All language subtitles for ひまわり 第03章 人は見かけによらぬもの?第026話.日文
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1
00:00:14,348 --> 00:00:23,056
「君が跳んだ
水たまりへと」
2
00:00:23,056 --> 00:00:27,361
「街の翳が」
3
00:00:27,361 --> 00:00:31,698
「雪崩れてゆくよ」
4
00:00:31,698 --> 00:00:35,569
「手のひらの上に」
5
00:00:35,569 --> 00:00:40,374
「太陽を乗せて」
6
00:00:40,374 --> 00:00:51,018
「心の暗がり照らし出しておくれ」
7
00:00:51,018 --> 00:00:55,722
「Dreaming Girl Dreaming Girl」
8
00:00:55,722 --> 00:01:00,127
「雨上がりの少女」
9
00:01:00,127 --> 00:01:03,997
「Dreaming Girl 君と」
10
00:01:03,997 --> 00:01:08,335
「めぐり逢えた」
11
00:01:08,335 --> 00:01:12,839
「素敵な
奇跡」
12
00:01:12,839 --> 00:01:20,013
「Dreaming Girl」
13
00:01:20,013 --> 00:01:23,350
(リキ) 達ぼん…
アルバイト先で 逮捕さる。
14
00:01:23,350 --> 00:01:28,221
なんと 嫌疑は 70万円の売上金の窃盗。
15
00:01:28,221 --> 00:01:35,862
どうしても信じられず
事情を聞きにやって来た 母と姉でした
16
00:01:35,862 --> 00:01:40,033
(あづさ) 本当にすみません お仕事中。
(田中) いいえ。
17
00:01:40,033 --> 00:01:44,538
実はね 僕も ちょっと
休憩とりたかったんですよ。
18
00:01:44,538 --> 00:01:47,574
何しろ 金 探し回って
一晩眠れず。
19
00:01:47,574 --> 00:01:52,179
おまけに 店長としては 管理不行き届きで
オーナーから 厳重注意。
20
00:01:52,179 --> 00:01:56,383
もう 頭も体も クタクタなんです。
21
00:01:56,383 --> 00:02:00,354
あっ… いや 別に ご家族を
責めてるわけじゃありませんけどね…。
22
00:02:00,354 --> 00:02:06,193
達也のロッカーに お金が入っていた
というのは本当でしょうか?
23
00:02:06,193 --> 00:02:08,495
本当です。
24
00:02:08,495 --> 00:02:14,001
ロッカーの奥の靴の下に
隠すようにして 入ってました。
25
00:02:14,001 --> 00:02:19,506
でもね… 正直言って 僕は
全く 驚きませんでしたよ。
26
00:02:19,506 --> 00:02:23,377
店長としては 内部の者がやったなんて
一番の失点ですから
27
00:02:23,377 --> 00:02:26,279
それだけは
考えたくなかったんですけどね。
28
00:02:26,279 --> 00:02:30,150
でも 達也君のロッカーから
出てきた時は
29
00:02:30,150 --> 00:02:33,520
あ~ やっぱり そうだったのかって
感じでしたよ。
30
00:02:33,520 --> 00:02:36,356
(のぞみ) やっぱり?
疑ってたのかって言われたら
31
00:02:36,356 --> 00:02:42,229
つらいけど…。 これでも 僕は
達也君の味方だったんですよ 唯一の…。
32
00:02:42,229 --> 00:02:47,000
唯一の?
あいつ みんなに 嫌われてましたからね。
33
00:02:47,000 --> 00:02:49,036
えっ 達也がですか?
34
00:02:49,036 --> 00:02:52,372
うちへ来て 3か月になりますけどね
35
00:02:52,372 --> 00:02:56,710
とにかく態度悪くて
客に イチャモンつけて 怒らしたり
36
00:02:56,710 --> 00:03:01,114
同僚に悪態ついて ケンカになったり…
ひどいもんでした。
37
00:03:01,114 --> 00:03:07,654
失礼な言い方ですけど
どんな育ち方したのかと思いましたよ。
38
00:03:07,654 --> 00:03:11,825
でもね バイトとして採用したのは
僕ですし…
39
00:03:11,825 --> 00:03:15,128
なんとか 一人前に
働けるようにしてやろうと思って
40
00:03:15,128 --> 00:03:17,197
ずっと かばってきたんです。
41
00:03:17,197 --> 00:03:22,869
「おい 達也 ちゃんと やってるか?
勉強の方はいいのか?」。
42
00:03:22,869 --> 00:03:26,673
まるで 兄貴にでもなったつもりでした。
43
00:03:26,673 --> 00:03:30,510
それが… この結果ですからね。
44
00:03:30,510 --> 00:03:36,016
僕としても 情けないというか
悲しいですよ。
45
00:03:40,687 --> 00:03:43,523
こんな時こそ 元気をつけねばと
46
00:03:43,523 --> 00:03:50,163
珍しく 力を合わせて のり巻きを作った
ばあさんたちでしたが…。
47
00:03:50,163 --> 00:03:55,969
もちろん 誰も
喉を通るはずがありません
48
00:03:55,969 --> 00:04:00,307
(優) 義姉さん… なにも 人を
殺したわけじゃないんだからさ。
49
00:04:00,307 --> 00:04:04,478
(薫乃) そんな問題じゃないでしょう。
50
00:04:04,478 --> 00:04:07,380
飯… これ やわらかいよ。
そう?
51
00:04:07,380 --> 00:04:10,350
ほら…。
(桃子) うん?
52
00:04:10,350 --> 00:04:12,986
んっ… 本当だ。
53
00:04:12,986 --> 00:04:15,822
うちには年寄りが
2人もいますからね。
54
00:04:15,822 --> 00:04:18,492
いや でも 卵も甘すぎるよ これ。
55
00:04:18,492 --> 00:04:21,328
(うらら) 悪がったない。
私が焼いたんだげんじょ。
56
00:04:21,328 --> 00:04:27,501
あっ… いや あの… 達也のやつ
塩辛いのが好きだったなと思って。
57
00:04:27,501 --> 00:04:32,372
そうよね。 ちっちゃい時から
塩辛とか ウニが好物で
58
00:04:32,372 --> 00:04:35,675
お菓子なんて
全然 欲しがらなかった。
59
00:04:35,675 --> 00:04:39,012
(優) いや それは 我慢してたんだろ?
そんなことないわよ。
60
00:04:39,012 --> 00:04:41,515
たまには アメでも買ってあげようか
って言っても
61
00:04:41,515 --> 00:04:44,017
いっつも 要らないって
言ってたもの。
62
00:04:44,017 --> 00:04:46,520
いや だから 我慢してたんだよ。
63
00:04:46,520 --> 00:04:51,024
あいつ そういう肝心な時に
欲しいって言えないとこ あるからな。
64
00:04:51,024 --> 00:04:55,529
(桃子) だから?
いや
だから どうってことはないんだけど。
65
00:04:55,529 --> 00:05:00,100
けど 何? 奥歯に ものの挟まったような
言い方しないでよ。
66
00:05:00,100 --> 00:05:04,805
いや 何て言うか ふだん
我慢してる人間っていうのは
67
00:05:04,805 --> 00:05:07,307
魔が差すと 大きいこと
しちまうんじゃないかなと…。
68
00:05:07,307 --> 00:05:09,976
まだ 達也がやったって
決まったわけじゃないわ!
69
00:05:09,976 --> 00:05:13,813
んだよ。
いや… そりゃ 俺だって
そんなこと思いたくないよ。
70
00:05:13,813 --> 00:05:18,118
ただ… 達也のロッカーから
金が出てきたっていうのは事実なんだろ?
71
00:05:18,118 --> 00:05:22,656
ええ。
だったら 信じるだけが能じゃないよ。
72
00:05:22,656 --> 00:05:27,994
最悪のケースに備えて これからのこと
考えといてやんなきゃ。
73
00:05:27,994 --> 00:05:32,499
誰だって 間違って道を踏み外すってこと
あるからさ。
74
00:05:32,499 --> 00:05:37,003
間違ったわけじゃないみたいよ。
えっ?
75
00:05:37,003 --> 00:05:41,007
「客に イチャモンつけて怒らせたり
同僚に悪態ついて ケンカになったり
76
00:05:41,007 --> 00:05:45,345
どんな育ち方をしたのかと
思いました」だもん。
77
00:05:45,345 --> 00:05:49,683
私 警察に捕まったことより そっちの方が
よっぽど ショックだった。
78
00:05:49,683 --> 00:05:53,520
そんなこと言うなよ。
あのぐらいの年の時はな
79
00:05:53,520 --> 00:05:56,022
外 行ったら
突っ張りたくなるもんなんだよ。
80
00:05:56,022 --> 00:05:58,525
どっちが 本当なの?
えっ?
81
00:05:58,525 --> 00:06:02,295
うちで ニヤニヤしてるのと
外で突っ張ってるのと。
82
00:06:02,295 --> 00:06:04,965
そりゃ うちに決まってるだろう。
83
00:06:04,965 --> 00:06:09,803
私… 達ちゃんって いい子だと思うな。
84
00:06:09,803 --> 00:06:12,472
そりゃ いろいろ
あったかもしれないけれど…
85
00:06:12,472 --> 00:06:16,109
ストレートで… うん。 感じ いいと思う。
86
00:06:16,109 --> 00:06:18,979
私だって そう思ってるわ。
87
00:06:18,979 --> 00:06:22,849
本当は 今でも
達也がやったなんて信じられない。
88
00:06:22,849 --> 00:06:27,320
そうよね。
んだな。
89
00:06:27,320 --> 00:06:32,492
お母さんは どうなの?
お母さんは どう思ってるの?
90
00:06:32,492 --> 00:06:37,831
お母さん… 正直言うと 分かんない。
えっ?
91
00:06:37,831 --> 00:06:40,867
もちろん 達也って人間は
信じてるわ。
92
00:06:40,867 --> 00:06:44,337
だったら…。
でも 達也の方は
93
00:06:44,337 --> 00:06:48,208
もう お母さんのこと
信じてないと思う。
94
00:06:48,208 --> 00:06:52,212
お父さんのこと 隠してたの
言ってるの?
95
00:06:54,014 --> 00:06:57,851
やめてよ。 達也 そんなやつじゃない。
96
00:06:57,851 --> 00:07:00,820
うちで何かあったからって
外で ヤケ起こすような
97
00:07:00,820 --> 00:07:03,957
そんな弱いやつじゃない!
98
00:07:03,957 --> 00:07:09,462
どうしたのよ お母さん。 そういうこと
今まで 言ったことなかったじゃない。
99
00:07:09,462 --> 00:07:13,800
何があっても いつも強くて たくましくて
笑い飛ばしてきたじゃない。
100
00:07:13,800 --> 00:07:16,002
よして!
101
00:07:17,637 --> 00:07:20,974
そんなに いつも 強さ求められたら
やってられないわよ。
102
00:07:20,974 --> 00:07:23,476
泣き言の一つぐらい言わしてよ。
103
00:07:23,476 --> 00:07:26,379
お母さんね 本当は ものすごく弱いの!
104
00:07:26,379 --> 00:07:29,282
だから いつも平気な顔してるんじゃない。
105
00:07:29,282 --> 00:07:33,653
泣きだしたら 止まんなくなるから
いつも 笑ってきたんじゃない。
106
00:07:33,653 --> 00:07:37,324
24年も一緒に住んで
そんなことも分かんないの?
107
00:07:37,324 --> 00:07:39,826
(薫乃) 言いなさい。
108
00:07:39,826 --> 00:07:43,697
泣き言 言って。
(あづさ) お義母さん…。
109
00:07:43,697 --> 00:07:48,001
聞きたいわよ。
あづささんの泣き言。
110
00:07:48,001 --> 00:07:51,304
そうだよ。 言えよ 義姉さん…。
111
00:07:54,774 --> 00:07:57,677
そんなふうに言われたら…
言えないわ。
112
00:07:57,677 --> 00:08:01,648
言ってよ。(うらら) 言ったらいいべ。
(桃子) 言っちゃって 言っちゃって。
113
00:08:01,648 --> 00:08:06,286
今度 言うわ。 達也のことが
はっきりしたら言わせてもらいます。
114
00:08:06,286 --> 00:08:08,221
お母さん…。
115
00:08:08,221 --> 00:08:11,091
のぞみに言われて ハッとした。
えっ?
116
00:08:11,091 --> 00:08:15,929
そうね 達也 ヤケを起こしたり
当てつけしたりするような
117
00:08:15,929 --> 00:08:19,299
弱いやつじゃないわ。
うん。
118
00:08:19,299 --> 00:08:21,234
もう とにかく 信じる!
119
00:08:21,234 --> 00:08:24,971
せめて
達也の口から「やった」って聞くまでは
120
00:08:24,971 --> 00:08:27,474
信じる。
121
00:08:27,474 --> 00:08:30,310
ごめんなさい。
よかった。
122
00:08:30,310 --> 00:08:36,116
勝手かもしれねえが やっぱり 親には
子を信じてほしいもんです。
123
00:08:36,116 --> 00:08:41,921
しかし 達ぼんのやつ こんなに
みんなに心配かけやがって…
124
00:08:41,921 --> 00:08:48,128
(真鍋) 一体 いつまで
そうやって黙ってるつもりだ? うん?
125
00:08:48,128 --> 00:08:51,998
黙ってたって
何にも得することないんだぞ。
126
00:08:51,998 --> 00:08:54,200
長引くだけだよ。
127
00:08:55,869 --> 00:09:03,443
うん… 強情というか頑固というか…。
128
00:09:03,443 --> 00:09:05,478
はあ~あ…。
129
00:09:05,478 --> 00:09:08,782
誰に似たのかねえ?
130
00:09:16,156 --> 00:09:18,792
(徹) よし!
(草平) はい おじちゃん!
131
00:09:18,792 --> 00:09:20,994
お~ サンキュー。
132
00:09:23,296 --> 00:09:25,632
はい。 次…。はい。
お~ サンキュー。
133
00:09:25,632 --> 00:09:28,468
(真理子) お~い お茶だぞ。
134
00:09:28,468 --> 00:09:31,671
あ~ ありがとう。(草平) はい。
お~ サンキュー。
135
00:09:33,973 --> 00:09:36,309
(草平) お母ちゃん 僕のおやつは?
136
00:09:36,309 --> 00:09:38,344
(真理子) テーブルの上に置いてあるからね
食べといで。
137
00:09:38,344 --> 00:09:41,981
は~い。
138
00:09:41,981 --> 00:09:45,485
はあ~ よいしょ。
139
00:09:45,485 --> 00:09:47,687
はい。
あ~ どうも。
140
00:09:51,124 --> 00:09:54,327
おっ… うまい。
本当? フフッ。
141
00:09:54,327 --> 00:09:57,664
やっぱり いいねえ。
お茶をいれるのが うまい女は。
142
00:09:57,664 --> 00:10:01,000
ハハハ… そんな
じじくさいお世辞 言っちゃって!
143
00:10:01,000 --> 00:10:04,871
いや お世辞じゃありませんよ。
お宅の旦那 そう言ってなかった?
144
00:10:04,871 --> 00:10:08,508
言わないわよ。 あんたこそ 何?
死んだ女房に そんなお上手 言ってたの?
145
00:10:08,508 --> 00:10:12,378
死んだ女房? 俺 そう言った?
146
00:10:12,378 --> 00:10:14,848
(真理子) あら 違った?
147
00:10:14,848 --> 00:10:23,022
ん~… 別れたんだよ 本当は。
(真理子) まっ どっちでもいいけど。
148
00:10:23,022 --> 00:10:26,359
☎
149
00:10:26,359 --> 00:10:33,867
はい。 もしもし… もしもし?
大川ですけど…。
150
00:10:33,867 --> 00:10:36,903
あっ すみません。 間違えました。
151
00:10:36,903 --> 00:10:40,540
間違えたの?
いや… 女の人が出たからさ。
152
00:10:40,540 --> 00:10:43,042
仕事場に かけたんでしょ?
ああ。
153
00:10:43,042 --> 00:10:46,713
じゃあ そこの人なんじゃないの?
あっ… だと思うよ。
154
00:10:46,713 --> 00:10:50,550
じゃあ 何で切るの?
えっ?
155
00:10:50,550 --> 00:10:52,585
まあちゃん…。
156
00:10:52,585 --> 00:10:57,423
いや 何て言うかさ 兄貴にも
今の生活があるんじゃないかなと思って。
157
00:10:57,423 --> 00:11:00,827
何 言ってるのよ
息子の一大事なのよ!?
158
00:11:00,827 --> 00:11:03,496
ああ…。
もう! 信じられない。
159
00:11:03,496 --> 00:11:05,832
お義兄さん 自分勝手なことして
出てっちゃった人なのよ。
160
00:11:05,832 --> 00:11:08,501
今 そんな人の生活
考えてあげることないじゃない。
161
00:11:08,501 --> 00:11:11,838
いや 理屈じゃ そうなんだけどさ…。
じゃなければ 何なの?
162
00:11:11,838 --> 00:11:15,708
いや うまく言えないんだけど
俺 ちょっと分かるんだよ。
163
00:11:15,708 --> 00:11:20,513
若気の至りで 家 飛び出しちゃってさ
それで帰る機会を失って
164
00:11:20,513 --> 00:11:23,416
どの面下げてと思ってるうちに
年くっちゃって
165
00:11:23,416 --> 00:11:26,319
今更 帰る場所もなくてさ…。
166
00:11:26,319 --> 00:11:30,523
あきれた。 こんな時に よく
そんな物分かりのいいこと言えるわねえ。
167
00:11:30,523 --> 00:11:35,695
いや… 男にはさ… あるんだよ。
そういう…
168
00:11:35,695 --> 00:11:38,531
何か どこにいても
居場所がないっていう感じがさ。
169
00:11:38,531 --> 00:11:42,168
まあちゃん 私といても 居場所のない
感じがすることってあるの?
170
00:11:42,168 --> 00:11:45,538
いや… そりゃ… あるよ。
171
00:11:45,538 --> 00:11:49,375
誰だって 今に満足しないっていうところ
あるんじゃないの?
172
00:11:49,375 --> 00:11:54,881
そう…。 そんなふうに思ってるなんて
知らなかった。(優) 桃子…。
173
00:11:54,881 --> 00:11:58,718
私は まあちゃんに満足してたのに…
残念です!
174
00:11:58,718 --> 00:12:02,322
ちょっと…。 ちょっと 桃子!
175
00:12:02,322 --> 00:12:05,124
違うんだよ…。
176
00:12:14,834 --> 00:12:18,504
こんちは。あっ…。
あっ 叔父ちゃん…。
177
00:12:18,504 --> 00:12:20,540
どうせ ろくなもん
食ってないだろうと思ってね
178
00:12:20,540 --> 00:12:24,677
シチュー持ってきてやったぞ。
あらあら それは すまないわね。
179
00:12:24,677 --> 00:12:27,714
どうしたんだよ
しけた顔しちゃって。
180
00:12:27,714 --> 00:12:31,451
とりあえず 本人に会うまでは
信じようって決めたんじゃないか。
181
00:12:31,451 --> 00:12:37,023
(薫乃) そりゃ そうだけど…
待つっていうのは つらいわねえ。
182
00:12:37,023 --> 00:12:41,694
(うらら) ああ… 一度に
歯も腰も悪くなった気すっぞい。
183
00:12:41,694 --> 00:12:43,630
(薫乃) 私は 目。
184
00:12:43,630 --> 00:12:46,866
けどね そうやって
じっと座ってると 体に悪いよ。
185
00:12:46,866 --> 00:12:50,536
そうね。 お風呂でも
お掃除してこよう。
186
00:12:50,536 --> 00:12:52,572
(うらら) あっ 私も手伝うから。
(薫乃) あら そうですか。
187
00:12:52,572 --> 00:12:55,575
うららさん すみません…。
188
00:12:57,710 --> 00:13:02,115
あっ 義姉さんは診療?
うん。
189
00:13:02,115 --> 00:13:04,984
何かあったからって
そう簡単に休めないもの。
190
00:13:04,984 --> 00:13:08,488
ああ… そりゃ そうだよな。
191
00:13:08,488 --> 00:13:11,824
どうした?
あ… あ~ いやいや…。
192
00:13:11,824 --> 00:13:16,529
(チャイム)
誰だろ? は~い。
193
00:13:21,501 --> 00:13:24,003
(真紀) こんにちは。
あっ 真紀ちゃん…。
194
00:13:24,003 --> 00:13:27,507
達也君 います?
あっ… 今日 いないの。
195
00:13:27,507 --> 00:13:31,844
どこ行ったんですか?
ん… ちょっと…。
196
00:13:31,844 --> 00:13:34,047
ちょっと?
197
00:13:36,015 --> 00:13:38,851
あの… 待たせてもらって
いいですか?
198
00:13:38,851 --> 00:13:44,023
駄目! …今日は駄目なの。
帰ってくれる?
199
00:13:44,023 --> 00:13:48,528
勉強の邪魔するつもり ありません。
顔 見るだけです。
200
00:13:48,528 --> 00:13:50,463
ごめんね。 駄目なの。
201
00:13:50,463 --> 00:13:53,866
どうしてですか?
どうしても。
202
00:13:53,866 --> 00:13:56,703
鼻炎って風邪みたいなもんですか?
そう。 人の風邪は
203
00:13:56,703 --> 00:13:59,172
猫ちゃんに うつらないんだけどね
猫ちゃん同士でうつる
204
00:13:59,172 --> 00:14:01,808
風邪があるんですよ。
205
00:14:01,808 --> 00:14:05,478
(ノック)
206
00:14:05,478 --> 00:14:09,115
(恭子) 先生。
えっ? ああ… 優さん。
207
00:14:09,115 --> 00:14:13,653
義姉さん ちょっといいかな?
(あづさ) うん… すみません。
208
00:14:13,653 --> 00:14:16,556
どうしたの?
すみません。
209
00:14:16,556 --> 00:14:22,829
あの~ 明日の朝 診療前でいいんだけど
ちょっと うちの店に来てくれないかな?
210
00:14:22,829 --> 00:14:25,732
え~?
ちょっと あの…
211
00:14:25,732 --> 00:14:29,602
義姉さんに 話があるんだよ。
な~に?
212
00:14:29,602 --> 00:14:33,906
じゃあ 待ってるから。
どうも すみません。 お邪魔しました。
213
00:14:39,145 --> 00:14:43,516
とうとう 優叔父ちゃんは
決心したようです。
214
00:14:43,516 --> 00:14:47,687
20年間 開けられなかった
サビついた扉が
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00:14:47,687 --> 00:14:52,892
今 ゆっくりと開こうとしていました
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