All language subtitles for Shinainaru.Boku.e.Satsui.wo.Komete.EP09.1080p.FOD.WEB-DL.AAC2.0.H.264-MagicStar

af Afrikaans
sq Albanian
am Amharic
ar Arabic
hy Armenian
az Azerbaijani
eu Basque
be Belarusian
bn Bengali
bs Bosnian
bg Bulgarian
ca Catalan
ceb Cebuano
ny Chichewa
zh-CN Chinese (Simplified)
zh-TW Chinese (Traditional)
co Corsican
hr Croatian
cs Czech
da Danish
nl Dutch
en English Download
eo Esperanto
et Estonian
tl Filipino
fi Finnish
fr French
fy Frisian
gl Galician
ka Georgian
de German
el Greek
gu Gujarati
ht Haitian Creole
ha Hausa
haw Hawaiian
iw Hebrew
hi Hindi
hmn Hmong
hu Hungarian
is Icelandic
ig Igbo
id Indonesian
ga Irish
it Italian
ja Japanese
jw Javanese
kn Kannada
kk Kazakh
km Khmer
ko Korean
ku Kurdish (Kurmanji)
ky Kyrgyz
lo Lao
la Latin
lv Latvian
lt Lithuanian
lb Luxembourgish
mk Macedonian
mg Malagasy
ms Malay
ml Malayalam
mt Maltese
mi Maori
mr Marathi
mn Mongolian
my Myanmar (Burmese)
ne Nepali
no Norwegian
ps Pashto
fa Persian
pl Polish
pt Portuguese
pa Punjabi
ro Romanian
ru Russian
sm Samoan
gd Scots Gaelic
sr Serbian
st Sesotho
sn Shona
sd Sindhi
si Sinhala
sk Slovak
sl Slovenian
so Somali
es Spanish
su Sundanese
sw Swahili
sv Swedish
tg Tajik
ta Tamil
te Telugu
th Thai
tr Turkish
uk Ukrainian
ur Urdu
uz Uzbek
vi Vietnamese
cy Welsh
xh Xhosa
yi Yiddish
yo Yoruba
zu Zulu
or Odia (Oriya)
rw Kinyarwanda
tk Turkmen
tt Tatar
ug Uyghur
Would you like to inspect the original subtitles? These are the user uploaded subtitles that are being translated: 1 00:00:03,003 --> 00:00:18,018 ♬~ 2 00:00:18,018 --> 00:00:22,022 何? 話って。 LLの正体を突き止めた。 3 00:00:22,022 --> 00:00:24,024 えっ? 4 00:00:24,024 --> 00:00:27,027 浦島 亀一だ。 5 00:00:27,027 --> 00:00:29,029 ホントなの? 6 00:00:29,029 --> 00:00:30,000 これから あいつと会って確かめてくる。 7 00:00:30,000 --> 00:00:32,032 これから あいつと会って確かめてくる。 8 00:00:32,032 --> 00:00:37,037 それで もし認めたら? 9 00:00:37,037 --> 00:00:40,040 浦島 亀一を殺す。 10 00:00:45,045 --> 00:00:49,049 人格交代しなくなってから 1カ月以上がたった。 11 00:00:49,049 --> 00:00:54,054 エイジは消えた。 二度と戻ってはこない。 12 00:00:58,058 --> 00:01:00,000 もう俺に関わるな。 13 00:01:00,000 --> 00:01:00,060 もう俺に関わるな。 14 00:01:00,060 --> 00:01:13,006 ♬~ 15 00:01:17,010 --> 00:01:20,013 (亀一)お前の父親 八野衣 真はな➡ 16 00:01:20,013 --> 00:01:26,019 何も人のためや罪滅ぼしのために 少女たちを助けたわけではない。➡ 17 00:01:26,019 --> 00:01:29,022 お前が思うほど あいつは良い人間でも➡ 18 00:01:29,022 --> 00:01:30,000 良い父親でもなかった。 19 00:01:30,000 --> 00:01:32,025 良い父親でもなかった。 20 00:01:32,025 --> 00:01:34,027 それが満点の答えだ。 21 00:01:44,037 --> 00:01:50,043 なぜだ? なぜ こんなことをした。 22 00:01:50,043 --> 00:01:54,047 そうだなぁ。 23 00:01:54,047 --> 00:02:00,000 この痛覚まひを理由とするには 短絡的すぎるが➡ 24 00:02:00,000 --> 00:02:00,053 この痛覚まひを理由とするには 短絡的すぎるが➡ 25 00:02:00,053 --> 00:02:01,989 原因の一つではあるだろう。 26 00:02:04,992 --> 00:02:10,998 だけど 私は もう それ以前から壊れていたと思う。➡ 27 00:02:10,998 --> 00:02:17,004 私は 生まれたときから 何ていうか 不確かだった。➡ 28 00:02:17,004 --> 00:02:20,007 自分が ここに存在していない感覚を➡ 29 00:02:20,007 --> 00:02:22,009 常に抱えていたんだ。➡ 30 00:02:22,009 --> 00:02:25,012 だから その空っぽな心を満たそうと➡ 31 00:02:25,012 --> 00:02:27,014 動物を 繰り返し傷つけた。 32 00:02:27,014 --> 00:02:29,016 (殴る音) 33 00:02:29,016 --> 00:02:30,000 その興味の対象が人間に傾くまで 時間は かからなかった。 34 00:02:30,000 --> 00:02:35,022 その興味の対象が人間に傾くまで 時間は かからなかった。 35 00:02:35,022 --> 00:02:43,030 だけど 道を踏み外す一歩手前で 何かが私を押しとどめていた。 36 00:02:45,032 --> 00:02:51,038 ところが16年前 突然 この体になった。 37 00:02:51,038 --> 00:02:57,044 私はね これを啓示と受け取った。 38 00:02:57,044 --> 00:03:00,000 神様が 私を後押ししてくれた。 そう思えたんだ。 39 00:03:00,000 --> 00:03:01,982 神様が 私を後押ししてくれた。 そう思えたんだ。 40 00:03:01,982 --> 00:03:04,985 《やだ 来ないで! ああっ!》 41 00:03:04,985 --> 00:03:10,991 (亀一)誰かを拷問してるとき 痛みを感じることができた。➡ 42 00:03:10,991 --> 00:03:12,993 自分が ここに存在しているという 実感を➡ 43 00:03:12,993 --> 00:03:15,996 見いだすことができたんだよ。 44 00:03:15,996 --> 00:03:21,001 しかし いつしか その感覚もまひして…。 45 00:03:21,001 --> 00:03:24,004 《嫌だ! もうやだ…》 46 00:03:24,004 --> 00:03:26,006 (殴る音) 47 00:03:26,006 --> 00:03:30,000 (亀一)もう5人目のときは もう何も感じなくなった。➡ 48 00:03:30,000 --> 00:03:31,011 (亀一)もう5人目のときは もう何も感じなくなった。➡ 49 00:03:31,011 --> 00:03:36,016 そして 私は また 不確かな存在となった。 50 00:03:38,018 --> 00:03:43,023 だけど 思い付いたんだよ。 51 00:03:43,023 --> 00:03:47,027 最高のアイデアを。➡ 52 00:03:47,027 --> 00:03:53,033 殺人鬼・LLという壮大な物語を 世の中に まき散らすことにした。 53 00:03:53,033 --> 00:03:55,035 主役はもちろん 八野衣 真だよ。 54 00:03:55,035 --> 00:03:59,039 真は 私のシナリオどおり➡ 55 00:03:59,039 --> 00:04:00,000 最後までバカ正直な男を 演じきってくれた。 56 00:04:00,000 --> 00:04:02,976 最後までバカ正直な男を 演じきってくれた。 57 00:04:02,976 --> 00:04:06,980 (真)《浦島先生 いったい 何がどうなってんだよ!?》 58 00:04:06,980 --> 00:04:09,983 《何で俺が警察に…》 (携帯電話)(亀一)《落ち着け 真》 59 00:04:09,983 --> 00:04:11,985 (亀一)《疑いは 必ず晴れる》➡ 60 00:04:11,985 --> 00:04:16,990 《とにかく 今は 私の言うとおり そこで じっとしてるんだ》 61 00:04:19,993 --> 00:04:22,996 (真のもだえる声) 62 00:04:22,996 --> 00:04:27,000 (亀一)そう 私は この瞬間を待っていた。 63 00:04:27,000 --> 00:04:30,000 真心を持って更生させた真が 死にゆくさまを見て➡ 64 00:04:30,000 --> 00:04:32,005 真心を持って更生させた真が 死にゆくさまを見て➡ 65 00:04:32,005 --> 00:04:35,008 もう一度 痛みを感じてみたかったんだ。 66 00:04:37,010 --> 00:04:42,015 だが 結局 あいつが死んでも 何も感じなかった。 67 00:04:44,017 --> 00:04:47,020 真の死は 何の役にも立たなかったんだよ。 68 00:04:55,028 --> 00:04:57,030 ふざけんな! 69 00:05:00,968 --> 00:05:02,970 (ナミ)《LLを殺して➡ 70 00:05:02,970 --> 00:05:06,974 それで あなたの復讐は 本当に終わるの?》 71 00:05:15,983 --> 00:05:18,986 (亀一)もう二度と 痛みを感じることはない。 72 00:05:18,986 --> 00:05:23,991 真の死後 私は諦めていた。 73 00:05:27,995 --> 00:05:30,000 だが 予想外のことが起きた。 74 00:05:30,000 --> 00:05:33,000 だが 予想外のことが起きた。 75 00:05:36,003 --> 00:05:40,007 お前だよ エイジ。 76 00:05:42,009 --> 00:05:45,012 私も人の心が ないわけではない。 77 00:05:45,012 --> 00:05:48,015 私のせいで 父親を失い➡ 78 00:05:48,015 --> 00:05:52,019 殺人鬼の息子となったお前が 気掛かりだった。 79 00:05:52,019 --> 00:05:55,022 それから お前と交流を深めた。 80 00:05:58,025 --> 00:06:00,000 見守り続けた。 81 00:06:00,000 --> 00:06:00,027 見守り続けた。 82 00:06:04,965 --> 00:06:07,968 そして 気付いたんだ。 83 00:06:11,972 --> 00:06:14,975 お前に表と裏があること。 84 00:06:18,979 --> 00:06:26,987 そう 私は 全てを知った上で お前を養子にした。 85 00:06:26,987 --> 00:06:30,000 お前が二重人格であることも➡ 86 00:06:30,000 --> 00:06:30,991 お前が二重人格であることも➡ 87 00:06:30,991 --> 00:06:34,995 お前の目的が復讐であることも。 88 00:06:37,998 --> 00:06:41,001 なぜなら➡ 89 00:06:41,001 --> 00:06:45,005 お前なら 私に 最高の痛みを 与えてくれると思ったからだ。 90 00:06:48,008 --> 00:06:51,011 愛する息子に殺される。 91 00:06:51,011 --> 00:06:57,017 その愛が大きければ大きいほど その痛みもまた 大きくなるだろ。 92 00:06:57,017 --> 00:07:00,000 私は そう考えた。 93 00:07:00,000 --> 00:07:00,020 私は そう考えた。 94 00:07:00,020 --> 00:07:05,959 だから 今日まで お前を わが子以上に➡ 95 00:07:05,959 --> 00:07:08,962 大切に大切に 育ててきた。 96 00:07:10,964 --> 00:07:13,967 どうやって種を明かそうか。 97 00:07:13,967 --> 00:07:21,975 この15年間 物語の幕の引き方を ずっと考えてきた。 98 00:07:23,977 --> 00:07:26,980 すると➡ 99 00:07:26,980 --> 00:07:30,000 雪村 京花が 面白いことしてくれた。 100 00:07:30,000 --> 00:07:30,984 雪村 京花が 面白いことしてくれた。 101 00:07:33,987 --> 00:07:35,989 (亀一)「また殺す」➡ 102 00:07:35,989 --> 00:07:37,658 「LL」➡ 103 00:07:37,658 --> 00:07:42,996 15年前に 私が 遊び半分で 書いた言葉を利用して➡ 104 00:07:42,996 --> 00:07:47,000 彼女は 殺人を犯した。 105 00:07:47,000 --> 00:07:51,004 そして お前は その事件をきっかけに➡ 106 00:07:51,004 --> 00:07:58,011 15年前の真相を知ることになり 私の元にたどり着いた。 107 00:07:58,011 --> 00:08:00,000 想像もしなかった 素晴らしいエンディングだ。 108 00:08:00,000 --> 00:08:00,948 想像もしなかった 素晴らしいエンディングだ。 109 00:08:02,950 --> 00:08:05,953 雪村 京花には感謝しなくちゃな。 110 00:08:43,991 --> 00:08:45,993 (亀一)何やってんだ エイジ。 111 00:08:45,993 --> 00:08:50,998 お前は 私の話を聞くために ここに来たわけじゃないだろ。 112 00:08:50,998 --> 00:08:55,002 私を殺すために ここに来たんだよな? 113 00:09:00,007 --> 00:09:01,942 ああ。 114 00:09:04,945 --> 00:09:07,948 そうだよ。 115 00:09:07,948 --> 00:09:24,965 ♬~ 116 00:09:24,965 --> 00:09:29,970 お前の望みどおり➡ 117 00:09:29,970 --> 00:09:30,000 ぶっ殺してやる! 118 00:09:30,000 --> 00:09:31,972 ぶっ殺してやる! 119 00:09:33,974 --> 00:09:37,978 《父さんは LLに罪を着せられたんだ》 120 00:09:37,978 --> 00:09:42,983 《15年間 俺は 復讐のためだけに生きてきた》 121 00:09:54,995 --> 00:10:00,000 (亀一)エイジ 私たちは 血のつながった親子ではない。 122 00:10:00,000 --> 00:10:02,002 (亀一)エイジ 私たちは 血のつながった親子ではない。 123 00:10:02,002 --> 00:10:06,006 だが お前のこと➡ 124 00:10:06,006 --> 00:10:10,010 腹を痛めて産み出した 息子のように思ってる。 125 00:10:13,013 --> 00:10:16,016 その息子に殺される。 126 00:10:16,016 --> 00:10:23,023 この15年間 ずっと待ちわびた瞬間だ。 127 00:10:25,025 --> 00:10:30,000 さあ エイジ お別れだ。 128 00:10:30,000 --> 00:10:31,031 さあ エイジ お別れだ。 129 00:10:31,031 --> 00:10:36,036 私の空っぽな心➡ 130 00:10:36,036 --> 00:10:38,038 お前が満たしてくれ。 131 00:10:54,054 --> 00:10:57,057 うお~! 132 00:10:57,057 --> 00:11:00,000 (銃声) 133 00:11:00,000 --> 00:11:01,995 (銃声) 134 00:11:15,008 --> 00:11:17,010 B一。 135 00:11:46,039 --> 00:11:49,042 なぜ撃たない? エイジ! 136 00:11:54,047 --> 00:11:57,050 何だ この結末は! 137 00:12:05,993 --> 00:12:09,997 あ~! 138 00:12:09,997 --> 00:12:14,001 あ~!! 139 00:12:14,001 --> 00:12:18,005 うわ~! 140 00:12:18,005 --> 00:12:21,008 あ~!! 141 00:12:24,011 --> 00:12:27,014 あ~! 142 00:12:30,017 --> 00:12:32,019 あああ…。 143 00:12:47,034 --> 00:12:56,043 (パトカーのサイレン) 144 00:12:56,043 --> 00:12:59,046 刑事さん。 は? 145 00:12:59,046 --> 00:13:00,000 俺の上着から 携帯 取ってもらえますか? 146 00:13:00,000 --> 00:13:01,982 俺の上着から 携帯 取ってもらえますか? 147 00:13:08,989 --> 00:13:11,992 15年前のLL事件➡ 148 00:13:11,992 --> 00:13:16,997 浦島 亀一が真犯人だと 認める会話が録音されてます。 149 00:13:16,997 --> 00:13:18,999 えっ? 150 00:13:27,007 --> 00:13:29,009 (パトカーのドアの閉まる音) 151 00:13:46,960 --> 00:13:50,964 (裁判官)それでは これより 被告人 雪村 京花に対する➡ 152 00:13:50,964 --> 00:13:54,968 殺人および死体遺棄事件の 証人尋問を始めます。➡ 153 00:13:54,968 --> 00:13:58,972 証人の浦島エイジさん お願いします。 154 00:13:58,972 --> 00:14:00,000 今日 ここに来たのは➡ 155 00:14:00,000 --> 00:14:02,976 今日 ここに来たのは➡ 156 00:14:02,976 --> 00:14:07,981 畑 葉子さんが殺害された 事件について証言をするためです。 157 00:14:07,981 --> 00:14:12,986 しかし この事件の全貌を解明するには➡ 158 00:14:12,986 --> 00:14:16,990 まず 雪村被告が犯した もう一つの殺人について➡ 159 00:14:16,990 --> 00:14:19,993 話をしなければなりません。 160 00:14:19,993 --> 00:14:21,995 (検察官)もう一つの殺人? 161 00:14:21,995 --> 00:14:24,998 はい。 162 00:14:24,998 --> 00:14:30,000 俺の別人格である 浦島エイジの殺人です。 163 00:14:30,000 --> 00:14:31,004 俺の別人格である 浦島エイジの殺人です。 164 00:14:32,940 --> 00:14:35,943 (検察官) いったい何があったのですか? 165 00:14:37,945 --> 00:14:39,947 あの日…。 166 00:14:42,950 --> 00:14:44,952 分かったよ エイジ君。 167 00:14:46,954 --> 00:14:50,958 私…。 168 00:14:50,958 --> 00:14:54,962 今から エイジ君を殺すね。 169 00:14:54,962 --> 00:14:57,965 えっ? 170 00:14:57,965 --> 00:15:00,000 B一君とエイジ君 2つの人格を統合する。 171 00:15:00,000 --> 00:15:02,970 B一君とエイジ君 2つの人格を統合する。 172 00:15:02,970 --> 00:15:05,973 そうやって生まれた 新しい人格に➡ 173 00:15:05,973 --> 00:15:08,976 LLの後を継いでもらう。 174 00:15:08,976 --> 00:15:10,978 それが私の目的。 175 00:15:14,982 --> 00:15:17,985 だって B一君もエイジ君も駄目なら➡ 176 00:15:17,985 --> 00:15:21,989 2人に 消えてもらうしかないでしょ。 177 00:15:21,989 --> 00:15:24,992 そうして やっと出会えるの。 178 00:15:24,992 --> 00:15:28,996 私の求めていた 本当のエイジ君に。 179 00:15:31,999 --> 00:15:37,938 育ててくれたお父さんも きっと喜んでくれると思うな。 180 00:15:37,938 --> 00:15:41,942 そ… 育ててくれた? 181 00:15:41,942 --> 00:15:43,944 そう。 182 00:15:45,946 --> 00:15:49,950 殺人鬼・LLの本当の正体はね➡ 183 00:15:49,950 --> 00:15:56,957 あなたの育てのお父さん 浦島 亀一なんだよ。 184 00:16:00,961 --> 00:16:02,963 は? フフッ。 185 00:16:02,963 --> 00:16:06,967 本当のことを知ったときは がっかりしたな。 186 00:16:06,967 --> 00:16:12,973 だって LLの息子だと思って エイジ君に近づいたのに。 187 00:16:12,973 --> 00:16:15,976 でも きのう お父さんがね…。 188 00:16:15,976 --> 00:16:19,980 (亀一)《こんな電話してきて 何が目的なんだ?》 189 00:16:19,980 --> 00:16:23,984 《ただ感謝の気持ちを 伝えたくて》 190 00:16:23,984 --> 00:16:26,987 《私を救いだしてくれたのは あなたです》 191 00:16:26,987 --> 00:16:30,000 《エイジに近づいたのは LLの息子だからか》 192 00:16:30,000 --> 00:16:30,991 《エイジに近づいたのは LLの息子だからか》 193 00:16:30,991 --> 00:16:32,926 (携帯電話)(京花)《はい》 194 00:16:32,926 --> 00:16:34,928 《だから とても残念です》 195 00:16:34,928 --> 00:16:36,930 《だって 彼は➡ 196 00:16:36,930 --> 00:16:39,933 あなたの本当の息子では ないんですから》 197 00:16:39,933 --> 00:16:44,938 《いや それは違うよ》 198 00:16:44,938 --> 00:16:49,943 《エイジは私が 腹を痛めて産んだ息子も同然だ》 199 00:16:49,943 --> 00:16:51,945 《血のつながり以上に➡ 200 00:16:51,945 --> 00:16:56,950 強い関係で結ばれた親子だと 私は思ってる》 201 00:16:56,950 --> 00:16:58,952 (京花)うれしかったなぁ!➡ 202 00:16:58,952 --> 00:17:00,000 他でもない LL本人が➡ 203 00:17:00,000 --> 00:17:00,954 他でもない LL本人が➡ 204 00:17:00,954 --> 00:17:03,957 エイジ君のことを そう認めてくれてるなんて。 205 00:17:05,959 --> 00:17:12,966 ああ やっぱりエイジ君こそが 私の運命の相手なんだって。 206 00:17:12,966 --> 00:17:17,971 私 エイジ君のこと もっともっと好きになれたんだ。 207 00:17:19,973 --> 00:17:24,978 父さんが… LL? 208 00:17:28,982 --> 00:17:30,000 嘘だ。 209 00:17:30,000 --> 00:17:30,984 嘘だ。 210 00:17:34,988 --> 00:17:36,990 嘘だ~! 211 00:17:36,990 --> 00:17:38,992 (泣き声) 212 00:17:38,992 --> 00:17:47,000 信じられない? それとも 信じたくない? 213 00:17:47,000 --> 00:17:49,002 そうやって あなたも 目の前の現実から➡ 214 00:17:49,002 --> 00:17:52,005 目をそらし続けるの? 215 00:17:52,005 --> 00:17:54,007 あなたたちは どっちも そんなんだから➡ 216 00:17:54,007 --> 00:17:57,010 ばらばらで中途半端な存在に なってしまったんだよ。 217 00:17:59,012 --> 00:18:00,000 でも安心して。 私が一つに戻してあげる。 218 00:18:00,000 --> 00:18:04,017 でも安心して。 私が一つに戻してあげる。 219 00:18:04,017 --> 00:18:06,019 そうすれば➡ 220 00:18:06,019 --> 00:18:09,690 今度こそ 私のことを ちゃんと受け止めてくれる➡ 221 00:18:09,690 --> 00:18:13,026 理想のエイジ君に なってくれるよね。 222 00:18:16,029 --> 00:18:18,031 ねえ この前 私のこと➡ 223 00:18:18,031 --> 00:18:22,035 西宮メンタルクリニックで 見かけたんでしょ?➡ 224 00:18:22,035 --> 00:18:26,039 あのとき 先生に 相談に乗ってもらってたの。➡ 225 00:18:26,039 --> 00:18:29,042 新しい人格をつくる方法を。 226 00:18:29,042 --> 00:18:30,000 (野島) 《人格の統合を目指すには➡ 227 00:18:30,000 --> 00:18:31,044 (野島) 《人格の統合を目指すには➡ 228 00:18:31,044 --> 00:18:33,981 その人格が生まれた原因と 役割を知り➡ 229 00:18:33,981 --> 00:18:35,983 トラウマに向き合うこと》 230 00:18:35,983 --> 00:18:40,988 《ただ 絶対に やってはいけないことがある》➡ 231 00:18:40,988 --> 00:18:45,993 《別人格が自分自身を 別人格だと気付いていない場合➡ 232 00:18:45,993 --> 00:18:48,996 その事実を 不用意に伝えてはならない》 233 00:18:48,996 --> 00:18:50,998 《どうしてですか?》 234 00:18:50,998 --> 00:18:55,002 《アイデンティティーの崩壊を 招くからだ》 235 00:18:55,002 --> 00:18:58,005 《それは 別人格の消滅を意味する》➡ 236 00:18:58,005 --> 00:19:00,000 《さらに その影響が 主人格にまで及べば➡ 237 00:19:00,000 --> 00:19:01,008 《さらに その影響が 主人格にまで及べば➡ 238 00:19:01,008 --> 00:19:05,012 新しい別人格が生まれてしまう 危険性もあるんだ》 239 00:19:07,014 --> 00:19:10,017 《なるほど》 240 00:19:10,017 --> 00:19:12,019 《よく分かりました》 241 00:19:12,019 --> 00:19:18,025 エイジ君 私がこれから言うことを よく聞いてね。 242 00:19:18,025 --> 00:19:23,030 あなたは 今から15年前に生まれたの。 243 00:19:26,033 --> 00:19:28,035 えっ? 244 00:19:28,035 --> 00:19:30,000 お父さんがLLと疑われたまま 死んでしまったこと。➡ 245 00:19:30,000 --> 00:19:32,039 お父さんがLLと疑われたまま 死んでしまったこと。➡ 246 00:19:32,039 --> 00:19:35,976 お母さんが 目の前で自殺したこと。➡ 247 00:19:35,976 --> 00:19:38,979 加害者の息子として 苦しめられたこと。➡ 248 00:19:38,979 --> 00:19:42,983 そういう大きな痛みから 逃れるために➡ 249 00:19:42,983 --> 00:19:47,988 八野衣エイジという少年が 生み出した人格が➡ 250 00:19:47,988 --> 00:19:50,991 あなただったの。 251 00:19:50,991 --> 00:19:56,997 つまり あなたは後から生まれた ただの出来損ないの人格。 252 00:19:56,997 --> 00:20:00,000 この世に存在しない人間なんだ。 253 00:20:00,000 --> 00:20:04,004 (京花)《出来損ないの人格》➡ 254 00:20:04,004 --> 00:20:07,007 《この世に 存在しない人間なんだ》 255 00:20:25,025 --> 00:20:29,029 (ざわめき) 256 00:20:29,029 --> 00:20:30,000 (裁判官)静粛に。 静粛に!➡ 257 00:20:30,000 --> 00:20:32,966 (裁判官)静粛に。 静粛に!➡ 258 00:20:32,966 --> 00:20:37,971 本日の証人尋問は 以上といたします。➡ 259 00:20:37,971 --> 00:20:41,975 引き続き 浦島エイジさんの証人尋問を➡ 260 00:20:41,975 --> 00:20:47,981 次回期日にて執り行います。 これにて閉廷いたします。 261 00:20:54,988 --> 00:20:56,990 (ナミ)どうして あんなこと知ってたの? 262 00:20:56,990 --> 00:20:59,993 あなたが証言台で話したことは➡ 263 00:20:59,993 --> 00:21:00,000 エイジしか 知り得ないことばかりだった。 264 00:21:00,000 --> 00:21:03,997 エイジしか 知り得ないことばかりだった。 265 00:21:03,997 --> 00:21:10,003 人格が統合された場合 別人格の特徴や記憶が➡ 266 00:21:10,003 --> 00:21:13,006 主人格に引き継がれることが あるらしい。 267 00:21:16,009 --> 00:21:20,013 この一年で少しずつだが➡ 268 00:21:20,013 --> 00:21:23,016 エイジの記憶が 俺の中に戻ってきている。 269 00:21:30,023 --> 00:21:34,962 ってことは やっぱりエイジは もう…。 270 00:21:41,969 --> 00:21:43,971 分かった。 271 00:21:43,971 --> 00:21:46,974 じゃあ また次の公判で。 272 00:22:07,995 --> 00:22:09,997 (スピーカー)(車の解錠音) 273 00:22:28,015 --> 00:22:30,000 ♬~ 274 00:22:30,000 --> 00:22:47,968 ♬~ 275 00:22:47,968 --> 00:22:58,979 ♬~ 276 00:23:04,918 --> 00:23:06,920 前回の話には まだ続きがあります。 277 00:23:06,920 --> 00:23:08,922 (検察官)続き? 雪村 京花は➡ 278 00:23:08,922 --> 00:23:11,925 浦島エイジを この世から消そうとしました。 279 00:23:11,925 --> 00:23:16,930 しかし 自分一人の力だけでは 殺せなかったんです。 280 00:23:16,930 --> 00:23:19,933 他の者の手を借りなければ。 281 00:23:19,933 --> 00:23:21,935 (検察官)他の者? 282 00:23:21,935 --> 00:23:23,937 それは…。 283 00:23:25,939 --> 00:23:28,942 浦島エイジ自身です。 284 00:23:40,954 --> 00:23:42,956 京花ちゃん…。 285 00:23:50,964 --> 00:23:52,966 まだ消えてなかったんだ。 286 00:23:55,969 --> 00:23:58,972 ようやく分かったよ。 287 00:24:01,975 --> 00:24:04,912 君の本当の目的が。 288 00:24:04,912 --> 00:24:07,915 私の本当の目的? 289 00:24:07,915 --> 00:24:16,924 君が僕に近づいたのは… 僕たちに執着していたのは➡ 290 00:24:16,924 --> 00:24:20,928 LLのように なってほしかったからじゃない。 291 00:24:23,931 --> 00:24:26,934 君は…。 292 00:24:26,934 --> 00:24:30,000 君は ずっと誰かに 認めてほしかったんだ。 293 00:24:30,000 --> 00:24:30,938 君は ずっと誰かに 認めてほしかったんだ。 294 00:24:32,940 --> 00:24:38,946 君という存在を 誰かに 受け入れてもらいたかったんだ。 295 00:24:41,949 --> 00:24:45,953 君は生まれてから ずっと1人だった。 296 00:24:45,953 --> 00:24:48,956 誰にも受け入れてもらえなかった。 297 00:24:48,956 --> 00:24:56,964 でも LLの息子の僕たちなら きっと自分を理解してくれる。 298 00:24:56,964 --> 00:24:58,966 そう思ってたんだろ? 299 00:25:01,969 --> 00:25:06,974 だけど 結局 僕たちに拒絶されてしまった。 300 00:25:09,977 --> 00:25:12,980 「私は また独りぼっちに なってしまうかもしれない」 301 00:25:12,980 --> 00:25:15,983 君は そう考えた。 302 00:25:17,985 --> 00:25:20,988 だから 僕たちを消そうとした。 303 00:25:22,990 --> 00:25:29,997 統合して新しくつくった人格に 自分を認めてもらいたかったんだ。 304 00:25:31,999 --> 00:25:38,005 君は ただ誰かに 愛されたかっただけなんだよね? 305 00:25:38,005 --> 00:25:40,007 エイジ君。 306 00:25:47,014 --> 00:25:50,017 さっきから 何を言ってるの? 307 00:25:50,017 --> 00:25:53,020 僕も ずっと そうだったんだ。 308 00:25:53,020 --> 00:25:57,024 僕も この世界に 居場所なんてなかった。 309 00:25:57,024 --> 00:26:00,000 だから 京花ちゃんの気持ちが 痛いほど分かるんだ。 310 00:26:00,000 --> 00:26:01,028 だから 京花ちゃんの気持ちが 痛いほど分かるんだ。 311 00:26:04,031 --> 00:26:05,966 でも 僕は…。 312 00:26:10,971 --> 00:26:13,974 君と出会って救われた。 313 00:26:16,977 --> 00:26:20,981 クソみたいな僕の人生に➡ 314 00:26:20,981 --> 00:26:24,985 君だけが 唯一 僕の居場所になってくれたんだ。 315 00:26:26,987 --> 00:26:30,000 君といるときだけは 心から笑うことができたんだ。 316 00:26:30,000 --> 00:26:31,992 君といるときだけは 心から笑うことができたんだ。 317 00:26:35,996 --> 00:26:41,001 たとえ それが 偽りの姿だったとしても➡ 318 00:26:41,001 --> 00:26:48,008 京花ちゃんの存在が 僕を救ってくれたんだ。 319 00:26:50,010 --> 00:26:54,014 僕も君に同じことをしてあげたい。 320 00:26:54,014 --> 00:26:57,017 君を救いだしてあげたい。 321 00:26:59,019 --> 00:27:00,000 でも…。 322 00:27:00,000 --> 00:27:02,022 でも…。 323 00:27:04,024 --> 00:27:06,960 僕 すっげえバカだからさ。 324 00:27:15,969 --> 00:27:18,972 君を許すくらいしか してあげられない。 325 00:27:22,976 --> 00:27:30,000 君がしてくれたことが 全て嘘だったとしても➡ 326 00:27:30,000 --> 00:27:32,986 君がしてくれたことが 全て嘘だったとしても➡ 327 00:27:32,986 --> 00:27:36,990 僕は 君を恨んだりしない くらいしか してあげられない。 328 00:27:41,995 --> 00:27:50,003 世界中が京花ちゃんの敵に なったとしても➡ 329 00:27:50,003 --> 00:27:55,008 僕だけは 君の味方でいる ぐらいしか してあげられない。 330 00:28:05,953 --> 00:28:09,957 京花ちゃんが 僕に死んでほしいなら…。 331 00:28:16,964 --> 00:28:21,969 僕は 喜んで死ぬくらいしか してあげられない。 332 00:28:24,972 --> 00:28:26,974 えっと…。 333 00:28:29,977 --> 00:28:30,000 それから何だっけな。 334 00:28:30,000 --> 00:28:33,981 それから何だっけな。 335 00:28:35,983 --> 00:28:38,986 あー! 336 00:28:38,986 --> 00:28:41,989 やっぱ駄目だな 僕って。 337 00:28:43,991 --> 00:28:50,998 最後まで うまく し… 締まんないや。 338 00:28:57,004 --> 00:29:00,000 エイジ君…? 339 00:29:00,000 --> 00:29:00,007 エイジ君…? 340 00:29:00,007 --> 00:29:02,009 エイジ君? 341 00:29:04,011 --> 00:29:07,948 まさか 自分で消えちゃったの? 342 00:29:07,948 --> 00:29:12,953 嘘でしょ。 意味 分かんないんだけど。 343 00:29:19,960 --> 00:29:21,962 エイジ君。 344 00:29:23,964 --> 00:29:27,968 ねえ エイジ君ってば。 345 00:29:32,973 --> 00:29:35,976 本当に死んじゃったの? 346 00:29:57,998 --> 00:30:00,000 さよなら 浦島エイジ君。 347 00:30:00,000 --> 00:30:02,002 さよなら 浦島エイジ君。 348 00:30:13,947 --> 00:30:15,949 俺には ずっと疑問でした。 349 00:30:15,949 --> 00:30:22,956 LLに憧れていた雪村被告が なぜ 俺にLLの情報を与え➡ 350 00:30:22,956 --> 00:30:24,958 LLを追い詰めるようなことを したのか。 351 00:30:24,958 --> 00:30:29,963 《LLは 生きてたの》 352 00:30:29,963 --> 00:30:30,000 彼女の矛盾した行動には 必ず何かがある。 353 00:30:30,000 --> 00:30:33,967 彼女の矛盾した行動には 必ず何かがある。 354 00:30:33,967 --> 00:30:35,969 俺は そう考えてました。 355 00:30:38,972 --> 00:30:43,977 あれは全て 浦島エイジのためだったんだよな。 356 00:30:45,979 --> 00:30:47,981 お前 医者に こう言われたんだろ? 357 00:30:47,981 --> 00:30:50,984 《その人格が生まれた原因と 役割を知り➡ 358 00:30:50,984 --> 00:30:52,986 トラウマに向き合うこと》 359 00:30:52,986 --> 00:30:55,989 《それは 別人格の消滅を意味する》 360 00:30:55,989 --> 00:31:00,000 お前は その言葉を都合良く解釈し こう考えた。 361 00:31:00,000 --> 00:31:00,994 お前は その言葉を都合良く解釈し こう考えた。 362 00:31:00,994 --> 00:31:02,996 「B一が存在する理由は復讐」 363 00:31:02,996 --> 00:31:06,934 「そのB一が LLを殺して復讐を果たせば…」 364 00:31:06,934 --> 00:31:08,936 《それは 消滅を意味する》 365 00:31:08,936 --> 00:31:11,939 B一という人格が消滅し➡ 366 00:31:11,939 --> 00:31:15,943 空いた体に 浦島エイジが また戻ってくるかもしれない。 367 00:31:18,946 --> 00:31:24,952 お前は あのとき 浦島エイジに 救われたんじゃないのか? 368 00:31:24,952 --> 00:31:30,000 あの日 あの瞬間から ただひたすらに お前は➡ 369 00:31:30,000 --> 00:31:31,959 あの日 あの瞬間から ただひたすらに お前は➡ 370 00:31:31,959 --> 00:31:35,963 浦島エイジに もう一度 会いたいと➡ 371 00:31:35,963 --> 00:31:37,965 それだけを 願ってたんじゃないのか? 372 00:31:40,968 --> 00:31:44,972 だが エイジは戻ってこなかった。 373 00:31:44,972 --> 00:31:47,975 それは 俺が復讐を 果たせなかったからじゃない。 374 00:31:50,978 --> 00:31:54,982 死んだ人間は 二度と戻ってこないからだ。 375 00:31:56,984 --> 00:31:59,987 浦島エイジは死んだ。 376 00:31:59,987 --> 00:32:00,000 もう二度と戻ってはこない。 377 00:32:00,000 --> 00:32:03,991 もう二度と戻ってはこない。 378 00:32:03,991 --> 00:32:07,928 殺したのは お前だ。 379 00:32:07,928 --> 00:32:09,930 雪村 京花。 380 00:32:19,940 --> 00:32:25,946 (京花)フッ。 フフフ。 381 00:32:25,946 --> 00:32:27,948 フフフフ。 382 00:32:30,951 --> 00:32:32,953 (京花)アハハハハ。➡ 383 00:32:32,953 --> 00:32:35,956 アハハハ! アハハ!➡ 384 00:32:35,956 --> 00:32:42,963 アハハハ。 ハハハハ。 アハハハ。 385 00:32:42,963 --> 00:32:51,972 アハハハハ。 アハハハ。 386 00:32:51,972 --> 00:32:54,975 あああああ…! 387 00:32:56,977 --> 00:32:58,979 あ~! 388 00:33:00,981 --> 00:33:03,984 あああ! あ~! 389 00:33:08,922 --> 00:33:22,936 (泣き声) 390 00:33:22,936 --> 00:33:26,940 お前は ずっと 痛みを感じないように生きてきた。 391 00:33:26,940 --> 00:33:30,000 まるでLLと同じように。 392 00:33:30,000 --> 00:33:30,944 まるでLLと同じように。 393 00:33:30,944 --> 00:33:35,949 過酷な家庭環境で育ってきた お前にとって➡ 394 00:33:35,949 --> 00:33:38,952 痛みを放棄することが唯一➡ 395 00:33:38,952 --> 00:33:42,956 現実から 逃れる手段だったんだろう。 396 00:33:42,956 --> 00:33:47,961 だが これが大切な人を失う痛みだ。 397 00:33:49,963 --> 00:33:54,968 浦島エイジが 取り戻してくれたんだよ。 398 00:33:58,972 --> 00:34:00,000 うっ…。 399 00:34:00,000 --> 00:34:00,974 うっ…。 400 00:34:03,977 --> 00:34:11,919 (京花のすすり泣く声) 401 00:34:11,919 --> 00:34:30,000 ♬~ 402 00:34:30,000 --> 00:34:31,939 ♬~ 403 00:34:31,939 --> 00:34:42,950 ♬~ 404 00:34:52,960 --> 00:34:54,962 <(女の子)ママ。 <(母)ん? 405 00:34:54,962 --> 00:34:56,964 <(女の子)あれ 何てお花? 406 00:34:56,964 --> 00:34:58,966 あれは キンモクセイよ。 407 00:34:58,966 --> 00:35:00,000 へぇ~ いい匂いだね。 (母)ねっ。 408 00:35:00,000 --> 00:35:02,970 へぇ~ いい匂いだね。 (母)ねっ。 409 00:35:51,018 --> 00:35:56,023 (乙の爪をかむ音) 410 00:35:56,023 --> 00:36:00,000 ♬~ 411 00:36:00,000 --> 00:36:15,976 ♬~ 412 00:36:15,976 --> 00:36:30,000 ♬~ 413 00:36:30,000 --> 00:36:35,996 ♬~ 414 00:36:35,996 --> 00:36:56,016 ♬~ 415 00:36:56,016 --> 00:37:00,000 ♬~ 416 00:37:00,000 --> 00:37:15,969 ♬~ 417 00:37:15,969 --> 00:37:30,000 ♬~ 418 00:37:30,000 --> 00:37:35,989 ♬~ 419 00:37:35,989 --> 00:37:45,999 ♬~ 420 00:37:45,999 --> 00:37:58,011 ♬~ 421 00:38:23,904 --> 00:38:27,908 (ナミ)その後 体に変化とかは? ほら 雪村 京花が言ってたでしょ。 422 00:38:27,908 --> 00:38:30,000 (ナミ)新しい人格をつくるのが 目的だったって。 423 00:38:30,000 --> 00:38:31,912 (ナミ)新しい人格をつくるのが 目的だったって。 424 00:38:31,912 --> 00:38:34,915 今のところ そういう兆候はない。 425 00:38:34,915 --> 00:38:36,917 エイジが 自分から消えたおかげで➡ 426 00:38:36,917 --> 00:38:39,920 問題なく俺たちの統合が 進んだのかもな。 427 00:38:41,922 --> 00:38:43,924 そっか。 428 00:38:46,927 --> 00:38:48,929 (ナミ)はい。 429 00:38:50,931 --> 00:38:52,933 ホントはさ エイジ本人に➡ 430 00:38:52,933 --> 00:38:54,935 伝えなくちゃ いけなかったんだけど➡ 431 00:38:54,935 --> 00:38:56,937 タイミング逃しちゃって。 432 00:39:00,941 --> 00:39:02,943 《はい》 433 00:39:02,943 --> 00:39:04,945 《何ですか? これ》 434 00:39:04,945 --> 00:39:06,947 《あなたが 頑張ってくれたおかげで➡ 435 00:39:06,947 --> 00:39:09,950 スカルがつぶれたから》 436 00:39:09,950 --> 00:39:13,954 エイジは 何の関係もない私のために➡ 437 00:39:13,954 --> 00:39:17,958 必死に闘ってくれた。➡ 438 00:39:17,958 --> 00:39:20,961 エイジがスカルを つぶしてくれたおかげで➡ 439 00:39:20,961 --> 00:39:24,898 私は救われた。➡ 440 00:39:24,898 --> 00:39:26,900 私だけじゃない。➡ 441 00:39:26,900 --> 00:39:30,000 女の子たちは みんな エイジに感謝してる。 442 00:39:30,000 --> 00:39:31,905 女の子たちは みんな エイジに感謝してる。 443 00:39:33,907 --> 00:39:36,910 エイジは 私たちにとって ヒーローなんだ。 444 00:39:38,912 --> 00:39:44,918 (ナミ) だから あのときは ありがとう。 445 00:39:47,921 --> 00:39:51,925 エイジが 命を懸けて守ってくれた人生➡ 446 00:39:51,925 --> 00:39:53,927 大切にしなくちゃね。 447 00:40:04,938 --> 00:40:06,940 どうしたの? 448 00:40:08,942 --> 00:40:13,947 15年たって 今ごろ気付くとはな。 449 00:40:13,947 --> 00:40:16,950 俺は 誰に対しても➡ 450 00:40:16,950 --> 00:40:20,954 復讐のために利用することしか 考えてこなかった。 451 00:40:20,954 --> 00:40:25,893 だが エイジと父さんは…。 452 00:40:25,893 --> 00:40:28,896 《早く向こうの生活に なじめるといいな》 453 00:40:28,896 --> 00:40:30,000 《だから ナミさんには 心から笑っててほしいんです》 454 00:40:30,000 --> 00:40:33,901 《だから ナミさんには 心から笑っててほしいんです》 455 00:40:36,904 --> 00:40:40,908 俺は これまで 散々エイジを否定してきた。 456 00:40:40,908 --> 00:40:43,577 俺に必要のないものが 寄せ集められた➡ 457 00:40:43,577 --> 00:40:45,913 ただのガラクタだと ずっと思ってた。 458 00:40:45,913 --> 00:40:51,919 だが 父さんの思いを 受け継いでたのは➡ 459 00:40:51,919 --> 00:40:53,921 エイジの方だったんだな。 460 00:40:57,925 --> 00:41:00,000 父さんは きっと 復讐なんて望んでなかった。 461 00:41:00,000 --> 00:41:02,930 父さんは きっと 復讐なんて望んでなかった。 462 00:41:06,934 --> 00:41:09,937 消えるべきだったのは➡ 463 00:41:09,937 --> 00:41:13,941 エイジじゃなくて 俺の方だったのかもな。 464 00:41:19,947 --> 00:41:22,883 それ 開けてみてくれる? 465 00:41:32,893 --> 00:41:34,895 下手くそだな。 466 00:41:34,895 --> 00:41:37,898 フフッ。 今は もっと上達してるから。 467 00:41:40,901 --> 00:41:44,905 それ あなたにあげる。 468 00:41:44,905 --> 00:41:49,910 あなたにも 一応 助けられたし。 469 00:41:55,916 --> 00:41:57,918 それじゃ。 470 00:41:57,918 --> 00:42:00,000 ♬~ 471 00:42:00,000 --> 00:42:17,938 ♬~ 472 00:42:17,938 --> 00:42:28,949 ♬~ 473 00:42:28,949 --> 00:42:30,000 エイジは ちゃんと生きてるんだね。 474 00:42:30,000 --> 00:42:32,953 エイジは ちゃんと生きてるんだね。 475 00:42:32,953 --> 00:42:34,955 あなたの中で。 476 00:42:34,955 --> 00:42:54,975 ♬~ 477 00:42:54,975 --> 00:43:00,000 ♬~ 478 00:43:00,000 --> 00:43:14,995 ♬~ 479 00:43:14,995 --> 00:43:17,998 ♬~ 480 00:43:21,001 --> 00:43:22,936 (サトル) そろそろ就活しないとな。 481 00:43:22,936 --> 00:43:25,939 一生 大学生でいてぇ。 482 00:43:25,939 --> 00:43:29,943 あっ。 おい 何してたんだよ。➡ 483 00:43:29,943 --> 00:43:30,000 おせーよ。 (サトル)先に食べてるよ。 484 00:43:30,000 --> 00:43:33,947 おせーよ。 (サトル)先に食べてるよ。 485 00:43:33,947 --> 00:43:36,950 ごめん 遅れた。 486 00:43:36,950 --> 00:43:38,952 (柏木)唐揚げ うめえぞ。 マジか。 487 00:43:38,952 --> 00:43:41,955 あっ サトル トマト食ってくんね? 488 00:43:41,955 --> 00:43:44,958 いや 無理。 嫌い 嫌い。 (柏木)いいじゃん!➡ 489 00:43:44,958 --> 00:43:47,961 紅しょうがと交換しようよ。 (サトル)色だけじゃん 一緒なの。 490 00:43:47,961 --> 00:43:50,964 (柏木)色が同じなら同じだって。 (サトル)全然 別だよ。 491 00:43:50,964 --> 00:43:53,967 (柏木)今ならキュウリも付けちゃう。 (サトル)キュウリも嫌いだから。 40707

Can't find what you're looking for?
Get subtitles in any language from opensubtitles.com, and translate them here.