All language subtitles for スカーレット 第21周 スペシャル・サニーデイ 第126.回

何だ？ こんな所へ｡
用があるんなら うちで聞くよ｡

あなたには 黙ってたんですけど

昨夜 剛が
帰ってこなかったんですよ｡

そしたら さっき
警察から 電話があって

あの子 補導されたって…｡
あなた どうしましょう！

有馬温泉｡ ええなあ｡
ええなあ｡

信作君夫婦らに
店番してもろてなあ｡

陽子さん 幸せやなあ｡
うん｡

ハハハ… ほなら ホット５つでね｡
ちょっ 待たい！

だ～れも ホットなんか頼んでへんでえ｡
うち カフェオレ｡

いや あのね…｡
うち ミックスジュース｡

ミルクセーキ｡
オレンジジュース｡

メロンソーダ｡
すんません…｡

あっ うち トースト頼むかなあ｡

ト…！
ああ ええなあ｡
バタジャムトーストな｡

あっ ２つ｡

いや… あ～ 今日 パン切らしてるなあ
すいません｡

あれは？
えっ？

パンやし｡
あるし｡

信作君 できひんのちゃうの？
えっ そうなん？

え～ 百合ちゃん
いつ 買いもんから戻ってきやるん？

やれま… やれますよ｡ できます｡
今日は 僕がマスターですから｡

ああ なるほどな｡
ホット５つでね｡

違うて！
１回１回｡ １回 僕のホット飲んでみて…｡

ほな 分かった｡ なっ？ 待つわ
百合ちゃん帰ってきやるまで｡

そうしてあげよ？
え… それは ちょっ ちょっと…｡ で…｡

そのかわりなあ
ちょ～っと ラジカセ貸してほしいねん｡

ラジカセ？
ちょ～っと録音してな

ハーモニーの確認したいねん｡
こ… ここで歌うんですか？

ああ ほかのお客さんが来るまでで
ええから｡

いやいや いやいや…｡
陽子さん いっつも貸してくれはんねん｡

なあ～｡
｢なあ｣て…｡

ハモろか｡ せ～の…｡
なあ～｡

｢バラが咲いた バラが咲いた
まっかなバラが｣

｢淋しかった僕の庭に バラが咲いた｣

｢バラよ｣
うっさい…｡

｢バラよ｣
あ～！

｢小さなバラ｣
バタジャムって何やねん！

にいちゃん！ ３人やけど いけるか？
いらっしゃいませ！

いけます いけます｡
あの… 好きなとこ どうぞ 好きなとこ｡

ちょっと もう…｡
｢バラが咲いた｣
シ～ッ！ シ～ッ！

もう終わり！
あ～ もう！
終わり！

お客さん来やったから｡ すんません｡
もうちょっとで終わり…｡

にいちゃん にいちゃん｡
はい！
注文｡

は～い！ はい｡

ツー｡
あ… いらっしゃい…｡

｢涙が降れば きっと消えてしまう｣

｢揺らぐ残り火 どうかここにいて｣

｢私を創る 出会いもサヨナラも｣

｢日々 恋をして 胸を焦がしたい｣

｢いたずらな空にも
悔やんでいられない｣

｢ほら 笑うのよ
赤い太陽のように｣

｢いつの日も雨に負けるもんか｣

｢今日の日も
涙に負けるもんか｣

｢まっかなバラが｣

｢淋しかった僕の庭に
バラが咲いた｣

｢バラよ｣
｢うっさい…｣｡

｢バラよ｣
｢あ～！｣｡

｢小さなバラ｣
｢バタジャムって何やねん！｣｡

｢いつまでも｣

｢にいちゃん！
３人やけど いけるか？｣｡

｢いらっしゃいませ！
いけます いけます｡

好きなとこ どうぞ 好きなとこ｡
ちょっと もう…｣｡

｢バラが咲いた｣
｢シ～ッ！ シ～ッ！

もう終わり！｣｡
｢あ～ もう！｣｡
｢終わり！

お客さん来やったから｡ すんません｣｡
｢もうちょっとで終わり…｣｡

｢にいちゃん にいちゃん｣｡
｢はい！｣｡
｢注文｣｡

｢は～い！ はい！｣｡

｣｡

｢すんません あの…
今日 ちょっと…｣｡

｢ツー｣｡
｢あ… いらっしゃい…｣｡

｣｡
｢オーケー オーケー｣｡

[ 回想 ]
にいちゃん レイコーまだかあ？

もうちょっと待って下さい
もうできます｡

注文 お願いしま～す｡

はい はい はい 今すぐ！
どうしよう…｡

お待たせしました｡ え～ ホット…｡

信作君 ちょっと…｡
ちょっと ちょっと…｡
信作君…｡

ごゆっくり｡ ちょ… もう…
お客さん… お客さん 並んでるで

食べたら帰って下さい｡
ちゃう…｡

ウエイター ウエイター｡
はいはい ハ～イ｡

ワン アイスコーヒー アンド
ワン アイスコーヒー｡

ウェルカム トゥ 信楽｡
ウエイター…｡

あ… ノー ノー ノー｡ アイム マスター｡

マスター？
エンジョイ｡ エンジョイ｡

ノー ノー｡ ウエイター｡
お待たせしました すんません｡

来ちゃった どうする～？
まだ決まってないのに～｡

分かんな～い どうしよ～｡
じゃあ サンドイッチにしとく？

サンドウィッチ…｡
サンドイッチ終わってるんです｡

え～ 終わってんの？
じゃあ ピザトーストとかにしちゃう？

ピザ～！
ピザにしちゃう？

カレーにしましょう カレー！
うちのカレー うまいんですよ｡

でも 辛いの…｡
辛くない 全然 辛くないんです…｡

本当に？
コーヒーが隠し味なんです｡

じゃあ カレー １つ｡
ええですか カレーで｡

半分こにします｡
は～い｡

はい 450円｡
はい ほな お釣り 20円です｡

ありがとう｡ おいしかったわ｡
ヘヘヘッ ありがとうございました｡

ごちそうさま… おいしかった｡
ありがとうございました｡

おなかいっぱいやわ｡

はあ…｡ 疲れた～ 疲れた…｡

はあ…｡

はあ…｡

百合子のアホ！

｢ちゃうな…

俺のアホ～｣｡

｢はあ…｡

百合子～！ ごめんな～！｣｡

こっちこそ…｡

おお…｡

ごめんなさい｡

ああ…｡
お店 ほったらかしにしてしもて…｡

かまへん かまへん｡
俺１人で余裕やったし｡

めちゃくちゃ大変やったやろ｡
全然や｡

合唱団の人たちも来てはったみたいやし｡
何で知ってんねん｡ どっかで見てたんか？

見てない｡ 聴いてた｡

えっ？
ずっと録音 回ってたみたい｡

あっ｡

｢俺が悪かった～！
帰ってきてくれ 百合子～！｣｡

と… と… と… 止めろ 止めろ…！
ただいま｡

お帰り｡

さっ うちも片づけ手伝う｡
おう｡

よし｡ あ～ あ～ あ～｡

どこ行ってたか聞かへんの？

うん？ ともちゃんとこやろ｡

えっ 何で？

風邪 こじらせたんやろ？
ほやから 見舞い行ってたんやろ｡

えっ 何で？

おととい 晩飯の時 言うてたやないか｡

覚えてたん？

｢記憶に ございます！｣や｡
フフフ…｡

ほんで おとといの晩飯は カレイの煮つけ
マフラーは真っ白｡

結婚して 13年目やな｡
ピンポ～ン！

全部 記憶にございます｡

百合子とのこと
百合子と しゃべったことは ぜ～んぶや｡

ほんま？
うん｡

それ ちょっと怖いんやけど～｡
怖い言うなや｡ あっ もう言わへん｡

フフッ｡
もう言わへん｡
うそやって｡

聞きたい 聞きたい｡

よっしゃ｡ ２人の時だけやからな｡

百合子 ちょっと座り 座り｡ ええか｡

え～…

夫婦の会話や｡

夫婦だけの会話や｡
ああ｡

[ 回想 ]
いや～ 電話は嫌やな 会いたいわ｡

たまらんな…｡

うちも… たまらん 会いたい｡

俺も… 会いたい…｡

うちも… 会いたい｡

ちょ… ちょっと待ってな｡

俺も 会いたい｡

うちも 会いたい｡

会いたい｡

ありがとう｡ これまで｡

これからも よろしゅう頼んます｡

はい｡ フフ…｡
フフフ…｡

ほんで… 何番目なん？

へっ？

うち 20番目やんなあ？
ピンポ～ンやんな？

ブー｡
えっ？

百合子は

俺が 生まれて初めて好きになった

１番目の たった一人の女や｡

来いよ｡
ププッ 気色悪っ｡

えっ？
めっちゃ気色悪い｡
ええから来いて｡

嫌や｡
来い｡
ええです｡

来いよ｡
大丈夫です｡
ええから｡

嫌や！ 嫌やって｡

マスターの胸に飛び込んでこい｡
嫌… ハハハッ… 嫌や 嫌や…｡

来いて ええから｡

いらっしゃい｡

ただいま｡
ただいま～｡

お土産ぎょうさん買うてきた…｡
シ～ッ！

のんびりさして もうたわ｡
シ～ッ！

ただいま～｡
シ～ッ！

こうして 信作と百合子の長い長い一日は
終わったのでした｡

誰かの人生を思うことで
自分の人生も豊かになる…｡

捨てられた ごめん！
さいなら！

うちのこと 何や思うてんねん｡
敏春さん 大丈夫やろか…｡

先生 大崎先生｡

は～い！
武志は ゆっくりいけや｡

旅の始まりは…

あ ここは 何ですかね｡

八代には
収穫量日本一を誇る野菜があります｡

選果場に お邪魔しました｡

うわ～！