All language subtitles for 春の呪い#03
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1
00:00:34,282 --> 00:00:37,118
<私は いけない姉。
2
00:00:37,118 --> 00:00:39,454
妹の春が愛した男性を➡
3
00:00:39,454 --> 00:00:42,774
どんどん好きになっていく 私。
4
00:00:42,774 --> 00:00:47,462
私が この世で
誰よりも愛していた妹 春。
5
00:00:47,462 --> 00:00:52,117
その春には もう会えない。
6
00:00:52,117 --> 00:00:54,636
もっと 春といたかった。
7
00:00:54,636 --> 00:00:56,805
もっと春を知りたかった>
8
00:00:56,805 --> 00:01:02,805
春… お姉ちゃん
すぐ春のところに行くからね。
9
00:01:06,798 --> 00:01:10,452
<春は 幸せになるはずだった。
10
00:01:10,452 --> 00:01:14,956
私は今 知らない春を感じたくて➡
11
00:01:14,956 --> 00:01:19,477
春の思い出の場所を巡っている。
12
00:01:19,477 --> 00:01:24,999
でも そのために 私は➡
13
00:01:24,999 --> 00:01:29,137
春が 最後まで大切にしていた
冬吾さんを利用している>
14
00:01:29,137 --> 00:01:35,176
最低だ… 私 春を裏切ってる。
15
00:01:35,176 --> 00:01:38,676
< こんな私を 春は
どう思うだろう?>
16
00:01:41,816 --> 00:01:44,916
春に会いたい。
17
00:01:47,956 --> 00:01:50,141
今すぐ 会いたい。
18
00:01:50,141 --> 00:02:15,316
♬~
19
00:02:15,316 --> 00:02:17,368
春…。
20
00:02:17,368 --> 00:02:30,968
♬~
21
00:02:33,468 --> 00:02:36,471
お前が死んだら 俺も死ぬぞ!
22
00:02:36,471 --> 00:02:39,474
冬吾さん…。
23
00:02:39,474 --> 00:02:42,174
お前が死んだら 俺も死ぬぞ!
24
00:02:47,966 --> 00:02:51,786
違うんです。 私 そんなんじゃ…。
25
00:02:51,786 --> 00:02:55,657
じゃあ なんなんだ?
26
00:02:55,657 --> 00:02:58,509
いや… あの あれは…。
27
00:02:58,509 --> 00:03:01,909
フフッ。
笑うな!
28
00:03:04,148 --> 00:03:07,035
あなたは
様子がおかしいときほど➡
29
00:03:07,035 --> 00:03:09,035
よく笑う。
30
00:03:11,956 --> 00:03:15,656
冬吾さん…
死ぬなんて言わないでください。
31
00:03:19,864 --> 00:03:24,002
あなたが…。
32
00:03:24,002 --> 00:03:28,902
冬吾さんが死んだら
春が悲しみます。
33
00:03:31,526 --> 00:03:36,426
あなたが死んでも
春は 悲しまないのか?
34
00:03:38,299 --> 00:03:41,803
死んだ人間が
悲しむなんてことはない。
35
00:03:41,803 --> 00:03:44,789
そんなこと言わないでください。
36
00:03:44,789 --> 00:03:51,296
春は まだ います。 そばにいます。
37
00:03:51,296 --> 00:03:53,481
私たちを見てます。
38
00:03:53,481 --> 00:04:00,421
冬吾さんの心の中にだって
まだ 春はいるでしょ?
39
00:04:00,421 --> 00:04:06,921
私といるの 春との面影を
感じたいからですよね?
40
00:04:10,148 --> 00:04:12,948
そうですよね?
そうだって言ってください。
41
00:04:16,187 --> 00:04:19,187
春には 申し訳ないと思ってる。
42
00:04:22,827 --> 00:04:24,827
行くぞ。
43
00:04:27,298 --> 00:04:29,298
何なんですか その言い方!
44
00:04:32,837 --> 00:04:35,139
春との結婚を➡
45
00:04:35,139 --> 00:04:38,339
ただの契約ごとだったみたいに
言わないでください!
46
00:04:42,797 --> 00:04:46,467
全部 お家のためなんですか?
47
00:04:46,467 --> 00:04:50,305
春の次に 私。
48
00:04:50,305 --> 00:04:53,341
私と春は あなたのお家のために
生まれてきたんですか?
49
00:04:53,341 --> 00:04:55,460
あなたの人生を全うするために
私たちが!
50
00:04:55,460 --> 00:04:57,460
違う!
そんなの嫌です!
51
00:05:00,281 --> 00:05:06,281
せめて 今でも
春を愛してると言ってください。
52
00:05:17,465 --> 00:05:20,968
《私が このまま
冬吾さんについていけば➡
53
00:05:20,968 --> 00:05:24,138
春のことを忘れられずにいられる。
54
00:05:24,138 --> 00:05:28,626
でも このままだと
その思い出も何も➡
55
00:05:28,626 --> 00:05:32,626
壊してしまうのかもしれない》
56
00:05:55,887 --> 00:06:01,292
《この人
なんで こんなに暗いんだ?
57
00:06:01,292 --> 00:06:03,795
それが 夏美の第一印象だった。
58
00:06:03,795 --> 00:06:08,966
今では その暗さのわけが
わかる気がする》
59
00:06:08,966 --> 00:06:12,453
⦅9月だっていうのに
あっついね~。
60
00:06:12,453 --> 00:06:14,453
お姉ちゃん 冬吾さん。
61
00:06:19,644 --> 00:06:25,133
妹のお見舞い
どうも ありがとうございます。
62
00:06:25,133 --> 00:06:27,552
お姉ちゃん 作ってきてくれた?
63
00:06:27,552 --> 00:06:30,621
ああ あれね… うん。
64
00:06:30,621 --> 00:06:33,975
お姉ちゃん手作りの お菓子
すっごい おいしいんです。
65
00:06:33,975 --> 00:06:36,475
ハードル上げないでよ 春。
フフフッ。
66
00:06:38,463 --> 00:06:41,663
わぁ~ ほらね かわいいでしょ?
67
00:06:51,292 --> 00:06:54,292
何か飲み物 買ってこようかな。
う… うん。
68
00:06:56,697 --> 00:06:58,697
食べてください。
69
00:07:01,135 --> 00:07:03,137
春のために 作ってきたものだろ?
70
00:07:03,137 --> 00:07:06,624
いいんです。
冬吾さんが食べてくれたら➡
71
00:07:06,624 --> 00:07:09,324
お姉ちゃんも きっと喜びます。
72
00:07:25,793 --> 00:07:28,296
ほらね おいしいでしょ?
73
00:07:28,296 --> 00:07:30,815
お姉ちゃん ホントに
料理が上手なんです。
74
00:07:30,815 --> 00:07:35,870
短大も栄養科に通ったし。
栄養士の資格 持ってるのか?
75
00:07:35,870 --> 00:07:40,124
ええ 私のために。
春のため?
76
00:07:40,124 --> 00:07:44,128
私 前から 体が弱かったから➡
77
00:07:44,128 --> 00:07:48,332
食べ物で治そうって
お姉ちゃん…。
78
00:07:48,332 --> 00:07:51,652
全部 私を思って
決めてくれるんです。
79
00:07:51,652 --> 00:07:56,457
バイトも忙しいのに 私が
さみしくならないようにって➡
80
00:07:56,457 --> 00:07:59,944
毎日 顔出ししてくれて⦆
81
00:07:59,944 --> 00:08:05,800
《あのとき 夏美の
過剰な妹愛を知った。
82
00:08:05,800 --> 00:08:10,454
妹のために進路を決め
このまま 恋人も作らずに➡
83
00:08:10,454 --> 00:08:13,624
春に寄り添って
生きていくつもりだったのか?
84
00:08:13,624 --> 00:08:19,630
夏美は 僕と2人になると
態度を一変させる。
85
00:08:19,630 --> 00:08:22,550
徹底して 視線を合わせない。
86
00:08:22,550 --> 00:08:25,469
それは かわいい妹を
奪われたという➡
87
00:08:25,469 --> 00:08:29,874
僕への恨みの表れだったのか?》
88
00:08:29,874 --> 00:08:33,344
⦅本日は 妹のために
ご足労いただきまして➡
89
00:08:33,344 --> 00:08:35,880
誠に ありがとうございました。
90
00:08:35,880 --> 00:08:41,452
今後とも 妹のこと
よろしくお願いいたします。
91
00:08:41,452 --> 00:08:43,487
あっ 忘れてた!
92
00:08:43,487 --> 00:08:45,806
飲み物 買ったの忘れてました。
93
00:08:45,806 --> 00:08:48,476
どれがいいですか?
コーヒーも ジュースもあります。
94
00:08:48,476 --> 00:08:53,176
あっ そうだ!
あの よかったら 全部 どうぞ!
95
00:08:59,971 --> 00:09:02,871
じゃあ また 近々。
96
00:09:14,619 --> 00:09:16,619
お気をつけて!⦆
97
00:09:22,460 --> 00:09:25,613
《僕は 彼女に
自分と似たものを感じていた。
98
00:09:25,613 --> 00:09:29,313
それは 何なのか?》
99
00:11:48,305 --> 00:11:50,307
あっ いらっしゃいませ。
100
00:11:50,307 --> 00:11:52,293
いや 客ではない。
101
00:11:52,293 --> 00:11:54,295
立花夏美さんとの約束で
ここに来た。
102
00:11:54,295 --> 00:11:56,464
クロワッサンショコラ 焼き上がりました。
103
00:11:56,464 --> 00:11:58,864
冬吾さん なんで こ…。
104
00:12:04,355 --> 00:12:06,373
すみません
忘れたわけじゃないんですけど➡
105
00:12:06,373 --> 00:12:08,626
つい…。
かまわない。
106
00:12:08,626 --> 00:12:11,128
忙しいんだろ?
107
00:12:11,128 --> 00:12:13,128
それより…。
108
00:12:15,116 --> 00:12:17,116
髪 ボサボサだぞ。
109
00:12:22,807 --> 00:12:24,992
あの 待っててください。
えっと…。
110
00:12:24,992 --> 00:12:26,977
あ~ いや ここ…
あっ いや➡
111
00:12:26,977 --> 00:12:29,877
この椅子で
待っててください すみません!
112
00:12:33,801 --> 00:12:36,454
ホントに こんなところに
来たんですか? 春と?
113
00:12:36,454 --> 00:12:40,474
来た。
なんで?
114
00:12:40,474 --> 00:12:42,827
冬吾さん 野球 好きなんですか?
115
00:12:42,827 --> 00:12:46,881
ここに 来たがったのは
春のほうだ。
116
00:12:46,881 --> 00:12:51,302
春が? こんなところに?
117
00:12:51,302 --> 00:12:57,975
春は 落ちていたバットを拾って
打席に立っていた。
118
00:12:57,975 --> 00:13:02,997
春が? え… 想像できない。
119
00:13:02,997 --> 00:13:06,467
春は 運動なんか…
体育の授業すら➡
120
00:13:06,467 --> 00:13:08,467
休みがちだったのに。
121
00:13:17,528 --> 00:13:22,028
春は ぎこちないながらも
バットを振っていた。
122
00:13:26,287 --> 00:13:29,290
春は それを繰り返していた。
123
00:13:29,290 --> 00:13:33,890
何度も 何度も
繰り返し 構えては 振っていた。
124
00:13:37,298 --> 00:13:39,967
《私の知らない春を見つけた》
125
00:13:39,967 --> 00:14:03,290
♬~
126
00:14:03,290 --> 00:14:07,278
《春は 生きていた。
127
00:14:07,278 --> 00:14:11,465
春は 生きていた》
128
00:14:11,465 --> 00:14:35,639
♬~
129
00:14:35,639 --> 00:14:38,676
あ~ いいにおい。
130
00:14:38,676 --> 00:14:41,795
あっ 冬吾さん
おなかすきませんか?
131
00:14:41,795 --> 00:14:44,965
あぁ どこかで食事するか?
132
00:14:44,965 --> 00:14:49,465
いや 私の舌は ソースになってます。
133
00:14:56,410 --> 00:14:59,313
はい。
134
00:14:59,313 --> 00:15:01,313
おいしそう!
135
00:15:09,740 --> 00:15:13,040
やっぱり 焼きそばは
ソースですよね。
136
00:15:18,849 --> 00:15:20,951
うん この味!
137
00:15:20,951 --> 00:15:24,955
これを かけるのか?
138
00:15:24,955 --> 00:15:26,941
初めて見る。
139
00:15:26,941 --> 00:15:29,276
えっ?
これを食べるのも。
140
00:15:29,276 --> 00:15:33,280
ウソでしょ?
ソース焼きそば 初めてなんですか?
141
00:15:33,280 --> 00:15:36,650
お祭りとかで
食べたことないんですか?
142
00:15:36,650 --> 00:15:38,786
祭りには 行ったことがない。
143
00:15:38,786 --> 00:15:40,971
家から禁止されていた。
144
00:15:40,971 --> 00:15:45,142
これ ショウガです。
145
00:15:45,142 --> 00:15:47,811
わかります? 紅ショウガ。
146
00:15:47,811 --> 00:15:50,447
一緒に食べると 最高ですよ。
147
00:15:50,447 --> 00:15:52,647
私は 好きです。
148
00:15:56,637 --> 00:15:58,639
そうか…。
149
00:15:58,639 --> 00:16:00,639
はい。
150
00:16:12,636 --> 00:16:15,636
初めての味だ。
フフフッ。
151
00:16:20,961 --> 00:16:24,361
何も無理して 家族と住む必要は
ないんじゃないか。
152
00:19:00,304 --> 00:19:03,404
春とは
こんなこと したことないな。
153
00:19:07,477 --> 00:19:11,832
春とは いつも
決まったところばかりだった。
154
00:19:11,832 --> 00:19:15,932
もっと いろんなところに
連れて行ってやれば よかった。
155
00:19:17,971 --> 00:19:20,974
僕は 気の利かない恋人だった。
156
00:19:20,974 --> 00:19:24,027
そんなことありません。
157
00:19:24,027 --> 00:19:29,527
あなたとの約束があるとき
春 とっても楽しそうでした。
158
00:19:33,153 --> 00:19:37,691
春のこと
全部 知ってると思ってたけど➡
159
00:19:37,691 --> 00:19:41,812
私には
見せない春が いたんですね。
160
00:19:41,812 --> 00:19:45,632
野球場に来たがったり。
161
00:19:45,632 --> 00:19:51,004
あなたに
近づきたかったんだと思う。
162
00:19:51,004 --> 00:19:53,707
私に近づく?
163
00:19:53,707 --> 00:19:57,461
⦅お姉ちゃん
近所の子ども相手に➡
164
00:19:57,461 --> 00:20:01,131
よく野球してたんです。
お姉ちゃんが ピッチャーで。
165
00:20:01,131 --> 00:20:07,304
それが 子ども相手なのに
すっごい速い球 投げるんです。
166
00:20:07,304 --> 00:20:12,643
全然 手抜きしないで
いっつも全力のお姉ちゃん。
167
00:20:12,643 --> 00:20:15,479
フフッ。
168
00:20:15,479 --> 00:20:20,150
私も 入りたかったけど➡
169
00:20:20,150 --> 00:20:24,137
私は お姉ちゃんみたいに
できないし⦆
170
00:20:24,137 --> 00:20:31,461
楽しそうに話していたけど
寂しそうだった。
171
00:20:31,461 --> 00:20:34,464
春は 嫉妬
していたのかもしれないな。
172
00:20:34,464 --> 00:20:36,967
嫉妬?
173
00:20:36,967 --> 00:20:40,120
あなたが野球をしている間➡
174
00:20:40,120 --> 00:20:44,808
春は あなたを 子どもたちに
取られていた。
175
00:20:44,808 --> 00:20:50,180
それが悔しくて
寂しかったんだと思う。
176
00:20:50,180 --> 00:20:53,784
それで…。
思い出を 取り返そうと➡
177
00:20:53,784 --> 00:20:55,802
していたのかもしれないな。
178
00:20:55,802 --> 00:21:15,205
♬~
179
00:21:15,205 --> 00:21:17,140
⦅わぁ~!⦆
180
00:21:17,140 --> 00:21:19,640
思い出を取り返してた。
181
00:21:24,648 --> 00:21:29,720
春との会話で あなたが
出てくることは多かった。
182
00:21:29,720 --> 00:21:33,920
春にとっても あなたが
たった一人の家族だったんだろう。
183
00:21:36,460 --> 00:21:40,364
私と春
いつか一緒に暮らそうって➡
184
00:21:40,364 --> 00:21:42,966
ずっと 夢見てたんです。
185
00:21:42,966 --> 00:21:47,971
⦅部屋は 1つ。
お姉ちゃんと私は いつも一緒⦆
186
00:21:47,971 --> 00:21:52,025
一緒に暮らす春は もういない。
187
00:21:52,025 --> 00:21:57,130
死んだ人間は 夢も消える。
188
00:21:57,130 --> 00:22:01,485
消えてない。
189
00:22:01,485 --> 00:22:04,955
春は まだいます。
190
00:22:04,955 --> 00:22:07,140
なんで そう 冷たく
割り切れるんですか?
191
00:22:07,140 --> 00:22:11,840
そうしなければ
時間が止まったままだからだ。
192
00:22:16,049 --> 00:22:21,972
あなたは 春のために
恋人も作らず➡
193
00:22:21,972 --> 00:22:26,476
毎日 バイトの合間を縫って
春に付き添った。
194
00:22:26,476 --> 00:22:29,676
だけど その春は もういないんだ。
195
00:22:32,649 --> 00:22:38,655
これから どうするつもりだ?
もう 死のうなんて考えるなよ。
196
00:22:38,655 --> 00:22:43,955
もし あなたが死んだら
僕も死ぬ。
197
00:22:48,181 --> 00:22:52,786
それで 3人とも
この世から消えて…。
198
00:22:52,786 --> 00:22:57,624
だからといって
どうっていうことはない。
199
00:22:57,624 --> 00:23:02,145
みんな いずれ いつか死ぬ。
200
00:23:02,145 --> 00:23:06,516
だけどな 妹にしか
目を向けなかった人生で➡
201
00:23:06,516 --> 00:23:08,635
それでいいのか?
202
00:23:08,635 --> 00:23:12,789
それで終わって ホントにいいのか?
203
00:23:12,789 --> 00:23:14,791
パン屋で働く あなたは➡
204
00:23:14,791 --> 00:23:19,291
春のことを思い出さないよう
忙しくしているように思えた。
205
00:23:22,966 --> 00:23:27,971
私のバイト先
春から聞いたんですか?
206
00:23:27,971 --> 00:23:30,974
春が これをくれた。
207
00:23:30,974 --> 00:23:33,477
あなたが
表彰されてもらったって…。
208
00:23:33,477 --> 00:23:35,477
うれしそうだった。
209
00:23:41,518 --> 00:23:44,638
春と一緒に暮らす
家の資金が欲しかったから➡
210
00:23:44,638 --> 00:23:49,338
頑張って…。
その家は 必要なくなった。
211
00:23:55,215 --> 00:23:59,786
このまま 一人で生きていけるか?
212
00:23:59,786 --> 00:24:05,142
私に 柊家に入れってことですか?
213
00:24:05,142 --> 00:24:07,160
そうじゃない。
214
00:24:07,160 --> 00:24:09,160
あなたには 今の家族がいるだろ。
215
00:24:13,133 --> 00:24:17,133
今の家 居づらいのか?
216
00:24:25,228 --> 00:24:29,816
なら 出ればいい。
家から出ればいい。
217
00:24:29,816 --> 00:24:34,316
何も無理して 家族と住む必要は
ないんじゃないか。
218
00:24:39,626 --> 00:24:41,626
考えたこと なかったのか?
219
00:24:44,814 --> 00:24:48,301
☎
220
00:24:48,301 --> 00:24:50,704
はい。
221
00:24:50,704 --> 00:24:53,957
あっ その節は
わざわざ春の葬儀に…。
222
00:24:53,957 --> 00:24:59,829
え? たぶらかす?
223
00:24:59,829 --> 00:25:02,966
(聖美)うちは
血がつながっていれば➡
224
00:25:02,966 --> 00:25:04,968
誰でもいいわけじゃないんです。
225
00:25:04,968 --> 00:25:11,474
春さんだったから
お宅に お声がけしただけです。
226
00:25:11,474 --> 00:25:18,632
とにかく うちの冬吾には
近づかないでくださいませ。
227
00:25:18,632 --> 00:25:24,955
もう 冬吾さんには
次の相手が決まってるんですから。
228
00:25:24,955 --> 00:25:27,974
選択肢があるのは 羨ましい。
229
00:25:27,974 --> 00:25:30,126
選択肢?
230
00:25:30,126 --> 00:25:33,129
僕は 柊の家から出られない。
231
00:25:33,129 --> 00:25:35,615
そうなんですか?
232
00:25:35,615 --> 00:25:38,134
子どもの頃から
そう教え込まれてきた。
233
00:25:38,134 --> 00:25:41,121
そんなこと あるのかな?
234
00:25:41,121 --> 00:25:47,477
僕が 柊の家を出たら
僕の勤め先に 僕の席はなくなる。
235
00:25:47,477 --> 00:25:51,615
銀行の経営は
相馬一族で占められているから。
236
00:25:51,615 --> 00:25:55,485
冬吾さんは 銀行員じゃなくちゃ
いけないんですか?
237
00:25:55,485 --> 00:26:00,323
他を考えたことはない。
238
00:26:00,323 --> 00:26:02,792
自分もじゃないですか。
239
00:26:02,792 --> 00:26:07,731
えっ?
冬吾さんこそ 思い込んでます。
240
00:26:07,731 --> 00:26:10,317
思い込みじゃない。
これが 僕に与えられた道だ。
241
00:26:10,317 --> 00:26:12,619
冬吾さん
資格とか持ってないんですか?
242
00:26:12,619 --> 00:26:15,138
資格?
243
00:26:15,138 --> 00:26:17,324
少しは。
244
00:26:17,324 --> 00:26:20,977
あぁ… 法務2級に 財務2級…。
245
00:26:20,977 --> 00:26:24,130
税務2級に
ファイナンシャル・プランナー2級に 宅建と…。
246
00:26:24,130 --> 00:26:26,633
はい わかりました!
TOEIC 900点。
247
00:26:26,633 --> 00:26:29,135
冬吾さん
それだけ資格持ってたら➡
248
00:26:29,135 --> 00:26:31,621
家 出たって
やってけるじゃないですか。
249
00:26:31,621 --> 00:26:35,809
まぁ そうかな。
250
00:26:35,809 --> 00:26:38,628
そうですよ!
251
00:26:38,628 --> 00:26:42,465
努力して資格を取得した分だけ
私なんかより➡
252
00:26:42,465 --> 00:26:46,636
いっぱい 人生の選択肢
持ってるんですよ。
253
00:26:46,636 --> 00:26:48,788
人生の選択肢。
254
00:26:48,788 --> 00:26:50,807
はい。
255
00:26:50,807 --> 00:26:55,178
冬吾さんにだって
選ぶ自由があるんです。
256
00:26:55,178 --> 00:26:58,378
選ぶ自由。
257
00:27:03,620 --> 00:27:07,307
もし 僕が
柊の家に生まれてなかったら…。
258
00:27:07,307 --> 00:27:09,607
生まれてなかったら。
259
00:27:16,716 --> 00:27:18,635
僕は…。
260
00:27:18,635 --> 00:27:55,822
♬~
261
00:27:55,822 --> 00:27:57,922
すまない!
違うんです。 そうじゃなくて…。
262
00:28:00,460 --> 00:28:02,812
ごめんなさい… 今日は これで。
263
00:28:02,812 --> 00:28:25,318
♬~
264
00:28:25,318 --> 00:28:29,322
無理… どんなに
冬吾さんが優しくても➡
265
00:28:29,322 --> 00:28:34,922
私に 心向けてくれても
このままじゃ 私は壊れる。
266
00:28:55,532 --> 00:29:01,232
<呪いのかかった恋は
いつまでも呪われ続ける>
267
00:30:33,279 --> 00:30:35,281
2週ぶち抜き スペシャル企画➡
268
00:30:35,281 --> 00:30:39,285
SMA バーサス 浅井企画
事務所対抗ネタバトル!
269
00:30:39,285 --> 00:30:44,641
(歓声)
270
00:30:44,641 --> 00:30:47,143
♬「はぁ~ うっちゅうえい
うっちゅうえい」…。
271
00:30:47,143 --> 00:30:54,143
今夜は SMA バーサス 浅井企画
前代未聞のネタバトル延長戦!
272
00:30:56,953 --> 00:30:59,453
前回↴
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