All language subtitles for ひまわり 第03章 人は見かけによらぬもの?第028話.日文
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1
00:00:14,781 --> 00:00:23,490
「君が跳んだ
水たまりへと」
2
00:00:23,490 --> 00:00:27,794
「街の翳が」
3
00:00:27,794 --> 00:00:32,132
「雪崩れてゆくよ」
4
00:00:32,132 --> 00:00:36,003
「手のひらの上に」
5
00:00:36,003 --> 00:00:40,807
「太陽を乗せて」
6
00:00:40,807 --> 00:00:51,451
「心の暗がり照らし出しておくれ」
7
00:00:51,451 --> 00:00:56,156
「Dreaming Girl Dreaming Girl」
8
00:00:56,156 --> 00:01:00,594
「雨上がりの少女」
9
00:01:00,594 --> 00:01:04,464
「Dreaming Girl 君と」
10
00:01:04,464 --> 00:01:08,769
「めぐり逢えた」
11
00:01:08,769 --> 00:01:13,273
「素敵な奇跡」
12
00:01:13,273 --> 00:01:19,479
「Dreaming Girl」
13
00:01:21,615 --> 00:01:24,818
(リキ) 達ぼん逮捕から2日
14
00:01:27,487 --> 00:01:32,292
優叔父ちゃんから 突然
パパさんの居所を教えられた
15
00:01:32,292 --> 00:01:35,295
あづさ先生でしたが どうやら
16
00:01:35,295 --> 00:01:39,967
電話をかけるには
相当な勇気がいるようです
17
00:01:39,967 --> 00:01:44,671
(鳩時計の時報)
18
00:01:49,142 --> 00:01:53,647
⚟(戸が開く音)
⚟(のぞみ) お母さん お母さん お母さん!
19
00:01:53,647 --> 00:01:56,683
あっ お母さん! 薫乃ちゃん?
うららちゃん?
20
00:01:56,683 --> 00:01:59,987
(あづさ) どうしたの?
お母さん やったわよ。
21
00:01:59,987 --> 00:02:03,590
達也に会えるわよ。 今ね
面会の許可もらってきたの。
22
00:02:03,590 --> 00:02:05,626
えっ 本当なの!?
23
00:02:05,626 --> 00:02:08,462
純ちゃんがね 谷中署まで
ついてきてくれたの。
24
00:02:08,462 --> 00:02:11,331
2人で 必死に頭下げたら
しぶしぶだったけど…。
25
00:02:11,331 --> 00:02:14,234
な… 何時?
26
00:02:14,234 --> 00:02:19,539
5時にね 取り調べが終わるから
そのあと 10分ぐらいだったらって。
27
00:02:21,141 --> 00:02:23,410
あ… あれ? 薫乃ちゃんと
うららちゃんは?
28
00:02:23,410 --> 00:02:29,116
何か どっか出かけたらしいの。
どこ行ったんだろ? こんな時なのに…。
29
00:02:29,116 --> 00:02:31,785
(薫乃) ご迷惑をおかけいたしました。
(田中) ちょっと やめてください。
30
00:02:31,785 --> 00:02:34,821
謝らせてください。
(うらら) 店長さんさは ご迷惑かけやした。
31
00:02:34,821 --> 00:02:37,290
そりゃ まあ かかりましたけど…。
(薫乃) 申し訳ありません。
32
00:02:37,290 --> 00:02:39,793
(うらら) すまねえない。
頼みます 本当 やめてください。 ねっ?
33
00:02:39,793 --> 00:02:42,629
あの… こっちが 嫌なんです。 ねっ?
34
00:02:42,629 --> 00:02:47,801
僕 ほら 人に頭下げるの 商売でしょ?
下げられるとね 居心地 悪いんですよ。
35
00:02:47,801 --> 00:02:49,836
ねっ あの… どうぞ お掛けください。
36
00:02:49,836 --> 00:02:53,440
あっ… だば…。失礼します。
37
00:02:53,440 --> 00:02:58,278
どうぞ どうぞ。
あっ 腰が挟まってます。 大丈夫ですか?
38
00:02:58,278 --> 00:03:03,917
あっ どうぞ どうぞ。
冷たいものでも。
39
00:03:03,917 --> 00:03:10,590
あの… 失礼かと存じますが これ
ほんの おわびのしるしでございます。
40
00:03:10,590 --> 00:03:13,927
達也君 罪を認めたんですか?
(薫乃) はっ?
41
00:03:13,927 --> 00:03:17,397
いや…。 警察では ずっと
だんまり通してるって話だったから。
42
00:03:17,397 --> 00:03:22,602
ええ。 あの~ 私どもも
そう聞いております。
43
00:03:22,602 --> 00:03:26,273
だったら どうして こんなものを
持って みえるんです?
44
00:03:26,273 --> 00:03:30,277
お母さんとお姉さんは 「達也君が
やったって はっきりしたら
45
00:03:30,277 --> 00:03:33,613
改めて 謝りに伺います」って
おっしゃってましたよ。
46
00:03:33,613 --> 00:03:38,952
嫁と孫がですか?はい。
まあ すみません。
47
00:03:38,952 --> 00:03:41,288
とりあえずは 何はともあれ
48
00:03:41,288 --> 00:03:44,624
こちらさんに謝るのが
筋でございますのに…。
49
00:03:44,624 --> 00:03:48,795
本当のとこは ともかくも 疑われるような
事実があったっつうことは
50
00:03:48,795 --> 00:03:51,131
それなりの落ち度が
あったっつうことですから。
51
00:03:51,131 --> 00:03:53,066
いや いいんですよ。
そんな あの… 家族だったら
52
00:03:53,066 --> 00:03:58,438
信じたいと思うの 当たり前なんですから。
ねっ… どうぞ 顔を上げてください。
53
00:03:58,438 --> 00:04:01,074
いや つらいですよ…。
54
00:04:01,074 --> 00:04:04,744
おふくろと同じ年頃の人に
頭を下げさせるなんて…。
55
00:04:04,744 --> 00:04:09,583
お母さんと?
ええ。 僕 末っ子なんでねえ
56
00:04:09,583 --> 00:04:13,253
ちょうど 田舎のおふくろと
年格好が同じなんです。
57
00:04:13,253 --> 00:04:16,089
ああ…。 すみません。
58
00:04:16,089 --> 00:04:20,760
孫のために 何かできることはないかと
思いまして…。
59
00:04:20,760 --> 00:04:24,598
「孫のために」か…。
あいつも幸せだな。
60
00:04:24,598 --> 00:04:30,470
でも おわび申し上げることしか
思いつきませんでした。
61
00:04:30,470 --> 00:04:32,939
いや 実はね 僕も なんとか
62
00:04:32,939 --> 00:04:37,410
達也君を助けてやれる方法はないもんかと
ずっと考えてたんです。
63
00:04:37,410 --> 00:04:39,946
あんたさんがかい?
64
00:04:39,946 --> 00:04:46,720
まあ いろいろありましたけど 3か月は
うちで働いてくれたわけですからね。
65
00:04:46,720 --> 00:04:50,657
店長さんに そう
おっしゃっていただくだけで…
66
00:04:50,657 --> 00:04:55,295
救われます。
「地獄に仏」とは このことです。
67
00:04:55,295 --> 00:04:59,966
いや 仏って…。 大丈夫ですか…。
68
00:04:59,966 --> 00:05:03,837
示談にして差し上げても
いいですよ。
69
00:05:03,837 --> 00:05:09,576
示談を結んで 事件が 早く片づけば
たかだか 70万の金です。
70
00:05:09,576 --> 00:05:13,380
どっちにしても… 執行猶予が
つくんじゃないのかなあ?
71
00:05:13,380 --> 00:05:17,250
…ってことは 少年院に送られずに済む
ってことですか?
72
00:05:17,250 --> 00:05:24,024
ええ。 まあね 店としても
あんまり大ごとには したくないんです。
73
00:05:24,024 --> 00:05:27,394
ただ… 認めない 謝らない
金が戻らないじゃ
74
00:05:27,394 --> 00:05:31,765
けじめがつきませんから
警察にお任せしてたんです。
75
00:05:31,765 --> 00:05:35,101
じゃあ…?
ええ。 こっちも商売ですから
76
00:05:35,101 --> 00:05:39,306
金さえ戻れば オーナーも納得しますよ。
77
00:05:40,907 --> 00:05:46,713
え~ まあ 盗られた73万のうち 28万は
達也君のロッカーにありましたんで
78
00:05:46,713 --> 00:05:52,519
まあ 店としての損失は…
45万なんですけどね。
79
00:06:06,900 --> 00:06:12,772
じゃあ 22万5,000円。
私も 22万5,000円。
80
00:06:12,772 --> 00:06:17,777
うららさん すみません。 確かに…。
81
00:06:21,915 --> 00:06:24,618
店長が来るまで お待ちください。
82
00:06:27,787 --> 00:06:31,091
薫乃さん 大丈夫かい? こだ大金。
83
00:06:31,091 --> 00:06:33,593
達也のために使うんですもの。
84
00:06:33,593 --> 00:06:39,266
それは 分かっけんども
虎の子の年金だっぱい?
85
00:06:39,266 --> 00:06:41,601
やっと来たんです。
86
00:06:41,601 --> 00:06:46,406
あの子を引き取ってからというもの
母親役の あづささんには
87
00:06:46,406 --> 00:06:50,610
ただただ 手を合わせることしか
できませんでしたけど
88
00:06:50,610 --> 00:06:56,950
今日こそ… 今日こそ この私が
孫のために 役に立つ時が来たんです。
89
00:06:56,950 --> 00:07:03,757
まあ…。 あんだも
つれえ立場だったわない。
90
00:07:03,757 --> 00:07:08,361
どう? おいしいでしょう?
達也に持ってってあげるのよ。
91
00:07:08,361 --> 00:07:11,264
(あづさ) のぞみ!
食べさしちゃ駄目よ。
92
00:07:11,264 --> 00:07:16,569
ちゃんと話 聞いてくるからね。
(鳴き声)
93
00:07:16,569 --> 00:07:20,573
アハハ! リキ 分かってるみたい。
94
00:07:22,442 --> 00:07:24,911
達也のやつ 幸せよねえ。
95
00:07:24,911 --> 00:07:29,082
お母さんと私の
手作り弁当が食べられるんだもの。
96
00:07:29,082 --> 00:07:31,985
そうね。
97
00:07:31,985 --> 00:07:34,954
でも… ちょっと怖い。
えっ?
98
00:07:34,954 --> 00:07:38,591
達也に会うの。
ええ…。
99
00:07:38,591 --> 00:07:42,395
私たちの知ってる達也と
全然 違ってたら どうしよう?
100
00:07:42,395 --> 00:07:45,598
やめましょ。 とにかく
本人が認めるまでは
101
00:07:45,598 --> 00:07:48,802
信じようって決めたんだから。
うん。
102
00:07:50,770 --> 00:07:54,941
でも お母さん 本当の本当は
どう思ってるの?
103
00:07:54,941 --> 00:07:59,412
のぞみ…。
達也が やったと思う?
104
00:07:59,412 --> 00:08:02,882
達也 お金 盗るような子だと思う?
105
00:08:02,882 --> 00:08:07,220
お金を盗るような子だなんて
思ってないわ。 でも…。でも?
106
00:08:07,220 --> 00:08:11,224
誰でも 信じられないようなことを
してしまう時があるわ。
107
00:08:11,224 --> 00:08:15,929
だから 今は 達也の口から
本当のことを聞きたい。 それだけ。
108
00:08:15,929 --> 00:08:17,931
うん。
109
00:08:17,931 --> 00:08:19,933
ごめん。えっ?
お母さんから
110
00:08:19,933 --> 00:08:22,769
「絶対 信じてる」って言葉
聞きたかったんでしょ?
111
00:08:22,769 --> 00:08:28,074
ううん。 私は お母さんの
正直な気持ちが 聞きたかったの。
112
00:08:28,074 --> 00:08:31,945
そう… のぞみは?
113
00:08:31,945 --> 00:08:35,582
う~ん… 半分半分かな。
114
00:08:35,582 --> 00:08:38,251
盗ったか盗らないかは別にして
115
00:08:38,251 --> 00:08:42,756
達也の中にも いろんな達也が
いたんだなっていうのが 正直な気持ち。
116
00:08:42,756 --> 00:08:45,658
ええ…。
117
00:08:45,658 --> 00:08:48,561
お父さん…。
118
00:08:48,561 --> 00:08:52,265
お父さんも そうだったのよね。
私から見ると
119
00:08:52,265 --> 00:08:55,602
ただ 家族を捨ててっただけの
ひきょうな人だけど
120
00:08:55,602 --> 00:08:58,271
お母さんの中には
ひきょうなだけじゃない
121
00:08:58,271 --> 00:09:00,540
お父さんがいたんでしょ?
122
00:09:00,540 --> 00:09:04,210
ねえ お父さんの どこが好きだった?
123
00:09:04,210 --> 00:09:06,713
ごめん。 急に 変なこと聞いちゃって…。
124
00:09:06,713 --> 00:09:12,052
あっ いいの。 びっくりしただけ。
アハハ。
125
00:09:12,052 --> 00:09:14,888
私も 困るだろうな。
え~?
126
00:09:14,888 --> 00:09:17,791
純ちゃんの どこが好きって聞かれたら。
そう?
127
00:09:17,791 --> 00:09:22,062
うん… 理由なんてないもんね。
128
00:09:22,062 --> 00:09:25,899
理由があって
人を好きになるわけじゃないもんね。
129
00:09:25,899 --> 00:09:31,237
ただ 何か 一緒にいたいなあって
思うだけだもんね。
130
00:09:31,237 --> 00:09:34,574
ダサ~いって言われそうなこと
言ってもいい?
131
00:09:34,574 --> 00:09:36,509
いいよ。 言って 言って。
132
00:09:36,509 --> 00:09:40,447
お母さんね
優しいから好きだったの。
133
00:09:40,447 --> 00:09:44,751
「優しい」って お父さん?
そう。 すごく優しかった。
134
00:09:44,751 --> 00:09:49,622
大学も卒業できなくて
就職も決まらなくて あげくの果てには
135
00:09:49,622 --> 00:09:53,760
こんなことになっちゃったけど…
優しかった。ふ~ん。
136
00:09:53,760 --> 00:09:56,663
ちょっと ヤケッパチのとこあったの
お母さん。えっ?
137
00:09:56,663 --> 00:09:59,566
おじいちゃんに勘当されて
あなたを産んだでしょ。
138
00:09:59,566 --> 00:10:03,937
ガチガチに 肩に 力 入って
時々 爆発 起こしてた。
139
00:10:03,937 --> 00:10:07,407
フフッ 何か分かるような気がする。
140
00:10:07,407 --> 00:10:12,245
そういう時 「そうか そうか」って
お父さん 優しかったのよ。
141
00:10:12,245 --> 00:10:14,781
へえ~…。
142
00:10:14,781 --> 00:10:17,417
あっ! 爪ようじ どこだっけ?
143
00:10:17,417 --> 00:10:19,486
引き出しの左。
144
00:10:29,963 --> 00:10:32,799
でも お父さん バカよね…。
145
00:10:32,799 --> 00:10:37,003
最後に 全部 帳消しにしちゃうことを
やっちゃったんだもの。
146
00:10:38,605 --> 00:10:41,975
けど 変だなあ…。
何が?
147
00:10:41,975 --> 00:10:47,313
今まで お父さんのことなんて
考えたこともなかったの。
148
00:10:47,313 --> 00:10:50,650
いなくて寂しいって
思うこともなかったし
149
00:10:50,650 --> 00:10:53,153
コンプレックスに感じたことも
なかったのね。
150
00:10:53,153 --> 00:10:56,189
そう…。
だから 当然 「会いたい」とか
151
00:10:56,189 --> 00:11:00,393
「帰ってきてほしい」とか
思ったこともなかったし
152
00:11:00,393 --> 00:11:03,596
別に 恨む気持ちもなかったの。
153
00:11:03,596 --> 00:11:07,767
つまり 覚えてないから
どうでもいいわって感じだったの。
154
00:11:07,767 --> 00:11:10,270
ええ…。
それが…
155
00:11:10,270 --> 00:11:13,773
このごろ
お父さんってどんな人だったか
156
00:11:13,773 --> 00:11:17,277
ちょっと
知りたいって思うようになったの。
157
00:11:17,277 --> 00:11:22,148
何で 出てったのか
何で 帰ってこないのか
158
00:11:22,148 --> 00:11:25,151
考えたら
腹も立つようになってきたの。
159
00:11:25,151 --> 00:11:30,823
おかしいけど… こんな気持ちになったの
この年になって初めて。
160
00:11:30,823 --> 00:11:37,664
達也のこととか 結婚の話とか
いろいろあったからかな?
161
00:11:37,664 --> 00:11:40,667
あっ おいしそう!
162
00:11:44,304 --> 00:11:46,239
やるじゃない お母さん!
163
00:11:46,239 --> 00:11:50,977
ポケットの中のメモが
石より重たく感じられる
164
00:11:50,977 --> 00:11:53,980
あづさ先生でありました
165
00:11:56,316 --> 00:11:58,251
(桃子) まあちゃん!
166
00:11:58,251 --> 00:12:00,253
お義姉さんと のぞみちゃん
会いに行ったわよ。
(優) えっ?
167
00:12:00,253 --> 00:12:03,590
ええ~っ!
ちょっと! 嫌 もう…。
168
00:12:03,590 --> 00:12:07,093
はあ~ 何だよ。
達也に会いに行ったのか。
169
00:12:07,093 --> 00:12:10,396
「何だ」ってことないでしょう。
やっと会えるのよ。
170
00:12:10,396 --> 00:12:15,101
いや 俺 いきなり 兄貴に
会いに行ったのかと思ってさ。ああ…。
171
00:12:15,101 --> 00:12:19,272
桃子…。うん?
俺 言ってよかったんだよな?
172
00:12:19,272 --> 00:12:22,775
当たり前じゃない! 何でも
はっきりさせた方がいいのよ。
173
00:12:22,775 --> 00:12:25,812
ああ…。
しっかりして! まあちゃん…。
174
00:12:25,812 --> 00:12:28,414
大丈夫。 達ちゃんのことも
絶対 はっきりするから。
175
00:12:28,414 --> 00:12:32,285
ああ。まあちゃん… あなた 偉い。
よく頑張ってるわ。
176
00:12:32,285 --> 00:12:34,287
ん~!
177
00:12:36,155 --> 00:12:38,157
おう!
178
00:12:40,627 --> 00:12:45,798
(真鍋) まあ どうぞ。 時間は15分。
留置場の担当官が立ち会いますので。
179
00:12:45,798 --> 00:12:48,301
はい。
じゃ どうぞ!
180
00:12:48,301 --> 00:12:51,638
3階の部屋にいます。
はい。
181
00:12:51,638 --> 00:12:55,308
(真鍋) あっ それ 何ですか?
お弁当 作ってきたんです。
182
00:12:55,308 --> 00:12:57,977
(真鍋) お渡しできません。えっ?
規則です。
183
00:12:57,977 --> 00:13:00,380
食べ物の差し入れは
指定業者がありますんで
184
00:13:00,380 --> 00:13:04,250
そちらで頼んでください。
全然 駄目なんですか?
185
00:13:04,250 --> 00:13:06,753
心配しなくても 食事は
ちゃ~んと とらせてます。
186
00:13:06,753 --> 00:13:09,389
それに さっき
カラオケの店長さんから
187
00:13:09,389 --> 00:13:11,324
仕出し弁当の差し入れもありました。
188
00:13:11,324 --> 00:13:14,227
えっ 店長さんが?
(真鍋) ええ。 2日続けて…。
189
00:13:14,227 --> 00:13:16,929
できないことですよ なかなか。
はい…。
190
00:13:16,929 --> 00:13:19,966
(真鍋) さあ。
191
00:13:19,966 --> 00:13:23,703
何してるんですか? 早く。
あっ はい…。
192
00:13:38,618 --> 00:13:41,954
今日 10日間の勾留が決まりました。
10日間?
193
00:13:41,954 --> 00:13:44,991
ええ。 これから 10日間
こちらに泊まったまま
194
00:13:44,991 --> 00:13:48,828
取り調べを
受けてもらうことになります。
195
00:13:48,828 --> 00:13:52,298
このまま 黙り込んだんじゃ
心証が悪くなりますんで
196
00:13:52,298 --> 00:13:54,233
ご家族の方からも ひと言
おっしゃってください。
197
00:13:54,233 --> 00:13:56,235
はい。
198
00:14:08,781 --> 00:14:10,783
座りなさい。
199
00:14:13,586 --> 00:14:15,588
座りなさい。
200
00:14:23,262 --> 00:14:25,264
達也…。
201
00:14:26,933 --> 00:14:28,935
達也?
202
00:14:34,607 --> 00:14:38,277
不思議なことではありますが
あづさ先生は
203
00:14:38,277 --> 00:14:44,617
達ぼんの 今まで見たこともねえような
反抗的な目を見た時
204
00:14:44,617 --> 00:14:52,325
初めて 本当に 達ぼんが 我が子に
なったような気がしたのであります
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