちよ。
無理していいこと言おうと しなくていいんじゃないの?
安易に人を見くびってはいけない。
安易に人を見くびってはいけない。
軽く見ていた人が 実は中身の伴った人だったり➡
気の毒に思ったような人が➡
実は 私たちより ずっと 幸せだったりするかもしれない。
時代は変わる。 尺度も変わる。
流されるな。 分からないことを批判するな。
流されるな。 分からないことを批判するな。
視野を広く持て。 何言ってんの コルセットつけて。
ホントだよ 首回らないのに。 お父さん いいこと言った。
ハンサムで。 やけにお父さんの肩持つわね。
何かあったの? いや 別に。
お前たち 何をこそこそ話してるんだ。
だから 別に こそこそしてないって。
あれ お父さん もう首動かして大丈夫なの?
えっ? あっ!
はっ…。
大丈夫みたいだぞ。
あ~ あら。
回るぞ 回るぞ。
あっ 回し過ぎ 回し過ぎ。 えっ?
お父さん ちょっと いつもよりも多く回ってますよ。
(里香)キャー! ああ~!
アハハ! 回る。 回る 回る。
ああ… ああ! 子供じゃないんだから。
ああ… ああ! 子供じゃないんだから。
大いなる厄災は去った。 鳥のように自由だ。
(千鶴)何でハンサムになるのよ。
(美香)ああ~…!
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